1. 奏でる細胞 MUSIC & SCIENCE PODCAST
  2. 2-36. 「宇宙の折り紙と人工知..
2023-12-24 32:29

2-36. 「宇宙の折り紙と人工知能AI」NASAの人生相談3 田久保勇志さん 佐々木亮さん  

2-36. NASAの人生相談3 「宇宙の折り紙と人工知能AI」 ゲスト佐々木亮さん 田久保勇志さん 

大人気「宇宙ばなし」とのコラボ

元NASAが話す1話完結チャンネル「宇宙ばなし」から亮さんが来てくれました!

⁠⁠⁠⁠⁠⁠★第3回Japan Podcast Awards "Spotify NEXT クリエイター賞"受賞★★Apple Podcast 科学カテゴリー 日本1位達成★Spotify 日本全体ランキング最高3位★

佐々木亮さんTwitter ⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/_ryo_astro⁠⁠⁠⁠ 

田久保勇志さん🌟初登場🌟

⁠⁠スタンフォード大学 航空宇宙学科博士課程⁠⁠

⁠⁠https://yujitakubo.com/⁠⁠

⁠⁠https://www.linkedin.com/in/yuji-takubo/⁠⁠

⁠⁠勇志さんの関わったNASAプロジェクト⁠⁠


★関連情報★

宇宙を目指して海を渡る MITで得た学び、NASA転職を決めた理由  著者 小野 雅裕

スターシェイドプロジェクト

https://en.wikipedia.org/wiki/New_Worlds_Mission


1)ゆりかさん復活

2)人工衛星のフォーメーションフライトと「宇宙の最新技術」

3)亮さんからの逆質問。太陽の映像分析や宇宙の望遠鏡に大事な技術

4)スターシェイドは惑星の影を見つける研究

5)すごいぞ日本の折り紙

6)折り紙と宇宙をつなげる子供科学教室の実験

7)MIURA折りは世界クラス National Geographicやスタンフォードでも

8)宇宙のAI技術も聞かせてもらいました

9)宇宙と細胞は似ているね

10)お知らせと振り返り

Spotify ⁠⁠⁠⁠⁠https://spotifyanchor-web.app.link/e/XSNhlA1Epyb⁠⁠⁠⁠⁠

科学教室の先生タツ&ゆりかさんが語り合う番組「奏でる細胞」はアメリカのインディアナ州から発信しています。 ゲストを迎えて語るコーナー「奏で人に会いたい」。 漫才形式で学ぶ細胞共生説 「水戸カルと神タツ」シリーズも好評発信中です。 この番組は親子科学教室と猫カフェの応援により放送しています。

リスナーからの感想お待ちしています! ⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/Vsx7t9iFwC5VsxTbA⁠⁠⁠⁠⁠

(お便りはこちらフォームから受け付けています )

Twitter:  ⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/tatsukono⁠⁠⁠⁠⁠   ⁠⁠⁠⁠⁠#奏でる細胞⁠⁠⁠⁠⁠

はたなか内科・糖尿病クリニック ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://hatanaka-naika.com/⁠⁠⁠⁠⁠

00:02
奏でる細胞。奏でる細胞は、サイエンスと音楽を愛する2人が、アメリカ・インディアナから楽しく奏でるようにおしゃべりする番組です。
この番組は地域医療に貢献し、皆様の一番近くにいるホームドクターを目指す、はたなかないか糖尿病クリニックのスポンサーズでお送りいたします。
こんにちは、タツです。こんにちは、ゆりかです。
ゆりかさん、声出るようになりましたね。ようやくね。
よしあさんとかおりさんがいっぱいアドバイスしてくれたんですよ。
聞きました。一番嬉しかったのは、大変な時には収録しない。この潔さ。
ね、それ大事だよね。
ゆりかさん、頑張ってきたセメスターが終わりましたね。
はい、ようやく。
たくさんの学生さんに本当にいい表情をさせたというか、皆喜んで勉強して、素晴らしいなと。
私はクラスルームのMCという役割を全ういたしました。
素晴らしいなと思って。
そう?
なんといってもゆりかさんの作った教科書すごいと思うんですよ。
教科書の話をここでしますか?
また今度でもいいんだけど、でもあれ実際使ってみて、すごいなと本当に思いました。
嬉しいです。いいでしょ、あれ。
スタディバディっていうね、すごい画期的な仕組みで、
なんか言語教育の中でもこんなに言葉を話したくなる教科書っていうのは、
これ本当にイノベーションだと思うんで、世に出していかなきゃいけないなと思いました。
そうね、あとこれをやった人たち、やった学生とかやった日本の人たちが、やっぱり皆がすごいすごいって始まって、
助けてくれると、大きくしていこうぜと、やった人たちからどんどん広がっていくっていうものも感じてまして、
目の輝きも違うし、本当に良かったって集まってる人たちの熱意というか、熱気みたいなのはすごいと思う、本当に。
新しい。
教科書を作るにあたって、エイジレス、ボーダレス、ジェンダレスっていうところを私は大事にしたんです。
境目のないね、いろんなところに届くってことですね。
そしてどこまでもどこまでも優しい、ヒューマニズムにあふれた教科書を作りたいと思ってたんです。
それに関しては、生命科学の方で作っても良かったし、まさかこういう形で言語学という形で作るとは思わなかったんですけど、
どこかで、どこかの分野でそういうものを作りたいなと思ってたんですね。
03:01
科学教室の方ではちょっと、本になる前に科学教室は盛り上がっちゃって、本にする暇がなかったんだけども、いつかね、科学教室にも通じるものがあるんです。
そうだよね、科学教室でハンズオンアクティビティをするということで、やっぱり教科書をただ読むだけとか、先生が話す話をただ見るだけ、聞くだけじゃ届かないところ。
やっぱり実践していくっていうことが、いかに人を成長させるかっていうことが。
そう、そして子供向けと思いきや、お母さん、お父さんが帰らなくなったでしょ?ある日を境に。
あそこの時に、あ、そうだよなっていう、今日本で学び直しとかいう言葉があるのかもしれないけど、そんなことを超えた、もっともっと人が関わっていって、
楽しいことをしていく、教育ベースに基づいて楽しみを見つけていくっていうことを提供できたらなって思ってるんです。
それはどんな分野でもいいなと思ってるんです。
ですから、ポッドキャストをこうやってたくさんのお手伝いをしているのもその意味があるんです。
ありがとうございます。
この教科書については本当にすごいイノベーションだと思うので、時間をかけてね、もしかしたらその教科書のための番組を一つ作るぐらいのことをしようかなと考えているので、また今度。
教科書のテーマに基づいた新しいポッドキャストを立ち上げようかなっていう考えもあるのよね。
そう、だから今度ゆっくり話してもらいますけど、本当にせめした、すごい。
待ってて、待ってて、お手元に届くまでもう少しですから、もう楽しくて楽しくてしょうがなくなる教科書ができました。
特に英語を学びたい人ね、そしてそれ以外の外国語を学びたい人にもすごくいい教科書だと思います。
今度ね、話してもらいますので。
今日はですね、NASAの人生相談のパート3になるんですけど、宇宙話のりょうちゃんとスタンフォードのね。
慣れてきたね、その言い方にもね。
ゆうじ君がね。
宇宙の折り紙について今回は大きく盛り上がりました。
やったね、科学教室でもね。
宇宙の折り紙はね、もううちらの科学教室でもみんなで大人から子供までみんなで興奮して作った回のね、あれなんですけど。
それがね、最新技術の最新技術、あの時やったのが確かミューラー折りでソーラーパネルを作ったりしたでしょ。
うん、そうね。
で、あれが進化してます。
さらにスタンフォード大学にまた最先端の研究者が折り紙を必死で研究してるすごい先生たちがスタンフォード大にも一人じゃない、複数いるというような話が聞けましたので。
06:09
宇宙の折り紙ぜひお聞きください。
はい、ぜひ。
奏でる銀河細胞。
ちょっとこの残りの時間を使ってですね、逆質問ということで。
はいはい。
りょうちゃんから。
りょうちゃん、ぜひ。
ぜひ質問ちょっと投げかけて。
いやーそうっすね。
結構僕なんか喋りながらめっちゃ聞いた気がするんですけど。
気になるところ出たらいいけど。
確かに。
僕結構まだ研究の話聞きたいなって思ったんですよ。
なんかそのフォーメーションフライトをするみたいなのは方法としてはあるんですけど、やっぱりその先に何をするための人工衛星の組み合わせなのかなとかが気になったんで、そのぐらいまで話してくれたら嬉しいなと思いました。
面白いです。
僕が直接今関わっている研究ではなくて、今ラボンの先輩たちがやってる研究の中で一つ大きなのが天体望遠鏡を複数の衛星で作るっていうミッションがあって、
Visorsっていういくつかの大学が共同でやってる太陽を見る研究なんですけど、
理屈はすごいシンプルで、天体望遠鏡って天文台とかに行けばわかると思うんですけど、レンズと自分の見る目の距離が長ければ長いほど基本的にいい性能が出るんですよね。
ただ例えば宇宙に30メートルぐらいする天体望遠鏡を持ってこうとすると、30メートルを積めるロケットってなかなか世の中にないんですよ。
じゃあ代わりに宇宙って結局真空で何もないので、それを利用してレンズの部分と目の部分、センサーの部分を2つに分けてしまって、
2つの独立した衛星を40メートルぐらい離して配置して、それをピタッとラインを合わせて太陽の方向を見てあげれば、
事実上宇宙で2つの宇宙機を使って1つの望遠鏡を作れるっていうコンセプトのミッションが今走っていて、それで太陽を見ようっていう、ちょっとSFですよね。
僕は結構そこら辺を調べた時があって、メディアとかで書いたことあるんですよ、フォーメーションフライトの記事とか。
そうなんですね。
そうなんですよ。というので、なんとなくできるんだろうなってイメージはすごい、割と多分他の人よりはあるんですけど、
すごいマニアックな話になるかもしれないですけど、太陽に対してそんなに就航能力必要なのかなみたいな、目の前にあるから、
09:00
遠くの天体を見るためにそういう大規模展開するっていうのはわかるんですけど、
太陽って未だに全解明できないぐらいやっぱまだ謎は残ってるものの、目の前にあるから、
天文学って基本その光量というか光の量が豊富であればあるほど詳細な解析ができる。
そうですよね。
だから目の前にある対象は細かく見るのに一番最適な天体。
だからそんなに大規模なものってむしろ太陽には不向きみたいなイメージを持ってたんで、
なんでわざわざフォーメーションフライトなのかなって思いながら聞いちゃってました。
確かに。もともとのミッションはフレアを見るっていうのが確か目的で、
それをものすごい精度で見たいっていう、なので地球上から見るよりも宇宙で見たいっていう要求があって、
自分もエンジニア側の人間なのであんまり間違ったこと言いたくないんで、
言いたいにしてもらえることなんですけど。
ただこれもまた実は面白いエンジニアリングの観点で、
実は僕らはミッションに対する科学的な知見ってこれぐらいしか持っていない場合が多くて、
逆になんですけど。
それを実現するためにサイエンティストの人たちが、
これぐらいの距離感で例えば複数の宇宙機を置いて配置して、
誤差はこれぐらい許容できますみたいなことが要求として降ってくるんですよね。
僕たちはその数字を見ながら、
こういう例えば制御のアルゴリズムを作ったり、
こういう宇宙機の頭脳を作ってあげればそれが達成できるっていうことをソリューションとして提供するっていう側で、
僕たちはどうやってその頭脳を作るかっていうことをミッションにしているので、
工学のラボなので。
そこの微妙なものの見方はあるかもしれないですね。
確かに確かに。
最近フォーメーションフライトのやつで見たのは、
有名なのは重力波望遠鏡を宇宙に立てるとかもあったし、
あとは、あれそれってスターシェードとかって近いんですか?
スターシェード?
スターシェードっていうのがあって、
これ僕最近、でも確かコンセプトはJPLだって気がするんですけど、
そうなんですね。
多分スターシェード宇宙とかで調べてもらうと、
英語の方でも全然出てくるし、
これも多分パッと見、僕も詳しく調べてないですけど、
フォーメーションフライト的なコンセプトが使われていて、
そうですね。
これめっちゃ面白かったのが、
2つを縦に並べて組み合わせて使うんですけど、
太陽系以外の惑星を観察したいっていうサイエンスのコンセプトがあって、
12:05
今ってどうやって太陽系以外の惑星を見つけてるかっていうと、
惑星って自分で光らないから、
遠くにある星の前を通過した時の、
この星からの光がどれだけ遮られるかで、
惑星があるかどうかを発見してるっていうのが、
一番ポピュラーな手法なんですよね。
そうすると、どっちかっていうと、
光の情報が失われたことによって、
天体があることを発見するんですけど、
このスターシェードっていうののコンセプトは、
シェードだからもう隠す、
影を作って隠すっていうコンセプトがあって、
展開したもう一個の人工衛星の方で、
真ん中の遠くに見える星の真ん中にある、
光勢の部分を隠すんですよ、シェードで。
隠して、そうするとそこから、
隙間から見えてくる惑星だけの情報を取れる。
惑星の反射して飛んでくる信号っていうのを掴んで、
惑星研究を促進させようっていうコンセプトなんですよね。
これ、今写真見ながら見てる説明聞くとめっちゃ分かりましたね。
りょうさん。
これ多分、今僕も画像見て思ったんですけど、
多分今ラボメイト1人、JPLと共同研究してる子がいて、
多分これの関係やってますね。
エクソプラネットの話してるっていう子が1人いて、
多分これの話だと思います、JPLと。
なんで僕が最近これめっちゃ興味持ってたかっていうと、
これのシールド側、シェードになってる方の展開するやつが、
折り紙工学っていう日本の折り紙技術を入れ込んで、
ちっちゃいところから一気に展開するみたいなコンセプトが入ってて、
最近ちょっと仕事で折り紙工学の偉い人とかに取材しに行くとかがあったんで、
ここら辺をめちゃめちゃ調べてたんですよ。
なるほど。
これも多分フォーメーションフライトの。
そうですね。
やっぱり色々多分複数の宇宙機を飛ばす、
同時に飛ばして強調させるっていうと考えないといけないことがあって、
多分制御だけじゃなくて、
例えばその展開物であったりとか、
もちろん多分宇宙機のサイズが小さくなるので、
より小さな宇宙機で最大のユーティリティを作るみたいなことの中で、
多分折り紙とかって出てくるアイディアじゃないですか。
そうですね。
XA天文にもあるんですよ、フォーメーションフライトのコンセプトって。
はいはいはい。
今めっちゃ色んなところで研究の成果出てるのって、
基本X線の中でも割とソフトなエネルギーの低めの波長を見てるんですけど、
γ線により近い方のX線を見ると、
物が高速で移動してるとかっていうところに特化した情報が得られるんですよね。
15:05
ただ、X線のエネルギーめちゃめちゃでかくなると、
まあ言っちゃえば透過力がすごい出ちゃうから、
光を集めるのが超むずい。
なるほど。
で、X線集めるときって本当なんか1度とか、
そういう浅い角度で鏡面に当てて、
で、その1度とかで集めた光を焦点で就光するんですよ。
焦点距離めちゃめちゃ遠いんですよね。
そうですよね。全然屈折しないってことですよね。
そうですそうですそうです。
だから、頑張ってグーって縦に人工衛星を伸ばすっていうコンセプトでやったけど、
これをフォーメーションフライトで検出機はもう後ろの方に遠くに構えておくってやれば、
望遠鏡側をめちゃめちゃ大規模にできるみたいなので、
なるほど。
フォーメーションフライトのコンセプトって活用できるっていう話も出てて。
なるほど。
面白い。
マジ可能性無限大だから好きなんですよね。フォーメーションフライトの話。
多分天文学者とか物理学者の人たちの結構あったらいいなこんなことのリクワイアメントを結構満たせる技術の一つですよね。
めちゃくちゃ置いていくなら一気に置いていってほしかったんですけど。
2人でどんどん行ってほしかったんですけど。
でも本当に面白い。カナデル細胞以来のマニアックな宇宙話をさせてもらって本当に嬉しいんですけど。
実は科学教室の先生なんですけど僕は。
ミューラー檻ですよね宇宙のね。
これねみんなで実は僕らの科学教室で宇宙で広がるソーラーパネルを開けるための。
だから手に最小限の力でパーって広がるミューラー檻を子供たちと一緒に作って。
それを天体模型みたいなのを作ってそこに広げる実験みたいなのを一緒にやったりしてました。
その子供たちが今の話を聞いて将来こういう風になりたいなっていう夢が広がってる瞬間があったような気がします。
折り紙マジすごいんですよね。最近感動してます。
日本の折り紙すごいですね。
このスターシェイドのこの星型みたいなやつもその折り紙でパッと開くやつなんですね。
これちょっともうちょっと複雑ですね前のミューラー檻より。
そうなんですよ。
これ結構最近多分宇宙応用で一番注目されてる折られ方というか。
これ実物ちょっとね折り紙で折って子供たちとシェアしたい。
多分ネットで調べたらめっちゃ出てくるし。
そうなんですよねこの折り目だけついてるやつとか出てくるんですよね。
でも実際折るの大変なんですよ結構。
今年ナショナルジオグラフィックで特集されたんでこれ。
多分情報がさらに拡散されてる。
18:00
実はスタンフォードにも折り紙の研究してる航空宇宙の先生2人か3人いらっしゃるんですよね。
スタンフォードで2人か3人もいるんですか。
最近すごい力を入れていてよく教員をとっていて。
みんな英語でディプロイアブルストラクチャーって言うんですよ確か。
ディプロイ可能な展開構造をやってる人たちがすごい多くて。
業界も注目集まってるんだなってすごい感じますねアカデミアの中から。
嬉しい最先端の折り紙技術ですね。
マジ面白かったですね取材しに行ったら。
嬉しいありがとうございます。
いいですかりょうさんからの質問は。
学会の質問タイムみたいでしたけど。
本当好きなんですよフォーメーションフライト最近。
あと僕はAI側もちょっと聞きたかった。
いきましょうか。
もう一つ質問。
AI活用っていうのがどういう意味合いで使われてるのかなっていうのが気になってて。
1個は僕1個目にパッと浮かんだのはエッチコンピューティングっていう。
よく言われるのだと人工衛星が取得したデータとかって膨大だから全部下ろせないですよね基本的に。
それに対して人工衛星側でプロセス走らせて重要なデータとか必要そうなデータだけAIがピックアップして地上に下ろすみたいな技術とかも今後出てくるっていうのをそのフォーメーションフライトの記事書いたときに横並びで書いたんですよ。
AIによるエッチコンピューティングみたいな。
そこに繋がるのかAIの活用別角度なのかっていうのがめっちゃ気になってました。
多分いろいろ使える場所ってあると思っていてAIが。
おっしゃったようなエッチコンピューティングとか特に多分コンステレーションとかが増えていくとだんだんそのどういうふうに情報をシェアして隣の宇宙機と、
誰がどこの地上局に下ろすのかみたいな話をなるべくリアルタイムで決めたいみたいな話が出てくるっていうのが多分一つあると思うんですね。
もう一ついくつか多分他にもあると思うんですけど、
自分が個人的に最近掘っている話としては本格的に自動運転を宇宙機にやらせる話で、
よくサンフランシスコとかパロアルトの周りは自動運転の車走ってますけど、
リスクの許容度の関係で、
リオさんご存知だと思いますけど宇宙セクターは特に開発側AIとかいわゆるブラックボックスこれでも医療も多分そうだと思うんですよね。
やっぱりその人の命に関わるみたいな話だったりとか一気何億円何十億円みたいなものに簡単にAI積みたくないっていう、
21:06
医療と宇宙って二つの典型だと思うんですよ。
そうなった時にじゃあどのAIが詰めるのかっていうのを考えるのはなかなか難しくて、
アカデミアの人たちもなかなか今まで掘ってこなかったトピックだし、
インダストリー側もインダストリー側でまあでも飛べるものを作ればいいじゃんっていうので、
あんまり触ってこなかった中の一つで誰でも考えつきそうな話なんですけど、
例えばどういう風にリスクを評価するかみたいな話だったりとか、
どういう時にAIを使ってアラートを鳴らしてもらうかみたいなことって、
自動運転技術からそのままそっくり引っこ抜けるかっていうとそうではないことが多いんですよね。
例えば二つの宇宙船があって国際駐車場にランデブーしようとする宇宙機がいたとして、
途中で何回かエンジンをプシュプシュって吹くわけですけど、
このエンジンがプシュって吹けなかった時に、
吹けなかった状態でエンジンが突然故障して、
このまま勝手に動いていった時に宇宙ステーションに当たるような軌道になっちゃうと、
これはまずいわけですよね。
例えばエンジンが壊れたからといって、
宇宙ステーションにぶつからないような軌道を取りたいわけですよね。
ニュアンスわかりますかね。
自動車だったらエンジンが止まれば止まってくれるじゃないですか。
ちょっと残って走る距離もありますけど、
宇宙って勝手に物がどんどん動いちゃうので、
そういうことを考慮できる自動運転、自動航行技術を作れるかっていうのはかなり難しくて、
そこをどうにかこうにか作れないかなっていうのを今最近は考えていることですね。
難しいですよね。
確かにルールベースの方が信頼性は高いけど、
AI活用する場面がどのくらいあるかっていうのも。
そうです。もしかしたら使わない方がいいという結論にやっぱり戻ってくるかもしれないですし、
そこは自分もまだワクワクしているところというか、
悪く言えばちょっと真っ暗で、
いい意味で言えばすごい楽しみな領域だなと思っているんですけど、
そういうことを最近は考えています。
行き当たりばったり感って中盤で話したやつって、
見えるところまでは照らしておいてほしいけど、結局ユニークさを出すんだったら、
そこに一歩踏み込んでいかないといけないわけじゃないですか。
だからちゃんと全体像を見えた上でってことですよね。
今ここ誰もやってないし、誰も踏み込めてないから行ってみようみたいな。
24:00
そうなんです。宇宙セクターがやっぱりやりたがらないからこそやる価値がある研究っていうのはやっぱりあると思っていて。
確かに。
そういうことをよく考えながらスタンフォードの生活を送っています。
特にやっぱり大学としてみんな機械学習が大好きなので。
めっちゃ強いですよね。
AIの話とか。ロボティックスとかもやっぱりすごい盛んな大学なので。
スタンフォードすごい良いよな。ネットワークサイエンスのスタンフォード最強ですもんね。
強いんですか。
強そう。
産業応用とか単純なグラフ理論を全業界に広げた権威みたいな人がスタンフォードなんで。
ぜひ細胞研究も手伝ってくださいもんね。
細胞ネットワークも手伝ってくださいもんね。
スタンフォードのオープンになっている授業とかめちゃめちゃ見てます。
いいですね。
僕は細胞の中にちょっと螺旋波が出てるかなと思って、それが宇宙のこの螺旋の形と似てて熱いなと思ってた。
共通する部分がありますよね。
プロテインプロテインインタラクションみたいなことですよね。
あれでネットワーク書いた時の図もそうだし、それを宇宙空間の宇宙網っていうスペースウェブっていうのがあるんですけど、
それの銀河間の相互作用とかを、その相互作用を数値化してネットワークにした時にどうやって宇宙形成されているかみたいな研究もネットワーク側でやってたりして。
すごい壮大ですね。
その壮大な宇宙のものが細胞の中にあったら熱くないですか?
僕だからもうそれをこの半年ぐらいで知ってから、たつさんがその細胞と宇宙絶対似てるんだよって言ってたのがすごい腹落ちした感覚がありました。
良かった嬉しいです。
ちょっとフラクタルみたいな感じで自己操縦というか、どんどんズームしていったら同じ構造あるみたいなことですよね。
隣の細胞を実はめっちゃ遠く感じるみたいな、星と星の間ぐらい離れてて、実は相互関係はそういう関係で成り立ってたみたいな。
モデルにしてみたらみたいな。
あるんですよね。
ありがとうございます。
実はリスナーさんからお二人にどうしても質問したいということで。
9月の末頃にインディアナでオフ会とかをいつもこの奏でる細胞のヘビーリスナーというかやってくださる方がいるんですけどフィンさんという方なんですけど、
9月の真ん中頃に初めてなんですけどUFOを見てしまったと。
それが朝の9時10分ぐらいに北西の空にパチンコ玉のような銀の玉、シルバーオーブって言われてるみたいなUFOらしいんですけど、
27:01
それがヘリコプターが飛ぶぐらいの高さに、ヘリコプターよりはちょっと小さいような感じなんですけど遠近感がよくわからないんですけど、本当に銀色の丸い玉が浮いてて、
微動弾にしない感じで浮いてて、これ動画に撮らなきゃと思って撮ろうと思ったら消えてしまった。
ネットで僕調べたらこのシルバーオーブっていうあだ名がつくほどでペンタゴンでも声名が出てて、軍のパイロットの飛行機のそばを飛んだりとか、
この2017年ぐらいからやけに北米で見られてるらしいんですよ。
そうなんですか?
はい。シルバーオーブってやつなんですけど、調べてもらってもいいんですけど、これNASAに勤めたことのあるお二人、口止めされてると思うんですけど、
ぜひ情報を教えてくれって、どうしても奏でる細胞のリスナーからこの天体についての話を聞いたことあるでしょうって言うね。
二人なら知ってるはずだと。ぜひ教えてくださいってことです。
大前提なさだよ。僕UFOの話したことない。
奏でる銀河細胞
いかがだったでしょうか。
今日はU字さんを迎えてですね、宇宙の折り紙について話してもらいました。非常に面白かったですね。
最近思い出したんですけど、この宇宙をテーマにしてやった過去回がありまして、それが2-1と2-2の2回でですね、宇宙をテーマにゆりかさんが地学部天文班だった時の話とか、
また思い出しちゃった。
銀河英雄伝説
銀河英雄伝説と銀河細胞の夜というあたりを喋ってます。
多分早野さんが達さんとゆりかさんのポートキャストを聞いてるとよく眠れるって言ってるんですけど、多分この1-1と1-2だと思うんだよね。
この2回はすごい夜、結構遅くなって2人で眠そうな感じで喋ってるんだけど、穏やかに喋ってて、すごい良い回なんだけど、今回ね、せっかく宇宙好きの人たちが多く聞いてると思うので、もしまだね、過去の宇宙の回、ゆりかさんが高校生だった時に、いかに宇宙を大事に思ってたかっていう思いがある回なんで。
そうね、いかに宇宙を大事に思ってたかってちょっといい表現ね。
そうそう。長田和弘先生の本の中で、細胞の中のミクロコスモスの話をされてることもちょっと取り上げさせてもらったので、もしまだ聞いてない人がいたら2-1、そして2-2のエピソードを聞いていただければと思います。
お知らせがあります。1月の科学系ポッドキャストの日のイベントのホストがですね、僕たち奏でる細胞になっています。
30:05
このポッドキャストの日は毎月10日にですね、同じテーマで20番組ぐらいの番組が、同じテーマでね、語り合うイベントになってまして、多くの方に聞いてもらえる回になってるんですけど、今回のテーマを僕たちが挙げたんですけど、予言とさせてもらいました。
2024年、こんな年にしたい、またはね、自分の科学の専門の中ではこんなことが起こるだろう、などね、様々な予言をテーマにね、参加していただけると嬉しいです。
そして2月のポッドキャストの日のホストになっているものづくりのラジオの支部長さんがですね、僕と一緒に組んでいただいて、予言アワードというのをやることになりました。
なので、1月に公開されたエピソードの中からですね、いくつかのエピソードを投票によって予言アワードということで、いくつかの賞を準備して支部長さんが素晴らしい景品を提供してくれるということになってます。
支部長さんがAIの専門家なので、AIでですね、映像を作ってくれる、画像を作ってくれる。素晴らしい。それがね、ポッドキャストのサムネイルになるような、すごいかっこいいアート。本当に僕はね、支部長さんに作ってほしいなと思ったんだけど、これ景品にしたらいかがですかって言ったら、そのくらいやりますよって言ってくれて。
本当?そしたらちょっと達さん、予言についてちょっと面白い話、用意しておかないと。いや、僕審査員なんで。あ、そうなの?僕と支部長さんが審査員をするという。じゃあ私ちょっと、なんか。ゆりかさんも出せるよ。ゆりかさん出して、ゆりかさんが面白い予言をね、考えて話してくれればと思います。はい。
ということで、今回も最後まで聞いていただいてありがとうございました。お相手は、科学教室の先生、達でした。ゆりかでした。バイバイ。バイバイ。
32:29

コメント

スクロール