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  2. #93 皆さまに支えられて…江口..
2023-05-26 26:27

#93 皆さまに支えられて…江口カン監督作品SP2/P.河原 幸治、PM.本田 真梨恵

【内容】「めんたいぴりり」の世界観が初のIP化!/博多を愛する全国の方に支えられ/山いくつ登ったの?原作に忠実なロケ地探し/山のことはYAMAPさんに聞くべし/「どことなくなんとなく」に「めんたいぴりり」のご縁が/携わる人によってアンサーが変わる/作品をどう読み解くか/根底はオモシロイものが作りたい!/制作進行のクリエイティブ/現場を支えてクオリティアップ/「どことなくなんとなく」と「めんたいぴりり」をつなぐ出演者・岡本ヒロミツさん/「SUSHI POLICE」のカワサキ役も岡本さん/次回は江口カン監督登場⁉︎   【ゲスト】⁠ 河原 幸治⁠/KOO-KI プロデューサー 本田 真梨恵 /KOO-KI プロダクションマネージャー 【出演】 山内 香里/KOO-KI ディレクター 泥谷 清美/KOO-KI 広報 原山 大輝/KOO-KI アシスタントディレクター 


▼江口カン監督作品 公開スケジュール

5/4配信 ⁠⁠Netflix シリーズ「サンクチュアリ -聖域-」⁠⁠

6/2公開 ⁠⁠映画 めんたいぴりり〜パンジーの花⁠⁠

6/4放送 ⁠⁠NHK BS プレミアム 「藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ『どことなくなんとなく』」⁠⁠


▼感想・質問などお便りはこちら▼ info@koo-ki.co.jp ※件名は「ケイシャのしゃべり場」にしていただけると助かります。             【Sound material provided by】OtoLogic https://otologic.jp/

サマリー

「#93 皆さまに支えられて...江口カン監督作品SP2」では、メンタイピリリのキャラクターをイラスト化して商品化する試みと福岡での撮影場所選定の話題が取り上げられています。本田さんがマーケティングの話をする前に、撮影の裏側の話が河原さんと本田さんの間で行われています。彼らは山のロケーションの選定や現場の雰囲気作りなどのクリエイティブな工夫がされていることに触れながら、良い作品を作るために協力していくことが重要であると語っています。

メンタイピリリのキャラクター商品化
ケイシャのしゃべり場。
広報の話でいうと、今回メンタイピリリ、チャレンジというかね、一個ありまして。
今回、メンタイピリリをイラストに起こして、メンタイピリリのキャラクターたちをイラストに起こして商品化するっていう、
今までのTシャツとかって全部、福野屋のロゴとか、メンタイピリリに関するグラフィックを作るみたいな感じで商品展開してきたんですけど、
今回新たな試みとして、登場人物のキャラクターたちをイラストの世界で表現して、IPの商品を一個作ってみるみたいなことをね。
あれってどういう感じで話が進んだんですかね。
多分福野屋さんが、もともとメンタイピリリというもので、IPのキャラクターを作りたいっていう意向があられて、それで今回初めて作ったっていうのがあったと思いますけど。
5月20日に完成披露試写会があったので、その時に初出しですね。
それもね、すごい可愛いキャラクターたちになったんですよ。
そのIPのイラストは、福岡に在住のイラストレーターさんで、アトデアニメーションズのババア・ミチトモさんにお願いしております。
めちゃくちゃあったかいタッチで、すごいこだわりのキャラクターデザインに仕上げていただいたんで。
一つ返事でOKだね。
どういう繋がりでオファーしたんですか。
弊社のディレクターの白川さんが、もともと違う案件とかで一緒にお仕事されたことがあって、
私がイメージするメンタイピリリの世界観ってこんな感じで、イラストレーターの方にお願いできたらなって思ってるんですけど、
ご存知の方いませんかみたいな感じで、ちょっと相談した時に、ババアさんなんてすごくいいんじゃないみたいな。
こんな感じで、それも縁があってっていう感じで、IPのイラストも福岡のイラストレーターさんにお願いしてるし、
デザイナーさんもやっぱり福岡の人だしみたいな感じでね。
めちゃくちゃみんなで手作りって感じで、いいですね。
支えられてます本当に。
インフラ化したいの皆さんとかも含めて本当にみんなで作ってる。
東京の方もいらっしゃるし、鹿児島も大阪も各所に。
博多愛にあふれる方々が。
なにわで博多愛を発信している人もいるんですね。
ありがたいですね。
メンタイピリリはそんな感じで、結構知り合いとか顔見知り同士、地元の企業同士みたいな感じで、
みんなで作ってるみたいな感じなんですけど、
福岡での撮影場所の選定
今回6月4日に放送されるNHKのどうとなくなんとなくも、
意外と今までの縁がピンチを救ってくれた場面みたいなのがあったようでですね。
ロケ地の選定がかなり困難だったみたいな。
原作を読まれている方はもうご存知だと思うんですけど、
山を登るシーンがあるんですね。
山登ってそこでちょっと口論するみたいなシーンがあるんですけど、
そこを今回福岡で撮影ということで、結構な崖でね。
そうですね。
崖が必要だったね。
私は全然どことなくなんとなくには携わってないんで、
あれなんですけど畑目で見ててもう死にそうになってた。
私は変わってないけど大変だったみたいな。
死にそうになってたと思うんですよね。
ああもう山どうしようみたいな。
そういう意味では体力的にきついとかではなくて、
物理的にあるかないかだったりするから。
でも毎週末行ってましたよね山ね。
毎週末行ってました。
土日両方とも行ってましたよね。
最初やってる時には、
闇雲にネットとか、
登山の本とかを見ていてたんだけど、
これ拉致が開かねえなと思って、
なんかブレークスルーしなきゃダメだと思った時に、
はあお世話になっている会社で山っぷさんいたって。
山っぷさん山に詳しい話してたはずだって言って、
で既にロケ派の中でやってた中で、
役者さんからは岩肌の崖っていうキーワードは聞き出したから、
じゃあもう岩肌の崖、
安藤、福岡市内から撮影で行くにあたってアクセスがしやすい。
役者さんを連れて山登ることを考えると、
登山口とか駐車場からなるべく短い時間で登れる山、
教えてくださいっていうことで、
山っぷの社長、春山さんにご連絡差し上げて、
メッセンジャーに送って、
そしたら福岡近辺の山に詳しい方をご紹介いただき、
これだったらここがどうですかっていうところの中の一つに、
今回ロケした場所が出てきて、
そこに実際行き、
これなら行けんじゃないかっていうところで、
ピッタリだったんですね。
そうですね。でも役者さんに実際に見てもらうまでは、
さすがにそこでできるかどうかは分からないので、
ここでないんだったら、
ここで以上のものはないだろうなっていうところだと思ったので、
それでお勧めして、
そこで行ってもらって、
行けるかなっていう話になったということで。
山っぷさんは前、CMを作ったんですよね。
そうですね。PDRの動画を作って、
それからのご縁礼。
そうですね。
山っぷさんに声かけてもらったんですけど、
それこそ原山くんにもお手伝いいただいて、
何人かで登ったので、
5とかは全然登ってますよね。
5箇所ぐらいは。
毎週末行ってましたもんね。
まだ行くの、まだ行くのって思ってた。
分担してね。
分担して山っぷさんから来て、
結構的確な山を作って、
それからのご縁礼。
そうですね。
山っぷさんに声かける前までに、
いくつ山登ってたんですか?
山を結構的確な山を。
そうですね。
それで2、3箇所また見てみたいな。
合計山がスッと決まったとして、
ロケ地をいろいろ見るっていうシナ版と、
実際にアングルを探るっていうロケ版と。
シナ版っていうのは、
まだ脚本を書く前の段階だから、
それをイメージつくためるので、
ロケ版もいろいろ段階があって、
僕らというか制作部だけが行く、
プレロケ版っていって、
曜日のロケ版があります。
その中でさらにピックアップして、
監督とかメインスタッフを
お連れしようっていうところを
いくつか絞って、
今回のところでいうと、
家とかオフィスの候補はいくつか
用意できたんだけども、
山に関してはそこの今回決まったところしか
ほぼ用意できなくて、
あと用意できたとしても、
行ったら行ったで1日がかりなんですよね。
また第2候補の山行きますってなったら、
時間的にはもう夜になっちゃったりするんで、
なかなか皆さんのスケジュールとかも考えて、
もう1カ所しか行けないんだろうなと思って、
行ったっていうところですね。
それを経て、
スタッフで1回ロケ版し、
その後、劇中でいろいろ
何かあるってことも考えて、
撮影場所の詳細と登山のエピソード
アングルチェックっていう形で、
もう何回も登って、
そんな何回も登ったんですか。
だから僕はですね、本番も含めると、
計6回とか5回登ってるよね。
そうですね。
同じ山に?
同じ山に。
だからもうガイドできますよね。
そこの通路だったら、
もう道覚えてるから。
その通路であればね。
あとロケ版の時は、
他の道もあるかどうか探るから、
登山ルートいろいろ登るわけですよ。
知り尽くしてる。
この山に頂上は1つだけども、
ルートがいくつもあるから、
ルートの中でも、
山道を歩くっていうシーンがあるから、
いろいろ歩いて、
調みつぶしじゃないけど、
ある程度やって、
撮影の交番的に、
山の名前言えるんですか?
佐賀県にある黒神山っていう。
結構登山ファンというか、
登山好きの方では、
人気の最強低山と呼ばれる。
2,3時間ぐらいで登れる山なんですけど、
鎖場があったりとか、
結構いろんな楽しみ方ができる山っていう。
全部同じ山で撮ってるんですか?
そうです。1つの山です。
撮影1日だから、山の撮影自体は。
橋もあって。
そういう場所を探してきたっていう。
素晴らしい。
山を登山していただかないといけないっていうところで、
登山時間が短い山っていうのを探してたんですけど、
この山がショートカットルートが、
麓にある、
最高密次さん。
最高密次さんっていうお寺があるんですけど、
そのお寺からの登山口だと、
30分で登れるっていう。
本当は、2,3時間かかるところを、
30分で登れるっていうルートが。
それは、みんなが登れないルート?
いや、登れはするんですけど、
タイミングによっては、
お寺までの道が、
封鎖されたりとか、
通行止めになったりとかもするし、
普段山登る方は、
30分歩いての登山なんて、
普段の人は、
あまり利用しないルートなんですけども、
そういうルートがあったと。
そんなの知ってましたね。
そこの寺を、
スタートポイントにしようと思ったのは、
いろいろ調べた結果、
ヤマプさんの登山日記とかを見させてもらって、
この時間で登っている人がいるってことは、
これは絶対に、
ということで調べて、
すげー。
本当に、
制作振興というか、
プロデューサーとかって、
すごいですよね。
本当にすごいですよ。
自分の足と知恵で、
形にする力っていうか。
よくめげなかったですね。
毎週末に。
私ちょっとめげてましたから。
ホーマン山に登りに行ったんですよ。
その時も、本当途中で、
これ、頂上まで行けたとして、
降りて来れないんじゃないかなと思って。
ホーマン山ってそんなにきついんですね。
めっちゃきつかった。
階段が多くて。
膝が上がらないんだ。
最初の頃だったよね。
ホーマン山は結構後半よ。
結構後半で、きつかったんだ。
でも、登山時間は、
ホーマン山が一番長かった。
そうですよね。
ホーマン山も頂上は、
すげーいい感じだったけども、
これ、役者連れて、
学校の時間かけて、
1時間半だったっけ?
1時間半、2時間ぐらいですかね。
夜明け前から登るわけにいかないから、
日のあるうちにすべて終わらせようとすると、
ホーマン山きついなと思って。
結果やっぱね、
登山時間30分って聞くと、
もうそこだと思って。
監督も登られたんですか?
本番の時登らないと演出できませんからね。
そうなんですね。
登るんですね。
下の方でカメラを。
下の方って言っても、
山のちょっとふもとまでは
絶対行かなきゃいけないから。
というわけでスタッフ全員、
基本的には頂上までは行ってますよ。
エグジスタイルにも
山のロケーション選定と現場の雰囲気作り
先輩のスタッフもいらっしゃったんで。
へー。
その方々も登ってますよ、ちゃんと。
ロケ地、
菱谷さんも出演していただいた場所は、
服屋さん。
そうそう、服屋さんだった。
あのビル?
中須じゃないんですよ。
東区の白白の近くにも一つ。
東区の白白の近くに
物流センターっていう服屋さんのオフィスがあって、
そこで撮影させてもらって、
結果、山羽さんもそうですけども、
服屋さんもつながりで撮影させていただいたっていう感じですね。
面ピリの縁がどこなんにつながったみたいな。
そういうことですね。
しかも朝早くに入らせてもらって、
その後撮影手伝ってくださった服屋のスタッフの方は、
当然のごとく早朝出勤ですね。
朝何時集合したっけ?
6時、6時でしたね。
6時に開けてもらって。
6時に集合入るんで、出させてくださいって。
社員の方にもエキストラで出ていただいたりとか。
その方は7時前とかくらいに来てもらって、
オフィスを盛大に使わせてもらって。
フィルムコミッションさんに紹介されたんですかね。
フィルムコミッションさんに相談して、
いろいろ当たった結果、服屋さんが一番良かったっていう。
他のオフィス行ったんですけどもね。
山田ロケに入ってる並行して、
そういうオフィス系は。
平日系はそういうオフィス系のロケをし、
休日は山に登るみたいな。
パワフルですね。
あと1回午前中に山行って、
2カ所その後オフィスのロケ入った日ありました。
あったっけ?
ありましたね。
すごいな。
今ここに生きているのが。
ありがたいですね。
金曜日ですね。
金曜日に山、午前中行って、
で、午後に2カ所オフィス行かせていただいて、
その翌日本湾山行ってます。
なるほど。だいぶハードだね。
忙しいよ。
2、3カ月ぐらいにギュッとそれ全部やってるんですか?
そうですね。山探しが、
もともとネットとかで探し始めたのが10月で、
登り始めたのが11月。
で、12月末に黒神山で決定したって感じです。
そうですね。スタッフロケ版が12月末。
年の瀬に。
寒かったっすよね。
まあ、そうね。
そうだよね。だって、登山の時期じゃないよね。
そうですね。
結果的に撮影するタイミングは、
3月の20日だったから、
まあ、割と暖かくなってたけども、
山探しの時に雪が積もる心配もあって、
あんまり標高が高いところだと、
雪で撮影ができないと思って、
登れもしなくなるからね。危なくて。
なので、いろんな条件がありましたね。
河原さんは山の撮影っていうのは初ですか?
ヤマップさんの仕事で山の撮影はしてるけども、
まあ、でも、こんな大規模な撮影は初めてですね。
スタッフ人数も多い?
スタッフ人数も多いし。
なるほど。
じゃあ、そんな山のシーンがどうなってるのかっていうのは、
広報期待っていうところで、
放送ぜひお楽しみに。
そうですね。ぜひご覧ください。
こういうふうに撮影の裏側の話って聞くの面白いっすよね。
面白いっすね。
同じ会社だけどさ、全然やってることが違うじゃん。
そうそうそう。どうやって撮ったんすか?みたいな感じになるっすよね。
あ、本田さんはあれですよね。
どことなくなんとなくが、
昨年の秋ぐらいの仕事っていう感じで、
せっかくね、本田さんがこの番組に出てくる機会がちょっとないんで、
この1年の制作進行、どんな感じだったみたいなのをちょっと聞いておきたいなみたいな。
本田さんの制作進行について
でも、やっぱり今まで入社してから結構CGの案件が多くて、
実写の撮影、それこそ山内さんとご一緒させていただいた都議通帳とかが、
自分の中で実写の制作でデカかったんですけど、
それでその後にどことなくなんとなく入らせていただいて、
今回が、やっぱりドラマとかだと、
長尺のものとかになると美術さんが入ってこられたり、
いろんなスタッフの方が入ってきていろんなものを分担してやると思うんですけど、
今回、小道具とかも私がやらせていただいたので、
すごい面白いながらも大変なことばかりで。
都議通帳の時も、みかんをコロコロストップモーションしてもらったりとか、
その辺はどんな風にストップモーションさせるかみたいなところを、
本田さんに仕組み考えてもらったりするかもなんですね。
それの得意なんだ。
でも、みかんの時は力技みたいな。
でも、制作進行の人によって多分アンサー変わってくるじゃないですか。
変わってくるじゃないですか。
だから、その人の中にある引き出しがめちゃくちゃ重要になってくるとか、
ロケ版の場所とかもこういう山ありますよとか、
例えば撮影場所がお店だったらこういうお店あるの知ってますよみたいな、
そういう一つ一つのちょっとした自分の中にある知識とか見識みたいなのが、
めっちゃ役立つ仕事ですよね。
あとは作品をどう読み取るかだよね。
それに対してどう解釈するか。
道って書いてあるときにどういう道をロケ版するかっていうところもあるから、
それが監督に聞いて具体的に書かれてくることもあるし、
うーんってなるところもあるから、
そういったらこういう道じゃないですかみたいな提案も含めてするときがあるから。
難しい。
そういった提案は今回できましたか?近年の。
何ですかね、提案。
本田さんが本田さんなりに考えて答えを出したっていうところよね。
オルゴールはそういうことじゃないの?
そうですね、でもオルゴールは結構もう本当に河原さんはもちろんですし、
社内の人にも結構相談して、
うーん。
で、なんか最後出来上がったときにめっちゃ皆さん見てくれましたよね。
うーん。
授業参加みたいな。
ガッツポーズ見たよ。
やったーってなって。
なんでやっぱ皆さんに助けてもらいながらっていうのが今は多いですね、本当に。
でもなんか全部の話に通じますよね、なんかみんなに助けてもらってるみたいな。
PRとかもそうだし。
みんなに助けてもらってる。
PRの梱包とかもね、社員全員で頑張ったりとか。
そうそうそうそう。
映画作りそのものもいろんなね、ジバの企業さんと一緒にやったりとかっていうので。
だから全然あの、初めてだからみたいなことはないと思いますよ。
わかんないけど。
新人だからみたいなのないですよね。
まあそれはね、あのー、本田さんなりには本田さんの感性があって、
本田さんなりには見解き方があるから、
まあそこはぜひ出してほしいし、
別に自分の書くってことが正しいってわけじゃないから、
本田さんの言ってることの方が当然正しいこともあったりするんで、
そこはなんかぶち込んでくれた方が、
結果的にいいものになるんだったらね。
最終的にそれを選ぶのは江口さんだったり監督だったりする時もあるから、
結果的にどうしたら良くなるかっていうところをね、
試行錯誤のタイミングでね、
いろいろアイディアをやってくれるのがいいことだと思いますけどね。
ぶつかりましたね。
ぶつかりますよね、だいぶね。
まあでも根底としては、
まあ面白いものを作りたいんだっていうことがあって、
別にそこで懸念してるとか、
足を引っ張ろうっていう意識ではなくて、
ちゃんと良いものを作るんだっていう意識で、
お互いちゃんと握っていれば、
まあそれはそれで建設的な話になるので、
まあそういう前向きなね、
進める感じでお願いしたいなというふうに思っております。
そうですね。
クリエイティビティと作り手の役割
そうですね。
でも川原さんのなんかこう、
ディレクターじゃないプロデューサーとしての、
良いものを作りたいっていう、
なんだろう、気持ちがやっぱ強いですよね、
なんだろう、
より良いものを作りたいっていう気持ちが、
やっぱりそのね、山選びだったりとか、
いろんなところに出てる気がして、
結果良い作品になってる気がすると思って。
そうですね。
まあ全員が作り手であるべきだと思ったりするって、
うん。
そういう感じでね、
やっぱりね、
全員が作り手であるべきだと思ったりするって、
うん。
まあ良いものっていうところで、
目指すのは当然だし、
あとね、製作のスタッフが、
なんかクリエイターじゃないみたいなところで誤解をね、
たまにしてられるけども、
みんなのクリエイティビティを、
最大限に発揮するための、
クリエイティビティを発揮してる場合も、
あるわけですよね。
例えばこの人が気持ちよく仕事するためには、
こういうお膳立てをしたら、
すごく気持ちよくなるっていう話もあったりするから、
それは現場の雰囲気作りとかもそうだし、
そういうところもあったりするんで、
まあ絵に出るだけが、
クリエイティビティとは限らないと思うんで、
現場の雰囲気からして、
結果的に良いものを作るための雰囲気作りも、
クリエイティビティの一つなんで、
まあだからね、
僕大したもの出してないですけども、
弁当を出すだけでも、
その時のテンション上がる弁当になったりすれば、
みんなね、やる気になったりするし、
みんなのね、やる気スイッチをね、
どうやって入れられるかっていうところはね、
ありますよね。
出すよね。
連日乗り弁みたいな。
経営者の喋りは?
出演者に関しても、
面対ピリリありつつも、
どこなんでも色かぶりがあって、
その中ではやっぱり欠かせないのが、
岡本さんが重要な役所としていたってことですね。
そうですね。
お会いしましたよ、私。
岡本さん。
あれ、どっかで見たことありますよねって、
ここをバシバシ、
あんた、あんた、どっかで見たことあるわよ、
みたいな場所みたいな。
あれ、あれ、あれ、あれ、誰だっけ?みたいな。
一生、岡山さんの身柄でかけてなきゃいけないんですか、
ある時は。
だから、最初ピンときてなかった。
で、あの喋り方も、
面対ピリの番になるとき、
だいぶ普通の喋り方と違う喋り方だったから。
しかもだって、
ホームレスも綺麗にも、
洋服もボロボロの、
本物かなって思うぐらい、
リアリティのある、
ホームレスだったんですよ。
パンジュの花
ちょっと離れようかなって思うぐらい、
本当に。
今回のパンジュの花と、
ドコナに出てるっていう。
そうそうそう。
岡本さんは、面ピリでは冒頭の方に出てきてますね。
でも、いずれにしろ、
面対ピリでは、
役柄と、ドコトタクナトタクでは、
だいぶ役柄が違ってて。
そう、全然違った。
小綺麗。小綺麗だったから。
びっくりした。
私も同じ人だと思えなかった。
いや、どっかで見たけどなぁと思って。
ひじやさんがね、面と向かって聞いてるから、
びっくりしたよ。
あれ、どっかで聞こえました。
あんた、あんた、あんた、どっかで見たことないですけど。
女明人、女明人。
タレントさん、タレントさん。
どっかで、どっかで。
面対ピリで。
素で聞いたんだ、私は。
すげー聞いてると思って。
聞いてる。
ちなみに、岡本博光さんは、
福岡でラジオ番組のMCさんをされてる。
その方が、今回の面対ピリリパンジーの花と
どことなくなんともなくに出演されていると。
そうですね。
岡本さんもオーディションはしてなくて、
部長役って誰がいいかなって話をエクスタントして、
で、どう?って話してた時に、
僕の中では、岡本さんと何と何と何とさんと、
この3人か4人の中の誰かですかねって言ったら、
岡本さんかな?って言ってくれたんで、
じゃあもう岡本さんオファーしますって言って、
で、スケジュール合わせてってことなんで。
そういった意味では、
撮影前に会ってない役者さんって、
岡本さんだけかもしれないですね。
確かに。
山口さん役の方も、
コンポジットで決めたんだけど、
実際に会いたいってことをおっしゃられたんで、
来てもらって、
劇団空気との絡みでテストして、
ひじやさんがセリフ言えない。
そうそう。ガチガチになる。
セリフ言えない事件があり、
本番までに伝わるから何とかなるかと思いながら、
っていうようなことで、
岡本さん出ていただいたと。
なるほど。
河原さん、岡本さん元々ご存知だったんですか?
スシポリスで、声優やってもらってるんですよ。
そうなんですね。
川崎役かな。
川崎役だったんですか。
川崎役はどっちだった?
首が飛ぶ方。
広い方。
スシポリスは、うちの社長の桃井さんが、
監督したテレビシリーズ。
2016年かな。
スシポリスというCGアニメがございました。
そのCGアニメが放送されてるんですね。
レギュラーの役として、主役の一人として出ていただいて。
お馴染みだったんだな。
なので、岡本さんのキャラ自体は、
僕も存じ上げてたので、
部長役として、面白いんじゃないかなと。
狙いとしては、
大抵なことを最初に言っちゃうじゃないですか。
なんかね、コンプライアンス、
ダダ漏れな感じ。
出せそうな人ってことで、
岡本さんとかいいかなと思って。
そういう、ちょっとキャスティングめいたところも、
河原さんのアイディアで、
肉付けされる部分が。
肉付けというか、
話した時にこういうのどうですかねって、
ディスカッションして決めてたっていう。
なるほど。
めっちゃ面白いですね。
自分が、この人どうですかって言った人が。
さっきの、
めんぴりのIPのイラスト、
キャラクターの絵柄のトーンとか、
雰囲気とか、こんな感じでどうですかっていうのと、
ちょっと似てるかもしれないと思います。
それはあるね。
キャスティングの感じというか。
ある程度賞賛というか、
ある人をご紹介して、
それが監督のイメージではまるかどうかを、
最終的に知り出せをして、
最終的に決めるってことだったりするんで、
そこはだからそういった意味で。
でも、私、この台本を読ませていただいて、
全然行間が読めなかったんですけど、
すごいですよね。
自分がこれをもらった時に、
どう演じればいいかって、
正直分かんなかったです、私。
でもほら、今回は原作があったから、
原作と重ねて読めばいいのと、
あと、
ヒジヤさんがそこで悩んだのは、
まだヒジヤさんは女優としてのキャラクターを
掴んでなかったからだと思います。
僕らは監督も含め、
ヒジヤさんの女優としてのキャラクターを
掴んでたので、
ここにヒジヤさんという女優が乗っかれば、
面白くなるかもっていう賞賛というか、
打算があって、
それはエグスタントも同じく感じてたので。
何テイクもありましたよ、私。
でも、テイク重ねるからダメってわけじゃなくて、
テイクを重ねることによって、
記者によって、
あると思うので。
ましてや、ヒジヤさんは別にね、
本物の女優じゃないわけじゃないですから。
昨日までは。
これからは本物の女優かもしれないので。
やっぱり役者さんって、
すごい仕事だなと思いました、私。
ちょっぴりかじっただけですけど。
だって全然違う役される方とかもいますからね。
同じ人とは覚えないみたいな。
そうね、さっきの岡本さんみたいなね。
そうですよね。
だから、
振り幅がね、出せるのがすごいですよね。
もう私は自分しか出せないから。
だから、そこをはめたってことですよ。
寄せてくれたんだ。
そう、ヒジヤさんのキャラクターを想定の上に。
そういうことですか。
はい、よかった。
すごい、もう使えるものを全部使う。
そういう制作プロデューサーの魂でした。
はい、というわけで、
江口カン監督作品
今回は江口さんの新作公開ラッシュです。
はい。
ということで、
サンクチュアリー、明太ピリリー、パンジーの花、
どことなくなんとなくの話をね、
いろいろと聞いてまいりました。
思いだくさんでしたね。
思いだくさんでしたね。
ここまでは河原さんと本田さんと、
その界隈の話をしてきたんですけれども、
次回はですね、
こういう特集なので、
本人に絶対に来てほしいということで、
江口監督をね、
直々にお呼びしておりますので、
次回以降はね、
江口さんに実際にこの3作品について、
いろいろお話を伺っていこうと思います。
はい、ぜひ。
はい、というわけで、
今回はこの辺で終わりたいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
26:27

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