1. 奏でる細胞 MUSIC & SCIENCE PODCAST
  2. 3-13.🍁🌰共通テーマ「味」 ..
2024-10-06 35:25

3-13.🍁🌰共通テーマ「味」 カルシウムの専門家が語るノーベル賞に関わる味と匂いの話 秋きぬと目にはさやかに見えねども  #そんない理科の時間B #科学系ポッドキャストの日

3-13.カルシウムの専門家が語る味と匂いの話🍁秋きぬと目にはさやかに見えねども🌰共通テーマ「味」 #そんない理科の時間B #科学系ポッドキャストの日

ホスト よしやすさん X:⁠⁠https://x.com/Yoshi_yasu⁠⁠

そんない理科の時間B リンク ⁠⁠https://open.spotify.com/show/0lS3hXH9FzxGSPe5wneuzg⁠⁠

1)申し訳なかったです お便り 2)科学系ポッドキャストが素晴らしい 3)よしやすさんが味をテーマに選んだ理由を考えてみた 4)しぶちょーさんの味 5)ノーベル賞に輝く味覚センサー 6)ミントの後の冷たい水の理由 7)6回膜貫通型と7回膜貫通型 8)たんぱく質の形がマイケルジャクソン? 9)一つを見てても分からない 10)ポッドサイエンティストがおもしろい!! 11)電子機器を閉じましょう

12)自然の中で秋を感じるために

13)新古今和歌集と細胞のつながり Spotify 奏でる細胞 By タツ(細胞学)ゆりか(リベラルアーツ講師)⁠⁠https://open.spotify.com/show/0xUhOqvpo69YiT7pmYdech⁠⁠ アメリカから配信する科学番組 「心を開いて相手の話を聞くことで自分の人生に役立てていく」 学びあり、笑いあり、出会いあり、科学教室の先生が様々なゲストと語り合います。 細胞の中にある音楽やリズムの研究に夢中になっているタツさんがリベラルアーツ講師のゆりかさんと細胞、老化、物理学、など様々な分野の専門家、ポッドキャスター同士のコラボ、留学や海外生活などについてポッドキャストを通して楽しく学ぶ番組です。 リスナーからの感想お待ちしています! ⁠⁠

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00:01
私は英語が上手で、日本語も上手です。
ひらくのサービス学習をしているからです。
世界があなたのスタディバディ。
日本語も英語ももっともっと話したくなる。
ひらくのスポンサードでお送りします。
お送りします。
うまい。
みんな、よろしくね。僕は幸せだよ。
奏でる細胞
奏でる細胞は、サイエンスと音楽を愛する2人が、アメリカ、インディアナから楽しく奏でるようにおしゃべりする番組です。
こんにちは。ゆりかです。
こんにちは。心を開いているたつです。
たつさん、ひらくを始めたんですか?
そうですね。もう本当に心を開いて、どんな言語にも向き合っていきたいなと思っています。
いいと思いますよ。
今回は科学系ポッドキャストの日ということで、またいつもの多くの科学のポッドキャストが、同じテーマで話す月に一度のやつなんですけども、
僕たちはあまり更新できていなくて、ほとんど科学系ポッドキャストの日のイベントだけをやっているポッドキャストになっておりますが、今回も元気にやっていきたいと思います。
今回のホストが、そんなに理科の時間Bのよしやすさんです。
よしやす先生ね。
よしやすさんがホストを務めてくださっていまして、僕らの番組にも来てくださったみんな大好きよしやすさんが出すテーマ、これがですね。
気になるの。これ毎回、どなたがどんなテーマを出すのかなっていうのを重ねると、その方が何を考えているのかなっていう、実はこの2、3ヶ月の様子が伺えちゃって、私の勝手な妄想なんだけど、結構面白いなと思って。
そうだね。この企画面白いよね。やっぱりね。
面白い。
みんながそれぞれテーマを出すっていうのはね。
絶対やっぱりその方が今すごく考えていることなんだと思うの。
で、それにさ、みんなが本気で答えるっていうのがまた面白いでしょ。
面白いよね。
なので、今回のテーマですが、前回エーサイナイトのあさみさんが出してくれたアツアツに続いてですね。
アツオのことでしょ。
アツアツに続いて、味なんですね。
もう一回言って。
味覚の味ですね。
味。
はい。
あらま。
よしやさんが味っていうテーマをご賞問なさったってことね。
そうですね。みんなで味についてしゃべりましょうってこと。
その心は?
わかんないですけど、僕はすごい良いテーマだと思うんですけど、たぶんあさみさんがアツアツということで、感覚の中でも圧力とか厚さっていうものをやった後に、やっぱ秋の味覚だから、今度は味でいこうと味覚の方にいったんですね。
僕はカルシウムチャンネルっていうセンサーの専門家なので、今回完全に答えようと思って、しっかり準備させていただきました。
03:03
すごい、たつさん。
真面目にやっちゃうと、ちょっと僕っぽくないので、まず一番最初にですね、軽くどうしても味といって僕、しゃべりたいことがあるんで、しゃべらせてくださいね。
はい。
まずちょっと一つ、最初いきなりなんですけど、謝らなきゃいけないことがあります。
吉安さんがゲストで出てくださったじゃないですか。
僕たちのところで本当に良いトークをしてくださった後に、
楽しかった。
ちょうど発信をしてる頃に、そんなエリカの時間Bの自分の番組の方でですね、人気番組の中で、吉安さんが、私出てますの奏でる際も楽しいので見てくださいと、一度と言わず、二度三度、宣伝してくださった上に、
ぜひお便りを奏でる細胞にも書いてあげてくださいとまで言われたんですよ。
そうそうそうそう。
分かります?
僕がお便り書いてくださいって言って届かなかったら、まだ仕方ないなと思うんですけど、吉安さんが言ってるのに、あれお便りそういえば最近見てないなと思って見たら、全然届いてなくて。
うん。
リンクを押してみたら、使われておりませんってなって、リンクが消えてた。なぜかわからない。
なので誰もお便りを送れる状況になかったのを、最近修正しました。大変申し訳なかったです。
あら、なんかちょっと残念なことしちゃったね。
そうね、切ないね。なんか吉安さんが言ったらさ、結構リスナーさんってついさ、乗っちゃって書いちゃうよ。
あら、なんかすごい申し訳ないこと気持ちだね。
それを、あら、来ないのおかしいなと思って。最後の方に来たのは、チャットさんとだいぶ前に、チャットさんの開くの相手を探してますって言った頃のお便り届いてるんですけど、それからしばらく、数ヶ月間止まってた。
あ、そうだったの。
はい、だから申し訳なかったということで、あの、再開させました。
でもお便り来るかなって待ってた達さんも、かえる君とがま君のがま君みたいでちょっと面白いなと思った。ずっと待ってたの?
ずっと待ってたの?
私あの話大好き。
また来てないなって、見ててほしかったわね。
いやでもそういうことです。で、えっと、そんな感じで吉安さんが優しくやってくださってると、同時に吉安さんの弟子である、愛があるのが当たり前のもぐたんさんね。
もぐたんさんもですね、えっと僕がなんか、ひぐち塾のパトリオットミサイルって僕が彼女のことを表現してしまったらしいんですよ、どこかで。
攻撃力が素晴らしいというか、パトリオットミサイルって愛国心じゃないですか。ひぐちさんへの愛がすごいっていう意味で言いたかったんですけど、そちらが非常に他のところでも盛り上がってまして。
パトリオットって迎撃ミサイルじゃないの?
そうですよ。
あ、もぐたん、何かのコメントに対してパッとコメントをするってこと?
うん。ひぐち塾のパトリオットミサイルって読んだわけですよ、僕として。
いいんじゃない?
それが彼女の番組のほうで盛り上がってたってことと、あとは7日間にわたるですね、ポッドキャスト協会の20周年のセブンデイズポッドキャストリレーっていう企画をされてたんですね。中止になってお疲れ様でしたということを一言申し上げます。
06:11
すごいです。本当に70番組がリレーしちゃうっていうね、それを成し遂げました。
すごいね。
で、味ということで、僕はどうしてもですね、支部長さんのですね、第108回エピソードが支部長さんのすべての味が詰まってて、とにかく素晴らしかったということをお話しさせてください。
カルシブの研究家が人生が醸す味について語るってことね。
支部長さんの良さ、支部長さんの味っていうか、支部長さんってどうしてこんなに熱量がこもってるかっていうことに対して僕はずっと興味を持ってたんです。
で、この度、りょうさんと支部長さんが来てね、そのゲスト回をやるよ、やるよって言ってなかなかちょっと配信できてないんですけど、必ずこの回の後に次回ですね、実習のエピソードで必ず出そうと思ってるんですけど、そんな中で支部長さんが108回のエピソードで子どもが遊べる工作機械っていうのを作ったんです。
おもちゃの工作機械を。このエピソードに支部長さんの真面目さ、本気さ、そしてユーモアも含まれてるところもあって、そして子どもへの愛、工作機械への愛、もっと広くものづくりすべてへの愛みたいなものが詰まってて、うわ、すごいなと思ったんですよ。
支部長さんの回、結構聞いてきましたよ、僕。聞いてきた中でもこの108回、神回でした。めちゃくちゃよかった。
よかったね。
ぜひ聞いてくださいということです。で、その子どもたちがね、支部長さんが作ったおもちゃでみんな笑顔になって遊んでってくれたっていう会場に訪れたポッドキャスターがいました。
どなた?
よしやすさんです。
あ、そうなの。
よしやすさんもものづくり系にいらっしゃることが、僕らのポッドキャスターに来てもらった時にわかったじゃないですか。
そのよしやすさんが支部長さんのところへ訪れて、ポッドキャストコラボが決まったというお話です。
すごいね。
ぜひ楽しみにしてください。
しかし、支部長さんといい、りょうさんといい、れんさんといい、よしやすさんといい、何人いるんだろうね。
ポッドキャストとってお仕事をして、いろんなイベントに行って、イベントを主催してて、一人の体で実はたくさんいるんじゃない?
大丈夫です。そのことに関しては来週のエピソードで僕がスーパースターに例えてます。
あ、そうなの。楽しみ。
そちらも楽しみにしていただければと思います。
よしやすさんが全ての監督ですから。
では、まず味覚トリンプチャンネルというお話を今日はしたいんですけれども、TRPチャンネルって書いてトリンプチャンネルって言います。
これは細胞膜に存在する6回膜貫通型の膜タンパク質なんですけれども、2021年のノーベル賞に輝いた発見になってます。生理学賞ですね。
09:08
細胞の膜にいてこのTRPチャンネル、トリンプチャンネルって僕が呼んでるんですけど、
こちらね、実は前回の科学系ポッドキャストのアツアツの回でエイサイナイトの後半でも取り上げていらっしゃったんですけど、
このトリンプチャンネルっていうのは味と温度をどちらもですね、感受してカルシウムのゲートを上げて、そしてカルシウムを取り込むということで、
細胞が味を感じるとき、そして温度を感じるときに動くチャンネルです。
同じものが味にも温度にも反応するっていうふうに考えていいの?
はい。それでいろんな種類があるんですけど、今ここに表を出してるんですけど、
左がここが10度ぐらい、こっちが50度だから60度ぐらいまでの幅で、今1、2、3、4、5、6、7種類出てるんですけど、
7種類のチャンネルがあるものは低い温度で開いて、10度とかで開いて、30度、40度で開くやつがあって、さらに50度で開くやつがあるっていう感じで、
暑いときにカルシウムを取り込むことによって暑いよって教えてくれるチャンネル、そして寒いときに寒いよって教えてくれるチャンネル、
ほとんど同じ形をしてるんですが、ちょっと形が違うだけで様々な温度で違った種類のチャンネルが開いているという形になります。
で、これの面白いところが低い温度のものに関しては、例えばシナモンとかガーリー、あとはミントでこのチャンネルは開くことがわかってるんで、
例えばミントを食べたときに開くチャンネルと寒いって感じるとこのチャンネルが同じチャンネルを開くんですね。
逆に暑いところっていうのはここにあるチリとかカプサイシンとか辛いものがその暑いところのチャンネルを開くんですけど、
例えば皆さん感じたことがあるかもしれないけれども、ミント味のガムの缶の後に冷たい水を飲むとめっちゃ冷たく感じるみたいに思うときあると思うんですよ。
それは下にある味覚チャンネルと冷たいチャンネルが同じものが一緒に活性化されてすごく強く活性化されるんで、普段より冷たく感じるって感じなんですね。
逆に暑い方のチャンネルと辛子みたいなやつが一緒に加わると、このトリンプチャンネルの高い温度に発現するやつ、
V2とかがそういうトリンプV2とかって言うんですけど、これは辛いものを食べた後に熱いものを食べるとより熱く感じるみたいな感じでそのチャンネルが活性化するようになる。
僕らの体っていうのはそういうセンサーが微妙に同じ種類なんだけどちょっと形が違うのが並ぶことによって、いろんなものを発現することによって、
暑さ、寒さ、辛さ、そしてスースーってするような味チャンネルがあるっていうことなんですよ。
12:00
ここまでだと、ああそうなんだぐらいでわかるんですけど、じゃあノーベル賞になっているの?なんでなっているの?って。
ノーベル賞になった理由としてこのチャンネルが単なる味、単なる温度の感知って思われてたものか、
それだけだったら下の表面とか皮膚の表面とかだけに出てればいい話なのに、全身のありとあらゆる臓器とかに出てるんですよ。
つまり脳にも出てるし、水蔵にももちろん僕が研究して水蔵にも出てるし、腎臓とかいろんな臓器に出てるんです。
だから僕たちは暑さとか寒さとかこういった味っていうのを味覚とかこの手だけじゃなくて血流なども通して全身でいろんなものを感じてるっていうことがわかってきたんです。
僕がこの研究非常に面白いなって思ったのはこの遺伝子の中で一つをですね、M2っていうやつがあるんですけど、
それを富永先生っていう日本の先生なんですけど、水蔵のβ細胞、インスリンを分泌するような細胞の中でノックアウトするマウスを作れるんですけど、
その遺伝子だけを外したんですね。そしたら糖尿病になるんですよ。
つまり水蔵の中で35度とか36度の温度を感知するチャンネルなんですけど、
体温、ちょうどいいくらいの体温を保ってることによってインスリン分泌っていうのは非常に性能が良くなる。
だから寒さとかやっぱ熱が出たりするとインスリン分泌っていうのは乱れる理由の一つに多分こういう温度センサーがインスリンの分泌を調節してるっていうことがね、わかってきた。
だからこの温度チャンネルっていうのは必ずしも味覚とか皮膚とかで誰かと触って、この人あったかい冷たいとかさ、子供の手とか握ってね、あったかいなとかって感じるんです。
確かにそういう機能としても大事だけど、それだけじゃなくてもっと多くのものを伝えてて、もっと多くのものをバランスがとってるっていうことがわかってきた。
その人間の歴史の中で37度くらい、36度8分くらいで発達してきたものであるっていうことではないの?
それをなくしちゃうとうまくいかないっていうのは人間にアジャストしてきたチャンネルっていうこと?
37度って別に人間の温度とは限りません。
トカゲとかは?
トカゲとかだって平穏動物なんだけど、太陽に当たってるときはすごく体温上がるし。
トカゲとかは太陽が当たってるときにインスリン分泌が多いの?
いや、それは知らないな、僕は。
あ、そう?
うん。これの種による発言の差とかは、僕はちょっと今研究はしてないので、
例えば鶏の研究とかの論文を見たらわかるかもしれないけど、ちょっとそこはわからないんだけど、ちょっと他に調べたことがあるのでそっち聞いてもらってもいいですか?
15:02
まずトリンプチャンネルのお話をしたかったんですけど、ここまでわかってもらえる?
まずトリンプチャンネルっていうのは温度センサーとそして味覚センサーの2つとして発見されて、ノーベル賞に至るまでのものになっていて、
味覚と温度が皮膚だけじゃなくて様々な臓器に発現していて、いろんな病気に関わっていて、いろんなところで大事な働きをしているというお話をさせてもらいました。
初めて出てきたときに、私たちが思ってたことがちゃんと科学で証明されたっていう風に喜ばれたのよね。
例えば辛いものを食べると熱く感じるし、ミントを食べると冷たく感じるしって、
実は全く違うところで違う反応が起きていると思いきや、同じチャンネルだったんだよっていう話ね。
あ、そうそう。
あ、なんだ私たち知ってたじゃんって。
いやいや、知ってたかどうかはノーベル賞で見つけるんだけども、同じチャンネルだったっていうのがやっぱり本当だったのねって思って、
生活とか感覚が科学で証明されたって思って嬉しい発見だったなっていう風に思ったよ。
その味覚っていうものと温度っていう感じる、カルシウムっていうところで僕がつながってるっていうのが、
僕の研究とすごくつながってて、これすごく面白いなと思ってて、
直接糖尿病に関わるっていう論文もその中から知ることができたときに、
この世界観っていうのはすごく面白いなと思ってて、
実は僕が研究しているカルシウムのセンサーもこの温度のチャンネルとくっつくんです。
なので、僕が研究しているのはインスリンの波を研究しているんですけど、
この波を大きくしたり小さくしたりするのにこのトゥリンプチャンネルが関わっているっていうことを僕は掴んでます。
で、もう一つ非常に面白いポッドキャストの同じ回のときにですね、
ポッドサイエンティストの佐藤さんがですね、なんとオルファクトリって言うんですけど、
臭いときに僕ら体に塗るやつ、匂いを取るやつ、デオドラントって言うじゃないですか。
デオドラントっていうのは匂いを消すので逆に匂いの感じに関してはオードラントって言うんですよ。
このオードラントの匂い、嗅覚のセンサーっていうものが実は血圧に大事だったっていうお話をされてたんですね、
熱々の回で佐藤さんが。
で、この研究すごく面白くて、男性と女性で女性の方が血圧って低いんですよ、全般的に。
でも非常に高齢になってくると男女差がなくなってくるんで、それが女性ホルモンに関わってるって言われてるんです。
で、この女性ホルモンのレセプターっていうのと匂いレセプターっていうのがどっちも7回膜貫通型の、要はGPCRなんですけど、
僕の大好物のやつなんですね。
さっきのは6回膜貫通型だったじゃないですか。
18:00
これ7回膜貫通型なんですけど、これねカルシウムではなくてサイクリックAMPの方に行くやつなんですけど、
これもセカンドメッセンジャーと言われてカルシウムと同じように様々なシグナルを動かします。
ここ解説入れなくていいの?達さんがなぜ7回貫通型で燃えるか、6回貫通と違うかって言うと、
7回貫通の場合は細胞の内と外に手を伸ばすことができるってことでしょ?
一番端っこが大事だとしたらね。
外の膜貫通型も、
外とのコミュニケーションがあるって思っていいの?
そうですよ。どのループもフォシフォリレーションしたり。
達さんがなぜ7回が好きなの?かっこいい。
7回貫通型が好きだって言うのはなんで7回が好きなの?
7回貫通型というのは、
僕は、すごい話が長くなるけどいい?
楽しいじゃん、それ。
12回膜貫通型から研究をし始めて、次に10回膜貫通型を研究したんです。
その中で急に出てきたのが、11回膜貫通型のやつが出てきて、奇数だと思って、その時にちょっと燃えたんです、僕は。
他のファミリーはみんな10回膜貫通型なのに、彼だけ11回膜貫通型で、
その11回膜貫通型の11回が結構大事なところを、
まるでマイケル・ジャクソンがあそこを押さえる時のようなポーズで、
ここの大事なところを押さえることによって活性を変えてたんですね。
そのスポットで本当はカルシウムをトランスポートするところを、
最後の11回1本、腕多いぞこいつと思った。
その11本があそこにパオッと押さえてて、
それで膜の通化を活性化させてたやつに出会って、
それがめちゃくちゃ糖尿病に大事だっていうところで、僕は結構盛り上がったんですね。
で、膜タンパク質の世界を広げていったら、
7回膜貫通型に出会いまして、
彼らはですね、2両体とか4両体とか、つまり、
キスのせいかわからないんですけど、
ちょっとね、自分1人で仕事をするというよりは、
そのなんか片側外に出てて、片側内側に出てるから、
もう1人とかもう2人集めて、4人ぐらいでチームで仕事をする方々なんですよ。
より戦うときのフォーメーションが複雑なんですね。
面白い。
なので、わからないことも多いし、
ストラクチャーそのタンパク質1人だけ追っかけても見えてこないんです。
この人と仲良いタンパク質はこれだ。
この人と仲良いのはこれだっていうのを、
いろいろ視野を広げてみて、やっと働きが見えてくるっていう感じ。
ただやっぱり最近そういうの見えてきたって感じ?
そうなんです。
私たち学生の頃って1個だけ追いかけてたから、
21:02
チームプレイってあんまり考えてなかったね、私そういうものに対して。
だから、たくさんの最近の話をよく聞くにつれ、
少しずつ私のマップも変わってきてるのね。
生物の特にマックタンパク質ってものに対して。
さっきのパオの話、すっごい良かったと思うよ。
マイケルジャクソン出しましたけど、
彼らね、より手が長ければ長いほど、
ストラクチャーが決まんないというか、
自由に動ける稼働域が多いので、
いろんな動きをします。
そこをどう読み解くかがめちゃくちゃ面白いんですよ。
そういうことが面白いんじゃないの?科学ってたくさんこれ。
聞いてる方たぶんイメージすごくしにくくて難しいから、
聞かないのかなって思ってたんだけど、
そうじゃなくて、私こう科学系のポッドキャストで
サイエンティストが話すっていうのはすごい大事なことで、
どうして興味持ったのかなとか、
私たちにとっては同じように思えるようなもの。
マクタンパク質の一つなんでしょって思うことが、
一個一個違うんだよ。
それぞれ役割があるんだよ。
さっきのこのトリンプチャンネルだって7つあるんだよ。
それぞれいろいろな色があって、姿があって、
形があるんだよってイメージが出てくるじゃない。
例えばミントを感じするんだよって言うと、
なんとなくグリーンな感じよ。
青っぽいね。青っかったり緑だね。
カプサイシに反応するのは赤いよねとか、
そういうイメージって嘘じゃないと思うのね。
そういうイメージを科学者だって持って、
自分のイメージと実験の出てきたデータを重ね合わせて、
より深くイメージを広げていくわけよ。
ちゃんと物語を、ちゃんとエビデンスに基づく物語を作ってるわけ。
私そういうことは、これから科学する人にも、
今、科学に興味があるなって人にも語っていかなきゃいけないと、
とても楽しいことだと思う。
私はそういう話を聞くのはとても大好きだから、
さっき6回貫通と7回貫通で、大好物は7回貫通でって言った時に、
私は見逃しません、そういうお話。大好きです。
6回も好きなのよ、もちろん。
4回膜貫通型も好きだし、1回で素晴らしいのもいるから。
ただ膜蛋白質っていうものが僕は好きなんですけど、
今、あえて1番好きなのは何回って言われたら、7回ですってことですね。
だから今、2024年の段階の多数のトレンドは、
7回貫通型膜蛋白質だってことでしょ。
その通りでございます。
いいじゃない、これ。
あと20年後とかに思い起こすのよ、
あの時俺は7回貫通型が好きだったなーって。
Gタンパク質とカップリングしてたなーみたいなね。
いいじゃない、青春だったなーって思うんだよ。
いいじゃないの。
ありがとう、ありがとう。戻ってもいい?
どうぞ。
さっきのトゥリンプレセプターはさっき言ったように、
7種類を冷たいやつからあったかいやつまで7色があるっていう。
確かに美しいよね。
匂いも匂いレセプターとしていっぱいあって、いろんな種類があるんですよ。
24:03
例えば人と犬とかで比べると、犬の方が6倍くらい種類が多いんです。
レセプターが多いと、つまりよくキャッチするってことね、匂いはね。
いろんな匂いもキャッチできるし、人が感受できないのも感受できるんですよ。
レセプターっていう概念すごい大事よね。
私大好きな考え方。
さっきの話と一緒になるんですけど、匂いレセプターとエストロゼンレセプターの形が似てるって言ってたんですけど、
この佐藤さんが紹介してくれた匂いレセプターっていうのは、落参とかをね、感知できるようなレセプターなんですよ。
匂いレセプターっていうんだから鼻に発現してるんでしょって思うでしょ?
思う思う。鼻の中とかさ、鼻毛の、鼻毛の間とかさ、そういうところにあるのかなって。
さっきの温度レセプターもなんか出てそうなのって、味覚だから舌とか、皮膚とかって言ってたけど、全身に言ったでしょ?
同じように脳にも出てるし、目とかにもあるし。
匂いレセプターが…
各臓器にあるんです。腎臓とか、膵臓とか。
面白いね。
面白いでしょ?
とすると、ある時に匂いを感じた時とか、そういうものの濃度が血中で高まった時に、体は全身で感じてるんです。
それは何?人間が人間になる前は何?ネズミみたいな小動物だった。それよりももっと前、太古の海に浮かべし生命体だった頃にあったってこと?
そう。つまり僕らの細胞っていうのは、ここの細胞だからこれを感じることができる。この細胞だからこれをより感じることができるっていうのはあるかもしれないけど、その子以外の細胞もいろんなものをキャッチしてるんです。
面白いね。
自分の全身よく考えてみたらさ、臭いって思ってる時、鼻が臭いんじゃなくてさ、全身鳥肌立ってたりしない?
私なんかすごい日本に敏感じゃない?
そうでしょ?
ねー、思うよね。
で、それがホルモンとかフェロモンとか女性ホルモンとかのレセプターと似てるから。
やっぱフェロモンなんだ。
そう。だから女性の何かみたいなのって染み出すっていうか。
いやさ、私たち臭いレセプターがあんまり発達してないわけじゃん。人間っていうものはさ。これものすごく発達してたらだよ。草むらなんて歩けないよね。昆虫ガタスフェロモンとか、そういうのも感受しちゃうわけでしょ?
これ大変なことよね。良かったね。
犬の嗅覚を持ってなくて、逆に良かった。
逆に良かったと思ってるよ。私本当に。
ユリカさん実際めちゃくちゃ。
犬並みだよね。私ね。
めちゃくちゃ敏感なんだね。
北40度の匂いを嗅ぎ取れる自信があるからね。あ、ここは北40度だって。特に秋の日ね。
秋の日の。
秋の日の。
の味ってことでしょ?ちゃんと繋がってきたじゃん。
秋の日のって言って今ね、吉谷さんの顔がね、頭に思い出したのよ。吉谷さんもしかしたら私のこの嗅覚を、味覚から嗅覚を引き出したかったのかなって。
27:06
吉谷さんありがとうございます。私吉谷さん伝えてないよね。北40度の匂いを嗅ぎ取れるっていうね。
ありがとうございます。
そこに繋がっちゃうのか。
もっと言うと、実は視覚で感じている波、そして耳で感じている聴覚として聞こえている感覚もとかの動きも、非常にカルシウムとか今言った7回膜貫通型のプロテインによって様々なことを感じているわけですよ。
だから秋は、より一層感じるためにはこの五感をですね、研ぎ澄ましていただきたいんですね。
だって美しいでしょ、秋って。
今思ったのは、いろいろな電子機械っていうものを一旦オフにする時間って必要かもね。
一度ね。
野生に戻るっていうか、山歩きするだとかさ、海の音を聞くとかさ、必要かもね。
木に散策したくなるのはそういう気持ちかしらね。
視覚で言うと、このスクリーンが出しているブルーライトとかって、実は僕たちの興奮状態を上げるんです。
でもそれをずっと見てると、ずっと興奮状態になることによってアップダウンがなくなっちゃって、本体感じるべきものを感じれなくなっちゃうんですよね。
そりゃあよね。
だからやっぱり切るときは切って、そして自然の中でね、大事なものを感じながら生きていく。
秋きぬと、目にはさやかに見えねども。
その話?
そうじゃないですかね、これ。
上手いこと言うね。
風の音にぞだから聴覚の話になってしまうけども、味覚も嗅覚も高めてですね、秋を存分に楽しんでくださいというところですよ。
古今和歌集からね。
秋きぬと、目にはさやかに見えねども。
風の音にぞ驚かれぬる。
私これ大好き。
秋が来たなと目にははっきりと見えないんだけれども、風の音でほって思っちゃうっていうやつね。
いいよね、これ。
いいね。
いいでしょ。
これ大好き。
いいね。
全部持ってかれたね、今ね。
ユリカンさん、最高でしたね。
はい、ということで、今回のカナデル細胞、ヨシアスさんの味という。
まさかヨシアスさんが私にここを思い出させてくれるためにここをね、選んだとはありがたい。
僕の専門の細胞、様々な細胞が本当にいろんなセンサーを持っていて、実は鼻だけじゃない。
なにこの、なにこの。
耳だけじゃない。
コキンワカシューはそういうことも私たちに知らせてくれてるわけ?
フェロモンとかホルモンとかっていうもの、耳、鼻、口、全身で、多分今までそれの声をね、僕たち自分の体に聞いてこなかったんですよ。
30:09
その声ちゃんと聞いてみたら、僕ってこんなにいろんなものに感じてるんだと。
秋というものを実は足のつま先の本当に、端の端から全身で秋っていうのを本当は感じていたんだ、それを忘れていたよ、ありがとうヨシアスさんっていうのが多分この回なんじゃないですかね。
そういうことね、ありがたや。
ということで、今回も。いいですかこんな感じで。
いいと思います。
楽しかったですか?
楽しかったです。
僕はものすごく楽しかったんですけど。
楽しかった。
私は深呼吸若衆にぞ驚かれぬる。
でも本当に今の研究が進んでいくと、この辺のセンサーが全部ですね、ミトコンドリアの動きとかエネルギーの動きに関わっていて、
そして様々な排出物とかにも関わっていて、血流とかにも関わっているので、ものすごく若返りに関わってくるところなんですよ。
だから視覚、聴覚、嗅覚、味覚、その辺がですね、全身のそのセンサーっていうのは本当に血流とかいろんなものを調節してて、朝にはここが活性化し、夜にはここが活性化しっていう感じで一日のリズムを作ってて、
だから日々のね、ちゃんと朝に目覚めて、夜に寝るっていうサイクルっていうの崩れてしまうと若返りにとっては邪魔な存在になるので。
若返りっていうか、大人とか年をとっていくときに必要だって思うかもしれないけど、実は本当に子どもっていうのがそういう生活習慣だったり、自然と共に暮らすだったり、
この五感を実際の体を動かすことだったり、外遊びすることで作っていくっていうことも示唆してるよね。
子どもたちが自然で育つってことの大事さも示してくれてるんじゃないかなと、ちょっと科学教室の算数らしいことでもまとめてみました。
若返り若返りって言うとなんかいやらしいじゃない?
いやらしくないよ。そんな早野さんがいやらしいみたいに言わないでください。
そうだけどさ。
いつも若返り言ってるんだろう。
なんか私それに食らいつく自分もさ、ちょっとさ、恥ずかしいお年頃なのよ。
でもそうだよね。子どもたちだけに重要なわけではなくて、一緒にいる親もね。
大人たちだって自然っていうものがすごく大事なわけで。
もう一度自分のサイクルを回すっていうのかな。
私子育て、子ども3人育てるときに、少し離れて子どもを育ててたから、年5とかじゃないから私の場合は、毎度毎度若返るって言葉は変なんだけども、もう一度自分の感覚器がよみがえるっていうのかなのを味わった。
リセットされるって感じ?
一人目産んだときに、子どもに戻れるんだ私もってすごい思ったし、二人目産まれたときも、もう一度戻れるんだ私がね、私が子ども時代にね。
33:07
子ども時代を一緒に過ごすって感じね。
そうそうそうそう。で3番目のときなんてやっぱり年が経てたから、一人目二人目のことなんかもうすっかり忘れちゃってて、今3番目とともによみがえり中、私。すっごい楽しいだから。
実は僕もですね、リセットに近いというか、やっぱり子どもが生まれていろいろ大変だなって思ったときに、初心に戻って、赤ちゃんと一緒に子どもたちと一緒に階段を、子どもたちが階段を一歩一歩登っていくときに隣で一緒に登っていけば、僕も前に進んでいけるって思うんですよ。
10歳くらいまでそう思うの、でも11歳くらいになってくると、子どもたちが駆け登るスピードが速すぎて追いつけなくなっちゃって。でもちょうど上手いく前に次の子どもが私を奪えば行ったから、また一緒に遊んでるんだけど。楽しいよね。
そうそう。そういう楽しみもあるよね。
でもやっぱりね、私そのときも目にはさやかに見えねどもっていつもこの言葉が頭にいつも入るのよ。目にははっきり見えないんだけど、何か感じるよねとか、何か思うよねっていうのをすごく楽しんでるんです。だから私この若葉大好きなの、ずっと。
いいね。
秋とは言わず、この言葉は好き。
本当ですね。だから今回僕も外に出て、秋の風に吹かれて、何かおいしいものを食べなきゃいけないなとすごく思ったんで、とても良かったです。
早速栗広にでも行きましょうか。
そうですね。いいでしょうか。
最後まで聞いていただいてありがとうございます。科学系ポッドキャストの日は多くの科学番組がですね、同じテーマで発信してますので、素晴らしい番組ばかりですので、ぜひいろんな番組、科学系ポッドキャストの日、味のテーマでね、しゃべってる番組をぜひ聞いてみてください。本日も最後までありがとうございました。
お相手は科学教室の先生、たつと。
ゆりかでした。
バイバイ。
バイバイ、せいこ。
35:25

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