iPad Workers Podcast第26回は「アトミックノートを作ると自分の考えがまとまる」というお話です。
1ノートに1要素でまとめる行為は思っていた以上に難しいけれど、やってみると色々な発見がありました。
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1つのノートに1つの要素
現在、手書きメモ以外のメモは全てObsidianを使っています。
iPad Workersへ投稿している文章も全てObsidianで執筆・管理しています。1投稿分が1つのマークダウンファイル(.md)として保存してあるため、1つのノートに複数の要素が入った状態です。
このままの状態でも検索を使えば後から探すことはできますが、あまり探しやすい状態とはいえません。
そこで1ノート1要素になるように、1つの大きなファイルをバラバラに分解し、「アトミックノート」を作るようになりました。
🧩 メモの再利用性を高めたいならAtomicに分解する(11/8)
「アトミックノート」は、メモやアイデアを再利用しやすくなる他に、分解することで「自分では思っていなかった考えが見つかる」というメリットがあります。
「A=B」の形
分解する過程で大切なことは、タイトルは曖昧な文章にせず短く「A=B」のような形でまとめることです。
この「A=B」の形でまとめることってめちゃくちゃ難しくて、ただノートをバラバラにしただけでは全然この形になりません。
適切なタイトルをつけたり、タイトルの形に合わせて文章を書き直したりしていく必要があります。
その過程で、「なぜAは○○なのか?」「〇〇と感じるのはなぜか?」「何が理由で?」「AはCとも関係あるかも?」みたいな「?」がたくさん発生します。
この「?」が思い浮かぶことによって、自分の考えがまとまったり、最初に考えていた時とは違った考えが見つかることがあります。
アトミックノートにする作業自体にも意味がある、という感じです。
この辺りのことは、📘 How to Take Smart Notesの日本語版『📘TAKE NOTES!』にも詳しく書かれています。
日記文は再利用に向かない
アトミックノートに分解する作業をしていく中で、日記文は役に立ちにくいこともわかってきました。
日記文とは「事実→感想」になっているもので、たとえば「iPad miniが届いて使ってみた感想」みたいなもののことです。
「iPad miniは最高です!」だと私の感じている主観的な感想でしかないので、「ふーん。そうなんだ」にしかなりません。(ツッコミがしづらい内容)
この内容だけでは分解した時に適切なタイトルがつけられず、再利用性が低いコンテンツになってしまいます。
これが「iPad miniは小さことが1つの機能である」になれば、結論に至るための理由や証拠を並べることで論理的に語れます。
こういうちょっとした違いに気づけるようになったのも、アトミックノートを作るようになったことがきっかけでした。
まとめ
iPadで簡単にノート分解ができるようになったおかげで、今まで以上に自分が書いた文章や考えたことに向き合う時間が増えました。
インプットとアウトプットのバランスはもちろん、アウトプットしたものの精度を高めていくというのも今後は力を入れていきたいと思っています。
そしてそれをもう少し体系的に伝えられる仕組みも同時に考えていきたいです。
ということで今日は「iPadでもアトミックノート作りができるようになって、自分の考えをよりまとめられるようになってきた」というお話でした。
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