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2024-06-29 12:51

#27 Agnavi 代表取締役(ゲスト・玄 成秀さん③)

「難しいからこそ、やる価値がある」

サマリー

Agnaviの現状とフェーズ感、取引先の増加、国内外のマーケット感、新しい日本酒サービスの浸透度合いなどについて語られています。 ビジョン的なところが彼らのビジョンとしてやっており、未来というか、国内だけでなく海外に対しても伝えたいところです。

Agnaviの現状とフェーズ感
始まりました、KOJI Future Lab。
ゲストは、引き続いて玄さんです。
玄さん、今回もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
今、玄さん、スタートアップ、
Agnavi の今の現状というか、フェーズ感というのはどんな感じなんでしょうか。
はい、ありがとうございます。今ですね、会社3年、授業を開始してから3年ほど、
ありがたいことに会社の成長率200から300パー、250パーぐらいを推移しているような状況ですね。
ここから、いわゆる拡大をしていこうというフェーズに入っておりまして、
スタートアップのフェーズでいうと、今、種のシーズンの時期からシリーズA、B、Cという形でどんどんグロスしていくんですけれども、
そのシリーズAという時期に我々入ってきたという感じですね。
なるほど、なるほど。現在の取引先の坂倉さんとか、そういうのも増えてきたりとかされてるんでしょうか。
そうですね、着々と毎年、協業を倉本様の方にしていただいて大変ありがたいことなんですけれども、
全国今110の倉本様、名殻数で言っては今170、あと輸出の方も10か国ほど輸出をさせて実績があるというところでございます。
なるほど、例えば、倉本さんに関係性を築くリレーションですかね。
そういうところとかはどういう感じでネットワークというのは築かれていくんでしょうか。
ありがとうございます。
そうですね、この一つといったところではないんですけれども、重要なこととしては、自分自身もそうですし、会社としてのミッションといったときに、
どういった思いで酒を売りたいのか、どういった思いでその倉本を設立するのかといったところの、やっぱり信念、覚悟というのは倉本さんに伝えさせていただいているといったところは、我々の意識しているところです。
海外にも今10か国ですか、10か国ってのはもう相当な数だと思うんですけど、これは結構世界偏ったエリアじゃなくて、結構世界中いろんなエリアにっていう感じなんでしょうか。
そうですね、直近だとイギリスとかヨーロッパの方にも始まりまして、主には東南アジアの方がやっぱり物理的な距離が近いといったところがあって、そこがメインだったというところです。
ただ実はマーケットとしてはやっぱりヨーロッパの方だったりとか、あとは北米、アメリカ、そういったところはマーケットとして大きいところがありますので、そこをじゅんぐりにこれからどんどん拡大していきたいというところは今思っているところです。
日本酒業界のマーケット感と新しい日本酒サービスの浸透度合い
なるほど、今マーケットっていう言葉が出ましたけど、日本酒業界として国内外の、例えば消費量であったり売り上げだったりって、その辺の全体的な市況っていうのは、マーケット感っていうのはどんな感じなんでしょうか。
今は日本酒の市場規模で言うと、だいたい5000億弱ぐらいあるというふうに言われております。ただ一方で消費量自体は77%この50年で減少していて、いかにいわゆる既得権益というか、そういった免許制度によって守られていた、いわゆる事業者さんがそれに守られていたけれども、それによって新しい市場を拡大できなかった、新しいチャレンジができなかったっていうところを物語っていると思っており、
そこを打破するようなこと、打破するタイミングで今があり、このタイミングを逃すと、さらに日本酒業界における逼迫度、引いては地域の文化の衰退っていうのが加速するんじゃないかなっていうふうに捉えています。
そういう意味で言いますと、ゲンさんが今まさにやられている新しい日本酒の缶によるサービス、やっぱりそういう新しい価値、新しいプロダクト、新しいサービスを提供することによって、また新しい風で出したり、風穴だったりっていうところがまた今後展開できるような、そういうイメージなんでしょうか。
そうですね、風穴っていうとちょっと難しいかもしれないですけれども、今じゃあ日本酒がどういうふうな生まれ方をしているかっていうと、やっぱり瓶とか紙パックが主流なんですね、大容量のもの。
大容量のものをどういう方が飲むかっていうと、日本酒を飲んだことがある方、知っている方、日本酒っていうのを飲みたい方、名殻なんてどうでもいいみたいなところもあるので、そういった方々が非常に多いと思っています。
ただ一方でそこにたどり着くために、その人たちがどういったプロセスを得てそこに日本酒のファンになったかっていうと、実は地域の美味しいお酒を飲んでファンになっていただいたり、プレミアム感のある日本酒を飲んで、自分自身の納得感を得てファンになっていただいたり、いろんなケースがあると思うんですよ。
もちろん偶発的な出会いもあると思うんですけど、そういったところの確率を我々上げるような仕組みっていうのが今必要だと思っていて、そこを今我々がトライしていくところですね。
なるほど。現在カンのサービス始められて、まだこれからどんどんグロスしていくっていうか成長していく段階にあると思うんですけど、今のカンによるサービスの浸透度合いですかね。その辺っていうのは肌感覚としてどんな感じでありますか。
ニーズの方は非常に上がり高いなと思っています。我々がもともとビジネスとしてどういったところを見てこれを広げようと思ったか、これの勝ちパターンができるかって思ったかって言いますと、ビールの業界ですね。
ビールの業界、もともとビール1兆円だった市場が、そこからカンが普及したのが50年前、今3.5倍に市場が広がっているわけですね。何をそれが言ってるかっていうと、ビールの業界っていうのは、いわゆる3.5兆円のうちの2.5兆円。
すなわち広がった市場の分だけ、実はカンが今利用されて2.5兆円カン。ということは、カンによってその市場が広がったと言っても過言ではないというふうに捉えていて、日本酒におけるマーケットっていうのも、今先ほどお話したとおり5000億ある市場のマーケットっていうのが、カンが広がることで1兆円になるんじゃないか。
日本酒によって押し上げる。すなわち、今ある既存の方々はもちろんピンとか既存のカミオンで楽しめばいい。一方で新しいマーケットを取るためには、やはり容器の形態とか楽しみ方とかそういったところを解決する必要があって、それがビールで証明されているので、我々カンで粛々と最短距離で、いわゆる流通っていうのを作り上げていく。
それが必然的に、いわゆる消費者のニーズだったり、そういったところがついてくるんじゃないかなというふうに思っています。よく言われるのは消費者の方々は、なんかありそうでなかったよねっていう。
それってすごく重要で、iPhoneが出た時もなんかありそうでなかったよねっていう、だけど生活に勝手に馴染んでいる。それを我々は作っていきたいなというふうに思っていて。
なので、少しずつであるんですけど、今成長の段階にある中で、そういったふうに消費者の方々に思っていただいている弊社のプロダクトっていうのは、そういった立ち位置で今後もベストセラーとして残っていけるんじゃないかなっていう三段覆いが立っているというところですね。
なるほど、今ちょっと気になったのが、ありそうでなかった、今まで間っていうのがなかなか実現できてなかったっていうのは、業界的に何か理由があったりするんでしょうか。
そうですね、業界的なっていうよりは、間においてとか、いわゆるこれがどういうふうに浸透していくかっていうのをやはりシミュレートするといったところにおいては、
いわゆる間のボトリングラインを入れればいいっていうそういう問題でもなく、いわゆる入れるのがまた難しいんですけれども、充填自体とか間を詰めるっていうことはできるんですけど、
例えばその巻き締めっていう技術が必要だったりとか、間って中身が見えないので、じゃあそのフードセーフティーのところ、職員安全のところ誰が担保するみたいなところがあったりとか、
あとは間になると小さくなってくるので、いわゆるラベルとか印刷コストっていうのもかかるわけですよね。印刷コストがあるときに間のロットがでかいわけでしょ。
そうすると間メーカーの協力が必要ですよね。それをボトリングした後に販売するっていったときに、ロットが大きいものを今の少量の方々が販売できるかっていうのはなかなか難しいみたいな問題もあって、
そういったところをどういうふうにするんですか。物流のところも間って凹みやすかったり、あとは小回りを効かせなきゃいけないっていったときにどこが物流をやるんですか。
消費っていったときに消費者の方々にどのように説明するんですか。そこのところがいろいろといろんな方々が出てくるっていう難しさがあって、
なので一つの部分を解決とか、我々に似たようなものとかそういったものもいくらでも今出てきてますけど、根本的にはそこのポイントではなく複合的にビューツを作るっていうことに我々は価値があって、そこを我々が今やってる。
じゃあ既存のサプライチェーンよりも今まさに現在やられていることはステークホルダーも既存のところではだいぶ増えてるっていうような感じになるんですかね、そういう折衝であったり。
そうですね、いろいろとおかげさまでお話をいただいてると言ったところでございまして、ちょっと言い方悪いですけど売れればいいんでしょうみたいなところも会社によってはもちろんあるんですけれども、
ただそこの先にしっかりと地域を創生するとか、地域の良さを発信するっていうところが我々のビジョンとしてやって、やっぱり知ってもらって、買ってもらって、来てもらって、リピーターを増加させるっていうこの4ステップがあるんですけれども、
その取り組みこそが我々が今やっている観光面の側面が結構強いんですけど、そういったところが結構必要なんじゃないかなっていう風に思ってます。
未来のアグラミのビジョン
なるほど、わかりました。これからもっといろいろやられていくと思うんですけど、アグラミさんとして、現さんがこれから描いている未来のアグラミのビジョンとしてはどういうところを今想像されているんでしょうか。
そうですね、ちょっと難しい質問ではあるんですけれども、我々としてやはりやりたいのは社員もそうですし、倉本さんもそうですし、関係者もそうですし、将来いろんなところでこの一号館を見るようになったときに、この館って広めたの最初一号館さんですよね。
ただそれだけなんですよね。それ以外のことって多分おいしいとか、我々ってあんまりメーカーさんじゃないので関与できない。なんかこの一号館によって日本酒売れたよね。
多分その一言で私はいいかなと思ってて、そういった未来というか、楽しみというか、そういうのをオールジャパンで国内だけじゃなくて海外に対しても伝えたいところです。
なるほど、今最後おっしゃりましたけど、グローバル展開も今もやられてますけど、当然視野に入れてっていうところですかね。
そうですね、もちろん売ったことがないもので、売ったことのない形で、しかも海外行くと金額も高くなりますので、かなり難しさはあるんですけど、難しいからこそやりがいがあって、難しいからこそやる価値があるというところがあるので、
そこは諦めずにあの手この手でやっていきたいなと思っています。
最後いい言葉聞けました。ありがとうございます。
げんさんには3巻にわたって登場いただきました。いろんな話ありがとうございました。
ありがとうございました。
今回も最後まで聞いていただきありがとうございます。
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それではまた次回お会いしましょう。
12:51

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