この人が打ち合いしたというのは、
なんでこんなに行政以上のデータを無料で公開しているんですか、
みたいな話をしたんですけれども、
自分たちはデータ農家だみたいな言い方をしていて、
このデータを自由にみんな活用してほしい。
その代わり、その分、それを行政の人に届けばいいだろうし、
いろんな子育て事業者に届けばいいだろうし、
社会全体が良くなるための一つのきっかけになればいいみたいなニュアンスで話されていて、
これってスタンスとしても共感する部分があって、
もちろんデータを自分たちで調査をして、
自分たちでそのデータを活用して、
営業活動をするとかPR活動をするということができるとは思うんですけれども、
やっぱり全部自分たちでやろうと思うと、
やっぱりそれだけ大変だし、リソースも必要だし、
もしかしたら一個一個のクオリティが薄くなる可能性もあるんじゃないかなと思うんですけれども、
もうそのデータを自分たちはしっかり、
やっぱり日本で最大級のママメディアを持っているという強みを活かしてデータを取って、
それを届ける役割は他の人にやってもらっても全然いいんだよねみたいなスタンスで話されていたのは、
僕個人的にも子どもの未来株式会社で掲げるアライアンスファーストの考え方と通ずることだなと思っていて、
僕自身もこのデータをいろんな社会に届けたいと思って、
今日もトークのテーマにしている背景もあったりします。
このデータ、1万人というところのまず凄さがノンペイドなんですよね。
アンケートを回答するのにAmazonギフト券をあげますよみたいなことが全くなく、
1万人以上のデータをきちんと集められているので、
かなりバイアスも薄い可能性があるデータになっているんじゃないかなと思います。
この手の出生率とか家族の志向性のデータって当然国がやっていることだったりもするんですけれども、
国のデータっていうのは総務省のデータだと思っているんですけど、
結構5年に1回更新みたいなパターンがあったりして、
いやいや5年前ってデータとして古くない?みたいなことを思い当たる人もいるんじゃないかなと思います。
僕も結構調べていて、これ5年前だったら使えねえなみたいなことはあります。
大きな傾向を把握するという意味では別に5年に1回でもいいかもしれないんですけれども、
より事業調査とか生の意思決定に役立てるっていう意味で言うと、
やっぱり5年前っていうのはどうしても古いなと思っているので、
ある種そういうものを補完する意味でこの人さんはこのデータをやっているし、
意図的に行政のものと同じような説明項目も上げたりしているし、
そこでプラスアルファのデータを取っているという話を聞いております。
何をおしゃべろうかなって、すごいびっくりしたのは、
これデータの中にあるんですけれども、今って少子高齢化で子供の数がすごい減ってますよねと。
直近のニュース、多分この音声でも少し1回目か何かに取り上げたと思うんですけれども、
今って子供の数がいよいよ80万人を割ってしまったと。
どんどんどんどん子供の数が減っているんですけれども、
予想よりも早い形で数字がどんどん減ってしまっている。
それって何でなんですかっていう話があったときに、すごく近く想像されるのは、やっぱりコロナ。
COVID-19によって全国のルールが変わってしまって、当然その産み控えがあるんじゃないかみたいなことって、
容易に想像ができるし、実際にそういうふうにニュースに報道されていたと思うし、
正直僕自身もそう思っていたら不思議があるなと思っていますね。
この調査の一つの項目ですごくバイアスだったなと思うのが、
コロナ禍での妊娠・出産を控えたいという感情の変化みたいなものを取っているんですけど、
どのぐらいだと思います?
要はコロナ中は感染症も怖いし、もしかしたら病院の出産というのも、
通常時よりは、平常時よりはリスクがあるからというところで、
やっぱり産み控えをしている人っているよねっていう、
心情的なものとか、なんとなく世の中のメディアの風潮とかで思って正直言ったんですけれども、
このデータで衝撃だったのは、48.8%が思わなかったというふうに回答しているんですね。
要は関数がまず思わなかったと。
実際変わらないって回答している人も29.4%、なんで約30%いるので、
結論としては、思ったとかコロナで妊娠・出産を控えたいというふうに感情が思った人っていうのは、
約20%しかいなかったよねっていうことが、
これN数1万人のノンペイドなアンケートなので、
かなり情報ソースとしては信頼していいと思っているんですけど、
発表されているっていうのがあります。
これ結構やっぱりそうですね、子育て事業家とか僕も言っているし、
いろんな意味でこういうことがあると思うんですけれども、
かなりやっぱりバイアスで判断しちゃっているなっていう事例なのかなと思ったので。
それ以外にも、現在日本の家族増減というところで、
かなり詳細なデータはあるのでPDFを通していただければなと思うんですけれども、
そうですね、30代40代という部分で、ライフステージの変化とかにかかると、
出生率を上げる上げない問題というところで言うと、
これも検索すれば出てくるんですけれども、
国が掲げる理想の出生率数っていうのは、
2.30っていうふうに言われています。
要は2人以上子供が生まれれば、理論的には当然人口が減らない、
みたいなことはあると思うんですけれども、
2.00ではなく2.30という数字が、
ここでは検索というか発表されている数字になっています。
でも現実的には、当然2を切っているものがあって、
そういうふうな出生率数というのが、
このデータを見ると2015年の発表データで1.94とか、
今はもっと下がっていると思うんですけれども、
理想と現実のギャップがある。
出生問題っていうのは単なる少子化率の向上ではなく、
それ以外の要因を埋めていかないと、
やっぱりもっとより良い子育てしたい社会とは言えないんじゃないかな、
みたいなことがデータからもわかるなと思っています。
理想の子供を持たない理由みたいなことを、