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2024-02-09 20:14

第459回 「変化」を起こすための「場づくり」

第459回 「変化」を起こすための「場づくり」

井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。

番組への質問はこちら↓↓↓↓

https://ck-production.com/podcast/inoue/q

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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中小企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、ということで、今日はですね、前回からの最後
最近の井上先生のコンサル周りの実情・現状で
この共通のテーマがあるぞということを扱ってほしいと
いうことをお題いただきましたので、キーワードとしては前回紹介しましたけども
ズレと変わらなければならない。
ということで、改めてこの後キーワード周りからちょっと解説をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
はい。
何ていうのかな、変化っていうことで言うと
改善的なところから
イノベーション的な、創造的なものまで、幅が広いんで
場面によっては多少テーマ感とかポイントが違ってくる可能性はあるんですけれども
今回、前回のご質問者の方からの流れで
なんで変化って話をしたかっていうと
リーダーとメンバーの間に起こっている認識のズレとか
考え方のズレみたいなものが起こっている場面の中で
例えば一つの仕事をやるやり方が、
リーダーが今までやってきた経験からするとこれがいいのになかなかそれをやらないな
なんていう具体の業務の遂行上のズレっていうのはもちろんあるんだけど
それというよりはやっぱり今、多くの組織が求められている
変化するっていう、変化していかなければいかないっていうことに対して
ズレがあると、考え方のズレが大きいと
これ本当に組織力を失う可能性もあるのでね
ちょっとそっちのテーマのときのズレということに
ちょっと焦点を合わせて話そうかな、なんていうふうには思います
今まで井上先生がよくズレとかギャップも同じようなニュアンスで言ってますから
ギャップっていうときは理想と現実があってそのギャップが
そのギャップこそが問題なので解決すると理想につながるという意味で
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いい意味でもあるという文脈がよく使われているズレだったと思うんですけど
ここにおいてのズレもそういう意味では同じです
同じです、つまり理想って何のところに置かれる言葉が変化だから
変わらなければいけないというのも一つの理想像だと
ということですね、理想が変わらなければならないなっている人たちが多いと
変わらなきゃいけないときにどう変わらなきゃいけないかの具体像
イメージが明確な場合とどうやって変わっていいかがわからない場合まで含めて
色々あるので
世間的にはこの変わるということが改善からイノベーションまで
触れ幅もでかいのでズレてしまうということですね
やっぱり変わるときのエネルギーってある意味
やっぱり意外性がないといけないので
意外性に対するもしくは想定していないもの
もしくは常識外のものを受け止める
受け入れるみたいなことをしないとなかなか変わらない
そうですよね、変わるんですからね
自分の今ある知見知識とかをベースに変わろうとしていても
そう簡単に変わらない
だからそういう意味で言うと
現場で毎日毎日日常の業務を行っている人であればあるほど
やっぱり目の前に起こっていることをこなすというエネルギーが強いので
そういう想定外とかそういう違うものを改めて受け入れなさいという余裕はない
だからここは大変になるので
なのでそういう意味で言うと
本当に変わらなきゃいけないときっていうのは
日頃の仕事は忙しいことは理解しているけれども
場を変えなきゃいけないっていうのはやっぱり一つの大きなポイントなんですよ
場を変える?
うん。職場の業務の流れの中で
じゃあちょっとみんなミーティングやろうかって言って
いや変わらなきゃいけないんだよなって言っても
身体と神経がそこにいないので
だからもう場を変えるっていうのは日常とは違う場所を設定して
そこでブレストをするみたいな感覚でやらないと変わっていかない
その目的のための新たな場を別途作るってことですね
そういう変わるエネルギーがなかなか起こらないなっていう場合はね
起こってるんだったら日常業務の会議室で当たってできるんだけど
そうじゃない場合はやっぱりこう
どう思うっていうことから始まって
じゃあこの終わったらあの仕事に戻んなきゃっていう状況じゃないときにね
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できれば考えたほうがいい。みんなでね
ちなみに今回このテーマになっている
ズレが起きる理想となる
変わらなければならないというのは今回は
大きくイノベーション的な変わらなければならないという前提で
両方含む
イメージがあるんであれば
ここがおかしいよねっていうテーマがしっかりしてるんであれば
方法論に行けばいいのでねどうやろうかっていう
どうしたらいいんだろうねなんか変わらなきゃいけないんだけど
っていうときになればなるほど
非日常に入っていかないといけない
の度合いは強まる
なのでそれをするための場を作らなきゃいけない
だからやっぱり場作りって意識してくださいねっていうのはまず一体
いやでもこの変わらなければならない理想要は
共有してまずしていかなきゃいけないってことですよね
常識以外性をみんなが納得していくプロセスに入るために
場が必要とここが大変そうですよね
大変変わりたくないエネルギーに対して
なので変な話あまり真面目くさってもできない
そういうぐらいの時は
本当口頭向けな妄想をみんなが語り合うぐらいのことじゃないと
それもちょっと細かいことの話やけど
例えば僕がメンバーで
なんちゃってみたいなことを考えたとしても
いやちょっという雰囲気じゃないなって引っ込めちゃったら意味ないのよ
だからやっぱりそこがちゃんと
そのなんちゃって論もバンと前に出せなきゃいけなくて
でも変な意見が出てきたぞっていうものこそ
みんなでこれって何か使えるのかなとか
これって何感じるとかって掘り下げていかないと
でも日常あるメンバーたちで
なんちゃって論をしなきゃいけないとなると
さすがに確かに場を作んないと
日常でねなんちゃって言われても
ふざけんなよこのなんちゃって話
もうだって今ちょっとライン止めてきてるんですから
早く戻らせてください
なんちゃって言ってる場合じゃねえだろうと
だからやっぱり今回ちょっと業務の中だけど
少し落ち着いてる時期でもあるので
一日閉じこもろうとみんなでどこどこ行って
みんなで妄想を語り合うとか
どんなことを感じてるかとか
本当にゲーム感覚でやっていくしかない
ワークショップ的なゲーム感覚で
みんなで好き勝手に話すようなことをしていける
場合によってはレクリエーションタイムみたいなことも
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交えてもいいと思う
みんなでソフトボールやるとかでもいいし
何でもいいわけですね
非日常っていう空間で非日常を語るぐらいの感覚は
必要かなと思いますね
井上先生の最近の今回のテーマということで
変わらなければならないっていう理想が多い
理想を掲げてる経営者たちが多くなってきてると
リーダーが多いという話でしたけど
それがまだ共有化されずに
上に立つ人間たちというか
引っ張ってる人たちがその意識になってるが
一体どうするってやって巻き込んでいけばいいのかっていうのが
テーマって感じなんです
そうそう
真剣に変わらなきゃって思えば思うほど
僕は遊び感覚を入れていかないと
みんながそっちに向かわないと思う
変われない
ワクワク感というか楽しみ感
そうですよね
それがないと変わりたくないですからね
何がいけないんですかっていう人間もいるだろうし
今が
それ考えるのがあなたたちの仕事じゃないですかって
上に向かって言う人もいるし
なるほど
それも俺ら関係ないだろうと
決めてくれたらやりますよって人っているからね
確かにね
でもいやいや違うんだ
みんなで考えたいんだよって
そうじゃなくて新しい間は生まれないんだよって
お前が強くやればそういうこと
じゃあみんなで遊ぼうっていう感覚がないと
いけないかなと
ちょっとなんか話がずれちゃったけど
でもそんな感じ
その気持ちとしてそういうものも持って
遊び心洋白みたいな感じなんですかね
そうそうそう
そういって変化をするっていう
よりクリエイティブな変化だったら
よりそういう場が必要だろうと思うし
っていうことだし
とはいいながらやっぱり
とはいいながら根本的な認識のずれっていうのは
なんか気になっちゃうよねって
感じることがね
上の方があるとしたら
そういう場を作るってことも一つだけど
すごく当たり前のことだし
そんなことですかって言われるかもしれないけど
具体化されないにしても
ちょっとでもイメージにして
伝えていくっていうのは大事で
それはもう非常に抽象度の高い表現でもいいから
なんか例えばね
組織の働き方改革をしなきゃいけない
みたいなことがあったら
例えばだけど
もっと楽しく仕事ができるようにしたいんだよね
っていうことだけでも
大事なイメージの発信なので
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そういうことを
じゃあどうしたら楽しくっていう
キーワードがあれば
それなりにまた考えやすくなるんで
働き方改革もずっと政府からも言われてるし
うちのエリアの老朽もうるさくなってきてるから
どうしなきゃいけないんだよっていう緊迫感で話しても
みんなは
さっき言った
それ考えるのそちらの仕事でしょって
そうじゃないけど
せっかくだからもっと楽しくってどう?
前々回から保育士さんの話のときに
自分たちの仕事の領域ってなんだろうみたいなね
そんなことにも触れていく可能性があったら
そういうところみたいなのを
紐解いていかなきゃいけないとは思います
一貫して保育士さんのご質問の件が
2回前の回だったんですけども
あの時もね
共通のこだわりとか大事にしているものを
キーワードを紡げるかどうかが大事なんで
でもそれをやろうとすると
今日の話でつながる
やっぱり場がないとなかなか
ただ保育士先生の問題は忙しすぎて
その場を作れないという
実情もある中でっていう話だったんで
大変ですよねっていう話でしたが
実際どうなんですか?
意外性というか
遊び心を持った場を作るということに関して
なんでそんな話したかっていうと
意外とそういう場の演出ということに
向かおうとする企業さんも結構出てきてるんですよ
やっぱり
ちなみに今月ある会社さんなんかは
総勢100人ぐらいの会社なんですけど
全国にちょっと散らばってはいるんで
一年何回ぐらいかな
全社会みたいなので
全員が集まる場所があって
その1月版で
まさにこの変化
自分たちが変化するために何が大事かを
すごいゲームワーク
ゲームをやりながら
キーワードをみんなで
変わるために何が大事かっていうことを
みんなで体感するってことをやるんです
100人総出でやるんですか
その場作りは凄ましいですね
2ヶ月ぐらいかけて一緒に考えてきたけど
井上先生も一緒に考えてきたの
これは本当に第三者というかね
専門の井上先生みたいな人いないと
社内だけじゃ仕切れません
そこの会社さんは
アドミニストレーションの担当の役員の方とかが
すごくそこはクレバーだし真剣なので
前進に前に進む力があって
それはそれでいいんだけど
凄いですねその場見てみたいですね
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だからちょっとまさに
来週それをやるので
事後報告をぜひ
言える範囲でぜひご紹介していただきたいですし
ここ最近で言いますと
井上先生すごく嬉しいお知らせを
手元の方にいただいたと聞いてますけど
あれも場に通ずる話ですよね
私の書籍を読んだりしたり
このポッドキャストを聞いてくれて
ご自身が組織運営について
方向性というものを感じていて
勉強もされているし
具体的な活動もされている人から
お便りがあって
2年前にもお便りいただいたんですけども
その時は評価制度を作ろうとしてます
みたいな話
今回はそこから2年経ったら
会社の社長さんになったみたいで
そんなことあるかみたいな流れでしたけど
結構大変なお仕事をされている方なんだけど
非常に社員メンバーと
いわゆるコミュニケーションの取り方とか
どういうことが私たちの喜びなのかみたいなことを
ちゃんとお互いに意見交換するような場を作ってる
その場は、ここの方の場は
交換日記みたいな
社員一人一人との交換日記みたいな
そういう場面を使ったり
まさにそれも一つの場ですもんね
空間的な場ではないけれども
意識的な場ではあるので
そういうことをしていたりして
なんか嬉しいことに
なかなか定着率の高い業種ではなかったけど
辞める人が今いなくなったと
すごいですよね
これって何が起こってるかっていうと
やっぱりリーダーがどこに向かおうとしてるか
何をしようとしてるかっていうことを
ある種部下がわかりやすい行動と発言、言動にしてるんだと思うのね
その上でやっぱり丁寧な
少し労力はかかるかもしれないけど
丁寧なコミュニケーションを通じて
目指してるものをみんなに伝えてる
一人一人の課題にちゃんと向き合ってあげている
この人は今技術的なことが大事な時期だな
この人は今もう一川を向けるときに
何か方向性が必要なんだな
みたいなことを感じながら
一対一のコミュニケーションの中でちゃんと落とし掛けている
前回のテーマのキーワードの中に
良質なコミュニケーションをとるために
コンテンツとしては納得性と可能性
そして人格のためには
その語っている背景を
共有化し合っていることが大事という話とも直結する
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それを具体的に
一つの手法としては日記的な形で場を設けて
ということを実践されて
きっと語り合っている背景が共有化されてるんで
その場に求心力が集まってるんで
やめないんでしょうねっていう説明付きそうですよね
だからLINEとかっていうコミュニケーションじゃなくて
自分で書いてそれを見て
直筆でそこにちょっとコメントを入れたりするっていう
コミュニケーションっていうのは
やっぱりある種リアルだし
あったかいし
面談やりましょうって言ってたって
なかなか時間が取れないような時は
そういう手法も一つの場作りだろうな
ってやっぱり思いますよね
そんなお便りが手元に来たという話を
私も細かい話は聞けてないんですけども
ぜひそんな方がいらっしゃるんであれば
タイミングでゲストで
どんな取り組みをしたとか
話していただきたいし
我々も聞きたいですよね
ちょっと大出してみましょうかな
ぜひですよね
そういった方々も実際
ひっそりといらっしゃるでしょうからね
遠慮なく開放していただいて
共有していきたいですよね
ということでね
共に学べる場を
このBitCastでも作っていきたいなと思いますので
三浦先生のテーマまた改めて
そうか 次回は
次々回ぐらいになるのかな
どうだったかっていう話も聞きたいですね
そうですね
ということで
またこういった持ち込み企画も
していきたいなと思いますので
質問お待ちしております
ということで終わりましょう
ありがとうございました
ありがとうございました
本日の番組はいかがでしたか
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