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【ONE PIECE】という漫画を知っているでしょうか?有名なので、おそらく名前くらいは聞いたことがあると思います。でも、もしかしたら知らないかもしれないですね。
そんなあなたのために、3行でざっくり内容を説明します。
まず、小さな村に住む少年が、海賊の王様になるために村を出ます。
その途中で仲間を得ていきます。さまざまな敵を倒していく、という王道の冒険友情漫画です。
その冒険の途中で、主人公のルフィはある人と出会うんですね。かの有名な海賊王、ゴールドロジャーの船の副船長、レイリーさんです。
海賊王の船の副船長というと、とてつもない存在なんですよね。ルフィなんか、レイリーの足元にも及びません。
その恐ろしさからつけられたあだ名というのがあるんですね。それが、名王レイリーと。
そんなレイリーに向かって、ルフィはいつもの調子で、海賊王になる、というふうに宣言するんですよね。
大胆不敵ですよね。この図々しさというのが、ルフィの長所でもあります。
すると、名王はこのように返します。君は海賊を支配できるのか、と。
個性豊かな海賊があふれる海なので、お前にこの海賊どもを支配できるのか、というふうに名王は聞いたわけです。
その質問に対して、ルフィはこのように返すんですね。支配なんかしない。一番自由なやつが王様だ。
少年向けの冒険友情漫画なんですけど、この開始には思わず唸ってしまいました。
これって、商売でも全く同じじゃないでしょうか。
最近、値下げの要求が厳しくて、やりたくない仕事を振ってくるお客さんが多くて、
うちと同じサービスを真似するライバルが多くて、スモールビジネスオーナーからよく聞く悩みです。
嫌なお客さん、嫌な同業、嫌な取引先。なんで顧問たくさんいるのか。
なんで今じゃなきゃ対応できるのに今なのか。なんでうちならそんなことしないのにするのか。
悩みは尽きないですよね。そんな時は自問自答してみてほしいんですね。
支配しようとしていないか。
ルフィは、支配なんかしない。一番自由なやつが王様だ。っていう風に言いました。
商売では全く同じだと思います。支配しようとすれば反発されます。
時に戦わなければならないですし、苦労はつきません。
そんな時こそ、ルフィの言葉を思い出してみてください。
支配なんかしない。一番自由なやつが王様だ。
30万円の商品を15万円にしてほしい。という風に言われたとします。
その時は何としても30万円で売ろう。支配しようと。頑張らなくていいんです。
そもそも、そんな要求をしてくるお客とは付き合わない。自由になるに限ります。
値下げ要求をされた時のあの何とも言えない気持ち。
同じスモールビジネスオーナーにしかわかりません。
ルフィの言葉をヒントに、少しでも心軽やかにやっていきましょう。