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2021-03-05 17:19

第306回「質問:現状維持を推奨する会社で、変化や改革を必要とされません・・・」

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第306回「質問:現状維持を推奨する会社で、変化や改革を必要とされません・・・」井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。 ★番組への質問はこちら↓↓ https://ck-production.com/podcast/inoue/q/
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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中場企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
質問に行く前に、ちょっと感想をいただいておりまして。
嬉しいですね。
いつも有意気な配信ありがとうございます。
297回でご質問を取り上げていただいたものです。
改めてありがとうございました。心に刺さる回答でした。
とあるんですが、297回は覚えてますかね。
質問、仕事は真面目にこなしてくれるが、業務改善の行動は全くしてくれないという回だったんですけど。
新しい職場とか行って、責任者としてやってるんじゃなかったかな。
そうですね、業界でですね。
実際に働いてる女性職員の方たちとかから、
業務改善をとにかく提案してよっていうことを、
ムーブメントを起こそうとしてらしたと思うんですけど、
なかなか提案してくれないと。
何か言ったら、じゃあそれ提案してよって言うんだけどって言ってたんだけど、
業務改善というのは、とにかく業務を改善してより、
効率性、生産性を上げるということなので、
より良くなることが目的だから、
業務改善の提案をすることが目的じゃないよねっていう話と。
やっぱり意見として、これはどうなんでしょうっていうふうに言ってもらえる、
フード作りっていうのは大事で、
そのためには、やっぱりとっとと何かちっちゃなことでもいいから、
改善してあげるっていうのを。
変えてってあげる。
これどうなんですかねって言ったら、
なんか困ってんの?とか聞いて、
いやこうなんですよ。
じゃあここ変えようよ、変えようよ。
とにかくこの人変えてくれるっていう雰囲気を作ったほうがいいよねと。
そんなようなことを中心に。
いやいやもう本当その回答だったと思いますし、
よくご自身の回答まで覚えてるものなんですね。
すごいな。
そんな中で質問が、各ポイントについて全て心当たりがありました。
特に私は意見を出すことに価値を置いているという指摘で我に変えられました。
私は前年度まで本部スタッフとして改革を意識して施策に取り込んでいたことがあり、
実務と同等に改革をするのが仕事の無意識に位置付けられていて、
押し売り感が出ていたと思います。
現場では実務を回すことが修行であることを再確認し、
俯瞰して私を含めた各々の立場を考えることが必要ですね。
03:01
その中で可能なことを実践していきたいと思います。
気になることがあればまたご質問させていただきたいと思います。
これからもよろしくお願いいたしますということですね。
ぜひまたいろいろあると思いますので、質問お寄せください。
はい。
さあ、今日ですね。
はい、いきましょう。
転職を考えていらっしゃる方からのご質問をいただいております。
転職活動をしている者です。
今の会社で働きながら転職活動を始めてもうすぐ2年が経とうとしています。
今のところからキャリアップができるような就職場所がなかなか決まらず、
今の会社は結構いい会社なのではと思い始めました。
ただ会社は現状維持を推奨する職場で、
それ以上の変化や改革などは必要とされていません。
私は会社や職場にとってプラスとなるようなことがあると思うので
提案をし続けています。
しかしそのようなことは求められていないので受け入れられず、
そのエネルギーを別環境で発揮したいと思い転職活動をし始めました。
選択肢としてこの会社でアイデアなどをはっきり切るよう
部長レベルへ提案しようか迷っております。
このような動きをしても良いものなのでしょうか。
なかなか決まらない転職活動とエネルギーを発揮できない
現会社での働きの狭間で迷っております。
アドバイスいただけますと幸いです。
こういうことですね。
いろんな紐解くポイントがあるからね、この話もね。
案外話してるとバラバラとするのかなって思いながら聞いてました。
なぜかというと、キャリアアップを図ってるんだけど
なかなかいい会社が見つからないと。
そんな中で今の会社が結構いいんじゃないかって思い始めた。
ここのポイントだけで捉えると
この人が言ってるキャリアアップって何なんだろうなっていうのが
一つ疑問になります。
疑問というか聞きたいと思うんだね。
キャリアアップをやろうとして他の会社いろいろ見たんだけど
うちの会社結構いいんじゃないのって思ってるってことは
台風処遇のことなのか、会社でやらせてもらえていることなのか
そこがちょっとわからないので
この方がどういうキャリアアップ
この人の目指しているキャリアアップってのは何かっていうのが
その部分で少し不明な点もあるなと。
でも片方でアイディアとかそういうものを言いたいと
いろいろそういう提案もしていきたいんだけど
そういうことは求められていないから
だから転職も考えてるんだっていうような文脈も裏にあるので
この方のキャリアアップっていうのは
自分が発想したアイディアだとか
そういうものをどんどん活かしていく
ちょっとアグレッシブな
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守備的な仕事よりもアグレッシブな仕事がしたいと。
仕事のやり方とか仕事の種類自体に
キャリアアップの方向性を見ているの。
そこからは通れるのね。
はいはい。なるほどですね。
だからどっちかなっていうのはちょっとあって。
なんですけど、まず
自己自身の
なりたい姿っていうのは
もう一回確認したほうがいいよねと。今言う。
キャリアアップする姿って
どんなことをイメージしてるんだろうか。
ちなみに久々にキャリアアップって言葉を
この組織マネジメントでも
意外と聞いたような気がするんですけど
キャリアアップって別にあれですよね。
世の中この最近キャリアアップっていう概念に対しての考えって
変化って特になく言葉通りですよね。
昔ながらって言うんですけど
今の現状から自分のいわゆるキャリアを
より良くしていくみたいな。
でも意外とね。
どのくらい前からかな。
昔のキャリアアップの考え方って結構ね。
やっぱり今やってる方向性は同じで
その中でキャリアをアップしていくみたいな感覚ってあったんだよね。
やってることは同じ方向だけど
ポストを上げていくみたいな感じ。
上の方に上がっていくようなイメージ。
最年少マネージャーで入って
次はグローバルの統括者とか
そういうイメージありますよね。
うん。なんだよね。
でも今のどのくらい前からかわからないけど
結構僕が若い人と話してて
キャリアアップという言葉の背景に感じ取るものがあったのは
相当変えていくっていうようなイメージ。
もうあるなっていうのは
前より強くあるなと思ったのね。
その変えていくことによって
より例えば良い収入だったり
良いポジションだったりというところに
行きたいとは思ってるんだけど
営業を覚えて
企画を覚えて
事業者になってとかね。
そういうような
転職というか職を変えながら
経験を積みながら
上り詰めていく感じ。
なんかその感じありますよね。
まさに井上先生おっしゃった
直線的に例えば経理財務だったら
会計の道とかを極めて
グワッと上がっていくというよりも
職も変えつつ
みたいなキャリアアップも
09:00
最近こうフワッとあるな
みたいに思うんで
キャリアアップ
のまさにこの方がどう考えているかと
井上先生おっしゃってましたが
どっちなのね。
こんな感じなんですかね。
かといってどっちにしろ
同じですか考え方が。
若い人なんかでも
最終的には独立して
自分でやれちゃうみたいなのも
キャリアの中の最終イメージとして
理想形として持つ人も多いよね。
そうですね。なんか多い。
私は多い感じがします。
そういう感じはね
どのくらい前かな
10年くらい前くらいから
結構感じるようになってるのよ。
俺たちの時代とちょっと
言ってる意味が違うかな
キャリアっていう感じは。
この収録の
前前日くらいに
井上先生の勉強会とかに
7年くらい前ですかね
参加してた方で
外資で結構活躍してた方が
ちょうど独立してましたよ。
一人コンサート的な感じね。
そういう方向ありますよね。
そういう方向ってちょっと思考してる
ところあるんじゃないかな。
サラリーマンで終わるということは
キャリアのアップにあんまり
繋がってない感じとかね。
あるのかもしれない。
とはいいながらこういう人が
自分のやれる領域とかを
広げていきたいなと思ってる
っていうのは事実だと思うので
そうすると
同じ会社にいるんだったら
より上に行った方が
判断すべき範囲とか
重さも変わってくるので
意思決定して
具体的な施策に落とし込むとか
そういう力が強めたいねということも
考えてらっしゃると思うし
それは自分の会社だけじゃなくて
他にそういう道がもっと見えるのであれば
他も考えたいというようなことで
転職活動もしてるのかもしれない。
仮定すると
最後の質問の方に戻るんだけど
アイデアを求められていないけど
言ってみるのはどうなんでしょうかと
いうことがありましたけど
そのアイデアが
アイデアを実現したときに
何が起こるかは
この人はちゃんと
どう思ってるのかっていうのは
私も聞きたいんですね。
なんか分かんないけど
なんかアイデア
今日の感想にもあったけど
業務改善もそこ同じで
なんかこうした方がいいんじゃないですか
やりませんかって言ったときには
そんなの大変だからやめようよって
言うようなことなのか
こんなのやりませんかっていうのは
思いつきというアイデアベースじゃなくて
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何のためにそれがいいと思うのかっていう
目的観みたいなのが
ちゃんと語られてますかっていう
目的観が正しければ
僕は求められていないとは
言えないと思うのよ
求められてると思う
目的観が会社の目的観とも
一致していればね
会社だって別に維持型って言ってるけど
よく誰もが言うし
僕もよく言ってるけど
変化ないかったら
もう維持じゃないよっていうことね
変えていかないと
維持すらできないよと
衰退等ですかね
だからそうすると
同じ規模をちゃんと
安定的に回していきましょうねと
言っても
必ずや何か今までとは違ったこと
場合によっては
時代に合わせるやり方の変化とか
世の中が求めてるものの変化によって
変えていくものとか
いろんな変えていかなきゃいけないこと
たくさんあるので
変えていきましょうよっていう提案は
僕はどんどんどんどんしたほうがいいと思う
でも
例えばそれを上司の人たちが
そりゃ難しそうだけど
確かにやれたらいいよね
ぐらいの感想まで持てるものであれば
もしよ
僕がんばりますとかって言ったら
もしその目的がずれてなかったら
上司もそれやれたら
上司自身も変な言い方だけど
自分の手柄になるじゃない
ってことは部下から
上司の手柄を作ってあげることにもなるわけよ
別に手柄を作ってあげましょう
っていうことを言いたいわけじゃなくて
そういう意味の利害も一致するはずなのでね
それでも全く
俺あと定年まで3年だからさ
ちょっと並下で立てないでみたいな
人だった場合は
ちょっと相談相手は変えなきゃダメだけど
でも目的っていうものが
ちゃんと会社の中
事業展開の中で
誰もが
それはまず間違ってないねと
その目的感はいいんじゃないのかな
っていうものが語れるんであれば
大いにアイデアを出しなさいと
なるほどですね
アイデアだけ出してていいでしょって言ってても
相手が
それはどうなったのかっていうことがわからないと
変えることの重さの方が先に来ちゃうから
悪い意味ではなくて
現実に対する
否定的なことを行ったりもすることになりますからね
そういうことですよ
これ最後になんですけど
私がキャリアアップに引っかかっちゃったのは
キャリアアップというものが
井上先生が言うように
独立とかまで含めて見ているのもあれば
そのある種の
専門職を極めていくためのキャリアアップ
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出世っぽい方
これが前者の方であるとすると
この変革や改革とかをしたいっていうのが
軸にありそうじゃないですかこの方
だと変革って現場
現実に対して起こすものじゃないですか
なのでキャリアアップって概念と
すごいある種真逆に存在するような感じがしたので
どっちがしたいんだって思っちゃったのかもしれないですね
なるほど
でも多分ね
どちらにしても共通していることは
この方にとって共通しているのは
自分の力の発揮ということは
基本裏にあるテーマだと思う
いかに発揮するか
それがよりレベルの高い発揮とか
より大きな影響を与える
自分の力の発揮とか
自分の力が発揮するっていうことを
この人がとても望んでるんじゃないか
なるほど
そこですね確かにさすがですね
だとしたらさっき言ったように
目的がちゃんと定まってるんであれば
大いに言いなさいと
それでも全然受け止められない会社だったら
今の伝承活動を続けてればっていう感じがする
なるほど整いましたね
この方のキーワードは発揮なんですね
それまでいろいろと葛藤していると
ぜひまずはできるところから発揮していただいて
またぶつかったりいろいろありましたら
ご質問お待ちしております
というわけで井上先生ありがとうございました
ありがとうございました
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