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2024-11-29 58:14

集え!"文学的な歌詞"好き共よ!根暗文系カリスマバンド「ハヌマーン」の魅力 #82

こじらせ平成夜話、第82回テーマは「ハヌマーン」。


平成16年結成、平成24年に解散したオルタナティブロックバンド「ハヌマーン」。

その"文学的な歌詞"と鋭いサウンドは、羊文学など現代の人気バンドにも、多大な影響を与えている。

解散から10年以上経つ今もなお、ファンから絶大的に支持されている"根暗"カリスマバンドの魅力を、主に歌詞の観点から紐解いていきます。

集え!文系男子女子諸君!


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#ハヌマーン #邦ロック #音楽解説

サマリー

ポッドキャストのエピソードでは、根暗文系のカリスマバンド「ハヌマーン」について語られています。バンドの魅力や音楽スタイル、特に文学的な歌詞に焦点が当てられ、解散後も人気が衰えない理由についても触れられています。 エピソードでは、「ハヌマーン」の歌詞の文学的な深さと魅力が語られています。特に、トラベルプランナーなどの曲を通じて、共感を呼ぶ詩的表現の重要性が強調され、リスナーは様々な解釈を楽しむことができます。 ポッドキャストでは、「ハヌマーン」の歌詞や曲の魅力が掘り下げられています。特に「ワンナイトアルカホリック」や「サルの学生」の歌詞の描写が小説的であり、全体の構成が見事に関連していることが強調されています。 このエピソードでは、「ハヌマーン」の独特な歌詞の魅力について語られています。特に「幸福のしっぽ」という曲を通じて、日常生活や人生に対する深い考察が描かれ、歌詞からは文学的な美しさが感じられます。 ポッドキャストのエピソードでは、「ハヌマーン」の歌詞の魅力やバンドの活動再開について語られています。特に歌詞に関わる山田さんの繊細さや、彼らの音楽スタイルの独自性が掘り下げられています。 ハヌマーンのメンバーが経験した苦悩と復活の過程、そしてその過程が彼らの音楽にどのように影響を与えたかが探られています。

ハヌマーンの紹介
今回はですね、久しぶりに音楽の話をしようかなと思っております。
いいですね。
僕、バンドをやってたって話は何回かしてると思うんですけど、
僕、ロックって、実は昔かなり苦手だったんですよ。
ロックが苦手?やるのが効くのが?
いや、もうなんか、物が。
物が?
そう。
物が!
なんか何かって言うと、今はあんま思ってないんだけど、
ちっちゃい頃、ロックって、いわゆるイケてる人の音楽というか、
学校祭のステージとかでできる、バンドやってキャーキャー言われる人のものみたいな。
人気の考え方。
みたいなことを思ってたんですよ。
はいはいはい。
すごい、バンドってなんかそういう偏見があったんですけど、
なんだけど今回ですね、そんな僕がですね、ロックバンドってええやんって思って、激ハマりした。
ささこも変えた。
そう、大好きなバンドをちょっと紹介しようかなと思ってます。
なんてバンドかっていうと、ねくらな文系のカリスマバンド、ハヌマーンというバンドです。
バンドの歴史と再生
ハヌマーン。
紹介しようと思います。
はい。
それではそろそろ始めていきましょう。
はい。
こじらせ。
平成。
やわ。
皆さん、こんばんやわ。
こんばんやわ。
こじやわの津田と。
ささきです。
はい。
この番組は、いろいろとこじらせているめんどくさめの我々二人が、生まれ育った時代である平成のサブカルチャーについて、お互いの好きなものを押し付け合い、独自の視点で語り合っていくラジオ番組です。
はい。
はい。
えーっと、ということでですね。
ハヌマーン。
今回、ハヌマーンというバンドを紹介するんですけれども、
はい。
当然津田くんは知らないですよね。
ハヌマーンって言ったらあのー、
どこだっけ?
インドかどっかの。
神様な。
ね、神様であのウルトラマンと共演した。
ああそうなんだ、それ知らなかったけど。
ね、有名なやつあるよね、なんか。
まあ、バンドですと。
ハヌマーン。
バンドですと。
あ、バンドですか。特撮じゃない。
特撮じゃなくてバンドですと。
はいはいはい。
ハヌマーンはインディーゾンのロックバンドで、
まあ、平成のバンドでね、歌詞について語るんであれば、
まあちょっと絶対に触れておかないとならないバンドかなと。
という感じでして。
ほいほいほい。
本当ね、バンド好きだったらもう知る人ぞ知るというか、
さっきこのロックバンドにも多大な影響を与えた、
カリスマ的なバンドでございますと。
ほいほいほい。
あのポッドキャスターのときにくん、わかる?
あのー、タイムポッドとか、エモーショナルのロジックがやってらっしゃる。
そう、ときにくんもすごい好きで、
初めて会ったときに、お前絶対ハヌマン好きだろって言ったら、
そうです!仲良くなったっていう。
まあそのハヌマンです。
でもハヌマンがね、最近また話題になってるってところもあって、
まあちょっとこのタイミングで紹介するかと思いました。
音楽の話は毎回つだくに、伝わるからヒヤヒヤしながら話すものがあるんですけど。
まあやっていこうかなと思います。
やってみなさい。
じゃあまずバンドの概要からなんですけど、
お願いします。
2004年に結成。そして2012年に解散したバンドでございます。
もう解散しちゃってるんだ。
12年前に解散しました。12年も経ったんだ。なんですけど、いまだに圧倒的人気を持っています。
なんでそのハヌマンが最近話題になってるかと言いますとね、
解散してるのにね。
ボーカルの山田亮一さんという方がいらっしゃいまして、
この方がずっと音楽活動を休止してたんですけど、本当にここ最近ですね、活動を再開しまして、
ちょっと新しいバンドを組みましたと。
別で。
そう、アフターソウルというバンドを組んだんですけど、そのバンドが結構ハヌマンの時の曲をやってたりもしたので、
昔からのファンはもうかなり熱い感じになっているという感じですね。
で、このハヌマンなんですけど、スリーピースバンドですと。
スリーピース。
スリーピース。
チャット持ちの時にもやったなって。
そうです。人に優しくもスリーピースじゃなくてね。スリーピースバンドですと。
ギターボーカルとベースとドラムで3人で構成されているバンドですと。
なんですけど、このハヌマンですね、演奏がめちゃくちゃ上手いんですよ。まず。
特にこのボーカルの山田隆一さんがギターを弾きながら歌う。ギターボーカルなんですけれども。
とにかくね、難しいことをしながら歌うだったりしますと。
難しいこと。テトリスとか。
テトリスをしながらギターを弾いて歌う。
それすごいですけど。そういうことじゃないですよね。
普通に怒られた。
そんなわけないですよね。ギター弾きながらって言ってんだから。
静かに怒るタイプの先生だ。
そう、何かと言って、具体例あったほうがいいかなと思って、今やるんですけど。
またやるんですけど。
テトリスを。
テトリスはやらないですけど。意味わかんないですよ。ラジオで急にテトリス。無音でコーテスやり始めて。
これ難しいな。
何の実況なんだよ。
例えばね、ギターボーカルとドラムでコードってやつを弾きながら歌うわけですけど。
コードってやつ。
普通にこういうやつをね。
はいはい。
マラララーって歌うわけですよ。
なんですけど、結構はねまんは難しいことやるっていうのは、具体的にどういうことかというと。
これちょっとマジで、これぐらいなら。
これぐらいなら今からさっそくすごいことしますよ。
まあ著作権とか引っ掛かんないと思うんですけど、さすがにこれぐらいなら。
すごいことします、今から。
ちょっとはねまんの曲を軽くやるんですけど。
こういうことをしながら普通に歌うと。
難しそうじゃないですか。
俺ギター全部難しいと思ってるから。
なんかさ、コードだったらこう、今右手見てもらえるわけだけどこう、なんだろう。
右。
若干若干若干若干。
上下にね。
そう、なんか。
ピックという三角形を。
そう、持ってこう。
手を上下に動かしているだけに見える。
そう、上下動かしているだけなんですよ。
ああ、だけなんだ。
まだけっていうかまあ、まあだけなんですけど。
はいはいはい。
でもさっきちょっと俺が弾いたね。
これ弾けない。
右手よりなんなら左手の方がすごそうに見えるけど。
まあ左手もめっちゃ動いてるし、右手も弦を一本一本。
はあはあはあ。
しかもなんかこういう上下にただやってるだけじゃなくて、
なんかいろんなテンポでこう一本一本。
はあはあはあ。
いろんなのを弾きながらみたいな。
はいはいはい。
順番も変わるし。4弦弾いて、5弦弾いて、まあ6弦弾いてみたいな、3弦弾いてみたいな。
みたいなことをね、やりながら普通に歌うわけですよ。
で、まあこのギターが上手いっていうのが結構スリーピースバンドだと大事で。
うーん。
このあたちの話はちょっとチャットモンチの回でもしたかもしれないですけど、
まあそのスリーピースバンドって楽器が少ないわけですよ。
ああ。
ということはまあその、
してたしてた。
そう、アレンジとかがね、限られてくるわけですよ。楽器が少ない分。
一個一個が大事みたいな。
そうそうそう。で、ハナマワに関しては、まあそのメンバーみんな上手いんですけど、
まあ山田さんがこういう難しいことをしながら歌えるみたいな人なので、
うん。
そのなんか曲のアレンジがね、いろいろその、なんかそんな人がやるのみたいなことができるから、
うんうん。
いろいろこうアレンジの幅が広いと。
ほうほうほう。
っていうところですごく巧みな曲がまあ多いですと。
うんうん。
あとこの演奏難しいっていうところが、結構これあのバンドあるあるというか、
カリスマ的なバンドのまあ一つのあり方でもあるんですけど、
うん。
あの僕難しいことしながら歌うバンドって、軽音部入ってたりとか、軽音サークル入ってる大学生とか高校生とかが、
腕自慢がやりたがるんですよ結構。
ああ。
俺こんなに上手いんだぞみたいな。
ああ。
だし、聴いてる人たちも、うわあれ弾けんだみたいな。
はいはいはい。
結構盛り上がったりするっていうので、結構みんなこの、
アヌマンの曲を完璧にコピーするのがサークル内での地位を上げるというか、
その実力の指標になっているみたいなね。
そうそうそう。
だし、ちょっとなんかみんなやっぱ上手いって思われたいし、やっぱ難しいのを弾けるようになったら嬉しいから、
腕自慢たちがこう、こぞって目指すと。
ははは。
というところで、ここも多分カリスマ性を担保している一端になっているんじゃないかなというところになってますと。
で、まあその音楽的にはそういう難しいことをしているスリーピースバンドで、
ジャンルはオルタナティブロックって言っても伝わんないと思うんであれなんですけど。
オルタナティブロック。
まあまあまあまあ。
ロックの代替品。
ああ、確かにそうなるな。和訳すると。
うん。
まあまあなんか、何て言えばいいんだろうな。鋭いロックというか。
鋭いロック。鋭いロック。
まあまあいいや、一旦それは。難しいことをしているカリスマですよって話なんですけど。
文学的な歌詞の魅力
あのアネマンなんですけど、まあその音みたいな部分も独自の音を作りをしてたりしてかっこいいんですけど、注目すべきはですね、やっぱ歌詞。
歌詞。
がものすごく語られていて、いわゆる音楽界はつつたくんがどこまでその知識があるかあれなんですけど。
知らん。
うん。文学的な歌詞みたいなことは聞いたことないですか?
文学的な歌詞。
このアーティストの歌詞は文学的だとか。
ガーネット・クロー。文学的な歌詞。
って言われてんの?
だと思ってる。
ああ、思ってる確かに。
文学的な歌詞とは。
まあなんかスピッツとかよく言われるかな。
うん。
まあこれ文学的ってどういう意味って言われるとちょっと難しいんですけど、確かに広すぎるから。
まあでもなんかこうなんか巧みな表現というか、あんま直接的じゃない言い回しをしてるアーティストとかがよく併用されがちな文学的な歌詞みたいな、なんかそういう概念があるんですけど。
はいはいはい。
あぬまんの歌詞も本当に文学的でかなり言われていて。
うん。
なんならもう小説みたいな歌詞というか。で、このボーカルの山戸由一さん自身でも歌詞にこだわりがあるというところで、平成の悪夕というのを辞書してます。
ほう。
悪夕さん知ってます?
もちろん。宇宙戦艦山戸とか。
ああそう、山戸もそうか。
確かにそう。
まあピンクレディーとか、沢田賢治とか、まあ本当に昭和から平成にかけて、いろんな名曲を書かれた作詞家の方で、今日本だと2番目の売上記録らしいし。
へえ。
ハヌマーンの歌詞の特徴
1位が秋元康さん。で、2位が悪夕さんというところで、伝説の作詞家さんなんですけど、その悪夕さんを、まあなんだろう、平成の悪夕と名乗っている。
ほいほい。
悪夕の山戸さん、歌詞すごいこだわってますと。で、まあどんな歌詞かっていうと、皮肉っぽい。車に構えた感じがありつつも、なんかこう日常から拾えるセンチメンタルみたいな部分をすごくフューチャーしている感じで。
好きそう、君。
まあ好きですよ。好きだったんですけど。
好きだから言ってるんだろうけどね。
私でも言ったんですけど、ネクラ、ベケラ文系のカリスマバンドみたいな。扱いされてるんですよ、本当に。
まあでもネクラって言いつつも、ネクラじゃなくても本当にすごく巧みな歌詞なので、ネクラじゃなくても共感できるんじゃないかなとは思うんですけども。
まあまあまあそういう立ち位置になってますというところで、ちょっと歌詞をね、紹介していこうかなと思いますと。
ほいほいほい。
こちらは。
まずはですね、本当にいろんな曲あるんですけど、チョイスした何曲かですが、僕が好きな曲、トラベルプランナーという曲がありました。
旅行会社の人。
うーん直訳するなあ、なんか。トラベルプランナーという曲ですよ。検索してみてください。
はい。
トラベルプランナーアヌマンっていう曲?じゃないけど。
はい、出ました。
出ました、はい。これあの、皆さんも検索してみて欲しいんですけど、ぜひ。
この曲はですね、僕がもう本当にアヌマンの曲で最初に好きになった曲で。
はいはい。
もうなんて美しい歌詞なんだと、本当に思った曲ですね。
ほいほい。
僕ちょっと結構アーティストは歌詞で好きになることが多いんで。
うん。
でまず出だしからなんですけど、この出だしから最高でして、ちょっと読み上げますね。
はい。
アラーム音、固定パターン1に、感情まで支配される朝は。
血でも魂でも何でも売っ払って、たった1秒でも長く眠りたい。っていうこれが出だしなんですけども。
はい。
これ端的に言うと、朝弱くて起きれないっていう話。
わかるー。
じゃないですか。
俺もー。
僕もなんですけど。
俺も起きれない。スヌーズとかめっちゃ使うし、2、3個同じ時間、同じ時間っていうか5分刻みぐらいでね、書ける。
あーわかるわー。
お前のそのディティールは知らないんですけど。まあ、朝弱いってだけなんですよ。
はいはいはい。
何だけのことを、こんなに美しく書けるかっていうところですよ。
確かにね。
アラーム音、固定パターン1に、感情まで支配される朝は。
血でも魂でも何でも売っ払って、たった1秒でも長く眠りたい。っていう。
もう誰もが、朝弱い人なら多分少なからず共感できる、そのシチュエーションを非常に文学的に書いているなと。
はいはいはい。
これもすごく好きなんですけど。
うん。
で、次に僕が好きな歌詞が、これが2番のAメロでして、歌詞だけ見たらどこがAメロかわかんないと思うんですけど。
わかんない。
真ん中ぐらいにある。
真ん中って言われても、みんな見てるページ違うかもしんない。
真ん中ぐらいにある。
消耗して、命を使い切って、新しい存在になれるのなら、真夜中一人きり呟いてしまうような、僕は一切の言葉になりたい。っていう。
この歌詞がね、ものすごい好きでして。
真夜中一人きり呟いてしまうような、一切の言葉になりたい。っていうのが、本当にすごいフレーズだなと思って。
具体的にこういう言葉です、みたいなのは一切書いてないじゃないですか。
僕好きな良い歌詞の条件みたいなのとって、やっぱり聞いた人というか、リスナーが想像の余地があるというか。
それぞれの解釈ができる。
歌詞の美しさと解釈
あるものが、かといって何も言ってないような歌詞は別に誰の心にも響かないわけじゃないですか。
心に共感がある程度できて、できるんだけどその共感が一個じゃなくて、その人とその人の個人的な思い出だったりとか、感覚で想像の幅が広がるみたいなのが、僕は良い歌詞だと思うんですけれども。
その歌詞は本当に、まさにそれだなというか。
多分人それぞれその真夜中一人きり呟いてしまうような一節の言葉はいろいろあると思うんだけど、
なんかこの表現だけで、部屋で夜中に一人、静けさの中で、人それぞれいろんなものが出てくるような表現だなと。
すごい素晴らしいなと思っております。
真夜中に一節呟くことがある。
君は無いのか。君は無いだろうな。一切共感できないなみたいな顔してるなと思ったら、うっすうっす。
真夜中に一節ってことは死とかってこと。
まあなんでもいいんじゃないですか。
を呟くことがある。
悪い予感が当たったんだよな今回な。
ツダがね、はまんなさそうって思いながら持ってきたんですけど。
あるとしましょう。あるとしましょうよ。
なくてもいいよ。決切論。何か感じるものはないかなという話ですよ。このフレーズから。
つぶやかなくていいですよ。これつぶやく、例えばツイッターでもいいですよ。ツイッターにポエモをつぶやいてみてもいいですよ。
実際に言葉に走らなくてもいい。もしくは主人公がね、趣味で小説を書いていて。
こういうなんか静かな、寝静まった皆さんが寝静まったら夜に何かこう、一行小説を書くとかでもいいですよ。何でもいいですよ別に。
そのまま受け取らなくても歌詞っていいと思ってる。
なんかそのシチュエーションから何かこう、想像ができる情景があればそれでいいと思ってるんで。
別に僕はつぶやかないなって言われちゃうとそれで終わりなんですけど。
シンプルに美しくないですかって話ですよ、この文章が。
一説の言葉、いやもうちょっとね、共感されないですね。してください。今この番組を聞いている皆さんは、共感してください。
なんか一人きりつぶやいてしまうような一説の言葉になりたい。僕はすごいこの歌詞すごいなって思ってます。
ささこ的にはどういう解釈というか。
どういう解釈か。
そこが気になるわ。どう美しいと感じているのか。
なんかその、そうだな、前段階消耗して命を使い切って新しい存在になれるのならって言ってるんですよ。
この歌詞全体読んでっていうか、ハヌマンの歌詞結構そうなんですけど、全体的にちょっと遠征的というか。
遠征。
遠征って要あの。
別な県に行く。
違いますね。要儚んでいるというか。あんまりこの生きるということにポジティブではないというか。
っていう中でその、だから彼はその、消耗し命を使い切って新しい存在になれるならって家庭の時点で。
こうなんか、今の人生をそんなにポジティブに捉えてないというか。
なんかもう。
死んでしまってもいいというか、極端的に言っちゃうと。
くらいのネガティブなものを持ってると思うんですよ。
で、もし自分が死んでまた生まれ変わるというか。
であれば。
なんだろうな、この今の自分という醜い存在ではなくて。
誰かこう、なんだろう部屋で一人きり夜中にこう。
夜ってやっぱなんか雰囲気あるじゃないですか。
静かなし街も眠っているし。
一人きりなんだろうその、孤独に飲まれている時に浮かんでくるような、なんかこう静かな言葉というか。
静寂を持った言葉というか。のような美しい存在になりたい。
っていうことだと思うんですけど。
これをすごく抽象度上げると、今の自分がすごく嫌で新しいものになりたいみたいなことって人によってあると思うんですよ。
その中で、なんだろう。
生まれ変わったら何になりたい。
何になりたいの何は多分そのアーティストだったりとか。
人によってね。
人によって違う。
クリープハイプとかっていうバンドがいるんですけど。
知ってますか。
名前は。
クリープハイプのバンドでもなんか生まれ変わったら家電になりたいみたいな歌詞があるんですよ。
家電になりたい。
クリープハイプの話になるけどそう。
クリープハイプの2930っていう曲があって。
クリープハイプは生まれ変わったら家電になって空気清浄機になりたいみたいな歌詞があるんですよ。
それもなんかあんまりポジティブな歌詞じゃないんだけど。
この世の歪んだ空気を私が清浄にしてやりたいみたいな。
そんななんか変な思想じゃないんだけど。
空気清浄機でしょ。
クリープハイプの2930で言うと、生まれ変わったなら一層家電にでもなって、空気清浄機とかなら楽してやっていけそうだな。
何も言えずに黙ったまま空気を読んだフリをして遠くから見てるだけでこれみたいだしっていう歌詞があるんですよ。
空気を取り込んで出すっていうところを自分のこの空気を読んでそれに合わせてるっていうところに重ねてるっていう。
みたいな歌詞があったりするんだけど。
今の自分が嫌だ何か新しいもので生まれ変わりたいってなった時に何になりたいのかっていうところで、
俺はこの真夜中一人きりつぶやいてしまいごた一切の言葉になりたいっていう表現が文学的というか、
すごい美しいなと。
めちゃくちゃ好きだなと。
あともう一個この歌詞好きなところがあって、
2番のBメロって言ってもわかんないと思うんですけど。
この後の歌詞ですね。
笑った君の顔が好きで漠然と恋をしてしまう。
まとってる雰囲気が好きで漠然と恋をしてしまう。
共通の話題がないことに気づく前に。
っていうこの歌詞が僕はすごい好きなんですけど、
これなんかその、何だろうな。
前に何回も何回も話した気がするんだけど、菅氏かその回かな。
歌詞ってなんかちょっとダサいところがあった方がキャッチーでいいみたいなのがあると思ってて。
それはつんくさんも言ってるよね。
つんくさんも言って言ったのし、前にツアータグもしてたかと思うんだけど。
この曲はすごく静かな、静寂を感じる文学的な歌詞が続くんですけど、
共通の話題がないことに気づく前にだけ、僕個人の感覚としては、
これだけすぐ交互的というか、
普通のこと言ってるって言ったらあれなんだけど、
好きな女の子がいて、共通の話題ないんだよなっていう感じ。
他の歌詞、この曲の他の部分に比べたら、僕はすごく交互的な印象があって。
ここ、さっき言ってた1個前のやつの、
一節の言葉になりたいってこの想像っていうよりは、より現実に近づいてきてて、
よりありがちというか、全然知らないのに一目惚れしちゃって、
でも一緒に過ごしていくと、喋ることないなみたいなちょっと、
なんだろうな、一目惚れしちゃってたわ、ダサいな自分みたいなところに、
近づいてきてる感じは確かにあるよね。
これが俺の思ういい歌詞のあれなんだけど、
どっかに本音というか、ちょっと崩れた部分があると、
それが逆に味になって美しいなみたいな。
チャット文字の時も似たようなこと言ってた気するな、
どこだったか具体的にあんまり覚えてないけど、
何か似たようなこと言ってたよね。
たぶん何か話してた。
菅氏顔さんだったかな、チャット文字さんだったかな、ちょっと忘れたけど、
でも菅氏顔さんの時も俺言ったんだけどさ、
菅氏顔さん酔っ払って歌詞書くって言ったじゃん。
ワンナイトアルカホリックの魅力
それなんかカッコつけちゃうと逆に刺さんないからみたいな。
酔っ払ってこう勢いで書いて、ちょっと後で見て恥ずかしいかもしれないけど、
それがやっぱ面白い歌詞になるみたいなのがあると思うんだけど、
それに近いというか。
うん。
その感じが、
なんかなんだろう、俺はかなりいいなと思っていて、
っていうところでね、この曲はねものすごく好きというか、
曲全体としてもすごく好きだし、
中にも特に好きなフレーズがたくさん散りばめられていて、
初めてハネマンを知っていろいろ聴いていく中で、
めっちゃいい曲だなって思ったっていうのがこのトラベルプランなんですよという感じでございます。
はい。
次に、
ネクスト。
ネクスト。
4曲くらい今回紹介しようかなと思っています。
次に紹介したい曲がですね、ワンナイトアルカホリック。
ワンナイトカーニバル。
じゃないですね。
それはあのあれですね、騎士ダンサーですね。
ワンナイトアルカホリック。
ワンナイトアルカホリック。
タイトルもいいんだよな、ワンナイトアルカホリック。
皆さんも検索してみてください。出てくると思うんで。
一晩のアルコール依存症みたいな。
そうだね、そう。これがすごく素敵な。
アルカホリックって言葉あんのかな本当に。
言うのかな、アルコール依存の方って。
そうなんじゃないの?
言うのか。
言うね、一応言うのか。別に造語ではないか。
本当にその文字通りという感じなんだけど。
この歌詞はですね、ちょっとその、なんて言うんだろうな。
結構今までこの音楽をこの番組で紹介するにあたって、
この曲のこの部分の歌詞がすごい好きでみたいな紹介の仕方をしてきたと思うんだけど。
ピックアップしてるよね。
この曲はね、あんまないって言っちゃうとあれなんだけど。
前編としてバーッと見ていただければと思うんですが、
この曲は一人でちょっと旅に出るみたいな内容の曲になってまして。
曲、音楽自体もサブスクとかアップルミュージックとかスポーティファイアが契約してる方はぜひ聴いてみて欲しいんですけど、
すごい疾走感のある曲で、旅に出るみたいな歌詞と曲自体も疾走感がある曲なので、
なんかすごい曲と歌詞がマッチしてるというか、感じになってるんですけど、
この山田瑠一さんボーカルの方が結構その歌詞について、
曲と歌詞を分けるというか、歌詞は分かれてるんじゃなくて、
曲のアレンジの一部だみたいな発言を確認してるんですよ。
なんでその今言ったような、曲自体の雰囲気と歌詞がマッチしてるっていうのがあったりするんだけど、
この曲はそれがすごく現れてる曲だなと思っていて、
なんかそのなんだろうな、
さっき俺取り立てるワンフレーズがないって言ったんだけど、
なんかこれ上からちゃんと読んでいくと、
なんかものすごくね、小説的なんですよ。
ちょっと読んでみてください。
さっきからちょっと見てるんだけど、
小説的っていうかなんかね、言葉がずっと繋がってるんだよね。
途切れてないっていうか、
AメロとBメロで分かれてるとかじゃない?
〇〇でしたみたいな、終わりの言葉がないんだよね。
きついとね。
〇〇してるような、〇〇して、〇〇こうして、こうして、こうして、こうしてっていうのがずっと続いてて、
で最後も〇〇のようですっていう、状況をこう、
淡々とただ描いてるというか、
この主人公が見てる景色を、電車に飛び乗ってから始まって、
窓の景色が流れていって、
たぶんどっかの駅着いて、
で飲み屋入ってみたいな、
で酒を飲みながら、
街の人を見ながら、
みたいな。
リアルタイム性があるというか。
ずっとリアルタイム性があって流れていってっていう、
歌詞となってますと。
その上で曲がもう結構疾走感がずっとあって、
電車に乗っているかのような、
曲になっているっていうところがあって、
なんかその、
何かというと、
この歌詞、
一行も無駄がないというか、
曲も含めてなんだけど、
曲構成、曲、歌詞、
全体がもう、
完璧にマッチしてるというか、
そこに俺はすごい感動して、この曲は。
キラーフレーズがあるとかじゃなくて、
淡々と流れてるって曲にも合っている。
で、一行でも抜けると成り立たないそう。
多分津田くんが今言ってくれた構成も含めてなんだけど、
全部繋がっているから、
一個でもないと繋がんないみたいな。
のがものすごい、
そんな曲俺は他知らないなみたいな感じで、
結構感動したと思う。
匠と思って。
なんか、俺はあれを思い浮かべたね。
ギャグ漫画美容院の主題曲。
ギャグ漫画美容院の主題曲。
なんだっけなタイトル。
みんな目が死んでるやつ?
違う。
あ、じゃない。
3だったかな。
希望の宇宙のっていう曲があって、
それがですね、ずっと続いてる歌詞なんだけど。
本当だ。検索したけど。
何々の何々の何々の何々の。
僕らの明日の光の先の瞳の奥の大空の下の夢の扉の輝きの涙の力の心の鍵の永久の自由の果てへの約束の手の油。
ギャグ漫画美容院。
これもすごいザーッてつく。
なるほどね。面白いねこの歌詞ね。
上田雄司さんがね、呼吸しないで1番まるまる歌う。
だんだん苦しくなっていくって曲なんだけど。
ギャグ漫画美容院をずっと表現し続けてるんだ。
いろんな形容詞で。
面白いねこの曲。
知らなかった。
あれしか知らなかったの。
コートの中には物が住んでるやつしか知らなかった。
アタックギャグ漫画美容院ね。
面白いね。
なんか、テイストは違うけど。
テイストは違うけど。
でもなんか流れ的には近いものがあるかなって。
なるほどね。
ずっと続いてるよね。
流れてくような歌詞で。
流れてって最後に落ちて終わりみたいな。
あーなるほどね。
面白い歌詞知られたわ、逆に。
聴いてみよう、俺もこの曲。
ぜひぜひ。
はい。
そういうわけで話を戻すんですけど。
アレタイアレアカホーリックって曲は、
ちょっと僕も今までにないテイスト、歌詞というか。
曲ともマッチしてるし。
歌詞もなんか箱推し。
箱推しって言うとなんかアレなんだけど。
アイドルみたいな。
このメンバーが好きとかじゃなくても、
その曲全体として好きっていうか。
っていうのですごく素敵な歌詞だなと思ってまして。
歌詞の内容も本当にでも、
もう描写が一個一個巧みなので、
ぜひその、歌詞が好きって方は読んでみてくださいという感じでございますと。
サルの学生の分析
で次3曲目。
3曲目。
サルの学生。
サルの学生?
惑星じゃなくて。
惑星じゃなくて、そこかけてるあえて。
だろうね。
サルの学生という曲がございまして。
これもちょっと検索してみます。
一番最後に地面に埋まった二ノ宮金次郎が出てきて、
ここは学校だったのかってなるみたいな。
なるみたいな。
意味わかんないでしょ。
文学的っていうかちょっと特殊すぎるけど。
でこのサルの学生。
検索できました?どうですか?
サルの学生。
出てきた出てきた。
多分すぐ出てくると。
これはすごい結構ハヌマンの中でも有名な曲でして。
音楽的なところで言うと、
もうベースのリフとギターのリフから始まる、
もうめっちゃかっこいい曲で。
僕の思う3ピースバンドの楽曲構成としては、
本当に理想的な曲というか、
各ドラムベースギターのリフというかフレーズというか、
パートがもう本当にすごく完璧に絡み合っている、
めちゃくちゃかっこいい曲なんですけど。
歌詞としてはね、
最初にちょっとハヌマンの歌詞の説明で言った、
皮肉屋っぽい、車に構えてるみたいな部分が、
かなり前面に出てる。
パッと見てわかるね。
キャッチアップかなと。
ウェイウェイしてるサークルの人たちを、
横で見てる感じがパッと見だけど。
本当そのネクラ文系のカリスマって言ったけど。
ささこ共感してそうめっちゃ。
そうでもない。
そうなんだ。
共感して、
俺結構別に嫌いじゃないかな。
騒いでる学生、楽しそうでいいなって普通に思う。
そっかそっか。
大学だとそうなんだ。
どちらかと言うと、
俺これ読んだ時にツダの方が共感してそうなの。
そう?
ツダこそなんか、
大学の時ずっと勉強してて、
あんまり飲み会とか行かなかったって言ってたから、
そういう人たちをちょっと、
一緒に構えてたりしてたのかなって。
大学はね、
理系しかいなかったからね。
別にそんなウェイウェイしたりしても嫌かった。
全体がネクラだったのよ。
大学。
なるほどね。
うちはね、
本当にテニスサークルとかもね、
男しかいなかったからね。
多分日本で一番健全なテニスサークルだと思うんだけどね。
本当に?
ちゃんとテニスをしてる?
楽しそうにやってるなって思って見てたしね。
なるほどね。
あんまりウェイウェイしてる学生がいなかったんだよね。
なるほどね。
でも高校とかは近いかな。
別に俺酒飲んでる時、結構ウェイウェイしてるからな。
確かに。
別にそんな俺はウェイウェイ屋さんにそんなにこう、
なんかないんだけど。
でもそうそう、この曲の歌詞を見ると、
サルの学生というタイトル、
サルの学生のことわさみをかけてるんだけど、
なんかこう、ワイワイ騒いでる大学生を、
歌詞の感情と解釈
小バカにしているみたいな。
歌詞に気持ちは分かるようになってるんですけど、
ただこのバカにして終わるわけでもないんですよ、これ。
ちょっと見てもらえればと思うんですけど、
ちょいちょい例えばサビ。
サビって言っても歌詞だけじゃわかんないと思うんですけど、
1番のサビがですね、
俺の知らない遊びを知ってそうで、
ああなんか急に虚しくなる。
っていう歌詞があるんですよ。
で、ちょっと2番のサビもなんですけど、
2番のサビは、
俺の返さない価値観を持ってそうで、
ああなんか急に死にたくなる。
って言ってるんですよ。
だからなんだろうな、その、
すごいバカにしてるんだけど、
ちょっとどっかで羨ましがってるというか、
その、なんだろう、これを僕の解釈で言うと、
そのなんかちょっと、出だしとかで、
例えば、所詮の悲しみを知ってるかい?とかっていう、
ちょっとなんか、
ちょっとインテリっぽいフレーズがあるんですよ。
だからこれちょっとなんかその、
いや自分は頭がちょっと良くて、
その、ベイベーしてるんだバカな奴だと。
ハヌマーンの歌詞の魅力
違って俺はなんか難しい言葉とか、
まあなんか文学とかを知ってるんだみたいな、
フリをしてるんだけど、
でもなんか、
彼らより彼らのたぶん楽しいことがたくさんあって、
それだけで俺自分は、なんだろう、
できない楽しみなんだろうなみたいな、
そのバカにしてるようで、
すごい自分を下げてるというか、
みたいな、
なんかたぶん、
ものをたぶん描いてるんだけど、
なんかその、ただバカにして終わりじゃなくて、
どこかこう寂しさというか、
があるっていうのがすごく、
何だろうな、
正直というか。
それがなんかオシャレというか、
ちょっとそのユーモアがあるかしらと思って。
確かに共感できるところが多そうだね。
言葉遊び、さっき猿の惑星とかけてるもんだけど、
結構長髪もね、なんか、
なんかその、
バカにしてるだけなんだけど、
言い回しがすごいオシャレというか、
ユーモアがあるというかさ、
なんか猿の学生が悪いことをしている、
雰囲気の大蛇に飲まれて笑うとかもなんか、
オシャレな言い回しだなって思うし、
ちょっといろいろあんだけど、
キャッツの土砂物、軍艇の片方、
鼓膜を裂くカマイタチの夜とか、
なんかいちいちオシャレな言い回しをしているというか、
なんかこのすごくね、
何だろうな、
描いてるものは本当にただバカにしているというところなんだけど、
この山戸内さんの歌詞の言葉選びのセンスだったりとか、
描き方ですごくオシャレな曲になっているというところがなんか、
このまたその、
単なる文学的というのに収まらない、
独特のセンスだなと思って、
すごい歌詞だなと。
幸福のしっぽの内容
確かに。
その言葉選びで、
主人公の輪郭がはっきりしてくるのは、
すごい面白いというか、
すごいね。
しかもチンプになってないんだよな、
いちいち。
あんまりその、
普通っぽい言葉選びをしてないからさ。
まあそうだね。
名詞も多いんだよ、
きび団子を一つでぐるぐる回るとかさ。
猿に、
たぶん、
なぞらえてというか、
桃太郎の猿にかけてとか、
猿の学生が大蛇に飲まれて、
猿がヘビに食われるみたいな、
動物対動物の闘争みたいなのを、
レトリックにしてみたりとか。
なんかすごくその、
なんだろうな、
言い回しでオシャレにしていっているというか。
最後の終わり方もすごくオシャレだなと思って。
なんだろうな、
恋する学生が赤い月を見ている。
ビビッとな彼女を捕まえていた猿の学生さん。
っていう言い回しの雰囲気があって、
いい終わりだなと思ってます。
という感じでございます。
次、4曲目。
4曲目。
紹介させてもらおうと思うんですけれども、
4曲目はですね、
幸福のしっぽという曲でございます。
幸福のしっぽ。
幸福漢字でしっぽがひらがななんですけど。
ちょっと検索してもらって。
このしっぽを買うとあなたは幸福になれますよ。
っていう曲ではないんですけど。
でもそういう曲作っててもおかしくないなって思った今。
そうなんだ。
言われて。
なんかありそうじゃないか。
あるしようさんって今3曲しか紹介してないから、
ありそうかどうかわからないかもしれないけど。
なんかその猿の学生っぽくというかさ。
幸福のしっぽなんかに騙されてるやつばかりする曲も
確かにありそうだなって思ったんだけど。
まあみたいな曲ではなくてですね。
幸福のしっぽは、
これはハヌマンのいわゆるアンセムというか、
アンセムって言ってもわかんないよな。
音楽界隈でそのバンドを象徴するような
普遍的な輝きを放つ曲みたいなものを
アンセムって呼ぶことがあるんだけれども。
この曲はハヌマンの。
参加、代表歌。
直訳だとそうなんだけど、
でも多分アンセム音楽とか調べると
アンセムとはそのアーティストを象徴するような
普遍的な輝きを放つ曲を指すことがありますみたいな
多分出てくると思うんだけど。
ていうか出てきたんだけど調べたら。
アンセムって伝わるかなと思って調べたら
それって書いてあったからそのまま言ったんだけど。
まあこの幸福のしっぽというか
ハヌマンのアンセム的な名バラードになってまして。
なんだろうな、内容としては日々の
暮らしというか生活を描いた曲なんだけど
人生というものに対する悟りみたいなものだったりとか
必須な思いみたいなものを書いた曲で
結構胸が痛くなるような内容になってますと。
かつそのバンドあるあるというか
アーティストあるあるというか
アーティストが曲を作るというものについて歌った曲で
結構名曲ってあったりするんだけど
そのしっぽも歌詞の中で
この人曲を書いてるんだなっていうフレーズがちょいちょいあって
だからこれはもしかしたらというか
山田佑一さんの人生を書いた曲なのかなっていうところもあるという感じですと。
歌詞の深い解釈
ちょっと見ていっていただければと思うんですけど
まずこれは僕のすごい好きなフレーズを紹介すると
2番のAメロっつっても歌詞は一応わかんないと思うんですけど
2番のAメロがすごい好きで
晴れでもない代わりに雨でもない日の昼間に
喜びもない代わりに悲しみもない日の昼間に
ランチを相席した気立てのいいおばあさんに
名前を聞かれ思わずデタラメな偽名を名乗ってしまったっていう
この歌詞があるんですけど
この歌詞が僕はものすごいこの曲の中ではすごいすげー歌詞だなと思ってまして
なんだろうなまあこの一言で言っちゃうとってあれなんだけど
前はなんかすごい冴えないもやっとした日に
なんかおばあさんに悲鳴をのってしまったという描写なんですけど
なんかそのなんだろうなんかあるじゃない
晴れてもないけど曇りというかなんかこうパッとしない日というかさ
それはなんか天気的な話かもしれないし
もしかしたらそのこの曲の主人公の彼がなんかこう
その日すごい落ち込んでるというか
気分的にね 気分的さえないからそう書いてるのかもしれない
ここは多分解釈が人それぞれだと思うんだけど
まあ要はそのなんかこうなんともないパッとしない日の描写として
なんか晴れでもない代わりに雨でもない日の昼間に
喜びもない代わりに悲しみもない日の昼間っていう
この表現がものすごくこう文学的というかすごく美しいなと思って
ものすごく好きで
でその上でそのなんだろうなこのエピソード
ランチを相席した気立てのいいおばあさんに名前を聞かれ
思わずデタラメなゲームを名乗ってしまったって
辞書しか描いてないんだけど
ここからさそのなんだろう
自分の存在に対する恥というか
あのまんの歌詞さっきからも言ってる通り
割と自分に対してネクラ的というか
ネガティブに捉えてる歌詞が多いんだけど
自分なんか名乗るようなものでもない
恥ずかしい存在であるみたいなことを表すための描写として
なんかこのなんだろうな
ランチを相席したおばあさんに吟味を飲んでしまったっていう
表現を選んでいるところが
ものすごくこう余韻があるというか幅があるというか
余白があるというか
ものすごくセンスを感じるフレーズになってるなと
思ってめちゃくちゃ好きな歌詞になってますと
ほうほうほうってめっちゃ読んでるけど
なんか気になる部分があったかい
いやなんかこれなんだっけ
この人が歌詞を書いてる時の話
あーというかまあ
も含まれている
例えば2番のAメロに
ダサくは全部を置いてくから死にたくなったら歌えよとか
これ多分普通にその
これ多分山田隆一の生活を多分描いてる歌詞で
彼の生活には当然作詞作曲が入ってくるから
作詞作曲要素も多分入ってくるというところで
伝えられないことばかりがしょうこりもなく溢れ出す
ダサくは全部を置いてくから死にたくなったら歌えよって
これはだからなんだろう
恥ずかしい自分から生まれてくる曲
名曲と多分彼は自分の作ってる曲を
表してないんだけど
ダサくは置いておくので
まあ俺の歌好きなやつは勝手に歌ってくれよみたいな
ことだと思うんだけど
名前聞かれて偽名を名乗ったっていうのも
本名で活動してるか知んないけど
アーティストとして
この時どんぐらい売れてたかも知んないけど
アーティストとして一応名前も出てて
っていうところで
別におばあさんも知ってるか知ってないか分かんないけど
そこでなんかとっさに
デタラメな偽名を名乗ってしまうみたいな
そういう自身のエピソードとして
あったのかなって
そもそもさ
とっさに聞かれてさ
デタラメな偽名って出なくねっていう
出る?
名前何ですかって言われて
そこで適当な名前パッて答えられる
これはなんか想像の余地というか
俺が出るかって言われたら出ないんだけど
俺も出ないからさ
すぐ出るってことは普段からそういうことやってるのかな
っていうところで
さっき歌詞書いてる時の話みたいなのもあるっていうから
その人はなんか普段から
本名を隠してアーティストであることは隠して
生きてるのかなみたいな
なるほどね
面白いね
やっぱこうなんか
いろんな人に聞くと面白いね
俺はその解釈一切なかった
そういう捉え方もあるのか
分かんないけど断片的な情報だけで想像しただけなんだけど
歌詞の解釈って正解
なんだろうな
ないと思ってるから
全部読めてないからさ
俺の解釈はここはなんだろうな
自分みたいな存在は
世の中に初めて会った
気立てのいいおばあさんっていうのが多分あるから
このおばあさんに対してポジティブな
多分ニュアンスを持ってると思う
だからこんな立派な人に
名乗るほどの存在ではないというか
自分への恥みたいなものを表した歌詞だなと
俺は捉えていると
被る部分はあるよね
アーティストとして本名で出してる自分も
もしおばあさんが調べるか分かんないけど
そんな有名だったって
自分で有名みたいな感じも出すのもあれだしみたいな
そういう気はずかしさなのか
自分への隠れというか
劣等感なのかも分かんないけど
そういう部分にも重なってくる部分ではあるよね
面白いですね
いいですね
いいじゃない
わかります
そこが好きなフレーズなんですけど
あともう一個注目しておきたいのが
この泣きのラスサビ
泣きのラスサビはどこですか
読み上げますね
曲構成的に一番盛り上がる
サビのサビって感じなんだけど
歌詞の深さと日常の描写
大サビなんだけど
明日どれだけ面倒でも
部屋の掃除をきちんとするよ
たまった洗濯物を干して
あなたを想って言葉を書くよ
暮らしがどれだけみずぼらしくて
維持するだけで目が回っても
ただ受け入れるだけの掃除機と
回り続ける洗濯機のように
好きな歌など聴けなくても
会いたい人には会えなくても
行きたい場所にはいけなくても
黙って全てを受け入れるから
そしたらまだ人間でいられるんかな母さん
ここがラスサビなんですけど
なんかそのなんだろうな
こう丁寧というか
人生に対する
丁寧だったり
道国というか
諦めと悲しみの入り混じった
日常の描写が
淡々と最後に続くというところに
ぐっと来るものがあるというか
それが続いた後に最後に出てくる
振り絞った言葉が
人間でいられるのかな母さんっていう
なんかなんだろうな
最後に母さんで終わるっていうところも
さっきのその
俺がトラベルプランナーで話した
ちょっとダサいとこがあった方が
刺さるみたいなのに
通じるかなと思ってるんだけど
淡々と淡々と続いた後に
ポロって出た母さんが
この人間味を感じるというか
っていうのですごいその
なんだろうな
ぐっと来る歌詞だなと
いうところですかね
ハヌマーンのカリスマ性
あとこのラスサビに淡々と描写を
書くっていうのは結構ね
Jポップあるあるというか
泣ける曲あるあるというか
失恋ソングとかでも
例えばなんかその
なんだろう
彼と行った場所を並べるとか
なんか
テーブルの上には
彼からもらった手紙とか
例えばなんかこう
物をただ並べて
そこになんか気持ちは書かないんだけど
淡々と物を並べることで
なんとなくこう
なんか泣かせるみたいな
そういうテクニックみたいのがあるんだけど
なんか日常淡々と淡々とっていうところが
すごい
溜めて溜めてどんみたいな
感じでね構成的にも美しいし
歌詞としても淡々とただこの
恥ずかしい自分を抱えながら
日常をただ過ごしているっていうその
なんだろう
この主人公が
彼がつまんない日々を送っているという
表現にもなっていて
すごいなんかなんだろうな
何重にも
いろんなものを表現している
なるほど
これはここはねなんか
ギリギリ感というか
なんだろうその
部屋の掃除とか
たまた洗濯物も干して
っていうなんかその人間としての
最低限度のこの舵というか
うわなんかギリギリできるけど
でも好きな歌聴けなくて
会いたい人に会えなくてみたいな
なんかそのギリギリのところで
ずっと維持して頑張ってるみたいなところが
すごい感じるなと思って
でそれを頑張ってこう受け入れて
やっていくから
人間でいられるのかな
って言ったら
母さんって
母さんっていうのもねこれ多分なんかね
お母さん多分ちゃんとしてる人なんだよ
あーなるほど
部屋の掃除とかもきちんとして
家事とかちゃんとして
自分の面倒とかも見てすごい
なんかちゃんとしてるなって
お母さん割と尊敬してると思う
しかもなんかね
人間の象徴なんじゃないかと
僕は思うわけですね
自分をこう人間として産んで
でも僕自分は
独り立ちして生活していく中で
ギリギリの生活して
破綻したらもう人間じゃなくなるっていうか
壊れていくんじゃないかみたいなところだけど
でもちゃんと選択とかをして
やりたいことはやれないけど
最低限人としてやることはやっていったら
まだ人間でもいられるかなみたいな
そのギリギリ感をね
俺はちょっと感じて
なるほどね
お母さんの人格みたいなこと
俺自らあんまり考えたことなかったな
それやっぱでもそうね
なんか最後に
ギリギリ感っていうのはすごく共感
ギリギリだと思うのよ
この主人公って確実に
もう何にもない恥ずかしい存在だけど
途中にはあるんだけどさ
それでもまだ人間でいたくてとか
書いてるじゃない
だからもう自分は人間以下というか
人間未満のカスみたいな
存在だみたいな自認があって
でもその中でも
ギリ人間でいられるには何したらいいか
日々の暮らしを最低限行うことだっていう
人間っていつもなんか
ちゃんとした社会人みたいなニュアンスを
ちょっと含んでるような感じがするんだよな
人として最低限の
あると思うよそれは
生活的な部分
いわゆる人間というのか
真っ当なのが入るというか
その象徴としてのお母さんが最後に
来るんじゃねえかなと俺は思ったね
俺と会食違くて面白いわ
そこまで母さんに対しては
母さんの人格がどうとか
あんま関係ないかなって気がして
この母さんが例えばすごいダメなお母さんでも
俺この歌詞は成り立つなと思うし
まあ俺全部読んでねえからさ
他人母さんが
別にちゃんとしてなかったとしても
シンプルにギリギリの状態で
最後にすがりついて
出てきたものが
自分を産んで育ててくれた人っていう
それだけでも成り立つなと思ってて
そこは正解はないと思うけど
津田はそれ解釈したっていうのは
俺とは全然違う会食だったから
面白いなって
思ったし
みたいな感じでね
興奮しっぽって曲は
普通な
気持ちをちょっと変えた
曲なんだけど
羽間の泣ける曲として
すごく安静的に扱われてる
曲でして
俺はさっき
ここをチョイスしたっていうのがあると思うんだけど
多分これは
この曲に限らずだけど
人によって自分はこのフレーズが好きだ
このフレーズが
刺さったとかっていうのは多分
人それぞれかなりあると思うから
自分だけの
神フレーズみたいなのを
見つけてもらえればと思うんだけど
俺はここが好きだったなというところで
聞いていただいたと
というところですね
僕が独断と偏見で
羽間という
バンドの歌詞の
特徴というか
特色を表すなら
この曲かなっていうのを
4曲チョイスして
紹介させてもらったんですけど
どうでしょうか
車に構えてるっていうのがすごい伝わってきた感じがするよね
やっぱり
やっぱそうね
共感するっていうところも分かるわ
いるだろうなっていう
本当にネクラな方々の
カリスマ見えたような
本当になってまして
俺も最初実は
入りちょっと
ヤマダ料理さん
見た目がチャラそうなんですよ
髪めっちゃ長くて
大阪の方なんで
関西弁でちょっとチャラい感じなんですよ
だから
最初に僕が
ロックちょっと嫌だなって思ってたけど
好きになったバンドって言ったんだけど
そんなに入ったわけじゃなくて
流行ってて人気だったから
はいはいって思って聴いたんですよ実は
なんだけど
Travel Plannerという曲に行き着いたときに
見た目と違って
めちゃくちゃ繊細な歌詞やん
と思って
改めて全部聴き直すと
めちゃくちゃ丁寧で繊細な歌詞書いてるって思って
ガッツリハマったというか
感じになってまして
本当になんだろうな
なんだろう
これちょっと謎なんだけど
TikTokとかで最近流行ってるって噂が流れて
流行ってるって噂
実際調べたらそんなに流行ってなさそうだったんだけど
なんか
TwitterX上で流行ってるって噂が流れて
で結構その
Hanumanのすごい
つくファンの方々が
なんだろうTikTokとかで
軽々しく
使われるのすごい嫌だみたいなこと言ってるのも
結構散見されたりして
みたいな感じで結構
なんかね
言い方もなんか波紋読みそうだけど
暗い人たちというか
暗な方々の中で本当に大事にされてる
バンドで
TikTokと
Twitterの関係も似たような
本当にねカリスマ的なね
存在なんですよ
だからこそ本当に
ずっと
休止してたんだけど
音楽活動再開するってなっても
ものすごく
湧いてるというか
みたいな感じになってまして
僕もね
まさかHanumanの曲が聴けるとは思わなくて
本当に嬉しい限りで
初ライブ行ったんですけど
本当にね
生で聴けると思わなかったからめちゃくちゃ嬉しくて
作詞も作曲もこの
山田さんがやってらっしゃる
全部やってる作詞曲
やってまして
今やってるバンド
アフターソウルはかなり精力的に
活動されていて
結構ライブも今出てるので
ぜひ気になって
Hanuman聴いてみて
良かったらライブも行ってみたらいいんじゃないでしょうかと
山田さんの背景と影響
いう感じです
ユキペディア見たら
北海道で母子家庭に生まれて書いてるね
北海道で死なしんだよな
さっきの最後の母さん
母さんはもう
より母さんに
気持ちが乗ってる
というのが分かるよね
そういうの調べてなかったな
母子家庭なんだ
ユキペディアによるとそう
みたいですよ
帯広出身なんだ
なるほど
エピソード見ると結構暗いエピソード
いっぱいあるよ
ユキペディアだけど
2011年Hanumanの回線で自殺を考えとかね
あと
言うか迷ったんだけどさ
ノイズになるかなと思って
活動再開した時に
話題になったんだけど
もう一個話題になったことがあって
活動再開発表した直後に
隊員まで捕まってるんだよ
ユキペディアにも書いてある
これはなんか
悪い意味でも話題になったんだけど
復活するって言ってたのに
復活して早々に逮捕されてるのかよみたいな
みんな
ガーンってなってたんだけど
それは
せっかく楽しみにしてたのに
出処後の
初ライブに降りてんだけど
でもこれも
ハヌマーンの苦悩と復活
インタビュー最近上がったんだけど
復帰に向けた
山田さんね休止中何やってたか
って言うと
ギターが弾けなくなっちゃったんだって
イップスというかメンタル的なもので
もう楽器弾きたくないみたいな
でも彼ってもうずっと
今41歳なのか
って書いてあった気がするんだけど
バンドしかやってこなかったわけですよ
真っ当に社会人とかやられてないというか
バンドで食ってきた人なんで
ずっと楽器弾いてきたのに
楽器が弾けなくなったっていうので
自分にはもう何もないみたいな
何もないみたいになっちゃったらしくて
それでこのままだと
ハヌマン解散の時に自殺しようと思ったって話があるんだけど
もう死んじゃうみたいになって
それの
現実奥義のために
タイマーに手を出したみたいな
話だったらしいのよ
それがやめられなくて
再開するにあたっても
続いててそれで捕まってしまったという
話らしくて
本当に
犯罪だし
それを肯定することもないんだけど
本人も犯罪はしない方が良かったって
すごい反省してるんだけど
このドラマというか
彼の人間性からも
どれだけ振り絞って
何を描いてるかというか
幸福のしっぽしかりとか
なんだろうな
曲を作るというものに対して
どれだけ思いがあるのかっていうのが
その辺からも伝ってくるんじゃないかなという
本当正しくアーティストだなというか
人生が乗ってるというか
作品に
すごいやっぱりカリスマ
とされてるだけあるなという感じですかね
はい
ということでございます
ポッドキャストの締めくくり
ということでポッドキャストの方の
高評価とフォローよろしくお願いします
お便りは概要欄のグーグルホームから
送れますので
私はハヌマンのこの曲が好きですとか
この歌詞が好きですとか
ぜひぜひ解釈とかも
色々送ってほしいですね
送っていただいたら
YouTubeの方もね
コメント高評価チャンネル登録の方
よろしくお願いします
Xもやっておりますので
ぜひぜひ感想をつぶやいてください
ということで
今回も終わりにしましょう
ありがとうございました
58:14

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