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2022-02-18 16:57

第356回「在宅勤務によって生産性が上がる企業と下がる企業の境目」

第356回「在宅勤務によって生産性が上がる企業と下がる企業の境目」井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。 ★番組への質問はこちら↓↓ https://ck-production.com/podcast/inoue/q/
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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中場企業まで延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克紀です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さて、今日も行きたいと思います。
早速行きますか。
そうですね。質問も長いわけじゃないか。
そうですね。いつも通りという長さではありますけど、
今日も説明したいと思います。
質問だけお寄せいただいてますので、ご紹介させてください。
新型コロナウイルスの影響でリモート・在宅勤務が主流になりつつありますが、
上司・部下・同僚とのコミュニケーション不足による業務の生産性が下がる企業と、
逆に在宅勤務などにより仕事に集中できる、
移動時間がなくなり生産性が上がっている企業があると思います。
井上先生は部下がいると想定した場合、どちらの勤務体系を推奨しますか。
またその理由も教えていただけると幸いです。
ということでございますか。確かに聞いていただいてね。
この間、ネット上でいろいろ見てたら、ある記事があって、
サーバーエージェントさんがね。
そこは9割以上とかリモートで、コロナというよりも前から進めていてね。
結構徹底してやってるみたいなところがあって。
ただその中でやっぱり素晴らしいなと思ったのは、
自分たちでですよ。そういうことを推奨してるんだけど、
自分たちで社員の中でね、年代もいろんな年代の方が集まって、
もうリモートが辛いですっていう。
もう辞めたいっていうかリモートが辛いですっていうパネルディスカッションみたいなやつ。
リモートの問題に対してのパネルディスカッション。
僕が読んだ記事の中では、じゃあどうするかって、
今後どうしましょうなって話はないんだけど、
僕が感じたのは、
推奨していながらやっぱりそういうふうに起こっていることに関して、
ちゃんと向き合うんだなっていう。
大役オープンにね。
それも発表してるんですもんね。
全社員が見てるような状態で。
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それはある意味素晴らしいなと思ったね。
何が言いたいかっていうと、
やっぱりオープン度っていうのはすごく大事になってきて、情報の。
今でいうと、きれいごとじゃなくて、
物事にはプラス面とマイナス面って必ずあるので、
やってることのマイナス面もちゃんとみんなで見合う、
みんなで語り合うみたいなことをちゃんとすることは大事かなと。
その記事を見たときに、
私はサイバーさんってそこは進んでるなって気がしたね。
つまりツールをどう入れましょうかって話じゃなくて、
ちゃんとみんなで表出して、
どんな問題をみんなが感じてるか出しちゃおうみたいなね。
そこの姿勢をすごく好意的に感じたんです。
今の話でいうと、
リモートに適してることとリモートに適さないことがあるかなと思っていて、
やらなきゃいけないことが決まっているとか、
ミーティングでもこれについて今も話すっていうアジェンダがしっかりあるとか、
ゴールがはっきりわかっているものは、
リモートは非常に効率がいいですね。
スピーディーにゴールに向かってミーティングも進むし、
やるべきことが明確になれば、
それこそ自分のコントロールの効く時間の中で集中してやれる。
やっぱり好きですよっていう人は、自分一人だと集中してやれるんでっていうことは結構出てきたりする。
ただ、これってなんだろうねっていう、
ある種答えがないものを、
みんなでお互いに感じてること考えてることをすり合わせながらやる場面は、
リモートはどうしても時間的な制約が起きちゃうところもあるので、
グダってのは非生産的な意味でのグダじゃなくて、
なんとなくみんなで漂いながら探っていくみたいな時間の共有はちょっと難しいなと思います。
この漂う感っていうのが、なんだろうこれどうしようみたいな、
ゴールが見えないけどゴール設定作んないといけないなみたいなことに関して、
はっきりと作らないとリモートは機能しない。
どうしますか私の場合っていう質問に対しては、
僕はリモートとリアルの職種によるだろうけど、
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融合バージョン2対8、3対7、5対5の比率は職種とか業種の作業すべき内容とかによっても違うんだけど、
やっぱり両方の機能を積み上げて進めていかなきゃいけないかなと思うので、
まず目指すべきゴールを確認することを、
作り出すことをできればリアルでやって、
やるべきことが見えたらちょっと全員散らばってリモートでやってもいいんじゃないかなっていう気がしますね。
なるほど。なので目標とか曖昧な状態のものをギュッと作り上げていくものに関しては一旦リアルでやって、
それが共有されて、できた後は直線的な仕事に関してはリモートに分散していくみたいなのは、
いいハイブリッドかなみたいな。
そうするとどこに向かうかっていうことを共有できてるので、
それぞれがやる作業もやっぱり生産性が上がりやすい。
それって逆に言うとですけど、目標とか向かう方向はたというものがリアルで起きるレベル感で、
しっかりと全員そのチームが、組織が納得をしている状態さえあれば、
そこがもうすでに上程されてるんであれば、
もう別にリアルかリモートかっていう話はどっちでもいいっていうところに。
その流れの話ではその通りです。
もう一個あるのはね、単純に孤独感を感じるとか、
なんとなく仲間が横にいる感じの気持ちよさがないとか、
っていうことは逆に言うと違う次元で起こるので。
生理学的な現象とかも含んじゃいますよね。
同じ空間を味わうっていうことも大事なので、
これはやっぱりどこかで演出してあげないといけないかなと。
演出ね。
みんなで集まって何かをやる。
さっき言った目的観とか目標とかはっきり共有できてればリアルでリモートでいいんだよねって言うんだけど、
それでいいんです。
なんだけど、共有して理解してる度合いっていうのがあって。
やっぱりこう、悪い意味じゃなくて立場的に追従しながら参加してるみたいな。
後ろのほうから参加してるみたいな。
いうような人と、先頭切って行ってる人たちとの集団ではちょっと意識違反。
追従型の人はやっぱり気分はどこかで、よしあれをやるんだからっていうふうにはっきりと腹落ちせるまでは言ってないところがあるとすると、
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ある種作業者としてちょっとここは悪い意味じゃなくて、
ちょっと少しサボりたいっていうよりもスペースダウンしたいとかっていうのも起こるだろうし、
そういう気分を共有する場がやっぱりちょっと必要だと思う。
そうすると、チャットでやりましょうって言うけど、やっぱりそこだけでは不足っていうのはあるかなと思う。
なるほどね。
何なんだろうな。井上先生と収録を。
お前の話かよって感じですけど、収録をすると。
いつも足りてない、やってしまってるなっていうことが、ああーって感じさせられますよね。
どうですか。
ちなみになんですけど、井上先生はよくどちらかというと想像的な場を作るときの話だと思うんですけど、
場が飛ぶっていう表現をされることがあるんです。
一旦場が飛ぶをすごい簡単に皆さんにお伝えしたいんで、ちょっと説明いただきたいんですけど、
それはどういう場でしたっけ。
場が飛ぶっていうのは、やっぱり一人では発想が生まれないことってあると思うんですよね。
場が困っちゃってるとか、なんか違うなと思って。
でもそれは、例えば遠藤さんと私がそれぞれが感じてることとか考えてることとかっていうのをちゃんと出し合えたら、
だったらさ、次の段階にいけるでしょ。
だとしたらこういうこともあるかもねとか、お互いが否定することもなく、
肯定して鵜呑みにするわけでもなく。
話し合っていくと、なんか新しい発想が生まれて、
え、面白いねって言って、それまでに思ってなかったことが、
新たなるものが、お、この場に新しいことが生まれたぞみたいな感覚のときってあると思うんだよね。
これが場が飛ぶ。
まさにその場が飛ぶっていう、一人じゃ起きないことが起きる。
まとめすぎですけど。
場が飛ぶという現象が起きるものは逆にどうなんですか。
リモートでも起きていくのかみたいな。
リモートの場合だと、お互いが何を思ってどんな言い方をしたって、
どんなときってこの人ってこんな感じだよねなっていう場合が、
わかってる間だったらリモートでも飛べるかもな。
その関係性がすでにあれば。
でも通常で言うと、やっぱりリアルな場のほうが、
さっきちょっと漂うみたいな言い方したけど、
そういう漂いながら何かが固まっていくっていう、
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不確定なものから向こうに何か明かりが見え始めるみたいな、
霞の先に何か見え始めたけどなんだろうねっていうような感覚の、
そのタイミングっていうのかな。
人の雰囲気とか、そこの人の表情とか、
いわゆるノンバーバルみたいなところで、
その空気感っていうのは結構大事だったりするかなと。
ちなみに、ある種の不可価値って、目に見えないところに生まれてきて、
その不可価値の情勢っていうのはある意味価値作りって、
それこそ現象として場が飛ぶようなところで価値って生まれていくじゃないですか。
もちろんそれが社長の頭の中で場が飛んで、
それが価値転換されてみたいなことはあると思いますけど。
そうなってくると、まさにこのご質問いただいている方の、
井上先生はもし部下がいると想定した場合、
いきなりいいですけど、どのような勤務待機を推奨しますか。
ここに通訳していくとすると。
なので、リアルな場所で今言った、
遠藤さんが問いかけてくれた場が飛ぶみたいな機能と、
それからゴール目標設定を共有するための場を作って、
みんなでこれやろうねって決めるような。
そこは僕はリアルにしますね。
あとは、自分の担当というか役割が決まり、やるべきことが決まった。
だから僕はリモートでいいと思うし。
リモートの場合、もう一個大事なのは、
とはいえみんなでいろんな考え方を集めて話すっていうときにも、
参加する一人一人がそのテーマに関して、
ちゃんと考えを持ってなかったら意味がないわけよね。
それは自分の考えを作るっていう時間は、できれば一人の方がいいのよ。
つまりわさわさとした空気の中で、
リアルで横にたくさんいるような場で、
こんなことも言ってる、あんなことも言ってるっていうのを聞きながら、
じっくりとそのテーマについて自分なりに考えてみるっていう集中は必要なので。
リモートの場合は一人で集中できるということが一番有効なポイントだとしたら、
それもリモートの場面で。
まず来週このテーマで話すけど、
それぞれの考え方をちゃんとしっかりとまとめておいてくれっていうときには、
むしろリモートのほうがいいかもね。
昔で言うパソコンを開きながら隣同士とかで、
あれ、ちょっと明日の会議までにやった?やってないんだよね。
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とりあえずちょっと作んなきゃみたいな。
とりあえず書いて書こうみたいな、ああなると。ってよりも、
その会議が終わった後に家の中でリモートしながら、
しかし書くと考えると。
でも確かにそうですね、内政時間っていうのは、
逆にそれが故に孤独を感じたり、
最近ね、自己肯定感とかいう言葉が飛び交っちゃってるのも、
マイナスの意味ではそういうところが出てるかもしれないですが、
あの意味考えてやっていくっていうことにおいては、
いい環境ではあるわけですね。
ということですね。
まとめた言い方をすると、リアルな場は何かっていうと、
両方ともですけど、結局は混ぜる場だよね。
混ぜ合わせる場所。
混ぜ合わせることによって何かを生みたいというときには、
私だったらリアルを選ぶ。
なるほど。
というわけで、混ぜ混ぜに関してはリアルというところをヒントに、
ぜひ皆さまも一度振り返っていただけたらなと思います。
ということで井上先生、ありがとうございました。
ありがとうございました。
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