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こんにちは、いとまの大人チャレンジラジオです。
このチャンネルでは、毎日忙しく頑張っているあなたでも、
好奇心があれば挑戦する時間やお金は作れるおテーマにお話をしていきます。
今日はですね、昨日のお話の続きのような感じかもしれませんけども、
ちょっとね、生徒指導をしていて気づいたことということでお話をしたいと思います。
夢とお金のことについてです。
昨日お話した、ちょっとね、やんちゃな子はですね、
中学校卒業した後は働こうっていう気持ちで今いるらしいんですね。
高校に行かないと。何するかっていうと、
中卒で現場の仕事、だから飛びとか、そういう感じの職人の仕事に就こうとしています。
お兄さんがね、その仕事をしているっていうことらしいんですけども、
本人もそこでね、中卒で働こうっていう考えらしいんですけど、
根底にはね、勉強したくないっていう気持ちがあるんでしょうけども、
彼が言うには、中卒でもそういう職人としての実力をつけていれば、
例えば5年後、10年後、高卒とか大卒の社員が来た時に、
自分は中卒だけど、もうそのところには5年10年という経験があるから、
自分の方がね、技術はしっかりあるし、指導できる立場にもある。
もしかしたら自分で会社を作って、大卒や高卒の社員を雇うとか、
そういう立場になることもできるから、
俺はもう学校に行かずに、来年からそういう手に職をつけたいということで、
中卒で働くという道を考えているようです。
ただ、お父さんは一応高校は出ておきなさいということを言うらしいんですね。
そこでうまくいっていないと。
ここはもう完全に他人のお家の話ですから、
どうしろということは僕からは何も言えないんですけど、
ここで何か言うとしたらどういうか、
あとは自分の子供がそういうふうに言い出したらどうするかということを考えてみました。
もうちょっと背景を加えると、
親子関係は良くなくて、
子供の話は聞かずにとりあえず高校に行けというお父さんだということでした。
そういう条件の下で考えてみました。
やっぱりここで子供の人生なんだから、
親は応援すべきだっていうのは無責任ですよね。
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子供の人生かもしれないけど、
15歳はまだまだ保護者の下で暮らしているわけだから、
絶対に保護者の助けとかサポートなしでは社会で生きていけないわけですよね。
そこで子供自身が俺の人生なんだからとか、
あるいは僕のような第三者がこの子の人生なんだからということで言うと、
保護者からすればやさざけんなっていう風になりますよね。
でも子供からしたら、
根底にはね、勉強したくない、受験勉強したくない、
高速とかに縛られたくないとか、
そういう気持ちはきっとあるんでしょうけど、
そこは置いといて、自分はこういうことがしたいんだということの気持ちは、
理解してもらいたいって思ってると思うんですよね。
ここでどういうのがいいのかなってことを考えたんですよ。
とりあえず高校行きなさい、とりあえず大学行きなさいっていうのは、
それもそれでちょっとね、
ぼやっとしすぎかなっていうことは思うんですよね。
やろうと思えば、
ちょっとブランクが空いた後からでも勉強ってできますよね。
高校も大学も必ずしもこの15歳で入学しなきゃいけないとかじゃないですから、
学ぼうと思えば若いし、いつでも学び直すことはできると。
だからとりあえず高校に行けっていうのは最適解ではないかなと思います。
じゃあその中卒で働きたいっていう気持ちに対して言うとなると、
現実的には学歴ってものは必ず絡んでくるわけですよ。
例えば彼が5年間働いて実績積んだとしても、
その後に入ってくる高卒や大卒の社員がいるとして、
スタートの時点では実績積んでるし先輩だってことで、
その子がリードできるかもしれないですけども、
どんどん境遇の面で大卒・高卒の方が優遇されることって考えられますよね。
そういうことはあるよねって話はしました。
それはもちろん彼もそうだと。だから俺は余計頑張ろうと思うんだって言っていました。
あとそいつは会社を作りたいと最終的には。
最終的には自分が社長となって人を動かしたいと言っていたんですね。
その時に、今、鳶とか職人の仕事をすごくしたいのか、
あるいはただ社長になって人を動かしたいのか、そこですよね。
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だからどうしてもその仕事の背に職をつけたいって言うんであれば、
別に中卒で働くのはいいと思うんですね。
だから社長になって人を動かしたいっていうのがメインなんであれば、
それってその鳶の仕事じゃなくてもいいわけで、
そうなってくるとやっぱり中卒だと学べるものが少ないから、
やっぱりどこか学校に行くとかもうちょっと勉強する必要ってあるのかなっていう風に思いました。
だから君がどっちと思うかだよって。
その仕事を頑張りたいと思うんであれば中卒でもいいかもしれないけど、
社長になる、起業するっていうのがメインであれば、
もうちょっと学校に行って勉強するのも一つの手だよねっていう風に思います。
選択するのは本人とウォッチですから、ここまでしか言えませんけども、
夢を持つことも大事です。
というか今の時点でそれだけ考えてる子って、
普通に学校来てる子でもいないと思うのですごいと思いますよ。
でもやっぱり聞いててちょっと考えが甘いかなっていうところもあるんですよね。
やっぱり社会が見えてないというか。それはもちろんそうなんですけど。
だから夢を語るのは全然いいし素晴らしいんだけども、
現実、学歴とかも関わってくるし、
頑張れば頑張った分報われるっていうような世界でも残念ながらないですよね。
そういう時に自分が自立して生活する時にどれぐらいお金が必要かとか、
例えば結婚して子供が生まれた、
そういう時に今の状態では生活を養っていけるのかとか、
そこまでも考えていく必要はあるし、
夢とお金ってことはつながってる。
両方で考えていかなければいけない。
もしかしたらそのことで限らず生徒からすれば、
素直に頑張れ応援してるよって言ってもらった方が気持ちいいかもしれませんけども、
やっぱりね、第三者だから言えることとしては、
そういう厳しいこと、現実も見ていかなければいけないよなってところですよね。
でもね、自分は本当にこの職業で生きていくってことで中卒で活動し、
中卒ってことを決めて大成功した人もたくさんいるんですよね。
例えばプロレスラーの方、僕結構プロレス見るんですけども、
中卒でアメリカとかメキシコに遠征をして、
高校時代はそっちの道場でトレーニングをして、
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日本に帰ってきて大活躍するっていうプロレスラーたくさんいますし、
お笑い芸人の千原ジュニアさんもそうです。
中学校時代引きこもりで高校に行かずに、
中学校卒業と同時に吉本工業に入って芸人を目指したと。
そういう例もありますからね。
彼も大成功するかもしれませんからね。
それはわからないですけど。
ということで、中卒を選ぶという選択をしたときに、
大人の言うこととしたら、
本当にその仕事をしたいのかということ。
本当にしたいのであればやらせてもいいのかな。
必ずしも中学校卒業した後に高校に行くというだけが正解ではない。
学び直しはできる。やろうと思えばできる。
そういうことですよね。
そこを踏まえて決めてねっていうことは言えるかなって思うんですけど。
でも勉強したくないから中卒っていうのは、
その考えが一番良くないですよね。
勉強っていうのは国語とか数学とかそういうことだけを
勉強と思っている子が多いんだけど、そうじゃないですからね。
勉強って本来楽しいもんですから、
そこをこっちも楽しいもんだってことを教えていかなければいけないかな
というふうに思いました。
今日はそんなお話でした。
僕はこれからハーフマラソンに向けての練習をしたいと思います。
今日は皆さんはどんなチャレンジをしますか。
この辺でお相手いたします。