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福永ひとしの繊維の泉
はい、みなさんこんにちは。福永ひとしの繊維の泉、今週も始まりました。福永さんよろしくお願いします。
今回はですね、前々回に続きまして、大木戸諸国の大木戸さんと明寺さんにお越しいただいております。よろしくお願いします。
今までの産地の鎖国的閉塞感を抑えたというのがあるんですが、
どこの産地も各産地全部打ち破ってるけど、この世界で鎖国的要素が強かったんですね。
よく言う日本の文夫図でいくと、東に行けば糸が細くなり、西に行けば糸が太くなり、
南に行くと糸が甘くなり、北に行くと糸が強くなる。
この文夫図で産地ってなぜか分かれてるんよ。
岡山に行くと太いハンプであったりデニムであったりとかあるし、
米沢とか北陸に行くと細くてよりがかかってとか。
阪州なんかはちょうど中間におるんで、四丸五丸クラスの中阪帝を使うけど、
北に行った滋賀県なんかは、アクセル島みたいによりが強い面集を使ったりとか。
うちらもやっぱりそういう多産地でやってることをうちでもできるやろうっていうので、
シフトしたり縦ポリしたり、太判定やったりとか。
それは個人的にはやってたんですけど、
グループでやっぱりそういう産地の鎖国的なところをなくして、
日本産地としてやっていこうっていうので。
そう考えたら俺らは結構賛同する部分が多いんで、
政策的に出ろっていう。
そうですね。
産地間でそれぞれのやり方って同じよりもでも違うんで、
やり方を共有したりすると新しい発見につながったり、
自分のところでできないことを、
多産地のメンバーとかに相談したらそっちでできるってなったら、
そっちでお願いしたりとか。
起事典要素もあるんですけど、
5年代のテキスタイルに関わるメンバー同士のつながりも結構強くて。
だから俺らも自販し始めたときに、他の産地でどんなのやってるのやろうっていうので、
知り合いを通じて他の産地に行ったりするんやけど、
やっぱり腕の引っ張りあげ合い。
お前らがそんなもん作っとんやったら、
うちらはもっといいもん作ろうっていうような考えの人。
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それは必然的にそういう仲間が寄ってくるんやけどね。
その産地見ても足の引っ張り合いや。
お前のとこそんな高地にやってられたら、
うちはもうあと10銭安く、20銭安くとか。
そんなふうにしてどんどん自分とこの首を絞めていくっていう。
だからそんなこの負のスパイラルより、
うちらは目指してるのは負のスパイラル。
布のスパイラルね。負ける負のスパイラルじゃなしに布のスパイラル。
やっぱりそっちでもっといいもんを、もっと面白いもんをっていう。
でもやっぱりそういう仲間が増えるってやね。
いずみ工業さんもそうやけど、
うちこんなんちょっとおもろい糸作ったんやけど、
一回ちょっと試してちょっとやってくれへんかみたいな。
まあまあそういうふうな、それこそ布農連さんね。
そっちのほうが楽しいし、
そうすればこれからは製品産業絶対に盛り上がらへんわ。
そうですね。同じ産地内ももちろんなんですけど、
そっちとの交流もすごい大事やなっていうのを参加してすごい思いました。
製品産業なんかどころんだってしんどい産業なんや。
でもしんどいけどおもろいぞと。
そういうふうにならんと、今しんどいし、ここからへんし、
こんなもんやる仕事ちゃうわっていう空気が今あるやん。全体的に。
でもやっぱりしんどいけどやり方一つで、
面白いで付き合う人が変わっただけで、
付き合う人っていうのは結局売り先やけど、
変わっていくとやっぱり面白いものになるでっていうふうな、
ヘラヘラとこれからは儲かることはまずないとは思うねんけど、
でもやっぱり面白い。
しんどいけど面白いって言えるようになっていかないと、
そういう意味では僕も一応布ではないですけど、
伊藤の若手、一応30代なので、一緒にこうやって業界全体として
盛り上げていければなというふうには思いながら。
そうですね。よろしくお願いします。
そういう若手がどんどんこうやって興味持って、
秋原も石川さんもそうやけど、
成長していって、
上に居る俺らは浮かぶかしとられへん。
だからどんどん俺ら持ってる知識は教えれるけど、
それ以上のことは教えられへんねん。
それ以上のことを教えられへんから、
いずれかはもうすぐ追い抜かれんねん。
追い抜かれんようにするためには、やっぱり俺ら持ってへん知識を
もっと増やしたらいいねん。
現状満足せんと、現状不満足で、
もっと面白いものを作るためにどうしたらいいかえて、
産地のリアリティがあるようなやつらと組んで、
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いろんな情報を得て、
それでこっちで噛み砕いて、
また下のもんに教えるようになったらいいねん。
そういうふうに思いながら、
いずれかはもうすぐ追い抜かれんねん。
そういうふうに思いながら、
いずれかはもうすぐ追い抜かれんねん。
だって俺ら知ってるようで、
まだ知らんこといっぱいあるし、
昨日お客さんと話したんだけど、
40〜50代なんか放たれこぞうねん。
まだ。
60くらいでようやく
いろんなことが分かってきたかなあ。
最近青花が出んようになったくらいに
最近ちょっと青花が出んようになったぐらい、俺も。
まだちょっと緑花出てますって言う。
これを60代ぐらいに綺麗にしといて、
っていうふうなことは俺は考えてるんだけど。
40,50でアグラ描いてるようではダメ。
やっぱり下は要は見とるわ、上を。
俺は前の選称賞のときに入ったときは当然そうだけど、
先輩全てがすごいなって思うんだけど、
だんだんこっちも力ついてったら、
いやあいつ大したことなかったよなって。
そこから俺はタメ口聞くもんな。
それだいぶ……。
先輩はいつまでも先輩って思っとったんだけど、こっちも伸びひんし。
その年代になってくると、
今はすごいなと思っとったけど、大したことないんやなって。
で、俺は前の賞者の先輩に対してはそうやって思っとった。
当然俺も下からは思われてるって思うから、
これはA意味のプレッシャーにもなる。
最初は面白いものを作ってすごいなって思っとったけど、
できるようになっていったら、
いや俺だってそんな大したことない。
いやいやいや、そんな思わない。
ならんように。
年齢と同じように。
いつまで経っても差は縮まらんよっていうのが、
心は目指したいなって。
僕も頑張ります。
ええこと言ってんじゃん俺。
ええこと言ってます。
ここカットしてあがんね。
神回かもしれないですね。
ありがとうございます。
そんな中で改めて、
じゃあ明原さんから、
この繊維業界に目指してるとか、
ちょっと興味持っているっていう若手の方に、
何か一言伝えたいこととか、
もしあればお願いできますかね。
そうですね。
私も今まで9年目、
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この業界に入って9年目になるんですけど、
自分の作りたいものとか、
最初に理想を持って入るわけなんですけど、
実際に作業ってすごい緻密なこととか、
それの繰り返しなんで、
緻密なことの繰り返しで、
心も挫折することもあるんですけど、
ずっと続けていくと、
どの業界もなんだと思うんですけど、
できてくるんで、
長くはかかりますけど、
やりがいのある仕事なんで、
興味をもらわれたら、
工場見学も受けてますし、
ぜひ来てください。
はい。ありがとうございます。
どうしよう。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
はい。ありがとうございます。
大木の職務担任ゲストとして。
もう終わり。
日々の旗場の仕事を、
ホボ日記でブログにしてます。
ブログですね。
はい、ブログです。
マナムンの旗艶的○○という名前でしてますので、
ぜひご覧ください。
はい。
こちらのほうのリンクはまた概要欄に載せておりますので、
よかったらお覗いてみてください。
では、大木の職務の大木戸様と明さんでした。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
世界の人々に飾る楽しみをお届けする、
泉工業株式会社福永ひとしの繊維の泉。
この番組は、提供、後染めラメイトメーカー、
泉工業株式会社、
プロデュース・製作、キラテン、
ナビゲーター、潤天堂でお送りしました。