1. IVS2024 KYOTO SESSIONS
  2. 大手企業の新規事業開発プロセ..
2024-09-18 1:27:37

大手企業の新規事業開発プロセスのリアル

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「イントレプレナー」と言われる、大企業発の新規事業の創業秘話をプレゼンテーション形式で紹介。社内起業やカーブアウト・スピンアウト、出向起業など、さまざまな手段で生まれた企業からエントリーを募り、大きな組織ならではの苦悩をはじめ、新規事業開発のプロセスを赤裸々にお話しいただく。

■IVS2024 KYOTO/IVS Crypto2024 KYOTOについて
2024年7月4日から6日まで、伝統と革新が融合する京都で、IVS2024 KYOTOとIVS Crypto 2024 KYOTOを同時開催します。

IVS2024 KYOTOは、起業家、投資家、事業家、技術者、研究者、そしてスタートアップやオープンイノベーションに関心を持つすべての人々を対象としたカンファレンスです。資金調達や事業成長の機会を求める経営者や投資家、新しい事業アイデアに興味がある人々にとって、新しい未来を築くための貴重な機会を提供します。

IVS Crypto 2024 KYOTOは、クリプトとブロックチェーンに特化したカンファレンスです。この分野のパイオニアたちが、デジタル経済の進化とWeb3の可能性について深く掘り下げます。両カンファレンスは同じ場所で開催され、参加者は自由にどちらのイベントにも参加できます。


名称:IVS2024 KYOTO / IVS Crypto 2024 KYOTO
主催:IVS KYOTO実行委員会(Headline Japan/京都府/京都市)
日時:2024年7月4日(木)~7月6日(土)
会場:京都パルスプラザ他  

・チケットページ:https://www.ivs.events/tickets2024
・HP:https://www.ivs.events/
・X(Twitter):https://twitter.com/IVS_Official

#IVS #IVS2024 #スタートアップ #起業 #経営 #ビジネス

サマリー

大手企業の新規事業開発プロセスに関するセッションでは、ゼクシーの立ち上げや新規事業の成功に至るまでの裏話が語られ、マーケットの声を重視する姿勢が強調されています。このエピソードでは、事業開発の具体的なプロセスや成功の鍵についても詳しく触れています。株式会社フォトクリエイトの大沢智孝氏は、自身のキャリアと同社の新規事業開発について話します。彼は、アシックスからフォトクリエイトに転職した経緯や、球場プロジェクトやスタートアップとのコラボレーションに関する多岐にわたる経験を共有します。株式会社ズーバーの代表は、自身のキャリアと新規事業開発の経緯を語り、IT業界におけるヘルプデスクの課題とAIヘルプデスクの導入を解決策として紹介しています。特に、企業内のトラブルシューティングに関する実体験を通じて、新しい価値を提供する意義について考察しています。大手企業の新規事業開発における環境エネルギー分野の可能性や効率的な資源化装置の開発についても探求されます。このエピソードでは、ゴミ処理の革新を目指し、AIや分散型インフラに関する取り組みが紹介されています。また、大手企業における新規事業開発の実情が語られ、事業立ち上げの過程で直面した困難やそれを乗り越えるための戦略も紹介されています。さらに、地域活性化やビジョンの共有の重要性にも言及されています。顧客の声を取り入れた営業活動の重要性や、マラソンを通じたサービス展開の成功例も紹介され、企業の成長には連携強化やフィードバックの取り入れが不可欠であることが強調されています。また、参加者が情熱を持ちながら新しいアイデアを追求し、仲間や支援者を増やす重要性も強調されています。事業の成功がコーポレートの人々にどれほど喜びをもたらすかについても語られています。

新規事業開発の紹介
渡瀬 ひろみ
皆さん、こんにちは。ようこそ、IVS KYOTO 2024。いらっしゃいました。
外はだいぶ盛り上がっているんでしょうか。私、朝からずっとここにいるので、わからないんですけれども、3日間どうぞよろしくお願いいたします。
ただいまから、大手企業の新規事業開発プロセスのリアルというセッションを開催いたします。
これしか聞けない、ああ、あの事業ってこうやってできたんだっていう、ある種裏話のような、そして創業者のセキュララな、どうやってこんな苦労を乗り越えていったんだっていうようなお話を、皆さんのこれからの事業開発の参考にしていただければというふうに思います。どうぞよろしくお願いいたします。
今日はですね、4名の方のまさに実例を、まず10分ずつプレゼンテーションをさせていただきます。
その後、この4名ずらっと横に並んでですね、いろんな黒話をですね、シェアしながら、失業と、それからトークセッションに回りたいというふうに思っています。
最初にトップバッターでゼクシーを立ち上げた時のお話をします。
そしてそれからですね、フォトクリエイトのオーサーさんからですね、フォトクリエイトだけではなく、オーサーさんが実はニチハムのエスコンフィールドをすごい苦労して立ち上げてこられたんですけども、その秘話をお話いただきます。
それからDNAからスピンアウトされたズーバンですね、ナワさんからお話をいただいて、それからなんともう自分でやってしまえと言ってやってしまったジョイクルですね、小柳さんのお話を4名ご披露させていただきます。
まずですね、トップバッター、私からゼクシーのお話をさせていただこうと思います。
まず自己紹介なんですけれども、私今こんな仕事をしております。
新規事業のコンサルタント、それからプロデューサー、個人投資家であります。
リクルートでゼクシーを立ち上げたことをきっかけに、新しい事業をゼロから立ち上げていくという仕事をですね、年が晴れますけれども四半世紀以上やっておりまして、自分の中で新しいものを作っていく成功のプロセスというようなものを作り上げまして、
それをもとにですね、今森ビルさんが作られたトラノモヒルズにある大手企業の新規事業の専門のインキュベーション施設であるアーチという、アーチでですね、120社、今新規事業の担当の方900人がいらっしゃるという中で一緒にですね、もう奮闘をしている、そんな仕事をしています。
皆さんがご存知の会社のロゴがたくさん並んでいるというふうに思います。
世の中を良くしよう、日本の社会課題を自分たちの手で解決しようという仲間たちと一緒に新規事業の立ち上げの仕事をしております。
そもそもこういった仕事をするきっかけになったのが、私がリクルートでゼクシーを立ち上げたということがきっかけなんですけれども。
私がリクルートの中で、ブライダル事業を提案した最初の人ではありません、何十人もの先輩がリクルートはブライダルをやった方がいいんじゃないかって言いながらも全員激鎮していたと。
私自身も実は会社のビジネスコンテストで提案したんですけれども、私自身も落選しました。
こんなもの商売にならないよと言われたその事業が売上500億円、利益200億円の事業になっていくんです。
私はこの経験から会社の偉い人が、そんなものは儲からないだろうとかって言っても、そんなことを全然信用しませんし信じません。
私が信じているのは、マーケットの声、ユーザーの声、お客様の声、市場がどうなっているか、消費者の皆さんの生活が実際どうなっているかというこのユーザーの改造度こそが私の見果たであり信じているものであるという、これを信じて事業をやってまいりました。
ゼクシーなんですけれども、ブライダル情報誌がなぜずっと却下されていたかというと、そんな広告が世の中に存在しなかったんですよ。
ブライダルの広告を出しているホテルさんや市長さんがなかったんです。
かつ、その情報は、世の中、ホテルがそんなに増えたり減ったりもしませんし、チャペルが変わったり、広い会場が変わったりすることもないので、毎月毎月今のゼクシーを発行していますけれども、年に1回でいいじゃないか、どうせ施設変わらないんだろうと思われていました。
これをどうやってブレイクスルーしていったかという話をさせていただきます。
なぜ私がブライダルという事業をやろうと思ったかというと、当時の結婚式はちょっとつまらなかったんですね。
皆さん想像できないかもしれませんけど、招待状は新郎と新婦のお父さんの名前で送られていたんです。
結婚式の最後の挨拶は、新郎のお父さんが挨拶をしている。
でも、もっと新郎と新婦がちゃんと身近に自分の言葉で語る結婚式の方がいいな、そんなことを思っていました。
私は結婚式を自由化できるんじゃないか、それを皆さん求めているんじゃないかなというふうに思ったのがきっかけでした。
ところが、業界がどうなっていたかということをお話しします。
業界が広告を出すという行動を全くしていない。一体どうやって集客しているんだろう。
調べてみましたら、結婚式場を紹介するサロンというサロンがあって、カップルはそのサロンを通って結婚式場を決めていたんです。
例えば、京都駅の周りで結婚式をしたいなと思ったら、京都駅の周りの結婚式場を全部紹介するんですよ。
どこかに決まったホテル式場から紹介手数料をチャリンチャリンと取るというような存在でした。
ホテルさんたちは、このサロンを通過せずに僕たちのところに見学に来てくれたらいいのになと思っていました。
私は業界の中ではなかなか解決できないという構造的な課題と出会いました。
紹介サロンに対する不満が大きくあった。
でもこの紹介サロンに立てつくと送客を止められてしまう。そんなジレンマの中に業界がどっぷりありました。
私は新規事業コンテストで、この業界のしがらみ、業界を変えようということを提案したんですけれども、二次審査で落選してしまいました。
でも諦めずに、会社としてはオフィシャルな活動ではない提案活動をこっそりやっていたんです。
そしたらそれを知った人事の偉い人が、新規事業開発室に移動しないかと言ってくれたんです。
ただ条件がありました。半年以内に立ち上げないと、半年以内に役員会で合算をもらわないと、もうどこかに移動だと。
本社にはお前はいられない。お前の今いる席には公認を取る。戻る場所はない。それでもお前はやりたいかと言われました。
つまり私は、これは覚悟を試されているなと思いました。それにやりますと言った。そしたら扉が開くということがありました。
実は当時インターネットの調査パネルというものはありませんでした。
そもそも結婚式に対して消費者の皆さんがどう思っているかという調査をする方法がなかったのです。
ですので社内でアンケートを取ろうと思いました。
リクルートの社員というのは伝統とか格式とかそういうものを全く意識しないような人たちが多かったので、その人たちが実際どう思っているのかということを調査しようと思ったのです。
そしたら、これは結婚式はこれから変わるなという兆しが分かったとともに、なんとそのアンケートを通じて、手伝うよという声が会社中、社内中、全国から集まってきました。
私はその時に、この人たち手伝ったところで残業代が出るわけでもないのに、私のことを土日手伝ってくれる。
報酬ではなく業界を変えよう、世の中の結婚式を変えようというワクワクが人を動かすんだなということを知りました。
大切なことは業界の人が全部教えてくれました。
ググっていてもダメなんですよね。人と会うのが一番です。
そして、自分のためではなく世の中のために汗をかき、何らか苦労を買って出ている人に支援者がたくさん集まってくる。
それもこの時に知りました。
市場が小さいと言われていたのですが、実は潜在的ではありましたが、市場はちゃんとありました。
紹介サロンという市場に200億円くらいお金が紹介手数料という形で流れていて、
でもホテルや式場の支配人さんたちはメディア、広告による集客を心から望んでいました。
ところが申し訳ないけれども、創刊後には広告を出せないと言われちゃいました。
ゼクシーに広告を出すということは、紹介サロンへのクーデターだと思われました。
成功のプロセス
渡瀬 ひろみ
紹介サロンから嫌がらせをされるかもしれない。
なので、創刊後には広告を出せないんだと、そんなことまで起こりました。
その代わりに紹介サロンがゼクシーに広告を出すと言ってくれたのですが、
喉から手が出るほどお金が欲しかったけれども、それを断りました。
私がやりたかったのは、紹介サロンを通過せずにカップルがホテルや式場に見学に行くという世界観です。
筋を通すということをやりました。
短期的なお金ではなく長期的な事業の成功を目指しました。
どうすれば紹介サロンに行かずに、ゼクシーを見ただけでカップルがホテルや式場に行ってくれるのか。
その鍵は、当時の結婚式の値段が全然わからない。
値段がわからないから紹介サロンに行ったら教えてくれるかもしれない。
そんなことを消費者のカップルたちが思っているということが分かりました。
つまり、これは結婚式の価格をオープンにするということをチャレンジするということです。
これに対してホテルや式場の支配人たちからめちゃくちゃ反発があったのです。
結婚式場の値段を公開するということを諦めたら、もしかしたらスムーズに立ち上がったかもしれない、ゼクシーは。
でも、みんなが反対した結婚式の値段を公開するということに私はこだわった。
だからこそ、消費者の皆さんが安心して結婚式場を選ぶという、そんな社会を動かすことができました。
仲間たちが双冠号が出るときに、私が双冠号の印刷したてのホヤホヤのものが印刷工場で出てくるところを手で受け取るという演出をしてくれました。
市場が小さい、乗車は無理、みんなが思っていました。
これをやり抜くことができたのは、ホテルや式場の支配人さんから、今本当に業界は集客が困っているんだよ。
あなたがやろうとしていることは業界が求めていることだから、絶対に諦めないで、その声を自分の耳で聞いていたからです。
そしてゼクシーの双冠号、日本のブライダルシーンは、見事に伝統、格式、式たり、そんなものを重視する結婚式から、結婚する2人のための自分らしい結婚式ができるようになりました。
本当はこうしたかったというユーザーの気持ちに寄り添っていくということをやってきました。
私はそれ以来、習慣とか慣習を疑ってかかる、世の中は自分たちの手で変えられる、それを信じて仕事をしてきました。
簡単に言うと、シミュレーションによって皆さんが事業を立ち上げようとするのですが、そうではなくて、ユーザーの解像度を上げて、そして業界に対して生活者に対してどういう価値を提供するのかを研ぎ澄ましていくことで事業が成功するということを見つけ出してきました。
私が今大事にしている事業開発のプロセスはこういうプロセスです。
ステージの2を一番大事にしています。
要はターゲティングと価値設計です。
皆さんはこれをすっ飛ばして、すぐビジネスモデルを作ろうとする。
価値設計なくしてビジネスモデルを作るというのは、全然成功に至ることができません。
誰に、何を、これがすごく大事。
それさえ決まれば、ビジネスモデルなんて実際は何百通りにもある。
その一番確からしいものから、一番ほったて声からスタートすれば良いと思っています。
そして着眼点なんですけど、今と理想があって、そしてその中にはギャップがある。
これをどうすれば解消できるんだ。
その解消する方法をユーザーに届ける。
これこそが提供価値である。
こんな風に私は事業を見つけてきました。
成功の鍵というのは、ユーザーの解像度を圧倒的に上げるということ。
そしてビジネスモデルよりも提供価値。
この価値設計が命であるということを信じてやってきました。
私からのプレゼンテーションは以上です。
名和 彩音
ありがとうございました。
渡瀬 ひろみ
普段2時間ぐらいで話している内容を10分でまとめてしまったので、ちょっと時間をオーバーしてしまいました。
では次のプレゼンテーターをご紹介いたします。
キャリアの出発点
渡瀬 ひろみ
次のプレゼンテーターは株式会社フォトクリエイト取締役COO、大沢智孝さんです。
大沢さんどうぞ。
ようこそ京都へいらっしゃいました。
京都はいつぶりぐらいですか。
大澤 朋陸
京都は京都マラソンで仕事で毎年来ています。
渡瀬 ひろみ
まさにそうでしたね。
そんなお仕事の話もぜひしてください。
ではどうぞ。
大澤 朋陸
ありがとうございます。
ただいま紹介いただきました株式会社フォトクリエイトの大沢と申します。
よろしくお願いします。
私が何か皆さんにアドバイスが本当にできるのかなとか色々考えたんですけれども、
それよりも私がやってきたこと、そういったところをお話しさせていただいて、
その中から何かしら使えるものがあるとか、そういうものを拾っていただければ嬉しいなと思っておりますので、
私がやってきたことについて、今日10分お話しさせていただきたいと思います。
これは今年、別海アイスマラソンという北海道の別海町でやっている海の上を走るマラソン大会がありまして、
それに出たときの写真になります。
ここら辺がちょっと後でまた色々つながってきますので。
すみません字が小さくて恐縮なんですけれども、簡単な私の経歴になります。
もともと北海道の人間でして、北海道で育ってました。
中学上がるタイミングでですね、神奈川の方に移ってはいるんですけれども、小学生まで過ごした北海道の現体験というところが、
私のこの後の人生に大きく影響を起こしております。
大学卒業してから株式会社アシックスに入りました。
アシックスではですね、シューズの営業をしておりまして、やっていた内容といいますと、茨城県エリアを担当していました。
茨城県の学校だったり、実業団だったりですね、そういったところ、あとはスポーツ用品店ですね、
回りながら学校の先生にですね、そろそろシューズ買い替えませんかとかですね、チームでまとめてウィンドブレーカー作りませんかとか、
そういうような営業をしてまして、なのでしょっちゅうですね、茨城県の強豪、人数の部員の多そうな学校に行って、体育教科院室に入り浸ってですね、先生とお茶を飲むというような、
そういうような仕事でした。それをですね、ずっとやってたんですね。
ただ、周りの先輩を見るとですね、先輩も同じようなことをやってるんですよ。
これは私ずっとこれをやり続けるのかなっていうふうに思いながら、何かやっぱり新しいことをしたいなということで、移動の希望を出したりしてたんですけれども、あるとき移動でですね、
じゃあお前は明日から千葉県だと言われましてですね、これ移動じゃなくて単に担当外だなみたいな形で、結局千葉県に移ってもまた同じようにですね、千葉県の学校を回りながら体育教科院室に行くみたいな、そんな仕事をしてました。
なかなかやっぱり若いうちにそういったチャンス、自分で掴もうとしても掴めないなっていうところで、もやもやしていたときにですね、
共通の友人がいて、その友人が当時本当の初期のサイバーエジェントで働いてたんですね。
サイバーエジェントを辞めて、いよいよ自分で会社を作ったよっていう話を聞きました。
それが株式会社フォトクリエイトでした。
私の年が一つ上だったんですけれども、まだ20代で会社を作るというような話を聞いてですね、非常にワクワクして、
そういった働き方が世の中にあるんだというのを、その当時初めて知りまして、
居ても立ってもいられなくて、ASICSを辞めてですね、フォトクリエイトに一人目の社員として入りました。
まだ当時ですね、2003年ってそこまで転職とかする人いなくてですね、ASICS辞める人なんて本当にいないんですよ。
え、お前なんで辞めるの?みたいな感じで、そんな友達が作った会社なんて絶対うまくいくわけないよみたいな、もう反対の嵐でしたね。
ただ、もう当時からずっと学校を回って、この営業していくっていうスタイルがですね、この先も続くと思えずに、
私自身は反対されればされるほど、なんかチャンスがあるかもなというふうに思いまして、フォトクリエイトに行きました。
北海道ニッポンファイターズの球場プロジェクト
大澤 朋陸
フォトクリエイトの授業についてはまた後ほど説明させていただきます。
その後ですね、まあ本当にいろんなことがありながらもですね、マザーズに上場させていただき、上場してすぐのタイミングで代表になりました。
代表になってからですね、台湾に子会社を作ったり、またいろんな新規事業をやったりしてですね、最終的にはCCCにTOBをするという決断をしています。
CCCグループに入ってですね、その中でフォトクリエイトではなかったCCCのいろんなリソースを使いながら、また新しいことを仕掛けていくというような形でですね、
CCCフォトライフラボというグループの中で会社を作って、そこも兼任してやっておりました。
で、そのCCCの中で、いわゆる子会社の社長というものを1年やったタイミングでですね、私の生まれ育った北海道で、北海道ニッポンファイターズが球場を作るというようなニュースを、
これ本当にテレビでですね、ニュースを見ました。札幌ドームから出ますよと。人口5万8千人の北広島市が候補になってますというような。
いや、190万人いる札幌市を出てですね、5万8千人の街で、そんなプロ野球のフランチャイズ成り立つのかというような形でですね、すごく興味を持ちました。
で、共通の知り合いを探してですね、誰かファイターズに知り合いないかというところで、たまたまですね、仕事でご一緒してた北海道新聞の方に紹介をいただいて、
ファイターズのこのプロジェクトの仕掛け人の方にですね、会えることになりまして、もう突撃で北海道まで行ってですね、お食事をさせていただいたと。
そこでこの球場を作る、なぜこれをやるのかみたいな話をいろいろ聞いてですね、そこに自分も入ってみたくなったというところでですね、
役職とかいらないんで、この中でやらせてもらえないかということで、直談判をしてファイターズの球団職員になるという決断をしています。
ここでですね、ボールパークという今までにいないそういった球場を作ることになりました。
去年までファイターズの球団職員をやっておりまして、球場ができた1シーズンが終わったタイミングでまたまた縁があってですね、この自分の作ってきたフォトクリエイトにカメラの北村が親会社になってまして、
その北村ホールディングスとしてフォトクリエイトに戻ってくれないかというようなオファーがあってですね、フォトクリエイトに戻るという決断をしております。
同時にですね、北海道で縁があったコムハムという生ゴミを分解する微生物を研究している会社がありまして、本当にスタートアップですね。
渡瀬 ひろみ
このスタートアップも一緒にやっていこうということで、ちょっと新しい働き方ができないかなということにチャレンジをしています。
これがですね、世界がまだ見ぬボールパークというファイターズのホームページなんですけれども、球場を作っているのではなくて、この野球を核として街を作っていこうというようなことを考えて、なので今までにないものを作ろうとしております。
大澤 朋陸
これがですね、北広島市にある上から見た図なんですけれども、本当に雑木林で何もないところでした。
ここにですね、この三角屋根が球場なんですね。屋根が開いて天然芝なんで、日光を入れるというようになっています。
この球場だけではなくてですね、これマンションです。
ここにアスレチックで遊べるようなものがあります。
ここに久保田さんがやっている農業の最新技術で学べる農業学習施設があります。
ビラがあったりですね、ここ切れちゃってますけれども、幼稚園保育園もあったりします。
こっちのほうにシニアレジデンスとクリニックが今年オープンしています。
という形で球場だけじゃなくて、もう街を作ろうというようなことをしています。
4年後か5年後だったかな、この駐車場のところが大学誘致してまして、大学が来ることも決まっています。
そういった野球を好きな人だけに来てもらうということではなくてですね、
いろんなもの、いろんな趣味の人たちが集まってきて、野球もやってたんだなっていうところで、野球に興味を持ってもらう。
そういった全く逆の発想でこのボールパークというものはできてきました。
新規事業の挑戦
大澤 朋陸
これ三菱UFJリサーチ&コンサルティングさんがまとめてくれたもので、これファイターズのホームページにも載ってますので、
エスコンフィールドFビレッジのホームページから抜粋してるんですけれども、
なんでこれがうまくいってるのかというとですね、単なるスポーツ施設、そして複合開発をしてるんではなくて、
町づくり、観光、こういったものを全部掛け合わせてるということになります。
この交絡地下、観光地下をして、そして町にしていくということで、ただ単に一回来て終わりではない、町にしてそこを掛け合わせていく。
そういった今までにない発想を具現化していったっていうところが、今うまくいっている。
まだまだ発展途上ではあるんですけれども、そういったものになります。
ちょっと戻ってですね、フォトクリエイト、これ何やってるかっていうものも簡単に説明させていただきたいと思います。
学校写真をネットで買おうっていうような、この仕組みを作っております。
もともと2002年創業したときは、学校写真って廊下に写真が貼ってあって、みんなが何番何番って書いて、
封筒に入れてお金を持っていくみたいな、そういった文化でした。
ただ、アメリカではすでにネットで写真を買うみたいなものがいくつか出てきていたんですね。
これは間違いなく日本でもそういったものが来るだろうということで、この仕組みを作ってやっていこうと。
で、学校に営業したりカメラマンに使ってもらおうみたいな仕組みを作るっていうことを始めたのがフォトクリエイトです。
ただなかなかですね、まだスマホもない時代で、理解してもらえない、ネットは危ないっていうことで非常に苦労をしてきました。
これ現在は約2万校近い学校で導入はいただいているんですけども、この学校がなかなか導入いただけないので、
イベントからやろうということで、オールスポーツコミュニティというですね、スポーツイベントでプロが写真を撮って、
その写真を本人だったり親が買えればいいんじゃないかということで、イベントから入っていきました。
これ今ではですね、マラソン大会なんかは国内のほぼ9割、トライアスロンも9割、全国で年間2600イベントほどでですね、
カメラマンが行って写真を買っていただけるというようなサービスになっております。
これを台湾で展開したりとか、いろんなこともやってたりします。
すいません、もう時間になっちゃいましたね。
こういったことをやっていて、これ今でも引き続きやってるんですけれども、今はですね、フォトクリエイト、カメラの北村グループになっておりまして、
カメラの北村と、今全国に1000店舗ぐらいあるんですね。
そことシナジーを出しながらどういった新規事業ができるか、そういったようなことを手掛けてまして、
例えば先週渋谷の道元坂にですね、韓国のセルフ写真館、フォトマティックっていうブランドがあるんですけども、
それを日本に引っ張ってきて、機関店を置いてみたりとかですね、
そういった海外の写真のいろんなものを持ってくるとか、そんなことも今チャレンジしております。
ちょっと駆け足に最後なってしまいましたけれども、私が手掛けてきたことについて、ざらざらっと説明をさせていただきました。
ありがとうございます。
渡瀬 ひろみ
ありがとうございました。大沢さんでした。
後ほどですね、どうやって東京マラソンで採用されるのみたいなね、そんな秘話ですとか、お話を伺いたいというふうに思います。
ありがとうございます。
では次のプレゼンテーターです。
株式会社ゾーバ、縄彩音さんです。よろしくお願いいたします。
いつもそういう格好なんですか?
名和 彩音
会社の宣伝で、よろしかったら撮って調べていただけたらと思います。よろしくお願いします。
渡瀬 ひろみ
IBSっぽくていいと思います。ではお願いいたします。
経歴とキャリアの紹介
名和 彩音
ありがとうございます。株式会社ゾーバの縄と申します。
ちょっとですね、私おそらく皆様と少し経歴というか事業を作った流れがおそらく皆さんとちょっと違うのかなと思ってまして、
そのあたりをお話できたらいいかなと思ってます。
はいじゃん、誰でしょう?みたいなとこなんですけど、こちらちょっとイメージの図になってるんですが、私のキャリアの大半、社内のITのコーポレートのエンジニアをしてました。
少しですね、ちょっと経歴を説明させていただくんですけれども、前々職日本マイクロソフトというところにおりまして、皆さんマイクロソフト製品使われてますか?
手挙げてくださってる。ありがとうございます。企業の皆さんが使ってくださっているマイクロソフトの裏側のエンジニアをしてました。
これどういう仕事かと言いますと、企業の相手の方が何かサーバー止まったんですけど、メールが動かないみたいなことがあった時にマイクロソフトにお問い合わせがあるんですね。
そこで出てくるのが私みたいな感じです。サーバーの中に入らせていただいたりとか、OSデバッグして何が起こっているのかなというのを調査してました。
社内のITの方を助ける仕事をずっとしてたって感じですね。
その後に株式会社DNAというところに転職させていただいて、これ何で転職しようかなと思ったかというとなんですけど、
マイクロソフトの製品すごくいい製品たくさんあってですね、私も結構人生をかけてマイクロソフトのエンジニアをやってきたんですが、いやいやマイクロソフトだけじゃないよねと。
ITもっといっぱい広くあるよね。なんかDNAという会社すごいITいろいろ入れてるらしいということで、ちょっと転職させていただいて、
もともとインフラのエンジニアとしてDNAが海外境界でも展開するとかですね、オフィスを移転するとか、皆さんがITのインフラ環境を使っていただきやすいようにエンジニアとして縁の下の力持ちをやってましたというところです。
その後ですね、DNAが、これおそらく出てるのでなんですけれども、サーバーをクラウドに載せちゃうよっていうのを発表してまして、私見てたのサーバーだったので、あれあれクラウドになっちゃう、どうしようと思ってですね、
IT戦略部っていう、DNA全体の子会社も含めたITの管理だったりとか、どういうふうに予算を立てていったらいいか、あとセキュリティをどうしていったらいいか、そういったところに移動しました。
で、ここからが私の事業の、企業のポイントになってくるんですけれども、DNA在籍中に本業は私エンジニアです。
エンジニアをやりながら事業をやってみようかな、ちょっとトライしてみようかな、そんな制度がありました。
その中でズーバーっていうものが生まれたっていうところです。現在ですね、あのDNAは完全にちょっと離れてしまいました。すごく大好きな会社なんですけれども離れてまして、卒業してまして、株式会社ズーバーの代表をやってます。
IT業界の課題とニーズ
名和 彩音
少しですね、どのサービスなのか後ほどご案内させていただきます。こんな経歴になってます。
はい、じゃあちょっとですね、私が今作ってるサービスどんなものなのかみたいなのをイメージを持っていただくためになんですけれど、例えばこんな仕事ですという一例です。
パソコン、皆さん交換されたことってございますか?
パソコンを例えば交換しただけなのに会社の、例えばGoogleワークスペースとかメールに入れなくなった。パソコンを交換しただけです。ということが起こる。
これなんで起こるか。これ一例なんですが、裏側でですね、こんな色々複雑なシステムがめちゃくちゃ動いてるんですね。
これをITのエンジニアは全部トラブルシュートしてる。すごい時間をかけていろんな製品をトラブルシュートしてるという感じです。
これがですね、大体一つの会社でどのぐらい問い合わせが来るかなんですけれども、今45%ぐらいの方がメールが動かないとかパソコン壊れたとか、これはどうしたらいいですかという問い合わせをコーポレートにしてきてます。
大体ですが、これも5000人くらいの企業さんだと月に2000件ぐらい受けてる。
DNA、グループ会社含めて5000人ぐらいいたんですけれども、ヘルプデスクやってたのは何人ですかね、20人いたかな。そうすると一人何件受けるんだって話になりますよね。
これをですね、さらに複雑にしてるのがクラウドサービス。本当皆さんいろんなサービスで使われてると思います。
このサービス、企業の導入すっごく増えてるんですね。先ほど出てきたたくさんいろんなツールが絡み合ったことっていうのを、一人のエンジニアがたくさんの問い合わせを受けて大変な状況になってる。
これを私は実体験として、ちょっとDNAのですね、マネジメントをしながら、メンバーたちが大変な目に、大変な目というかですね、すごくトラブルシュート大変になってたなっていうのを実体験として感じてました。
すごく彼ら、彼女たちはですね、私もマイクロソフトのエンジニアだったんですが、この技術を10年とか20年かけて、やっと1人前、20年はちょっといずきがない、でも10年かかりますね。
いろんな知識を得て、トラブルシュートをしていくっていうのは10年かかる。
なのに、ちょっとした問い合わせとかで手が止まってしまって、すごくこれがもったいないなっていうのを実体験として、マネージャーとして感じてたっていうところです。
ここからが、なんで私が事業をしようと思ったかなんですけれども、そもそもDNAというかすごく大好きですし、縁の下の力持ちとして事業を支えていきたいと本当に思ってました。
そんな中、Delight Venturesというですね、DNAにちょっと関連したベンチャーキャピタルが近くにあったっていうところです。
ここからコーポレートってさ、なんか困ってることないかねっていう、ヒアリングをちょっと受けてました、マネージャーとして。
で、ありますよ、もうめちゃくちゃ困ってます。問い合わせすごいたくさんあるし、クラウドの管理は大変、お金の管理も大変だし、こんなものを3時まで帰れずやってるんですよ、みたいな話をする中で、世界を動かす事業を作ろう。
え、私がやってるこのヘルプデスクだったりとか、社内のITって世界って動かせるんだっけっていうのに、ちょっとずつなんか心が動いてきたっていう感じです。
今までの自分のキャリアを考えてみると、ITの勉強もそうなんですけれど、これができない、あれもできない、新しいテクノロジーも勉強しないといけない、法令遵守だったりとかセキュリティ、どんどんできることを広げていきたい、なんかそんなことを考えてたキャリアでした。
なんですが、私コーポレートの人間で元々その起業家になるとかですね、事業をするってあんまり実は考えてなかったんですけど、私の経験っていうのが、え、世界を動かせるの?っていうのに、これに気づかせてくれたんですね。
だったら、今までの自分のキャリア、本当にDNAが大好きだし、コーポレートの方のためにマイクロソフトでもサポートしてた。
それは何のためだったかなって考えると、自分とか会社のために自分の時間を使ってたんですね。
で、デライトベンチャーズから教えてもらったのは、それが世界、世の中、これが大きくなったところに自分のやってきたことが役立つんだよっていうのがここで初めてわかった。
だったら、生きてる時間ですね、これをできる限りその広い世界とか世の中とか、そういったところに使ってみたいなと思ったことが起業のきっかけになってます。
AIヘルプデスクの提案
名和 彩音
で、Zoobaのミッションなんですけれど、これは私が割とずっとコーポレートにいたっていうところがそうなんですが、
コーポレートの中の人たちが本当にこう笑顔になって、企業のために幸せだなと思う時間が増えると、それが企業の活動にプラスになるよっていうことで、今AIを使ったサービスを展開しています。
少しだけですね、ちょっとどんなサービスなのか少しご紹介するんですけれども、実際にあったちょっと苦労話みたいなところを少し持ってきました。
私ですね、趣味はコーポレートのエンジニアをやってました。マネジメントもしてました。
で、兼務っていうのが企業になってまして、自分の工数の何対何っていう形で割り振って、そこで事業を作るっていうことをやってました。
私の場合はたまたまですね、自分が得意な領域に対して起業するっていうところだったので、
シムで実務で検証しながら、私が今作ろうとしているものってシムの方で使ってもらえそうかなっていうのを検証したり、
企業の方では全くファイナンス素人で、企業ってなんだ、事業ってなんだ、お金ってなんだみたいな状態で始めてましたので、
そこのナレッジみたいなところをサポートいただきながら作っていったという感じです。
あとこれも苦労しました。開発の相談ですね。
もともとエンジニアではあるんですけれども、開発のエンジニアではなかったので、どういう体制でやっていけばいいかみたいなところも相談しながらやってましたが、
チームが新規構築で、ここの採用だったり、どんな人とやればいいんだろうみたいな、そんなところも結構苦労しました。
あとは良かったこととして、トライアルの企業だったりとかニーズ調査みたいなところは本業の方で相談しながらやらせていただけたなという形です。
じゃあちょっとすごくお時間が迫ってきたのでざっくりなんですけれども、そんなですね、私が当事者として苦労したっていうところをサービスを入れている、
Zubarというものを今作ってまして、少しだけ機能のご紹介をすると、先ほどヘルプデスクがいっぱい問い合わせが来てたっていうものをAIがですね、
ナレッジ分析して、それをチャットツール、スラックだったりTeamsだったりとかで応答できるっていうものを機能としてあります。
それだけじゃなくてですね、アプリケーションの管理、授業員の管理、デバイスの管理ができるようなデータベースを持っている、それにAIが入ってきてまして、
皆さんの業務を楽にするサービスを作っています。
なんかちょっと簡単にですが、これがAIヘルプデスクですね、ナレッジをAIが解析して応答するというもの。
それだけではなくて資産管理の部分も、情報システムの方がやっている業務を軽くするようなサービスを作っているというところです。
はい、改めて働く人が幸せになれば、器具が幸せになる、そう信じてズーバーというものを作っています。
はい、以上になります。ありがとうございました。
渡瀬 ひろみ
ありがとうございました。まさに当事者ならではのすごい解像度の高さによって事業がね、見事に花開いていらっしゃいますね。
ありがとうございました。また詳細、後でお伺いしましょう。
では最後のプレゼンテーターです。株式会社ジョイクル代表取締役社長、CEO小柳雄太郎さんです。
小柳 裕太郎
よろしくお願いします。
渡瀬 ひろみ
小柳さんって応援する人たくさんいらっしゃるんでしょうね。
小柳 裕太郎
そうですね。
そんなオーラをすごく感じます。
渡瀬 ひろみ
ありがとうございます。
ではどうぞ、プレゼンテーションをお願いいたします。
小柳 裕太郎
運と縁だけで起業しているようなところがご指摘の通りあるんですけれども、
そういったところも含めて、今日どういった経緯で起業したのかというところをお伝えできればと思っております。
前半、ジョイクルのことを伝えたい欲が強すぎるので、
簡単にジョイクルのお話しさせていただいてから、どういう経緯だったかというところをお話しできればと思っています。
ゴミを運ばないで燃やさないで資源化できる分散型のインフラサービスというのを作ろうとしている会社になっております。
今までは商社、人材ベンチャー、広告代理店、それから環境エネルギー系のスタートアップを経まして、
去年起業したというところです。
1年でここまでやれるんだよというところをお話しできればと思っています。
新規事業の背景
小柳 裕太郎
現体験としては入社1年目にパプアニューギニに駐在をしているというところもあって、
そこも後ほどお話をできればと思っております。
実は今日ここに立たせていただいているのは、先日あったチェンジという大企業の新規事業開発プログラムで、
一番変わった人にグランプリをあげますというのがあって、そちらで賞をいただいてここに立たせていただいております。
僕らは資源と喜びが循環する社会を作ろうと考えているのですが、
背景として皆さんあまりゴミのことを聞かないと思うので、ぜひ覚えていただきたいのですが、
どんどん今人口が減っているので、ゴミの焼却炉は実は日本世界で一番多いのです。
それを維持する税収が各自治体さんなくなって、焼却炉がどんどん閉鎖して、
ゴミを運ばなければいけない距離がどんどん伸びておりまして、処理コストも上がってドライバーもいなくなる。
かつガソリン車による運搬のCO2の問題も非常に深刻になってくるという状況です。
なので、大きい焼却炉に運んで燃やすのではなくて、運ばないでゴミの手元で資源化していくようなインフラが必ず必要になると考えています。
こういったインフラになり得る小型の装置というのが一応減損はしているのですが、
老舗のメーカーさんが作っているめちゃくちゃアナログな装置ばかりなので、
せっかく運ばないで燃やさないで資源化していることの費用対効果、環境対効果も分からず、安全性もまったく担保できていないという状況になっておりますので、
ここに我々新しいインフラをということで、既存の装置にセンサーを付けて費用対効果、環境対効果を可視化したりですとか、
技術の進展と連携
小柳 裕太郎
オペレーションの効率化や安全の確保ができるダッシュボード、ジョイクルボードというものを既に提供開始しております。
環境対効果については早稲田大学、九州大学と連携をして特許の出願も済ませています。
そもそも装置自体がなかなかいけていないと業界として盛り上がらないというところもあるので、
今このジョイクルボードの標準搭載をした装置、ジョイクルボックスというものも開発をしています。
従来の装置ですと、灯油とかガスをガンガン使うものが多いのですが、我々のものは基本的に電動で、匂いとか煙とか音もないというものです。
あと完全なオリジナル、先ほどの装置はOEMしてセンサーを入れるだけの装置になるのですが、完全なオリジナルの装置も実は今作っています。
これはゴミを処理しながらその熱を使って発電ないし、給湯も前提にしているような装置になりまして、
今電力会社さん、大手のメーカーさん、通信会社さんとも連携をしてこの装置を開発、動いています。
これ発電がゼロエミでできるので、その電気を使ってスターリンクとの連携を考えていまして、スターリンクをこの電気で起動させて、基地局がなくても通信ができるようにして、
かつ我々は既存の装置だとゴミを廃化するものが多いのですが、我々はAIを使って一番いい感じに電気を制御して単化をしていくということをやりますので、
カーボンネガティブを実現しながらBCP対策もできる小型分散型の稼働ができるインフラユニットというものを提供していこうという動きをしているのが弊社になっております。
石垣島でも実は実証実験を行っているのですが、沖縄にある既存の装置にセンサーをつけて実証実験をやっています。
小型の装置がどれくらいESGの貢献効果につながっているのかというのがデータです。
沖縄のエリアは離島で出たゴミをわざわざ本土に船で運んで燃やしたり埋めたりということをやっていますので、
こういった分散型のインフラを使った方が圧倒的にESGの貢献効果が高いというデータ分析結果を九州大学と出すことに成功しています。
事業の発展と起業の動機
小柳 裕太郎
ゴミ種類のエリアによって大型の焼却施設と比べて、どれくらい環境や経済に良い効果を分散型インフラが及ぼしているのかというところを、
国内で唯一握れるプレイヤーというのが我々だろうと考えております。
あとは装置をゴミの出元にデリバリーして、皆さんにシェアして使っていただくと費用対抗が上がってくるので、
このゴミの資源化装置をゴミの出元にデリバリーするジョイクルシェアというアプリケーションも今開発をしております。
このボックスとシェアを収集品業者さんにセットで提供させていただくことで、収集品業者さんも事業者さんもコストカットメリットやCO2の削減効果が出るというようなサービスを開発しておりまして、
離島とか敵地に行けば当たり前にこのジョイクルカーが走っているような世の中に我々していきたいというふうに考えております。
既存の装置の可視化するボードと、それが内製化されたボックスと、その費用対抗を上げるソフトウェア、ジョイクルシェアというものを開発提供しているというのが我々になっております。
創業して1年ではあるんですけれども、もともと私が電通にいた時に投資しようとしていた会社のCEOだった山地も、もともと強大の研究員ですごく優秀な方なんですけれども、彼もジョインしてくれたりですとか、
ピクシーダストテクノロジーズで上場も経験している高橋もジョインしてくれたりですとか、
カーボンクレジットのオフセットをやるサステナリというスタートアップでCTOをやっていた加藤もジョインしてくださったりですとか、
今月からループの創業メンバーも入ってくれておりまして、1年でこんだけメンバー集められるんだよというところも付け加えさせていただければと思います。
何で起業したのかみたいなところを簡単にご説明させていただければと思うんですけれども、
なんかでっかいことをやりたいなというアホっぽい理由で最初、商社に入りました。
それまではサッカーと歌の活動を頑張ってやっておりまして、サラリーマンかっこ悪いからなりたくないということで、歌手とサッカー選手を目指していたんですけれども、
あれ、商社めっちゃおもろそうということで最初、創実に入っています。
入社1年目の冬に、お前来月からパプアなっていう非常にパワーフルなワードをいただきまして、パプアニューギナに1年弱駐在をしております。
その時に水処理ができる海水淡水化装置2本のものを輸入して、パプアに入れて、
この右下の写真というのがパプアのレアレア村という4,000人ぐらいの人口の村の子どもたちなんですけれども、
彼ら片道2時間かけて水汲みを山井の池のところまでしに行って、また2時間かけて帰ってくると、1日4時間以上水汲みに時間をかけているという村だったので、
日本の海水淡水化装置をぜひ村に入れたいということで、プロジェクトをリードしてやっていました。
現地の国家計画省という省庁の補助金を使ってこのプロジェクトをやろうと動いていたのですが、
結局その補助金がゴーンしました、行方不明になりましたという新聞記事が出て、このプロジェクトが終わってしまっています。
この子どもたちに新しい選択肢を与えられる機会をミスミス逃してしまったという強い後悔が自分の中ではありまして、
選択肢を与えられなかったという後悔から、将来的には自分でBOPビジネスになるようなインフラ事業を立ち上げたいなというのをずっと10年ぐらい思って起業したというところがあります。
早日の後はベンチャーっぽいところに行きたいなと、30中盤ぐらいになっちゃうとベンチャーなかなか行けなくなるだろうなということで、20後半で人材ベンチャーに移りまして、
このサーキュレーションではそこそこ営業成績も出したんですけれども、もともとやりたかった新規事業が全然できなくて、話違うじゃんということで電通に移りまして、
広告以外の領域の事業開発であったりですとか、環境エネルギー分野のスタートアップに投資するチームを立ち上げて自分でやろうみたいなことをやっておりました。
なんですけども、ちょっとまだその当時電通でそれをやるのは早すぎたなという感じがありまして、なかなか投資したいスタートアップの林業を上に上げても役員が理解してくれないというようなお話もあったので、
じゃあもう環境エネルギー分野のど真ん中に行こうということで、ユースリーノベーションズという会社に移って、企業前提でいろんな環境分野何ができるかなって探して思いついたのがこのJoyfulのビジネスアイデアでして、去年登記をしております。
私がちょっとユニークなのは、大企業もIPOベンチャーもスタートアップも経験をしていて、各サイズフェーズ間のところでですね、どういう働き方をしたらいいのかというところが分かった上で起業できたっていうのはちょっとユニークかなと思います。
あと先ほどのサーキュレーションが業務委託をですね、どんどんプロジェクト単位で人を入れていくっていうことをやってたので、今うちのメンバーもメインはですね、業務委託になってまして、そこも非常に経験として生きているかなと思います。
今シードキーなんですけども、8月入金していただく、投資以降いただいている大手の電力会社さんとかもいらっしゃいまして、結構大手企業を巻き込むっていうところはですね、なんとなく体で覚えてたところが今に生きているのかなというふうに思います。
今日は皆さん、多分大企業で新規事業とかやってらっしゃる方とかも多いと思うんで、僕が声を大にして言いたいのは、起業しちゃってくださいっていうことです。
多分せっかちな人も結構いるのかなと思います。
スピード感を考えたら絶対起業した方が楽しいですので、ぜひ起業していただきたいなというふうに思っております。
ちょっとこの辺はまた後ほどお話しできればなと思っております。
以上です。ありがとうございます。
渡瀬 ひろみ
小柳さん、ありがとうございました。
以上4名のプレゼンテーションが終わった時点で、少し会場を4人のパネルトークに準備をいたしますので、少々お待ちください。
では皆さん、どうぞ舞台へお越しください。
では、ねほりはほりと皆さんの裏話をお伺いしていきたいと思います。
大企業で新しい事業を作っていくというのは、本当にある種小柳さんが飛び出てやっちゃった方がいいよという、ある種アンチテイゼのように最後にご登場いただいているんですけれども、
本当に大きな障害が中にあると思います。
それを乗り越えていけるのは、やっぱりこれを何としても実現したいという芯のようなものがリーダーにあるからだというふうに思っています。
先ほど全部皆さんお話いただいたんですけれども、今一度この授業をやろうと思った、特に小柳さん、なんでゴミだったんだというあたりが先ほどあれだったんですけれども、ちょっと順番にですね、この順番で、そもそものこれをやろうと思った、これに着眼したというところをお話いただけますか。
小柳 裕太郎
ありがとうございます。さっきスライドにも書いてたんですけれども、僕が何かをやるときに一番ワクワクするキーワードっていうのが、自分が死んだ後100年後の社会を変える何かをするっていうのがワクワクワードです。
それをやるときに、やっぱり社会変革レバレッジが大きい事業をやらないと、生きている実感が湧かないなというのがあり、
じゃあ日本の特徴を活かしながら海外にフライできる事業の分野って何なんだろうって考えたときに、僕の中では結構環境エネルギー分野一択だなというところがありました。
ただ一方で、この分野って結構ディープテック系の研究者の方が起業されていたりですとか、かなり理系によった人が起業されているなという印象もあって、
僕の特徴って、先ほど見ていただいたように土分系なので、ただ人と人をつないだりとか業界を影響したりとか、そういうところは自分の得意分野だなと思って、
それを活かせて何ができるかなって見たときに、たまたま大崎町っていう鹿児島の自治体さんにお話をお伺いすることがあって、
そこではゴミの焼却炉がもう寿命で税収で賄えないから閉じましたと。
その代わりゴミの分別を26品目全部やって、リサイクル率が通常の自治体20%ぐらいなんですけど、そこは80%以上リサイクル率が高くて、非常に高いんですけども。
新規事業の背景とビジョン
小柳 裕太郎
このモデルって素晴らしいなと思った一方で、住民の方とかにもっとインセンティブとかがないと、東南アジアとか海外に持っていけないなというのを思いました。
じゃあそのインセンティブって何だろうって思ったときに、参拝処理コストがめちゃくちゃどんどん上がり続けているというところに気づき、
じゃあそれ処理できる装置ないのかと探したら全国にちょこちょこあると。
ただディープテックとか全然入ってないし、この分野結構研究者とか連れてきたらおもろそうだぞというふうになって、
それで今のジョイクルのビジネスモデルの原案ができたという背景でございます。
渡瀬 ひろみ
ありがとうございます。
なあさんいかがですか。
名和 彩音
先ほどもちょっとお話しさせていただいたところで、おそらく矢印が私の場合逆で、それしかやってこなかった人間です。
それというのが社内のITに資する仕事をやってきた。
その延長に事業があった。
なのでちょっと私の経験からというところになるんですけれども、その事業のネタとかシードみたいなものって結構案外皆さんの身近なところに転がってたりしたりとか、
渡瀬 ひろみ
特定の専門分野本当に身近に得られているところにあったりするのかなって事業を行ってみて今思っているところです。
ありがとうございます。
お二人はもう実際に世の中の姿を見て、あれこれこのままでいいのかな、これ助けてあげられるよなってそんな思いがあったと思います。
私自身もブライダル業界を見て、すごい構造的な課題を中では変えられないというガンチャガラメな状態を助けてあげたいなというようなところがスタートになっています。
かたや大沢さんはワクワクによって自ら突き動かされていっているように思うんですけれども、そのあたりぜひお願いいたします。
大澤 朋陸
そうですね、私そんなすごい高い崇高なものがあったわけじゃなくて、もう北海道で球場を作る、新しく球場ができるなんてもうここ生きている先あるかないかなぐらいの感じで、
それが自分がゆかりのある北海道、まだまだ北海道ってポテンシャルがあるのにもっといろんな人呼べるし、いろんなことできるんだろうなっていうところとすごくマッチした。
それがさらに野球っていうところですね。野球を見るのはもうおじさんしかいないよっていうふうに言われていく中で野球やる人も減っているしみたいなところに、
渡瀬 ひろみ
その生かし方を変えることによって掛け合わせですごいポテンシャルあるんじゃないかなっていうところのワクワク感でもう飛び込んじゃったみたいな、そんな感じですね。
そしたら球場を作るという話が実は町を作る話だったということですね。
そこを話を聞いたら単発的な話ではなくて、町を作っていっていかに北海道、北海道日本ファイターズ北海道の球団なので、北海道をどう元気にしていくか、そこから逆に何を発信できるかみたいな、全然違う話だったみたいな、そこでさらにワクワクしちゃって飛び込んじゃったっていう。
小澤さんは私、歩く新規事業って呼んでるんですけれども、ちょっとフォトクリエイトさんのお話もぜひお伺いしたいんですけれども、実際学校で写真を貼って番号を書いて出してお金を現金で持っていってっていうような世の中を自分は変えられるって信じたんでしょうか。
大澤 朋陸
それは当たり前のようにあるものが、もう世界では違ってきてる、もっと便利になってるんだよっていうものがあったので、これはできる、日本でも絶対そうなるだろうな、でもほっといたらすごい時間かかるだろうなみたいなところでやっていこうっていうところから始まってますね。
渡瀬 ひろみ
ありがとうございます。
多分この4人共通しているのは、自分が事業を起こした後の世の中がどんな風になっているだろうっていう映像が思い浮かんでたんだと思うんですね。
なのでそれを語ることで多分仲間が増えていったんじゃないか、そんな風に考えたりします。
事業開発の困難と乗り越え方
渡瀬 ひろみ
次の質問なんですけれども、とはいえ本当にそんな順調に事業が立ち上がるなんてそんなことはなかなかなくてですね、すごいいろいろ大変なこと、困難なこと、壁、あちゃー想定外のことっていうようなことがあったと思うんですけれども、
ここでお話できる範囲でどんな困難があったかとそれをどのように乗り越えていったかっていう話をお伺いしたいんですけれども、どなたからでも結構ですが。
大澤 朋陸
私はベンチャー企業でも本当のスタートアップの時からやっている新規事業と、あとはファイターズ、親会社日本ハムで売上1兆円の会社ですね。
そこで球場を作るっていう、いわゆる肉食品メーカーの中で異色のものをやっていこうみたいなところと両方経験しているんですけれども、大企業だからこそできたことっていうのもあるんじゃないかなというのは思っていて、
動かすのはすごく大変なんです。その軌道に乗せていくまでのものがいろんな人のコンセンサスを取りながらやっていくっていうところのすごく大変さがあるし、
日本ハムでいうと、やっぱりグラムいくらで肉を売っていたっていう、その積み重ねで1兆円を作っているところに対して、600億円かけて球場を作りますみたいな、もう全然違う話になっていくので、そこの大変さはあったと思うんですよね。
ただ、一回動き始めるといろんな人たちが協力してくれて、やっぱり大企業ならではの信頼っていうものもあるので、転がるの早いんですよね。
それの違いがすごくあるんじゃないかなっていう。大変は大変だったんだけど、動き始めちゃうと意外といくんじゃないかなみたいな。
渡瀬 ひろみ
僕にやらせてくれって言って、まずいかれましたよね。相当驚かれたんじゃないですか。
大澤 朋陸
確かに、社長が平社員で来たぞみたいな感じでですね、球団の中でもざわついてたのはあるんですけども、無理矢理入ったんで、別に役職とかなく普通にスッと入れていただいたっていう感じで、球団職員になったんですけれども。
とはいえ、私が入った時はもう球場作るっていうのがある程度コンセンサス取れている段階だったので、本当に大変だったのはその前のところだと思うんですね。
これはアンビシャスっていう本に書かれてますので、ぜひ読んでみてください。
渡瀬 ひろみ
はい、ありがとうございます。
ナアさんいかがですか。
名和 彩音
はい、私の場合は大企業、自分自身が初ではあるんですけれども、ゼロから1のプロダクトを作るっていうところが、ちょっともしかすると変わったところかなと思ってます。
もちろん大企業ならではのリソースだったりとか、知識みたいなところを、私たちも勉強しながらプロダクトを作っていったんですけれども、特にやっぱり苦労したのがですね、私たちが作っているサービスはクラウド型のSaaSでしたりとか、AIと呼ばれるようなプロダクトになるんですけれども、
作りたいものは割と解像度高くわかるんですが、これをどうやって作るか、どこから作るか、これを何に尖らせて、どういうお客様に使っていただくかみたいなところが、徐々に作り上げていくといったところにすごく苦労しました。
ちょっとここだけの話ですけど、ちょっとプロダクトも作り直したりとかっていうのもやってまして、いろんな原因があるんですが、中でもまず作る人、私どちらかというと今のプロダクトだとこういうものがあったらいいなっていうのがすごく解像度高くわかるんですけれども、じゃあそれをどうやって作るか、作る人、これを見つけるのがすごく大変でした。
もちろん開発のエンジニアさんというところで、リソースを少しお借りしてって言ったところはあったんですけれども、チームではないので、やっぱりこの私たちが作り上げたいビジョンに共感してくれて、それを一緒に作ってくれる仲間、うちだとCTOがその役割になるんですけれども、そういった仲間を集めて本当にビジョンに向かってスピーディーに作っていく。
最初のユーザーの重要性
名和 彩音
ここがすごく一番苦労したところかなと思います。
渡瀬 ひろみ
ナアさんはそのビジョンを社員の他のメンバーの方たちにどう伝えていらっしゃいましたか。
名和 彩音
まずですね、たまたま私が実現したかったことが、結構皆さんが使われているITの領域だったっていうところがあって、みんなこの業務やれって言ったらどう思うかな、やってみますかっていうのをちょっと話したりとかですね、これはちょっと大変だわと。
実際にプロダクター使っているといろんなサービスのアカウントの追加削除だったり退職者いないかとかっていうのを結構見てたりするので、まずそこの解像度が社員にあったっていうところですね。
あとはよくこれも話すところとしては、例えばDNAですと横浜の球場があったりとかするんですが、私その裏のインフラを実は作ってたこととかもありまして、DNAがカツと球場がバーッと開いて風船がバーッと飛ぶんですけど、これを会場で見てたときに、
この皆さんが飲んでるビールのポーズは私がやってるとか、なんか私応援してもらってるっていうのを本当に感動したんだよっていうのとかをですね、ちょっとこういった経験を伝えていくと、ああそういうの助けたいっていうふうに一緒に賛同してくれたりっていう、なんかそんな形でした。
渡瀬 ひろみ
はい、ありがとうございます。小柳さんいかがですか。
小柳 裕太郎
はい、まず僕はですね、今毎日がとっても楽しくて仕方ないんですね。なんですけど、やっぱりここに至るまでの最初の社会人1年目から5年目ぐらいのときはすごく辛かったなというのがあってですね。
あの、結構あの価格品の営業をやってたんですけれども、お客さんの懐に入って、他の商社にいくらで卸してるよみたいな、売ってるよとかですね、そういう情報を聞いてきたりとか、なんかできちゃうタイプだったんですね。
なので、お客さんの懐に入って、なんか知らないけどいつの間にかでっかい受注が取れてるみたいなのがすごい得意な人間でした。
で、一方で社内業務がめちゃくちゃダメで、本当にずっと怒られ続けると。だからなんか成績はいいんですけど、めちゃくちゃ一番怒られてるみたいな状態で、これがすごいストレスで。
ただ今思うと、やっぱり大企業の中でどういうふうに統制が取れてるのかとか、そういったところを学ぶという意味で、あの時怒られたことっていうのは本当に大事なことばっかりだったなというふうにも思ってますし。
早日のこと、僕は社会人の中で一番最初にいろんなことを教えてもらって、本当にお父さんみたいな会社だなというふうに思っているんですけれども、その時期に一番怒られて辛かったけど、あの時期の経験というのが僕の中では企業にもやっぱりつながるような貴重な経験をさせてもらったなというのは思ってますね。
渡瀬 ひろみ
ありがとうございます。
私も少し披露させていただくと、一番ちょっと困難だったなって思うのが、本当に事業を立ち上げるというふうに決めて、広告営業がスタートした時に、当然私たちがリプレイスしようとした紹介サロン、先ほど少しご説明しましたけれども、
そもそも業界で送客シェアのほとんどを持っていた紹介サロンという業界が、私たちがメディアを作るという噂を聞きつけて、若干営業妨害のようなことをし始めたりしたんでしょうね。
営業妨害というのが、ゼクシーと付き合うと送客を止めますよぐらいのことを、いわゆるホテル式場業界に対してネガティブキャンペーンをするというようなことにあったりしました。
そういう時に、私は思ったでしょう、B2Bのビジネスにもイノベーターと言われる人たちがいて、そういう人たちがこの海のものと山のものとも分からないゼクシーというものをいち早く採用してお金を出してくださった。
そしてその一番最初に賛同してくれてお金を払ってくださったユーザー、企業さんにちゃんとカップルを送客するというその価値をちゃんと返した。
それがちゃんと業界の中で噂になって広がっていって、お客様が1社、2社、3社、4社と増えていったという。
多分いろんな企業さんが、B2BでもB2Cでもそうなんですけど、すべてのお客様をターゲットにしようとして、すごく指を広げて複雑な総合的な相場的な事業をやろうとするんですけれども、
そうじゃなくて、まず限られたユーザーでいいから、絶対その一番最初のユーザーにある種満足をしていただくということができたときに、初めて事業というのは転がり始める。
毎日始めるということが起こるんじゃないかなというようなことを思います。
さてちょっとまた別の質問なんですけれども。
渡瀬 ひろみ
特に縄さんにもお伺いしたいんですけど、営業ってどうされたんですかっていう。
営業活動と顧客の声
渡瀬 ひろみ
もう事業を立ち上げていく上でね、私本当にもう事業、ビジネスモデルは作りました。
営業は代理店に任せますって言ってスタートしたときにやると何が起こるかっていうと、代理店の先にお客様がいるものですから、
お客様がやっぱり本音ではどう思っていらっしゃるかとか不満があったりとか、どこに満足していらっしゃるかっていう手触り感のある情報が入ってこないんですよね。
そのままローンチして、そのままあとは代理店さんお願いしますみたいなことをやっていると、まあこけますよ。
なぜかというと磨きどころがわからないからなんですよね。
名和 彩音
どんなふうにちょっと縄さんが広げていかれたかをぜひ教えてください。
渡瀬 ひろみ
はい、私が営業しております。もうぜひやらせてください。
名和 彩音
絶対そうなんです。成功する事業ってね、もう社長が営業してるんですよね。
これはもう絶対に、お金だったらセールスを採用するとかっていうのももちろんあるんですけれども、やっぱりお客様の声はですね、生で聞かないと、私のプロダクトの場合は特に難しかったなと思ってます。
でも今作ってるサービスが自分がお客様のターゲットだったので、いやこれでいいだろうと思って実は作るんですけど、なんかいやいやこんなのダメだよと。
こんな機能いらないし、これだと使いにくいっていうのをお客様が教えてくださるんですよね。
本当はもしかすると当初考えていたプロダクトってちょっと違うものだったかもしれないなと思ってます。
これはやっぱりお客さんと会話をする中で、セールスとして買っていただくっていう目的もそうなんですけれども、どうなったら買うに値するのかだったり、何の課題を今解決できているのか。
これとこれとこれの優先順位って何なんだろうっていうのを、やっぱり声を聞かないとわからないので、これはおそらくずっとやると思います。
渡瀬 ひろみ
そうですね、ありがとうございます。本当にローンチをゴールだと思わず、ローンチがスタートであるっていうことでしたね。
東京マラソンの成功事例
渡瀬 ひろみ
さあ大沢さん、伝説の東京マラソンの話をお願いします。
大澤 朋陸
フォトクリエイトが写真の販売のところで、いろんなマラソン大会だったら自分の走っているところの写真欲しいんじゃないかなと思って、プロのカメラマンを入れて販売しようみたいなサービスをやろうと思って、
いろんなマラソン大会、もう片っ端からまず電話をして会いに行ってみたいなことを、私自身がもともとASICSにいたっていうこともあってやってたんですね。
でも本当に会ってもらえないし、よくわからない会社、マラソン大会は自治体がやっていることが多いので、問全払いとかなんですね。
結局よくわからない人が行っても話聞いてもらえないということで、まず自分がマラソンを始めたんですよ。
マラソンをやることによって、僕もランナーなんですよっていうことで、ランナーとしての声を聞いてくださいみたいな話に持って行って、
ランナーになってマラソン大会とか出て、そういった話をさせてくださいと会うようになっていって、ちょっとずつ理解をしてもらえるところが増えていったっていうところで、
東京マラソン、当時の石原知事が、東京でもニューヨークとかロンドンみたいな大会をやるぞみたいなのがあって、
これはすごいチャンスだなと思って、ありとあらゆるツテを探しながら、何かつながらないかみたいなところを、いろんなところからつながりつながりを探していって、
そのちょっとしたつながりのところからつながっていって、最終的にキーマンにつながって、
2月に行われた大会なんですけど、その前の年の12月ギリギリに決まるみたいなところで、それでももうできますっていうことでやっていったっていうことになりますね。
渡瀬 ひろみ
ありがとうございます。やっぱり東京マラソンで採用されていますっていうのは、本当にすごい力になりますよね。
大澤 朋陸
そこからフォトクリエイトの景色が変わってですね、東京都が使ってるってなると、他の自治体も東京都さんやってるんですかみたいな感じで、
大阪マラソン、神戸マラソンっていうのがどんどんどんどん広がっていって、もうそこまで広がってくるとやってない方が不安になってきちゃうみたいな感じになってですね。
なので今、マラソン大会400大会ぐらいやってるんですけども、ほぼほぼ国内9割ぐらいはやってます。
渡瀬 ひろみ
すごいですね。ありがとうございます。
新規事業の展望
渡瀬 ひろみ
小林さんは自治体がお客様になりますよね。
小柳 裕太郎
自治体もなりますね。
ちょっとリードタイムがどうしても長いので、今の段階で言うと連携協定を結んで補助金引っ張ってきて、装置を寄贈させていただいて、
その代わりブラッシュアップポイントいっぱい教えてくださいとか、一緒にPRさせてください、こういうデータが取れるのでっていうような活動を今やってまして、
まさにその顧客のフィードバックが得られるっていうのが僕らのフェーズすごく大事で、
だいたい従来の装置メーカーさんが皆さん売り切っておしまいなので、お客さんの声全然汲めてないんですね。
なんですけど、僕らは将来お客さんになり得るところを開発パートナーに巻き込んでるっていうところが結構強みなのかなというのはありまして、
今、参拝業者さんとか病院とか自治体さんですね、こういったコストが高かったりとか何かしら問題意識を持ってるところに、
こういうのもっと便利になったらすごくいいじゃないですかと、一緒に開発したいのでお貸してくださいみたいな形でですね、今営業してるような状況ですね。
渡瀬 ひろみ
ありがとうございます。例えば自治体を営業していくっていうところにあたって、
例えばいくつぐらい事例ができると、いわゆるイノベーター的な自治体がいくつぐらい現れるとフォロワーが現れるみたいなそういうのってあったりしますか。
小柳 裕太郎
そうですね、ちょっとまだ今動いてるところなので、まだわかんないんですけど、
今東京都のある区とですね連携協定を結ぼうという話をしてます。
これメガバンクさんが紹介してくれた案件です。
僕らの商談の様子をどうやら見ててこれはいけるぞと思ったらしくて、隣の区にまたそのメガバンクさんがご紹介してくださったりということが今起こっているので、
5ぐらい連携するとかなり全国的に広まりやすくなるんじゃなかろうかっていう肌感覚は今ありますね。
渡瀬 ひろみ
ありがとうございます。
少しですね会社のありようというか、フォーメーションの話を少しさせていただこうと思います。
まず縄さんなんですけれども、DNAの社員としてチャレンジをされて起業したんだけれども、
結果的に何パーセントですかね、DNAさんが多分シングルインベスターのファンドから出資を受けてますよね。
DNAと自分の会社の関係ですとか、DNAがオーナーでいらっしゃることに何かメリットを感じるというのはそういったことでございますか。
名和 彩音
そうですね、おそらくデライトベンチャーズとDNA関連しているベンチャーキャピタルからですね、我々出資をいただいておりまして、
いろいろな協力をいただいてるんですけれども、すごく協力いただいたポイントが大きいんですが、特にとても大きかったなと思うところとしては、
まず先ほどもお話にありましたセールスの支援といいますか、やはり関連してるでしたりとか、DNA初だっていうところで、
会ってくださる企業様でしたり、ご紹介いただけるところっていったところがあったりっていうところで、そこをご支援いただいたなと思ってます。
そこすごくかなりメリットがあったなと思います。
あと、私も社員から01で起業してるっていうところで、経営者としてかなりいろんなことを急ピッチで学ばないといけないっていうところが、個人的なところで大変だったんですが、
本当にファイナンスのところ、チーム作り、経営者としての心構えからですね、DNA、かなりいろんな事業でしたり起業しているプラットフォームでしたり、知識が持ってますので、そこからさまざま困ったポイントで、
例えば、こんなチーム今困ってて、こういう人材が欲しいんだけど、なんかどっかにいい人いないですかねっていう、こういう相談だったりとか、はたまた本当に経営者としてそういう心構えじゃダメだよっていうところだったりとか、本当に文系的なところ、理系的なところも含めて、私の場合は相当サポートさせていただいたなと思っています。
渡瀬 ひろみ
DNAの一事業部門ではなく、独立した会社になったということにどういう意味があるとお感じでいらっしゃいますか。
名和 彩音
そうですね、やはりその事業を展開する上で、DNAという名前を使えると、もちろんありがたいというのはあるんですけれども、純粋にそうではなく、初ではあるんですけれども、本当にフラットな目でやっぱり戦っているというか、史上戦っているなという肌感がすごくあります。
もちろんいろんなところで支援はいただいているんですけれども、今ご支援もいただきながら、自分の足でチームを作って、自分の仲間で製品を作っている。
そういうところが、単なる子会社とかではなくて、しっかり離れて、独り立ちして頑張っている。そんな感覚で今事業をやっています。
渡瀬 ひろみ
ありがとうございます。DNAさんというのはゲームを中心に、B2Cのコンシューマー向けのビジネスのイメージが強いんですけれども、なおさんのこのZoovaという事業を足掛かりに、B2Bの領域に進出していくんだ、みたいなことっておありなんでしょうかね。
名和 彩音
そうですね。私も自分の事業にフォーカスしてしまっているのがわからないところはあるんですけれども、これも私の肌感の中ではあるんですが、結構その起業の種というのが、私もそうなんですが、もともと起業家になろうと思って何か種を探していたというよりは、
渡瀬 ひろみ
自分がやっていたことが延長線として人の大きなところに役立つというところでやったというところがあるので、もしかすると私の領域だけではないところで、そういった種が今後もDNA問わず出てくるんじゃないかなと思います。
ありがとうございます。大沢さんにご質問なんですけれども、北村さんのファミリーになったというようなことで、フォトコリエートそのものの動きに変化があったりですとか、チャンスが広がったりですとか、大沢さんの中でこんなことやったり、あんなことやりたいみたいな夢がますますまた広がっているというようなことがあったらお話していただけますか。
大澤 朋陸
フォトカンパニー、写真というところでいくとかなり大きな会社になるんですね。店舗だけでも1000店舗あって、あとはスタジオマリオという写真館があったり、あとはラボを持っていまして、かなりの写真だけではなくてフォトブックだったり、いろんな写真に関する詳細をいろいろ作ったりというものがあります。これはもう日本で最大級のものにはなっているので、
スケールメリットとかそういったものを使って新商品の開発だったり、あとは本当に日本中に店舗があるので、そこを活用して何かできないかというのは、全然アイディア出てきてはいないんですけれども、ポテンシャルとして何かあるなというところで、そこに北村さんというずっと長年かけて信頼関係を築いてきたところに、フォトクリエイターのようなベンチャースピリットを持ったところが掛け合わさることによって、
何か科学反応が起きないかなみたいなことは考えています。
渡瀬 ひろみ
ありがとうございます。歩く新規事業ですので、大澤さんきっとまた面白いことをお始めになるんじゃないかなと思います。
私、こういった元々新規事業というのは困難の連続で、そうそうスーッとうまくいったりはしないものなんですけれども、ここにいらっしゃるような真のある方が、やり抜く方がいらっしゃるから、成功に近づいていき、本当に成功をしていくというふうに思っています。
つまり、これをやりたい、やり抜きたいという意欲こそが、意欲に勝る才能はないというふうに思っています。
小柳 裕太郎
どうやって心に火をつけ続けるのかということについて、皆さんにお伺いしたいんですけれども、小柳さんどうやって心に、ずっと燃え続けている感じだから、火をどうやってつけ続けているか教えてください。
そうですね、その時その時、やっぱり目的と目標の設計というのは毎回名文化して、どういうワードが自分の頭にあるとワクワクするのかというのはずっと意識はしているところかなと思います。
情熱を持った新規事業の追求
小柳 裕太郎
今でいうと、僕らアートプロジェクトというのを実はこれから始動しようとしていまして、寄贈させていただく装置にアートを描いて、ゴミから灰とかが出てくるんですけれども、その灰を使って環境に良いアートマテリアルという形で、それで彫刻を作ってオークションを出していくみたいなこととかも今やろうとしていて、
離島とか行くとこのアートが描かれた装置が普通自動車で牽引されるというのがインフラの当たり前の形になるんだろうというふうに我々思っているので、それを想像すると頑張っていないわけにいかないというような感じがあってですね、めちゃくちゃワクワクしているというところがあるので、
普通にタムサムソムで儲かるからやろうみたいなのもあると思うんですけど、僕はやっぱりこのワクワクというのが一番大事だなと思っています。
渡瀬 ひろみ
ありがとうございます。行きたいところがあるという感じですね。
皆さんいかがでしょうか。
名和 彩音
はい、これは私のキャリが本当にそうだというところなんですけれども、事業をもともと作る側ではなく、事業をやられている皆様を支える部門にずっといたというところですね。
自分自身が事業をできるコーポレートの中からもお金を生み出すことができる、単なるコストセンターではなく、心を持って皆様が推進されている事業を支えてきた人間だからこそ、
じゃあちょっとこの人たちがいかに輝けるか、そういったところに一番の情熱を私は持っていまして、やっぱり先ほどのベイスターズの風船のように、事業が成功するとコーポレートの人間は本当に嬉しいんですね。
これを何かの形でコーポレートの方に還元したい、そんな思いが常にあります。自分が本当に事業をやっているのは本当にそこの一点かなと思っています。
渡瀬 ひろみ
ありがとうございます。本当に実際にご自身で営業されて、困っていらっしゃる方たちを目の当たりにしていらっしゃる。だからこそ生まれる、そんなお気持ちかなと思います。大沢さんいかがでしょうか。
大澤 朋陸
ちょっと経路が違うんですけど、プライドとかしがらみとか、そんなの関係なくやりたいことをやっているみたいな。
例えば肩書きだったり、社長じゃなきゃとか部長じゃなきゃ、この会社は転職しませんとかよくあったりするんですけど、そんなの関係なくそれがやりたいんだったら、そこに飛び込んでやっていれば、そういうできる範囲の材料って後からついてくると思うし、
何にワクワクしているかっていうところを最優先して動くみたいな。私の場合はそれを常に会う人会う人に言ってまわるんですね。
そうすると仲間がどんどん増えていって、いろんな形でパートナーとして一緒にやろうとかってなったりしていくのがどんどん増えていくっていうのがやっぱり私のワクワクが続いていく元になっているんじゃないかなというふうにちょっと感じています。
渡瀬 ひろみ
ありがとうございます。おそらくこの4人に共通しているのは、ほらこんな世の中になったら素敵じゃないっていう映像が思い浮かんでいて、それを語ることで支援者が増えて仲間が増えて、そして力強くみんなで進んでいくっていうチームができあがっているのかなっていうふうに思います。
最後にここにいらっしゃる皆さんも多分いろんな困難に立ち向かいながら新しいものを生み出していこうという方たちがここに集まっていらっしゃると思うんですけれども、一言ずつこのエールを送っていただけないでしょうか。小柳さんからお願いします。
小柳 裕太郎
ぜひ起業してくださいっていうのが僕からのメッセージです。起業しないけど自分はフォロワーとして非常にいいという方はぜひうちに投資してください。よろしくお願いします。
渡瀬 ひろみ
はい、ありがとうございます。
名和 彩音
河村さんお願いします。
そうですね、いろんな選択肢がある中で、事業でしたりとか計画されてたり今の業務をされている方たちが大勢いらっしゃるのかなと思っています。
私ももともと起業会になろうと思って起業したタイプではないんですけれども、やっぱり思いがあって仕事をされる中に他の人を助けることができるかもしれないみたいなそんなちょっと目線を持つと、もしかすると本当にそれが世界を救う何かになるかもしれない。
なんかちょっとそういった目線を持って今の事業だったりとか世の中を見ていただけると、もしかしたら種がすぐそこにあるかもしれないなぁなんて思っています。
渡瀬 ひろみ
ありがとうございます。大沢さんお願いします。
大澤 朋陸
今日のテーマが新規事業ということで、新規事業だったり新しいことをやるのってほとんどの人が絶対できないよとか、うまくいくわけないっていうことを言われるんですよね。
でも、だからこそ誰もやらないからチャンスがあるんだっていう思えるかどうかだと思うので、周りの声とかを一切気にしないで、自分が本当にやりたいのかどうなのか、やれると思うのかどうなのかっていうものを信じてやっていけば、何かしらの結果が出るんじゃないかなというふうに思います。
渡瀬 ひろみ
ありがとうございます。
じゃあ私からも一言、何度も申し上げているんですけれども、夢を語って志を語って、そして世の中は変えられるっていうことを信じて、そしてその志によって仲間を増やすっていうことをぜひ皆さんやってみてください。
必ず一歩ずつ実現していくというふうに思います。
これをもちまして大手企業の新規事業開発プロセスのリアルを終了させていただきます。
成功の喜びと仲間の重要性
渡瀬 ひろみ
大沢さん、那覇さん、小泉さん、小柳さんどうもありがとうございました。
01:27:37

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