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はい、というわけで、LayerX NOW!第11回ですね。10回超えましたね。
今回もやっていこうと思います。
LayerX NOW!第11回になるんですが、この目的としてですね、
このチャンネル、LayerXの開発メンバーと組織の等身大を知ってもらおうというところがメインのテーマとなっておりまして、
ブロックチェーンだけじゃないLayerX、
どうしても我々LayerX、創業のLayerXのラボとして今も研究開発をやっているブロックチェーン周りがメインになるんですけど、
としてやってきたんですけど、直近全くブロックチェーンじゃない会社になっているよ、
というところで、この辺について知ってもらおうというチャンネルになっております。
今回ですね、yoshikiさんに来ていただいております。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
今回ですね、第11回はyoshikiさんがなんでLayerXに来たのかなとか、
そういったお話を深掘りさせていただこうと思うんですけども、
ちょっと始める前に簡単にyoshikiさんの方から自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
中川よしきと申します。本名はですね。
LayerXに入社したのは去年の9月頃ですかね。
それまでは結構フリーランスでエンジニアやってたり、
最初大学の頃から行くと理系の大学行って、
インターンでリクルートだったりフリーカウントだったり、
ウェブ企業とかのエンジニアのインターンとかしてて、
エウレカっていう会社でも今やってるPaaSのサービスやってる会社でもインターンしてて、
そこでインターン結構してて、そのまま新卒で入って、
大社後はフリーランスやってて、
前職の知り合いとして前のポッドキャストに出てたサルバさんが、
フリーランスしてる時にLayerXどうって形で誘ってもらって、
面接で入ったっていう形のリファラルで入った感じですよね。
なるほど。
ちなみにサルバさんからどんなお誘いできたんですか?
最初は何だったんですかね、
サルバさんが前職のGNOSHの時代から何度か声かけてもらってたりしてたんですけど、
その頃はまだ自分のフリーランスってどれくらいできるかなとか、
自分で結構一人でガツガツプロジェクトできてたので結構あれだったんですけど、
あれ程度アッパーが見えてくるというか、
もうちょい違うことやりたいなっていうのが、
フリーランス3年くらいやってて思い出して、
そこでちょっといいタイミングで誘ってもらったって形でしたね。
なるほど。
フリーランス、そもそもフリーランスになったお話とかは、
ちょこちょここれから聞いていこうと思うんですけど、
一応聞いていただいている方のために、
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吉木さんの今やってるところとかも簡単にお話いただいてもいいですか?
Linux時代入社したのは去年の9月頃なんですけど、
その頃って入社の試験としてはブロックチェーンの課題とか、
Solidity使ってEthereumのネットワークの課題とかをやってたりして、
入社はしたんですけど、
入ってきた直後はDX事業部というか、
その形になるものが社内のプロジェクトとして、
DXちょっとこういうふうにやっていこうよみたいなプロジェクトが立ち上がってて、
最初いきなりそこにアサインされて、
ほとんどBCというかブロックチェーン触ることなく、
今のDXの入社というかあれがスタートしたって形ですね。
いきなり話が違うじゃないかみたいなレビューですね。
でも結構入社する前から、
こういうこともやっていこうと考えてるってことは、
面接の時からずっと聞いていて、
確かにちょうどコロナが3、4ヶ月ぐらい、
自粛とか電車とかもほとんど人少ない中だったりしたので、
こういうDXの流れみたいなのはかなり感じていたので、
結構熱量高く始められたっていうのはすごい良かったですね。
立ち上がりから入れたっていうのはすごい良いタイミングだったなって自分では思ったりします。
確かにちょうど模索が始まっていた時期ぐらいですもんね。
そうですね。
今はDX事業部っていう名前になって、
DXインボイスの方を今はメインで開発してるっていうのが原則の感じでしたね。
僕から見た吉木さんは完全に黙々とずっとGoを書いて、
オープンソース的にもコミットしてくださっている、
Goのパワフルな神様みたいな感じで見えるんですけど、
吉木さんってあんまり普段、
雑談的なことを見かけること少ないんですけど、
結構そんな感じなんですか?開発とかしてる間。
どうですかね。
オフィスいるときは割と周りにカジュアルに話しやすい感じがあったりするので全然ありますけど、
Slackの方は確かにあんまりメインで書いてなかったりしますね。
僕とか多分最近入った人たちはSlack越しで見る吉木さんの方が多いと思うので、
リモートですからね結構。
ちょっと寂しさも感じているところです。
このRayXNOWの収録、僕的に嬉しいのはみんなの話をここで聞けることなんですけど。
そうですね。割と事業も違うとガッツリ話す機会もなかったりとかっていうのはあったりしますもんね、人によっては。
ですよね。僕も吉木さんと最初にワンワンして以来ですからね。
お隣の人ともガッツリ話してる。
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吉木さんってプライベートというか普段休日とか何してるんですか?
全然関係ないアイスブレイクなんですけど。
実は結構そうですね、仕事関係のことをやってることが多かったりするのと、
結構ラジオとか聞くのが好きになったりするんで、ラジオだったりポッドキャストとかだったりは土日に限らずですけど結構聞いてますね。
ちょっと最近出社じゃなくなったので、ラジオとかポッドキャスト聞く時間が作れなくなったというか。
電車乗らないと聞かないみたいなのありますよね。
そうなんですよね。通勤がなくなると聞く量が若干減ったりはしてて。
またちょっとランニングがあったら聞くとか、風呂入りながら聞くとかそういう形でちょっと練習しようとしてたりしますね。
さっきは少しこの収録の前にもポッドキャストというか音声周りのツールの話とかも聞きましたよね。すごい詳しそうでしたね。
そうですね。結構配信系のアプリみたいなのは3、4年前フリーナースの時にちょっとやっていて、今もある程度流れとかは多少は見てたりはしてて。
ちょうど今年の初めすごい流行ったクラブハウスがバックエンドで使っているアゴラっていうその配信のWebRTCだったりのSDKというか、あれも何回か使ったことあったりとかやってますね。
その頃はとにかく安い配信系で使えるSaaSというかアゴラと一緒はまだまだメジャーではなかったって形だったんですけど、その頃は多少触ってたりしました。
最初のうちは結構安く使えるんですね。僕触ったことなかったんで簡単にしか。
どちらかというとクラブハウスで試算してみたらクラブハウスドワカジじゃないかみたいな。
あれはちょっとユーザーの爆発具合が半端ないから、ちょっとあれで試算しちゃうと大変な金額になりそうですね。まだ収益もないっていう状態だった。
あと高い板でみんな通信し合ってますからね。相当会議行きますもんね。
それやってたのは2016年とか17年とかそれくらいだったんで、こういう配信系のアプリで使えるやつって何があるんだろうっていうのを調べるとこからやっていましたね。
結構オープンソース系でRTGサーバーとか端サーバーとかあったりするんですけど、ちょっとそれ自前で運用していけるみたいなのが結構商業的に考えると大丈夫かなみたいなのがあったりしたので結構オープンソース系も調べたり、
結構いろんなとこ見たりとかやってましたね。
あそこまで低遅延系作るの大変ですよね。
ちょっと自分で運用しろって言われたら結構嫌っていう気になっちゃいますね。バックエンドサーバーとかを開発する身としては、インフラとかを見る身としては。
遅延数秒許して欲しいなみたいな気持ちになりますよね。
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そうですよね。
GNOSYでも以前作っていたので配信系というかクイズ番組のサービスがあって、あの辺のアーキテクチャ見てても、数秒遅延だからサクッと作れたけど、あれをリアルタイムにしていくと大変ですよね。
そうですね。やっぱりそうですね。
どうぞどうぞ。
そうですね。その頃はこんなに配信というかあれが活気になるっていう、確かに予兆はあるといえばあるって感じだったけど、今みたいなコロナっていうのが完全にバックアップした感じはあります。
技術的にもみんなが死ぬところになってるというか。
このコロナっていうのが今回吉木さんがAX来るきっかけにもある意味だったんですね。
そうです。
フリーランスにそもそもなったのってどういう目的だったんですか?いろんな会社を見たいみたいな感じだったんですか?
それもあったのと、前職の会社がインターン含めて十何人とかっていうところから入って、もう4,5年やってて、結構人数も多くなってきて、もうちょい自分でできる領域広げたいなとか、そういうのを考え出して、ちょっと1回フリーランスでやってみようっていうのは思ったって形でした。
前職はインフラのチームというかSREのチームにいたので、ただインフラ周りだけ触ってるっていうのはあんまり気が乗らないというか、もうちょい広くやりたいっていうのが自分の中ではあったので、
ガンガンミドリアとかのコードを書いてたりしたんですけど、もうちょいアプリケーション側のコードも自分でガッツリ書こうと思ってたっていうのも結構あったりしますね。
なるほど。それでフリーランスになったタイミングでサルバから声掛けされたみたいな。
そうですね。
その時ってレイヤーXってどんな印象だったんですか?
いや、完全にブロックチェーンの会社っていうイメージで。
そうですね。今みたいな事業部体系とは全然違う組織体系だったりしてたし、結構コンサルだったりとかっていうのが表に出てた内容だったりしたので、そういう形の事業をやってる会社なのかなっていう形で。
そうですね。外から見た全体像みたいなのあんまり掴めてはなかったりしましたね。
本当にブロックチェーンって形だったので。
未だにやっぱり謎の会社って思われてる方も多いかもしれないですね。
ですね。あとはやっぱり何かの実証実験とかっていうのを見たりしても、中身がなかなか自分はその時あんまり想像ができなかったって感じはあります。具体的な。
確かに、ブロックチェーンで証券というか信託の周りをやっていこうとか、よく分かんないですよね、言われて。
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そうですね。
なるほど、なるほど。それ以外のLAXってどういう理由だったんですか?
その頃はDX的なことをやろうっていうのも話してたし、ブロックチェーンでこういうプロジェクトを今やってますっていうのを聞いた時に、物流のこともやってます、証券のことも今やってますとか、いろんな話が出てきてて、
それをみんな、エンジニアもビジネスサイドもみんな新しいドメインのことも勉強しながらやっていくみたいなのを聞いて、
そういう環境にやっぱり自分も身を置いて、結局2Cの関係が多かったりしたので、こういう何ですかね、
たっぷり2Bでビジネスのドメインが必要みたいなものってあんまりこうやったことがなかったので、そこは結構自分としてやってみたいなっていうのが1個ありました。
モチベーションというか、開発に加えてそういうことも勉強していけるっていうのはいいなっていうのは感じてましたね。
完全に同心機というか、もともと2Cのサービスでやってきて、たくさんのユーザーに喜んでもらえるサービスを作って、
今ってすごく2Bの、しかも経理プロダクトって全く分かんないドメインじゃないですか。
そうですね。
最初の頃は、もしかしたら今もしかしたらレイヤーXに入ろうと思っても躊躇している人たちの多くが、
いやー、私経理の知識ないしなーみたいなケースが結構ある気がしていて、
そういう人に向けてどうやってこの全く未知の領域に踏み出してきたのかみたいな、
吉木さんなりの経緯というか流れみたいなのを聞いてもいいですか。
そうですね。自分も今のレイヤーXインボイスみたいなのを始める前までバックオフィスの業務ってほとんど分かっていなくて、
経理の人が何やってるかも正直恥ずかしながらもう全然分かってなかったなっていうのが今になって感じることです。
結構そういうエンジニアの人とかどういうのかなって思ったりするんですけど、
実際に社内でももちろん使ってもらったりしてるんで、
そういう使ってるユーザーの声聞きながら、本当に渡辺さんだったりラッキーさんだったり使ってるので、
そういう声聞きながらやっていくのはやっぱり楽しかったのは1個ありますね。
なんかすげー便利って思われたいっていうのはやっぱりあったので。
あとはチームメンバーに元経理の人とかもいたので、そこから聞けたっていうのが一番大きくて、
あとは普通に自分でボキの勉強とかもやりつつですけど、
実際の経理業務とまた違ってたりする部分はあるので、学問的なボキとかっていう話になってきて。
結局開発しながら学んでいったっていうのが一番大きいですね、今を考えると。
もうどういうデータがあって、どういう処理をこのサービス上で行って、
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最終的にどういうデータ形式で保存するんだっけみたいなことを考えながら学んでいったっていう感じがありますね。
なんかエンジニアって、実際にソースコードに落としながら業務をより深く理解するみたいな節はありますよね。
オブジェクトになった瞬間、仕分けについて理解したみたいな。
そうですね。自分でデータモデル考えて、こういうことだなって理解できる箇所があったりします。
実際コード書いてドメイン理解と。
他の事業所でいうとMDMのチームとかもやっぱり知らない状態からスタートして、
あれだけみんな知識があるっていうか専門家みたいな知識があるっていうのは、
エンジニアとして作りながら学べるっていうのはアドバンテージになるのかなって思いますよね、少し。
考えながら作っていけるっていう。
学ぶ余力がある会社っていうのも面白いですよね。
ゼロからみんなやってるから学ばなきゃいけないから、ある程度そういうのを受け入れる土壌があるというか。
あと2Bのいいところはあれですね、今の話で使う人の顔がすぐ見れるっていいですね。
そうですね。すぐフィードバックがもらえるというか、向こうも仕事で使っているものなので、
妥協したフィードバックでは完全にこういうことがしたいんですっていうことが明確に分かれているのは1個ありますね、確かに。
妥協ないというか失敗すればめちゃくちゃ迷惑しますからね。
そうですね。
喜びもすごい伝わってきますもんね、これ便利ですね。
そうですね、やっぱり形になってフィードバックもらえている。
今、契約している会社さんとかすごい丁寧にフィードバックもらえているので、それも良かったなって思いますね。
始めた当初からちゃんとユーザーがいてフィードバックもらえていたっていうのはすごい恵まれていましたね。
ビジネスサイドの噛み合わせがすごくいいですよね。福島さん、牧坂さんをはじめとしてお客さんを連れてきてくれるというか。
はい。
テスト機能もすぐに検証するお客さんがいるみたいな。
ですね。
それ以外にRayXで今開発していてこの辺面白いなみたいなものとかってあるんですか?
そうですね。
技術的な部分とか。
技術的な部分だと、結構今やっているチームのメンバー的にいくと、みんなフルスタックというかサーバーもやるしフロントもやるしみたいな体制で開発していけるのって結構スピード感あって楽しいなって思ったりしますね。
街の作業みたいなのがほとんどない状態で毎日ずっと回ってるって形があるので。
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すごい短距離走みたいなことをずっとやってますよね。
そうですね。
全速力で走ってる。
ですね。
それってみんな自分で完結して作れるからっていうのが一番でかいんですかね。
そうですね。あとは仕様の段階である程度のこういう画面でこういう業務をやるよねみたいなことを最初に決めて、そこからもう機能の開発入っているとかっていうのは結構大きいのかなとは思いますね。
まあ確かに確かに。
2Cとかだと一旦こういう機能をやりますってなると一回デザインのフェーズを挟んでこういうデザインでやるよねみたいなのを揃えて、その後効果発入っていくみたいなプロセスがあったりするんですけど、今今そういうことあんまりこうやってなくて、どうやったら使いやすいUIでこの機能できるよねっていうのを最初から入ってるっていうのはありますね。
ある意味そのデザインシステムって言うんですかね。なんか聞かれているそのデザインのレールがよくできてるっていうことでもあるんですかね。
そうですね。あとやっぱちゃんと機能単位でどういう業務を達成させる、どういう機能必要なのかみたいなのがちゃんとこうある程度明確にはなってきてるっていうのがあるのかなと思います。
そこらへんはまあみんなで学んできた成果みたいな感じでいいですね。
そうですね。
知らないとそんなことできないですからね。
いやできないですね。いきなり入ってこういう業務やりたいって言われても。
吉木さんは今DX事業部の中もいろいろ今ミッションがあるじゃないですか。その中でちょっと次回の第12回につなげたくて、どんなミッションを持ってるのかなっていうのを最後ちょっと軽くお話しして一旦ちょっと前半を締めたいなと思うんですけども。
そうですね。結構チーム内では最初から入ってたのが多分大きいと思うんですけど、ある程度こうどういう行動がどこらへんにどんな感じであるとかっていうのだったりとかっていうのが頭に入っているので、そこ含めてどうやって開発を進めていこうかっていうのを考えてたり。
あとはそうですね。自分で作った機能とかが多かったりするし、自分でこうなってるってことがわかるので、なんか最初に仮にエラーのアラートとか来たら自分で見に行ってとか。
そうですね。明確な役割というか全体見て動いているのが今かなと思います。
大体結構な領域、例えば基本的な設計とか、どういうライブラリーを使おうかとか、吉木さんのエッセンスがめっちゃ入っている感がありますもんね、どのプロダクトも。
そうですね。多分最初のベース作ったところが大きいので、こういう形で開発開始しようみたいなのは最初決めたっていうのはありますね。
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MDMでもその恩恵をですね、すごい感じている。吉木プロダクトが入っているみたいな感じですね。
ちょっとその話はですね、次回にちょっと技術的なところの深掘りでさせていただきたいんですけど。
一旦じゃあ第一を一回この辺にしたくてですね。今ですね、吉木さんの周りで採用とか結構走ってると思うんですよ。
特にこの辺こういう人来てほしいみたいなのが最後ちょっと宣伝的にあればいかがってもいいですか。
そうですね。もうがっつり今動いているプロダクト以外の事業も多分ゆくゆく必要にはなってくると思うんで。
さっき話した業務の知識とかなかったとしても、キャッチアップしながら各行動を書けるっていうことを実践していける環境があるので、
そういうのをやりたいっていう人はすごい向いてるのかなと思います。
がっつり自分がアプリケーションになるロジックの部分を考えながら作っていくっていうのが楽しかったりするので。
業務知識最初キャッチアップ結構大変な便もあったりするんですけど、それもキャッチアップしながら作っていける人が入ってもらえるとすごい嬉しいなっていうのはありますね。
明らかに市場でもバリューアップしますしね。
リアリングつけるこれみたいな人って。
なるほどです。
じゃあ一旦ちょっと前半は吉木さんのこれまでどうしてレイヤーXに来たのかみたいなお話を中心に伺っていきました。
また次回この開発周りのお話を聞いていきたいなと思います。
吉木さんありがとうございました。
ありがとうございました。