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小学三年生の担任の先生のA先生、女性のお話の続きです。
ちなみに、当時、私は東京都世田谷区の三賢寺屋小学校というところにいたんですけれども、今回の話はそこまで関係ないかな。
前回言ったように、先生の機嫌が悪くなったときに、机の配置を変えさせられた全員が教団の方に向かって机を並べるという、
2列ごとに3列とか、2列ごとに3つの塊とかで並べるんじゃないですか、教室に。
じゃなくて、廊下側の壁、窓側の壁、あと隣の教室に向かっている壁、四方壁に囲まれていますけれども、
教団側じゃない側の壁に机を寄せて、全員、担任の教師に対して背中を向けるような形で座らされる。
だから、この字型の机の配置が何重かになるんですけど、2重だったかな。
明らかにおかしいじゃないですか。どういうことかというと、担任曰く、お前らの顔なんか見たくもないと。
だから、背中を向けろということなんですよ。
一応授業らしきことは行われていたわけですが、教団の方は黒板も見ないで、できることは何も入ってこないですよね。
本当のことですからね。
本当に生徒に対してそういう高圧的な態度で、お前らなんかには授業を教える価値もないんだというような趣旨のことを言うんですよね。
さらにですね、この事態が悪化していくんですよ。
どういうことか。これね、さっきこの字型って言いましたよね。
教室には四方に壁がある。その三方に机をくっつければこの字の形になりますよね。
全員背中を教団に向ける形になるんですが、中に空間ができるでしょ。この字だから。
そこには自分のお気に入りの生徒を配置するんですよ。
何人くらいいたかな。10人はいなかったと思いますけれども、配置して。
その生徒たちは普通に教団の方を向くんですよ。
で、そいつらだけに向かって授業をするんですよね。
わかります?この良さ。ドラマみたいです。本当にあったんですよ。
そのA先生は、自分のエコヒーキしているお気に入りの8人くらいだったかな、に対しては、男女いましたけど、ニコニコ顔。
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もうそれこそ作ったような笑顔というか、彼女にとって最大限の笑顔みたいなのを振りまいて、猫なで声で授業なんかを教えるんですよ。
それ以外の人たちに何かを言うときには、ものすごい鬼みたいな行走で、鬼のような言葉を投げつけるんですよね。
完全なエコヒーキなんですけど。
それをすることによって、どこまで狙ったか知りませんけれども、小学3年生のクラスにも分断が生じますよね。
あいつは先生に好かれているから、ヒーキされているからいいよ、みたいな感じ。
大半の子は何が起きているのか理解もできていなかったんじゃないかなと思いますけれども。
なんでそんなことを言うかというと、そういう異様な状態だったにもかかわらず、問題が発覚しなかったんですよね。
親とかにそういう話をしていれば、変だなってことになる。
わかんない、あるいは一部の子どもがそういうことを言っているかもしれないけど、何を言っているの?みたいな話になったりとか。
あれは親だって忙しいですから、学校にすぐに見に行くって話もならなかったのかもしれない。
ちょっと真相はやぶの中ですけども。
とにかくそれですぐに問題視されることはなかったんですよ。
一学期ですよ、これ。
私はどっちに入っていたかというと、実はエコ引きされる側だったんですよ。正面向く側ね。
これがね、極めて居心地が悪くて当たり前ですよね。
だって僕のクラスメイトたちは全員、全員じゃないけど、ほとんどが背中を向けさせられているわけですよ。
にも関わらず私はですね、他の何人かの生徒たちと同様に、
ごく限られたマイノリティーですよね。
先生の方向いているわけですよ。
先生の授業を聞いているわけですよね。
後ろ向きに人立っていても聞こえるわけないじゃないですか。
ありますよね。
ドライブ中とかも、後方の出席から喋っていることがあんまり聞こえなかったりするじゃないですか。
そんな感じですよね。
でね、本当に嫌でしたね。
なんだけど、やっぱ小学3年生だからあんまりその辺のこと、
僕も自身の親にその話をしたかって聞かれたら、してないと思うんですよね。
これもね、記憶がはっきりしませんけどね。
で、その後私はですね、転校するんですよ。
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それはまたちょっと改めて話そうと思いますけど、
2学期の途中、11月18日だったと思いますけど、
転校するんですよね。
その状態でもまだそんな感じ。
ちなみにね、でもね、毎回毎回壁の方向かされるわけじゃなくて、日によってなんですよね。
だから機嫌のいい時、悪い時みたいなのがあって、
どっちにしろその3年1組の生徒たちはもうビグビグ怯えてるわけですよ。
今日の先生はどうなんだろうかと。
機嫌のいい時にはそういうエコヒーキー組じゃない方に対しても機嫌いい時とかもある。
あと当然授業参加とかありますよね、定期的に。
あれなんかの時なんかはもう例のニコニコフェイスの方の白A先生が出てきてですね、
つつがなく授業をするんですよ。
多分親は満足だったんじゃないですかね。
だって俺たちみんなA先生が怖かったから、
そういう授業で、なんでいつもと違うじゃんと思っても、
特にお前はいつもと違うじゃないかとか言うわけじゃないですから。
本当に波風の立たない授業がそこで行われましたからね。
気持ち悪かったですけど。
でも私は転校するんですよ。
その時も私はエコヒーキーされる側だったから、
偉い先生にとても残念だみたいなことを繰り返し言われたし、
神田君とのお別れ会みたいなのも開いてもらった記憶がありますし、
クラスの寄せ書きみたいなのももらいましたよね。
寄せ書きって言ったら、
いや何なんでしょうね、別に全然、
本当に友達もいましたけど、そうじゃない子たちも書かなきゃいけないじゃないですか。
自分逆の立場になったこともありますけれども、
大して仲良くなかった女子とかに、
転校先でも元気でねみたいなの書いて、
あれもらった方も別にいらないんじゃないかってずっと思ってましたけどね。
私も別にその寄せ書きいらなかったんで、
名古屋へ転校してから捨てましたけどね。
どっちいらないんだろう。
ともかくそれで私は去ったわけです。
名古屋の厚田区の小学校に転校しました。
その後、風の噂にというか、
母が昔の東京の時に住んでいた母親たちとつながっていて、
ママともネットワークですよね。
聞いたところによるとですね、
その後、うちのクラスにいた、
名前覚えてるんですけど、これ覚えてるんだよな。
Y君、YJ君の告発が行われですね。
YJ君、特別親しい友達じゃなかったですけど、
よく覚えてますけどね。
いつも青っ鼻垂らしてましたけど。
彼が親にその異常な状況を伝えたところ、
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それで親が動き大問題になり、
私が転校した後ですね、
三学期なんかはもう毎日親が教室を巡回する。
手の空いている親御さんがですね、
クラスの様子を見張りに来るっていう、
そういう状況になり、
そしてなんとですね、
慰霊中の慰霊ですよね。
一応ね、でもね、3年の1年は、
3年1組は1年間この担任がずっと、
A先生が担任を受け持ち続けたんですよ。
外されなかったんですね。
続けたんですけど、それもどうかと思いますけど、
学期末、三学期末、
異動がありますよね、年度の変わり目に。
なんと埼玉県の浅賀市に異動していった。
ありえないんですよね。
東京都の中で採用されている教員が別の県に行くっていうのは、
とてつもない出来事ですよ。
後にも先にも私見たことないですけど、
いなくなりました。
はい、恐ろしいですね。
