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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中場企業まで 延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が
組織・人に関するあらゆる問題を 分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克樹です。 井上健一郎の組織マネジメント研究所
井上先生、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、ということで、今日も行きたいと思いますが、
今日は、いわゆる会社名、ちょっと伏せますが、 超大企業、有名企業のことですね。
はいはい。
行きたいと思います。
会社の勤務体制がリモートファーストとなり、 東京勤務でありながら、どこで働いても構わない
という会社の大号令が出ました。 リモートファーストって言うんですね。
リモートファーストが推進される前から、 既に2年近く90%はリモートワークであり、
1LDKの都内高級マンションで、 4歳の子供を育児しながら共働きをしています。
妻は会社風土のため、 出社しないといけない雰囲気らしく、
私だけが一人マンションに閉じこもる 生活を続けています。
初めの頃は満喫していましたが、半年後に 2人目の子供が生まれる予定となり、
さすがにこの生活を続けて良いものかと、 生き方そのものに疑問符が浮かんできました。
田舎に帰って広い家でリモートワークをしながら、 両親など相互扶助の関係性があるところで、
大企業の仕事をするというのも 良いのではないかと考えております。
具体的な悩みではないのですが、 自分の人生設計をしていく上で、
どのように考えると良いと思われますでしょうか。
という、マネジメント云々というか、 生き方の相談って感じですけどね。
でも、今ね、遠藤さんが意味深に言ってくれて、 私その言葉を最初に言おうと思ったのは、
この会社のマネジメント方針って どうなってるのかなって思ってね。
会社の上?
人を育成するという場面とかももちろんあるけど、
それも含めて、リモート。
別に会社に出社するスタイルじゃない組織運営をしていこうと。
その中において、マネジメントっていうのは こういうふうに考えてるみたいなのがあればね。
それはそれでいいと思うんですね。
なぜそのことに触れなかったかというと、
この方もマネジメントの立場になる可能性は 十分あると思うので。
今後ね。
この会社かどうかは知らないけど、
リモートワークを推進しているところでも、
マネジメントっていうときに、
リアルも並行して使っている人も結構いるんだよね。
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つまり人をマネジメントする際に、
リモートだけじゃうまくいかないなという場面で、
若干リアルを使っているっていう方もいるので、
もしそんなようなことが必要であれば、
遠隔地に行くっていうことも、
少し考えなきゃいけない場合もあるかなと。
でもこの可能性はかなり低いだろうなと。
よく世の中で出てくるサイバーさんなんかも、
かなり早くからリモートっていうことを推奨してたから、
そういったような先端的な考え方をしてる企業なんでしょう。
大事なのは、奥さんがどんな仕事をしてるかで、
奥さんがその仕事に関してどう感じていて、
今後どうしたいかっていうのがあるから、
そこの部分を無視しては勝手に話せないんだけれど、
と言いながら、そこは私もわからないとこなんで、
そこはちょっと話し合ってみてくださいとしか言えないんですが、
この方の会社がリモートファーストというような位置づけで、
勤務体制を考えてるということは、
私は逆にその流れに乗ったほうがいいと思っているんです。
やはり私なんかも地方の企業さんのところに行ったりすることはあるけど、
地方の良さってあるし、
東京にいなきゃいけないっていうことよりも、
この方がおっしゃるとおりだと思うんでね。
いい環境の中で子どもも育てたいし、
自分の中のライフワークのバランスも保ちたいし。
私なんかはやっぱり、ほとんどの方そうだと思うんだけど、
東京で仕事していたり東京で生活していて、
地方に行ったときにずっといたらどうかってことは別にしても、
やっぱりこの環境の違いによる精神的な状態の違いっていうのは、
非常に落ち着いた気持ちになれたりとかするので、
クリエイティブな場としては絶対大事だと思うんですよね。
地方環境のほうが。
地方の都会ももちろんあるんだけどね。
やっぱり自然が近いとかっていうのは、
クリエイティブなためにはとても大事な環境だと思うので。
自然。
芸能プロダクションもね。
サイコでしたっけ。
あっちのほうに行きましたよね。
パソナさんも淡路島行ったり。
みなさん地方行ってますけど。
やっぱり最近、東京近郊軽井沢に移転する会社とかも結構出てきてるから。
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正直、東京のここの都心の開発の状況って、
どんどんどんどん本当にさらなる都市化してるので、
機能ということでは優れてくるんだろうけど、
精神みたいなところではね。
私なんかもあんまり都心に行きたくないですもんね、最近ね。
最近ね。そうなんですね。
でもクリエイティブなことを考えると、やっぱり田舎環境いいぞと。
うん。いいと思いますよ。
だって、やっぱりクリエイティビティにとって一番大事なのは、
すごく安心した精神状態と、
ポジティブにいられること。
そのためには、気持ちの中に制約を与えるようなものがあっちゃいけないし。
っていう意味では、やっぱり自然の力っていうのはすごいなと思います。
先ほど奥さんの問題にも触れたけれど、
奥さんともいい機会だから、今後どうやっていこうかという話もしたほうがいいし、
とはいえ奥さんの仕事に対する価値観、感覚っていうのも大事だから、
そこは尊重したほうがいいだろうと。
いうことで言うと、もしかすると二重生活ってのもありだよね。
二拠点ってことですか。
そう。一拠点だけで捉える必要もないよね、ということはあると思うんですね。
やっぱり週末、もしかすると奥さんがリアルでしかダメだとしたら、
奥さんが東京に平日いて休日合流するって形になるかもしれないけど、
それがいいかどうかは別にしてね、そういうことも考えられる。
だから、どんどんどんどん新しい働き方を実験してみたらいいのになっていう気持ちがあるってことですね。
なるほどですね。
でもどうなんですかね。
最近私周りだと、どこが多いかな。
マレーシアとか多いのかな。二拠点とか。
地方はやっぱり多いですよね。
井上先生おっしゃるとおり、確かに皆さん比較的自然よりのほうに身を寄せていると思います。
一等貸し切って住んでるみたいな、森の中にみたいな方々は確かに多いですね。
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私の知ってる方でも結構増えましたよ。
でも大企業という色帯にいながらそれができるって、確かになかなかいいですよね。
その中で最後どうなんですかね。人を育てるという話がね、マネジメントかという話でいくと、
やっぱり場というものはないと人って育たないのかなと思ったりするんですが、このあたりはその。
私はやっぱり完全リモートの世界っていうのは、若干組織の今後に関して疑問がありますね。
やっぱりリアルな場でしか感じえないものっていうのがあるので、
基本的に週に1日は集合してみんなで報告をしたり意見交換するような場があるぐらいのほうがいいとは思ってます。
その上で、個別とか非常に難易度の高い問題が出たときには、
そこでしっかりとリアルで向き合わないと難しいと思うし、
人を育てるってやっぱりその雰囲気だし、
例えばね、その人がどんな人であるかっていう伝わり方もリアルとリモートでは違う。
空気感みたいな情報がリアルじゃないと伝わらないので。
これは上司という立場の人が、人が人をマネジメントするときには、
その人がどんな人で、どんなオーラで、どんな雰囲気を醸し出してるかってすごく大事な要素なので、
それは伝えるべき場所は必要だなって気はしてますね。
情報を、目に見えないものとかを取っていくためにも、リアルな。
うん。リアルじゃないと。
なんかこの人、この雰囲気って感じるようなときってあるじゃない。
それがすごく魅力的だったりするときもあるので、
だからこそ人がついてきちゃったりするっていう人もいるのでね。
でもそこは、やっぱり人となりをちゃんと伝える場っていうのは、
やっぱり人間同士の関係性の中では抜かしちゃいけない場面だと思うんですけどね。
まあということでね、リモートとリアルのハイブリッドをどうやって設計していくのかっていうことはね、
今後は非常に答えがないですからね。
答えがないし、私なんかがお付き合いしている人事の方なんかは、
これになると本当に新たなる課題として悩ましい問題とかも出てくるので、
そう簡単ではないんだけど、
やっぱりどうせなら次世代に向けてそういう働き方っていうのが、
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日本の中でもね、一つの選択として、選択肢として定着できるようにはしてあげたい気はしますよね。
ですね。ぜひね、こんな働き方してるぞというような情報もありましたら、
ぜひ共有していただきたいなと思いますので。
そうですね。
はい、面白いこのハイブリッドのこんなやり方あるっていう事例、ぜひお待ちしております。
はい。
ということで今日のところ終わりましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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