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皆さん、おはようございます。名古屋の兄さんといえば、総ひろ兄さんです。
このひろ兄さんの部屋では、人生を楽しむ方法について、私が学んだこと、経験したことをお伝えしております。
ぜひ聞いて、楽しい人生をしてください。
今日は、まこ兄さんが作ったチャリティー絵本、「リュウとミオ〜夢の虹〜」を朗読させていただきます。
この絵本は、私の大切な仲間、ミオさんの誕生日のプレゼントで作られた絵本です。
また、この絵本の売り上げは、ミオさんを通じて、のどの復興支援に寄附されます。
ぜひ、Kindleで出版しておりますので、読んでみてください。
はい、では朗読を始めます。
リュウとミオ 夢の虹 作 まこ兄
この物語は、虹を見たことがない少女ミオと、不思議な異世界に住む小さなリュウの物語です。
異世界で出会った二人は、一緒に虹を探す冒険に出かけます。
ミオが最後に見つけた本当の虹とは何だったのか、あなたの心にも虹がかかるようなひとときをお届けします。
ミオは雨の音を聞きながら窓の外を眺めていました。
虹ってどんなものなんだろう、一度でいいから見てみたいな、そうつぶやいて布団に潜り込みました。
ミオが目を開けると、そこはふわふわとした雲が漂い、柔らかな光が点在する幻想的な世界でした。
ここはどこ、夢じゃないみたい、小さなリュウが空からふわりと降りてきました。
僕はリュウ、この世界に住んでるんだ。
私はミオ、虹を探してるの。
それなら一緒に探そう、とリュウは微笑みました。
二人は優しい光が差し込む道を歩き始めました。
虹ってどんなものなんだと思う?きっと見たら心が温かくなるようなものだと思うな、とリュウが言いました。
突然、光の渦が現れました。
危ない!リュウがミオの手を掴み、二人で渦を飛び越えました。
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ありがとう、リュウ。僕もミオがいてくれて安心したよ。
二人は星が浮かぶ湖のほとりで休みました。
リュウはしょんぼりして言いました。
僕、虹を見つける自信がなくなってきた。
ミオは微笑んで言いました。
リュウがいてくれてるだけで、私は元気になれるんだよ。
リュウの体がふわりと輝き始めました。
ミオ、僕が虹だったんだ。
そうだよ、リュウ。君が私を導いてくれた虹そのものだったんだね。
ミオが目を覚ますと、窓から眩しい光が差し込んでいました。
彼女は外に出て、見上げると空には大きな虹がかかっていました。
リュウ、ありがとう。君はずっと私の中にいるよ。
ミオは虹を見上げながらそっと微笑みました。
みなさん、絵本「リュウとミオ。夢の虹」いかがでしたでしょうか。
この絵本のテーマは、探しているものは実はすぐそばにある。
本当に大切なものは身近にあるというテーマが込められたストーリーになっております。
ぜひみなさんも読んでみてください。
現在、Kindleで電子版として、価格1000円で販売をしております。
概要欄に購入先を貼っておきますので、ぜひ読んでみてください。
今日はこれで失礼します。
今日も素敵な一日を。いってらっしゃい。