村田圭子
本日は、このウーメインテックのヘッドクォーターであります、我らの創立者、アユミ・モア・アオキが来ておりまして、フランスからわざわざ駆けつけてくれました。
そして、ウーメインテックのCEOのアユミ・モアも来ておりまして、このイベントのみんながパリから来てくれました。
では、私の紹介はこの辺にさせていただきまして、
今日は本題に入ります、お二人のスタートアップでご成功なさっている企業家のお二人に来ていただきました。
ぜひ、スタートアップの難しさをもっと簡単に身近に得れるように、お二人から経験を踏まえてお話をさせていただきたいと思います。
鈴木 萌子
よろしくお願いいたします。
村田圭子
ではまず、株式会社レセプショニスト代表の橋本麻里子さんと、
株式会社テイラーイノベーションズ代表、そしてスタートアップレディ共同代表ということであられます、鈴木萌恵子さんもいらしております。
お二人にいろいろお話を伺いたいと思います。
橋本 真里子
ではまず自己紹介からお願いします。
皆さまはじめまして、株式会社レセプショニストで代表を務めております。
橋本麻里子と申します。
私は2016年に株式会社レセプショニストを創業しました。
今、クラウド受付システムレセプショニストというプロダクトを中心に、日程調整を効率化する調整アポというプロダクトと、
会議室管理を効率化する予約ルームズという3プロダクトを、いわゆるSaaSという形で提供している会社になります。
今、6歳になる娘が1人いるというのが自己紹介です。
今ご説明させていただいたように、真ん中にあるのがクラウド受付システムレセプショニストでして、
いわゆる企業に行くと内線電話とか人が受付をしていると思うんですけれども、
その代わりとか、それと一緒に内線電話の代わりにiPadを置いて来客の方が中の担当者を呼ぶサービスです。
あとは日程調整なんかはURLを送ることで日程調整を自動化するものだったりとか、
会議室管理は会議室の前に置いていただいて、チェックイン、チェックアウトなどをしていくものになります。
次お願いします。
私たちは2B SaaSを提供している事業者なんですけれども、
昨今、日本の労働人口はどんどん減っていくという風に言われています。
日本のビジネス業界を見てみると、まだまだアナログな文化というところが残っていて、
今回のテーマであるテクノロジーを使えばもっともっと生産性が高くて、
労働人口の減少というところにも貢献できるプロダクトを作れるんじゃないかというところで、
私は企業の受付を長年担当していたので、その経験をもとに、
テクノロジーを使って受付システムというものを提供し出しました。
受付であったりとか日程調整って、あんまり皆さん来客の取り継ぎとか、
日程のメールでやり取りって本質的な仕事じゃないと思うので、
こういったことをなくしていくことで、皆さんがより会社であったりとか、
社会にエンゲージメントを持って向き合えるような世の中を作っていきたいという思いで提供しています。
次お願いします。
テクノロジーの力を使ってですね、アナログであったり非効率をなくしていくことで、
より人にしかできない業務に集中をしていただいて、
それでですね、皆さんのエンゲージメントを高めながら、
村田圭子
労働人口が減っていくこの社会の解決の一助になればいいなと思ってやっております。よろしくお願いします。
村田圭子
ありがとうございました。では鈴木萌子さんお願いいたします。
鈴木 萌子
スライド次お願いいたします。
皆さんこんにちは、鈴木萌子です。
今日、外国の方、How many people are from abroad?
女性の方いますか?女性ですって方ちょっと手を挙げていただいて。
このIBS始まって以来なんですよね、こんなに多分女性が参加されるの。
すごくこのウォーマンラウンジ楽しみにしていました。
改めまして私、介護宿会社テイラーイノベーションズ共同代表、
あとスタートアップレディの代表理事をしております、鈴木と申します。
また他にも理事をやっていたりとか会社をやっていたりするんですけども、
ちょっと長くなるのでそこは割愛させていただいて、
一緒に楽しんでいければと思っておりますのでよろしくお願いします。
スライドの次お願いします。
スタートアップレディのご紹介をさせていただきますと、
私たちはスタートアップする女性っていうのがやっぱりやりたいことができる国際的なコミュニティですとか、
スタートアップのエコシステムというのを作っていこうという団体になっておりまして、
今からスタートアップされるって方もこの会場にたくさんいらっしゃるかもしれないので、
少しでも参考になればと思っております。
次お願いします。
私たちのミッションなんですけども、皆さんロールモデルとかたくさんの方の意見と参考になると思うんですけど、
そういった方々がネットワーキングをしたりして、
スポーツでいうと試合の流れを変えるような方っていうのがなかなか生まれてこない。
なのでそういった方々を作っていこうというのが私たちのミッションの一つになっておりまして、
もう一つはインスピレーションを与えるような場所を作ろうと思っております。
こういう素敵な方々と一緒に登壇することで、
皆さんのインスピレーションになったりですとか、
他にも女性起業家の素敵な方いらっしゃるので、
そういった方々のすごい大成功されている方からすごい身近な方っていうところまで、
皆さん等身大の方々っていうのも、
同じぐらいの目線で話せる方々っていうのもたくさんいますので、
そういった方々の意見を聞いていただいて参考になっていただくっていうのが一つ私たちがやっていることで、
あとコミュニティですね。
コミュニティというのはすごく大事なんですけれども、
なかなかその社会でコミュニティで皆さんで一緒にやっていこうっていう場っていうのは少ないと思います。
そういった場所を作っていくということが私たちのミッションになっております。
すいません、次お願いします。
逆です。こっちです。
コーファウンダーとボードメンバー、名前もバックグラウンドも違う方々で構成されてまして、
今日も理事の方々が何人かちょっと会場に来てくださっています。
次お願いします。
私たち2000名ほどのメンバー、それこそバックグラウンドもすごい違うナショナリティの方々とたくさんのコミュニティというのを作っていて、
そういう方々が会話をすることで気づきであったりとか学びですとか、
そういったものを育んでいこうといったことをやっております。
次お願いします。
今ちょっとデータベース、皆さんのコミュニティ内でですね、
もうちょっと見える化しようという取り組みもしていますので、
ぜひまたお声掛けくだされば、データベースとかコミュニティについてご紹介できると思います。
次お願いします。
今日はワンマインテックさんと一緒にセッション楽しませていただくんですけれども、
私の本業でありますテイラーイノベーションズについてご紹介させていただきたいと思います。
次お願いします。
私たちはテクノロジーとかAIって言われてもなかなかわからないと思うので、
そういったものを体験として提供するようなことをやっております。
次お願いします。
創立は2015年で、もともとは海外進出の支援、M&Aなんかもやってたんですけれども、
そこからプロトタイプの設計ですとか、量産化、小ロットの生産、
そして自社のプロジェクトということで、
私たちの自社プロダクトであるライブ配信機器を製造するということを去年ちょうどやらせていただきました。
次お願いします。
こんな授業の内容になっています。
次お願いします。
皆さん、IoTっていう言葉って聞かれたことありますでしょうか?
ちょっと知ってるよって方、手を挙げていただいてもいいですか?
半分ぐらいの方が多分ご存知なのかな?
IoTって端的に言うと、
ものがインターネットでつながってデータをやり取りするっていうだけのものなんですけども、実は。
例えばIoTでつながっているスマート冷蔵庫が何ができるかというと、
今日亡くなったものに対してIoTが勝手に中身を判別して、
このものがないからと勝手にオーダーしてくれて、勝手にデリバリーされると。
そういった仕組みがある冷蔵庫っていうのが実はもう出てきていて、
そうなったらグローシャリーショッピングとかすごく楽になると思いませんか?
あとはスマートロックですね。
手を持ってなくてちょっと入れなくなってしまったっていう経験のある方もいるかもしれないんですけれども、
そういった方々がスマホをかざすだけでロックとして使っていただける、
こんなようなものが結構主流、分かりやすいIoTの例かなと思っております。
次お願いします。
私たちそういったものを原理施策からマーケティング施策、量産施策、大量生産と、
残っちゃったことですけど、要は製造してたくさん街に出回るまでっていうところをお手伝いしてまして、
ソフトウェアの開発力であったりとかハードウェア開発力という両方を持ち合わせているので、
こういったものをワンストップでアイデアを形にするというようなことを行ってまして、
次お願いします。
例で言いますと、例えばなんですけれども、
これブラックホールレコーダーっていうものがあるんですね。
この理科学研究所さんがブラックホールレコーダーっていうものを論文として、
このぐらいのページで発表してくださっているんですけど、
それをちょっと読む気にならないと。
じゃあ見て、触って、体験して、
で、ブラックホールっていうものがどういうものに応用できるのかっていうのを分かるデバイスにしようと。
そしたら全然分からない人も分かるようになるよねっていうのを作ってます。
あとはデモ用のIoTの制御の車を制作したりしてるんですけれども、
こういったものはプロジェクションマッピングに実際にIoTのミリ波っていうのを車から出すんですけど、
それで障害物を感知してぶつからないように進んでいくっていうような車って実はもうあって、
そういったものをまずはデモで皆さんにお見せするというようなものを作っています。
ちょっと長くなってしまいましたが、私の自己紹介は以上です。
村田圭子
ありがとうございました。
これからお二人成功なさったお二人にいろいろお話を聞いていきたいんですけども、
皆さんはそのテクノロジー、IT、AIってどのように感じていらっしゃいますかね。
私は非常に分かっているようで何も分かっていなく、
しかもそれでビジネスしてみようよって言われても無理みたいな感じなんですね。
今回お二人と知り合ってちょっと打ち合わせをしながらお話を聞いたら、
別に今からその難しいITを勉強したりとか、AIを勉強したりとか、
テクノロジーを使ってビジネスを何か変えるとかいうことではどうやらなさそうです。
その辺をお二人の今まで成功なさってどんな最初に出だしだったのかというのを伺うことによって、
皆さん今から何かをなさり方、ちょっと自分のゴールが身近に見えてくるような気がするので、
お話聞いていきたいと思います。
マリコさん、橋本さんなんですけど、
例えば私たちだとすごく難しいITを入れれば、テクノロジーを入れればあって、
村田圭子
ありがとうございます。
そうですね。なので、いろんなテクノロジーと向き合っていろんなものを入れていくというよりも、
まず今ご自分がなさってた、人間がやってたことにテクノロジーを入れるという考えで、
今の企業が成功されたのではないかなと思います。
企業でIT使ったりテクノロジー使ったりするとすごく遠いイメージがあるんですが、
例えばどんなのがあるのかなっていう辺を、
萌子さんとお二人に聞けたらなと思っております。
橋本 真里子
はい、そうですね。私は受付かけるIT、テクノロジーなんですけれど、
今日ここに来ているジョサンシーズさんは、
ジョサンシーという現場のお仕事を経験されながら、
かけるテクノロジーっていうところで、
今回IBSの宅次所っていうんですかね、
を提供されていたりとかして、
同じく現場の課題にテクノロジーをかけ合わせて、
スタートアップを起業されている会社さんであったりとか、
あとは皆さんご存知かなと思うんですけれども、
タイミングさんなんかも、
あれはそうですね、
労働人口が減っていくっていう課題もそうですけれども、
新しい着眼点ですね、
スキマ時間っていうものをお金に変えていこうと、
課題に対しての課題解決プラス、
スキマ時間っていう新しい概念に、
付加価値をつけるにはどうしたらいいのかっていうところで、
テクノロジーを取り入れて、
それが社会に受け入れられて、
最近ですね、非常に大きな時価総額で上場されましたけれど、
新しい市場、産業を生んでいるっていう意味でいうと、
自分たちが普段生活している中で全く感じていないとか、
経験がない課題ではなくて、
言われてみれば確かにそうだよね、
こういう考え方なかったよねっていうものを、
テクノロジーと出会わせることで、
世の中を大きく変えていく、
その変えていく潮目になるみたいなことが、
スタートアップのすごく面白いところかなと思うんですけれど、
萌子さんは海外のお話もすごい詳しいので、
ぜひ教えてください。
鈴木 萌子
ありがとうございます。
ちょっと皆さんにお尋ねしたいんですけど、
この中でテクノロジーで起業されてるよっていう方、
テクノロジーかなみたいな反応でしたけど、
結構難しいですよね。
多分そういった概念があるから、
AIですとか、ビッグデータとか、
そういう方に行ってしまうのかなと思うので、
そういった概念ではない、
成功してる企業様の例っていうのを、
ちょっとお見せしたいなと思います。
すいません、スライドの次かな。
既存なものかけるテクノロジーで、
Netflix見てるよって方、
じゃあ逆にDVDをレンタルしてるよって方いますか?
DVD今使ってレンタルしてるよって方、
これ10年前だったらどうでしたか?
これって企業のすごい面白いところだと思うんですけども、
こういったストリーミングっていうもの、
実はここってもともとDVDの郵送レンタルサービスというのを
主にやっていた会社なんですけれども、
村田圭子
NetflixでDVDって全然イメージにもなくないですか?
鈴木 萌子
実はそういったDVDレンタルを
ストリーミング技術っていうのを採用することで、
すごく大きく転換させたのがNetflixとなってまして、
なんと年間の売り上げ4兆9900億円。
もうちょっと規模が大きすぎてわからないぐらいの数字だと思うんですけれども、
なんかDVDをストリーミングって、
多分そのNetflixさんが始めた頃って、
ほとんどの方がなんだろうみたいな、
ストリーミングで借りるなんてアイディアって
ほとんどなかったと思うんですけど、
これってDVDの郵送サービスに
ストリーミングっていうものを掛け合わせたっていうのが
Netflixなんですね。
次の例、すいません、ちょっとお見せしたいなと。
ワービーパーカー、この会社さんは
今メガネって皆さん買われてると思うんですけれども、
この会社は実はオンラインでメガネを販売するっていうことで、
従来の小売業に変革をもたらしています。
なので顔の写真を送りますと。
自分の顔の写真にメガネを当てはめます。
そのメガネが度数とかも多分事前に検査するんですけれども、
うちに送られてくるっていう仕組みなんですね。
なんかすごくシンプルじゃないですか。
AIとか、今生成技術とかすごく流行ってますけど、
こういったシンプルな技術の掛け合わせで、
実はもう市場ができていて、
この会社は市販機で2億米ドルも売り上げを上げているような会社になっています。
なので皆さんの業界でいうと、
例えばファッションのレンタルでも、
送った写真にファッションのレンタルのファッションを変えてあげて、
そのファッションを送ってあげるみたいなものもビジネスになるかもしれないですし、
すごいシンプルに考えていくっていうのが、
今ちょっとなかなかできてない方々も多いのかなと思う中で、
結構シンプルに実はテクノロジーと掛け合わせることで、
ビジネスになるっていうのが多いんですよというの、
分かっていただければなと思います。
次、すいませんお願いします。
これすごいよくあるかもしれないんですけど、
人々がタスクを他社に依頼できるプラットフォームです。
これリアルタイムでサポート必要ですって手を挙げて送ると、
サポートの方が来ます。
そんなようなサービスなんですね。
この市場も8億7,650万というかなりの売り上げをあげてるんですけど、
ここ安全性の担保というのをすごく大事にしてます。
知らない人がいきなり家に来て何かやってくれるのに、
安全性担保できなかったら怖いですよね。
なのでそこのビデオによる面接ですとか、
身元調査っていうのをきちんと徹底させることで、
今必要な人たち、昔で言う多分電話帳みたいな、
イエローページみたいなものだと思うんですけども、
それをプラットフォーム化したっていうような例になります。
次お願いします。
これちょっと面白いんですけど、
皆さんアプリとかテクノロジーって言うと物、
ハードウェアとかそういうところに、
AIとかに考えがちなんですけど、
実はこれは料理、フードです。
ゴーストキッチンというのが結構アジアで伸びてるんですけども、
どういうものかというと、
キッチンをシェアしましょうっていうサービスなんですね。
なのでフードデリバリーをする会社様に対してとか、
じゃあちょっと私はラーメンやりたいわとか、
今日じゃあたこ焼き屋やってみようかなっていう方に対して
キッチンを貸し出します。
そのキッチンで作っていただいて、
フードデリバリーサービスで配送していただく
っていうだけの仕組みなんですけれども、
開業するといくらぐらいかかるかご存知だったりします?
お店1個作るのってどのぐらいかかるかご存知だったりしますか?
1,000万。はい、よくご存知ですね。
1,000万は結構最低ライン。
500万とか、どんなに小さいタピオカ屋でも
大体開業するのに500万ぐらいはかかるんですけれども、
このゴーストキッチンの仕組みを使うと、
実は開業資金いらないんですね。
明日からプラットフォームを使ってリーチできる。
こんなようなものも実はビジネスとして結構伸びていまして、
鈴木 萌子
2030年までに世界中で1兆ドル、
1兆ドルってすごい数字だと思うんですけど、
になると予想されています。
このようなサービスっていうのを皆さんのイメージ、
イメトレというかで持ってきたっていうのが今回のご紹介になります。
橋本 真里子
なんかあれですかね、エアビーのキッチンバージョンみたいな感じですかね。
鈴木 萌子
まさにおっしゃる通りだと思います。
自宅のキッチンを貸し出すというよりは、
これ用のキッチン、業務用キッチンっていうのを作って、
そこを全員に貸し出すっていうようなイメージではあるんですけど、
まさにエアビーのキッチン版みたいなサービスですね。
村田圭子
何作ってもいいんですよね、何屋さんでもいい。
鈴木 萌子
そうですね、基本的にはキッチンのシェアをデリバリーと掛け合わせているので、
それに当たるものであれば。
村田圭子
結局テクノロジーを使っているっていうことですよね。
橋本 真里子
そうですね。
このテクノロジーはもう一つ企業を生むテクノロジーだなって思っていて、
やっぱり自分で何かお店をやろうとか、
推したときに融資とか投資とかで資金を得て、
それこそ最初に1000万をかけてやらなきゃいけないところを、
まずこういったところで実験的にやってみることで売り上げが立ちそうなのかとか、
もうちょっとこういうキッチンがいいんじゃないかみたいなことを、
いわゆる実証実験みたいなことをしてもらって、
それでやるやらないみたいなことを決められるみたいなところで言うと、
すごい企業支援みたいなところもやられているサービスだなって思いました。
鈴木 萌子
まさにゴーストキッチン企業支援みたいなものができそうですよね。
村田圭子
ゴーストキッチンっていう名前がいいですよね。
鈴木 萌子
人がいないキッチンということでゴーストというのを使っているんですけれども。
そうですよね。
村田圭子
お店をやろうと思ったらカフェでも何でもまず店舗を探して、
自分の商品が売れるかわからないのに毎日家賃を払わなきゃいけないわけじゃないですか。
高熱費もかかりますし、とりあえずこれでやってみて、
自分のおすすめのレシピが、
何ですこんなにオーダーが来るんだってひたすらここでそれを作れば、
毎月の店舗代がいらないっていうことになりますよね。
鈴木 萌子
それでいうと、アメリカでカップケーキを売り上げ8億まで成長させた女性の方っていうのがいて、
その方はデリバリーというかキッチンカーでまずは始めたっていうのがあるんですけど、
それより手軽にできるものになってくるんじゃないかと思います。
橋本 真里子
過去こういう事業をやっている会社さん聞いたことあるなって思いますし、
多分日本に存在しているスタートアップとか大企業、
例えばフリマアプリだったら今メルカリかラクマみたいな皆さんイメージだと思うんですけど、
おそらくそれ以外にもチャレンジした会社とか過去提供していたサービスってあると思うんですけど、
やっぱりいいテクノロジーを成長させていこう、広げていこうってしようとすると、
やっぱりマーケティングっていうのがすごく大事なんだなって思っていて、
やっぱりITとかAIだけがあったとしても、
うちの会社がこういうことをやってるんですよと、
そういうブランディングをしない限りは、
強豪にブランディングを持っていかれてしまうとか、
いいテクノロジーだったとしても、
おまけで潰されてしまうともうそれ以上成長しなくなるっていうこともあると思うので、
やっぱりテクノロジーっていうところの使い方であったりとか、
テクノロジーをより強固にしていくには、
それ以外のところもすごく大事なんじゃないかなって思う事例だと思います。
鈴木 萌子
ありがとうございます。
実は結構ぶっちゃけて言うと、VRって流行ってると思うんですけど、
実はコンテンツを考えずにプラットフォームを作ってしまって、
どうしよう、あわわってなってる企業ってすごい実は多くて、
多分結構そういう企業さんがどうやっていくかの突破口っていうのが、
鈴木 萌子
こういうゴーストキッチンのような実証実験ができるような場所っていうのを
提供してあげることで解決策になるんじゃないかなっていうのは、
前々からちょっと思っておりました。
橋本 真里子
そうですね。
あと、それで言うとやっぱりタイミングってすごく大事だと思っていて、
私、過去優先っていう会社で受付をしていたことがあって、
その時ってGiaoっていう、今で言うとオンラインで動画とか番組を配信してみるのって、
本当に皆さん当たり前だと思うんですけど、
その当時はまだやっている会社がなくてですね、
Giaoを優先もすごくお金を投じて展開したんですけれど、
まずネットの回線が今ほど安定もしていなくて早くもなかったっていうところで、
非常にユーザビリティが良くなかったっていうところと、
あとはその番組自体もそういったところに配信をしようっていう番組がないので、
自分たちでお金をかけて番組を作らなきゃいけないっていうので、
相当コストを投じたんですけれども、そのタイミングではなかなか成長しなくて、
結局Yahooさんに売却をされて、最近サービスとしても閉じたんですけど、
今でこそ当たり前のオンラインで動画を見る番組を見るっていう時代が、
やっぱり10年前だと会わなかった、早すぎたっていうのがあるので、
やっぱりテクノロジーもどこで何を取り入れて、
どういう形でどこに向かって提供するのかみたいなのはすごく大事だと思います。
村田圭子
ありがとうございます。本当ですよね。
今思うと、その昔、金曜日の夜になると、
TSUTAYAに走り、さっきのネットフィリックさんの話ですけど、
山のような人が行き、これ月曜日に返さなきゃって言って返したり、
それも返さないと期日までに延滞金がつくじゃないですか。
それもだんだん進化してきて、ポストに入れればいいんだよとか、
それもある意味ITの進み方だなと思って、
でもですね、そうやってどんどんこの部分もそうですけど、
こうやってITが進んでいくと今度AIも進んでいって、
今私たちが逆に不安になるのは人がいらなくなるとかっていう、
ある意味これが進むことによって暗い未来、子どもたちにとってもっていうのがあるんだけど、
その辺はどうなんですか?
鈴木 萌子
たまたま昨日見ていた動画ですごいなと思ったのが、
ロボタクっていうものが実はアメリカ普通になってくるんですね。
これから解禁されるんで、どういうものかっていうと、
タクシーが普通に目の前まで来てくれます。
で、中はラウンジのような形になっていて、
4人向かい合わせて座れるんですけど、あなたは何もしなくていい。
ドアもスマートロックなので、スクリーンがついていて、
スマホみたいに閉めるってやったら閉まるんですよ。
でも目的地まで普通の道路を普通に走っていって、
行ってくれるというのが普通になってくるので、
暗い未来、AIとか暗い未来とかっていうお話も多いかもしれないんですけれども、
実は車での移動時間っていうのが、
今後のサービスの一つのキーになってくるんじゃないかなと。
車時間の中でどう楽しませるようなエンタテインメントを作るか。
例えば窓の景色がつまらないのであれば、
海辺を映してあげて、
リゾート地にいるようなロボタク、
ロボタクっていうそれは名前なので、
ちょっと故障なので使わないほうがいいかもしれないですね。
自動運転カーっていうのを作ってあげることで、
自分たちはまるでリゾート地の中にいるような雰囲気の移動の手段を
プロデュースしますっていうビジネスが流行るかもしれないですよね。
なるほど。
村田圭子
っていうとそういういろんな部門でまた人が必要になるという。
そうですね。
鈴木 萌子
なので全てが自動化されて悪いわけではないとは思ってます。
ということです。
村田圭子
よかったです。
人口も減ってるんですけど、
今の子どもたちには、
人もいらなくなる、店員さんもいなくなる、
実際このキッチンもカフェもいらなくなる、
で、ツタヤの受付もいらなくなるってなってくると、
本当に人がいなくなってしまって、
私のイメージだとロボットがうろうろしてるっていう、
ちょっと嫌なイメージしかなかったんですが、
それはそれでいろんなビジネスが発展するということでいいですか。
はい。
鈴木 萌子
あとですね、
もう一例だけあげさせていただくと、
皆さん絵を見て感動するって思うときってないですか。
感動する絵を見て、
感動したことある方いますか。
これって今、
生成AIの絵が普通に見られるようになってきましたけど、
見たことある方まず、
生成AIの絵見たことあるよって方。
それで感動したよって方いますか。
すごいこれはもう本当に感動だみたいな風に思ったって方。
村田圭子
なんかもう鼻から、
あ、AIがやってるんだっていう感じで、
なんかあまり感動しないですね。
鈴木 萌子
そうなんです。
でも事前の知識がなくても、
実はこれAIがやってる絵って何か違うんですよ。
何なんだろうと思ったんですけど、
おそらく感情で、
おそらく感情が乗ってない絵になってしまっていて、
人がこう思うんじゃないかみたいなところで絵が生成されているので、
そこに感動が生まれづらいのかなと、
私が勝手に思って、
皆さんも多分別の意見があるかもしれないんですけれども、
そんな風に思ったので、
感情つかされるものっていうのは、
もう人にしかできないっていう風に思っています。
それ分析されちゃってね、
人に合わせた感情の変化ができるAIが出てきちゃったら、
ちょっとまた分かんないんですけど、
今のテクノロジーだとね。
橋本 真里子
今、けいこさんが挙げてくださった仕事のほとんどって、
別にテクノロジーがあればいらなかったっていう話で、
何でしょうね、
その淘汰をされていくっていうことだと思うんですよね。
なので、
何でしょう、
これ別にAIが進化してきたから、
私たちの何かを奪われるっていうよりも、
時代ってずっと何かの新しいテクノロジーとか仕組みとかを取り入れることで、
アップデートされてきていて、
今はそれがAIっていうところで注目されているだけなので、
実はもう私たち人間は、
何かを奪われていくとか、
変化をしていかなきゃいけないっていうのは、
実はたぶん縄文時代とか、
それぐらいの時代からずっとたぶん変わらずやっていることなので、
私はあんまりそこに対して危機を感じるっていうよりも、
行かなくていい時間を何に使えるんだろうって思いますし、
逆に、
子どもがいて、
テクノロジーとか何かで助けてもらっている、
余白を作ってもらっている分を、
めちゃくちゃアナログな子どもと折り紙をする時間に使おう。
でもそれは良いことだと思うので、
何かAIが台頭したからといって、
私たちが不幸になるとか、
貧しくなるとか、
そういうことではないですし、
私たちも自然と経験してきていることなので、
あまり構えずに受け入れていくのがいいんじゃないかなと思います。
村田圭子
ちょっと安心しました。
私も実は心理学を勉強していまして、
たとえば同じ悩みがあっても、
10人問いろと言って、
生まれたもの、性格、環境で、
1個寂しいと言っても、
寂し方が違うっていうのかな、
そういうのがあるんですよね。
それはやっぱりAIには分からず、
こういうシチュエーションでこういう追い立ちだったんだけど、
はい、じゃああなたは寂しいのは、
こういうフォローすれば治りますよっていうのは全くないような気がするんですよね。
そこまでは、
AIとかテクノロジーに占領されたくないなっていうのがあるんですけども、
今の話を聞いて、
結局皆さんはこういうテクノロジーとかを使って、
ご成功なさってるっていうところから、
今ふと思ったんですけど、
使いこなしてやるみたいな、
私はどっちかっていうと、
使いこなされちゃうのかなっていうテクノロジーとかAIに、
それをすごく不安に思ってました。
でもお二人のように、
使ってやるみたいな逆に、
って言うとやっぱり人間の心もそうですけど、
そういうので伸びていくんじゃないかなっていう気がして、
安心しました。
橋本 真里子
ありがとうございます。
でもね、スマホ使いこなされてるってことは、
使われてるんじゃなくて、
ちゃんと使えてるってことだと思います。
村田圭子
ありがとうございます。
そうですね、
日本のシニアの方たちに、
女性も、
ウーマインテックは女性ジェンダーの問題で、
女性の起業家さんとかにも非常に力を入れていて、
世界でも、
このテクノロジー、
インターネットがあることによって、
今までアラブとか、
アラブの国で、
女性は働けないよって言ってたんですけど、
実は政府が、
女性は働けない、
宗教的に働かせないよっていうものがあっても、
実際みんなスマホがあれば、
ちょこちょこできて、
それこそニューヨークの会社に勤めたりすることができちゃう、
この世の中なんで、
鈴木 萌子
こういうのを伸ばしていきたいと思いました。
村田圭子
ありがとうございます。
あと、
みなさまは、
スタートアップっていう意味で、
女性の方にどんどん起業していただいて、
日本の未来を明るくしていこう、
というものなんですけども、
今おっしゃってくださったように、
シニアの方もみんなスマホ、
うちの母も80なんですけど、
普通にLINE送ってきて、
撮った写真これどう?
って送ってくるんですよ。
これも素晴らしいなと思って、
分かんないことがあると、
グーグル使ってるんですね。
80のおばあちゃんがそれをやってる、
この世の中になったので、
それは楽しいかなということで、
橋本 真里子
どんどん使っていきたいと思います。