1. プロジェクトの秘訣を探る Project Design Room
  2. #06-2 デジタルから子育てのア..
2023-11-23 34:22

#06-2 デジタルから子育てのアイデアまで。佐藤ねじの企画術 | ブルーパドル代表 佐藤ねじ

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<p>起業家や科学者、クリエイター、新時代を導く先駆者たちと膝を突き合わせながら、プロジェクトを軌道に乗せる秘訣に迫るインタビューシリーズ。番組では「プロジェクトデザイン」の視点から5つの質問を投げかけ、プロフェッショナルの原動力に迫ります。<br>

第6回目のゲストは、ブルーパドル代表の佐藤ねじさん。

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「ボードゲームホテル」「小1起業家」「子育てブレスト」などこれまで数多くのユニークな企画を世に出し続けてきたプランナー・クリエイティブディレクターの佐藤ねじさんに、その思考と発想の源を伺いました。

自分がやりたいことにフィットしていけるように頭脳も体も温め続けておく、ねじさんの企画術をお楽しみください。

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<ハイライト>

#“こざかしい“仕掛けをつくる

#アイデアの嫁ぎ先をイメージする

#ホームランよりもヒットの数を重視する

#長く作り続けること自体がビジョン

#ブルーオーシャンはレアだが小さな水溜りは見つけられる

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<5つの質問>

#1 VISION : どんな未来のために活動しているか

#2 ORIGIN : 活動の根源にある原体験

#3 KEY : プロジェクトを大きな成功に導く鍵は

#4 CHALLENGE : 超えるべき高い壁は

#5 EFFECT : プロジェクトの成功は社会にどんな影響を与えるのか

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■佐藤ねじ

プランナー/クリエイティブディレクター

1982年生まれ。面白法人カヤックを経て、ブルーパドルを設立。代表作に「ボードゲームホテル」「隠れ節目祝いbyよなよなエール」「アルトタスカル」「不思議な宿」「佐久市リモート市役所」「小1起業家」「劣化するWEB」など。著書に「子育てブレスト」「こどもの夢中を推したい」など。主な受賞歴に、ACC CREATIVE AWARDゴールド、文化庁メディア芸術祭・審査員推薦作品、グッドデザイン賞BEST100、TDC賞など。

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⁠⁠⁠■佐藤ねじ Oficial HP

⁠https://www.nezihiko.com/⁠

■Blue Puddle

⁠https://blue-puddle.com/⁠

■子育てブレスト その手があったか!67のなるほど育児アイデア集

⁠https://www.shogakukan.co.jp/books/09389123⁠

00:00
それでは前編に続き、ブルーパドル代表の佐藤ねじさんにお話を伺っていきます。よろしくお願いします。
では話題をプロジェクトデザインにシフトしていくので、5つの問いというのを問いかけていきたいと思います。
まず1つ目が、皆さん共通して聞いてるんですけど、ビジョンについてというところで、
これねじさん個人でもブルーパドルとしてでもいいんですけれども、ざっくり言うと、どんな未来をイメージして今活動してますかというような、そんな質問です。
そうですね。ビジョンについてなんですけど、結構僕はこの山を登ったらOKみたいな感じじゃないんです。
それ結構ずっとそうで、どっちかっていうと、今何かこう作ってこういうものを出しているという状態があって、
何ていうんですか、サスティナブルにそういう感じ、何か今次に何か今こんなん仕込んでて楽しいんだよねっていう、出す前って楽しいじゃないですか僕は。
楽しい。
何かあの状態こそが自分とっては楽しいし、それが社会ともちろんつながってとかいろいろあるんですけど、
根本その何か次に何かを仕込んでワクワクしてる状態がいいなで、それが続くといいなと思って。
だからこう、何ていうかね、野望があんまないというか、あったりもするけどそれはあんまり何かこうずっと長く持つモチベーションにならなかったりとか、
するっていうのがあって、何か歩きながら気分で変わるじゃないですか。
だから何かこの山を絶対登ろうがなくって割と、その次に何かこんな仕掛けた楽しいという状態をいかに長く延命させるかみたいな、
っていうのは結構僕はあって、
なのでプレパドルって名前を付けるときも、何かの思いを持って会社名を作るときに、その当時に思ってたものの思考って結構変わるので、
それそのものが変わってしまうことがあるなというときに、一番変わらなさそうなことは何だろうとしたら、
何かそのやっぱりちょっとこう新しいものを作る的なものは、何かこれは結構長く続きそうだなってながってそれにしたんです。
という感じで、何ていうか、一個の低読みを出すとかっていうよりは、
何か次に何かおもろいものを出すという状態がどう続いていくかっていうことがあって、
そこの掛ける掛け段としてそれが、今は例えば企業のブランドでどうのとかってやってますけど、
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もしかしたらそれが10年後20年後には、結構そういうのも一切やめて、
気候変動とかああいうサーチナブルの方に前振りする可能性もあるし、
何ていうか、どこに行ってもいいようにそれを見たい。
何かそんな感じのものを僕は持ってやってますね。
すごいいい答えをいただいたなというか、
ちょっとたまたま今日は近しい業種で僕も活動してるみたいなんですけど、
ちょっと一つ思い出したエピソードがあって、
うちの若いメンバーと一緒に海辺で焚き火をしながらワンワンするみたいなところがあったんですけど、
一応あんまり深く考えずにいたんですが、何のために作ってるのとか、
同じような質問ですよね。
あなたのビジョンってあるんですか?みたいな質問を投げるじゃないですか。
提携文として。
その時に、その時ワンワンしたんですけど、
2人ともから、これ何か目的がないと作っちゃダメなんですか?みたいな問い返しがあって、
当然その一つのキャンペーンとか、一つの試作みたいなことには目的があると思うんですけど、
本来作りたいということに対して、目的が必ずないと作っちゃいけないのかみたいなのは、
当たり前のことなんですけど、めちゃめちゃ突き刺さってたんですよね。
そのエピソードが思い出して。
作ることはもちろん手段なんだけど、それ自体が目的になっても良いし、
そういうことが、もしかしたらこれから結構いろんな行き詰まるようなシーンも多い社会だけど、
作ってること自体が幸せみたいなのがめちゃくちゃいいなと思って。
まさにそう。
恐竜の時代に隕石が落ちて、恐竜が絶滅して、超動物がちょろちょろ。
詳しいことはわからないけど、
そういう可変性が高い状態の省エネで。
しかもバイアスを解くっていうのがずっとテーマで、自分の中にあって。
何かを作るということも、何で作っているのかっていうときの、
自分が作るということをずっとやるかはわからないとか、
クリエイティブというのが大事だということもバイアスかもしれないとか、
結構自分の中でそういうのを解くのが好きで。
次の未来に何か楽しいものがあってワクワクするみたいなことは、
多分結構根本的な、人間として根本的に変わらないであろうと思うんですかね。
過去の楽しかったことだけになるときに結構つまらなくなるだろうなっていうのがあったりするので、
その状態をどう作るかっていうことをずっと考えるっていうときの、
自分そのもののテーマでもあるんですけど、
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そのときの実現する方法として、
社会の中のニーズを組み合わせるところでグルーパドルという手段があるっていう感じで捉えています。
面白いな。いつか仕事もしたいなって思ったりしてますけど。
意外とそうですよね、まだ仕事も。
でもやっぱりハッピー感が強いんですよね。
機嫌良さそうだし、かつそれの状態を作る努力もしてそうだから、
同じ課題を解くときもやっぱご機嫌な人とやりたいなみたいなのは、
すごいいつも横から見てて思っていることですね。
ありがとうございます。
じゃあちょっと2つ目の質問が、オリジンということで、
これはグルーパドルに関してが答えやすいかもしれないですけど、
どんなことがきっかけで今の活動を始めたかとか、
コアメンバーとどう出会ったとか、
ちょっと一部ギルドの話はさっきも言いましたけれども、
少し原点みたいなところ、ちょっとエピソードいただけたら。
オリジンってそういうことですね。
そうですね、原点。
そうですね、何だろうな。
でもグルーパドルは企画の会社ですっていうふうに今、
ウェブサイトの最初に書いてあるんですけど、
何だろう、オリジンか。
何ですかね。
いつ始めたんですか。
グルーパドルは2016年から、開学独立して。
あったあった。
ありました、ありました。
だから開学に僕は長くいたんですね。
6年半ぐらい。
結構みんなどんどん早めに独立していくけど、
いや俺は辞めねえぞみたいな感じだったんですよ。
そんな独立するのがキャリアの流れだという
ファイアフラみたいなのもあったりしたけど、
でもよくありましたね、辞めねえぞって言ってる人は
結構半年後に辞めるみたいになりますけど、
それは結構開学の中でもいろいろ経営の話とか、
開学の上場をしてどういうふうにしてるか、
経営会議に出たりとかですね。
もともとはデザイナーで1プレイだったんですけど、
その会社がどういう経営をしていて、
それこそ開学という会社はどういうビジョンを持って
どういう船を乗ってるかってことを、
そういう経営のミーティングとかも出たりする中で
視点が増えたんですよね、高くなったと。
その時に、この船はこっちに向かってるんだっていう
ことがよりクリアになった時に、
自分は結構方向は北西だったら
北西っていう方向はあってはいるけど、
微妙にその進路違うなみたいなことが分かるようになった。
つまりだから、僕で言ったら、
大きな規模の仕事をやるとか、
有名な何かのIPの仕事をやるとかっていうことよりも、
むしろ大きな予算があったり、
大企業の中で実現できるところに
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いろんなクリエイティブとかテクノロジーが
集まっている感じは広告の中にもしていたので、
その当時で言ったら、
一流のクリエイティブを持った状態で、
そこに行き届かない場所、
いろんな中小企業の予算的にも、
例えばそういうクリエイターが
どこにも案件には入らないというか、
そういうちょっと違う場所に
持っているものを水平式に持っていく
みたいなことをしたらいいだろうなってのがあったりして、
だからフットワークからいく
いろんなプロジェクトとか
面白い技術を持っている人、
伝統工芸みたいなのもあると思うし、
いろいろあると思うんですけど、
そういうものにもっと
関わっていけるようにしたらいいなっていう、
それもまさにプロジェクトベースだけど、
っていうのを考えるときの方法として、
フットワークの中ではそれはむずいなって思って、
なんで自分の会社にしたっていうのは
まさにそういう
こういうプロジェクトの可能性を
広げるためにっていうのがあって。
やれないことをやれるようにする
というところですよね。
すごいそこは、
僕らも地方の仕事とかやっぱりあるので、
よくわかるところがあります。
ちょっとあえて逆に聞きたいんですけど、
大企業の仕事をお願いしても
面白かったらやってくれるんですか?
もちろん、お仕事の中では
別に小さい
中小企業の専門ではないんですけど、
本当に合っているものを持っているときに、
むしろ大きな会社だと
どうしても予算的にあまり受けられないで
断ってしまうものってあるじゃないですか。
でも来ているボールとしては結構面白いものがあって、
そういうものも受けられるようにという感じで、
受けるベースの幅を広げようという感じで。
特に独立当初はよりそういうのを強く思っていたし、
でもいろいろやる中でやりながら、
いろんな規模のところともやったりして、
どういうのがより合っているか。
その当時は規模だけで考えていましたけど、
もうちょっといろんな軸で、
自分のところで合っているところはどうかなのか。
音がわかるようになったりとか。
そのやれなかったことがやれるようになって、
その例えばが、
例えば予算規模がそんなに大きくない、
東京ではない仕事になったときに、
実際やってみてどういう面白さがあったりしました。
まず企画とかプランを考えたときに、
こちらから出せるものを持っているものって、
限られていない技術とか手法も。
でもなんでもいいんですけど、
例えば子ども服の仕事をしたんですけど、
子ども服のブランドを作るみたいなのって、
そもそも結構ボールとして大きいじゃないですか。
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それを例えばそういう大きな規模しか受けられないところだと、
結構一大プロジェクトになると思う。
だから言ってみたらスタートアップみたいな感じのノリで、
ある種、議論をするメンバーもすごく限られている少数で、
何かそれ良さそうだな、やってみようかって、
パッとやれるみたいな規模感で、
やるときにすごくそういうものは向いていて、
結構今、ノリパドルの代表的な事例になっているようなものも、
割とそういうものが多かったりもするんですよね、
その半々ではあります。
だからそもそも来る会社の持っている技術とかテーマそのものが、
もう既に面白くて、そこに掛けるそこのクリエイティブというか、
何かを組み合わせた時点で、それは良くなるよね、
みたいな結構ボールも多かったりもしますし、
そうですね、っていうのもあります。
要はその自由度が高かったりとか、推進性が高かったりみたいなところは、
すごくヒットを生むための重要なポイントだし、
それ大企業だからできないっていうのも変な話だなとは思っていて、
そこは大いにヒットにしていただきたいなっていう気が。
そうですね。
中小企業で面白いもの持つのがめちゃくちゃ多いっていう感じ?
そうですよね、いや思います。
実は次の質問にいい感じにブリッジしてきてて、
1つ目がキーということで、
プロジェクトをより成功確率を高めるための鍵みたいなところで、
今でいうとスピードとか小数とかいろいろ出たんですけど、
あえて大企業でプロジェクト作りに苦戦してそうな人にアドバイスするとしたら、
どういう鍵を渡してあげますか?
そうですね、僕だから結構ある面としては企画のプランナーで、
軽やかに企画で切れ味よくてみたいな、
もしかしたらそういう面で見えてる部分もあるかもしれないけど、
結構たぶん本体というか実際のあれとしては、
そこの部分すごい一部なんですけど、企画の。
だからそれをどういう解像度だったりで世に出すかっていう部分で、
非常にメンバーもいろいろあったりとか、
会社のみんなそれぞれの正解があるじゃないですか。
だから大企業とかいわゆる関わる人が多くなればなるほど脳が増えるので、
よくもあるし悪くもなると思うけど、
絶対にここをぶらしてはいけないっていういろんな軸、
例えばプレスリリースを出すときに、
こういうワードだったりこういうふうに思ってもらわなきゃいけないのがあるんだけども、
企業の普段の広報的にはこういうワードになりますとかっていうときにいろいろあったりするんですけど、
そういうそのときに、
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結構僕は穏やかって言われるんですけど、
割と後線的な人間でして、
絶対にぶらさないとこは何が何でぶらさないっていう、
サイコパス性を持つ、
そういうのを刀野森岡さんが本で書いてましたけど、
犯罪者という意味じゃなくて、絶対に実現するために、
チームの調和とかではなく、
実現するために絶対にぶらさないものをぶらさないという、
すごい信念みたいなもの、
サイコパス性としてがある人みたいな感じで言ったりとかしたんですけど、
多分スティーブ・ジョブスとかそういう人はすごく仲良いだろうと。
そのサイコパス性を結構ちゃんと持ってやるっていうのは大事にしていて。
それってプロジェクトが始まる頭の方で生まれるんですか?
いわゆるプロジェクトビジョンみたいなものに近いのかなって思ったりしたんですけど。
僕の場合だと割とその段階ではそんなにぶれないというか、
ぶれなかったとしても割と出す、
特にプレフリリースとか世にどう出るかとか、
シェアされるときの文言の一個一個みたいなところっていうかね。
結構そういうところなんか特に僕はよく、
ハレーションというかいろいろとバチバチやるところが多い。
でも企画の中でも、例えばボードゲームを持っていたらボードゲームを持っている中で、
絶対に外してはいけないコンテンツと、
ここは多少変わっても許されるというところの場所というか、
そこの軸はすごく大事で、と思っています。
要はちょっとメタ認知すると、
こだわりポイントがないプロジェクトは、
確かに成功確率低そうだなと思うんですよね。
それはプランナーだけじゃなくて、
やっぱり担当者がそれを何でやりたい、やり遂げたいのかみたいなところの、
ある意味での癖とか、個人的な欲望とか、
そういうのが厚く渦巻いているとぶつかりやすいですけど、
やっぱり最後までいい温度感で走り切れるなという体感も僕はあるし、
マネージさんがそういう人だというのが分かった上で付き合いするのは、
めちゃくちゃいいことだなと思いましたね。
そこだけちょっとだけもう少し。
それで、その時に昔は、
もっと企画に寄り添う側というか、
プランナーとしての側が強い部分もあって、
プランニングとして軸を外せない部分というふうに思っている部分があったんですけど、
途中からもうちょっと視野が振るというか、
結局成功か失敗かということは全部ゴール次第になる。
だからそのゴール設定の市場主義で、
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今回はどういうゲームなのかというか、
どういう点を取ったら勝ちなのかということを明確にすると、
誰かのクリエイターの画で言っているのではなくて、
今回のゴールはこの数字を上げるためにあるのであるんだからという企業側の言葉になって、
というふうにだんだん変わってたんですね。
それからすごくやっぱり打率もめちゃくちゃ増えたし上がったし、
ブレなくなったんですよね。
表現としてというふうになると、
クリエイターさんがこだわっててみたいになると、
なんていうか、あれがあるじゃないですか。
むしろ企業側のもっと奥にというか、
企業の担当の人が守っている、
例えば広報だったら広報として守っている部分じゃなくて、
その企業の経営者側ぐらいにぐっと入るというか、
そういう感じで、
でももちろんそこの中にはクリエイターの画が入っているんですけど、
でもそれは画ではなくて、
そうすることが一番この数字を達成するのに必要な
最短距離だとか、
そういう感じでやるようにしています。
なんかあえて怒っちゃいますけど、
ゴール設計をできていないケースのほうが多くないですか?
もうずっと、ずっとですね。
いつ企画始まるんだぐらいゴールの話を、
とにかく丁寧にやられてるんですね。
でもゴールだけをずっと決めてもずっとここに戻すじゃないですか。
なので行き来しながらなんですけど、
決めたゴールは結構みんな忘れるというか、
新しいゴールがちょっと生まれたりとか、
なんか適正で生まれてしまうゴールって結構あって、
今回はこの500人にブランド好きになってもらうことをゴールとするんだけど、
なぜかテレビでも露出はしたい。
どうせ候補やるならテレビで露出したい。
テレビで露出して100万人届くっていうところと、
その500人の関係性はとかっていうところを詰めていて、
ただそこに使うためのコストをこっちに回した方がいいよねっていうときに、
結構そこで手癖があるので、
あれでもそうするとなんかちょっといつもと違うみたいな。
いつも違っていいんですよみたいな。
いやーありますよね。
いわゆるバズらせてくださいオファーは、
それ手段が、バズらせるという手段があるときに言ってると、
そもそも何にしたいんだっけみたいな。
そういう議論は大好きですね。
バズにも質があってとかいろいろいっぱいいたりします。
やばい。ちょっと今度その回では別で。
ありがとうございます。
じゃあちょっと進めていきますけれども、
4つ目がチャレンジということで、
課題っていうふうに言い換えてもいいかもしれないですね。
このプロジェクトを進める中で、
いろんな壁が出てくると思うんですよね。
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例えばしくじりエピソードとかでもいいんですけど、
壁はこういうふうに越えたなとか、
ここはやっぱり毎回難しいなとか、
思い当たるところがあればぜひ。
そうですね。
具体の事例で言いたいけど、
ちょっと言うとまた確認があるんで、
ちょっと抽象的なあれですけども、
企画いい、ゴールもしっかりしてる、
これはきっと絶対に広がるに違いないとか、
喜ばれるに違いないとかっていう、
デザインもいい、スタッフィングもいいとかっていうときに、
実際に出して、良かったねみたいな感じに終わる。
けども、
そんな程々に、それこそ一塁打ぐらいになった。
予定調和感が強いみたいな感じですか。
一塁打、さっきのホームランはとか言って、
一塁打でもいいんですけど、
やっぱり本心としては、
言うても一塁打っていつも二塁打ぐらいは行きたい、
三塁打は行きたいというようなときに、
結構あるあるなのが、
そのコンテンツが、
知ってもらうべきターゲットに知ってもらうためには、
着火と住み火って言い方をするんですけど、
いわゆるコンテンツが何かをきっかけに、
そのターゲットに届く、誰かがそれをシェアするとか、
何かのメディアに乗るとかを含めて着火をして、
それで初めて火がついた後に住み火がついていって、
みたいなことが起こる。
着火と住み火という、バズを着火と言ったときに、
住み火は長く残るんですけど、
案件は着火だけでいいものもあるし、
住み火で必要なものもあるけど、
結構その、このコンテンツが結局何かきっかけで、
拡散したりとか広がっていくのかという部分についての、
設計が結構昔はしっかりしきれてない部分はあってというか、
でも多分多くの場合も結構それで、
何かたまたまいい動画とかいい新聞広告ができて、
それが誰かそれをうまく反応してくれて、
すごい広がったとかっていうパターンっていっぱいあると思うんですけど、
その着火の部分が甘いと、
実際にそれがだからちゃんとうまくシェアされたら広がるけど、
微妙に見つかってなくて飲みなかった、
そこそこにしか飲みなかったみたいなこと結構あって、
そこが結構大事だなというのがここですね。
なるほど。
ちょっと超具体的な話なんですけど、
着火なんですよね。
あえて構造的に学びに変えていくと、
良いメンバーがしっかり集まって、
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良い要題で議論をしてても、
着火になることと炭になること、
まず脳みそ分けて語っていかないと、
なんか全体的に面白そうみたいな感じだと、
一縷だどまりになっちゃうことが多いよねっていう。
そんな話なんですよね。
これは確かにめちゃめちゃ実践的な回答をいただきました。
ちょっと番外編で僕は聞いてみたいのが、
当然今の話とは距離が違うんですけど、
今回の本とかもそうなんですけど、
奥さんと仕事上のコラボしてるみたいな、
佐藤家というある種の会社というか、
子どもさんも含めてもいいんですけど、
これは面白い現象だなっていうふうに思ってて、
なんか難しいことないんですか?みたいな。
でも夫婦ずっとってめっちゃ大変そうだなって、
というか僕らのタイプだと大変だなって思うんで、
多分外で見えてるよりも、
一緒に仕事をしてる感じでは全然なくて、
仕事の話をするのってあんまり、
家ではほぼそういう話はしないし、
敬語でメッセンジャーでやりとりみたいな感じ。
そこの佐藤夫婦さんって奥さんなんですね。
佐藤夫婦さんとの仕事での関係って言われてメッセンジャー。
家ではの時は奥さんとしての感じ。
あんまりガッツリって感じじゃないですね。
でもじゃあこれは仕掛けていこうよみたいな、
育った時はそれで。
そうですね、もちろん。
それこそこの子育てブレスっていう本を作る時には、
イラストも奥さんが描いてもらったりしたんで。
そうなんですね。
なのでそこはニュアンスがあるんで、
イラストデータだとなかなかニュアンスが伝えられないっていうのがあるんで、
奥さんにやってもらったんですけど、
とかは仕事になってしまったので、
その期間はギスギスしてましたね。
僕はどうしてもチェックをする場合もある。
なるほど。
どうしてもチェックするときって厳しいじゃないですか。
オッケー出す人ともらう人の関係なんですね。
オッケーがなかなか出さないので。
なるべくだからむしろ僕らは仕事はあんまりガッツリはしない。
そこはそこででも、やるときは結構プロフェッショナルなので。
そうですね。
むしろアイデアをもらうとかっていう感じでやったりとか。
いいですね。いつか子供さんも入ってきそうな雰囲気もあるし。
それは面白いですけどね。
確かにだからこんなにリアリティのある絵なんだっていうのは。
27:00
本当にリアリティ。
現場を見てる人。
なるほどですね。ありがとうございます。
番外編も聞いてきましたが。
じゃあ最後の質問に差し掛かっていきます。
これはエフェクト、つまり効果効能みたいなものなんですけど、
ねじさんブルパドルがガンガンプロジェクトを進めていくと、
どういう人たちがプラスを受けるのかなみたいなことを、
改めて未来の希望も含めてお話いただけると嬉しいなと思っています。
そうですね。
なるほどなるほど。
僕はいつも神社で手を合わせるときに、
はじめに家族の健康を祈って、2番目か3番目にいい出会いを
いつも祈るぐらい、結構そういう意味では縁というか、
結局いい出会いがあっていい、面白い技術を持ったりとか、
面白い人と出会うことでプロジェクトの半分はそれで決まるので、
画組で半分は決まると思うと半分ぐらいっていうぐらいだから。
でもそこは抽象的にいい出会いがあると思ってるんですけど。
出会いのパターンとかってあります?
それもだからまさに再現する、どう作るかっていうのを日々考えて、
いろいろ試しているんですけど、いくつかのパターンも作ったり考えたりして。
紹介が多いですか?
紹介も多いし、
ちょっとここの音声だけじゃなかなかちゃんと話せない長い話が、
いろいろそこはそこで、本当にどう出会うかっていうのがあるので、
しかも発信から届く範囲ってめちゃくちゃ限られてるんで、
さっきの拡散の理論と一緒なんですけど、
自分が届かないけど出会ったらめちゃくちゃいい人がいっぱいある。
それはなんていうかね、何でもいいですけれども、
何かのサウナを作りたいと思っている場合には、
サウナは結構近しい人が多いからですけど、
いいサウナを作ろうとしているオーナーと出会ったりとか、
いろいろいい場所と出会うとか、いろんなことが必要になるとかであるので、
僕が持っているパーツとは全然違うパーツを持っている人と出会って、
いいマッチングをしたいという。
昔も例えば仏像を掘る人、仏師と出会うと、
仏師の人は仏像を掘ることができるけど、
多分テクノロジーがそんなに強くないという場合には、
いい仏師と出会うことで、
何か新しい仏像になり、何かが生まれるかもしれないみたいな。
だから、ある種のテクノロジーを広く捉えるというような出会いってすごい大事だなと。
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そこそこは、それこそボードゲームとかそういうのも昔はあまりなくて、
だんだん出会ったりとかはしているので、広がってはいるんですけど、
でも仏師の中でも、やっぱりこういう人と合うタイプの人とそうじゃない人といるので、
そういうものの、まだ掘られていないジャンルがたくさんあるので、
めちゃくちゃ波長が合う皮膚科と出会うとか、何でもいいんですけど、
無限にそこのジャンルってあって。
そうですね。日々いろんな方にあると思うんですけど、
いろんなフィルターを通したり、アンテナを張りまくっているんだなというのは今、
そういう。
分かりました。
いっぱいあります。
左官師の人とめちゃくちゃ相性のいい左官師と出会って、
左官の技術を水平展開したらこんなことができるかもしれないとか、
大道芸人もすごい出会いたいとか、いろいろあるんですけど、
そういうことをよく思っています。
じゃあ、あえてこういった発信の場なので、
今日は1人、2人、3人でもいいですけど、
いまいまこういう人に会いたいみたいな、
ジャンルとかカテゴリーとかありますか。
いまいまは、やっぱりお寺とか。
お寺なんだ。
仏教。
お寺の柔軟なお寺の方と出会いたい。
これは結構ずっとあるテーマです。
何人かは出会ったけど、
ちょっともうちょっとあって、
いつかこんなことをしたらいいんじゃないかのもあるので。
分かりました。
ぜひお寺関係の方がいらっしゃれば、
SNSでもつながっていただければと思います。
ということで、かなり長時間にわたって面白い話をいただきましたが、
一旦今日のプロジェクトの話はここら辺で締めさせていただければと思います。
佐藤根次さん、本日ありがとうございました。
ありがとうございました。
ついつい盛り上がってしまって、
だいぶ長編になってしまいましたが、
皆さんだいぶインスピレーションを受けていただいたんじゃないでしょうか。
小賢しさを設計するとか、
アイデアの突起先みたいな、
すごいパワワードが飛び出てましたし、
明日の自分にも生き返せたいなというふうに思えるような、
そんな時間になりました。
中でも一番印象に残っているのが、
長く作り続けること、
それ自体を意識して走っているということですね。
10年後の自分の興味って確かにどうなるかわからんけど、
そのとき一番やりたいことに自分がフィットしていけるように、
頭脳も体もあっため続けておく。
その工程自体もライフハックとして楽しむ姿。
これ何か見習いたいなというふうに思いました。
ちょっと最後に告知をさせていただきたいんですけども、
実は今日は子どもみたいなところが一つテーマになってましたが、
しゃべるおもちゃ箱Googleモンスターというものをですね、
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実はプロジェクトとしてつい今週発表をしています。
これはコネル以外にもいろんなメンバーが関わっている
プロジェクトチームから出たプロダクトなんですけれども、
今週から今収録をしている10月上旬からですね、
クラウドファンディングにチャレンジをしています。
子育て支援プロジェクトみたいな形なんですけども、
自宅に届く段ボール型のボックスキットを組み立てると、
スマホのウェブアプリと連動して赤いおもちゃが食べたいなみたいな、
こういったおしゃべりをしてくれながら、
可愛くお片付けを楽しんでいけるような、そんなプロダクトになっています。
足掛け数年でかかってやっているようなプロジェクトで、
しっかり一生懸命研究開発をしたものですので、
ぜひキャンプファイヤーで検索してみてもらえると嬉しいです。
最後にちょっと告知をさせていただきましたが、
また次回、ぜひプロジェクトデザインルームをお楽しみに。
お待ちください。
お相手はコネル資材図鑑代表の出村光雄でした。
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