はい、どうもDMの亀山です。亀っちの部屋ラジオ、週末版始まります。
音声プロデューサーの野村です。今週もよろしくお願いいたします。
今週はどういうテーマでいきますか?
今回はね、前にドットメイク秋葉の方で、ものづくりの人たちと話したちょっと内容があるんで、
その音声収録を聞いてくださいということをお願いします。
ものづくりの未来という形ですね。
はい。
はい、楽しみにしてます。
よろしく。
最初にまず亀山会長ですね。会長がこの秋葉のこういったイベントとかセミナーに登壇するのが、
秋葉5周年イベント以来ということで3年ぶりですね。の出演ということになりまして、
久々にこういった秋葉のイベント製造業について語っていただくような場面にはなるんですけども、
会長から見て製造業についての現状ってどのように捉えているのかなってところから。
はいはい、現状において言えば、うちが秋葉に参入した時期に比べたらかなり良い方向に向かっていると言うと変だけども、
理由としたらやっぱり円安が進んでいるというのはまず一つと。
あとは、悲しいかな人件費が全く上がっていない。
というので言えば、多分昔に比べたら、
多分中国とか10倍以上の差があったのが、いろんな段々それが狭まって2、3倍の差になったとかね。
そういった中で言うと今、昔に比べると人件費的な部分も含めてやりやすくなっているというか、追い風と言えば追い風かなと思っています。
その中で、結局今この間もたまたまニュース見てたら、
日本が買われてます。日本の不動産が買われてます。人が買われてます。みたいなニュースをやってたけども、
結局みんなが買いたいというぐらい、日本には良質な人材がいるということは間違いないので。
その中で、やっぱり中国の人たちも豊かな人たちは、やっぱり安い以上に質の良いものも求めている。
という中で、今日本自体が日本のブランドっていうのも含めて見直される時期かなというのを感じますね。
その中で言うと、正直言って買われる前に何とか立ち上がって買う側に回ろうというのが、今からの政治運動が向かうべき道かなと思っている感じかなと思います。
今やっぱり一応思っているので言うと、その辺で言うとマーケティングというか、その辺がちょっとやっぱり日本側の、つまり良い人材はいる。
つまり中国とか他の国から見ても日本に任せたら人件費は少々高くても品質管理とか不良品を出さないとか、そういった意味での人材はたくさんいる。
そういった人たちと今から重要になってくるという点で言うと、この辺の資産を持っているということなんで、
あとはそこに売れるアイデアとか商品が乗っかればいいだけなんで、そういった面ではやっぱりまだまだ日本は世界が何を求めているかとか、
どういった今後必要なものっていうのがIoTとかも含めて、まだまだマーケティングっていうのが足りなくて、
どちらかというといいものを作ろうとかっていうのはあるんだろうけど、その中でどういったものが求められているかっていうところはまだまだ足りないかなと。
うちなんかどっちかというとそればっかりやってきたんで、言い方変えればこんなもんはパクリばっかりやれって話になるわけで、
極端にまたうちなんかもAmazonのいいところをここのワンクイックで変えるところを真真似しようとか、
例えばそのNetflixの映像配信の部分でこういったのが来るだろうからと。
丸パクリじゃないとしても、そういったものを参考にしながらビジネスモデルとか含めて海外からもらうべきとか学んでいけば、もう全然今から勝負になると思っています。
だからここ数年の間に製電業は今から復活の可能性は高いなと思っています。
一旦サプライチェーンかな、さっきおっしゃってた。
あれがね、日本の中でどうしてもちょっと昔海外用に作ったからちょっと壊れちゃってると思うんですよね、そのルートが。
それをやっぱり今から国内で最直構築しないといけないっていうのが課題な気がするんで、
その辺はちょっと天野さんとかも多分いろいろ考えてくれるだろうから、いろいろ相談しながらやってもらえたらいいかなと思ってます。
ありがとうございます。
合ってます?なんか俺もちょっと業界で人間じゃないから、検討させないこと言ったらどんどん仕込んでもらえたら。
いやいや、おっしゃる通りだと思ってます。
良かった良かった。
今でも亀山会長本当に話していただいたところで、日本は良い人材がいるけどコストが安いって話、ちょうど天野さんとかもされていたかなと思いまして、
そういったところを踏まえながらですね、天野さんと吉原さんにも製造業について現状についての印象などを伺えればなと思いますけど、
天野さんどうですか?結構亀山会長と近しい話なども確保されていたりとかですかなと思うんですけども。
まさに亀山会長おっしゃったところの要素って僕もすごく感じております。
日本の製造業復活のチャンスすごくあるなと思っています。
やっぱり人材がすごくレベルが高い割には非常に安いんですね。
生産技術領域のエンジニアでは世界屈指の能力がありながらも、多分世界で最も安いと思っています。
あと最終製品を狙う、もちろん先ほどのDXを加速することによって、
最終製品のチャンスで言うならやっぱりデジタル化が進むことによって、
これからカーボンフットプリントっていうような環境負荷がどれぐらい製品一個あたりにかけてしまったかということがわからない製品って、
世界市場でも買ってもらえるチャンスがないわけですよね。
単純に言うと今まで日本はコストで負けてきたわけですよね。
中国および韓国にコストで負けてきたんですけど、今後のものづくりってコストだけの勝負じゃなくて、
やっぱりどれだけ環境負荷が低いかとか、日本が持っている安全安心っていうブランドの上に環境負荷っていうものが乗ってきて、
これやっぱデジタル化の上の、僕よく二階建てって言ってるんですけど、DXの上にGXが乗るっていうですね、
この二階建てがまず確立できないと成り立たないわけですから、
世界市場からまたもう一度日本の最終製品は残念ながらブランディングとか、やっぱりいろいろあるとは思うんですけど、
部品っていうことではまたチャンスが絶対来るっていうのが一つとですね。
あとはもう一つやっぱ日本はですね、その生産技術とか製造技術っていうのが非常に長けていますから、
生産設備とかロボットモジュールっていうような、僕これからですね、大量生産の一貫ラインの時代は終わって、
いわゆる変種変量に強いロボットモジュールや画像モジュール、あとはAGV、AMRというような自動搬送台車、
こういうものを組み合わせた再利用可能なロボットモジュールによる生産というのをすごくずっとお話をしていて、
こういったものを世界的な輸出産業として僕は日本は出せると思ってるんですね。
この時にやっぱり安全安心のブランドと、あとはスペックで勝負ができるっていう日本の強みが活かせるんですよ。
かっこよくないんだけど、スペックで勝ってもらえるっていう生産設備の世界はですね。
代表例を挙げると工作機械とか、僕がもともといたセンサーなんかはスペックで勝ってもらえるんで、
世界を席巻できてるっていうのもあって、これを組み合わせた工場設備なんかすごくチャンスがあるんですね。
アジアで100兆円の市場があるって言われてますから、加えて一周しましたけど、
エンジニアが日本の生産技術エンジニアって安いじゃないですか。
だから仮に言うと1000人のロボットシステムインテグレーターエンジニアリングチームの会社が世界を席巻できるんじゃないかというワクワク感もあって、
最終製品もサプライヤーとしてのチャンスもありますし、生産技術そのものをビジネスとして売るっていうこともできるので、
トータルで製造業もう一度チャンスあるなと、これがまさに第4次産業革命のワクワクかなというふうに思っております。
それと言うとやっぱりものづくりで起きた日本だけあって、やっぱり大学生とかでもレベルが高いと思うんだね。
物に対する愛情というか、いいものを作りたいんだっていうのは、
多分日本の学生の中にはまだまだ活躍の方を求めている感じ。
それがやっぱり日本の中にないと、海外に行ってやりたいなってなってしまうので、
これを今から受け皿として、ここにいる企業さんたちがね、囲い込んでくれて、手放さないで大事に育ててくれたら嬉しいかなと思ってますね。
はい、頑張ります。
ありがとうございます。
続きまして吉原様も、今スタンダード様ではですね、製造業だけでなく様々な業界の支援というのは行っているかなと思いつつ、
吉原様も元々エネルギー業界とか製造業界に従事していた時期もあるかなと伺っておりまして、
吉原様から見て、いろんな業種を見ている中で製造業についてどういった認識を持っているかなという部分もよろしければ。
ありがとうございます。
弊社の場合ですと製造業様にだけではなくて、全業種と今お取引させていただいてますけども、
その比較という観点で申し上げますと、製造業もいろんなジャンルあると思うんですが、
非常にDXとかデジタルを内製化していきたいという意向は、特に強い業界かなというふうに思っています。
もともと自社で技術をしっかりと開発をして、その技術をベースに成長してきたという会社の特徴もあるんだと思っていますが、
今回のDXとかAIの人材を育成するというのも、自社でどんどん作っていく。
弊社みたいな教育ソリューションを提供する側だけではなくて、自社でもどんどん用意していって、
そういった人材を自社でもどんどん増やしていくというような傾向としては非常に強いかなというふうに思っています。
なので、このデジタルとかDXという文脈ですと、やはり他の業界と比較すると前に進んでいるなという印象もあって、
それこそスマートファクトリーとかで新しい工場を建てていく企業さんとかも多かったりするので、
そうするとそこに引っ張られて、そういったDXに前向きな人材というのがどんどん増えていって、
基本としては高まっているんだろうなというのは感じてはいます。
一方で今ご支援をしていく中で、結構共通項として見始めているのが、DXとかデジタルの全体の戦略がやはりないので、
その中でいろんなプロジェクトが立ち上がった時に、どこをどういう理由で優先順位付けしていけばいいのかというのが結構迷子になっているお客さんが多かったりします。
他の業界ですとそんなにプロジェクト自体立ち上がっていないので優先順位という話にならないんですけれども、
スマートファクトリーもやっていて、これからバックオフィスの業務も改善していくとか、
あとはAIとかプロジェクトもいろいろ走っていく中で、どれをやっていけばいいのかっていうようなDX戦略の決め手となるようなDX戦略がないので、
そこで結構迷われている企業さんが多いのかなとは思っておりまして、
なのでそこの戦略をしっかりと定量的に立てていくっていうのが次のステップとしては必要になってくるのかなというふうには感じています。
全部やっちゃえばいいんじゃないの?
そうなんですよね、全部やっちゃえばいいはありますね。
やっぱり人手が足りてないっていうのがあったりはしているっていうのはご相談としてはあります。
そうだな。
いや、そんないいわけ言い訳。
そうですね、もう本当に全部やっちゃえばあるだろうと思います。
いやいや、勝手に無責任なこと言ってすみません。
いやいや、そうなんですよ。
でもそんな形すると、本当にノウハウ不足による企画だったりが、やっぱり描けない、段取りが組めないみたいなところもありつつ、
今本当に話に出た通り、やっぱり実際やってこうにも面倒、仕事を増やしたくないみたいなところだったりとか、
そういった意識改革みたいなのも結構ネックになっているのかなっていう印象ですね。
弊社の相談に来られる会員さんとかも見てて思うんですけど、その辺とか吉原さんから見ていかがですか?
そうですね、弊社も本当に同じご相談をいただくケースが多いですね。
具体的に多分大きく2つ衝撃になっていると思っておりまして、
シンプルにですね、新しいものに対するアレルギーが一番多いと思っています。
特に現場とかで、今までLINEとかに携わっていた方にとってはですね、そこが全てになるので、
そこにソフトウェアとかっていうものが来ると、やっぱり現場とよくハリエーションが起きるっていうのが1つあるのに加えて、
あとはですね、今日、天野さんもお話しさせていただいたんですけど、
改善するとか、自分たちにとって利益になるものではあるんですけど、そこがイメージできていないからこそ、
これをやったら良くなるっていうようなイメージを持っていていないっていうのが2つ目の衝撃としてはあるのかなと思っています。
なので、実はDXって言うのは、
一つの機能を持っているんですけど、
実はDXの価値観としては、
DXの価値観としては、
自分たちの業務がこんな風に良くなるんですよと。
空いた時間はさらにこういう風に使えるんですよみたいなですね。
ちゃんと近いものであるっていうのと、これを使った先に良いっていうのが訪れるっていうのを、
ちゃんと見捨てるっていうことが重要になってくるかなと思っていまして、
あとはですね、ここはニワトリ卵ではあるんですけども、
最初の段階から衝撃を取り除くのは難しいので、
やはりこの教育をトップダウンで意思決定をして、まずはやらせて、
その衝撃を教育を通して段々と剥がしていくみたいのが重要になってくると思っていますし、
成功している企業さんは現場反発は最初はあるのも、
意思決定を飢えがしているっていうのが共通項になっているかなと思っています。
さっきの教育っていう話だけど、どうなのかな。
昔の島工作の時代だとさ、今働き方改革もあるじゃない。
そうなった時に、昔なら残業しててもこれを覚えたいとかっていうのが許されるのが、
最近は家帰れとか言われるような時代じゃない。
その辺の中で年齢の中でギャップも出てきてるような気がするんだよね。
昔で言えば島工作が社長とか会長とか相談役まで行ってるのかな、最近は。
そうですね。
だけど今だったら、今の人たちが今の働き方の中で、
役員とか社長まで行くかっていうのがちょっとイメージつきにくいんだよ。
これは別に生存業だけに限られたけど、
特に今までのそういった仕事を中心だったっていうのが、
役員とか部長とか上司の仕事だったのが、
比較的そういった若い層っていうのは、要は時間内でやらなきゃっていうことになってるんで、
この辺のギャップがとても大きいような気がして、
ここは政治的な話だろうから、あんまり言っていけないかな。
そういったところで多分、
会長おっしゃる通りだと思っていて、やっぱりデジタルっていう部分で言うと吉原さんも言ってましたけど、
結構僕は身近なものだと思っているので、
Googleマップなんてみんな使うわけですよね。
例えば工場に勤めてる人、Googleマップ使わないかと言うと使うんですよ。
例えば大きい意味でのデジタルツインで言うと、
タベログも使うし、一休も使うし、乗換案内も使うし、
みんなデジタルツインって使いこなしてるんですね。
なんでみんな使いこなしてるけど、仕事でデジタルツインとかDXやろうと言うと嫌がるかというと、
吉原さん言ってましたけど、自分のメリットが見えないっていうことだと思っていて、
僕やっぱりそこすごくルールと、いわゆる賞賛と報酬、ゲーミフィケーションって僕はよく呼んでるんですけど、
やっぱり製造業のシステムの中にもゲーミフィケーションをしっかり入れて、
自分の足元での利益、メリットをしっかりと会社側が見せてあげれば、
若い方なんかは特にですし、ある程度年齢がいった方でも、
スマホでGoogleマップ使えるぐらいの難易度でしたら十分使えると。
さらに言うと、俯瞰で全部つながることによって、
自分たちの部門がやることに対して会社全体にどういう利益があるのか、
この利益連動で例えば自分の給与なんかも、先ほどの賞賛と報酬の中で見えるようになると、
これ不思議なんですけど、Facebookとか最近だとインスタとかで、
いいねが欲しいだけでみんな苦労するわけですから、
そういうものだけでもお金だけっていうことではなくて、
そういう賞賛もしっかりデジタルの中だとみんな使いこなしてますから、
こういったところをうまく組み合わせてあげると、僕はすごくチャンスあるんじゃないかなと思うんですよね。
なるほど。だからここにいる人たちは結構、
たぶんこういう話を聞いてる人だから、どっちかというと上のほうの役の人だと思うんだけど、
どっちかというともう上のほうの、さらに社長とかがいると思うんで、
部下の給料をもうちょっとこういう形で評価してあげてあげましょうみたいな。
それをどんどん促進して、ついでに僕もあげてねみたいな感じで十分だと。
いいですね。
そんな感じでね、ちょっと煽るのもいいよね。
今の給料体制自体もちょっと変えていかないと、
本当に優秀な人間から順番に他に持っていかれてしまうっていうのが、
それはたぶんトップも危機感もあると思うんだよね。
うちらやっぱり部下あげたら上司あげないわけにいかなくなるからさ。
結果的に自分たちも幸せになれるよみたいな。
ウィンウィンの関係ですね。
山本さんおっしゃったように、
そこに仕組みとか報酬とか含めた、
やっぱり会社がその仕組みを作るっていうことをリードしてあげないと、
やっぱり持続的なDX推進できるような会社にはならないというふうには思っていまして、
教育でできる部分っていうのはあくまでもきっかけ作りだと思っているので、
このきっかけをちゃんと会社に落とし込んでいくっていうのは、
仕組み作りだと思っているので、
ここは本当に経営のやるべきことだというふうには考えています。
教育した人間がちゃんと会社に残ってくれないと困るって話なんで、
せっかく自分たちが教育、いろいろ報酬まで払って教育したのに、
その人材が外に行ったら意味がないから。
ちょっとDXが外れちゃったね、ごめんね。
でも本当にやっぱりそういったDX人材だったりとかが、
今不足しているというふうに言われている中で、
今内製化ってところもですね、
皆様共通でやっぱり推奨しているところかなと思っておりまして、
そうなるとIT人材だったりがDX人材と呼ばれる方が必要になってくるのかなと思うんですけども、
亀山会長、DMMではOT2東京とかDMMウェブキャンプですね、
なども展開していたりする中で、会長から見てですね、
今IT人材不足とかDX人材の不足とか言われている中で、
これからですね、生き残る人材とか必須スキルってどういうふうにお考えですか?
今の話の中で、
そもそもさっき言ったように、この製造過程とかいろんな管理関係とか、
基本的な人材っていうのは日本はすごく強いと思っている。
要は、よく僕ら、うちらではこの01を作れる人間と、
10を作れる人間と、100がやれる人間って3つぐらい分けるんだけども、
もともと01っていうのは、初めの製造で言えばプロタイプがあったりかな。
そこから先、それをビジネス的に収益化できるのが一重で、
あとはそれをちゃんと安定的に品質を守ったり、
ブランドを守るためにちゃんとサポートしたりとか、
しっかりした製造ライン、不良品を出さないとかっていうところが10、100みたいな感じです。
10、100っていうのはすごく日本は強いと思っていて、
だからいろんな海外の人たちがある意味組織的なものは、
日本の中でその部分が欲しいと思っています。
さっきの話の中でDXとかは多分すごい価値のあることだと思うんだけど、
まず前提としたら、基本的に、
どういう意味かな、
10、100の人間、つまりほとんど90%はこの人間で会社っていうような中回っているかなと思っています。
もともとの初めの部分っていうのは、わずかな人間で、
そこから10、100の人間が、
そういう人間がどこにいるかといったら、比較的、例えばスタートアップとか、
自分たちでそういう企業をしたい人間とかっていうところに集まりやすいと。
そういった中で、5年ぐらい前からAkibaがやってたことっていうのは、
実はスタートアップにIoTとかを含めて、
要は企業を卒業させようとしている人たちが、
なぜかというと、アプリとか作るっていうのは、本当にエンジニアが頑張って成長すればできる仕事で、
ある意味、いいゲームだけ作ったり、いいソフトだけ作ればITっていうのは行けたんだけども、
ところがことをものづくりとなると、
そこにさらに人間が集まって、
いろんな人間が集まって、
そこにさらに在庫管理とか製造管理、あと工業簿記、
資格あり品みたいな考え方とか、
あとその後のメンテナンスっていう組織力がどうしても必要で、
これをスタートアップが作り上げるのがすごく難しくて、
要は、アマゾンはパクれても、アマゾンの倉庫はパクれないみたいな話じゃないけど、
基本的に言ったら、今そういった部分で言うと、
日本はその強い部分を持ってるっていうのは間違いない。
始めない部分っていうのがないんだけど、逆に言うとスタートアップはそこが作れないから、
いくつか支援したスタートアップたちも、基本的な在庫管理的な簿記ができないとか、
製造との交渉ができないとか、そういったことですごい苦労して販売ルートができない。
そういったスタートアップが起業して大きい会社になるよりは、
大手の会社がむしろスタートアップたちを吸収しながら、
自分たちの販売ルートを活かしながら伸ばすっていうのは、
現実的な生存業の成長の形かなっていうのを思ってきて、
途中から大手企業とスタートアップのマッチングとかをなるべく考えてきたっていうのが、
DM.com秋葉原の一応歴史みたいな感じがあります。
その中でいうと、今そういった人材をできれば、
ゼロイチをやりたい人がいっぱいいるんで、それをやってほしい。
それが経験のある大人たちが、そのさっきの10百ができる人間たち、
財務処理ホームが分かる、特許権が分かる、販売ができる、製造できる、
そういった人たちが支えてあげる、そういう人たちを吸収して活かしてあげる場ができたら、
今の大手メーカーさんがやってくれたら嬉しいかなと思っているんです。
そのあった時に、うちらも生存業ではないかもしれないけど、
やはりエンジニアっていうのはどうしてもうちも足りない感じだったと。
もともとうちも、今でこそITっぽい顔をしているんだけど、
実はビデオレンタル店とかで飲食店とかやってた会社なんで、
そもそもITになって無限の会社だったんで、その後DVD販売を始めたりとか、
たいしてカッコ悪い会社だったわけよ、うちも。10年くらい前までは。
なので、あんまりそんな有志な人材が来なかったし、定着しなかったっていうのは本当の話で。
だけど、ここ最近うちに来ることがカッコいいと思ってもらえる可能性があるっていう。
つまり、それはいろんなことにトライしているっていうことをみんなに見せるのも一つだし、
それ以外の中でいうと、カッコいいという。
それでいうと、さっき言った42っていうのは全くのボランティアなんで、
エンジニアを無料で育てて、試験はすごく難しい。
1ヶ月間試験を勝ち抜かないと入れないけど、ただそれ以降の教育は無料。
生徒同士が教え合うとか、そういった仕組みの中で、
俺にとっては珍しくお金儲けじゃない教育機関を作ったんだけども。
でも、これは何かっていうと、うちの会社がカッコいいと思われたかったからっていう。
つまり、うちの中で排出したエンジニアが、いろんなYahoo!行こうがGoogle行こうが、
いろんな会社に行った中で、少しは恩を感じてくれて、
うちに手袋を加えてくれるっていう、ちょっとやましい心もあるんだけども。
それ以上に、うちらがそういうことをやってるってことで、
エンジニア会社はカッコいい会社だなと思われると。
今、製造業っていうのは、みんなやっぱり、もう一つどっか、
例えば、Yahoo!とかLINEとかに比べたら、そちらの方が先がありそうだなとか、
ちょっとモテるんじゃないかなとか、合コンやってもこっちの方が得かなとか思ったりとかする。
そういうのを考えたら、やっぱりカッコいい、モテるっていう感じの会社作りっていうのが大事かなと思うんで。
そういった意味では、この42とかっていうのも、うちはそういうイメージも含めて、
教育機関とかサッカーチームとか、そういったことをやってるっていうのがあります。
やっぱり大手さんっていうのも、結構いろんなところにスポンサーはしてると思うんだけど、
オリンピックのスポンサーやったりとかね。
それだけだったら、いかにも金払ってるだけって感じじゃない?
じゃなくて、今みんなが、例えばエンジニアが欲しかったら、
エンジニアが注目してる場所とかっていうのに関して、そことのコミュニティをして、
そこから会社の良さを伝えて入ってもらうとかっていう方が価値があるかなと思って、
うちらもそういうことをやってるっていうか。
もっと言えば、社内の今普通で新卒取ったとしても、
なかなかそのDXっていうのは、ある程度のリークスは理解できると思うんだけど、
01の発想っていうのがなかなか大手では育ちにくいのがあるんで、
そういった人間はむしろ外部のちょっとはぐれ者と言ったら変だけど、
企業やってたやつとか、変なやつをそういう若いやつらにスキルだけ見て、
そういうやつも許容して入れてけよとかいう感じで入れてもらって、
そこをうまく混ぜながら、真面目だけどしっかりした仕事はやるけど、
新しい発想ができないやつと、新しい発想できるけどなんかやんちゃなやつで、
あんまり社会性がないやつをうまく絡めていくっていう形で、
さっきの01の部分とか一重のあたりを評価してもらえば、
そこさえできたらもういいとこだらけなんで、
なかなか作れないとか持ってるんだからっていう気はしますね。
うちの42にも支援してください、寄付してください。
最後はちょっと、気が向いたらよろしくお願いします。
結構今日やっぱり大企業の方々が多数参加いただいてるので、
そういったところもアピールできるかなと思いつつ、
私も実は考察ながら今DMMに入れていただいて、
お話しさせていただいたりもしてるんですけども、
一方で42東京だけじゃなくて、吉原さんは先ほどの講演でもあった通り、
東大の人工知能開発団体ですね。
ハイトラボですね。
ハイトラボですね。運営などもされている中で、
やっぱり今の現在、そういったところ取り組み始めた目的だったりとか、
あと今後生き残る人材っていうところはどういうふうにお考えなのかなって部分も、
せっかくなので伺いたくて。
ありがとうございます。
ハイトラボは弊社の創業者の意思から立ち上げた団体ではあるんですけども、
当時AIっていうのが本当に出始めのときだったんですが、
意思が結構AIって可能性あるよねっていうのを目をつけて、
それをみんなで学んで切磋琢磨したら面白いんじゃないかというので、
結構興味で立ち上げたような団体がありまして、
今弊社もそこは引き続き運営をしておるんですけども、
そこの運営とかも通して感じるところでいうと、
2つかなとは思っていまして、
1つがこれ一丁一滴見つからないんですけども、
やっぱりあらゆるものに対して興味を持っているっていうのは、
1つの才能なのかなっていうのは思っているのと、
あとは失敗を恐れずに、
とりあえずやってみるとか、
とりあえず考えてみる含めてですね、
とりあえずやってみるっていうのが重要かなとは思っています。
今もですね、
例えば弊社のハイトラボでR&D的な機能を持ってですね、
いろんな先端テクノロジーとかを通してサービス化していくという取り組みもやっていて、
直近でいうとXAIとかもですね、
XAI×デジタルマーケティングみたいなサービス化の話をしていたんですけども、
やっぱりそこで提案してくる内容がですね、
私からしたらあんまり現実的じゃないなと思うんですけど、
結構キラキラした目でですね、
こういう可能性もあってこういうことできないんじゃないですか、
できるんじゃないですかみたいなのをすごく提案してくるんですよね。
なのでその時にふと私もどっちかというと、
ちょっとその固定概念に囚われていて、
確かにやってみたら変わるかもなってちょっと最近気づきとかもあってですね、
やはり興味を持って失敗を恐れずにやっていくっていうのは重要な話かなというふうに思っているのと、
あと本当に神山会長おっしゃった通りだなと思っているのが、
そういった適材適所ってあると思っていますと、
大企業でDXを推進していく時に、
そういった柔軟な発想を用いているのは比較的若年層ではあったりまして、
やっぱり年を減るごとに固定概念っていうのは邪魔になってくることがありますので、
そういった若年層のアイデアを大事にするような仕組みとか、
それこそ内部だけでそこを持つんじゃなくて、
神山会長おっしゃったように外でそういった人材と確保してくるとか、
あとはオープンイノベーションとかのベンチャーとつないで管理していくみたいのは、
やり方としてはあるんじゃないかなというふうには思います。
さっき石原さんが言ってたアイデアが200ぐらいのうちから、
最後は1個しかいかないとか言ってたわけじゃない?
はっきり言って200のアイデアバンバン全部やってたら、
身が持たないのは実際のところなんで、社内でね。
でもスタートアップが200ぐらいバンバンやってたら、
そこから10個ぐらいには絞られるところはあるわけよ。
つまりその中で面白いやつが出てくるんで、
ほとんどさっきの9割方はスタートアップでも途中で消えてったりするわけなんでね。
ただそういった人間たちを目利きするっていう人間はいるんで、
それが社内に必要かなと思うんで、
そういった意味では社内のDXとか教育は必要だと思う。
はっきり言って、ここにいる人が何歳か知らないから、
40、50、60ぐらいになってくると、
そんなんもう遠すぎてさ、どの人がAI的に優秀かとかさ、
どこがこの発想が面白いのかっていうのは、
もう全く遠すぎて分かんないで。
だから俺なんかも最近ウェブスイートとかいろんなことやってても、
ほぼほぼ分かってないから、10%だけ分かってるぐらい。
そこから50%分からすことによって、
外部の100%分かりそうなやつらを引っ張ってきたりとか、
一緒にやろうって言えるとかっていう話になるかなと思うんで、
はっきり言っておっさんが今からDXって言っても、
なかなか遠いんで、
もうちょっと見込みのあるやつにやらせておいて、
そいつらを外に放ったりとか、
頑張って勉強しろって言ってるけど、俺は勉強してないからね。
多分ここにいる人も勉強しろって言ってたけど、
自分やってないんじゃないかなと思うんですけど。
本当に分かる人をですね、いかに見つけていくかだったり、
そういった形になってくるかなと思いつつ、
今のアドバイスは、
今のアドバイスは、