iPad Workers Podcast 第13回は「絵が描けないと思っている人に知っておいて欲しいこと」というお話です。
絵に苦手意識を持っている人の多くが「うまい絵=写実的な絵(まるで写真みたいにそっくりな絵)」というイメージを持っています。日本の美術教育で教えられたり、評価されるのが写実的な描き込みの多い絵だからだと思います。
普段私が描いている絵は写実的な絵ではありません。でも伝えたいことは伝わる絵になっていると思います。こういった「伝わる絵」を描くための練習方法などについてまとめてみました。
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絵が描けないと思っている人に知っておいて欲しいこと
絵が描けないと思っている人(思い込んでいる人)でも、練習すればちゃんと描けるようになります。
まずは「自分は絵が描けない」という思い込みを捨てて、2つのことを練習(意識)すれば、絵が描けるようになります。
* 対象を○△□に置き換える練習
* 丸をキレイに描く練習
絵なんか描けなくても困らないと思っている人も、自分の考えていることをまとめたい時や、相手に伝えたいことがある場合にiPadを使ってさっと描けたら、ものすごく効率が上がると思います。
iPadで手書きすればデジタル化しなくていいので、描いたものをメールやチャットサービスで送信するのもとても簡単です。
練習してみようかなという人は #iPadWorkers のハッシュタグを付けてツイートしてもらえたらフィードバックします。
○△□に置き換える
まずは○△□を探す練習、そして○△□を見つけたら、組み合わせのパターンを覚えるようにします。
「本物に似せた正確な描画」ではなく「自分や人にちゃんと伝わる絵」なら、9割のものは○△□の組み合わせだけで描けます。
たとえば、AirPods Proだってよく見てみれば丸と角丸四角の組み合わせです。iPadを使うとSplit Viewで見ながら描いたり、ノートアプリやお絵かきアプリに画像を読み込んでなぞれるから練習にも向いています。
いきなりAirPods Proを描いてって言われたら、どこからどう描けばいいかわからなくて手が出せなかった人でも、「こことここに丸を描いて」って言われたら描けるんです。
絵が苦手なごりゅごさんでも、これくらい描けました。
6歳の息子も全く同じ反応でした。最初にAirPods Proの絵だけ見せて「これと同じ絵を描いて」って頼んだら、「難しくて描けない」って断られたんですが、丸と四角で描けるよと説明したらサクッと描いてくれました。
キレイな丸を描くコツ
2つめの練習は、丸をキレイに描く練習です。
大きめの丸は、指先ではなく腕全体を動かすイメージで描くとキレイな丸が描きやすくなります。ゆっくり動かすよりも、ある程度スピードをつけて描いた方が線がブレにくいです。
描き始める場所(上下左右)や右回り・左回りなども色々なパターンを試して、自分が一番描きやすい方法を探してみることも重要です。
iPadならテクノロジーに頼っちゃってもいいと思います。たとえば、Apple標準のメモアプリやProcreateなどはApple Pencilの先を画面から離さずホールドしておくと、キレイな図形に補正される機能があります。
もう少し詳しい、線の引き方のコツなどは下記記事で紹介しています。
■ 「うまい絵」ってどういうものなのか?(7/25)
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