スピーカー 2
iPadのことばかり話す、iPad Onlyなポテキャスト、iPad Workersポテキャスト。
今日は、先日、福岡でワークショップを開催した時に、ワークショップ参加者の子が教えてくれた、MediBang Paintの使い方について紹介したいと思います。
スピーカー 1
情報量が多いタイトルですね。MediBang Paintっていうアプリ?
スピーカー 2
MediBang Paintっていう無料のお絵かきアプリがあって、MediBang Paint Proっていう広告非表示版のアプリとかもあるんだけど、
昔からある無料で使える、昔ながらの広告表示があるお絵かきアプリがあって、それがMediBang Paint。
アイコンの色が黒バージョンが無料版のMediBang Paintで、白バージョンがMediBang Paint Proみたいな感じ。
スピーカー 1
マンガ系だったような気がするけど、違うんだっけ?
スピーカー 2
マンガによく使われてたりする。
スピーカー 1
じゃあ、あってるね。たぶん俺の認識。
スピーカー 2
コマ割りとかする時に便利なツールがあって、パソコン版もともとWindowsのパソコン用のアプリからの移植っていうか、そんな感じのアプリで、
大雑把に説明すると、お絵かきアプリなので、Procreateの仲間って考えてくれたらいいかな?
そのワークショップで、はるなさんはスタンプを作ろうみたいなので、iPadも使いながらやってたんだけど、色々話しながらやってて。
よくよく話を聞いてみたら、フユちゃんっていう子なんだけど、その子もワークショップの先生をやってる。
どういうことをやってるのかっていうと、文房具屋さんで箱を作るワークショップ。
スピーカー 1
箱を作る?
スピーカー 2
箱に自分でデザインした模様のリピート柄を印刷したやつを箱に貼り付けて、箱を組み立てて、自分のデザインした柄の箱を作る。
スピーカー 1
素材はいろいろ?
スピーカー 2
素材はキットが厚紙みたいな。
スピーカー 1
箱作りキットみたいなのがあるんや。
スピーカー 2
箱の展開図でカットされて、溝とかも全部ついてるやつがあって、それに自分の好きな色紙とか貼り付けると模様がつくっていう仕組み。
自分の好きなデザインをリピート柄にして、印刷して貼り付けたら可愛いのができるよねっていうワークショップを同じアイデアスイッチさんでやってる。
その時に、どういうリピートにするのにどんなアプリを使ってるの?みたいな話になって、
お絵かき系アプリとかデザイン系アプリ、例えばイラストレーターとかアフィニティーデザイナーとか、もちろんプロクリエイトとかでも、
工夫すれば、繰り返し繰り返しずっと柄が続いていくようなリピートの模様のデザインっていうのは作れるんだけど、
じゃあその冬ちゃんはどうやってやってるの?っていうふうな作業しながら喋ってたら、メディバンピントでできるんですって教えてもらって。
スピーカー 1
漫画の背景か、トーンとか。
スピーカー 2
仕組みとしては、自分で描いたイラストっていうか絵とか柄を選択範囲で選んで、
素材に登録すると、もう繰り返し無限にリピート、どこまでもリピートしてくれる柄で勝手に塗りつぶしができるっていう、
たぶん漫画のトーンの考え方。さらに大きさも簡単にアプリの中で模様の大きさっていうのをリピートする柄の大きさを細かい柄にするのか、
スピーカー 1
それとも大きいのがボンボンボンって並んでるのかみたいなのもアプリの中でできる。
スピーカー 2
めっちゃ遊べるじゃん。そういうので模様作り。
プロクリエイトとかアフィニティとかでも、もちろんリピートの模様っていうのは簡単に作れるんだけど、
リピート模様を作りました。それをタイル上に敷き詰めた時に、どんな風に見えるのかっていうのは、
プレビューしてくれる機能とかは特にないので、
自分で何枚も重ねたりとかしないといけなくて、
一応イラストレーターのパソコン版にはそういうパターン登録用のスウォッチっていう機能を使うと、
リピートで簡単に設定できて、しかもそれが並ぶとどんな風に見えるかっていうのも確認しながらデザインとかできるんだけど、
確かまだiPad版のイラストレーターではそこまではできなかったような気がする。できるようになってたかもしれないけど。
スピーカー 1
アフィニティとかもそういうのがない?
スピーカー 2
ないね。とりあえずは。
スピーカー 2
それがメディ版ペイントという無料のアプリでできるって結構幅広がるなと思って。
スピーカー 1
例えばどういうことを思いつく?
スピーカー 2
例えばフユちゃんがやってる箱の柄を作るっていうのもそうだし、
フユちゃんっていう子がマイクロファイブっていうM5っていう企画の手帳をすごい好きで使ってて、
スピーカー 1
名刺サイズの一回りぐらい大きいぐらいの手のひらサイズ。
スピーカー 2
ものすごくちっちゃい手帳っていうのが手帳界隈ではちょっと流行ってたりするんだけど、
それのリフィルとかも全部メディ版ペイントで根性でやって作って印刷して作ってるって。
自作リフィルを。
スピーカー 1
リピートを使って線とか、例えばドットの方眼とかを作ったりとか。
スピーカー 2
リピート模様で木字みたいなやつとかを作ったりとか、リピートとは関係ないやつでカレンダーみたいな。
スピーカー 1
それも言ったらないけど、漫画アプリで作ってるってことなんや。
スピーカー 2
全部メディ版ペイントでやってるって言って、すごいねって。
でも本人はメディ版ペイントしか使えないから、それで無理やりなんかやろうとしてるみたいなことを言ってたけど。
スピーカー 1
アナログ感が逆にある感じなのかな、それって。
スピーカー 2
一つのアプリを突き詰めると本当にこんなことまでできるんだっていうのを思い知った感じがして。
そういうのもワークショップで直接対面でやってるから、そういう風にも使えるんだねとかっていう話ができて、すごい楽しかったなっていう話。
スピーカー 1
やっぱ生であって喋る効果みたいなのの良さだよね。
盛り上がらないことが起こる可能性もあるけれども、Zoomで大事なことだけを話す会議ではおそらく発生しない感じっていうか。
スピーカー 2
だからまあそういうその場の流れとか、その時目に入ったもの。
それも多分フユちゃんが手帳を持ってきてて、見てたからその手帳すごい可愛いねって言って、中のやつとかもこれも自分で作ってるんですみたいな話になって。
で、どうやって作るのみたいに聞いたら。
そっからメディ版ペイントが出てくる。
メディ版ペイントでっていう話で。
で、メディ版ペイントってそんなんできたって、もちろんお絵かきアプリっていうことは知ってたけど、自分が普段全然使うアプリではないので。
お絵かきって言うとやっぱプロクリエイトとかアドビフレスコとかになっちゃうから、メディ版ペイントを使うことがほとんどなくて。
で、自分のiPadにもメディ版ペイント、プロの方は入ってたんだけど、メディ版ペイントってノーマルのやつ、無料のやつは入れてなくて。
スピーカー 1
で、まずはそのアプリをダウンロードするとか。
スピーカー 2
プロじゃないとでき、プロだとできないの?
プロだとなんかなかった。よくわからなかった。
操作が違うからわからん。
ペイントの方、昔の古い方のやつを使ってるからって言って。
そっちでのやり方はわかるけど、プロのやつはちょっとわかんないって言って。
プロのやつでも多分できるだろうとは思うんだけど、ちょっとパッとはわかんない。
スピーカー 1
パッと教えてもらうには、プロだとダメだった?
そう。
スピーカー 2
で、メディ版ペイントのアプリでこうやって登録したら、そのパターンに簡単にできますよ、みたいな感じで教えてもらって。
おー、めっちゃ簡単や!と思って。
スピーカー 1
フューちゃんは、プロクリエイトとか使おうという気にはならんの?
スピーカー 2
多分ね、漫画っぽいものを描いてるから、普段使ってるのがメディ版ペイントがメインツールなんだと思う。
スピーカー 1
あー、で、プロクリエイトが言ったら、あれは万能お絵かきツールであるがゆえに過剰っていうか、漫画になら機能がむしろ絞られた方が使いやすかったりもするのか。
スピーカー 2
ブラシとかも好みのブラシっていうのがあったりするから、私はこのツールのこのペンがめっちゃ好きですとかって結構あるからね。
スピーカー 1
それはやっぱりアナログと一緒で、このアプリじゃないと同じにはならないんだよね。
スピーカー 2
一応調整とかすれば似た感じにはできると思うけど、やっぱり普段使い慣れてる感じが好きとか。
スピーカー 1
人体の延長みたいになってくるから、違うツールだと難しいとかになるってことか。
スピーカー 2
まあでもそうやって、普段自分が使ってないアプリとか、使ってない機能をそうやって直接教えてもらえるのって、やっぱすごい楽しいなって改めて感じたよっていう話かな。
スピーカー 1
もっとワークショップやればいいんじゃない?
スピーカー 2
うん、もっとやりたいなって思った。スタンプワークショップもね、結構ちゃんとみんな楽しんでやってくれてて、結構可愛いの出来上がってたから。
スピーカー 1
スタンプワークショップどういうのやるって前に喋っとるんだっけ?
スピーカー 2
サッシュか。やります。みたいな。
そこで盛り上がったのが、文房具屋さんっていう場所っていうのもあるけど、集まってくる人たちも文房具がものすごく好きで。
スピーカー 1
やっぱ属性が文房具になるんだよね。
スピーカー 2
そう。文房具の中でも例えば手帳とかインクとかペンとかシールとかいろんなジャンルがあるけど、だいたいみんななんとなくはわかるから、話がやっぱり盛り上がるんだよね。
で、その中でこういうことができるよとか。だからモバイルプリンターも今回持ってって使ったんだけど、モバイルプリンターとかもすごいみんな興味があって。
スピーカー 1
受けがいいんだ。やっぱ。
スピーカー 2
テプラは持ってて、テプラを買い替えようかなとか、モバイルプリンターも存在は知ってるんだけど、テプラ持ってるからいらないかなみたいな。
スピーカー 1
何が違うのとかあるよね。
スピーカー 2
そういうのを直接テプラは5万くらい出さないと幅5センチのテープに印刷できないけど、
モバイルプリンターなら、最近のやつなら5センチくらいのやつに印刷ができるよとか。
5万するよね、テプラは。そういうモデルは。
業務用になるの多分。工事現場とかスーパーとかの立ち入り禁止みたいなテープで貼ってあるようなやつとか、
ああいうのを印刷するように、今テプラだと5センチの幅まで、50ミリのテープ幅に対応したモデルっていうのがあるんだけど、
多分5万円くらい。
スピーカー 1
ちょっと気軽には買えんよね。1万円くらいまでじゃないと気軽には買えんよね。
スピーカー 2
個人で持ってる人はあんまなかなかいないと思うけど。
春名さんも一応それの一個前身っていうか前のモデルで36ミリにまで印刷ができるやつ最大。
パソコンとつなげるテプラみたいなやつは持ってて、でももうなんせ古いから難しくはないけど、
やや動きがつながる速度とか遅いんだよね。
スピーカー 1
使いづらいね。
スピーカー 2
その点、最近のモバイルプリント、今使ってるのはフォメモっていうところのやつなんだけど、
アプリ起動したらもうこのデバイスとつなぐよねみたいな感じで出て、そこピッてしたらつながりました。
そのまま印刷遅れるからものすごく早くって。
スピーカー 1
春名さんはやっぱ得意な分野で言うと、デジタル文房具系になってくるんよね。
スピーカー 2
そう、だからそこでも言ってて、デジタルとアナログの工作が好きなんだよね。
スピーカー 1
で、工作を便利にする手段としてデジタルを大いに活用したらいいんじゃないのか。
スピーカー 2
そう、だからデジタル工作とかデジアナ工作みたいなネーミングが多分一番しっくりくる。
スピーカー 1
デジタル工作の方が響きがいいかな。
スピーカー 2
Apple Pencilのスタンド、ペンスタンドとかはめっちゃ評判良かった。
スピーカー 1
それもさ、例えばの話じゃないけどさ、やっぱ俺がよく会う人に見せてもどっちも全然響かんと思うっていう予想ができてさ、
やっぱそういうもんなんだよね。
多分モバイルプリンター見せても印刷できるんですか、すごいですねとかやし。
スピーカー 2
そう、だからそれを見せて、ワークショップ用のキットっていうか使うものとか道具を一式パッケージして袋に詰めて、
で最後そのモバイルプリンターでステッカー印刷みたいなのもできるから丸い5センチ径50ミリの直径50ミリぐらいの丸いシールにそのお店のロゴとかを印刷して貼ったの。
そしたらめっちゃみんな可愛いって言ってこれなんかノートに貼ろうって言って一生懸命剥がしてノートに貼り替えてくれたりとかして。
スピーカー 1
そっちだね、やっぱはるなが得意で向かって行く方向はそっちやっていう気がするね。
スピーカー 2
やっぱね、その個人でもその安価に手に入るようになったし、そういうモバイルプリンターとかでもやっぱ5000円ぐらいで買えるからもうあのやばい買っちゃいそうみたいな感じでみんな言ってたし、買うこと前提みたいになってたりとか。
スピーカー 1
買うこと前提?
スピーカー 2
買うことは決まってて、それを使って何を作るかとかいう話をしてたりとか。
まあそんな感じで実際に集まってワイワイやるのがやっぱ改めて楽しかったなと思うので、またその名古屋とか京都とか。
スピーカー 1
まあとりあえずその行きやすい名古屋と京都では開催したらいいんじゃないですかね。
スピーカー 2
開催できる場所を提供してくださる方がいらっしゃったら是非連絡くださいって感じかな。
スピーカー 1
場所、そうね。レンタルスタジオとかでももちろんいいんだけど。
スピーカー 2
せっかくならまたその参加してくれた人が集まれる場所になればいいなと思って今回もその福岡のアイデアスイッチさんという文房具屋さんで開催させてもらったから。
可能ならそういうお店屋さん。
スピーカー 1
文房具朝食会とかよくやってる場所でやればいいんじゃない。
スピーカー 2
あーなるほどね。そこをちょっとお借りしてみたいな。
スピーカー 1
なんか春田いろんなとこ行っとるでしょ。その文房具朝食会とか。むしろ文房具朝食会一緒に乗っからしてもらえばいいんじゃないっていう。
スピーカー 2
文房具朝食会の後。
スピーカー 1
企画でなんかそれをやるっていう。
スピーカー 2
ワークショップやりましょうって。言ってみよう。
スピーカー 1
ちょっと少なくとも第一回の出だしとしてはなんか一番いいんじゃないか。
スピーカー 2
じゃあ名古屋だね。
ということで今日は福岡でワークショップを開催したらいろんな発見があったよっていうお話でした。
番組への感想やリクエストなどはシャープアイパットワーカーズのハッシュタグをつけてツイートしてください。
それではまた来週。
アイパット。アイパット。