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ようこそ、自己理解を深める心理学ラジオへ。このポッドキャストは、株式会社自己理解で自己理解コーチとして活動する配信者が、自分自身やクライアントの自己理解を深めるために探求し始めた心理学をテーマにお話をする番組です。
毎月1桁目に1月9日の朝に配信を予定していて、31日がある月はゲストをお迎えして、心理学に関する雑談をお送りする予定になっていますので、心理学というテーマに興味がある方、自己理解という概念に興味のある方や、同じくコーチング含めた対人支援をされている方の参考になれば幸いです。
なお、この番組は株式会社自己理解が運営する番組ではありませんので、あらかじめご了承ください。
はじめまして、自己理解コーチをしております、金岡雄介と申します。
まずは、初回聞いていただいてありがとうございます。
心理学を扱うラジオというところで、今日は始めようと思ったきっかけ、何で心理学に興味を持ったのとか、何でこの配信をしようと思ったの、みたいなところとか、
実際に探求を始めると、すごく心理学の世界って広くて深いなということを感じているので、そのあたりを感じられる本の紹介なんかもしていけたらなというふうに思っています。
ぜひ最後までお付き合いください。
じゃあですね、まず何で心理学に興味を持ったかというところを、簡単な自己紹介も含めながらお話していきたいというふうに思います。
まずですね、3段階ぐらいにこの心理学に興味を持ったきっかけみたいなのが、私の場合分かれるんですけども、
一つ目はですね、高校時代ですね、私関西に実家がありまして、兵庫県出身、兵庫県でずっと暮らして高校大学も行ってました。
その家族で暮らしていた実家での高校時代なんですけども、マーケティングを学ぶことと心理学を学ぶことで迷っていたんですね。
理由としては、父親の本棚に消費者行動だったり、プロダクトマーケティングの本があって、それをいろいろ読む中で、
マーケットか心理って面白いなっていうふうに思ったことがきっかけでした。
結果的には広く社会で使えそうなマーケティングの方に進むことにしたんですけども、
結局そのマーケティングを学び始めて、小学部というところでマーケティング専攻していたんですけども、
マーケティングの考え方の中にも心理学が使われているなっていうのを学びながら感じて、すごく興味を持っていたというところがあります。
2つ目のきっかけとしては、社会人になってからコーチングを学んだということです。
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なぜコーチングを学んだのかというのは、ちょっと長くなるので割愛しますけども、
子どもが生まれたことをきっかけに、より自分らしい仕事がしたいな、そういう働き方ないかなというのを模索している中でコーチングにたどり着いて、
学んでいくと、すごく人に関わる仕事なので、人の心とか心理学についての考え方がたくさん出てきました。
中でも面白いなと思ったのが、コーチングについて書いたノートにも書いているんですけども、
序張りの窓という考え方と氷山モデルという考え方が出てきて、
このコーチングというのは、ある意味対人支援を通じて、自分が知らない窓だったり、他人に見えていない窓を開けていく、
自分をどんどん知っていく自己理解の行為なんだということだったり、
氷山モデルもですね、氷山の一角という言葉がありますけども、
表面化している意識はたった5%に過ぎない、残り95%は潜在意識なんだということがあって、
そこをどんどん深掘り、言語化していくと、自分でも気づいていなかったこと、他人に見せていなかったことが分かってくる、
自分で理解できるようになることがコーチングの一つの目的であり効果だよねというところを学んで、
すごく面白いな、心理学の考え方がこんなところにも活かされているんだなと思ったというところが2つ目のきっかけです。
最後3つ目のきっかけはですね、自己紹介でも申し上げたんですけども、
今、自己理解コーチという仕事をパラレルワークとしてやらせていただいていて、
すごく自己理解コーチとしての働き方、コーチってついているんですけども、
総合的な対人支援の仕事だなというふうに感じているというところです。
どういうことかというと、自己理解を導くコーチであるのはもちろんですけども、
この自己理解コーチという仕事は株式会社自己理解、
代表の柳神平さんという人が開発をした自己理解メソッドというのを元にしてコーチングを進めていくんですね。
その前段として、この自己理解メソッドをしっかりとクライアントの皆さんに伝えていくだったり、
動画で学んでいただくんですけども、補足をコーチからしたり、
場合によっては伝え直したり、ティーチングをしていくという対人支援の関わりも必要であるというところ。
あとはですね、自己理解をする前段に自己需要ですね。
自分のことを受け入れていないとバイアスが入らない自己理解、
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フラットな自己理解というのはできないよねという考え方があって、
そこの自己需要が少し不足しているようなクライアントに対しては、
少しカウンセリングのような関わりも場合によってはしていく必要があるということだったり、
自己理解の後にはですね、自己実現、理解するだけでは現実何も変わらないので、
その理解した自分として何をどうやっていくのかというところをサポートするようなお仕事もあって、
これってコンサルティング、自分自身も今自己実現をしている過程ですけども、
そこに向けて自分の経験も共有しながらコンサルティングをしていくコンサルタントである必要もある。
自己理解コーチって一言で言っても、いろんな対人支援の関わりが必要なんだなって思う中で、
土台としてですね、人に関する概念とか理論みたいなところをもう少し学んでみたいなと思ったのが、
3段階目、深く心理学を学びたいなと思ったきっかけでした。
なのでこのラジオはですね、どっちかというと私が知っていることをお役に立つようにお伝えするというよりも、
私自身も心理学を学んでいる最中なので、その学びの中で気づいたこととか、
自己理解につながる、自己理解を深めることに関連するようなことを切り取ってお話していけたらと思います。
はい、じゃあですね、自己理解というか心理学を学んでよかったことみたいなところで少し共有したいと思うんですけれども、
どうですかね、皆さん心理学、今聞いていただいている方はおそらく少し興味があって、
このタイトルを見て聞きに来ていただいたと思うんですけれども、
何か心理学を知って、あとは本を読んだりして学んでみて、体重検査されている方は実際にそれを使ってみて、
よかったことってどんなことがありますかね。
私個人の話で言うと、もちろん自己理解につながったのはもちろんなんですけれども、
他人のことを理解できるようになった、他者理解が進んだなということが一つ学んでよかったことかなと思います。
具体的に言うとですね、私、今京都に家を構えて住んでいるんですけれども、
妻と、今現時点では4歳の息子、この3人で暮らしています。
息子も妻も自分ではない、ある意味他人ですよね、家族でありながらも他人ですし、
やっぱり自分とは違う人間なので、全然性格とか考え方が違ったりします。
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その性格とか考え方の違い、価値観だったり得意なことも含めですけれども、
そういういろんな面が違うからこそ、時には理解できなかったり、ぶつかり合ったり喧嘩したり、
子供の場合だったら、なんでそんなに怒っているのかとか、なんでそんなに無視するのか、
みたいなところがわからなかったりするんですよね。
そんな時に心理学の考え方があると、相手の考え方を理解できるなって思うことがたくさんあって、
まだまだ疑いを知っていくのには終わりはないし、正解もないんですけれども、
学んでいない時よりも、学んでからの方がより相手のことを理解しようと思える、
理解する入り口に立てているというふうに感じています。
これからどう心理学を学んでいこうと思っているかというと、
後ほど紹介する書籍を中心に、独学で学んでいこうかなというふうに思っています。
学び方は、社会人になってからでも大学とか大学院に入ってしっかりと体系的に学んでいくやり方もあれば、
何かスクールとか資格の勉強を通して学んでいくというやり方もあるんですけれども、
いろいろ検討した結果、私は今のパラレルワークだったり家庭だったり趣味との両立というところも含めて、
独学でマイペースに学びながら、ただただインプットだけをしていても学びて深まらないと思うので、
こういったポッドキャストを通じて、この学びの内容を共有する言葉にすることで、
より学びを深めていきたいなと思って、この番組を始めました。
具体的には、モーラ的に学ぶ、すごく心理学って広くて深い世界だなということが分かったので、
それをなんとなく捉えるために、3冊の本を参考にしたので、
今日はそれをご紹介して終わりたいと思います。
1冊目が、心理学検定基本キーワード第3番という本になります。
心理学に興味がある方は、心理学検定って聞かれたことありますかね。
私も心理学について調べるまでは全然知らなかったんですけれども、
日本にたくさんある心理学に関する56の主要の学会、これが加盟している
一般社団法人日本心理学諸学会連合、めちゃくちゃ長いですね。
一般社団法人日本心理学諸学学連合が、2008年から主催している検定になります。
ご紹介した本は公式テキストとして毎年発行されているもので、
難易度で言うと大学の学部レベルの専門的な学びが網羅されています。
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級としては、2級、1級、特1級が確かあって、
2級がですね、全10の分野のうち前半の5分野、A分野と言われているんですけれども、
A分野に属す5分野を学べば取得できるような級。
そして1級と特1級は後半の5分野、B分野と言われているんですけれども、
このB分野も含めた全体的な深い学びをして取得できる級という形になっています。
ここでどんなふうに心理学の分野を切り分けているかというところをご紹介したいと思います。
この心理学検定基本キーワード第3番ではですね、心理学の分野を10個に分けていて、
一つ一つご説明していきます。
一つ目が原理・研究法・歴史。これで一括り。原理・研究法・歴史。
二つ目の分野が学習認知・知覚。
三つ目が発達教育。
四つ目が社会・感情・性格。
五つ目が臨床障害。
六つ目が神経整理。
七つ目が統計・測定・評価。
八つ目が産業組織。
九つ目が健康福祉。
十個目が犯罪・非公。
こんなふうな分野に分けられています。
もちろんこの原理・研究法・歴史って一つ目の分野の中に細かく分野が分かれているというそんな感じなんですけれども、
一旦大きくはこの10個に分けられています。
二冊目は心理学大図鑑という本になります。
これはとある心理学ではない書籍の中で学びのやり方とか参考書籍を紹介している本でご紹介されていた一冊なんですけれども、
すごく大盤の図書で、息子は4歳なんですけれども、よく図書館で乗り物図鑑とか借りてくるんですが、
この乗り物図鑑レベルのすごいずっしりとした重量感のある図書になっています。
いろんな心理学者や心理的な概念が詳細に解説されていて、すごく肉厚な本なんですけれども、詳細に書かれていたので、
すごく学びの参考になったのでご紹介させていただきます。
ここでの心理学の分け方は7個に分かれていまして、さっきは10個でしたけれども、この本では7個に分かれています。
1つ目が哲学的ルーツ、2つ目が行動主義、3つ目が心理療法、4つ目が認知心理学、5つ目が社会心理学、
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6つ目が発達心理学、そして7つ目が最心理学、差分の差に異なるのがいいですね、最心理学の7つに分かれています。
さっきの10個と似ているようでちょっと違うなというところですけれども、哲学的ルーツというのはさっきの10個の分け方でいうと、
原理研究法歴史みたいなことに近いですけれども、行動主義みたいなことはこの本ならではの、2冊目ならではの分け方。
心理療法というのは、そうですね、臨時障害みたいなところに連動するのかなというところですかね。
ちなみによく皆さん聞いたことあるかもしれないんですけれども、フロイトさんとかアドラーさんとかユングさんとかマズローさんという研究者の名前がついた心理学、
アドラー心理学とか、最近岸道郎先生の嫌われる勇気がよく売れて、知っている方も多いかもしれませんし、
ユング心理学なんかは、お亡くなりになった河合駿先生が日本に本格的に導入したということで有名ですけれども、
そういう学者の名前がついた心理学は、この心理学大図鑑の中では心理療法というところに含まれて紹介されていました。
最後にご紹介する本が、図鑑心理学養護大全という本で、これは切り取り方が少し違っていて、
先に紹介した2冊は概念的な学問的な切り分け方で、専門的な考え方の中にキーワードが出てくるという形なんですけれども、
この図鑑心理学養護大全は、養護の大全なので、どっちかというと養護から入って、その養護を分かりやすく図鑑をしながら解説しているという立て付けになっているので、
私は個人的にすごくこれが学びやすかったな、理解しやすかったなと、小学者というか学びを始めたての私にとってはすごく理解しやすかったので、この本すごくいいなというふうに思っています。
この心理学養護大全の分け方は10分野に分かれていて、1つ目が心理学の誕生、2つ目が行動主義、3つ目がゲッシュタルト心理学、4つ目が精神分析、5つ目が臨床心理学、6つ目が認知心理学、7つ目が発達心理学、
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8つ目が人間関係の心理学、9つ目が社会心理学、10個目が性格の心理学、こういう10分野に分けて図解をされていました。
さっきのフロイトさんとかユングさんとかは精神分析のところに出てきますし、確かアドラーさんは人間関係の心理学というところで紹介されていましたし、分かりやすいのが、皆さんも聞きなじみがあるような認知心理学、発達心理学、社会心理学みたいな分け方。
心理学大図鑑でもありましたけれども、こういう社会的に一般的に認知されているような心理学の分け方が割と使われていて、それが10個の分野に体系的に整理されているので、すごくいいとこどりの書籍かなというふうに思いました。
本番組では、今後この3冊目にご紹介した、図解心理学用語大全、性分導進行者というところから出ている斉藤勲さん監修、田中雅人さん編著の、この書籍を参考図書としながら、100個以上の概念がここに載っていますので、
一つ一つご紹介しながら、自己理解を深めるという視点からお伝えしていけたらなというふうに思っています。
少し長くなりましたけれども、今日はなぜ心理学を学び始めたのか、そして広くて深い心理学の全体像ってどんな感じ、どんなふうに分けられているのというところを中心にお伝えさせていただきました。
本編自体はですね、次回からになりますけれども、心理学興味あるなとか、結構広くて深い、いいなと、面白そうだなと思っていただいた方は、ぜひ次回も聞いていただけると嬉しいです。
あとは、もしリクエスト、こんな本があって、ぜひ取り上げてほしいとか、これから学んでいくんだったらこういう本もお勧めだよということだったり、ゲストに出演したい方ですね、心理学について雑談したいなとか、
あとはこれからの用語の解説について、こんなこと学びになったよっていうところがあれば、お気軽にコメントとかDMで教えていただけると励みになりますので、よろしくお願いします。
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はい、じゃあ今日はこんなところで終わりたいと思います。ここまでお聞きいただいてありがとうございました。