そうですね。酔ってましたね。
ただただ、多分日本酒を飲みながら楽しい会話をしてたんで、ある意味僕は今日フレッシュな気持ちで再発させていただけるんじゃないかなと思ってますということでございます。
ではですね、前編はラフに山山話をちょっと繰り広げて、後編でプロジェクトデザインに関する問いを深掘りしていこうと思っていますということで、
一応ねじさんのことを知らないリスナーの方もいらっしゃるかもしれないので、まずちょっと簡単にご紹介からお願いします。
はい、佐藤ねじです。職業としては、結構場所によって僕言い方を色々変えたりもするんですけど、
大きくはプランナーとデザインの仕事とデザイナーという言い方をしております。
時にはクリエイティブディレクターというふうに言ったりもします。
やってることは基本的にデジタルとか、最近はデジタルに限らずですけど、色んなコンテンツを作り、
それで企業のブランドを好きになってもらったりとか知ってもらったりみたいな広告的なものを長くやっていたんですけど、
結構ここ最近は広告をするというよりは子供服を作るみたいな商品を作ったりとか、
さっき言ったボードゲームホテルみたいなホテルを作るとかっていう商品企画的なこともよくやったりはしています。
はい、ありがとうございます。結構肩書きって、僕も色々あって、会社の代表、今ではプロジェクトデザイナー、
プロジェクトによってはクリエイティブディレクター、確かに色々やりたいし、場面場面で便利なものってあると思うんですけど、
名刺に何と書くかとか、SNSのタイトル何にするかって、やっぱプランナーとデザイナー、最近は落ち着いてる感じなんですか?
前まではそうしてたんですけど、最近はプランナー、クリエイティブディレクターについに、
ちょっと前までアートディレクターとかデザイナー、でも根本的にはデザイナーの方がむしろいいなとか色々思ったんだけど、
ちょっとやってる範囲だったり、あとアートディレクターとかっていう風に言うと、
実際のプロジェクトの中で別でアートディレクターがついたりすることも結構起こってきたりもするので、
ややこしいっていうのがあって、もうそろそろクリエイティブディレクターって言ってもいいかなみたいな、こんな流れがあります。
なんか少しキャリアというか、これまでの変遷で言うと、もともと最初はカヤック?
カヤックは結構途中からで、もともとはグラフィックが強いメインのデザイン事務所、いわゆる下積みと言いまして、
そこから途中からウェブもやるようになって、その時は実装も自分でやったんですけど、
実装とかフラッシュでアクションスクリプトで実装したりとかっていうことをやっているのがあり、
その流れでカヤックに入って、そこではデザイナーとして入りつつプランニングみたいな感じでいくので、
ベースはやっぱりデザイナーではあるけど、ずっと最初からやっぱり1枚の絵をビシッと決めるようなグラフィックデザインというよりは、
何か小賢しい何かちょっと仕掛けを入れるとか、
デザイナーのグラフィックの頃からそういうアイディアを盛り込む的なものが結構好きで、
そういう意味でグラフィックだけだとやりたいアイディアの幅とアウトプットの幅が合わなかったりして、
ウェブデザインになってアプリやったりとかインスタレーションやったりとか、
でもそういうデジタルコンテンツだけでもまだちょっと狭いというか、
デジタルありきじゃなくて、もっと普通に商品とかという感じで、
いろいろと場所を広げたりしながらやっていくという感じでしたね。
ありがとうございます。
ネジさんの仕事を見ていると、デザインというものに対して設計みたいな意図を感じることが多いなと思っていたのが、
よく今のお話ではないかなというか、
デザインって実はその言葉自体はとても広義じゃないですか。
ビジュアルデザインを指すことがやっぱり日本語の使い方としては多いんですけども、
やっぱり何かことを起こすための設計図だったりとか、
みんながその目的地に行きたいよねっていうことを設計すること自体がやっぱりデザインだと思うので、
この番組も一応プロジェクトデザインと言ったりしてますけど、
やっぱりもちろんパッと見のキービジュアルとかもめちゃくちゃ引き込まれるんですけど、
さっき小賢しさみたいなフレーズはやっぱりちょっと僕からは言いにくいけど、
言われるとなるほどなっていう感じがするし、
そっか小賢しさかと思いながらちょっと受け止めてました。
ありがとうございます。
そうなんで関わっているプロジェクトは本当に面白いので、
僕から題材を指定するのが難しいなと思うんですけど、
あえて何か今取り上げるとしたら、
これが何か最初のブレイクスルーだったなとか、
これ何か初期のヒットだなみたいな、何か思い出されるものってあります?
そうですね、初期をどこに置くかというか、
どういうのか、
いやそうか、ちょっと今回のテーマでどういうのがあるのかわからないんですけど、
大きく変わったのは、いくつかのそういうターニングポイントというか、
メンバーも全員フリーランスだったりとか、自分で会社持ったりとかする形なんで、
いわゆる会社の形ではなく単純によく一緒に仕事をする仲間ぐらいの感じ。
それをギルドとかって言ったりします。
正式な団体名の名称はよくわからないんですけど、
よくやる人たちっていうのがある種1個の価値観で一応集まってるという感じになっています。
やってることは本当にさっき言ったみたいに、
いろんな商品を作ったりウェブ作ったり、子供系のコンテンツを作ったりとかってやっていて、
それに合わせて全くそれが合うメンバーという感じで、
ボードゲームの例えば作る人が一緒にやったりとか、
空間系なんで空間系の人が入ったりとかっていう風な感じでやっています。
ありがとうございます。
結構できた当初から知ってましたし、よく見てたんですけど、
ギルドっていう形態は最初からではなかったんですか?
最初はもう普通に会社として代表2人、僕ともう1人部活なんで、
2人でやって、社員を持って、2年か3年ぐらいやって、
結局会社を伸ばして広げていくのかどうするのかっていう分岐点みたいなものがあったんですよね。
その時に結構そこもまさにプランニングというか考える時に、
たぶん会社っていろんな中でビジョンがあったり、どういう船なのかってことがあると思うんですけど、
その時に僕の方で思ったのはやっぱりブルーパッドに関してで言うと、
プロジェクトベースで全部を考えたいながらやって、
例えば社員を増やしていくならば、この社員に合った仕事を作らなきゃいけないとか、
そういう側にはなっていく。それはそれでもちろんいいんですけども、
どっちかっていうと、何かのクライアントの課題を解決するのには、
そもそも物を作らない方がいいという提案もやっぱりあるじゃないですか、
例えばお医者さんどこ行った時に絶対薬をあげるじゃなくて、
薬を飲むよりも運動した方がいいよっていう提案もやっぱりしたいなみたいなのがあった時に、
結構なんでその全部案件ベースでそのプロジェクトに対して
合う人をアサインしていく人たちの方がいいなみたいな、
その方が僕らの形としては合ってるなという判断があって、
最初は結構もっとデジタル、やっぱり科学から、
科学というかウェブの会社というかから出たのもあって、
結構デジタルをベースに言い回してたんだけど、
なんかそれだったらもっとそれこそ皆さんとか、
いろんなそういうのが強い会社はいっぱいあるし、
何かそっちでもないなとかいろいろ考えて。
なるほど。結構一急入魂しやすいというか、