1. 魚食系ラジオ「JUNK FISH!」
  2. 読んでみよう!水産白書【令和..
2022-07-09 38:44

読んでみよう!水産白書【令和3年度版】

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今回は真面目な話をしま~す!「水産白書」をご存知ですか?
水産庁が毎年日本の魚食を取り巻く動向と施策を取りまとめて刊行している書物です。
どんなことが書かれてるかを一部抜粋してお送りいたします。

日本の魚食を取り巻く状況/漁業・養殖業の生産量/漁業・養殖業の生産額/なぜ生産額が減ったのか/世界の漁業・養殖業の生産量/世界ではコイやフナが増えている/日本の消費量/1人1年あたりの消費重量/世界の消費量/実はオセアニアが一番魚食している/南米・アフリカ魚全然食べない/インドの不思議/食料自給率について/消費を減らさない/世代を超えた魚食普及/輸出が増えた未来は幸せか/何をどの国に輸出しているか?/輸出する重点品目/真珠が無い!/水産流通適正化法/密漁者は減らせるのか?/魚食系ラジオに出来ること

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かにへー(@kanihey55)

なおたこ(@naotako_wiener)

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00:07
kanitakoプレゼンツ。魚食系ラジオ。ラジオ!ラジオ!
JUNK FISH!ラジオ!
カニ兵です。
ナオトコです。
今回は、真面目な話をしていきますよ。
では、カニさん、今回のコーナータイトルお願いします。
わかりました。
読んでみよう!水産白書!
はい。
というね、いい聞き覚えがない方もいるかと思いますが、
魚食を取り巻く最新情報が詰まった、水産庁今春の一作こと、水産白書を紹介するコーナーです。
はい。
水産庁は毎年毎年、水産にまつわることをまとめてくださっていて、
つい先日、最新の令和3年度の水産白書が、水産庁のホームページで公開されましたので、
それを読んでみましたので、抜粋して紹介していこうかなと思います。
そういうコーナーです。
そういうコーナーです。
はい。
で、紹介の仕方なんですけれども、
まず、魚食を取り巻く状況がどうかというのを、
生産量や消費量を、水産白書から情報を抜粋して紹介させていただきまして、
その後に、僕らがちょっと注目したポイントを話していきたいなと思っております。
二部構成的な感じですね。
そんな感じですね。
わかりました。
では早速、魚食を取り巻く状況としましては、
まずは国内の生産量ですね。
水産白書には2020年が最新の情報として載ってまして、
2020年、令和2年の漁業養殖業、日本の生産量は423万トン。
これは前年から1%、4万トン増加した数字だそうで、だから増えたんですね少し。
何が増えたかと言いますと、海面漁業は321万トンで、前年から2万トン減少。
海面養殖業は97万トンで、前年から5万トン増加。
もう一つ内水面漁業養殖業が5万1000トンで、前年から2000トン減少。
養殖が増えた。
そうですね。海面養殖業の伸びが大きいので結果的に増えているということですね。
さらにもう少し詳しく、魚食別も書かれてまして、
魚食別では海面漁業ではマイワシ、ビンナガマグロなどが増加して、サバ類、カツオなどが減少していたと。
これ2020年の話ですね。
翌年はカツオが増えてそうですね。
そうですね。去年はカツオが多そうです。
養殖が何が増えたかと言いますと、海藻の養殖が増えたようですね。
これ意外ですね。あんまり僕は見てなかったんですけど。
03:02
わかめが増えてる感じなのかね。あ、あれか。
モスクが増えてるのかな。
何でしょう。もう少し細かいところを見ればよかったです。
今回見る時間なく分かってはないです。
生産額、一方で生産額がですね。
日本の2020年の漁業、養殖業の生産額は1兆3422億円。
これがイコール市場規模になると思うんですが。
これは前年から1477億円減少。
10%も減ったんですね。
完全にやばいですね。
だいぶ減りました、2020年。
海面漁業が7755億円。
これが前年から937億円の減少。
海面養殖業は4559億円。
前年から447億円の減少。
内水面漁業、養殖業が1128億円。
前年から93億円の減少。
全体的に10%ずつ、少し海面漁業の減りが大きいですけど。
減ったという感じ。
なぜ減ったか。
コロナの影響がやっぱり2020年強かったので。
その影響でホタテ貝がまず輸出が低迷して。
国内市場に過剰に供給されたことで餌狩りが起きてしまった。
あとはマグロ、ブリも外食の需要が低下することによって価格が下がってしまった。
養殖業もコロナの影響で下落という。
コロナの影響にすべて尽きるようですね。
確かに外食の需要が低下すると何が起きるかというと。
刺身用の魚が高単価の刺身用の魚がやっぱり動きが悪かったという。
裸もあるので。
やっぱりそうすると高単価の商材が価格が下がっちゃうと全体的に金額が下がってしまったんだろうなというのはありますね。
養殖業も確かにすごい補助金とかで安い養殖業に2020年は飛び交ったイメージが結構ありますね。
結局消費量も増えた理由もそこでよく触れられてましたもんね。
養殖業は補助金で安く売ってたんで年末の消費量めちゃくちゃ増えましたみたいなとかよく推計に乗った気がする去年。
そうですね補助金を与えないと売れなくてそうしないと網に残ってしまってとかいろんな理由があったんでしょうね。
一方でこれ今日本の状況でしたが。
厳しい状況でしたね。
厳しい状況そうですね金額で言ったら厳しい状況で。
養殖業が少し増えてるっていうその中でも増やしてたっていうのは結構意外でもあってそういうトレンドなんだなって感じがしました。
世界の漁業に注目しますと世界の漁業養殖業の生産量は増加し続けていまして
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2020年の漁業養殖業生産量世界だと2億1402万トン桁が凄まじいですね。
日本がさっきもう忘れちゃったかもしれないです500万トン弱だったのでもう全然桁が世界だと2億1400万トン。
すごいすごい大きいなっていう。
これどこが漁業生産量多いかと言いますと中国が漁業生産量でいくと中国が1345万トンで漁業生産量の15%を占めていて
漁種別だとニシンイワシ類が1740万トンと最も多くて10%を占めていましたと。
一方養殖業の生産量はこれまたトップは中国で7050万トンで世界の57%を占める多いですね。
時点がインドネシアでしてこれが1500万トン弱で世界の12%を占めていたと。
養殖業は漁種別だとコイフナ類が3057万トンで最も多く全体の25%を占めて近年かなり増加していて
ついでコウソウ類のりなどが1812万トン。
続いてカッソウ類が昆布などですねが1648万トンでこれらも近年かなり増加しているということで。
養殖業のこの漁種の違いがね。
日本との違いが驚きますよね世界だと。
鯉とかフナなんだっていうね。
白蓮とかなんか中国ですごい増えてるんでしょうね。
全然身近じゃないですもんね。
向こうだと火鍋とかで薄く切ったやつとか食べたりして美味しそうですよね。
いつか食べてみたいですか。
そうそう。
なるほどね。
ちょっと日本とはトレンドが全然違うとか真逆っていう感じですね。
違うしやっぱり日本がこう水産の中心にいるっていうのが結構変わりつつあるなっていうのも感じますよね世界を目に向けると。
以上が生産量の現在地について。
現在地と言いつつ2年前の話ですが。
最新版の統計です。
いったここまでよろしいですかね。
よろしくない。
よろしくないわけだよ。
よろしくないことがあります。
そうねよろしくないです。
よろしいけどよろしくないね。
次じゃあ消費量。
魚介類の消費量について。
日本の消費量ですねまず。
2020年は国内消費支向量という言い方になりますが679万トン。
09:06
うち食用が526万トンで飼料や肥料用が153万トン。
2010年は国内消費支向量870万トンだったので大幅減少ですね。
生産量も輸入量も共に減ったことが大きいようです。
食用魚介類の1人1年あたりの消費量は23.4キロで前年より1.9キロダウンしてしまったみたいですね。
この辺の話が新聞とかでよく魚離れって言うと23.4キロっていうのがちょこちょこ新聞とかで出ていった感じがしますね。
じゃあ昔はどうだったかって言うと2001年とかピーク時は40.2キロだったそうなんで大分減ったなって感じですよね。
1999年以降全ての世代でダウンしてるみたいですね。
全世代が食べなくなってる。誰が食べないとか若者が食べないとかじゃなくみんな食べなくなってるみたいですね。
世界に目を向けますと世界の水産物消費はこの50年間で約2倍に増加。
これ何か50年。50年長いですけど。また尺がちょっと違うんですけど。
アプリじゃないけど。
特にどこが伸びてるかっていうと中国は人口増えてるし伸びてるのかなって感じはしますが
中国確かに過去50年で約9倍に消費量水産物の消費量増えてるみたいなんですけど
次がインドネシアが約4倍ぐらい。50年間で。
大分この2つの国が増えているんですが地域別で見るとオセアニアが実は一番一人当たりの魚介類の消費量っていうのは高いみたいですね。
アジアやオセアニア地域が生活水準の向上に伴って顕著に伸びているみたいですね。
結構意外でしたけどね。アジアでイメージ強いじゃないですか。実はオセアニアってね。
オーストラリアとかマイクロネシアとかサモアとかそこら辺の人たちですけどね。
人口も全体的に島国だから逆に畜産系の物流が弱いとかね。
そういうのもありそうですけど。
弱ざるを得ないっていうのもあるのかもしれないね選択肢としても。
そうね。割高になっちゃうとかね。あるかもしれないですが。結構意外ですよね。
南米アフリカはじわじわ魚食伸びてるみたいなんですが、消費量伸びてるんですけど。
12:05
まだまだ1年あたり10キロ未満なんで、日本の2分の1以下みたいですね。
これはこの前のおだいらさんゲストのアルゼンチンの話ともすごいマッチする話ですよね。
魚全然食べないっていうのは。なんでこんな南半球オーストラリア以外みんな食わないんだろうなっていうね。
聞き直したら本当に肉食ってる話しかほぼしてなかったもんね。
本当に肉に炭焼きして塩で食べるみたいな。
面白かったな。あれは面白かった。
そんなにシンプルなのみたいなね。
魚食文化ってやっぱりその地域地域でめちゃくちゃ日本の感覚と違うんだろうね。
違うんでしょうね。本当ね。
だから中国とかで世代間の魚食への感覚の違いとかもそれまた聞いてみたいですよね。
確かに。
だって9倍だよ。50年前から比べて。
逆に俺らの時は鳥とか豚とかたくさん食べてたよみたいな。
日本とはまた違う世代間の声が聞こえそうで興味深いですよね。
日本は世界の平均値より依然高いは高いんですけど50年前に比べて少なくなっててここ20年急速に減少しているっていうのは他の国に比べたら極端に違うトレンドで
異色な国になっていますね。
グラフで見ると本当顕著だもんね。
本当ね。さっきのオセアニアはね魚食文化があったからこそ生活水準高まって魚食べるようになりましたってなるけど
日本は逆にそれを超えちゃったっていう感じかもしれないですよね。
ピークだったのかもしれない。
高度経済成長期は日本もそうだったけどそれを乗り越えた時に逆に牛だみたいな。
牛だ豚だ。
でも鳥だっていうところも入ってきて。
なんでなんでしょう。
今カニさんと同じグラフ見てるけど世界の一人当たり食用魚介類の消費量水位。
面白いのがインドがめちゃくちゃそんなに食わないんだよね。
インドはあれだねビーガンとか宗教的な理由が強いから。
ビーガンだけじゃないと思うんだけど豚とか食えないかもしれない。
でもいいのに全くというほど増えないっていうのは面白い。
全然増えないね。
これも宗教文化みたいな話があるんだろうけど。
ありそうね。
興味あるわこれ。
インド興味あるね。
インドの人にインタビューしてみたいですね。気になりますよね。
あれだけバナメエビ育ててバナメエビ全然食わないらしいですからね。
そうなんだ。
日本のバナメエビの輸入国ナンバー1は今インドですけど全然インド人は食べないらしいですよ。
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インドもデカいから南部とか北部とかで違いそうだよね。
ケララカレーとかの一種カレーがあるところもあるし。
南西部の人とインド人とこの前話したらそれは食べるって言ってたね。
カムオギャッパがカツオブシっぽいもの食べたりするからそっちに近いところは漁食が多かったりとかありそうで。
そういうの聞きたいかもしれない。
インドにゆかりのある方いたらぜひDMをお待ちしております。
お待ちしております。
こんな感じの最新の日本と世界のトレンドでした。
水産博士がより詳しく書かれているのでぜひ興味あれば読んでくださいというね。
じゃあこれから僕らが注目したポイントを少し語っていこうかなと思うんですけど。
タコさん注目したところってどこありますかね。
いろいろあったんですけど今カニさん言った日本と世界の消費も気になったんだけど。
長いもんね。
ぜひ読んでみたら目次読んで興味あるところだけ読むとかでいいと思うんだけど。
結構長いという中で一番最後の目次のところに水産試作の主なKPIっていうデータがあってさ。
ほら僕らサラリーマンだからさ。
日々キーパフォーマンスインディケーターでさ。
KGIとかいろいろ言われますけども。
気になっちゃって興味があるから見てみたら面白くてさそこに興味があって見てみましたと。
詳しくは興味ある方KPIのシートは短いんでさっと読んでみてもらえればと思うんですけども。
水産試作の推進にあたっては重要業績評価指標に設定してます。
主なKPIと進捗状況は以下のとおり表になってるんですけど。
分野があってKPIと進捗状況とそのKPIがどこの計画に沿ってるかみたいな感じでまとめられてて。
漁業分野だと漁獲量をこんだけ増やしますとか。
養殖業だったら持続可能な感じにしますとか。
養殖業の生産量をこれくらい増やしますとか。
あと輸出とか。
水産業全体でエネルギーを電化、石油から脱しますみたいな感じがあったんだけど。
全部基本的には定量的に置いてるよね。
漁船の電化燃料電池化のところだけなんかすげー訂正的だなと思ったんだけど。
それ以外はパーセンテージとかで表記されてて。
結構この間新聞とかによく出てくる話かなとは思う。
元の計画が緑の食糧システム戦略とか、養殖業提供産業化総合戦略とか、水産基本計画とかだから。
18:00
ここ数年、漁業法変わったあたりとかでよく見た話が多いっちゃ多いんだけど。
この中で面白いなと思ったのが、カニさんもちょっと触れると思うんだけど持久率。
それがね、僕もこれ、びっくりはこえちゃったぐらい。
ちょっと読むと、KPIがまず令和14年、2032年の水産物の持久率は以下を目標とする。
食用魚介類94%、魚介類絶対76%、海藻類72%。
今の進捗状況、令和2年の2020年度の持久率は、食用魚介類が57%、魚介類全体が55%、海藻類が70%。
海藻類はちょっと見えてきてるけども、それ以外は結構ビハインドだなみたいな。
いやーこれね、魚介類の持久率94%ってめちゃすごいことだなって感じはしますけどね。
ちょっと読んでいくと本当にこれいけんのかみたいなところもあるんだけど。
だいぶね、ストレッチしてますね。
そうそう、相当ストレッチしてるなっていう感じで見たんだけど、この元になってる計画が水産基本計画って、
今年の3月に閣議決定された文書が元になってるんだけど、この元の書類は自覚的に読みやすい感じに書いてたので、
もし興味ある方はちょっと読んでみると面白いかなと思うんですけど、
硬く言ってもあれなので、ざっくり言うと、このままでいくと生産も消費もめっちゃ減るので、
頑張って増やしますっていうのが生産で、消費は頑張っても減るんだけど、すごく頑張って減る幅を3分の1にしますっていう考え方らしいね。
ってことはだから生産の減るスピードより消費が減るスピードが遅くなるから持久率が高まるぜみたいな、そういうみたいな感じだと思う。
結局内訳の計画とか見ないと判断ができないんだけど、結局持久率だからさ、生産と消費の分母と分子をどうするかみたいな話だし、
読んでてわかんないなって思ったのがカロリーベースなのか重量ベースなのかとか、ちょっと読み込めてないかもしれないんだけど、
細かい定義とかがサッと読んだ感じだとわからなかったなっていうのはあった。だからちょっとこれ以上の細かい内容に踏み込めないというところではあるのですが、
生産に関する課題と消費に関する課題で、関係者はこういうことしなきゃいけませんよっていうのが一応創価的に書いてるのね。
例えば、話としては大きな話は理解はできるんだけど、水産資源をちゃんと管理して回復させますとか、海洋環境に適応した経営とか、若者に魅力のある職場環境を実現しますとか、
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IoT、ICT使いますとか、みたいな感じが生産で課題としてやること。消費に関しては漁業者、水産加工、流通業者、消費者その他の関係者はいかに取り組むこと。
水産物需要を減退する中で、食の健康志向及び簡便化志向といった消費者ニーズの変化への対応が一つ。
4つあるんだけど、2つ目が新型コロナウイルス感染症拡大の影響による生活様式の変化への対応。
3番目がIU漁業対策水産へコラボレーションSDGsカーボンニュートラル等の水産資源や環境問題に関する消費者ニーズへの対応。
4番目が水産物を豊富に取り入れた健康的で豊かな食生活が将来にわたり維持されるよう、
生産、加工、消費、流通の緊密な連携により水産物の栄養特性、旬夜調理方法、美味しさ等に対する境界を深める漁食普及の推進及び漁食文化の世代を超えた継承ということだったので
漁食普及ですか?
1,2,3番はなるほどそうだよねって感じなんだけど、4番目に関しては我々漁食系ラジオでも一丁噛んでいけるんじゃないかなと。
世代を超えた継承をね。
世代を超えた漁食文化の継承と。
タコさんにもね、生まれたお子さんにこのポッドキャス聞かせていただいて。
世代を超えた継承。
だって2032年ってさ、だってほら言ったら10年後だからさ、うちの子が10歳なわけですよ。
そうですね、その子がその年になってね。
その子が食べる、よく地球率でエビの天ぷらそばとかモデルケースって言われるんだけど、あのうち今ねそばもちょっと怪しいからさ。
どの食材が残されてるかね。
エビそば小麦、地球率ゼロもありえるんじゃないかみたいな。
いやー。
東京で魚としてはね、今僕たちは例えばニューバイイワシが美味しくてとか油が乗ってきてとか言ってるけれども、
果たして環境が変わってね、日本の経済的な立ち位置も変わって、この地球率果たしていけるのかっていうのはなかなかね、結構やっぱ現実的に公開されてる情報だけを見ちゃうと、
正直どうやるんだろうって見えないなっていうのが思うところはあるのね。
そうね。
ただ、僕らで言えば一応ね、水産物生産消費側にちょっと勘でる立場もあるので、そこはそこで自分事で考えつつ、
僕自身関係者はもっと水産学省とか読んで、水産庁側にここわかんねーよとかちゃんと言うべきなのかなとかね。
24:07
やっぱりなかなか関係者と話す中で、こういう情報実は知らない人の方が多いみたいなことってあるからさ。
悪にそんなこと考えてんだみたいなね。
そうそうそう。
なんか、
しきたかい系とか言われるとめちゃくちゃキレたこともあるんだけど、
これを実現するのは現場の人たちなので、
そう、真面目回だから言うと、ちゃんとこの方針は見た上で、みんなで達成しないとダメだよねみたいな。
思うので、一方この漁職系ラジオのパーソナリティー直人さんとしては、魚の魅力を引き続き伝えるっていうので、
本当に反応もあったんだけど、消費量を維持、減少速度を3分の1にするために頑張っていきたいところですよね。
僕が気になったのはそんな感じだけど、ちょうどさ、ちょっと脱線したんだけど、子供が生まれたからさ、
今さっきも言ったけど、こういう計画の先の未来って当たり前だけど、子供とか次世代にすげえ影響あんなみたいな。
いや、ありますよね。
本当10年計画がね。
今の10年計画が。
10年経ったら、僕とか42とか41とかなってるけどさ、ここはまだ10歳ですよ。
そうですね。
その時にどういうなってるか、食べてるサーモンとかも変わっていくでしょうし、
ノルウェーサーモンとか逆に食べなくなって、国産のアトランティックサーモンとかを食べたりするかもしれないですね、その時に。
今週、富山でマルハがアトランティックサーモン作るとかいうニュースも出てたし、
出てましたね、三菱翔二君で。
カイドウが一大養殖サーモン産地とかになってるかもしれないですしね。
まあまあ、あれです。
僕なんか注目したところでいくと、僕輸出について注目したんですけど、輸出買わせのこともあるし、年々増加していってるし、
明確に国が海外のマーケットを目指せみたいな感じで、水産に限らず農林水産省全体で輸出促進してるじゃないですか。
これを織り込んで自給率の目標も設定してるのかなって感じはすごいしますね。
要は自給率って輸入してたら輸入量が多ければ自給率って減るけど、輸出量が多ければ自給率が高くなるじゃないですか。
だから国内の消費量を増やすっていうよりも、海外への生産地としての機能を強化するっていうところも織り込んでの自給率。
27:00
だとちょっと現実味が少し出てくるのかなっていう気もしてきますね。
自給率の達成の仕方としては、消費量がめちゃくちゃ減るが輸入量がめちゃくちゃ減ることで達成するみたいなこともあり得るよね。
それもあり得るですよね。
それがいい未来なのか全くよくわかんないですけどね。
物色全体と違ってすげーシュリンプしちゃうなっていうのが気になるなって。
結果的にそれがね、ノルウェーとか輸出で成功してる国みたいに産地が豊かになったら、産地だけで見たらそれって成功だよねみたいな感じにも捉えられるし。
それも人口が減ると考えるとあるべき一つのモデルだったかなって正直思ったんだよね。
で、輸出について僕注目したやつ言うと、2012年以降水産品の輸出ってほぼ増加していっていて、
2021年は66万トンで、これは前年から4.7%増えていて、
2021年の金額で言うと3,015億円で、これが前年より32.5%も増えてる。
多分これは2021年の数字だから、さっき言った2020年が国内の金額がすごい減ってたじゃないですか、コロナの影響で。
多分それも海外のホタテの輸出も減ったっていう話があったんで、
だから金額として爆増、数量も爆増になって増えた感じに見えてるのかなってあるんですけど、ほぼ増加傾向に近年あるっていうね。
で、気になったのはブリがほとんど米国、アメリカに売れてるみたいで、
どの商品がどの国に売れてるかっていうのを見ていくと、ホタテはほとんど中国、52%ぐらいが中国。
で、ブリが60%強がアメリカで。
で、サバがベトナムに27%、ナイジェリア15%、タイ12%ってちょっとぼやけてる。
これ加工もあるでしょうね。
そうだよね、サバ科のロウソクサバだね。
そう、加工もあるでしょうけど、あれこの前さ、ベトナム支部局のケンシンからいただいた写真、市場の写真に、
サバが並んでる写真あったんですけど、あれが、
鮮魚のね。
そうそうそう、鮮魚っぽい感じでサバが並んでて、あ、向こうでもサバ獲れるんだと思ってたら、
ツイッターでベトナムの魚事情、日本からベトナムへの輸出事情に詳しい人が、
たぶんそれは、ベトナム人が食べるように日本が輸出したサバですよ、みたいな。
ツイッターでツッコミ受けてね。
だから、加工用だけじゃなく、ベトナム人が食べる用のサバも輸出されてるんだとちょっと驚きましたが、
そういうのがあったりね、してますと。
で、ちょっと話戻すと、国がもう明確に輸出を推し進めてるっていうのは、
これみんな肌身に感じてるとこだと思うんですけど、組織もできてるんですよね、そういう輸出の促進する。
30:05
2020年4月に農林水産省に農林水産物食品輸出本部っていうのを作ってて、
戦略を立てて進捗管理を行うような部署を作って、
輸出の証明書を発行したり施設を認定することのスピードアップとか、
事業者への支援を積極的にやられてるみたいですね。
で、水産品だと何を重点的に輸出していくかっていうのが4品目、
2021年12月に決めたのかな。
順次改定していって、今4品目あるんですけど、
ブリとタイとホタテと真珠を重点的に今後も輸出していくみたいですという感じですよね。
もともと比較的金額の大きかったものをもうちょっとスケールさせるって話だと思うんだけど。
真珠はね、アコヤガエの兵士もあって、かなり大体出てきてるから。
生産がうまくいってないって感じ?
そうそう、もう今年は2年ぶりにやったのかな。
真珠がなさすぎて品評会というか、セリがなくなっちゃったみたいな。
へー、そんな状況に陥っちゃってる。
それは温暖化が影響してるっていうところなんですかね。
結局今愛媛と三重で、
三重もなんだけど、研究は始まったが厳密に言うとまだわかんないみたいな。
なんか多分プランクトンっぽいみたいな。
あー、なんで死んだかわからないパターンか。
兵士わからないから予算立てて研究し、
北海道の赤塩みたいな感じで今研究してるけど、ちょっとまだ原因不明みたいな感じだったはずかな。
続報出てるかもしれないけど。
真珠って食べれないからさ、なんか水産品なんだって感じするけど立派な水産品なんすよね。
アコヤガエうまいけどね。
あーそうね、アコヤガエはね、美味しい。
まあその4品目をね、一応でも2021年時点では重点品目として選んだんだもんね。
そうですね、選んで増やしていくっていうのを明確に決めているっていうね。
いやーなんかまあ持久率と輸出がもう今回は特に水産白書読んでて、もちろんその資源管理もすごいボリュームさかれて書いてあって、
まあそれもちょっとしゃべりたいところではあるんですけど、あまりにも、何でしょうね、ボリュームがあるからちょっと。
3回分ぐらいさかなきゃいけないね。
あとはね、トピックでいくと、あれ、水産流通適正化法?
特定水産物、ナマコとかアービーが密漁が最近だと漁業者以外の人がすごい密漁する件数増えてしまってて、2000件弱ぐらいあって、
33:13
それを防ぐためにナマコとかアービーとかを扱う人らはちゃんと事前に届出をして、その番号も発行して流通させなきゃいけないっていう、
トレーサビリティが担保された仕組みを、今年の12月から施行されて始まるっていうのを、結構大きな改善、これから改善していきますって決まってるポイントではあるかなっていうところですね。
だね、ほとんど言えないけど、現場の人と話すといろんなことを。
これ本気で考えてる人たちいるのかな、現場の人で、そうなるんだよっていうのを。
テオくん 推進する人は本気でやろうとしているが、現場との温度差がっていう話だよね。
結構ね、大変ですよね。
テオくん 非常に今聞いてる話だと厳しいよね。
もう届出が始まりまして、先月ぐらいから。12月にはもう始まってしまうということで、そんなに時間が残されてはいないんですけど、そうしないと密漁舎が減らないからね、いけないよねっていう。
テオくん パッとシナリオとしては結局、仕組みがワークしないが故に結局骨抜きになったまま、よりグレーブラックが増えるっていうのが、そういうこともあり得るからね。
誰かが吊るし上げられない限り、誰かそれで吊るし上げられて一気に件数が減るっていう未来もあり得る気もしますよね。
まあその、あんまり陰謀論みたいな話じゃないけど、あのね、あさりとかさ、年明けからいろいろあったのもさ、もしかしてそういう流れもあるんだろうなとか、ちょっと見てたからさ。
テオくん そうですね。
まあでもね、ちょっと今年も半分終わったけど、まだあまりかんばしくないなっていう感じがしてます。
テオくん 仕組みがね。
すげー怖かったけど。
テオくん まあ、以上はそんな感じですけどね。
でもゆっそりゆっそりさっきの、まあ今回、前回オープニング、7月のオープニングでタコさんがおっしゃってたニューヨークの大戸屋のサバ定食が5440円もするっていう話を聞くと、
まあニューヨーク人、それでね、サバ定食食べるなら、魚を送った方がいい、送りたいなって気はしますよね。
テオくん このサバってノルサバなのかな?
ね。
テオくん 国産なのかな?
実はノルサバです、みたいなのもまあ可能性としてはありますよね、十分に。
テオくん 画像見つけてね、ノルサバなら画像を見ればわかるんだろうけど。
まあ大西洋サバですからね、模様でわかるかなっていう。
テオくん いやー難しいね。
36:02
難しい。だから魚食系ラジオはね、僕らが美味しい魚を食べて美味しいねっていう、共感を呼ぶ?なんて言うんだろう。
テオくん 珍しく歯切れが悪いね。
聞いた人も僕らも含めて周りに伝播していけるといいですよね。
テオくん そうですね。
魚食をする人たちを。
テオくん なんかもうだから日本の消費量をめっちゃ増やすっていう時代じゃないっていうのはもう明確で、だからもう日本の消費量はちょっとずつ減るんだけど、美味しい食べ方とかはやっぱ残していきたいし、
あとは、やっぱサステイタブルにみんな楽しみながらずっと魚食していく環境は続けられるように、僕らも健全な魚食の情報を発信し続けていきたいなっていうところありますよね。
テオくん そうですね。
そんな感じでしたね。読んでみて。
テオくん 聞いていて長いなと思ったかもしれないですが、本編はもっと長いので、これでもすごく…
これでも予約したんですよね。
テオくん 決して明るくはないけど、いろんな仕事はあるなっていうね。僕らの時代に僕らがやれることはあるなっていうのはすごい感じましたね。
こんな感じで大丈夫ですか?締めますか?
テオくん そうね。じゃあ、以上になりますね。まあ真面目かもしれないけどね。たまには。年に1回くらい。
タンタンと、ハニヘイがいつも以上にタンタンとしてましたけれども、締めていきましょう。
テオくん じゃあ、締めましょうか。最後にこのラジオではリスナーの皆さんからのご感想を募集しています。
ツイッターにてハッシュタグ魚食系ラジオをつけて呟いていただくか、グーグルフォームやメールでも受け付けておりますので、ぜひご感想を寄せください。
最近、何食べをつけていただく方が結構多くてありがたいので。
テオくん ちょっと増えてきましたね。カタカナで何食べって呟いていただくと、僕らリツイートしたり。
リツイートしてたり、学んでいたりするので、ぜひ魚食系ラジオの方もよろしくお願いします。
テオくん 魚を食べた時なんかに、魚を食べて何かちょっと感動したりとかね、いろんな人に見てもらいたいなと思った時、カタカナでぜひ何食べっていうハッシュタグつけて呟いてみてください。
ありがとうございます。
じゃあ、バイバイ。
38:44

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