1. 神田大介の経験
  2. 一橋大学に入ったけれど その4
2024-08-08 10:50

一橋大学に入ったけれど その4

サマリー

一橋大学に入学した学生たちは、真剣な討論や化学の授業以外にも、地学や生物の科目を取る人が多いと言われています。また、幸福の科学の授業や暗記の難しさなど、学生時代の様々なエピソードが紹介されています。

一橋大学入学時の科目選択
私は真剣審議はやってないんですけど、Z階はやってました。Z階という通信研削ですね。
公認で始めて、公認のときには化学ですね。先端試験、一橋は理科必要なので、化学。
なんで化学にしたのかっていうと、化学の先生が面白かったからですね。
鋭田先生という人ですけどね。何をしているんでしょうね。
地学、生物、化学、物理で、物理は5点取ったからダメですね。
だから文系の人って多分、地学とか生物を取る人が多いんですよ。
というのは、生物、地学って結構暗記科目なんですよね。
思える量も、地学が多分一番少なくて、生物は結構多いんですけど、
物理はもう計算できないとダメじゃないですか。数学っぽいですよね。
化学、化学学は中間ぐらい。計算あんまないですけど、とはいえ全く皆無ってことでもなくて、っていう分野ですから、
文系の人はやっぱり生物、地学は多いんですけど、先生が好きだったから化学ですね。
いやー、だからそうだな。3年の担任の人、1年の時生物だったから、私にとってあんま面白くなかったんですね。
地学や生物の授業と先生たち
って言うと申し訳ないですけどね。もちろんその先生の下で生物が好きになったって人もいると思いますけど。
地学の先生はまた変わった人だよね。
普段ね、なんかちょっとオタクっぽい感じの人だったんですよ。
カテガノコをね、デコにね、黒縁眼鏡で、髪の毛はなんか無造作な感じ。
で、あれ何なんでしょうね。理科の先生ってみんな白衣着てましたね、高校の時にね。
そんな大して実験やるわけでもないのにね。あれがかっこいいと思ってたんだろうな、きっと。
化学とかはまだ分かりますけど、化学は実験ありましたしね。なんか塩酸がどうこうみたいなやつ。
それにしても毎日やってたわけではないし、地学の実験とかないもん。
だけどすげえ白衣着てましたね、彼らはね。
なんかあれかな、チョークとかの粉とかつかないからいいのかな。つくんだけど、白衣洗えばいいですね。
まあまあ、中国の先生はね、中国の授業をやっているんですけど、時間が余ったりするじゃないですか、授業ね。
余るとね、なんかね、じゃあこれからはちょっと雑な話をします。
雑な話って雑談の意味ですかね。
この宇宙にはエル・カントアレ・オーケというのがいてですね、当時我々はボケだと思ってたんですよ。
なんかその先生、坂井先生って言うんですけど、いやー坂井先生、なんかちょっと人を食ったようなとこあんだなと思って。
普段は本当にごく真面目に地学の授業をあんまり面白くなく説明してくれる先生なんですけど、
だから正直ね、生徒によっては全然1年生の時から授業聞いてなかったり、ちょっと喋ってたりっていうような、それぐらいの感じだったんですけど、
突然そういうね、よくわかんない宇宙がどうとか、エル・カントアレみたいなこと言い出すんですよね。
で、なんか変な人って思ってたんですけど、後からわかったんですけど、幸福の科学ですよね。
で、別に進行は自由だから幸福の科学なんか進行したっていいんだけど、授業でやんなよって話じゃないですか。
しかも高校生に対して。あれ今だったら絶対問題になってるし、私問題にしてやるところですけどね。
当時は全然気づかなかったし、まあ所詮高1だけの付き合いだし、地学の授業もそんなに真面目に聞いてなかったので、
お愛好。お愛好って言っていいのかな。本当にね、幸福の科学って当時ね、結構流行ってたんですよ。
鍵山民夫さんってね、放送作家で有名な方。放送というか作家ですね。
鍵山民夫さんがすごく熱心にね、進行していたりとか、いろいろな問題があったりして、
だから統一教会とかオウム神理教とかと同じぐらいの頃に、進行宗教として名を馳せた宗教の一つで、
いやまあ、幸福の科学の人は一緒にしてくれるなって言うかもしれないですけど、
ごく当時を生きていた人間の一般的な感覚としてやっぱりそれはありましたよね。進行宗教として一つ大きいところ。
幸福の科学は多分まあまあ信者層とかも多かったんじゃないかな、当時から。
授業でやんなっていうね。
まあそれは横道にされましたけれども。
化学はしかしやっぱりさすがによく分からなかったんで、理系苦手ですね。
高2の時にゼット会やってましたね。ゼット会もいろんなレベルあったと思いますけど、文系用の科学みたいなのやってましたね。
あと世界史をやってて、世界史も3年間だったかな、2年間かな。
世界史もどこに行くにしても小論文みたいなのがあるんで、和制度とか慶応はないんだっけ。
ごめんなさいね、ちょっとあんまりわかんないです。
あんまりね、史学に行くっていう発想はあんまりないんですよ。
っていうのは授業料が高いので、少なくとも効率より高いじゃないですか。
今もそうじゃないかなと思いますし、当時はなおさらそうだったんですけど。
うちも別にそんな金が有り余ってる家庭じゃないんで、母子家庭ですしね。
効率に行こうと思ったんですよ、自分でね。親に言われたわけじゃないです。
効率の中で、上位の学校ってやっぱりだいたい論述っていうのが入ってくるんですよね。
歴史、世界史、日本史とかだとね。
なんで世界史はそういう論文対策みたいなのができるっていうゼット会のコースを取ってて、
あと小論文も取ってましたね。やっぱり論文対策みたいなのやってたんだな、当時から。
全然誰にも言われてないんですけどね。
あとそういうのが好きなんですよね、私ね。
高3の時に世界史の勉強をどうやってたかっていうと、自分で世界史ノートみたいなの作って、
テーマ決めて、それをバーって参考書とか、いろんなね、図書館にいたんで本がありますから持ってきて調べて、
自分でまとめる、自分なりに。例えばイスラム教の歴史みたいなのをまとめるというようなことをやっててですね。
テーマごとにやっぱり出るんですよ。
世界史大学受験の時に難しい問題とかだと、本当にイスラム教の成立が、
例えば当時の中東の国家に対して、経済に対して及ぼした影響について論じなさいみたいなのが出るわけじゃないですか。
そうすると自分でまとめてた方がいいんで。
というわけで、もったいないですね。世界史ノートも取った時は面白かったと思いますけど、
歴史上の人物の似顔絵とかも私自分で描いてましたから、なんか楽しかったですよね。
そのテーマごとにまとめるっていう勉強をしていたと。そういう論文そのものですよね。
暗記するのって僕もともと苦手だし嫌いですね、どっちかっていうとね。
小学校6年生とか中学校の間ぐらいは、もう本当にしょうがないからやってましたし、覚えられましたからね。
高校生ぐらいになると、もうなんかあんまりそういう暗記とかできなくなってきていて、
妻の話聞くとびっくりするんですよね。
妻はチャート式っていうね、数学の参考書有名なのがありましたけども、赤チャート、青チャートっていってね。
チャート式を全部丸暗記してるんだ、そうなんですよね。
だからどんな問題が出てきても、丸暗記したものをそのまま適用すれば全部できるっていう、信じられませんね。
数式とかって覚えるんだろうと思ってましたけど。
私は本当にああいうのが苦手で、解法とかも覚えられなくて。
そうですよね、一定は解法って覚えておけば、このパターンの問題ね、で解けるのが数学じゃないですか。
あれはできないんですよね。
全然覚わないんで、もう覚えるのはやめて。
だから自分で考えた結果、今でいうナラティブですよね。
前後の関係、ストーリー性みたいなのを作ることによって覚えると。
これはね、でもね、確か先輩が残していった本の中に一つそういうの書いてあるのがあって。
結局暗記ってみんな難しいから、やっぱり文脈の中で覚えなきゃダメですよっていうのが書いてあった。
即読英単語っていう本がZ階から出てましたけど、あれも、今それまでの英単語ってターゲット1900とか、出る単、試験に出る英単語。
あれね、関西では試験単って言うんですよね。
あれとかは、単語をひたすら覚える。単語が書いてあって、日本語の意味が書いてあって、英単語ね。
一体一体覚えると単語帳みたいなのね、ペロペロめくって覚えるみたいなのだったんだけど、いやそうじゃないよと。
文章の中でその単語の意味っていうのを押さえておかないといけない。
これは全く応接ごもっともだと思いますけど、その後も英語を勉強していてね。
単語の意味とか聞かれるとなんかイラッとするんですよね。
だってそんな文脈によって全然意味なんか違うに決まってんじゃんっていう。
そういう覚え方っていうのが、即読英単語っていうZ階の問題集は、英文があってその中でこういう単語がありますよっていう風に
覚えさせるっていうので、文脈の中で覚えられるわけですよね。
そういうのが当時多分皆さんの中で一般的になってきて、それを私が真似してたっていうことだと思うんですね。
ということで世界史の道筋、なんか楽しかったんだよな。
ああいうのって結局こうね、新聞記事書くっていうのと同じですからね。
取材こそしないけど、パーツ集めてきてそれを一本の記事にまとめるっていうことでは一緒だし、
なんだったらそれをこうね、おこがましいですよ、本当おこがましいでわかってるけれども、
ポッドキャストにすれば古典ラジオになるわけじゃないですか。
ああいう調べ物って昔から好きで、それを書くっていうのも好きでしたね。
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