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2024-07-08 10:05

ネットはじめました

サマリー

ネットはじめましたエピソードでは、スマホの普及前のインターネット利用の状況や、ネットがパソコンで使われていた時代の趣味や娯楽の一つとしての位置付けについて言及されています。

スマホ普及前のインターネット利用
皆さん、インターネットやってますか?
最近、ネット上に居場所がないなっていう感じがあるんですよね。
ネットの居場所とは何ぞや。
そもそもですね、おそらくインターネットって今スマホで見てる人が多いと思うんですね。
ただ、スマホって、iPhoneが日本で発売されたのは2008年なんで、
比較的最近なんですよね。
最近って言うなって話もあるかもしれませんけどね、16年ですか、経ってるわけですけれども。
とはいえ、iPhoneが最初に発売された時にバッて飛びついた人ってそんなにたくさんいないんで、
iPhone自体もそんな数も出てないですしね。
そうやって考えると、スマホが圧倒的に普及してから、こっちって10年ちょっとぐらいなんですよ。
してみると、やっぱり最近の話なんですよね。
私なんかにとってはね、特にね。48歳ですからね。
30代の後半ぐらいから、覚えてますもんね。
当時国際報道部に上がってきて、デスクの一人が、
いやー、僕はこれ買っちゃったんだよねとか言って、
嬉しそうに見せてくれたのが、GoogleのAndroidの、本当に一番古いやつ。
一番、二番目ぐらい。Androidのバージョンがまだ2位とかだったと思うんですよね。
っていう時代のやつだったりしましたからね。
私が国際報道部に上がってきてるのって、2007、8、9、その辺2009年とか。
だからそれこそiPhoneが出たと翌年とかだと思うんですけど、同じ年なのかな。
同じ年かもしれませんね。
パソコンでのネット利用の位置付け
だからもういい年ですもんね、私もね。
っていうことで考えていくと、昔はパソコンだったんですよね、全部ね。
パソコンでインターネットって見ていて、パソコンってそもそもこれは普及しだしたのが、
やっぱりWindows 95が発売された頃なんで、1995年あたりが分水嶺になっていて。
インターネットを使うっていうこと自体もパソコンがないとできなかったわけですよね。
その後、同時期にiモードっていうのがあって、要は携帯電話の普及が始まって、それを使ってインターネットを。
インターネットじゃないんですけどね。
インターネットなんだけど、仕組みとしてはインターネットなんだけど、携帯電話上で議事的に。
携帯電話上で限られたサービスとしてネットを利用することができるっていうことは、90年代の終わりから2000年代にかけて進行していくわけですね。
2000年代ですよね、普通の人が始めるのはね。
携帯電話を私が初めて買ったのは、日本に戻ってから1998年、99年とかで、Jフォンでしたね。
シャメっていうのが初めて搭載された機種だったと思うんですよ。
それを使うと写真が撮れて、メールで送れるっていうことで大変画期的な機種だったわけなんですけれども。
っていうようなのっていうのは、しかしインターネットと一応つなぐことはできるんだけれども、ごく限られた範囲でしか利用できなくて、
フルにサービスを使おうと思ったらパソコンを使わざるを得なかった。
うちにはパソコンがありましたけれども、自分で買いましたからね。
ただそれとてですね、パソコンもじゃあみんながインターネットにつないでたかっていうと、そんなことはなくてですね。
1995年の段階とかだとあんまりまだつないでないですよね。
90年代のやっぱりこの後半、僕が最初にホームページ作ったのっていつかな、90それこそやっぱり5年、96年とかその辺だと思いますね。
私の大学に入ったのが94年なんですよ。
はっきり覚えてますけれども、1996年、つまり大学3年生になった時に取っていた授業の中で、
私はプレゼン、何人かで組んでプレゼンをするっていう授業だったんですけど、私は最悪ホームページっていうのでプレゼンをして、
言ってみればですね、ビートタキさんがやってるようなこんなホームページは嫌だみたいなのをプレゼンしてですね、
授業中に笑いをかさらうっていうですね。それで優勝しましたもんね。
優勝してチケットもらって、それは共同プレゼンをやった園田君にあげましたけれども、
それでやったのが、例えばどんなネタやったかっていうと、
トップページに置いてある画像が重くてなかなか読み込まないみたいな、ベタですよね。
そういうのをやったんですよね。
が96年ですよ。だからその頃には一応大学生だと大学にパソコンが置いてあったんで、インターネットはそこで使うことができましたね。
それで言うと覚えてるのが、そのパソコンにログインするときのキーワードとかっていうのを大学で登録するんですよ。
でね、そのキーワードを、キーワード、パスワードですね、だからね。
パスワードを手書きの紙に書いてね、パソコン管理者みたいな、彼も大学院生ぐらいのことだったと思いますけれども、
思い出すとですね、黒髪、真ん中分け、ぽっちゃり、眼鏡みたいな、
語弊を恐れず相手言うと秋葉原に300人ぐらい歩いてそうな感じの人が、大学院生だったと思いますね。
その人がパソコン部屋、計算機室とか言ってたかな、大学にあったんですけど、計算機概論とか授業ありましたからね、
スマホの普及
の管理をしていて、その人に紙渡すんですよ、パスワードね。
IDは多分学籍番号とかだったと思いますけれども、でね、そのパスワードを出したらね、こんなのダメですって返されましたもんね。
なんだよっていう、おかしいですよね。
そいつがパスワード見て、ちなみに何てパスワード出してたかっていうと、593数字ですね。
その後に英語でLOVEって書いたんですよ。
別に大して意味はなくて、今考えると東久美子の大ファンみたいですよね、極美LOVEって感じですけど、
極美っていうふうに思ったんじゃないんですけれども、
当時インターネット上でやりとりのあった人に山野コグっていうハンドルネームの人がいて、
ハンドルネームってニックネームのことですね。
コグって何だよ、確か絵本のキャラクターかなんかなんですけど、正直性別とかもよくわかりませんよ。
山野コグさん、あったことないですから、コグから取って539、違う593、コグさんですよね。
で、なんとなく収まりがいいからLOVEって付けただけなんですよね。
そういう普通にある英単語はダメだと言われて、何か直しましたけどね。
何に直したか忘れちゃいましたけど、そんなのを見た人に言われるのおかしくないですかね。
でも当時そういう時代でしたね。手書きでパスワードを出す時代。
よくありますけどね。
Appleとかオレンジとか普通にある単語っていうのはみんな推測できちゃうからダメだよと。
誕生日と同じですよね。
ただ当時もうすでにそうだったんじゃないのかなと思いますけれども、
別にハッキングしようと思ったら相当たり制でやるわけなんで、
文字数の長さとかはともかくですね、長いほうがいいんですけど、
単語として成型されているかどうかそんなに大事だったんですかね。
知りませんけどね。
インターネットっていうのは基本的にパソコンで使うものだったんですよ。
ただインターネットを使うということ自体、大学生だからやってましたけれども、
じゃあ一般のご家庭でやってたかっていうとやってなくて、
パソコンを使って仕事を、あんまりインターネットを仕事で使うって感じじゃなかったですからね。
ちょっと高い趣味。
パソコン自体がそもそも会社で使うようなものと家庭用の使うものって全然違っていて、
FMRとかPC-98もそうですけど、会社で使うものっていうのは会社で使うもの。
ただ家ではゲームをやったりとか、娯楽に使う音楽とかね、
そんな中の一つとしてネットがあったっていうのが正しいところだと思いますね。
だから家でパソコンでできることの一つ、趣味の一つ、娯楽の一つ、そんな位置づけで、
今みたいにスマホ、スマホイコールネットじゃないですか。
スマホを使えば誰でもできる、やっていない人はいないみたいな存在では全くなかった。
かけ離れてましたよね。
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