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2018-11-06

第96回「現代を生きる経営者たちへ」

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今週から2週にわたり、小国のカフェ「いちご一枝」よりお送りします。

北川が読んで感銘を受けた、保坂正康著「昭和の怪物 七つの謎」(講談社現代新書)での、胆力のある歴史上の人物たちの凛とした姿勢。
あらためて、日本人として、この時代に生まれた使命とは?経営を通してなすべきこととは?など、現代の経営者に向けてメッセージを送ります。

11月11日の中野での楽心会、11月15日~21日の陶器展のご案内をしています。特に17日の投げ銭ライブは必見です。

ご感想、ご質問はこちらまでお寄せください。
kitagawa@kiqtas.jp


00:00
北川八郎 人生を変える出会い
こんにちは、早川洋平です。
北川八郎 人生を変える出会い、今日は第96回です。
北川先生、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。北川です。
今日はですね、ここもずっと来たかった場所なんですけども、
大國のカフェ、一期一会。ここは先生のご自宅と隣接して。
そうですね。目の前が田んぼで、水辺はここもいっぱいですね。
このカフェはいつ頃できたんですか?
いつ頃だったかな、7、8年前かな。
ここはですよね、今回もお世話になりましたが、先生の奥様が切り盛りされて。
そうですね。僕は死んだ後に生きてきました。
そうですね。僕は死んだ後に生きてきました。
先生がいきなりふとマスターみたいにいることはまずないってことですね、
ここのカフェで。
そうですね。お客さんとして来ることはない。
普通にコーヒー飲んでるみたいな。
ちゃんと洗います。
なるほど。さあ、今日はそんな素敵なカフェでですね、
収録ということなんですけども。
そうですね。ここも風とね、緑があって、なかなか爽やかで。
いいですね。
いいですよね。
ここでなんかイベントやったこともあるんですか?
イベントはあんまりないですよね。お客さんが1日1客ぐらいしかいない。
さっきもね、ちょっといらっしゃってましたけど。
2組くれば、お、お客さん多いね。
そうなんですか。でもこれ聞いたらね、来る方いらっしゃると思うんですけど。
基本的には、せっかくなんで宣伝じゃないですけど、なんか平日どうこうとか。
確か火曜日と水曜日の。
確か。
全くタッチしてないので、火曜日と水曜日は多分休みだと思います。
あとはやってると思いますけど。
じゃあちょっとね、気になる方はお休みでもいけないので、一度ね、調べて電話でもして。
カレーとかそういうのが中心。
玄米カフェとかね。
ああ、いいですね。やっぱりそこは。
大事なお店だから。
で、あの陶器もありますし、本もあるし、素敵なカフェだなと思いつつ。
今日はですね、最近こう、ね、オグニの収録で、あの、まあいい意味でこうゆったりと、まあ急がない人生だったり、ものがなくてもいろんなまあ豊かって話もしてきていただいて、
僕も、なんかいい意味ですけど、もうゆるゆるになってきてですね。
なんかゆったりと過ごして、今いい日々送ってるんで。
そうですけど。
で、なんかその一方で、やっぱり、何だろう、ここ一番の弾力。
ドンと構えるというか。
ドンと構えることが大事やね。
ドンと構えることの付き物っていうのは、深い呼吸っていうかね。
はい。
呼吸法っていうのが大事やと思うね。
深い呼吸。だから、今日、昨日、何やけど、草原に行ったと思うんだけど。
はい。
なんか、緑の中にいると深い呼吸はできるよね。遠い景色の、前も言ったけども。
03:02
ああ。
遠い景色の中に身を置くと、なんか呼吸が深くなるよね。ゆっくりと、ゆったりとしていて。
多分、意識してないけど、ゆったりしてるでしょうね。
多分、JR、国電の中、あ、国電じゃない。JRの、あの、電車とか地下鉄に乗ってる時は、呼吸が短くて、すごい緊張して、みんながこう、なんか落ち着かない顔っていうか、不安な顔が並んでることはいいけども。
はい。
なるほど。
ほどといい。で、弾力っていうのは、まず深い呼吸と、
まず呼吸。
あとは、何を自分の人生に取り入れるかっていう、こっちだと思うんですね。
何を取り入れるか。
うん。なんか、あ、ちょっとその前に、この本、
はい。
出たんで、ちょっとちらっと読んでたんですけども、昭和の怪物、七つの謎、保坂増康さんっていう人が、こう、まあ、講談社から現代新書が出てるんだけど、
はい。
まあ、昔の、軍人の中で、
はい。
今、いい悪いが、いろいろあると思うんですけども、石原寛司さんとか、瀬島竜三とか、東條秀樹とかいう、そういう人物像を、こう、まあ、簡単に浮かび上がらせてるんだけど、
はい。
その中で、やっぱ、なんか、石原寛司とか、瀬島竜三とかいう人たちは、腹が決まってるっていうかね、さっき言ったように、国境だけではなくて、
はい。
なんか、こう、腹を据える自信って、目指すものが、こう、なんていうか、
うん。
まあ、当時の人、あったのかな、あったと思うよね。
うん。
だから、こう、恐れないっていうかね、凄い凛とした姿で、
うん。
なんか、あの、人に接してるっていうところがあって、ちょっとだけ、こう、面白いところがあってね、
はい。
この、石原寛司が、東京裁判に、
ああ、あれ?
ロシアとか、まあ、いろんな国の、
はい。
アメリカとかいう、国際裁判のとこで呼ばれて、証人として呼ばれたときに、
はい。
凛、本当に凛として、こういう言い方をしてるんやね。
はい。
日本の軍人たちは、登場否定記をはじめとして、ただの権力主義者に過ぎない、
権力に込み、時の勢力の大きい方について、甘い夢を見たいものばかりであって、
あなたたちが、この膨大な経費をかけて、こう、国際裁判をする価値のある者、一人もいないんだから、
なんか、アメリカは日本に勝ったんだから、もう、
犬をつかめて、裁判したとあって、恥ずかしいから、
後世の物笑いになる、アメリカが物笑いになるから、こんな裁判をすることにしたら、恥だよ。
だから、裁判をやめて、今から畳んで帰ってはどうかっていう、負けた軍人が、アメリカの裁く人たちに向かって、
もう、
その法廷で。
うん。こんな、くだらない法廷じゃなくて、くだらない人間たちを、裁くこと自体に意味がないよ。
うん。
だから、もう、こんなことよりも、早く、帰ったらどうかって、こう、言う時の顔と、弾力っていうのは、よく、みんなビビる。
06:06
うん。
当時は、みんなビビって、当時の秀木も、こう、裁判連れてこられたとか、即で自殺したとか、毒を飲んだとか、なんか、拳銃で死ぬとしたとか、
ありますね。
みんな、こう、恐れてるんだけ、あんな、ビビってるんだけど、罪の意識あるんだけど、この人たちは、こう、なんか、自分の使命を果たしたっていうね。
うん。
なんか、強烈な自信、目指すものを見つけた。
うん。
人たちっていうのは、強いのではないかなって思う。で、それを、まあ、弾力っていうのは、鍛えたんだなって思うんでね。
実際、えーと、その、石原さんでしたっけ、もう一人の方でしたっけ、さっき、この本をペラペラ見かせていただいた、その、東京裁判の中で、法廷に立ってる写真もありましたよね。
あ、瀬島竜童。
それは、瀬島…
うん。
竜童ですか。
本当に、なんか、俳優みたいっていうのも、変ですけど。
まっすぐね。
うん。なんか、撮影の一部っていうくらいな。
うんうん。
そういう、わざとらしい、あれじゃないけど、何かが凛としてるって、立ち向かう。負けても、こう、凛としてるっていうのが、兎鷹というのは、日本人の中に、もう、あるので、脈として伝わってるのではないかな。
僕らも、そういうものを持ちたいと思うんで、こう、おひれを、ね、尻尾振って、権力者に近づくのではなくて。
はい。
それと、でも、さっき、先生、最初に、ね、呼吸法っておっしゃいましたけど、その、表情もそうですけど、なんか、姿勢とかも関係ありそうな姿勢なんですけど、どうですか。
まっすぐ、まあ、呼吸を身につけると、まっすぐになってくるよね。背筋が伸びるっていうか。
そうか。イコールですね。凛とするっていう。
あの、僕が時々、棒、剣術の棒振りすると、結局、背筋が伸びるよね。
伸びますね。
凛とするっていうかね、あの、背筋が伸びるから、まっすぐ歩けると、目も上がる。まあ、僕ら、瞳が立つっていう言葉は。
瞳が立つ。
うん。目を、まっすぐ目を向ける。
へえ。
だから、心に強いものと、呼吸を身につけると、瞳が立つよっていう。
うん。
だから、凛としてくる。チラチラチラチラ、顔を見ないで逃げるとか、斜めに人を見ることなくて。
確かに。
まっすぐ、やっぱ、瞳が立つっていう表現をしてるよね。だから、きちんとこう、自分の意見が言えるようになるっていうか。
うん。
ちょっとだけこう、思う、思うのは。
はい。
なんか、神の意図する世界っていうのがあると思うよね、こう。
うん。
まあ、神の意図する世界は、その、凛とした、自信に満ちた世界ではないかな。
へえ。
なんか、こう。
はい。
そういうことによって、我々なんかこう、生まれた意味ができるっていうかね、こう、ちょっとだけ難しい話をするならば、この日本という時代に今生きた、経営者として、人として、大人として、まあ、あの、大人の人間として、この時代に生きるっていうかね。
うん。
で、まあ、経営者という言葉を使うならば、経営を通して経済を、経済を利用して、こう、この時代になすべきことがあるっていうかね。
うん。
だから、そういう、日本人として、この21世紀に生きる日本人として、こう、目覚めるならば、
09:00
はい。
まあ、僕らまあ、この時代とこの国に、こう、託された生き方をなすべき…
うん。
ことがあるのじゃないかな。とか、目覚めるべきことがあるのではないかな。
うん。
って思うよね、こう。
うん。
経営という数字を追うとか、
はい。
売り上げるとかいう、こう、なんかそういうものを、超えた、なんか、人間としてを経営している。
うん。
そういうものを、超えた。
うん。
人間として
この時代に生かされた
生かされただけじゃなくて
この時代に生まれることによって
託された使命感とか倫理感
みたいなものに目覚めるというかね
ただ石川氏の経緯だと
知っていたのではなくて
日本人としてこの時代に
生まれた託された
使命と意味を感じる
ということが
大人になって目覚めると
そういう
凛とした顔つきになる
のではないかな
託された生き方
なすべきこと
むざべるべきことがあるのではないかな
ただ数字を上げるから
利益を上げる
毎日を楽しく
生きるという生活だけに
よるのではなくて
この時代の
託されたことを
見つけることも大事というかね
なぜこの時代に生まれて
この時代から何が託されているか
それをどう伝えていくかという
ことを
経営というものを超えた
人間としての
促進を目覚めると
もっと凛としてくるような
感じがするけどね
この番組で以前から
使命と宿題の話をしていて
一人の人間としてという中では
そういう話もしたと思いますけど
経営者として経済に関わるものとして
この日本に生まれた
使命というのを
どうやって見つけるんですかね
その枠を超える
経営と数字だけを追って
売り上げ上げることだけ
言ってたら
その枠を超えられない
もう一度の底を超えて
何かあるのではないか
数字を上げて会社を大きくすることが
本当にあなたの仕事というか
我々の命を預けられた
仕事か
そうではなくて
もっと
もう一つ上の世界というか
ちょっと思い出したんだけれども
明治時代の話も
非常に危険な時代というか
命を懸けた
というか
というか
生きる時代に生まれた人たちは
何かこう
すごく大きなものに目覚める人たちが多くて
その中の二つの例であれば
ちょっと大げさかもわからないけれども
坂本龍馬と
それから勝海舟という人を
例えば取り上げてみると
当時の江戸幕府の人たちや
明治時代に生きた人たちの
大部分の人たちが
藩とか
いかながら
その豪とか地域とかいう
ものの土台から
なんか
しっかり
ものを見れなかったのが
12:00
なったんだけれども
勝海舟と
坂本龍馬は
それを飛び越えた
日本人として
どう生きていくかという
全然違う
もう一つ上のレベルで
みんな百人とか
幕府とか
薩摩とか長州とか
倒すとか何とか
武士としてとか
その辺で動いてるわけよね
経営者として
会社の名前を使って
経営でお金を儲けることと
利益を上げることと
社員を養うこととかいう
そのレベルと同じなんやね
今の生活とあれを
どう生きるかっていうことは
猫の視点から
なんか逃れられない人たちの中にいて
坂本龍馬と勝海舟は
そうではなくて
日本人としてこの国をどう
自分たちがどう生きていくか
この時代をどう生きていくかってことに
目覚めるっていうのは
すごいことや
そのこととよく似てる
ただ今の日本の経済を通して
日本の会社をうまくしていく
っていうレベルではなくて
もう少しこう
なんか歴史によって
託された生き方があるのではないかな
なすべきこと
今の21世紀に生まれた夢があるのではないかな
そういうのが一緒な感じとか
そういう人たちが持ってた人が出てきてるっていうかね
100年ほど
そろそろまたそういう我々も
そういうことに
ただ日本が経済的に優位になるっていうことだけではなくて
本当に人間として
もう一つ上のレベルなすべきこと
10分や15分でしゃべれないんだけど
そこで弾力が必要っていうか
呼吸法
でもなんか今先生の話伺って
個人でも経営者でもですけど
やっぱりどこまでの共同体まで見るかというか
自分とか家族個人から
それこそ世界
その範囲が広がれば広がるほど
なんか気も座りそうですよね
家族
今家族家族と言ってるけど
すごい小さい体の利益の中で固まって
家族は大事よとか
家族を大事にしろとかいうこと自体言われると
納得は
なんかそれが大事なのかなと思うかも分かんないけれども
それが普通になってるけれども
もう一つ
大きな
もっと大きなことをやらないと
日本はダメになっていくんじゃないかな
家族家族で利益の中で
今はただどう生活うまく生きていくかということよりも
なんかもう少し大きく
日本人として
この時代の要請というか
なんか託されたことがあるのではないかな
ということに目覚めると
もっと大きなものにかけていくと
弾力が必要になってくるね
家族に入れないというか
利益に入れないというか
小さなものにかけていくと
恋愛関係に入れないというかね
また大きな
なんかそういう使命感も見つけられる
も大事かな
この本も一緒な感じとか
15:02
我々もその
人間にあるのではないかな
そうですね
同じ日本人ですからね
三代として
というようなのもあるのではないかな
ちょっと難しい話でごめんなさい
非常に分かりやすかったです
この
今日紹介してくださったのが
この
鉱山社現代新書から出ている
穂坂雅康さんの
昭和の書籍
昭和の書籍
昭和の書籍
この怪物7つの謎
そんな視点でね
この本も読んでいただくと
いいかもしれないと思います
さあこの番組では
皆様からのご質問ご感想を
募集しております
詳しくは
北川八郎ホームページ
もしくは
こちらのメールアドレス
北川アットマーク
kictas.jp
北川アットマーク
kiqtas.jpまで
お寄せください
さあそして
まもなくですね
11月11日
中野でまた
楽しん会が
そうですね
東京の
ありますので
山崎さんという方が
出演されている
よく僕も
存じていますが
ぜひまた
皆さんこちらも
ホームページに出ていますので
タイミング合う方は
お越しください
そして
またやってきますね
11月15日から
21日
先生
陶器店
陶器店
また
来ます
あれに来てほしいな
と思います
長瀬大学
そしてそうなんです
いつもね
あのセットである
17日に
投げ銭ライブ
先生これ
今回の
投げ銭ライブ
どんな感じなんですか
私は
日本歌謡をやります
日本歌謡
まだ決めてないんですが
昔の
なんか
童謡とか
その辺の
心を揺さばれる
歌があるので
新山さんという人は
だいぶ上手になっているので
ぜひ皆さんに
聴いてほしいんですけども
石原雄二郎
すごい
という
なんか
いい曲
なかなか良かったな
楽しみ
僕も来たんやけど
横取りするから
できない
すごい
そんな投げ銭ライブも
ありますよね
これはいつもので
大森
大森です
大森駅のすぐそばの
ところですね
ぜひ
先生のホームページの方に
情報があると思うので
チェックしてみてください
ということで
今日もお届けしました
北川先生ありがとうございました
ありがとうございました

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