皆様、本日はお忙しい中、IBS KYOTOにご参加いただきまして誠にありがとうございます。
私は、シェイクエンターテインメント株式会社の取締役を務めております原島和音と申します。
シェイクエンターテインメントは、世界最大のゲームギルドネットワークであるYGGグループのサブダウンであるYGG JAPANの事業運営を行っております。
本日は私たちの新プロジェクト、刀の発表をお届けできることを大変嬉しく思います。
刀プロジェクトは一言で言えば、ブロックチェーンゲーム開発に特化したレイヤー3プロトコルです。
本プロジェクトは、エンターテインメント分野におけるブロックチェーンの活用に新たな可能性を切り拓くことを目指しています。
それでは私たちの新しいプロジェクト、刀の詳細についてご紹介させていただきます。
まず、そもそもなぜレイヤー3なのだというところですね。
ビタリック・ブテリン、イーサリアムのオーナーですけれども、レイヤー3についての記事の中でこう述べています。
スタークウェアが提案したレイヤー3に関する新しいアイデアはより洗練されています。
同じ技術を単に重ねるのではなくて、レイヤー2、レイヤー3に異なる目的を割り当てるということですね。
これはどういうことかと言いますと、イーサリアムのガス代が高騰したり、送金に非常に長い時間がかかるようになったため、スケーラビリティの問題が大きなトレンドになったわけです。
この問題を解決するためにレイヤー2という概念が生まれまして、ガス代を抑え送金をより早く行えるようになりました。
そして、レイヤー3はそこからさらに領域に特化したプロトコルを作ることで、ユーザーの体験を向上できるということで、重ね合わせてより早くなるということではないということなんですね。
ですので、私たちKATANAはレイヤー3の中でもテーマとしてゲーミングに特化した環境を構築するということで目指しております。
これによってブロックチェーン開発者が手軽に開発を進められるゲーム開発に加えて、ゲームユーザーが簡単にブロックチェーンゲームを楽しめる、この環境を提供できると考えています。
さてですね、ビッタリックの基地でもちょっと言及がございますけれども、このスタークウェアという会社ですが、これイスラエルの研究開発チームでありまして、
ZKスターク技術、ゼロ知識署名ですね、この技術の生みの親でもあるエリベン・サッソン氏がですね、率いる開発集団です。
スタークウェアは高い開発力を誇っておりまして、様々なプロジェクトに技術提供を行っております。
また自らもレイヤー2チェーンですね、スタークネットというチェーンをローンチしているわけなんですが、この度ですね、刀プロジェクトにはこのスタークネットチームと正式にパートナーシップを結ぶこととなりました。
今後ですね、刀とスタークネットは技術面でもビジネス面でも協力関係を築きながらですね、エコシステムの拡大を目指していこうというふうに考えております。
スタークネットのですね、エコシステムの中では新しいゲームの形というのが始まっています。
ゲーム内のアイテムがブロックチェーン上に存在するだけではなく、ゲームロジックそのものもブロックチェーンに乗るという新しい形のゲームですね。
また従来のようにゲーム開発者だけがゲームを開発してユーザーに提供するという、そういう関係性だけではなくて、ゲーム開発者とユーザーが共にゲームを作り上げていこうと。
新しい形のゲームもですね、ブロックチェーン活用の新しい可能性の一つとなっております。
現在それらは領域はフリーオンチェーンゲームとかですね、オートノマスワールドという言葉で呼ばれています。
スタークネットのエコシステム内ですね、すでにフリーオンチェーンゲームかなり広がっておりまして、オートノマスワールドの構築を目指す複数のプロジェクトがかなりですね、アクティブに進行中です。
この熱量のですね、高い開発コミュニティがすでにあるというのが、このスタークネットのユニークさにさらに魅力を加えているのかなというふうになっていると感じております。
我々ですね、すでに素晴らしい開発文化を持つこのスタークネットエコシステムに、ルアのコミュニティというものをつなげようというふうに考えました。
ルアはですね、ゲーム開発領域では世界中で最も利用されている言語の一つで、シンプルな構文と柔軟性を持って、他のプログラミング言語ととても簡単に統合できるということでですね、
さまざまな分野ですでに活用がされています。
今回ローンチするKATANAではですね、これまでに主にSolidityで書かれていたスマートコントラクトをルアで書けるようにします。
私たちはスタークネットが提供するですね、ゲームに適した実行環境である回路VM。
ルアをつなげるための翻訳機のようなインタープリターを開発してですね、こういった形でつなげていこうというふうに思っております。
現在ですね、ロブロックスとかご存知の通りマインクラフトとかですね、かなり有名なゲームプラットフォームの中では、
ユーザーが自分でゲームをUGCとか言われたりしますが、コンテンツを作るということをやっておりまして、それによくですね、広く使われている言語、これがルアという言語です。
これによりですね、ユーザーは作られたゲームを楽しむというだけではなくて、
自分自身でですね、それに改編を加えたりとか、新しいアイテムを作ったりとかですね、そういった文化が広がっています。
この文化を持つコミュニティはですね、フーリーオンチェンゲームとか、我々が目指すこのオートナマスワールドの文化に非常に近しいものを持っておりまして、
私たちこのルアのコミュニティをカタナにオンボードするということで、より多くのユーザーがですね、ブロックチェーンの世界で自由にゲームを開発できるようにしたいと、そういうふうに考えています。
ユーザーもゲームを作れる、みたいなそういう感じですね。
またですね、我々の出自がYGGでございますので、スタークネットとカタナエコシステムがですね、YGGネットワークというのを通じて、さまざまなゲームコンテンツを世界に発信します。
ゲームギルドとしてスタートしたこのプロジェクト、この強みを活かしましてですね、新しく登場した素晴らしいゲームを他方面からサポートしていきたいと思っております。
我々のロードマップですけれども、今年のQ4にですね、海外取引所上場を目指しておりまして、このIBS、川切にWebEx、東京ゲームショー、さまざまですね、積極的にイベントを開催してまいりたいというふうに思っております。
またですね、YGGジャパンの資金面のみならずですね、さまざまな方面でサポートいただいておりますバッカーの皆様とも、今後強くですね、連携をしていきたいというふうに考えております。
最後にですね、もう一度私たちのビジョンと目標というか、そういったところを少しまとめさせていただきたいなと思うんですが、刀はですね、ブロックチェーンゲームの新しい時代を切り開くために誕生したわけなんですね。
ですので、サックスタークネットとのパートナーシップを生かして、ルアのコミュニティを取り込みながら、エコシステム全体の成長を目指しています。
今回ですね、本日先ほど12時頃ですかね、プレスリリースでも公開したんですけれども、刀プロジェクトにチューリンガムが戦略的パートナーシップという形で参画させていただくことになりました。
我々ではですね、主にトークのミックスの設計ですとか、マーケティングですとか、ブロックチェーンの企画開発といったようなテクノロジー部分についてサポートしていくというところで、WEB3領域での知見を生かしてプロジェクトを推進していくといったところに一緒に取り組んでまいりたいと思っております。
以上簡単ではございますが、チューリンガムからのご紹介とさせていただきます。
田中さんありがとうございました。これからもチューリンガムさんと協力しながら、また様々なパートナーと協力しながらですね、この事業を推進していきたいなというふうに思います。
こちらからですね、ここからパネルディスカッションの方に移っていきたいと思います。
我々、刀で一つのプロジェクトといっても一プロジェクトですので、これから様々なプロジェクトと協力環境を結びながら、このマーケット全体を盛り上げていこうということでございますので、様々な領域のところから豪華なゲストの皆様にお越しいただいております。
ではですね、皆さんにご登壇いただければと思いますが、よろしいでしょうか。よろしくお願いいたします。
はい、皆さんこんにちは。それではここからパネルディスカッションということなんですけれども、私、コインデスクというWeb3のメディアの日本版を運営しております上本と申します。
今、刀チェーンの発表をいただきましたけれども、それを踏まえて日本のエコシステムがどうなっているのかということと、あとは世界と勝負する日本初チェーンの勝ち筋ということなので、そのあたり皆さんに聞いていきたいなと思います。
では、最初にちょっと一言ずつ簡単に自己紹介をお願いいたします。平先生からよろしいですか。
はい、皆さんこんにちは。衆議院議員の平正明です。私は自民党でWeb3のプロジェクトチームをやっていて、ホワイトペーパーを毎年出し、いろんな課題3石ですけれども着実に解決をしてきたというところです。
今日は川崎君が来ていますけれども、彼がWeb3PTの事務局長をやっていて、ほぼほぼ今外国状が起きていて彼の方が影響力が出ているんですが、この後4時からメインでAIのセッションを私がやってWeb3は彼がやるので興味のある方は行ってください。でもAIのセッションの方が面白いと思います。ということでよろしくお願いします。
では、満足さんお願いします。
はい、皆さんこんにちは。満足と申します。
ダブルジャンプ東京という2018年からブロックチェーンを使ったゲームを開発している会社の代表取締役CTOをやっております。
その過程でゲームに特化した、ゲームのユースケースに使いやすいようなブロックチェーン時代があった方がいいだろうということで、OASISというプロジェクトを立ち上げまして、今年4月からOASISの技術周りの責任者も兼任している状態でございます。
なので、主にゲームのユースケースについていくつかお話できればと思っております。よろしくお願いします。
はい、ありがとうございます。では、恵比嶋さんお願いします。
はい、皆さんはじめまして。スターテルラボジャパンのCEOと、今、アスターネットワークのビジネスデベロップメントの方をやらせていただいております。恵比嶋と申します。
今日は色々とアスターネットワークを運営してきた上で、色々な知見だったりとかそういったところを皆さんに還元できれば良いかなという風に思っておりますので、本日はよろしくお願いいたします。
はい、原島さんも一言じゃあお願いします。
今日ちょっとご紹介させていただきましたけれども、刀プロジェクトのリードをしておりますYGGジャパンの方で、運営会社シェイクというのがあるんですけど、そこの取締役をしております。原島と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
その中で政府法整備を進めていく、AIに押されないのかなWEB3みたいな、そこの立ち位置って変わってないですか?熱量とか。
これは結構やばい時があって河野さんが、河野デジタル大臣が去年だったかな、ダボス会議から帰ってきて、僕のところに来て、平井さんもWEB3は終わったと、これからは生成AIの時代だって僕に言ってきたから、いやいや河野さんそれは違いますよと。
AIが進化すればするほどブロックチェーンのいろんなセキュアなブロックチェーンが生まれるので、これは両方進化していきながら相互に作用していくものなので違いますというのと、あとやっぱりすごいラッキーだったのは日本に私という政治家がいたので、
WEB3PTの座長とAIのPTも私が蘇生をして、私がやったのでWEB3座長とAIの座長が私なので、どっちが良いとか悪いとかないんですよ、一人でやってるので。なのでAIとWEB3は両方正しく現在地を理解しながら着々に政策を作ってると。
しかもそれをホワイトペーパー出して、しかもWEB3のホワイトペーパーなんかは英訳してるのは伊藤常一さんですから、実は。すごいですよね。伊藤常一さんがそのネットワークでガーファームの人たちに配りまくってるので、日本のローメーカーが何を考えてるかってものすごいクリアなので、世界の人たちが意外と日本いいんじゃないのってなってる。
いや本当になんか多分業界の皆さんもヒヤヒヤした時あったと思うんですけど、おかげさまで両方進んでいくっていうのは本当安心かなと思います。ありがとうございます。
ちょっとコンテンツエンタメのお話も出たので、そのあたり聞いていきたいんですけど、原島さんに聞こうかな。そもそもWEB3技術というかブロックチェーン技術がエンタメとかコンテンツに与える影響とか役割みたいなところ、相性どうですか。
そうですね。大きな役割があると思っていて、例えばブロックチェーンがあるから既存のWEB2の元々あったものが消えるってことはないんですね。このディスカッションは社内でもだいぶしたことあるんですけれども、
例えばビデオゲーム、いわゆるファミコンとかプレイステーションみたいなものが出てきた時に、ボードゲームがなくなったのかというとなくなってないんですね。
いまだにボードゲームは面白いんですよ。ボードゲームはボードゲームとして面白いし、おそらくビデオゲームは面白いんですけれども、ブロックチェーンゲームというのがまた出てきて、それは新しいユースケースなんですね。
それは例えば携帯が出てきて、パズドラのようなタッチパネルをやるような新しいユースケースができているように、NFTだったりとかリアルマネートレーダーだったりとか新しいファンクションがあるもので、また新しいコンテンツの価値というのが出てくるというのが非常に重要なポイントで、
だからそれが新しいことに攪変するから古いものが死ぬとか、そういうことではまずないなというのが一つあるなと思っています。
ありがとうございます。
ワンゾクさんに聞こうかな。コンテンツエンタメを世界に出していくという観点でWeb3は使えるんですかね。
もちろんブロックチェーンというのはパブリックブロックチェーンなので、世界中どこからでもアクセスができます。
今のゲームの市場ってコンシューマーゲームもありますしモバイルの市場だったら、例えばプラットフォーマーというのがある程度ルールを決めていて、その中でやることで一応グローバルに配信はできますというのが整ったのが多分モバイルが出てきた時だと思うんですね。
それがブロックチェーンになった場合は、プラットフォームなしに先にグローバルでポンと置かれたものを日本のユーザーが熱心にやっているみたいな、そもそもグローバルにあるものをどの人たちが遊んでいるかという考えだと思うので、
日本のコンテンツというよりはブロックチェーンを使うことで最初からグローバルの状態にさらされてはいるんだけど、それを活かせるかどうかはゲーム性だったりとか、せっかく政治の先生とかもいらっしゃるので言うと国ごとに税制が違ったりとか、
企業が物を売った時に誰に売ったんだっけみたいなのとかがいろんな課題があるので、明日からグローバルでめちゃめちゃ使えるんですっていうことはないと思うんですけど、少なくともコンテンツとしてはグローバルにさらされた状態でスタートすると思っているので、それをしっかり活かしたほうがいいかなと思います。
そもそもコンテンツIPが世界で知られているというものだったりすると、より意味があるというか、グローバルで始めるところに関係してくるというところですけれども、ありがとうございます。
ありがとうございます。そしたらですね、このテーマが日本初チェーンの勝ち筋っていうところなので、デイワンから世界でチャレンジされているチェーンの日本人ファウンダーのチェーンといえば、アスターさんとオアシスさんかなっていうところもあるので、グローバルのパブリックチェーンとして世界で勝っていくために重要なこと、ここもズバリ聞いていきたいと思うんですけど、恵比島さん、難しい質問ですけど。
すごいいろんな捉え方ができる質問で、すごく難しいですね。先に多分面積を教えておくべきかなと思っているのは、アスターネットワークはまだまだ満足していなくて、もっともっと世界で勝っていくというところがまず前提として、それをベースに我々がやってよかったことっていうのは、
やはり直近、夜明けというジョイントベンチャーを秋元康さんだったりとか、東京ガールズコレクションをやられているダブル東京さんと一緒にコラボレーションさせていただいて、実際のリアルユースケース、さっきのエンタメの文脈にもあるんですけれども、
リアルユースケースはまだいろいろ発表できないことが多くて、ざっくりとしたお話で大変恐縮なんですが、本当にいろんなリアルユースケースだったりとか、実際に今みんなが何かを推すだったりとか、何か好きな気持ちというのをきちんといわゆるWeb3を絡めた上で実現できるようにしているところ。
これはすごくやってきた上で一番手応えを感じたところですし、やはり日本のコンテンツというのはグローバルでやっていてもすごく引きが強い。
さっきどう扱うかというところはあると思うんですけれども、そこのハンドリングに今我々もやっていながらもすごく手応えを感じているというような形になります。
こんなのでどうでしょうかね。
ありがとうございます。満足さんいかがですか。グローバルパブリックチェーンが世界で日本初で戦っていくことで重要なところというのは。
そうですね。どのチェーン画っていうことはそんなにないと思っていて、その上に乗っかるコンテンツが結局重要だとは思っているので、
じゃあパブリックチェーンとして役に立つためにはコンテンツ自身を作る能力はさほどないというか、
私はたまたまコンテンツ作る会社もやってますし、チェーン画もいるしという立場ではあるんですけど、
チェーン側の立場だけで考えるといかにそれを支援できるかとか、ことコンテンツのゲームに関して言うとやはりそれなりにコストがかかるし、
それを回収しないと次につながらないしというのがあるので、今までだったらテレビCMとか売って初動一気に売り上げてみたいなことをやってるんですけど、
もうちょっとチェーン側からマーケティングのお手伝いをしてあげたりだとか、
もうちょっとブロックチェーンというよりは暗号試算に近い考えだと思うんですけど、
プロジェクトファイナンスみたいな形で最初からアニメと違ってゲームって一社でリスクを抱えてたりするので、
それが分散できるように、それがブロックチェーンの技術、イコール暗号試算になってしまうと思うんですけど、
それを使ってある程度コンテンツクリエーターのリスクを減らせるような形っていうのが、
ブロックチェーン自身が支援するというよりは技術を使ってできる新しい形かなとは思ってます。
それの具体例が何かあるかというと難しいので、そういうのもできるよねという一案としては考えることはありますね。
ありがとうございます。刀チェーンはこれからグローバルで挑戦されていくということなんですけれども、
チェーン同士で連携できることとか、まさにオアシスさんとかアスターさんと想定ですけど、
組めることとかあるのかとかそのあたりはいかがですか?原島さん。
そうですね。もちろん具体的にはいろいろなディスカッションがあると思っていて、
マーケティング領域もそうだし技術的なところでもそうだし、さまざまあると思うんですね。
あると思うんですけれども、前提としてはユーザー視点で考えたときに、
こっちのチェーンがとか、何をやるときにはまたチェーンが分かれてとかすると使いづらいんですよね、本当に。
なので業界全体が盛り上がるというときにはインタープラビリティとかその辺のことをちゃんと真剣に考えるということがすごく大事だと思っていて、
例えば政府ということで後押しするときにその中がいがみ合っているとかやりづらいと思いますし、
そういったことも含め、やっぱりまず日本の中ではしっかりと連携しながら、
コミュニケーションをまずとっていって、連携できることとできないことがあると思うので、
その辺のコミュニケーションは非常に重要かなと思いますね。
タイラーさんも法整備を進める上で、実際に海外を視察されたりだったりとか、
日本の起業家さんとの会話がすごく多いかなと思うんですけど、
タイラーさんの視点でも日本初のチェーンだけじゃないんですけど、プロジェクトが海外で勝っていくために、
こういうところを頑張ってみたいところはございますか?
アスターさんなんかすごい期待をしてますけども、
レイヤーごとに見るっていう見方もあれば、縦で見るっていう見方もあって、
今よく僕がテレビなんか呼ばれると、デジタル赤字どうすんだって言われて、
それで多分プラットフォーマーに出しているショバ代みたいなものがものすごい赤字になってますねと。
実際見るとですね、外資系コンサルタントで払っているのは4割ぐらいで、
それであとはクラウドとかも結構お金を払っているんだけど、
彼らは彼らで日本にものすごい投資してくれているので、そんなに気にすることはないなと思うし、
あと考え方としてはデジタル小作人じゃないかって別に卑下することなくて、
地代を払いながらもっと付加価値を埋めればいいんで、地代を上回る付加価値をバンと埋めればよくて、
そこのIPレイヤーとかコンテンツレイヤーは日本が強いので、何もそこは比喩する必要がありません。
ただそのいわゆるレイヤー1,2とかも日本が頑張ってくれると、
地代もそんな払わなくて国内で回りますよねって言うんで、それに越したことはないのと、
あと日本の価値筋としてはですね、やっぱり大企業と連携をしてもらいたいなと思っていて、
Web3の業界って結構面白くて、
本当に手こでも動かなかった経団連企業が、
いやなんかWeb3ちょっと触っておかなきゃヤバいんじゃないの?みたいな空気がありましたよね。
なのでここはいわゆる自社発行トークンのいわゆる自家評価外すとか、
他社発行トークンの自家評価外すっていうのはすごい大事で、
たぶん明日は結構日本の大企業、有名な大企業とコラボレーションしていろんなサービス発表していくと思うんですけども、
そこを税制も含めて組みやすい形にしていくと、
そこにもともと強いゲームとかIPを乗っけていくっていうのは、
総取りで二重に美味しいなと思っているので、
我々が規制とか税制をやるのは仕事なので、
そこをやりやすくっていうのは頭に入れてやっています。
さっきも少し触れてましたけど、
今後のWEB3政策の観点で、ここを一番重要視してやっていかれたいみたいなポイントはどこになるんですか?
これ結構いっぱいあるんで、長くなっちゃうとよくないんだけど、
まず金融はですね、ちょっと景色が変わってきたので、
ちょっとやることいっぱいあるなと、
だからその金融商品のETFっていうのに、
いわゆるビットコインとかイーサリアムが入って、
結構でかいファンドがバコッと入れるようになったので、
この対応をどうしますか?
そうすると、ブロックチェーンである上にある暗号資産を、
これ通貨として法律的に捉えているんだけど、
そうじゃなくてこれは金融商品です。
ちょっと大転換をしなきゃいけないんじゃないかという課題が一つあります。
あともう一つは、
万博があるので、大阪万博が来年あるので、
今京都すごいですよね、外国の人がいっぱい来て、
プチ日本ブームなんですよ、あらゆる分野において。
それで我々があまり価値を見出していなかったものも、
外国の人の方が価値を見出しているという中で、
例えばいろんな体験価値、
職だとか、ニセコのパウダースノーの価値だとか、
例えばリフト券、30分間早く乗れるリフト券を、
5000円で東急がNFTで出したら、
最終価格が9万円になった。
20倍になったわけですよね。
それで今日本の経済の一番の問題は、
デジタル化と言ってきたんだけど、
尊益計算書で見ると、経費のところのデジタル化ばかりやってきたんですよ。
人を減らすとか、効率よくするとか。
でも売り上げの方のデジタル化をちゃんとしなければいけなくて、
そこはまさに数量かける単価で、
数量は例えばAmazonだとか、
例えばインスタでバズれば、
個人経営のレストランに世界中で人が来るとか、
数のところは今までできなかったことは、
こういうプラットフォーマーとかデジタルで使ってできるよね。
残っているのは単価なんですよ。