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はい、みなさんこんにちは。株式会社ゆめみでチャレンジ取締役をしております、キースこと桑原です。
Web 業界のなんでも雑談室へようこそ。この番組ではWeb 業界に関することや様々な雑談などの情報を配信していきたいと思います。
第98回ですね。第98回は、これからの仕事の評価について考えることというタイトルでお話ししていきたいと思います。
ちょっと長いタイトルですけど、このコロナが起きた後のリモートワークとか、あとテレワークとか、また在宅勤務とか、携帯とかの言い方はいくつかあると思うんですけど、
一旦今回の放送はリモートワークという名前で統一していきたいと思いますけど、このリモートワークによってですね、仕事の評価とか価値っていうのが結構変わってきているなというふうに思っておりまして、
昔ながらの日本の労働法制というものでは、賃金というものですね。給与とかものに関してのお話なんですけど、その賃金というものが労働に対して支払われる対価というものですよね、賃金というものは。
なんですけど、その労働法というのを見る限りですと、その労働と評価されるものですね。その労働って何ですかっていうと、いわゆるアウトカム、成果ではなくてですね、時間なんですよね。
よく企業で1日8時間、休憩1時間ですねみたいな、あると思うんですけど、大体勤務時間。この労働対価として、まず評価される労働が時間で昔から日本は測ってきたっていう感じなんですよ。
ある意味でそれが一つの美徳でもあったんですよね。つまり長ければ長いほど評価された時代っていうのが昔はあったんですよね。
とにかくどれだけの短時間で、どれだけの生産性を出して、どれだけの影響力のあるアウトプットをしたのかということよりも、どれだけ長く働いたかっていうふうに現場では評価されることが多かったんですよね。
もちろんですけど、労働基準法とかもありますし、サブログ協定もあるので、本来週40時間までしか勤務しちゃダメっていうのが基本であるんですけどね。実態は知りませんけどね。
残業に対する制度も労働法に書かれていますので、それ以上働く人もたくさんいらっしゃると思いますし、私も全然昔は働いてきましたけども。
それがあるので、アウトカムによって評価をするっていうことが日本では結構難しいんですよね、非常に。時間で測るってことが前提になってたので。
余談を1個だけしますと、その時間によって労働とみなされる体制がですね、僕が思うにそのまま昇給とか昇進にもつながっているなというふうに思っていて、長く働いた人とか、長い時間しっかり会社に貢献したというふうに評価をされるので、そういう人が評価上がって昇給だったり昇進をしやすいなというふうにみなされたんだろうなというふうに思っております。
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ちょっと僕はこれ良いと思ってないんですよ。あとはその就寝雇用制度とか年功序列という二大挙党もあるので、これらによって長くいた人がもちろん上に行くっていうのが一番影響としてはもちろん大きいんですよね、今の話でいうと。
いわゆる昔頑張って働いた時間を使った分、今度は大人になったというか、助手を重ねて長く会社に貢献した後でその分の評価をしたということでポジションとか給料を上げますみたいな。
で、その人たちのしっかり成果とか分とかその人たちにお金を払わなきゃいけないので、そのお金を若い人たちがまた時間とか頑張ってお金を作るみたいな、僕はこれは悪循環と言いたいぐらいの文化であると思ってるんですけど、ここの話は余談なので一旦止めますね。
話戻しまして、そういうことですね、要は労働は時間ですって話だったんですけど、現代ではですね、もちろん技術がすごく進歩したりとか、いろんなものがコモディティ化して誰でもちょっと調べたりやってみれば同じようなアウトカムの精度が出るということですよね。
もしくはそのアウトカムの質も向上してきるよっていうところが全然あると思いますねはい。なので何時間も考えて出してきた精度の低いアウトプットの人と10分でパッと出してきて、しかも高い精度のアウトプットを出された場合、もちろんそれは後者の人の方が評価をされるべきなんですよね。
会社としても国としても、生産性にものすごい展示の差がありますし、早く終わったりスパッとやった分はその分大きな仕事、もしくはその多くの仕事もこなすことができるというので、当然後者の人の方が会社とにもめちゃめちゃメリットが大きいわけですし、明らかに評価されるべきなんですよ。
そこでリモートワークの話に戻るんですけど、リモートワークだと本来はアウトカムで評価をしなきゃいけない、測らないといけないと思うんですね。実際に8時間勤務するとしても、本当に8時間働いたかなんて目に見えるわけないんですよ。
もちろんですけど、出勤していても8時間、ちゃんとこの人はこの8時間働いてますねっていうのを見てるかっていう、現実には見てないんですよ、もちろん。見てる会社さんもあるかもしれないですけど、ほとんどの会社さんは普通に見てないと思いますし、そんなガッツリちゃんと監視してると思う。
セキュリティーうるさい会社さんとかはパソコンログインした時とかの全部のログを収録してるっていう会社さんもあると思うんで、道が言えないですけど。ほとんどの会社は8時間ちゃんと見てるとは思えてなくてですね。
私はエンジニアなんですけど、エンジニアも8時間ガッツリずっとコード書いてるかって絶対そんなことないと思いますね。そんなバケモンみたいなエンジニアはまずいないと思ってて、実際コード書いてるのは行っても2時間くらいなんですか。2時間も行ったら良い方だと僕は思ってて、他の人はわからないですけど私はそう思ってます。
残りの時間は結構くぐってみたり調べたり、ああだこうだって悩んだりする時間でほとんど止まっている。あとは空白だったり休憩するとか、スイッチングコースだったりとか。ところが残り時間って合計8時間くらいっていうのが普通にある勤務の1日の勤務時間だと思うんですよね。
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というところで、今後リモートワークでは時間で評価することっていうのはほとんど難しいと思っているんですね。その解決策をしてどうするかっていうところなんですけど、やっぱり僕が思うには一つの回答例としては評価を成果報酬型に切り替える方が良いのかなって思っています。これ一つの答えではありますけど。
ただですね、業務委託みたいな感じになりますよね。いわゆるジョブディスクリプションとか役割とかポジションを明確にして、これこれの成果を、これこれの納品物をいつまでに出してくださいと。それした分に対して対向支払えますっていう風な体制ですよね。
いわゆる。こうすると別にその人が期限とかに間に合うんであれば、別に何時間かけようが、何分しかかけてないであろうが、別に契約に収まっているので何も問題はないですと。ちゃんとやったんだがその分の対価を必ず払いますっていう話ありますね。その分早く終わったらその別の仕事もじゃあタスクがあるんであればそれを取っていってまた新しくやりますよって言って、どんどんどんどん成果が上がった人に対して報酬がどんどん上がっていくっていうにつきますね。
分かりやすいですね、これは。なのでそうですね、各個人で情報ディスクリプションを明確にする必要はあるけど、それと逆に仕事を任せる側ですよね。任せる側も各仕事とかタスクを一定の単位とかに細分化したり言語化して、パッと誰か見てもこれこうするんだねっていうのがあって、ボンボン着手できるように。
やれるような体制を組まなきゃいけないし、準備をしなきゃいけないということですよね。あとはそのコミュニケーションを取るための体制も取らなきゃいけないんですけど。というのはありますね。ただしですけどこれは分かりやすく大きなデメリットが一つだけあって、仕事の能力差がはっきり分かれますよね。できる人とできない人での格差っていうのがはっきり分かれてしまいますよね。
これしょうがない面もあるんですけど、ただリモートワークでの評価っていうと成果報酬型が一番分かりやすいのかなと思っておりますね。
特に昔からフリーランスとかでリモートワークされている方っていうのは同じように成果報酬型で契約をしていると思いますので、それはぴったりはまるわけなんですけど。というところですね。難しいというか、これがいいという一つの解決策でしかなくて、もっといっぱいいい策はあると思うんですけど。
ただ時間給に戻すと、昔の従来通り時間給に戻すのであれば、リモートワークは僕はちょっと厳しいんじゃないかと思いますね。リモートでさらにより監視する準備って、結構そっちの方が労力とは大変で、監視するためのリソースの人が咲かなきゃいけなくて、そっちの方が人件費がかかるんで、なんかよろしくないんじゃないかと思っておりますね。
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そうするとリモートワークが結構厳しいから、ちゃんと見ておきたいので出社してくださいって感じになると思うんですよ。ただコロナは収束していないので、出社をするっていうのはどうなのっていう会社の経営判断になってくるんで、なかなか難しいし、出社に判断をするのはリスクも相応にあるので、それも覚悟の上でってことになりますね。
でもそういう会社とか体制が嫌だっていう人は多分退職されるかもしれないし、そういうリスクもあるので、なかなかそうはいってそうはいかないっていうところなんですよね。これは本当に多くの企業が今後も考えていかなきゃいけないポイントだと思っていて、どうするかその企業さんの判断になると思うんですけどね。
でもこういうことを考えないと。その中の一つが評価制度であって、その評価制度っていうのを抜本的に見直すのは、見直すことは簡単ですけど変更するのはすごく難しいので、難しいですけどそれを時間に対する労働対価ではなくてアウトカムによる評価制度にシフトするのがこの先はやっぱり良いのかなって僕は思っております。
というわけで、そういう話を今日はしたくなりましたので、ちょっと今日は真面目な話になってしまいましたね。というところで考えることのきっかけになったら幸いだなと思っております。
というわけで今回以上ですね。ではまた何か聞きたいことや話してほしいことがございましたらいつでもデータを申しておりますのでお聞かせいただければなと思います。ではまた次回の収録でお会いしましょう。バイバイ。