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  2. #18 厚利少売の提案
2024-11-14 32:33

#18 厚利少売の提案

今回のテーマは「厚利少売の提案」

▼トピック-本編-

・「今のお客さん」ではなく、10倍提案ができる先を探す

・緊張の正体はサービスへの「自信のなさ」

・提案型営業からの脱却と相談型アプローチの本質

・シームレスな商談を実現する「困りごと」の重要性


▼トピック-お悩み相談-「英語講師の厚利少売への転換」

・既存の肩書きが持つ単価の限界性

・新規顧客を探す際に気をつけるべき支払い能力

・「好き」を優先することの事業リスク

・優先したいものが何かを見極める重要性


▼イベントのご案内

11月24日(日)-

出版記念イベント『厚利少売』KOURI SHOWBUY

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▼リスナーの皆さまへのご依頼

毎週火曜・木曜の朝に配信、本質的なビジネス思考をカジュアルに聴ける番組を目指しています。ぜひSpotifyやApple Podcastからのフォローや評価を、SNSでは #厚利少売 とつけて、感想など投稿いただけると嬉しいです!


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2024年10月10日『厚利少売  薄利多売から抜け出す思考·行動様式(匠書房)』が出版されました。ぜひAmazonやお近くの書店でご確認ください ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://amzn.asia/d/2LyOgs7⁠ ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


▼すがけん(菅原健一)

株式会社Moonshot 代表取締役 CEO

企業の10倍成長のためのアドバイザー。社会や企業内に存在する「難しい問題を解く」専門家。クライアント10社、エンジェル投資先20社の計30社のプロジェクトを並行して進める。過去に取締役CMOで参画した企業をKDDI子会社へ売却しそのまま経営継続し売り上げを数百億規模へ成長。スマートニュースを経て現職。 20代のマーケター600人が参加する #20代マーケピザ 主催。

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▼川原卓巳

KonMari Media Inc. CEO/Takumi Inc. プロデューサー

1984年広島県生口島生まれ。大学卒業後、人材系コンサルティング会社に入社。2016年にアメリカ移住後、シリコンバレーとハリウッドを拠点にKonMariのプロデュースとブランド構築、マーケティングを手がけるほか、日本発コンテンツの海外展開もプロデュースしている。近藤麻理恵の著書『人生がときめく片づけの魔法』シリーズをマネジメントし世界42ヵ国累計1400万部の大ベストセラーに。2021年Netflixにて『Sparking joy with Marie Kondo』のエグゼクティブプロデューサーとして参画し、2022年テレビ界のアカデミー賞と称されるデイタイム・エミー賞を受賞、世界一のTV番組になる。

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00:01
すがけん、河原拓実の厚利商売ラジオ
こんにちは、世界一有名な日本人コンマリのプロデューサー、河原拓実です。
そして、企業の10倍成長のためのアドバイザー、株式会社ムーンショットのすがけんこと、菅原圭一です。
この番組は、薄利多倍なビジネスモデルから脱却するための考え方と行動するためのヒントやアイディアを、ザック・バランにお話しするビジネス対談型ラジオです。
さあ、厚利商売ラジオ、今日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ちなみに前回は、副業と厚利商売をテーマにお話をいただきました。
その中で、本業と同じことは一切やらない、やるなら本業の10倍の時給でやる、ですとか、本業ではできないチャレンジをして成長の機会にする、など、
巷でよく聞く副業とはかなり違った観点のお話をいただきました。
すがけんさん、お話しされてみてどうでしたでしょうか。
いや、もう僕も話してみてびっくりしたんですけど、ここにもなんか、薄利多倍能が潜んでるんだなと思って、結局副業してまでいっぱい売りたいってなっていて、売るものは同じで、値段も一緒だから薄利なわけですよ。
それよりも本当は本業の値段の10倍ぐらいをいただけるような、人生のとか働く選択肢が変わるようなチャンスをつかむような副業に皆さんなってないのが驚きでしたね。
やっぱそこなんですよね。何なんですかね、この意識しないと薄利多倍になってしまうという罠。
なんかもう染み付いてんじゃないですか、やっぱりみんな。
なんか本能なんですかね、人の。
それはね、本能っていうかもう本当に日本人の習慣、例えば氷商売の本の1ページ目に本当はもっと高く売れるって書いたじゃないですか。
はい、あります。
こうなってないんですよ。
確かに。
本当はもっと高く売れるのにクソを悔しい、どうやれば高く売れるんだで考えないで、本当はもっとたくさん売れるで考えてるから、何とかたくさん売りたいみたいになっちゃってる問題な気がしますね。
なるほど。やっぱり最初のスタート地点がそもそも違うんですね。
そう、多分その最後の最後のっていう話じゃなくて、最初の最初の部分がもう違う登山ルートに行っちゃってるんですよ。
なるほど。道理でいつも菅謙さんに質問すると、あ、そこじゃなくてって入り口から修正されるわけですね。
そうそう。登山道の入り口の向かう先の矢印が全然違うとこからになるのは多分それが理由ですよね。
つまりこの小売商売ラジオそして小売商売の本を読むことによってその入り口のチョイスが変わっていくっていうのが得られる変化かもしれないですね。
そうだと思います。なのでこれを何度もね、すごく何度も聞いてくださる方多いじゃないですか。
多いです。
なのでその身に染み付かせてやるっていうことをしっかりやってほしいですね。
03:02
嬉しいですね。さて本日のテーマ行きたいと思います。
本日のテーマは小売商売の提案。
小売商売ラジオ第11回そして12回では菅謙さんが小売商売人になったプロセスを濃密に語っていただきました。
やっぱりすごく良かったということで多くの反響もいただいてまして、リスナーさんから提案の仕方に関する質問をいただいたので、
こちらを起点に今回お話を伺えたらなと思っています。
ご質問なんですけども、提案先は新規顧客か既存顧客のどちらでしたか?既存顧客であればどのように話を持ちかけたのでしょうか?
とのことですが菅謙さん、まずはこちらいかがでしょうか。
僕はそれこそ100万円を10億円にしたときは、そもそも100万円しか月に買ってくれない人に10億円くださいってもう無理じゃないですか。
お財布にないのでそのお金がその人に。なので相手を変えていきましたね。値段を大きく0、1個増やす、10倍にする良さってそこだと思ってて、
今の皆さんは今のお客さんがどう思うかなとか、今のお客さんに2倍にしたら高いって言われるよなとか、
なぜか今のお客さん基準で物事を考えていて、私基準では考えてないんですよね。私ができるじゃなくて、今のお客さんなんて言われるかみたいな。
なんかそこを気にしてることが多分そもそも間違いで、学校だって転校したら新しくデビューできるわけじゃないですか。
それと同じで場所を変えれば相手を変えれば自分はまたデビューできるはずなので、そこを変えるのが一番いいんじゃないですか。
と思うとやっぱり僕が2倍ってやるとどうせ皆さんが同じお客さんから2倍取るっていう難しいゲームが始まるので、
10倍になっちゃえばもう相手変えるしかありませんから、もうそこは大胆に10倍にして私のこの商品を10倍の価値で感じてくれる人は誰だろうっていう相手探しから始めるのがいいんじゃないですか。
そうなんですよね。今のお話ですごくキーだなと思っているのが、同じ顧客に2倍の単価で売る方が10倍単価で違う、それを求めているフィットしている人に売るよりも難しいっていう話なんですよね。
めちゃくちゃ難しいじゃないですか。
笑ってる。
来週から倍ねってどうやってやるんですか。それちょっと僕も無理かもしれない。
いやいやいや、こっちもう支払いのあれあるからっていう話ですもんね。
そうそうそうそう。もう約束もしてるし、そもそもそう思ってたしっていう話になるので、やっぱ1.1倍、1.2倍、2倍ぐらいまでってどうしても皆さん今のお客さんベースに考えるんで、
06:02
何も変わらない2人の関係性の中で値段をどうやって高くしようかって考えるのはものすごく難しいと思います。
あーわかります。いろんな方のお話聞いてて相談を受けてて、やっぱり人って今見えてる範囲の中でしか基本考えれないじゃないですか。
なのでお客さんのイメージっていうのがどんなに頑張って想像しても今の方たちなんですよね。
でも僕アメリカに行ってみて気づいたのが、地球って広いんだなーっていうことだったんですよ。
小学生で感じそうなやつ。
言葉にするとアホなんですけど、実は内容としてはかなり深くて、これ別に国境とかっていうだけではないんですけど、
ところ変われば全く違う世界観や支払い学、支払い能力、生活水準で生きてる方たちがいるんだっていうのに直接出会えたことが、
僕は自分の視野や視座が劇的に変わった瞬間だったんですよね。
だから相手を変えたってことですよね、場所を変えてね。
そうですそうです。
それやっぱ大きいと思うんですよね。結局相手次第なので、だから皆さんも本当に変わりたかったら引っ越すとか、
要は今のしがらみから飛び越えるみたいなことさえやってもいいんじゃないかなって思いますよね。
その一歩を出るときってどんなふうに意識したんですか。
それこそ今まで付き合ってた人とは全く違うレイヤーの人と会うじゃないですか。
ここって一つのジャンプだと思うんですよ。
須賀健さんだとどんな感じだったんですか、そのときって。
例の100万円で売ってたのを10億円にしようみたいなときは、結局は変な話、飛び込み営業みたいなもんなんで、
いろんな100万円の予算を持ってる人に飛び込んでったし、ゼロ一個足して1000万円の人に飛び込んでったし、
結局ある意味営業みたいなもんだったんで、自分が飛び込む先が変わってるだけで、
違いはなかったですけどね。スーツ着た偉い人に変わってったなぐらいのノリで。
どうせ東京の中だし、自分のオフィスは変わらなく青山だったかな、当時あったし。
そんなに行き先が渋谷から銀座に変わったとか、そんな違いでしかなかったですけどね。
そのときの心理的なハードルっていうのはそれほどなかった。
いやだからね、これも真面目に考えたらあるわけですよ。
出た、菅謙得意の。
そう、だって真面目に考えたらそんなにいっぱいあるに決まってるじゃないですか。
年齢も上がっていくし、エレベーターの階数も上がっていくし、会議室は社長室になっていくし、
そういうのめちゃくちゃありますけど、そんなん数えて探していったら何が起きます?緊張するだけですよね。
いやそうなんですよ。
だからもう人は全部ジャガイモ。
09:02
よくわかんない名言出た、小売商売ラジオで、人は全部ジャガイモ。緊張をほぐすときのね。
あれですよ。だからまあ結局は同じ人で、やっぱり自信がないっていうのは売りたい商品、もしくは買ってほしい商品に自信がない。
だからどっちかというと緊張するっていうやみくもなよくわかんない状況じゃなくて、なんで緊張するんだろう。
これは自分の商品が相手に役に立たないかもとか、自分が売りたいだけで相手にメリットがないっていう、
いやしい行為の瞬間なのかもって思って、そこを改善していく。緊張はなくならないんですけど、緊張を緊張しないにはできないんですけど、
なんで緊張するか考えたら、それはやっぱり相手のためを思って喋ってない自分がいるとか、相手のためになる商品じゃないとか、
なんかそういうことなので、そこをしっかり安心するまで直していけば結局売れるものになっていくんで、
相手も喜んで買ってくれるようになってくるんで、そこを頑張るってことですよね。だから緊張はいいサインだと思いますよ。
あ、これは自信がないんだな。直そう。緊張をやめようじゃなくて、自信が持てる商品にしよう。で、終わりですよね。
それ以上複雑なことは考えないほうがいいですよ。緊張するから。
いやいいですね。緊張の正体は結局自分に向いているエネルギーなだけだと。
そう。自信のなさとか、やましさとか、そういうものの現れだから、根本的に直すんだったらやっぱり商品を直したり、
自分がぶっちゃけお金が欲しいんだっていうやましい気持ちを直したりすることだと思うんですよね。
相手のことを考えてないな、これ全然っていうことに気づける瞬間が緊張するんだと思うんですよ。
僕逆で、逆の立場もあるじゃないですか、僕ら。会いたかった、緊張してますってなるじゃないですか。
言ってもらうことあるじゃないですか。でもそれを言われた側の僕らからすると、
いやなんか役に立ちたくて会ってるから緊張しないで喋ってもらいたいなって思うじゃないですか。
分かる分かる分かる。緊張されてると難しいんだなこっちってなりますよね。
そうそうそう。なんならせっかく無理矢理、この人困ってそうだからなんとか今週無理矢理時間空けたこの1時間って取って、
なんとか会えるようにした1時間が緊張した会話で終わって何にも起きなかったとき、ものすごく喪失感を感じるじゃないですか。
分かります。なんだろう、申し訳なさと悔しさと。
そうそう。これなんやったんやみたいになるやつ。
あるな。確かに逆の立場にならせてもらってるからこそ感じるかも。
そう。ってことは緊張って誰のためって自分のためなんですよね。相手のためには1ミリもなんないんですよ。
だって緊張されて嬉しい人いないもん。
分かる。それでもオーディションとかでも同じこと感じます。
そうね。
いつものらしさのままでいいのに、緊張してポテンシャル出なかったら、もしかしたらベストマッチだった可能性があるのに、縁がなくなっちゃうわけですよね。
12:08
そう。本当にそうだと思います。
いやでも難しいな。緊張してたもんな。僕も緊張してた。
でも紐解いていくと緊張って自分のためなんですよ。自分の身を守るため。だからそんなことはする必要はないと。
もうボコボコにされるわけじゃないんだから、緊張は相手のために1ミリもならないどころか毒にさえなるので、緊張は相手のためにやめようっていう。
これも相手のためですよね。だから僕はスーツを着ません。なぜならスーツを着ると僕が緊張しちゃうから。
そっか。自分のためでもあり、それらしい手は相手にとってベストパフォーマンスを出すためなんですね。
そうそう。自分らしく普段通りに相手のところに行くっていうのは、特に喋り方も変えずに、なんだろう、分かんないっすね、みたいなことを普通に偉い人に言えるのは、
たまに聞かれるんですよね。あ、普段もそういう格好でお仕事されてるんですか?みたいな京都っぽい周りくどい嫌味みたいな言い方をするんですけど。
待って待って、今京都の人すごい敵にした。
いい時計ですね、もう時間だぞ帰れ、みたいなのに聞かれるんですけど。でも、その時に言うのは、
ああそうなんですよ、僕スーツとか着て真面目な喋り方しちゃうと緊張して、なんかそれだとね困りますもんね、僕も困るんでって言って。
普段通りに。
いいね、私たち困りますよねの仲間にしちゃうんですね。
そうそうそうそう、誰のためにもならないから緊張は。だから僕はそんなに上手じゃないんで、こうやって自分らしくやらせてもらってますっていう、苦手だからやりませんってことでいいんじゃないですかね。
素敵、逆に言うとそれを良しとしてくれること、方とだけの縁が残るってむしろ良いことですよね。
ある種のその古い的なものというか、要はそのちゃんとしろよとか、お金払ってんだからペコペコしろよみたいな人と僕はもう1ミリも仕事がしたくないので、その人のために自分の能力、時間を捧げる理由が一個もないじゃないですか。
わかる、一つあるとしたら本来お金のためっていうところですもんね。
そうそうそう、でもお金は別に他の人からでももらえるわけだから、そんなこと考える必要ないんで、じゃあちょっとすいません会わなかったですねって言って帰ることもあるし、
あーもう僕この人、基本的にやっぱお金をもらう側って人を助ける側の仕事じゃないですか。お金を払う側が人を助けてるわけじゃなくて、お金をもらう側が人を助けてるはずなんですよね、大幻想。
うん。
とすると、あー僕助けたくないなーもうこの人はーってなると、もう。
無理無理無理心喜ばないってね。
そうそうそう、もうだからこの60分の会議をどうスマートに10分で帰るか合戦が始まりますよ。
わかりますわかります、いかにシュッとね。
そうそうそうそう。
15:00
嫌な感じ残さずね。
あーもうこれはないなーってお互いが思って帰れるような空気の作り方みたいなのを習得して、とっとと帰る。
失敗した婚活パーティーみたいな感じやで、もう違う。
もうないよねーっつって、ちゃんと帰るっていうのを、お金のために自分を曲げないっていうのはすごく大事ですよね。
いやー大事ですね。なんか一個お話聞きながら、この新たな方に提案するときにどうその緊張を乗り越えるのかの一つのポイントが、やっぱりその提案の筋がいいかどうかをどこかで先に試せておけたらいく分からくんなるじゃないですか。
そういう意味だと、僕やら菅謙さんって、そういった方の提案がどのレベルで求めてるかはすごく知ってる二人だと思うんです。
うんうんうん、そうっすね。
なので、なんか新しい提案、小売商売な提案してみたいなと思っている方は、なんかお便りで僕らにまず当ててもらうっていうのができたら、
あー面白ーい。
そう、いく分かいい状態にブラッシュアップして、その方が新しい方にいい提案できる、お手伝いできるなーと思ったんですよ。
それね、めちゃくちゃいいですね。ぜひお便りで聞きたいです。さらにその企画をやりつつ、いい提案ができてる人って、提案してないんすよ。
なにその面白い話、教えて。
なんか、もうひざまずいて、測ってあげてプロポーズするみたいなのが提案のイメージじゃないですか。
はいはいはい。
もうはい、今から僕提案しますよ。
受け取ってくれるかどうかみたいな。
そうそうそうそう。で、イエス・ノーを迫るみたいな、仲良くてよく遊びに行ってたら、気づいたら同棲してたみたいな提案なんですよ。僕のスタイルって。
はい、今から提案が始まりますよ。よく聞いてくださいね。はい、パカッ、どうですかこれ。イエス・オア・ノー、はい、とかってやんないで、いやーそこ課題っすよねー。
どうやってやりますーって気づいたら始まっちゃってるんですよ。
シームレスにね。
そうそうそうそう。
だからあんまりその提案のお時間をいただきながらっていうのはもう最近それさえなくて、ちょっと相談あるんで聞いてもらえますかって会いに行って、会いに行ったら大体僕がどんな仕事でいくらぐらいでやってるかなんかもう相手はわかってるんで、
いやーまあここ課題じゃないですか、まあやるんだったらこの辺からじゃないですかね、え、ってことはやってくれるかもしんないんすかって言われて、
いや全然やりましょうよ、これ面白いしって言って、
あ、わかりました、じゃあ契約書ってどっちの、
あー、僕サインするだけなんでそっちのでいいですよ。
あーいいんすか、やったーから始まります。
それはだって上級者やん。
いやーそうそうそうそう、なんだけど、でも要は相手が困ってるっていうところが一番重要で、だって助けなきゃいけないからこっちは、困ってない人を助けることは無理なんで、
やっぱり相手と話しながら相手の困ってるお困りごと相談に乗るっていうのは、なんか実はこれ今の時代にない商売の基本だと思ってて、困ってる人より売る人の方が増えちゃったじゃないですか。
18:00
はい、そうです。
そうすると、買って買ってっていうノイズだけが世の中に出てるんですけど、困ってるが前提なんすよね、商売って。
だから困りごと聞くよ、困りごと相談乗るよから始まんないと、本来商売始まんないのにみんななぜか誰が困ってるかも知らんけど、私はこれができます買ってくださいから始まるんで、なんかものすごく違和感が世の中にあると思うんですよ。
っていうところをまず直す。
タクミさんにはプロデュース相談したいなとか、僕には何か相談したいなとかっていう、その相談から始まってるじゃないですか、商売からじゃなくて。
それなんじゃないですかね、いい提案って。
確かに。何ができる人なのかということを適切に表現しとくってことですね。
そうそうそうそう、だからその、はい提案しますパカみたいなプロポーズ型じゃなくて、私何ができますまでをそれよりもっともっともっと手前にみんなに知っておいてもらうっていうのは、実はもう提案になっていて、
そこからは行儀惜しい提案をするんじゃなくて、相手の相談にちゃんと乗ってあげることと、その相談を一緒に解決できるかもしれないねって希望を持つところからが、その商売の始まりだと思うんですよ。
っていうことだと思います。
ということだと思います。
でもお便りは欲しい。絶対よくできると思うから。
いやそうだと思う。劇的によくできるなと思ったんで。
いやでもなんか真理だな、提案の内容で悩んでる時点で実は違うよねっていうことですよね、スタンスがね。
だって困ってない人かもしれない人に提案したいって言ってること自体がもう大間違いじゃないですか。
おっしゃる通りです。
ね、そこですよそこ。
いやー今日もなんかいい菅原武士が聞けたなという感じですね。
さあじゃあ続いていきましょうかね。
続いては大人気コーナー企画お悩み相談のコーナー。
リスナーの方からいただいたリアルなビジネスのお悩みを時給30万円で経営アドバイザーをしている菅原さんにぶつけることでお悩みを解決していくコーナーです。
今回いただいたお便りはラジオネーム渡辺さんからいただいたお悩みです。
現在英語講師をしています。
ちなみに現在は剥離多倍モデルです。
講師のまま小売商売モデルに変えていこうと思ったのですが、
講師業よりも本教材作りが好きでメイン事業に据えていこうと思っています。
具体的にはまだ著者でない人も含めて英語学習法のスキルを持っている方の本教材を伴奏して作るイメージです。
価値を相手の変化量と考えるとどういう打ち出し方、言語化が最適かを迷っており、ヒントをいただけますと幸いです。
なお現在は英語教材プロデューサーと名乗っておりますというご相談でした。
なるほど。めちゃくちゃいい質問で大事なポイントが隠されてるんですけど、
現在英語講師をしてますって言われたら英語講師って年収とか時給っていくらぐらいですかね。
21:08
どうなんですかね。
なんとなく1時間1万円もらえるイメージなくないですか。
先生だったとしたら。
確かに確かに。
学校の先生だったとしたらね。これ塾の講師だともうちょっと上がってとか。
ちなみに時給の相場間一般英会話の場合は1500円から3500円程度だそうです。
でしょ。なんでこれすごい大事なことなんですけど、英語講師って言った時点で相場が決まってるってことなんですよ。
確かにスタート時点でね。
そうだからもうその中でめちゃくちゃ優秀になってその相場を超えるみたいな、
もう一握りの天才が得られるようなことをやらない限りその壁が取っ払われないってことじゃないですか。
そうですね。あとは超セレブリティ向けにやるとかそういう感じですかね。
そうそうそうそう。だからめちゃくちゃ努力しなきゃいけないんですよこれ。
もうそこを選んだ時点でもうその中の上位1%にならない限り無理っていう専門学校とか大学に行って主席で卒業するような人材じゃないとできないことを高くもらいたいんだったら、
それをやらないとできないわけですよね。
確かに。その世界の最高峰の方僕知ってますわ。
シリコンバレーに住んでた時、Googleの社員の方向けに英語を教える先生は多分トップクラスですよね。英語講師界の。
だからあそこってやっぱりいろんな国から来るから英語を教えなきゃいけないっていうニーズがあるんですよ社内に。
まあでもありそう。
そうめちゃくちゃ面白いと思って。
でしょ。だからその何て名乗るかでおよその相場が決まるっていうことなんですよね。
で僕はだからコンサルって名乗りたくなかったし、コモンって名乗らないで自分でその肩書きを探しに行ってアドバイザーっていうのを見つけてきたと。
なんで僕とにかく僕の人生はだいたい3年5年ぐらいで肩書きを意図的に変えてってるんですけど、それはとにかくその時代にほぼ誰も使ってない名前から始めてるんですよ。
で何でかっていうとそれは相場がないから。
ファーストペンギンってやつですね。
そう。だって相場があったらその中で努力をしなきゃいけないっていう最高を目指さないといけない。
スガケンという唯一じゃなくてコモンという最高になったりコンサルという最高にならないといけないんで、そんな僕には無理なんですよ。
もう努力なんてしない。
ライバル強いのよっていうね。
そうそうそう。もうライバル強いし、ライバルに勝つほど努力しないし。
いや無理ですよ。
好きだなあほんと。好きだなあ。
報われないから。
今ねリスナーの方、みなさんスガケンさんめちゃくちゃいい顔で言ってました。努力しないしって。
いやだって報われる努力ならいいですよ。自動車レースでいうと元の車体が違うんだからさ、性能が。無理よ。
24:01
Kで勝たれへんでっていうね。
僕らKなんだからもうそこで勝負しちゃダメなんですよ。
ってことはレースの内容を変えていくしかないんで、Kが一番強いレースを探していくしかないんで、そのレースの肩書きみたいなのを作っていかなきゃいけないと。
なんでこれですごく重要なのは、やっぱり英語講師とか顧問みたいな決められた方にはまりにいって、それ以上を目指すっていうのは無理ですと。
一方でものすごく剥離多倍で時給換算すると安いお仕事をしている人は、全然違うレンジのその肩書きに移るだけで、その中で平均点さえ取っていれば全然違うお給料もらえるっていうことでもあるので、
まだ全然そこを抜け出せてなくて、次に行きたいっていう人は同じような横並びの単価感の中から選ぶんじゃなくて、2倍3倍下手したら10倍ぐらい違うようなところのジャンルにチャレンジするっていうのが大事だと思うんです。
それを副業で当たりをつけたっていうわけですよ。っていうことが一個と、あとこの方は講師業よりも本教材作りが好きって、それをメイン事業に捉えようっておっしゃってるので、まだ著者じゃない人も含めて、その著者の代わり、講師の代わりに本教材を作ってあげるお仕事だと思うんですけど、
ここはね、僕ちょっとまだ怪しいなと思ってて、結局講師の人が渡辺さんに高いお金を払いたいかどうかじゃないですか。ってことはその講師の人は英語講師だから稼げてないわけじゃないですか。
はいはい、支払い能力としてはそうですね。
そう、だからそれをやることで、教材本を作ってあげることで、その講師の人を稼げるようにできるならば、逆に言うと今英語講師をしている渡辺さん自身が稼げるようになるはずという入れ子の構造になっちゃってるんで。
確かに。
だったら自分に本教材作りを自分という講師に対してやってみて成功するところから始めた方が、なんかエビデンスになるというか証拠になるので、やりやすいんじゃないかなと思ったのが一個と、もう一個はそうじゃなくてやりたいんですって言うんだったら別にやるのはいいんですけど、その講師の人が年収が何倍になるんですか。
500万円が1000万円になるんだったら500万円増えるんで、まあそのうち20%とかもらえますよね、きっと。とかっていう風に価値は相手の変化量って書いていただいた通りその通りなんで、相手がどれぐらい年収換算で収入換算で変化するのか、その10%20%をもらえるんだとすると自分の価値は決まってくる、価格も決まってくるので、それで決めればいいんじゃないですかね。
27:02
なるほど、なんかそれこそご質問いただくときに今がいくらでこのぐらいになりたいんですって言ってもらうともうちょっと打ち手具体で答えるって楽ですね。
それによって全然選ぶ道変わると思うので。
そうね、これで1000万円だったらイメージつきますけど、3000万円って言われたら変な話またじゃあ何人講師が必要なんだとか言って結局剥離多倍になってくる。
そうですよね。
多い講師にちょっとずつの利益で積み重ねていくみたいな、結局剥離多倍やみたいなモデルになっちゃいそうなんで、そこは気をつけたいところですよね。
やっぱり支払い能力のある顧客にどの変化を提供するのかっていうところがもうちょっと詰められそうな感じがしますよね。
そう思います。そこポイントじゃないですかね。
やっぱり冒頭で例でお出しした英語講師であっても公理商売実現してる方は対象としている人が支払い能力がある方なので、もしくは支払い能力がある企業から受けてたので、それはもちろん単価変わりますよね、変化で言うと。
あとね、この方が公理商売になりたいんだったら気をつけた方がいいのは、公私業より本教材作りが好きで考えてるじゃないですか。
自分が好きかどうかは、およそお金を払う相手には関係がないっていうこともすごく重要で、好きで仕事にしていいのかはちょっと考えた方がいいですよね。
要は困ってる人を助けてお金をもらうのが商売だとすると、自分が好きで始めるものはおよそ趣味になってっちゃうんで、そこはちょっと気をつけた方がいいかなと思います。
だからこの好きって書かれちゃうと、僕もまあ好きならいいんじゃないですかっていうアドバイスにやっぱりなりがちになっちゃうんで、どうしても公理商売になりたいんですを優先するなら好きよりも今まで喜んでくれた人は誰か。
英語のジャンルで一番喜ばれてる人、業種は何かから考えてもいいんじゃないかなと思いました。
耳の痛いお話でございます。
一番スタートが大事なんですよね。何を優先したいの?もし公理商売が絶対なんだったらっていうことですもんね。
だからこれを見ると優先順位を好きで決めちゃってるんで、公理商売になるより好きがいいんだったら安くいっぱいいろんな人のやってあげたらいいんじゃないですかっていうアドバイスになっちゃうんで。
それはそれで多分幸せな可能性ありますもんね。
あるあるある。田舎に住んでて生活費全然かかんなくて、特にお金を必要としていないならそっちでもいいんですよ。
なのでこの動機の部分を公理商売に本当に変えたいのか、好きなものを仕事にしたいのかでちょっとアドバイスの毛色が変わるので、僕らが今日したのは公理商売になるためのアドバイスだというふうにお考えください。
はい、ということでラジオネーム渡辺さん、良いご質問ありがとうございました。
30:03
最後にお知らせのコーナーです。
はい、皆さんいつもお便りフォームを活用してお悩み相談、今日もやりましたね。
あとはコメント欄もコメントいただいててありがとうございます。
全部見てますし、とても励みになっています。
今回みたいに僕がお話した内容に関する質問をいただけると、皆さんがどこに気になっているのか分かるので、
要は拍手というか、いいぞそこが面白いんだとか、いやこの話は別に聞きたくないとか、
そういうフィードバックをもらえると、僕らももっともっとずっと続けていきますし、
ラジオ自体、あとは良くしていきたいので、ぜひぜひ反応を教えてもらえると嬉しいです。
あとは引き続きリクエストですね、教えてください。
皆さんの声とか質問相談、何でも僕らの目に見える耳に聞こえる範囲で届けてもらえると改善ができて嬉しいのでよろしくお願いします。
あとあれですね、ゲストの出演以来なんかもマイネームでいただけると脱信していけると思うので、ぜひぜひお寄せください。
お便りフォームは各界の番組詳細欄にご用意していますので、ぜひご活用ください。
また2024年11月24日に開催させていただく出版記念イベント、オンライン参加もまだまだ募集しています。
まだリアルも若干確かお席があったと思うので、概要欄よりご確認ください。
今回の配信を気に入っていただけた方は、ぜひスポティファイやアップルポッドキャストからのフォローと評価お願いします。
SNSではハッシュタグ、高利商売とつけて感想などご投稿いただけると嬉しいです。
改めてですが、高利商売は薄いの部分を厚い、厚い利益、そして少なく売るです。
たまに小さく売るって書いてあるので、小さく分けて考えるに引っ張られてるなと思うんですけど。
高利商売、少なく売るで感想などご投稿いただけると嬉しいです。
今回も最後までお聞きいただきありがとうございました。
次回の高利商売ラジオもお楽しみに。
菅謙さんありがとうございました。
はい、匠さん皆さんありがとうございました。
32:33

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