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2024-08-09 34:53

Vol.253 DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?その必要性は? スティーク株式会社安達誠さんインタビュー:敬和キャンパスレポ 20240809

 8/9の敬和キャンパスレポは、スティーク株式会社で代表取締役を務める安達 誠さんにおいでいただきました。国際文化学科でデータサイエンス分野の科目を担当する伊藤 学先生をコメンテーターとして、DX/デジタルトランスフォーメーションについてお話ししました。

 最近ではテレビでも特集が組まれるくらい注目されているDXですが、実は「名前を聞いたことあるな」くらいの方も多いことでしょう。安達さんに、なぜDXを推進しているのか、というところから教えていただきました。皆さん是非お聞きくださいね。

 MCは小林、土門。

00:04
スピーカー 4
敬和キャンパスレポ、この番組は、新発田市富塚にある敬和学園大学の大学生が大学に関わるイベントや人、新発田のことなどをテーマにお届けします。
敬和キャンパスレポは、実践するリベラルアーツ、敬和学園大学の提供でお送りします。
皆さん、こんばんは。この番組は、敬和学園大学から大学のことや新発田、新潟のことを伝える30分番組です。
小林和紗
今日の進行は、国際文化学科4年のドモン・ミヨンと、英語文化コミュニケーション学科4年の小林佳佑さんです。どうぞよろしくお願いします。
今日は、DX、デジタルトランスフォーメーションの話をしようということなのですが、
ドモンさん、4年生として、社会事情に詳しい姿を見せましょう。
このDXという言葉に、どんなイメージをお持ちでしょうか。
スピーカー 4
私自体、そんなに情報系得意というか、詳しいわけじゃないんですけど、やっぱりこの間まで就活をしていて、
社内DXという言葉は何となく聞いたことがあるかなと。最近だとリモートワークとかも社内DXに入っているというふうな情報を見たかなと思います。
小林和紗
じゃあ、そういうデジタル技術を使って、会社のやり方とかサービスとかをもっと便利にしていこうという感じなんですね。
スピーカー 4
そうなんですかね。ちょっとここは詳しくこれから聞いていきたいなと思います。
というわけで、今回はDX支援を手掛ける企業、スティーク株式会社から、代表取締役の足立誠さんにおいていただきました。
足立さんには2020年8月に一度リモートでご出演いただいています。どうぞよろしくお願いします。
伊藤学
スティークの足立です。よろしくお願いします。
スピーカー 4
また、併せて5月にメインゲストで出演していただいた国際文化学科の伊藤学先生にもご参加いただきます。
情報メディアコースでAIやデータサイエンスなどの科目を担当されています。よろしくお願いします。
スピーカー 3
よろしくお願いします。
小林和紗
では私小林から足立さんのプロフィールをご紹介させていただきます。
足立さんは慶應学園大学の国際文化学科に2005年に入学されていて、慶應学部で活動されていたと伺っております。
大学は3年次に中退されていて、その後バンドマンとして活動された後、ITの世界に進まれて、
ソウメディエージ金を得て、2020年5月に新潟市中央区でスティーク株式会社を設立されています。
スピーカー 4
慶應は在学中はバンド活動に没頭されて、そのまま一旦は音楽の世界で活躍されていたということなんですね。
スピーカー 5
この頃演奏した音源というのは今も残っているんでしょうか。
伊藤学
私が音楽を離れてから10年以上経っているんですけど、私が在籍、大学中はロッキングオンという雑誌に出たりとか、
03:05
伊藤学
私が番組を辞めた後もフジロックという内場でやっているフェスに参加したりとかしているので、
YouTubeとかには音源は残っています。
スピーカー 5
ミュージシャンですね。
大興奮ですね。フジロックって結構。
伊藤学
大したことないです。
スピーカー 5
すごいです。
小林和紗
まず話は変わりまして、私たちが知っているつもりのDXについて話していきたいと思いますが、
伊藤先生も大学に来られる前は企業でDXの事業にも関わっていらっしゃったと聞いております。
スピーカー 3
当時お客さんに説明されていた内容を踏まえて、ちょっとDXってどういうものか分からない私たちにも分かりやすいようにご説明いただけますか。
DXという言葉は最近出ていますけれども、その根底には少子化で働く人が今少なくなってきているというのが大きいんですね。
なのでDXでデジタル化にすると仕事が取られちゃうのかなとか、私たちの仕事がなくなっちゃうのかなと思っている方が結構いらっしゃったというのは事実なんです。
でもそういうことではなくて、人が少なくなってこれからもそうですけど、業務が回らなくなるというのは非常にまずいので、
同じようなサービスを同じようなクオリティで提供するためにコンピューターの力を借りていきましょうというところからお客様にはご説明はしていましたね。
スピーカー 5
確かにDXが進むと仕事なくなりそうってイメージはありますよね。
小林和紗
確かに昔とかニュースとかでAIに仕事を奪われるんじゃないかっていうニュースを見たので、
それでまだ高校生だった私はすごいそうなのって仕事じゃできないんじゃないかっていう不安に思ったのを覚えていたんですが、
サポートとしてコンピューターを用いるっていう感じなんですね。
スピーカー 3
そうですね。どちらかというと提携業務を毎日行っているような方とかの場合はコンピューターを使ってDXを進めたほうか、
その方を違う営業に回すとか開発してもらうとか、そういったことで足りないところにどんどんシフトしていけるようにという発想がDXの元々のスタートですかね。
仕事がなくなるってことはないんです。
そうなんですね。
スピーカー 5
安心じゃないけど、その分頑張って新しいことも挑戦できるのかなっていう可能性も広がりますよね。
足立さんの取り組んでいらっしゃるDXの事業も同じようなイメージで捉えてよろしいでしょうか。
伊藤学
そうですね。やはり企業さんごとにいろいろな、さっき伊藤先生がおっしゃった人手不足とかそういったものの課題があるので、
そういったものをデジタルの力で解決するっていうのが弊社の主な事業になっています。
スピーカー 5
私たちあまりにも勘違いすぎていました。
06:02
小林和紗
ずっと仕事奪えるんじゃないかって、多分私たち以外でも多くの人がそう思っていたので、
多分今回のお話を聞いて自分の中の誤解が拭えたので、すごい良かったですね。
スピーカー 4
そうですね。
小林和紗
足立さんのウェブサイトを拝見すると、DX支援サービスとして3つ項目を挙げていらっしゃいます。
最初のシステム開発のところでは、業務改善で業務の効率化、コストダウンと売上アップ、
社内のワークフローを紙中心化デジタルに、効率の良い生産・在庫管理といったご説明でした。
実際に手掛けられた案件のご紹介もありますが、どんなニーズがあるのか、また掘り起こして開発されているのか、
差し支えのない範囲で教えていただけますか。
伊藤学
そうですね。弊社はさっき紹介いただいたように、2020年の5月に立ち上げていて、
この5月というのがちょうどコロナの第1回目の緊急事態宣言の日で、
やっぱりコロナ以降、どの会社さんも業務のデジタル化においてちょっと危機感を感じているなといったところで、
最初の方はリモートワークをどういうふうに推進したらいいのかといったところで、
例えばチャットツールの導入だったりとか、今でこそ当たり前ですけど、
Zoomだったりとか、そういうのも初めの頃は皆さんどういうふうに使っていいかわからなかったので、
そういったものの導入支援だったりとか、
弊社は製造業の会社さんが結構多いんですけど、
やっぱりコロナ以降、製造業の会社さんもやっぱり効率化とか、
脱紙、紙をなるべく使わないで業務を回していこうといった会社さんが多くいて、
弊社は基本的には技術者、エンジニアの集まりなので、
基本的にはそういった会社のシステムとかを開発しているという、支援しているという感じになりますかね。
スピーカー 5
紙中心からデジタルって最近よく聞きますよね。
小林和紗
そうですよね。コロナ禍以降から紙からデジタルの動きが結構強まったっていうのを結構聞くんですけど。
伊藤学
そうですね。ちょうどコロナちょっと前ぐらいに経済産業省がDX推進ガイドラインみたいなものを出して、
そこからDXって言葉が広がったりとか、
あと多分その頃ぐらいにちょうどAIって言葉も広がり出したんじゃないかなと思う。
小林和紗
確かにその時期でしたね。
伊藤学
多分今でこそコンビニでレジが自動だったりとかすると思うんですけど、
多分2019年、2020年以降にそういったものが急激に広がっているのかなという印象です。
小林和紗
確かに人と接触するのがダメと言われていた時だったので、
なおさら人と触れ合いを持たないことなので、なおさら広まったのかなって感じですかね。
09:02
伊藤学
そうですね。コロナが一つのきっかけでDXの危機感とか、DXって言葉が世間に広がったのかなというふうに思ってます。
小林和紗
伊藤先生は2020年頃っていうと会社員ですね。
会社員ですね。
スピーカー 3
そうなんですね。その時もやっぱりDXの動きっていうのは結構活発化してましたね。
今足立社長がおっしゃったように、そういったコロナということで私たち勝者にいたものですから、
どうしても皆様に説得するにしても、自分たちがDX化していないと説得力が全くないという状態だったので、
まずは社内で承認とか決済とかそれを遠隔で行ったりとか、直行直棄、在宅勤務とかっていう整備もしながら、
noteパソコンも外に持ち出してですね、業務をしたりとか。
なので車の中で見積もり書を作ったりとかはしてまして、それを承認ルートに回したりとか。
こういうことできますよということでお客様からお話いただいて、1時間後には見積もり書を持っていける状態になっていたので、
そこでお!って思ってもらえるとちょっとだいぶ販売の機会が増えるというか、そういうことをしてましたね。
小林和紗
DXの動きが広まったことで仕事もスムーズになったっていうことですかね。
スピーカー 3
そうですね。若い方はすごいスムーズなんですけども、ある程度年をいった方だとだいぶ慣れるまでの時間というんですかね。
多分足したらゼロぐらいかな。
スピーカー 5
グラフのゼロぐらいかもしれない。
小林和紗
じゃあそういう説明とかも大変だったんじゃないですか。
スピーカー 3
すごく大変ですね。手間のありっぱなしで、この業務をDXしてくれと思ってましたよ。
伊藤学
最近だと伊藤中さんとかもDX支援の事業で子会社を作ったりとか、
スピーカー 5
割とやっぱり商社の方も自分たち内部のDXの成功体験をお客さんにサービスとして提供するという流れが最近ありますよね。
リモートで仕事するってちょっと前まで考えられなかったというか、仕事するなら会社に行ってお仕事して紙とかいっぱいパソコンで作ってっていうのが当たり前だと思うんですけど、
最初にリモートワークっていうのをされて楽だなって思いましたか。
小林和紗
伊藤先生ですかね。
お二人にもしよければ。
スピーカー 3
私の方から行きますと、最初は楽じゃないですね。
要は会社に行くとスイッチが変わるんですよね。
思考回路のシャツを着てとかなるんですけど、自宅にいると1日ぐらい上半身だけ着替えて会議出たりとか。
ズルしようと思ったらどこまでも来ちゃうじゃないですか。
小林和紗
見えてないからっていうのも。
12:01
スピーカー 3
それで自分の生産性が上がっていればいいんですけども、なかなかそこで生産性を上げられるというのは、だいぶモチベーションをちゃんと持った人じゃないと無理だったです、最初は。
小林和紗
確かにスイッチの切り替え、私だったら絶対できないなって思います。
スピーカー 3
寝ながらでも会議出れますから。
スピーカー 5
確かに。
足立さんはどうでしたか。
伊藤学
そうですね、私は割とすんなりリモート、私もともとエンジニアだったので、ずっとパソコンを触る仕事なので、割とすんなり入れたかなっていったところはあるんですけど、
やっぱり会社をしてから思ったことは、社員の管理ですよね。
絶対その出勤から退勤までずっと仕事をしているかを見張ることはできないので、今までの会社だと何時に出社して何時に退勤して何時から残業してみたいな時間で管理するみたいなことがあったと思うんですけど、
今はやっぱり成果で管理しないとダメかなというふうに変わってきてますね。
スピーカー 5
量より質なんですかね。
伊藤学
その通りですね。
スピーカー 4
ぴったしですね。
小林和紗
さてではここで1曲お届けします。
今日の曲はこちらガスタパートンのEverything She Wants。
ガスタパートンが6月にリリースしたカバーEPTunes for Red Springの中に収録されているEverything She Wants。
こちらの曲は1984年にWarmというグループがリリースしヒットした曲で、当時恋のかき引きという日本語のタイトルも付けられていました。
それでは聴いてみましょう。
ガスタパートンのEverything She Wants。
スピーカー 4
敬和キャンパスレポ。
お届けした曲はガスタパートンのEverything She Wantsでした。
今日の敬和キャンパスレポはスティーク株式会社の足立誠さん、国際文化学科の伊藤学先生とともにDXについてお話をしています。
後半もどうぞよろしくお願いします。
スティークさんのウェブページではSARSやRPAの導入支援というのも項目に出ていました。
SARSというのはソフトウェアアズアサービスのこと。
RPAはロボティックプロセスオートメーションということですっかり横文字なわけですが、
これはネット上にあるクラウドサービスを使って業務を効率化する際に製品の選定を支援するということでしょうか。
自社専用のシステム開発でなく既存のサービスを利用する場合にも支援しますよということなのでしょうか。
伊藤学
その通りです。やはり会社さんによってはシステム開発って安くても何百万何千万というちょっとコストがかかるので、
15:05
伊藤学
既存のパッケージを導入して業務を効率していこうという会社さんもあるので、
そういった会社さんの業務フローを理解して、どういうパッケージを導入して使えば課題の解決になるか
といったところを会社さんと擦り合わせて、そういったものの導入を支援していくというサービスも行っています。
小林和紗
私単語がちょっとわからないのがあって、先ほど何かサブスクを導入するっていうのがSaaSのことでよろしいですか。
伊藤学
サブスクっていうよりはクラウド上にあるシステムの基盤みたいなものをそれぞれ会社ごとにアカウントを振って、
スピーカー 5
お金をもらってそれぞれの会社さんがその機能を使えるようになるみたいなサービスというイメージですね。
なかなか業務の効率化ってなると具体的にどういうのがあるんでしょうか。
スピーカー 4
仕事ってなると私たちは学生なので企業さんの話っていうのは詳しくはわからないんですけど、
スピーカー 5
主にこういう支援っていうのが多いよっていうのとかってありますか。
伊藤学
例えばどこの会社でもあるのは受発注ですよね。
受注が来て、そういったもの発注書だったりとか納品書だったり請求書だったり見積書っていう
必ず帳表が業務の中には出回るので、そういった帳表の管理をシステムでやるとか、
あとは社員だったりとかの勤怠管理、ロームの管理をシステムでやるとか、
あとは製造業とかそういったサービスの場合は製造の工程だったりとか、
どれぐらい今機械が効率的に稼働していてとか、そういったものを見える化するとか。
業種によってデジタル化できる部分は様々だと思うんですけど、
スピーカー 5
主にはそういったところがメインになってくるのかなというところですね。
確かに勤怠管理とかだと、私たちもアルバイトとかでサービスパソコン使ってとか、
小林和紗
紙じゃないのとかって最近は多いですよね。
最近はそういうデジタル化でなってきてますよね。
伊藤学
このRPAっていうのはSaaSと似たような感じですか?
RPAはロボットっていうようなイメージなんですけど、
例えば売上の数字をExcelに電気して、
1日の売上とか日報だったりとか、そういったものを特定のホルダーに格納するとか、
特定のExcelに電気する、
18:00
伊藤学
そういった作業を今まで例えばGVの方が毎日やっていたものを、
こういったロボットを使って自動化させるとか、
そういったものがRPAになりますね。
なのでRPA自体は負荷価値を生むもの、
AIと違って何か負荷価値を生むっていうものではなくて、
本当に自動効率化っていうのが一番の目的になるかなと思ってます。
小林和紗
じゃあだいぶ負担が少なくなりますね、人間。
伊藤学
そうですね。本当にただ手を動かすだけの作業であれば、
RPAを使って省力化っていうのはできるかなと思います。
スピーカー 5
江藤先生が働かれてた時もどちらもやられてたんですか?
スピーカー 3
そうですね。メインではなかったですけども取り扱ってはいまして、
RPAの方でちょっと例と言いますか、
最近保険の窓口とかありますよね。
各保険のお見積もり書を一括で出しますみたいな。
ああいうところはRPAがよく使われてました。
というのも一つのお客様の情報がありますよね。
住所とか氏名とか年齢とか。
それを例えば住者の保険会社の積算のポータルサイトに入力することになるんですけど、
だってすごくめんどくさいし、頭も使うわけではないので、
1日でお客様の資料が来たら夜中にRPAを走らせて、
パソコンの中で勝手に動いてもらって、
スピーカー 5
出来上がったものをフォルダに格納しとけ、みたいなのはお勧めしたことはあります。
小林和紗
時間とかも今までそこに当ててた分の時間を他のことに使えて仕事も効率化できますね。
スピーカー 5
そうですね。
スピーカー 3
そういう使い方なので、さっきのSaaSも含めてなんですけども、
お客様の困っているところがどこなのか、短縮できるところはどこなのかというところの
トータルデザインを多分足立社長のところがされていて、
これぐらいのコストをかければこれぐらいのパフォーマンスで帰ってきますよ、みたいな。
これも多分ご提案されている仕事だと思います。
小林和紗
それで合ってますか?
伊藤学
あとは、今Windowsに既存の仕組みとしてPower AutomationというRPAがOS自体に入っているので、
スピーカー 5
それで事が済むような事案であれば、私は基本的にはそれをお勧めしています。
企業によって求めるものもコストも違えばということですよね。
伊藤学
そうですね。やっぱり企業によって課題観点が結構まちまちなので、
それに合わせた解決策とか打ち手を提案するみたいな形ですね。
スピーカー 5
なんかちょっと理解できた気がしますね。
小林和紗
確かにね。すごい知識が結構身についたなって感じがします。
ちょっと先ほどの足立さんのお話と被るかもしれないんですが、
21:03
小林和紗
新潟県内の状況として、自分のところでDXのためのシステム開発を行う事例と、
今のようなクラウドサービスなどを導入する場合、
その組み合わせもいろいろとあると思うのですが、
企業規模などによっても何を選択するのかが変わってくるんですよね。
伊藤学
そうですね。企業ってやっぱりその企業文化とか企業カルチャーというのがそれぞれあるので、
やっぱりその既存のパッケージが合わないという会社も結構あるんですよ。
既存のパッケージってやっぱり機能がいっぱいあるんですけど、
それをやっぱり全部使えないと意味がないので、
ただもちろんそのコストとの問題、予算との問題も出てくるので、
例えばパッケージものを入れて、周りのインターフェース、他の足りない部分を自分たちで開発するとか、
あとはKintoneといういろんなアプリを組み合わせられるサービスがあるんですけど、
そういったものをまた既存のパッケージとKintoneを組み合わせてとか、
既存のパッケージとGoogleアクションスクリプトというスプレッドシートとか、
そういったものを組み合わせたりとか、そういった点も全然してますね。
あとはもちろんゼロから全て開発するということもやってますね。
本当に様々ですよね。
DXという捉え方もやっぱり会社の規模によって全然違っていて、
大きい会社だと、例えば製造業だったらラインをすべて自動化させることがDXという会社もあれば、
本当にExcelを、今まで紙を使ってたものをクラウドに出ておきましょうという、
本当に初歩の最初の一歩を上ることがDXという会社もあるので、
スピーカー 5
やっぱり会社ごとでDXの捉え方って変わってくるのかなって思ってます。
確かに全部DXだけど違いますよね。
小林和紗
違いますよね。いろいろと種類があるんだなって感じがしますね。
やっぱり中小企業とかそういう会社さんだと、
DXの導入とかっていうのが結構弱いのかなって今お話聞いて思ったんですけど、
そういう方、やっぱり今お話聞いてると、
DXっていうのはすごい会社にとっていいことだと私は思っているので、
そういうのをDXをあまり強く認識していない方とかにも、
ぜひ導入していただきたいなと思うんですけど、
そういう方たちへのご提案っていうのはどういうふうに。
伊藤学
そうですね。難しいんですけど、
まずは何が自分たちの課題かっていうのを理解することが大事かなと思ってて、
24:01
伊藤学
闇雲に何かをデジタル化とか、
例えばiPad入れたとかスマホを導入したとかだけで結構デジタルやってるぜみたいな感覚になるんですけど、
実際コスト膨らんでるだけっていう会社もあるので、
本当に自分たちの会社の課題感は何かっていうのは、
毎日そこで働いてる、例えば経営の方とか管理部門の方とかが一番、
もちろん現場レベルの方もそうなんですけど、
そういった方が一番会社の実情を知ってるので、
そういった方がちゃんとこういうシステムがあったらもっと効率ができるのになみたいな、
そういったものを持って相談にいただけると、すごく話が進むかなと思いますね。
スピーカー 4
伊藤先生が先ほど、高齢の方とか、私たちのような若い人たちにしゃべるよりも、
年齢が上になられると、ちょっとなかなか説明するのも大変だっていうふうにおっしゃってたと思うんですけど、
スピーカー 5
そういう方々に提案していくってなると、初歩的なことからスタートされたとか提案するものからスタートなんですかね。
スピーカー 3
経営層の方って結構年配の方が多いので、その皆様には広い意味でのお話をしますけれども、
あとは情報部門の方が一番話すのは、
私たちがおっしゃってるように、結局課題は何かっていうところをちゃんと見極めておかないと、
小林和紗
DXっていうと魔法の杖みたいな感じで、
スピーカー 3
これを使えば会社がコストダウンできて、生産性がグッと上がると思っている方が多いんです。
小林和紗
確かに。
スピーカー 3
一切そんなことないので、課題のマップを広げておいて、
どこが一番今引っかかっているのかなとか、それにはどのパッケージを当てるのかとか、
何を持ってくるのかっていう、まさに私たちがおっしゃったようなことを、
膝を突き詰め合わせてお話していかないと、おそらく導入後に揉めます。
こんなつもりじゃなかったのにとかね。
小林和紗
確かに。その課題が解決できないかもっていう。
伊藤学
結構導入がゴールになっちゃう事例も結構ある。
小林和紗
ありそうですね。
伊藤学
本当はそこからがスタートなんですけど、そこがゴールになっちゃう事案も結構ありますね。
小林和紗
導入がゴールという認識は間違いで、その導入したものをどのように活用していくかっていうのを、
自分たちで考えていかないといけないんですね。
スピーカー 3
結構根気強く毎年繰り返すので、難しい参考書を買うと勉強した感になっちゃったみたいな。
小林和紗
確かに。
スピーカー 3
ちゃんと読むんですよ。
小林和紗
確かに私も参考書とかも買って満足しちゃうタイプなので。
スピーカー 3
だと進まないんですね。なかなか。
小林和紗
確かに。
27:00
スピーカー 5
毎月毎月費用だけが発生してしまうという悪いパターンになってしまいます。
ちゃんとDXってどんなのかをみんながある程度理解した上で導入していかないと何の意味もないよっていう、
現代に生きていくためには必要な知識ですね。
小林和紗
そうですね。
スピーカー 4
モバイルアプリという文字も出ていました。
私たちの世代だと当然スマホで勉強や仕事をこなす、進めるということに
比較的抵抗はないと思いますが、このあたり世代によっても違うところがありそうです。
最前線ではどんなサービスの導入が進んでいるのか教えていただけますか。
伊藤学
そうですね。
モバイルアプリっていうと学生の皆さんもしかしたらゲームとかそういうイメージが強いのかもしれないんですけど、
今もさっき言ったような業務システムとかも全部モバイルアプリと連携して
近代を売ったりだったりとか、作業のデータ登録したりとか、
そういったものをモバイルアプリで行うという事例もありますし、
私なんか東京行くと基本的にタクシーを呼ぶときはGoっていうアプリ。
Goがないともうタクシーに乗れないくらい東京はもうタクシーがないんでGoを使いますし、
でもやっぱり買い物は全部スマホですし、生活にすべてが密着しているのかなっていうイメージですかね。
モバイルとかモバイルアプリっていうのは。
スピーカー 5
確かにパソコン持ち歩いて生活するわけじゃないからスマホの方が身近ですよね。
でもアプリってなると生活に密着したアプリって電子刑支払い方から多分私たちも使うと思うんですけど、
スピーカー 4
そういう勤怠管理とかタクシーを呼ばれるとかっていうのもあんまり身近に感じない人は
スピーカー 5
ほんとずっとそんなのもあるよねぐらいに思うんじゃないかなと思うんですけど。
小林和紗
確かに新潟県民としてはそんなイメージがあんまり、
スピーカー 5
タクシーはいとすぐ捕まる方だと思うのでなかなかないですよね。
スピーカー 3
あと追加で一つだけですか。
社会的なんですけども物流問題が今大都市地方都市関わらず、
さっきの最初の話で人がいないからドライバーもいない。
でも物流の量は右肩上がりでどんどん増える。
時間通り届けたのに家にいないとかね。
ああいうのっていうのは全部荷物もドライバーも受け取る側もみんな動いているので、
このあたりモバイルマッチングでモバイルアプリで何とか最適化
測れるといいかなと思って見てはいます。
小林和紗
確かに私の父も運送業で働いているんですけど
結構そういうトラブルとかがあるみたいでそういうのがあると
そういう父もそんな大変な目に合わなくてよくなるのかなって思いました。
30:01
スピーカー 5
私もなんかそういう荷物とかやっぱりいっぱい注文とかネットショッピングするのに
今いるの?とか今って今来ないの?みたいな。
本当にアプリ一個でいいじゃん。わざわざ電話したりとかまた待ちますなんていうのがすごく
そういうのをアプリで解決してくれるとすごく手軽だしいいですよね。
伊藤学
あとはモビリティっていう今の社会課題みたいなところ
さっきのGoのタクシーの話もつながるんですけど
そういったものが全部効率化されると例えば二酸化炭素の排出量が下がるとか
そこから持続可能とかサスティネバルみたいな話にもつながっていくのかなっていう感じですね。
小林和紗
いろんな課題が解決されていくんですね。
スピーカー 5
すごいですね。ITから環境問題。
小林和紗
すごい大きいな。
はい。
今日のK-WAキャンパスエヴァはスティーク株式会社の足立誠さん、国際文化学科の伊藤学先生とともに
DXデジタルトランスフォーメーションについてお話ししました。
大変勉強になりました。ありがとうございました。
さてエンディングです。
今回大学生に向けてなのですが、DXに関して社会に出ればよいに
こういうことに関心を持つといいのではということや
また今後後輩たちに技術的な科目も大学で展開されていくと聞いていますが
この辺を勉強しておいたらよいのではないかということをお話しお願いできますか。
ではまず足立さんからお願いしてよろしいですか。
伊藤学
はい。私の場合はもともと技術者だったので本当に技術を学んでたんですけど
技術者になるならないはさておき
そういったものを一度触れて、どういう仕組みで世の中
こういうデジタルな製品が作られているのかなっていうのを知っておくことっていうのは
結構重要かなと思っているのと
あとは技術的な話だけじゃなくても
とにかく情報をキャッチアップするというか
本当に目まぐるしくいろんな技術だったりいろんなサービスが進歩しているので
たぶん普段皆さんXだったりとかSNS使っていろいろ情報を見てると思うんですけど
そういったものを例えばアイドルとか飲食店の情報と並列して新しいサービスとか
そういったものも自然とキャッチアップできるような大人になったら
でも結構社会でも情報されるという人間になるかなと思います
小林和紗
やっぱ情報に触れるということが大事になってくる
伊藤学
そうですね
アーリーアダプターっていうんですかね
新しいもの好きっていうのは社会においても結構重要視されるかなと思うので
33:01
小林和紗
重要かなと思います
社会人、来年社会人になる私
私来年社会人になるのでとても今のお話参考になりました
頑張ってください
ありがとうございます
伊藤先生はどうですか
スピーカー 3
はい
ちょっとMCに持った方は卒業されますけれども
来年からデータサイエンス系の科目2つほど開講する予定をしています
そこでは私社長がおっしゃるようなそういった世の中のどういった仕組みであってんの
どういう技術があるのっていうところを
ちょっと浅いかもしれませんが皆さんにお教えしたいなと思ってます
その解析データの種類とかですね
解析手法などこういう話を聞くと理系っぽくて数式だらけで嫌だなと
オタクっぽいかも思うかもしれませんが
最低限の今の時代を生き抜く最低限のリテラシーとなってきますので
まず話だけでもちょっと受講の最初聞いていただければいいかなと思います
敬和大の場合は人文学部ですので
人文学もできてデータサイエンスもできるっていう
小林和紗
すごいかっこいい人になれるんじゃないかなと僕は思っています
スピーカー 4
かっこいい人になりたいな
こっそり参加します
来年いたらちょっと見覚えがある顔がと思われても参加して学んだほうがいいかなと思います
はいでは今日の放送はこの辺で
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番組情報を発信しています
番組名敬和キャンパスレポで検索してみてください
今日の敬和キャンパスレポ終了の時間です
皆さんおやすみなさい
敬和キャンパスレポは実践するリベラルアーツ
敬和学園大学の提供でお送りしました
34:53

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