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2022-07-18 28:57

#140 日本未上陸!海外の未来キッチン家電

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実は日本は「家電のガラパゴス化」が著しい国。海外に行くと、なぜか日本だけ家電が独自の進化をしていることに驚くことが多くあります。例えばANOVAの「Precision Oven」は

日本では珍しい「水だけで過熱水蒸気調理」してくれるオーブン。庫内にはプローブ用の端子があり、肉の中心温度をチェックしながら調理ができます。

このプローブ端子内蔵のオーブンは欧米の高級オーブンでは結構多いんです。

まだ日本では発売されていない未来のキッチン家電をご紹介していきます!

・それぞれのおすすめ商品を紹介します。

●ご紹介した内容は番組HPで https://kaden.pitpa.jp/podcast/140/

●プレゼント企画

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●公式Twitter エピソードの更新やお知らせは公式Twitterをご覧ください。

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<制作>

家電ライター:倉本春

MC:池澤あやか

プロデューサー:富山真明

制作:株式会社PitPa

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今週のテーマは、海外の未来的キッチン家電、池澤彩香と家電ライターの倉本晴さんでお送りします。
よろしくお願いします。
海外のキッチン家電、いろいろ出てると思うんですけれども、日本ではまだ流通していないものも結構ありますよね。
そうなんですよね。実は日本って家電が独自の進化を遂げている、家電のガラパガス化というのが著しい国なんです。
海外に行くと、なんでか知らないんですけど、日本だけ家電が、仕様がまず違ってたりするんですよね。
それで結構驚くことが多いです。
へー。
倉本が今、すごく欲しいなと思ってて輸入を考えているのが、低温調理機の走りで有名なANOVAというメーカーが出しているプレシジョンオーブン。
名前の通りオーブンなんですけれども、日本では珍しい、シャープのヘルシオぐらいしか出していない水だけで加熱水蒸気調理してくれるオーブンなんですけれども、
嬉しいのがですね、庫内にプローブ用の端子があって、肉とか食材の中に温度計をぶっさすと、肉の中心温度を測りながら温度を管理してくれるという機能があるんです。
ああ、確かに日本のものだと、なんか表面温度をセンサーで見てっていうものが多いですよね。
そうなんです。日本は基本的に赤外線センサーとか湿度計センサーとか、そういうものになるんですけれども、
海外はもうもっと物理的に温度計させちゃえっていう、そう、ブスッと。
今、アノーバーのオーブンを例に出しましたけど、結構向こうの高級オーブンってこの温度計付きのオーブンって多いんですよ。
でも日本のメーカーって大手どころはどこも出してないですよね。
確かにそうですね、結構特にアメリカはお肉に対してのこだわりがすごい印象があって、やっぱり固まり肉を焼く技術が高いような家電がたくさん出ているのかなと。
このオーブンに限らずキッチン以外でもやっぱり冷蔵庫も洗濯機もやっぱり独自の進化を遂げていて、なかなかこれが面白いんですけれども、
全部を言っていくと大変なので、今日は海外では見かけることもあるけど、まだ日本では発売されていない未来的キッチン家電、キッチンに特化して家電の進化についてお話ししたいと思います。
すごいワクワクしますね、結構。
まだ日本では売ってないんですけれども、たぶん今後進化していったら日本のメーカーも機能を取り入れたりとか、日本にも輸入される可能性はあるんじゃないかなと思っております。
楽しみですね。まずはどんなキッチン家電がありますか?
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キッチン家電、最初にお話ししたいのは電気調理鍋。
日本でもいろいろ、それこそヘルシオのホットクックとかいろいろ出てますよね。
そうなんです。池谷さんもホットクックかけますもんね。
日本でもこの数年すごいブームになってきて、一般的な家庭でも入るようになったんですけれども、日本の中で特徴的なのはやっぱりシャープのそのまさにホットクックですよね。
自動で混ぜるっていう機能がついているのが他にはなかった。
目から鱗的な機能だったんですが、海外はこの数年ちょっとずつ増えているのが、混ぜるんじゃなくて、ブレンダー機能を搭載した電気調理鍋なんですよ。
ブレンダーっていうのはミキサー。
なるほど、確かに。刻むのめんどくさいですよね。
そう、もう刻むまでやっちゃおうっていう。
ブレンダーって基本的に刃がそこまで鋭くないものが多いんですよ。
どちらかというと潰すようにして、高速で潰すことで食材をペースト状にしたりするので、要はゆっくり回転すれば混ぜることもできるっていう。
なるほど。
なので今まで混ぜるのはヘルシーホットクックの独壇場って感じだったんですが、このブレンダー機能付きだったら混ぜるもできるので、あれちょっとシャープさん大丈夫ですかっていう感じで。
なるほど、確かにそこか。
そうなんです。
ミキサーのブレードの部分がゆっくり回転するようなイメージですかね。
そうすると混ぜられるし、高速回転すれば刻むこともできるっていう素晴らしい。
ホットクックって池谷さん使ってるからわかると思うんですけれど、蓋の部分に混ぜユニットがついてるじゃないですか。
海外のブレンダー機能ってそこについてるので、蓋を開けた状態でもブレンドできる。
確かに様子が見れるんですね。
そうなんです。様子見ながら動くところも見られるっていういろいろいいところ総取りの機能になっております。
そんな機能ばっかり言っててもあれなんで、代表的な製品というとやっぱり一押ししたいのはドイツのすごい巨大家電メーカーであるフォアベルクさん。
ここのサーモミックスTM6っていうのがですね、とにかく未来的、何でもできちゃう。
さっき言ったように刻むからできるし、加熱ももちろんできる、混ぜるもできる。
これ何がいいかというとですね、アクセサリーを変えることでこねるもできるんですよ。
今写真を見てるんですけど、ミキサーの上に鍋が乗っかったような不思議なデザインをしてますね。
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基本的な本体部分は白い樹脂状の液晶画面の上に細長い筒型のポットみたいなのが、金属ポットみたいなのがついてて、これが基本標準セットです。
これに鍋を乗っけることで蒸し機能になります。
見てる写真は蒸し機能用の鍋を上に乗っけたところの写真になります。
なるほど、上にいろいろつけれるし、このミキサーっぽい部分だけで料理することもできるんですね。
できる。これもうね、本当にすごいんですよ。計量機機能もついてるんです。
なので、例えばレシピを見ながらですね、ニンニク20g、小麦粉何gっていうのもこれ一つでできちゃう。
加熱もですね、発酵もできます。
パン作りもこれがあれば発酵からこれもできるので、パン作りのタネも生地もこれで作れちゃうっていうのと、個人的にはですね、すごくこれいいなって思ってるのが、カラメル調理ができるところです。
カラメル調理というのは?
カラメルはプリンに使うカラメルも作れますし、蓋を開けた状態でかき混ぜながら炒め物ができるので、玉ねぎを飴色に炒めるっていうのもできるんですよ。
一応ですね、ホットクックっていうのも炒め物はできるんですけれども、あれって蓋を閉めながらじゃないと混ぜてくれないので蒸気が逃げないんですね。
そうすると玉ねぎを炒めようとしても蒸気でシャバシャバになってしまう。
要は飴色のカレーに使うようなペースト状の飴色玉ねぎっていうのが作れないんですけれど、これでしたらカレー作るときも深みのあるカラメル玉ねぎが作れるっていう。
あーなるほど。
私カレー作るときにだいたい1時間ぐらい玉ねぎ混ぜるんですけど、それが自動でできるっていう点で、それだけでもこれ買ってもいいぐらいすごく気に入ってます。
私飴色玉ねぎするのに無理やりホットクック使ってますね。
ほんとですか。
炒め機能めっちゃ長時間やって、たまに手動で混ぜて1時間に1回ぐらいやってます。
全部自動でってわけにはいかないところが残念なところなんですよね。
こちらですね、また未来的なところで本体の下の方に液晶ディスプレイがあるんですけれども、これが6.8インチの結構大きめのディスプレイなんですけれど、なんと6万点以上のガイド付きレシピを搭載してます。
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とにかくもう多分全部はレシピ作れないっていうぐらい大量のレシピが入っていてですね。
これもちろんWi-Fiでつながってるのでレシピのダウンロードも可能です。
公式サイトも英語あるから英語で表示してくれたりもするんですかね。
そうですね。英語での表示もできます。
一応日本でも並行輸入をしている個人とか小さいところでやってくれるところもあるんですけれども、そういう場合電圧とかが違うのでそのあたり変圧計を必要としたりとかですね、いろいろめんどくさいことがあるんでアダプターの形も違うのでなかなかこれ個人で輸入して使うっていうのがめんどくさいんですけれども、
そのうちちゃんと大手が輸入してくれるといいなと思っております。
熱を発する機械ってかなりここら辺がシビアですもんね。
変圧計がちゃんとしてないと火事になる危険性もあったりするので、そういう意味でも輸入するときはすごく気をつけてほしいところではあります。
そしてこちらですね、お料理ロボと言われるぐらいとにかく高性能なんですけれども、結構値段もお高いですね。
なるほど、いくらぐらい?
大体日本で輸入したら20万以上するぐらい。
するので、気ながり日本にちゃんと来るのを待ったほうがいいんじゃないかなと思っております。
確かにそれはね、ちょっと手を出しにくいかたくたですね。
それで変圧間違ってショートして壊れた日にはもう泣いても泣ききれませんからね。
そうですね、ちょっと日本にこれは来るのを気長に待ちましょうということで。
はい、待ちたいところです。
他にはどんなキッチン家電に注目してますか?
この数年結構私が注目しているのが冷蔵庫です。
冷蔵庫って結構日本だとカメラがついたりとかそういったね。
そう、今年からカメラ付きのIoT冷蔵庫っていうのが日本でも増えてるんですけれども、
冷蔵庫のIoT化といってもですね、海外の場合大きく違うのが、海外の場合大体冷蔵庫に液晶画面をつけるんですよ。
IoT化したとき。
え、何を?
冷蔵庫って絶対冷蔵庫、キッチンにある上に、かつキッチンの中でも結構大きいスペースを取るじゃないですか。
そうですね。
で、ドアが広いっていうことで、冷蔵庫の家電に液晶画面をつければそこそこ大きい液晶画面つけられるんじゃないみたいな進化をしたのが海外IoT冷蔵庫でですね。
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で、もう大きい液晶画面をつけられるんだったら、じゃあ家中の家電を動かすハブとして冷蔵庫を使ってしまおうっていう。
それはスマートスピーカー的な役割。
そうなんです。スマートスピーカーはスマートスピーカースピーカーで各部屋に置きつつ、そのハブとして冷蔵庫を使おうみたいな動きが海外メーカーには増えてるんですね。
ということでですね、海外の場合は冷蔵庫なんだけれども、ロボット掃除機とリンクしてたり。
え、なるほど。ちょっとまだ理解ができてないです。
日本もシャープさんはやってるんですけれど、例えばその洗濯機が終わったとしても、遠くの部屋にあるとキッチンで作業してたら分かんないじゃないですか。
そうすると洗濯機が終わったら、冷蔵庫のスピーカーから洗濯終わりましたよみたいなことを言ってくれたりとか、そういうことをしてくれたりする。
なるほど。
今まではですね、こういうのいろいろできますよと言いつつも、コンセプト製品が多かったんです。
海外の家電展示店に行くと、展示はされてますけど、これ製品じゃなくて今後こういうのを作りたいです、まだ製品化してませんっていうのが多かったんですが、
最近ですね、韓国のサムスンさんがビスホークインフィニティっていう家電ラインを出しまして、その冷蔵庫が液晶付きで家電のホームスマートハブとして使える機能がつきつつ、ちゃんと注文販売にはなるんですけれども製品化しております。
結構見た目は白いオシャレな普通の冷蔵庫に見えますけど。
注文販売なので色は変えられるんですよ。
そうなんですか。
これフォードア式の左右で開くフレンチドアタイプで、上のドアと下のドアで分かれてるんですけれど、上と下の色を変えたりとかの選択もできたりして、すっごいオシャレなんです。
オシャレですね、すごくシンプルでモダンなお家に合いそう。
そう、箱って感じ。冷蔵庫っていうよりパッと見ると液晶画面のついたキャビネットみたいな棚みたいな感じですね。
これ液晶どこついてますか?
右上の扉についております。
右上の扉の中?
表なんですけれども、パッと見ちょっとつくまで分からないようになってるんです。
そこら辺もオシャレなとこなんです。
よく見るとあるんですけれども、声をかけると点灯して分かるようになります。
これ全然分かんない。すごいなんか画面がついてると、すごいちょっとダサくなっちゃうのかなって思ったりしたんですけど。
そこら辺はね、韓国の浮遊層向けの冷蔵庫ってみんなそういうところをオシャレに作ってあるんですよ。
そうなんですね。
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こちら冷蔵庫をハブにするということで、今のところ同社のオーブンとかスマートフードとか食洗機とかと
現在まだ24製品ぐらいしかないんですけれど、24製品と連動しております。
もちろん家庭用のスマート機器なので、声で食料品足りないものの買い物表、リストを入れていって
買い物出る前に表示させたりとか、スマホにリスト送ったりとか、音楽再生させたりとか、天気チェックしたりカレンダー出したりとか
AlexaとかGoogleさんのスマートスピーカーとかでできるようなことはほぼできます。
そこそこ大きい液晶画面なのでレシピを表示したり、動画を流しながら料理したりとかもできるっていう意味で
すごく冷蔵庫に液晶ついてるっていうのは使いやすいと思いますね。
なるほど、確かにそうですね。動画流しながら料理したりとか、特にリビングとつながってないキッチンだとかなり閉塞感があったりしますけど
こういった動画を個人で楽しめるようになるとかなりQOLが上がりそうですね。
そうなんですよ。特に日本のキッチンって狭いところに家電置いたりなんだりで、作業スペースなかったりするんですけれども
スマホ見ながらって言っても、スマホどこ置くんだっていう感じに。下手なところ置くと水に濡れちゃったりとか汚れちゃったりするんですけれども
冷蔵庫なのでそういう心配もないっていう、いろいろ冷蔵庫をハブにすることでメリットはいっぱいあるんですよね。
あとですね、以前の冷蔵庫の回でも挙げたんですけれども、こちら冷蔵庫の中を管理する機能もついております。
本当ですか?
フードAIっていうんですけれども、前冷蔵庫の中の食材を管理するの回で言ったんですけれども
海外って冷蔵庫の中を写真撮るだけではなく、その写真からどの食材が残っているかっていうのをAIが判断して
ちゃんとリストとしてスマホとかに送ってくれる機能を今開発しているみたいなことを言ったんですけれども
こちらのビスフォークはまさにフードAI機能がついてます。
へー、なるほど。
冷蔵庫が今ヨーグルトあるよとか、卵あるよとかっていうのをちゃんとそれを把握できるようになってて
何だったら食材これがあるからこういう今日の夜ご飯はどうですかっていうレシピ提案までしてくれる。
めっちゃありがたい、それ。
日本はいろいろそういうAIの開発はしたけれども、なかなか実用化までいかないから
もうカメラでとりあえず見せるから人間が頑張って食材を管理してくださいみたいな方向に今はなってるんですけれども
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ビスフォークに関してはちゃんともっとスマートな段階までいっております。
へー、どれぐらいの精度があるか気になりますけど、確かにそうですね。
このあたりはさすがに私も試せないので、一応そういう機能があるよっていうところまでしか言えないんですけれども。
気になりますね。
気になりますね、本当に。
そこでレシピ提案された時にレシピを選ぶと、連動するオーブンとかでこのレシピだったらこの温度、この加熱時間っていうのまでちゃんとやってくれる。
もう本当に絵に描いたようなIoT、スマートな料理。
確かに。
本当に未来的なものになっておりますね。
あんまりこう家電と家電がつながってうまく連携するというイメージがわかなかったんですけど、確かにそういう冷蔵庫の中身とオーブンの連携とかだったらありそうかなっていう。
そうなんです。
意味になってきました。
日本も将来そういう風になるのかなと思うんですけど、今のところまだその兆しがないですね、残念なところに。
そうですね、シャープサーぐらいですかね、結構連携を考えていらっしゃる。
そうですね、それもでもそこまでの連動感はないですね。
確かに。
なかなか、まあでも今後に期待で。
そういう話とちょっと連動するんですけれども、最後に紹介したいのは海外のキッチンAI。
キッチンAI。
はい、家電間の連動とかですね、ちょっとした電気調理鍋とかでもWi-Fiにつながってたりして、スマート電気鍋なんて言われたりするんですが、
日本の場合どうしてもこれ、例えばシャープさんだったらシャープがAIを開発してみたいなことになっていて、
そうするとどうしても一つのAIが一つのメーカーでクローズドなAIになってしまうじゃないですか。
そうですね、日本のIoTの良くないところとして、
そう、囲い込みが。
囲い込みがあって、このIoTメーカーとこのIoTメーカーはつながらないけど、全部シャープで揃えるとつながるとか、そういう。
そうなんです。だから、例えばトースターだけは別の買いたいって言っても、でも将来的にこれIoTでつなげたいとしたら、
IoTついてる同じメーカーじゃないとダメなんじゃないかとか、デザインで選びたいとか機能で選びたいって言っても、もうメーカー決め打ちになってしまうんですよね。
そうなんですよ、それ嫌だなってずっと。
で、最近ですね、海外はこのキッチン用の家電に載せるAIが、サードウェアパーティー製のAIが増えてきております。
へー、それは良い流れですね。
はい。例えばですね、アメリカで電気調理鍋っていうと、だいたい皆さんインスタントポットっていう、日本でも今このインスタントポットシリーズ、夜のテレビショッピングとかで売ってたりするんですけれども、
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このインスタントポットシリーズ、上位モデルはWi-Fiでつながるインスタントポットプロプラスっていうのがあるんですけれども、これに乗っかってる調理AIがですね、アイルランドのスタートアップ企業が開発したドロップキッチンOSっていうものになります。
へー、OSということは本当にいろんな企業の家電のオペレーティングシステムとして開発されてるんですかね。
基本的にはブリッジングだけではなく、調理家電を動かすOSとして動いてるんですけれども、OS上にブリッジング機能もついてるっていう感じですね、どちらかというと。
もちろんアメリカのインスタントポットだけじゃなくて、ドイツの巨大家電メーカーであるボッシュとかですね、アメリカで言ったらGEとか、韓国のLG電子とか、いろんな大手企業もこのドロップキッチンOSをキッチン家電に組み入れてくれてます。
へー、それはすごい。
このOS同士だと連携が可能です。
へー。
電気鍋、単体の調理とかじゃなくて、計量機とかも実はこのOSと連動する計量機があってですね。
一つレシピを入れておけば、このOSと連動した計量機からミキサーでオーブンで加熱までみたいな感じで、一連の作業を一つのOSで一つのレシピで連動して次々と引き継いでいけるっていう。
便利。
すごく本当に便利で、まさにスマートな使い方ができるんですよね。
面白いのがこれ、レシピ翻訳機能もあるんですよ。
じゃあいろんな言語に対応してるってことですか。
そう、ドイツ語でレシピが上がってるのをアメリカの調理家電使ってる人が英語にして読んだりとか。
残念ながら日本のメーカーが取り入れてないので日本語への翻訳機能はないんですけれども、将来的にもしかしてスタートアップさんがこのOS入れた調理家電を入れてくれれば、
日本語対応してくれれば世界中のレシピを日本語でもできるようになるかもしれません。
それ面白いですよね。
いろんな国の料理を旅しなくても食べれるようになるかもしれないですね。
今だいたい全世界的にサードウェアパーティーのキッチンOSっていうと、このドロップっていうのも有名なんですけど、もう一つイニットっていうアメリカのメーカーっていうか会社が作ってるキッチンOSがあってですね、このイニットとドロップで人気を2分してる感じになるんですね。
そうなんですね。
このイニットさんは今のところ特に翻訳機能は今はないんですけれども、例えば食材を入れると、この食材だったら対応してるこの機械だと加熱時間はこれぐらいがいいんじゃないかみたいなところをユーザーの好みを反映して計算してくれます。
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例えば野菜はクタクタ煮たほうがいいっていう人だったら野菜の調理時間を長めに設定してくれたりとかですね、ユーザーの好みを反映してくれるAIが超賢いイニットOSになっております。
なるほど。面白いですね、海外の進化も。
日本もだから将来的にこういうサードウェア、メーカーが開発したOSでも他メーカーとの連動もしてくれるようになるといいなっていう意味で今回。
そうですね。本当につながってほしい。
本当にそうなんですよね。もしかしたらイケア屋さんなら知ってるかもしれないんですけれども、昔のカセット、ビデオテープもソニーさんがベータっていうので囲い込みをして死んだ歴史があるので、やっぱり囲い込みって将来的なことを見るとあんまり良くないことも多いんじゃないかなって思うので、
ぜひぜひ日本のメーカーさんにはサードウェアOSの仕様も考えていただきたいなと思っております。
もしこれをお聞きになっているメーカーの方がいらっしゃったら、ぜひ上司にお伝えいただけると幸いです。
はい、ありがとうございました。
今回は海外の未来的キッチン家電についてお送りしました。
今回の配信を聞いて海外のキッチン家電に興味を持った方は、過去に配信したシャープ109眺めるだけで満足おしゃれキッチン家電の回でも、今回取り上げたものとは別のキッチン家電を紹介しています。
お聞きのポッドキャストアプリの概要欄のリンク、もしくは番組ホームページから聞けますので、ぜひぜひ探してみてください。
さて、家電最前線では番組への感想もお待ちしています。
番組で紹介された家電を買ってみましたといった感想を、ツイッターでハッシュタグ家電最前線をつけて投稿してください。
ここで一つご紹介します。
斎藤さんより
シャープ129ゲームの質を向上させるゲーミングプロジェクター最前線の回の感想です。
この方はゲームをよくする方ということで、プロジェクターでゲームはできないだろうと思っていたのですが、自分が知らない間にこんなに進化しているのかと驚かされました。
VRやプロジェクターなど、今後の視聴角デバイスの進化に期待したいです。
という感想をいただきました。ありがとうございます。
今回は白物家電を扱いましたけど、時々黒物家電も取り上げたりしているので、気になる方はぜひ未来の配信をお期待ください。
そして5月のリスナープレゼントの当選者は、今回感想をくださった斎藤さんとさせていただきます。
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ということで、ベンキューのプロジェクターGV30をお送りいたします。おめでとうございます。
おめでとうございます。
ゲームしていただきたいですね。
たくさんゲームを楽しんでください。
というわけで、皆さんからの感想もお待ちしています。
家電最前線は毎週月曜日に配信中。番組のフォローもぜひお願いします。
最新話が配信されるたびに通知を受け取れますので、聞き逃すことなく家電の最新情報をチェックすることができます。
お聞きのポッドキャストアプリで家電最前線をぜひフォローしてみてください。
そして最後に番組からリスナーの皆さんへのプレゼントのお知らせです。
7月のプレゼントは、シャープ132体組成型の選び方の回でご紹介したタニタの体組成型BC705Nです。
1名の方にプレゼントします。
応募にはキーワードが必要です。今回のキーワードは、「毎朝乗って健康管理」です。
お聞きのポッドキャストアプリの番組概要欄または番組のホームページやツイッターのプレゼント応募リンクからご応募ください。
番組プレゼントの応募フォームからも感想を送れますので、ぜひこちらからも感想をお寄せください。
締め切りは8月15日月曜日です。
次回はキャンプで活躍しそうなキッチン家電を特集します。
倉本さん、次回もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
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