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こんにちは、ジュリーのスナックリアスでおしゃべりしよ。 ゲストハウスでオーナーをしたり、スナックでママをしていますジュリーです。
さて今日は、某メガバンク新人研修がやばかったという話のその②を話したいと思います。
前回ですね、その①では、自分が大学を卒業して会社に入った時は、
新人研修大嫌いで舐めてたよという話、ただその後に
転職して
某メガバンクの新人研修のインストラクターをやっていましたという話をしました。
入社式から300人以上の新人がバスで
要塞の研修所に移動してきて、まずその施設に入ってやることは、女子風呂の場所の確認と
その女子には女性風呂の場所を私が直々に案内して
男女のトラブルがないようにするという ミッションがあったという話をしました。
はい
すごく変でしたよね。今こうやって話していてもすごく変だと思うんですけど。
女子風呂って書いとけよって感じなんですけども、外からはですね、そこが女性風呂かどうかって
分からないようになってたんですよね。意味不明ですよね。 本当に不明だなぁって未だに思うんですよね。
施設の構造というか、その施設内マップみたいのが各廊下に貼っていて、よくありますよね。
何々室とか、例えばここが食堂とか、 例えばわかんないけど、物置とか、あと教室
会議室とか、そういうのってマドリーズみたいなのが貼ってあると思うんですけども、 女性のお風呂がどこだかっていうのは書いてないんですよ。
もう気持ち悪くないですか?それだけで。
当時ですね、男性がメインの、人口的にね、男性の方が多かったから
女性のトイレが極端に少なかったというのも、何か今思い出しました。話していて。
男性のトイレを女性に改造していたという、何かちょっといびつなトイレが
その施設の中にあったなぁということを、今急に思い出しました。 そんなところでですね、研修がスタートするんですけれども、
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その新人研修だけではなくて、その某メガバンクで、私が何かこういう感じなんだって驚いたことは、
自己紹介をするときに必ず、 何年入校の何々ですって言うんですよ。
それも1900何年じゃなくて、例えば平成何年入校みたいな、割引なんですよね。
基本はやっぱり、新人で入って、そこにずっと勤務して、年次を重ねるっていう人たちがほとんどの会社なので、
自分みたいな転職組という風な人が、極端に少ないんですね。 もう圧倒的少数派なんですね、転職組が。
新人で何年に入校して、今何年目ですっていうことを、自分のその位置を表現することが、
自己紹介の中に含まれているというか、それで序列を確認するみたいな、そういう文化でしたね。
じゃあ転職組の人はどうすればいいんですかっていう疑問があるかなと思うんですけど、
転職組のことは、そもそも眼中にないんです、あの人たちは。
敵ではないんですね。何年入校っていうことを明示して、その上下を確認する、自分の立ち位置を示すっていうことは、
そのライバルがライバルだっていう風に確認するということとイコールで、転職組の人たちは
そもそも眼中にない、自分のライバルではない、要はどうでもいいという扱いを受けます。
こういうカルチャーのある会社なんですけど、 新人研修の中身というのは、普通の会社がやるビジネスマナーはもちろんやりますし、
あとは会社の歴史ですね。 その某メガバンクは、3校が合併した
フィナンシャルグループなので、
各銀行の歴史を各担当者が
それぞれ平等な時間の配分で話をしていました。
なんと江戸時代まで遡ってましたよね。
そのヒストリーの話。 私も聞いててですね、なんか面白いような面白くないような
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抗議でした。 そのため、公道に集められた300人以上の新人が
目をキラキラさせてそういう話を聞いていたか、といえば全くそうではありません。
日々ですね、いろんなタスクに彼らは追われています。 元々2週間だった新人研修のプログラムをギチギチに詰めて、朝早くから夜遅くまで
残業という概念はありませんね。 缶詰ですから、彼らは自分の担当だったり、そのグループワークの担当だったり、
いろんなタスクを担ってその短期集中で研修の中身をこなしています。
なので疲れています。
なのでその 江戸時代から遡るような話を聞いても眠くなっちゃうんですよね。
うとうとする。 船を漕ぎ出す。
インストラクターはそういう時何をしているかというと、 9人のインストラクターは
インストラクターも椅子とかに座らないんですよね。これがまた 私も体力あってよかったなぁとその時つくづく思ったんですけど
こうやってですね周りに立ってて、ちょっと眠そうになると インストラクターが後ろに行ってガーンって椅子を蹴っ飛ばすんですよ。
びっくりですよね。 映画館でも
ノーキッキングってやってますよね。 蹴っ飛ばさないでね。前の人の椅子、席を蹴っ飛ばさないでねってやってますよね。
逆逆インストラクターはちょっとでも眠るしてると後ろから行ってガーンって 椅子を蹴っ飛ばすんですよ。もう暴力ですよねこれ。
それが
楽しそうにやってるんですよねインストラクターって。自分の役割ですから ミッションを遂行してるっていう。自分の仕事に誇りを持ってやってたんですよね。
インストラクターの皆様は。 私はですねさすがに蹴っ飛ばしはしないですね。
別に蹴っ飛ばせっていう指示は出てないんですよ。 ただ寝てる人は注意してねっていう指示にはなってるんです。
私も寝てる人は肩を叩いたりとかして注意はしていました。
ここで例えば私が居眠りしている新人に注意してなかったら何が起こるかっていうと これは
職務を怠ってるというふうに周りは私に対してそういう目を向けます。 つまり
このメガバンクというか会社ではお互いにすごく監視システムが働いてるんですね 人間というのは怠けるぞと
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人間はダメだっていう誓約説なので自分も含めてなんですけれども怠けてるやつ
怠ってるやつダメなやつそういう弱みみたいのをつかむっていうことが
平常勤務というかあの通常の彼らの業務の一部なんですね ものすごく恐ろしいことなんです
だからそのまあ例えば講義の最中に私が前目の前のね 新人が居眠りしてて注意してなかったらあの時
ジュリーさんなんてもちろん言われないんですけど私の苗字 誰々さんは誰々インストラクターは
注意してなかった 怒ったっていう怠慢だっていう話になるんです
それをおそらく私の上司なり所属の長に報告が行くでしょうね まあそういう風土なんです常に
だから彼らはまあ自分の仕事をしっかりと役割を果たしてるっていうことをアピール するんですねアピール
で 1回だけじゃないです通年にアピールし続けるんです
それが 旗から見てそのね寝ている新人の椅子を後ろから蹴飛ばす行為が
まあ常識的か非人道的かのジャッジっていうのはそこに入らないんですよね そういう風土でした
私本当に驚きましたはいでもう一つびっくりしたのが 8ですねまあそのインストラクター9人があの
本当にですね学校みたいな感じです学校の職員と同じような形態で一人一人 インストラクターが自分のデスクをもらっていて
まあそこに今自分の書類などを積み上げているわけですね でまぁそこには勝手に自由にその新人は入ってこれないんです
で新人はですねまぁ彼らも必ずですねそのいいっていうか係みたいなのになっていて その研修期間中に何かしらそのインストラクター自分のクラスの担任にものを提出し
なきゃいけないとか何かその用事があって職員室に来るわけですね で彼らはその
職員室の入り口の時ところで自分のまず名前を言ってで誰々インストラクターに いらっしゃいますかっていうのを大きな声で言わなきゃいけないんです
例えば丸々銀行の何々支店配属 a クラスの川口です 小林インストラクターいらっしゃいますかみたいなことを
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この文脈 定型文が決まっていてこれを大きな声でスムーズに中にいる職員に向かって
発信するわけです でやっぱりですねインストラクターがですねまあそのさっきのケットバスっていう態度も一つなんです
けど まあ怖がらせてるんですよね
恐怖政治なわけですよだからもう職員室でその 自分のクラスの担任を呼ぶっていうことだけでもうめちゃくちゃ緊張しちゃってるんですよ
まあそれが狙いなんですけどねうん でえっとえっとえっとみたいになるんですよ
何何銀行のえっとえっと ええみたいな感じにこうなると中から若い
まあ私はもうその人のこと軍曹って呼んでたんですけど 若い軍曹が
大きな声でやり直しとか言うんですよやり直しみたいな そういうふうに言われたらもっと緊張しちゃうじゃないですか
で出直すみたいな これ延々本当にずっと新人研修中やってるんですよ
もうねびっくりでその若い軍曹がそのやり直し っていう時にニヤニヤしてるんですよね
気持ち悪いですよね 本当に怖いで若い軍曹っていうからには若くない軍曹っていうのもいて
若くない軍曹って言っても別年齢は30代後半なんですけども 若い軍曹はまあ30代前半
で若くない軍曹の方がその研修全体を仕切ってる全体の運営 運営者運営のまあ指揮担当者
もうその年の新人研修の本当に一番の責任者っていうのがまあ軍曹で まあその後ろに入ってサブ軍曹みたいな感じで
軍曹じゃないんですサブインストラクターで全体の運営を見てるのが若い軍曹みたいな 感じなんですけど
まあねこの特に若い軍曹がものすごく偉そうで どうしちゃったのって私は本当に内心びっくりしていました
はい えっと今日はですねその年次
入校の年次っていうのがとっても重要だよっていう話と あの稲振りを見つけると後ろから蹴っ飛ばすっていう話
そして新人だけでなく我々課長レベルの インストラクターもお互いに監視システムが発動しているよっていうことと
あと職員室に 緊張して新人が来て緊張してですね
自分の名前を名乗るとやり直してニヤニヤしながらそれを脅している 若い軍曹のお話でした
はいあのまた次も次の話に続く続けたいと思います 聞いていただきありがとうございました
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ジョリーでした
