1. プロジェクトの秘訣を探る Project Design Room
  2. #06-1 デジタルから子育てのア..
2023-11-23 43:10

#06-1 デジタルから子育てのアイデアまで。佐藤ねじの企画術 | ブルーパドル代表 佐藤ねじ

spotify apple_podcasts youtube

起業家や科学者、クリエイター、新時代を導く先駆者たちと膝を突き合わせながら、プロジェクトを軌道に乗せる秘訣に迫るインタビューシリーズ。番組では「プロジェクトデザイン」の視点から5つの質問を投げかけ、プロフェッショナルの原動力に迫ります。
第6回目のゲストは、ブルーパドル代表の佐藤ねじさん。
「ボードゲームホテル」「小1起業家」「子育てブレスト」などこれまで数多くのユニークな企画を世に出し続けてきたプランナー・クリエイティブディレクターの佐藤ねじさんに、その思考と発想の源を伺いました。 自分がやりたいことにフィットしていけるように頭脳も体も温め続けておく、ねじさんの企画術をお楽しみください。
<ハイライト> #“こざかしい“仕掛けをつくる #アイデアの嫁ぎ先をイメージする #ホームランよりもヒットの数を重視する #長く作り続けること自体がビジョン #ブルーオーシャンはレアだが小さな水溜りは見つけられる
<5つの質問> #1 VISION : どんな未来のために活動しているか #2 ORIGIN : 活動の根源にある原体験 #3 KEY : プロジェクトを大きな成功に導く鍵は #4 CHALLENGE : 超えるべき高い壁は #5 EFFECT : プロジェクトの成功は社会にどんな影響を与えるのか
■佐藤ねじ プランナー/クリエイティブディレクター 1982年生まれ。面白法人カヤックを経て、ブルーパドルを設立。代表作に「ボードゲームホテル」「隠れ節目祝いbyよなよなエール」「アルトタスカル」「不思議な宿」「佐久市リモート市役所」「小1起業家」「劣化するWEB」など。著書に「子育てブレスト」「こどもの夢中を推したい」など。主な受賞歴に、ACC CREATIVE AWARDゴールド、文化庁メディア芸術祭・審査員推薦作品、グッドデザイン賞BEST100、TDC賞など。
⁠⁠⁠■佐藤ねじ Oficial HP ⁠https://www.nezihiko.com/⁠ ■Blue Puddle ⁠https://blue-puddle.com/⁠ ■子育てブレスト その手があったか!67のなるほど育児アイデア集 ⁠https://www.shogakukan.co.jp/books/09389123⁠

00:00
プロジェクト・デザイン・ルーム
プロジェクト・デザイン・ルームへようこそ。この番組は、企業家や科学者、クリエイター、新時代を導く先駆者たちと未来を対話するインタビューシリーズです。
プロジェクト・デザインの視点から、5つの質問を投げかけて、プロフェッショナルの言動に迫っていきます。
ナビゲーターは、Konel 知財図鑑代表で、プロジェクト・デザイナーの出村光世です。本日も下北沢の砂箱からお届けしております。
それでは、第6回のゲストをお呼びしましょう。
僕がとっても尊敬するプランナー、そしてデザイナーでもある、ブルーパドル代表の佐藤ねじさんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、お久しぶりです。
お久しぶりです。
いやー、そう、なんか結構オンラインでは距離近く、SNSでは感じてたんですけど、久々にお会いできて嬉しいです。
ありがとうございます。
今日はねじさんがどういうふうに普段物事を考えているのかなとか、ちょっとそういう秘伝な部分も掘っていきたいなと思っています。
よくねじさん自身もそうですけど、作品がバズってマスメディアに出たりとかSNSでバーって出ていくので、ご存知のリスナーもたくさんいらっしゃると思いますが、
例えば、小市起業家みたいなフレーズとか、ロードゲームホテルとか、長野県作詞のリモート市役所とか、もうその単語を聞くだけで結構面白さが伝わってくるようなパンチラインがすごい強烈で、いつも感動してます。
本当についつい膝を打ってしまうような、クリエイターとしては悔しいなってなるようなことが連発されてるんで、すごいプロジェクトをデザインするとか、肝とか骨みたいなのをぜひ語っていただきたいと思ってます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ちょっと軽い雑談から入っていくんですけども、ねじさんと出会ったのはもう数年前とかにいますよね。
そうですね。
共通の知人とか友人で、創業100年を超える老舗黒板メーカーの愛媛県の佐川さんの紹介で、当時僕は武蔵小杉に住んで、
あの辺のにこたまとかね、会話で一回ちょっと飲もうぜ、引き合わせをいただいて、すごい楽しかったなっていう記憶があるんですけど、ほとんど内容を覚えてないっていう。
03:01
そうですね。酔ってましたね。
ただただ、多分日本酒を飲みながら楽しい会話をしてたんで、ある意味僕は今日フレッシュな気持ちで再発させていただけるんじゃないかなと思ってますということでございます。
ではですね、前編はラフに山山話をちょっと繰り広げて、後編でプロジェクトデザインに関する問いを深掘りしていこうと思っていますということで、
一応ねじさんのことを知らないリスナーの方もいらっしゃるかもしれないので、まずちょっと簡単にご紹介からお願いします。
はい、佐藤ねじです。職業としては、結構場所によって僕言い方を色々変えたりもするんですけど、
大きくはプランナーとデザインの仕事とデザイナーという言い方をしております。
時にはクリエイティブディレクターというふうに言ったりもします。
やってることは基本的にデジタルとか、最近はデジタルに限らずですけど、色んなコンテンツを作り、
それで企業のブランドを好きになってもらったりとか知ってもらったりみたいな広告的なものを長くやっていたんですけど、
結構ここ最近は広告をするというよりは子供服を作るみたいな商品を作ったりとか、
さっき言ったボードゲームホテルみたいなホテルを作るとかっていう商品企画的なこともよくやったりはしています。
はい、ありがとうございます。結構肩書きって、僕も色々あって、会社の代表、今ではプロジェクトデザイナー、
プロジェクトによってはクリエイティブディレクター、確かに色々やりたいし、場面場面で便利なものってあると思うんですけど、
名刺に何と書くかとか、SNSのタイトル何にするかって、やっぱプランナーとデザイナー、最近は落ち着いてる感じなんですか?
前まではそうしてたんですけど、最近はプランナー、クリエイティブディレクターについに、
ちょっと前までアートディレクターとかデザイナー、でも根本的にはデザイナーの方がむしろいいなとか色々思ったんだけど、
ちょっとやってる範囲だったり、あとアートディレクターとかっていう風に言うと、
実際のプロジェクトの中で別でアートディレクターがついたりすることも結構起こってきたりもするので、
ややこしいっていうのがあって、もうそろそろクリエイティブディレクターって言ってもいいかなみたいな、こんな流れがあります。
なんか少しキャリアというか、これまでの変遷で言うと、もともと最初はカヤック?
カヤックは結構途中からで、もともとはグラフィックが強いメインのデザイン事務所、いわゆる下積みと言いまして、
そこから途中からウェブもやるようになって、その時は実装も自分でやったんですけど、
06:04
実装とかフラッシュでアクションスクリプトで実装したりとかっていうことをやっているのがあり、
その流れでカヤックに入って、そこではデザイナーとして入りつつプランニングみたいな感じでいくので、
ベースはやっぱりデザイナーではあるけど、ずっと最初からやっぱり1枚の絵をビシッと決めるようなグラフィックデザインというよりは、
何か小賢しい何かちょっと仕掛けを入れるとか、
デザイナーのグラフィックの頃からそういうアイディアを盛り込む的なものが結構好きで、
そういう意味でグラフィックだけだとやりたいアイディアの幅とアウトプットの幅が合わなかったりして、
ウェブデザインになってアプリやったりとかインスタレーションやったりとか、
でもそういうデジタルコンテンツだけでもまだちょっと狭いというか、
デジタルありきじゃなくて、もっと普通に商品とかという感じで、
いろいろと場所を広げたりしながらやっていくという感じでしたね。
ありがとうございます。
ネジさんの仕事を見ていると、デザインというものに対して設計みたいな意図を感じることが多いなと思っていたのが、
よく今のお話ではないかなというか、
デザインって実はその言葉自体はとても広義じゃないですか。
ビジュアルデザインを指すことがやっぱり日本語の使い方としては多いんですけども、
やっぱり何かことを起こすための設計図だったりとか、
みんながその目的地に行きたいよねっていうことを設計すること自体がやっぱりデザインだと思うので、
この番組も一応プロジェクトデザインと言ったりしてますけど、
やっぱりもちろんパッと見のキービジュアルとかもめちゃくちゃ引き込まれるんですけど、
さっき小賢しさみたいなフレーズはやっぱりちょっと僕からは言いにくいけど、
言われるとなるほどなっていう感じがするし、
そっか小賢しさかと思いながらちょっと受け止めてました。
ありがとうございます。
そうなんで関わっているプロジェクトは本当に面白いので、
僕から題材を指定するのが難しいなと思うんですけど、
あえて何か今取り上げるとしたら、
これが何か最初のブレイクスルーだったなとか、
これ何か初期のヒットだなみたいな、何か思い出されるものってあります?
そうですね、初期をどこに置くかというか、
どういうのか、
いやそうか、ちょっと今回のテーマでどういうのがあるのかわからないんですけど、
大きく変わったのは、いくつかのそういうターニングポイントというか、
09:01
どれだろうかね。
なんか若いプランナーが結構勇気出るような感じのストーリーがあるといいなと思って、
ありがとうございます。
若い時代の。
そうですね。
それで言うと、
科学に入って1,2年は仕事をちゃんとやってたんですね。
仕事をちゃんとやってた。
仕事はそこそこで面白いものとかやってたけど、
1ヶ月なんか入院する時期があって、
なんかアトピーが悪化するみたいなのをやってたんですけど、
1ヶ月暇になるわけですね。
アイディアは昔からためてるんですけど、
ためてばっかりなかなか実装するタイミングがなくて、
なんかでも忙しいしみたいなやつだったんですけど、
その1ヶ月の時に、
それをまさにアイディアをプロジェクトにするっていうか、
アイディアを整理していって、これが実現度高いとか、
自分とファンエンジニアだけでもできるとかっていう感じで、
アイディアを整理していって、やるものを決めてたんですよ。
要は退院した後にやろうと。
いつ死ぬか分からないしなみたいなのがあって、
ほとんど脱出をしめなくどんどんやってるコンペなのがあって、
2012年の頃なんですけど、
そこから結構こう、
一発目のこの後に作ったのが、
すごいウェブっていうウェブサイトがあるんですけど、
ほんとしょうもない、
何にも中身のないウェブデザインがあるんですけど、
何にも中身もなくて、
すごい音声だけでは伝えられないので、
いわゆる作品でバズるみたいなやつですね、
Twitterでバズるみたいなので。
今見てますよ、僕が手元で見てるんで、
少し見た目を解説していくと、
とにかくランディングしたら、
すごいウェブって書いてありました。
確かにちょっと小賢しさはありますね。
これいわゆるウェブの用語で言うと、
ワイヤーフレームに近いというか、
ウェブサイトの設計図みたいなものが書かれてて、
最初のワンスクロール目に、
相当強烈でさまじくバーンとした写真が載ってるといいみたいな、
文字が書いてある。
文字が書かれてて、
超すごくて半端なく語彙数の写真をこの辺に入れとけみたいな、
そういう解説に近い感じのね。
面白いですね。
それは本当に簡単にできるし、
でもそういうアイディアで思っているけど、
それを実現するときの大きな壁というか、
その時から、2012年のその時からめっちゃくくり回ってる。
仕事もバンバンやってるんだけど、
もう一個作品を、
昔も結構作ってたんですけど、
一時期仕事に専念して作らなくなった時期があって、
子育てのちっちゃい頃でバタバタもあったんですけど、
とにかく2012からめっちゃすごいウェブを皮切りにくり送って、
なのでアウトプットが単純に2倍に増えた仕事と作品も増えるので、
12:05
リリースに忙しいみたいな感じになってきて、
作品そのものも自分でプレスリリース的なものを書いてみれなくなったりとかしたりとか、
結構今の原型みたいなところがあったんですけど、
僕は多作で打席を多く立つのが結構いいと思っているところはあって、
思ったものを、頭の中にあるものを形にして反応が出て、
その時に完成するじゃないですか。
それもやっぱり思ったのと違うものがすごく反応があったりとかするわけで、
これを繰り返し始めたのが2012年からだったんですけど、
ここがでも一番大きいターニングポイントじゃないかなと。
めちゃくちゃ興味深くて、
これは誤解のないような言い方を探したいんですけど、
めっちゃ練られてるんだけど、
確かに簡単に作れちゃいそうな感じにも見えるし、
温めすぎるよりもある程度のところで出しちゃってるのかなみたいなことも抜けられてて、
何かあるんですか?温めてたものがこれぐらいになったから一体出そうとか、
ちょっとプロトタイプっぽいけど出しちゃおうとか、そういうのが多いですか?
時期によるんですけど、その当時は結構出すことを最優先としてて、
それはなぜならいつ死ぬかわからんという、
謎に出し惜しみなしにいこうというのがあったんですよね。
そんな温めててもしょうがねえなみたいなのもあったり、
でも結構やっぱりプランを考えないといけないから、
ネタは溜まってるじゃないですか。
溜まるネタとアウトプットの量って全然違うんで、
多少出たところで全然別にいいやってのもあるし、
でも一方でアイディアの突起先ってよく言うんですけど、
このアイディアはどこから出るといいかみたいなことはあって、
例えばさっきのボードゲームホテルだったら、
それはやっぱりホテルを作るところからちゃんとホテルとして出るのがよくて、
コンセプトだけそれが出ても大したことはないけど、
ちゃんとホテルになったから良いとか、
それは例えば自社コンテンツをやるよりはホテルがやったほうがいいとかもあるし、
このアイディアはこの技術が伴ったときにやったほうがいいって、
技術待ちのようなアイディアもあるし、
なんかそういう感じであって、
このときに作品系のものはむしろどこから出すこともなく、
例えばすごい出るみたいなことは、
むしろそういうインディペンティション、
個人から出るほうが合ってるなとかっていう感じで、
それは結構考えるんですよ。
なんか今ちょっとビジュアルでイメージしてたんですけど、
15:01
例えばサーフィンに例えると、
一人一人のサーファーが一つずつの企画みたいなのがあって、
波待ちしてるみたいな、
なんかここ今技術の波来た、
なんかちょっと一瞬やってくれそうな
後退の人もいるぞったときに乗れみたいな、
そういう同時にいろいろぷかぷか浮かんでるみたいな感覚なんですかね。
ここは縁もあるし、
時代のあれもあるし、
やっぱり2012年、10年前ぐらいですね。
ちょうど10年ちょい前ぐらいの時代感だから出せた感じのこと、
今ではやっぱり違うよねとか。
めっちゃシンプルな質問なんですけど、
その企画たちは普段どこにですか?
ノートにいるんですか?
なんかパソコンにメモしてます?
昔はノートにずっと書いてて、
アナログのモライスキーとかそういうので、
いわゆるノート好きの少年でというか。
iPadノートが出てからデジタルにそのアナログメモが移行して、
だんだん変わって、
その頃はEvernoteとかDay1とかノートアプリだったんですけど、
それだけだと結構乗らなかったんですけど、
その後にBearっていうノートのアプリができて、
いつからかわからないけど知って、
Bearでやったら一番メモが乗る感じがあって、
それからはずっとBearにメモをして。
割とスマホでバーってやるんですか?
スマホでバーだし、
ここ最近はApple Watchでショートカットを作って、
ここでオイスメモをしたら、
Bearのとあるノートのどこに入るように
ショートカット作って入れたりとか、いろいろやってます。
アイディアが出たときにそれを逃さないみたいなとことか、
それで音声UI使っていくみたいな流れって確かにわかります。
よく言うんですけど、Bearで今週のアイディアっていうのをずっとやってて、
毎週日曜日を締め切りとしてノートをずっと貯めてるんです。
それが本当に2010年とか昔からずっとやってるんで、
結構ネタはバーって貯めてて、
だから1週間ゼロって結構寂しいじゃないですか。
この1週間は良くなかったみたいな感じの区切りになるんで、
それでずっと多いときと少ないときあるんですけど、貯めては今。
面白い。アイディアに向き合い続けてるってことですね。
1週間としてですね。
ありがとうございます。
ちょっとねじさん個人のお話は過去を振り返ってたんですけど、
代表として掲載されて、このBlue Paddleっていうのがねじさんのチームですけれども、
どんなチームなのかっていうのを少し会社紹介的にまずざっくり教えていただけますか。
そうですね。Blue Paddleは一応プランニングなる僕が中心としてやって、
18:03
メンバーも全員フリーランスだったりとか、自分で会社持ったりとかする形なんで、
いわゆる会社の形ではなく単純によく一緒に仕事をする仲間ぐらいの感じ。
それをギルドとかって言ったりします。
正式な団体名の名称はよくわからないんですけど、
よくやる人たちっていうのがある種1個の価値観で一応集まってるという感じになっています。
やってることは本当にさっき言ったみたいに、
いろんな商品を作ったりウェブ作ったり、子供系のコンテンツを作ったりとかってやっていて、
それに合わせて全くそれが合うメンバーという感じで、
ボードゲームの例えば作る人が一緒にやったりとか、
空間系なんで空間系の人が入ったりとかっていう風な感じでやっています。
ありがとうございます。
結構できた当初から知ってましたし、よく見てたんですけど、
ギルドっていう形態は最初からではなかったんですか?
最初はもう普通に会社として代表2人、僕ともう1人部活なんで、
2人でやって、社員を持って、2年か3年ぐらいやって、
結局会社を伸ばして広げていくのかどうするのかっていう分岐点みたいなものがあったんですよね。
その時に結構そこもまさにプランニングというか考える時に、
たぶん会社っていろんな中でビジョンがあったり、どういう船なのかってことがあると思うんですけど、
その時に僕の方で思ったのはやっぱりブルーパッドに関してで言うと、
プロジェクトベースで全部を考えたいながらやって、
例えば社員を増やしていくならば、この社員に合った仕事を作らなきゃいけないとか、
そういう側にはなっていく。それはそれでもちろんいいんですけども、
どっちかっていうと、何かのクライアントの課題を解決するのには、
そもそも物を作らない方がいいという提案もやっぱりあるじゃないですか、
例えばお医者さんどこ行った時に絶対薬をあげるじゃなくて、
薬を飲むよりも運動した方がいいよっていう提案もやっぱりしたいなみたいなのがあった時に、
結構なんでその全部案件ベースでそのプロジェクトに対して
合う人をアサインしていく人たちの方がいいなみたいな、
その方が僕らの形としては合ってるなという判断があって、
最初は結構もっとデジタル、やっぱり科学から、
科学というかウェブの会社というかから出たのもあって、
結構デジタルをベースに言い回してたんだけど、
なんかそれだったらもっとそれこそ皆さんとか、
いろんなそういうのが強い会社はいっぱいあるし、
何かそっちでもないなとかいろいろ考えて。
なるほど。結構一急入魂しやすいというか、
21:00
プロジェクトの成果を最大化させるためには、
まさに毎回プロジェクトをデザインした方がいいんじゃないかっていう
そういう発想なんですね。
サスティナブルに無理なく大きな判断をするときに
よく例えるのが、僕だったらボードゲームが好きなんですけど、
ボードゲームのプレイスタイルに例えたりするんですけど、
経営者はアジャスタント、
そのときに自分のやり方ってあって、
これに合ってる形がいいなってときに、
結構僕はチャレンジャーではなくて、
かなりプランA、プランB、プランCって、
これがダメでもこれがOKっていう、
絶対に失敗しない、
結構リスクを取って1位を狙う、
ゲームの1位を狙うというよりは、
絶対に負けないようにして、
最低でも2位を狙う、
あとは引いたカードの運次第で1位になったらいいな、
みたいなプレイスタイルなんですよね。
結構たくさんやろうっていうことのしばし。
それはちょっとこの後話そうかなと思ってたことで、
ブルパートルのウェブサイト見るの僕好きで、
内容結構端的に書かれてるのに、
結構よく長く滞在して、
ありがとうございます。
いろんな仕掛けとかも面白いし、
その中で改めて姉さんと話すなと思って読んでたら、
ホームランは打たないけど、
1投連発しますみたいなことが、
ちゃんと言語化されてるじゃないですか、
これってすごい潔いポジショニングだなと思うわけですよ。
クリエイターでいえば、
場外ホームランをいくつ打てるかみたいなことで、
昼夜とは違う、
プランニングしまくってる人とかいっぱいいると思うんですけど、
これ、さっきのゲームスタイルの話ですよね。
まさにです。
自分のことをどれだけ分かっているかというか、
あった戦略にするかってすごい大事だと思うんですけど、
本当にそうなんですよね。
一発ホームランのタイプでは絶対ないっていうのがやっぱりあって、
一番大事だと思うんですけど、
一発ホームランのタイプでは絶対ないっていうのがやっぱりあって、
一番出社、二番出社って言うんですね。
部員出て取ってくるっていう方があって、
もしかしたら案件によっては、
ホームランが必要な案件があった場合には、
四番出社と一緒に組めばいいってなるし、
その四番出社がIPに頼ったものにしてやることもあるかもしれません。
いろいろあるんですよね。
っていう時なんで、
自分の会社だけで成立させるということでもあって、
でも少なくとも自分がコミットするそれに対しては、
他では代替がしづらいものをやっていけば、
それは社会にとってもいいし、自分にとってもいいし、
みたいな、そういう感じもあって。
会社を作った時には大きくしなきゃっていう思い込みがあって、
結構バイアスをいかに解いていくかっていうのがすごい好みなんですけど、
その時に、会社ってもしかしたら自分がコミットして、
24:01
自分がコミットして、
自分がコミットして、
すごい好みなんですけど、
会社ってもしかしたら小さくするっていう手もあるんだなっていうのを、
その時に思って、とりあえずこっちを選択しようっていうことを、
2019年ぐらいにして、
っていう感じですね。
結構僕含めてですけど、そこを刺さる経営者多いと思えば。
いやでも、皆さん迷いますよね、そこは多分。
これがらせん階段を登り続けていくコースなのか、
どこかで平らになるのか、
どうなのか。
規模感どうするかってありますもんね、
10人ぐらいの少数成立のかとか、30人ぐらいのかとか。
そうですよね。
分かります。
今、ホームランヒットみたいな野球の例えだったんですけど、
野球でいうと大谷翔平よりもイチロータイプみたいな雰囲気ですよね。
イチローに例えると恥ずかしいですけどね。
いやいやいや。
イチローを分解してみていくと、
ヒットの再現性を
意見まで確かめるために
すごいルーティーンをかけてたりとか、
道具にめちゃくちゃこだわってたりとか、
よくそういう話を見るんですね。
トレーニング方法自体を生み出すとか、
そのタイプだなと思ってて。
ちょっと個人的に聞いてみたいなと思ったのが、
曽根寺さんもヒットを生むために
頑張っていることとか意識していることとかあります?
ありますね。
そうするとイチロータイプになりますね。
なんか恥ずいなと思ってますね。
いやいやいや。
でもそうですね。
もろにルーティーンを。
なるべく習慣化を増やそうとか、
人間みたいな感じなんですけど。
どういうふうにすると、
ある企画を世に広げるときに、
何をゴールとするかもあるんですけど、
例えば話題化するのがゴールというか、
認知が上がるのがゴールとした場合に、
じゃあどういうふうにしたら、
この情報を拡散するのかというときに、
その拡散するためのヒントというか、
方法論というのがあるんですけど、
絶対世の中にいっぱい転がっている。
だからそういうものを収集したり分析するというのは、
本、書きの間出しとセットで、
それも今月のヒット分析という、
またレイヤーのノートがあって、
あそこでずっと複章してショートカットで送って、
みたいなことを溜めたりとか。
結構ねじさんは道端とかによく目をやってそうですよね。
そういうのが、
ブルーパドルという名前も詰まっています。
そうだ、ブルーパドルは、
パドリングじゃなくて水たまりなんですよね。
27:01
水たまりの方のパドル。
ブルーオーシャンというのが、いわゆる大きな場外ホームランですね。
でっかいそういう新しいものを、
こんなにすぐ見つかるわけないやっていうのがある。
諦めから入る。
小さな水たまりよという意味でブルーパドル。
あんまり最近はそう言っていなかったですけど。
めちゃめちゃいいネーミングですよね。
わりと目につくものを場所を取ったりして、
溜めて振り返るみたいな。
そうですね。
そういうのがよくある。
過去にねじさんとのチャットを振り返っていると、
一回僕のプロジェクトにも協力いただいてて、
当時コロナが始まったぐらいの頃で、
みんなリモートワークで、
いつどうやって働いてるんだみたいなときに、
ピークゾーンというプロジェクトを発信をしていて、
朝方とか夜方とか、
人によって実はピーク違うんじゃないかというのが、
わりとリモートだからこそ意識し始める瞬間とか、
こうやって2時ぐらいに
めっちゃパフォーマンス高いみたいな。
朝の。
そういうこともあったりして、
当時ピークゾーンというプロジェクトでは、
いろんな方にあなたのピークは何時ですかって聞いたりとか、
その時何してるんですかみたいなのを聞いてましたと。
ねじさんからもらっている回答が、
平日は17時から21時がピークですと。
土曜は13時、18時がピークですって回答をもらってました。
もしかして今生活のリズムが変わってるかもしれないけど、
当時言ってたのは、
平日は面白くて、
マッサージした後の午後の時間みたいなのがあって、
これ多分ルーティンの匂いを感じましたけどね。
一日を二分割法ですね。
あるんですね。
朝はそれなりに集中できるじゃないですか。
一日を二分割法ですね。
朝やってから夜までずっとってあんまり保てないし、
結構お昼ご飯食った後眠くなっちゃったりとかするので、
一日を二回に分けるということですね。
朝午前中やって、
マッサージとかして、
ちょっと仮眠も兼ねるじゃないですか。
起きるんでもう一回朝が来るっていう。
だから一日だとコスパ悪いんですけど、
365円じゃなくて、
730日にするという。
朝を二倍にするわけですね。
朝を二倍にするっていう意味で多分その時間を答えたと思うんですけど。
これいいですよね。
最近はそれがマッサージだけじゃなくて、
長い散歩に出るとか、あとはサウナ。
多分当時はサウナそこまでもしかしたらハマってなかったんですけど、
サウナによってその後に、
1.5倍みたいな朝がやってくることもあるし。
めちゃくちゃ分かるな。
30:02
リブートというかパソコンの再起動する感じじゃないですけど、
でも結構睡眠も睡眠で、
夜は寝ますけど、
朝起きたら思いついてるときとかありますよね。
だから結局、
サウナ行ったりマッサージしてるときも、
寝てるようでなんかぼやーっと考えてそうな気もしますからね。
そういう意味では多分、
僕でいうとこのピークっていうのは、
いいアイディアがバンと出るときっていうよりは、
アイディアって結構ある種でも、
多少パフォーマンス悪くても、
出せなくはないというか、アイディアそのものはですね。
だけどそれを形にしていくとか、
どういうふうに実現するかみたいな、
ギュッとした作業っていうかね、
ああいうのがやっぱりすごい大事なので、
そういう部分はパフォーマンス悪いと乗らないというか、
そういう部分をやるために、
どうするかっていうのは、
カレンダーでずっと日記みたいにやって、
星つけたりとかしてるんですけど、
それで上手くいったパターンをまさに分析。
僕の場合、この後に、
マッサージだと単純に何の作業が合ってるかとか、
曜日によってもやっぱり違う。
例えば、金曜日の午後でマッサージした後は、
結構パフォーマンス悪くて、
それは当時気づかなかったんだけど、
これはやっぱり金曜日の終わりという引力が働いてて、
そこで頑張ろうと思ってもなかなか無理だから、
そこはもっと終わりに向いてるタスクにしようとか、
結構そういう配分を大事にしてます。
ちょっと我慢しきれず僕から脱線しちゃうんだけど、
くずにじさんは、
今、僕も指につけ目が出てますけど、
オーラリングみたいな要素の生体センシング。
体の情報をセンシングする系アプリっていっぱいあるじゃないですか。
そろそろ足を伸ばしてみてはとか言われるんですけど、
それは良いとして、
あなただから今、
Aの作業よりBの作業した方が良いですとかって提案で、
絶対こうデジタル側からしてくれても、
良い時代がやっぱり来ると思って。
そういう仕事をすごい向いてそうだなって思いました。
サービス作る。
自分の体と頭にめっちゃ興味あるじゃないですか。
僕もその仕事したいんですけど、
なんかちょっとちゃんと作ります。
どうモチベーションが生まれるのかってことは、
自分自身もだし、結構いろんな人にとって大きなテーマなんじゃないかな。
そこはやっぱり研究したいし、
当時のピークゾーンの時の、
ネジさんの良いこと言ってるなと思って見てたんですけど、
そのはかどる工夫で、さっきのマッサージなんですけど、
圧力をかけるって言ってるわけですよ。
これは頭の話なのに、
体のフィジカルのことを言ってるから、
僕はすごい面白いなと思って。
33:02
そういう人によってはまる何かは変わってきそうだけど、
やっぱりこの身体性と頭脳性みたいなところって、
めっちゃリンクしてるよなっていうのを、
あとは時間の作り方とかね。
そうですね。
この辺はぜひピークゾーンのタイムを検索していただけると、
より深掘っていただけるかなというところで、
ちょっと後編に行く前に、
最後、書籍についてお話をしたくて、
今回新しく、
子育てブレストというのが今僕の手元にあるんですけど、
ご出版おめでとうございます。
グルーパドルのウェブサイトを見てると、
これまた面白くて、
授業領域みたいなのが入ってあって、
ウェブとか空間とかそういう領域に並んで、
子どもっていうひらがなのワードが、
これもう授業内容になってるっていうのが面白いし、
その授業としてたぶん子育てブレストですね、
っていう本が出てるみたいなことだと思うんですけど、
ちょっと簡単にどんなことが入っているのか、
教えてもらっていいですか。
子育てブレストは佐藤県、
子ども2人いるんですけど、
レベノカも小6なんで結構長いこと、
子育てはやっているんですけど、
そこの12年間のこの子育ての中で、
さっきのライフハックって言ってましたけど、
ちゃんとした育児所のAV、
育児所のAV、
ちゃんとした育児所をA面とした場合、
僕のほうはB面って感じ。
ちゃんとしていないほうの育児所で、
いやいや期に対して、
いやいや期の子どもを対応するの大変だから、
いかにそれを自分の負荷を減らしながら、
そこで対応していくかみたいなものとか、
子育てのまさにハックとか、
子育てハック的なアイディアをいろいろ、
別に本を作ったりじゃなくて、
それを12年間いろんなことやってきたことがあって、
その一部はネットでさっきの小一企業家みたいに、
拡散したりするような、
外で広がったものもあるんだけど、
別に誰にも言うこともなく、
ただ単に家でやっていた、
いろんなそういうものもあったりして、
これって情報としては面白いね、
これらをギュッとまとめたということで、67の。
これは本当に10年前ぐらいに欲しかったなっていう感覚で、
この副題が分かりやすくて、
その手があったから67の、
なるほど育児アイディア集ということで、
ちなみにさっきから出てきた小一企業家、
うちも子どもが今小学5年生なんで、
リアルタイムに当時ノートとかで見て、
ちょっと分かりやすく、
一旦小一企業家とは、
お話いただきたいんですけど。
36:01
当時子どもが小一になったときに、
ポケモンカードが欲しいみたいなことを言ってて、
当時子どものお小遣い100円なんで、
ポケカンあんま買えないと。
そのときに、ちょうど僕はお金のそういうことについて、
いろいろ勉強したこともあったりして、
だったらまずお金とはどういうふうに増やしていくのか、
金融セミナーですよね。
お小遣い講座を100円でやってあげる、
子どもの1ヶ月分のお金でやってあげようってことを言って、
それで子どもにお小遣い講座を実施して実際にやって、
その結果、子どもが自分の家でコーヒー屋さんをやるっていう、
事業を考えてという。
それを実際に実施したというエピソードを、
ノートにまとめたんです。
ただそれが偉い拡散して、
コーヒーを1杯100円とかで、
自宅販売をして、
セブンに100円でコーヒー買いに行くよりも、
自宅でおいしいのを入れて、
仕入れとかもね、
自分で考えたりとか。
その手法が、
僕が好きだなって思ったのが、
子どもの強みって時間があることだから、
たぶん忙しい僕よりも子どもの方が、
おいしいコーヒーを価値として生み出せる、
みたいなことに結構心を打たれて、
割と速攻でうちも真似したんですよ。
やっぱ真似できるっていうこともすごくて、
ちょっとしたエピソードで言うと、
次男も始めたんですよ。
最初は長男が帳簿とかつけて、
近くの今持ってる小遣いとかで豆買いに行って、
メニュー作ってとか、
いろんなクリエイティブワークが発生して、
行ったら、要は近所に2号店が、
別の店ができたみたいな、
次男店ができて、
次男結構ぶっこんできたから、
うち0円ですとか言い始めたんですよ。
なんか隣0円で売ってて、
もう次男は儲けとか土返ししてるから、
強力なマーケティングの、
難しいですね、採用が。
もう0円ですよ。
市場原理で。
何歳差ですか?
3歳差。当時まだ保育園か。
めちゃ可愛いですね、それは。
そういう傍協的なマーケティング戦略も、
出店するとそうなるのかな。
次男を雇い始めたりとかするんですよ。
いいですね。
入れる作業だけ20円でやってる。
なるほど、みたいな。
ぜひノートにまとめていただいて。
面白い話ですね。
最近ちょっと休みがちだから、自分で入れてとか。
39:00
なぜお金が必要なのかみたいなことをね、
逆に教えなきゃいけないなとか、
変遍変遍終えるんですけど。
67個なるほどがあるんですけど、
全部だと多いので、
僕がもっと早く知りたかったアイディア3点を取り上げます。
ありがとうございます。
1つ目が顔はめ絵本ですね。
これは言葉で伝えると、
物語の一部になれる絵本ということで、
割と大きめのサイズの絵本の真ん中に穴が開いて、
顔はめパネルみたいに、
向こう側から親の顔が出せて、
ストーリーを読める。
ある日おばあさんが川で洗濯をしているとの顔ができるみたいな。
これはめちゃくちゃいいなと思うし、
本当にフレームワークになってるから、
横展開もできるし、
なぜ欲しいと思ったかというと、
保育園ってパパ先生の日とかなんか
あったんですよ、うちは。
先生に混じって親も会社に休んで、
その日は、
先生役をやるみたいなときに、
絵本を読んでくださいと言われる。
めちゃくちゃ恥ずかしくて、
よく読むとかつけるのも、
ちょっといつも眠たい顔でぶつけらぼうと言ってるあの人、
あんなアグレッシブで。
意識がね。
青ハメ本があれば、できたかもしれない。
これは非日常があるんだみたいな。
これね、もっと早く知りたかったな。
2つ目が、絵甲画ですかね。
絵甲の画像の画と書いて、絵甲画。
これ絵甲写真から描く、
生まれる前の似顔絵ということで、
皆さん絵甲写真はなんとなくイメージつくと思うんですけど、
人間?何?みたいな。
あれをイラストレーターさんが、
ちょっとデフォルメしてくれて、
かわいい赤ちゃんの様子みたいなのが、
1枚の絵になるサービスのアイディアですね。
これいいですね。
絵甲写真と一緒のサイズで絵を描いて、
原画を送るんで、母子手帳に入るようになったりとかして、
とてもいいですね。
いいなと思いますね。
これは本当にサービスとしてそもそも優れているし、
もしかしたら後から知った人が買ってもいいですね。
そうですね。
これは本当に膝を打った。
なるほどでした。
最後です。
親への宿題。
これはめっちゃよくて、
子供だけ宿題があるんだという長男の意気通りから始まったっていうエピソードが書かれてて、
子供が算数の問題を作って、
親が解いて採点するみたいな。
めっちゃシンプルな発明というか、
42:02
やってる人もいたかもしれないですけど、
これが共有地化されることで、
子供がある意味気持ちよくマウントさせてあげる。
そうですね。
子供が気持ちよくマウントさせてあげる。
問いを作る側に回るというか。
こんなのも今日からできるじゃないですか。
レジさんは、
クリエイターだからそれは作れる材料じゃないですとか、
じゃないものすぐラフにやれるものから、
さっきのエコー画みたいな、
クリエイターを巻き込んでやるようなものまで、
めちゃくちゃ本は、
速攻で、
読める67のアイディアだったので、
僕からもお勧めさせていただきたいなと思って、
話題に挙げさせていただきましたが、
後半はですね、
プロジェクトデザインのお話をより深掘っていきたいなと思います。
プロジェクトデザインルーム、
この話の続きは後編で。
43:10

コメント

スクロール