オランダとベルギーの世界遺産なんですが、
事前のための居住地群という世界遺産でございます。
普通の人、なんじゃそりゃって思いますよね。
なんじゃそりゃと、ん?なんじゃそりゃと思いますね。
思いますよね。確かに最近ですよね。これ見て気がします。
そうです。
登録された時のニュースを。
最近2021年かな?に登録されたので、まだ資料当たってはいないかもしれないですね。
じゃあ世界遺産名なんでしたっけ?
事前のための居住地群。
事前のための居住地群。
はい。
いや、うん。
なので、なんとなくイメージがつくかなと思いますけれどもね。
そうですね。
なんか意外と日本語が多い世界遺産。
確かに確かに。
理解しやすい。横文字がありませんね。
ここはオランダとベルギーに3つの地域にまたがって、居住地というのがあるんですね。
それがまとめて1つの世界遺産として登録されているものです。
この概要なんですが、
19世紀にネーデルラントという、今でいうオランダとベルギーなんですが、
そのネーデルラント連合王国が都市の貧困を緩和するために、
人里離れた荒れ地に農業居住地を設立したというね、そういうものなんですが、
これ具体的にどういうものかというと、
当時は経済が弱体化していたネーデルラントなんですが、
大都市では仕事を失った人たちが多かったんですね。
19世紀初頭はナポレオン戦争があったりとか、国の平和があったりとかね、
波乱の時期が続いていたそうです。
で、都市では仕事を失う人たちが多かったということで、
そういった貧困層を開拓されていない荒れ地に連れて行って、
そこを開拓させて村を作って人々が暮らせるようにしたっていうね、
そういったもので設立したのは、
ヨハネス・ファンデン・ボッシュというオランダの軍人さんだそうです。
ボッシュ。
ボッシュっていうのがいいのかな、これ。
どこが名前なんだろうと思うんですけども。
ファンとかって名前よくつきますよね、オランダの人って。
確かに確かに。
ファンデル・サール。
ファンデル・サール?作家選手?やっぱりか。
知らなかったけど、なんとなく作家だと思いました。
っていうね、軍人さんがね、設立したそうなんですが、
一番最初に設立されたのは、ウレデリク・スールトという居住地になってます。
ここが1818年にオランダに設立されています。
で、その後にですね、他の地域にも居住地ができていくっていうね。
居住地っていうことは、日本で言う 県営アパートみたいな感じなんですか?
それともエリア、町自体を作っちゃうってことなんですか?
町の役割もね、村とかって書かれてたので。
そうか。じゃあ、もう自治体自体を作るっていう。
みたいな感じなのかな。
だって大都市から離れたところに、何もないところに、自ら開拓をしていって。
そうか、開拓してるのか。
みんなが生活してたみたいなので、そうなんですよ。
で、この開拓地としては、オランダに2つの地域、そしてベルギーに1つの地域があるっていうことですね。
で、どれもね、同じ背景で、同じストーリーがあるものなので、
そういったものはね、世界遺産として、1つにまとめて登録してるっていうものはね、他にもあると思うんですが。
ありますよね。
はい、そのパターンでございます。
で、居住地には、住宅とか農場とか、教会とかね、そういった建物があるので、
それぞれの地域で、だいたい、一番いた時期でも、数千人から1万人くらいの人たちが、そこで働きながら暮らしたそうです。
1万人ってすごいですね。
すごいですよね。なんかもう、ほんと田舎町とかね、そういう感じのレベルになってたんじゃないかなって思うんですけど。
だから、すごくないですか。1つの、1つじゃない、何もないあれ地から、村をちゃんと作るっていうことが、
その貧困層の人たちにできたというかね、なんか、もともとそういう勉強されてたわけじゃないと思うんですけど、なんかそういうのもできるんだなって。
まさに事前活動ですね。
いや、そうですよね。そう。で、まあ、そういった村的な役割を果たしてたと思うんですが、問題もあったそうで、家族向けに建設された建物とかもあったみたいなんですが、
そういった場所は、過ごしやすさとかもありつつ、ただ、不老者のような人々も住むようになったりとか、そういった人たちも集まってきたそうなので、ちょっと不満があったりとかね、したそうなんですが、
そこで、一部の地域ではね、そういった不老者とか、あとは、孤児ですね、親のいない子どもたちとか、そういった人たちに専用で、また宿舎とかを用意して、
うわー、すごい。
まあね、で、昔は大家族だったから、
ああ。
ね、長男、長女以外は結構、あれですよね、もう勝手に働いてこいみたいな時代だったっていうのは、
まあそうですね。
うちのね、祖父祖母もなんかそういう話を聞くと、
確かに。
ありますからね。
いや、そう、まあでも開拓、私はあんまり感じたことそんなになかったですけどね、開拓っていうところでは。
でもね、札幌にね、開拓村っていうところがあった気がする。
ああ、そうなんだ。
それだけ知ってるのか。
ああ、そうなんですね。
どういうところか知らないけど。
まあ、かつてはね、そういった大地を開拓してましたけど、我々はポッドキャストというね、フィールドを開拓してる。
そうなんですよ、みなさん。
いやでも本当に、ポッドキャストを聞くっていう人も増やしたいですしね。
そうですよね。
そうなんです。
まだまだ日本はね、ポッドキャストっていうものって、大事っていう方が多いんで。
そうですね。
なので、またこう、自分たちでもどんどん広げていって、それでリスナーとして聞いてくださる人も増やしていけるといいですけれどもね。
いいですね。
はい。でまあ、今日は、その、事前としての居住地群っていうね、そういう内容でしたが、
はい。
なんかね、ちょっと興味があったから調べたんですけど、その、事前っていうと、日本ではどういうイメージなのかなってちょっと思ってて。
例えば事前活動とかってなると。
はいはいはい。
なんか私は、怪しいイメージを持たれたりするとか、なんか持っちゃう人とかも多いのかなとか、
自分自身も、なんかたまに疑ってみちゃうときとかが、なんかなくはないなとか思っちゃったんですよ。
うんうん。
どうですか?
いや、そうですよね。まあ、事前。だから、見返りがない行動じゃないですか。
うん。
でも、いざそれが自分に対して、その、事前と思われる現象が起きたときには、実際ちょっと疑いはします。
そうですよね。
そんな上手い話あるのかなって。
そうそう。だから、なんか疑ってかかっちゃうのは、私たちの特性なのかなとか、ちょっと考えちゃって、この世界さんを見てるときにね。
はいはいはい。
なんか、2022年に、イギリス日本部がある事前団体が発表した調査っていうのがあって、
なんかね、寄付をしたか、ボランティアをしたか、見知らぬ人を助けたかなどの質問に対する回答を、国ごとに集計したものがあるそうで、
日本はですね、118位と調査した中で、ワースト2位だったそうです。
なんだって。
そうなんですよ。
だから、もしかしたら考え方ちょっと違うんかなとかさ、思っちゃった部分があって。
もちろん、増えてはいるんですよ、最近。
海外の人たちが来るようになってとか、いろんな多様な働き方が認められるようになったっていうのもあるから、
そういう団体が増えていくっていうのもあるのかなと思いますし、あと、ふるさと納税とかもね、一応寄付ですよね。
あー、してますね。
そうそうそう。
ただ、海外と比べては少なめらしくて。
へー。
だから、ちょっと怪しいとかって思っちゃう私たちも、自分の気持ちもそういうのあるしとかね、ありますし。
ただ、その差の理由の一つとしては、宗教が関係してるみたいですね。
ほー。
はい。例えば、キリスト教では、富を持つ者は貧しい人に分け与えるべきだとかね、そういう古くから伝わる精神があったりもするので、
はいはいはい。
そういったキリスト教、かつてアメリカとかもね、今はいろんな宗教の人がいると思うんですけど、
アメリカ人とかは、特に寄付とかが結構多いと言われてるみたいなんですが、
そういった精神を持っているか持っていないかとかでね、傾向って変わってくるものなんだなっていうのを調べてて思いましたね。
なんか、あれですよね、キリスト教ってやっぱその、もともとは人間っていうのは罪深い生き物だから、
そういった事前活動を通して、あなたは救われますよっていう考え方じゃないですか。
そうそうそうそう。
日本のいわゆる仏教っていうか、仏教の中でもかなり異端な仏教だと思うんですけど、