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あと、セクシー田中さんおよびその調査報告書に関してはですね、仕事でやっているポッドキャスターのほうで、多分これが配信されている人なのかな、にしゃべっているので、そちらを聞いていただければと思うんですが、言い忘れたこと。
まず、調査報告書に全然描かれていないことが、いくつか要素としてあるなと思いまして、スポンサーと事務所をですね、例えばキャスティング、原作者と日本テレビとの間でキャスティングに関しては、いろいろ疎後もあって、結局はでも落ち着いたみたいなんですけれども、
原作者はちょっと、セクシー田中さんという主人公のキャスティングにややちょっと不安があったみたいで、それはその通りだなと思いましたね。キャスティング難しいんだろうなと思いますけれども、美人すぎるというか、綺麗すぎるというか、肌が若すぎるというか、女優さんなんで、
田中さんの良さって、漫画の田中さんの良さって、本当に地味なOL、別にメガネをしてるから地味とかじゃなくて、本当に地味なんですよ。老けてるし、骨張ってるというのかな、女性ならではの柔らかさみたいなのがあんまりないタイプの、言ってみればギスギスした感じもあるような人なんですね。
これはね、表現ができていない。そうすると何かいろんな層が出てきてしまって、後半の方で明かりが田中さんに対してメイクを施すっていうのが重要な場面として出てくるんですけど、メイクした時の違いが分かりにくいんですよね。
いや、工夫されているなと思ってダイジェスト映像を見てましたけれども、とはいえやっぱりね、女優さんはもともと綺麗なんだよな。なんていうか、もっと肌とかも艶がないような人がメイクによってちょっと可愛くなるみたいな感じなんですよ。
ちょっと可愛くなる。でもそんな感じなんだよな。それがおそらく漫画のリアリティだと思いますね。決して別に絶世の美女になるみたいなことは書いてないし、そこが意図じゃないんですよ。
明かりがメイクを施す相手って、例えば他には老人施設に入っているお年寄りの方だったりするわけですよ。田中さんよりもっと年上の人たちですけれども、に施すメイクって確かに若くなったり綺麗に見えたりっていうのはあるんですが、だけどそこよりもやっぱりその化粧を施すっていうこと自体の良さっていうんですか。があると思うんですよね。
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田中さんにしてもやっぱりその自分の内面をメイクによって引き出すっていうようなそういう要素を表現するには確かに美人すぎるんですよね。美人ではもちろんあるし肌が綺麗なんだよなとかね。
さてキャスティングといえばですね。もちろん放送局に大きい権限はありますが、事務所の意向もありますもんね。そういうのは全然触れられてなかったなと。最初から調査もしてないのかもしれませんし。でもこの問題に関しての主要な何かにはならないでしょう。
だって結果キャスティングも原作者橋原先生がOKを出しているからドラマ化がされているわけなんで大きい問題ではないんですよね。ただまあそこにどういうふうに事務所とのやりとりがあったのかなかったのかみたいなところはよくわからなかったですね。
このケースがどうなのかわかりませんけれども、原作を改編する例として、やっぱり有名な俳優さんを使うにあたって事務所側からあるいはテレビ局の忖度として役を大きくするという話があるとは聞くわけですよ。より重要な役割を原作にない役割を持たせるとかね。
セキシーな話に関してはそれはないと思います。ルールを話してきたようにめちゃくちゃ繊細な話なんで、そんなふうな増幅とかできませんから、やってなかったですし、ダイジェストを見る限りはね。
なので今回は違うんですけれども、そういう影響とかがなかったらないで、でも全然プロダクション事務所が関係ないということはないと思うんですよね。
プロダクションに限らず、日本テレビ側でもキャスティングをどうしたのかっていう詳細は全然書いてなかったですね。
それから日本テレビ小学館も全てのやり取り、原作者とのやり取りについてつまびらかにはしてないんですよね。
とりわけメールとかは残っているという、それも気になりましたね。メールが残っている部分と残っていない部分があって、
わかります。私も実際に仕事のやり取りでメールでやり取りできることと、電話でしかやり取りしないことってあって、だいたい後者のほうが重要な話が多いですから、
記録に残さないんですよね。そういうのがありますから、そういうことが起きるのはわかるんですけれども、
結果、どの辺が原作者とテレビ局との間でストレスを貯めていったのかっていうのがあんまりはっきりしていないなと思いましたね。
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あと全然書いてなかったのがスポンサーの意向ですね。
芸能事務所もそうだし、スポンサーがドラマの制作に全く影響を与えないわけないと思うんですよ。
やっぱりスポンサーの意向として、こういうCMを流すわけですから、視聴者としてはこういうところを狙っているであるとか、
視聴者にこういう気持ちになってもらうドラマであるみたいなところに関しては、意思決定に何らかの形で関与していると思うんですけれども、全然出てきませんでしたね。
どちらの報告者でもね。
まあその大きい関係はなかったと思います。
というのも、だって実際にできたドラマが原作とほとんど変わってなかったんで、あと私には見えたんで、
細かいことは違うんですけど、とにかく大きいところでは変わってなかったし、そもそもそんな風にスポンサーが嫌がるような要素がある漫画だともあんまり思えませんので、
本当になかったのと思うんですが、とはいえ、何かそのアクターの一つではあったはずなのに、全く描写がないっていうのはやや引っかかりましたね。
別に何の指示もなかったっていうのが一方であっても、良いのかなという感じがしましたけど、うがち過ぎなんですかね。
長文で書いてある割には、書いてないところがすごいあるなっていう印象はあって、まあ限界なのかなと。
だからね、これもね、あんまり日本テレビは小学館をやいのやいの言えないところもあるなと思うんですよ。
結局ね、本当に足原先生が亡くなられたのは全く思って、本当に私もね、にわかファンで申し訳ないんですけど、本当に残念です。
あの繊細な作品がもう読めないっていうのは、本当に損失ですよね。
年上の方ですけれども、同世代を生きていますし、彼女がこれから作品を残していったら、どんなものが出てきたのかっていうのは、本当にもう計り知れない損失だと思います。
あの新作を読みたいですね。読みたかったです。
ただもう一つ言えるのは、もうこれ以上そういう犠牲者を絶対に出してはいけないっていうことでもある。
連鎖ってあるんですよね。
私も自分の所在していた事件で、複数の自殺者が出た事件であって、今でもね、やっぱりね、ちょっとね、あんまりその辺は気分が良くないというか、残念というかね、何とかならなかったのかなっていう風に思っても命は帰ってこないですし、
登場してくる人たち、いろんな人がいますよね。原作者、脚本家の他に、女学校の社員、日本テレビの社員、社員もいろんな立場の人がいます。上から下までいます。
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ただまあ本当に関わった人で、この人が悪いっていう人は一人もいないように私は思いました。
脚本家さんは脚本家さんでベストを尽くしたんだろうし、これ別にオベンチャーが言ってるんじゃなくてね、日本テレビのプロデューサーも何かいろいろいくつか祝辞をしてるなと思いますけれども、まあでもやるかもしれない。
自分がじゃあそれを絶対やらないかって言ったらそんなことは全く言えないですね。他者を重んぱかるっていう気持ちのあまりにちょっと行き過ぎたことがあったっていうようなこと。
あるいは相手に伝えないようなことがあったっていうのは、本当に想像がつくというか、自分もそういうことになるだろうなと思いますね。
この報告書を読む限りでは出てくるどの人がやっていることも、ああなるほどなって私には共感できるところがある。
もちろんやっぱり足原先生のことは本当に理解できるなと思いますね。
最近読んだり読んだ本とかね、漫画あるいはアニメとか映画とかも見てますけど、ドラマとかもね。
最も報告書も含めたセクシー田中さんっていうもの、でもやっぱりセクシー田中さんの漫画自体が近年見たコンテンツの中では本当にちょっと驚かされるものだったなっていうことは言っておきたいなと思いますね。