ヘッドスマッシュドね。
ヘッドスマッシュド・インバッファロージャンプ。
いろいろわかっちゃう、でもこれね。
想像しちゃいますよね、なんか。
なるほどなって言って。
でもね、知らない方多いんじゃないですか、世界産検定受けてない方は。
知らないんじゃないですかね、これは。
そうそう行く場所じゃないですね、たぶん日本人は。
北米のね。
そうです。
場所はどの辺なんだろう。
場所はね、カナダ北西部のカルガリーって場所あるじゃないですか。
カルガリーから150km行ったところのアルバータ州の平原にある丘。
平原にある丘。
カルガリーからたった150kmしか離れてない。
結構離れてるけどね。
平原にある丘ってなかなか行かないですよね、海外のね。
そう。
そうなんだ。
なんかね、動画見たんですけど、本当にね、今行くとただの丘ですね。
ビジターセンターとか行かないと、あ、そういうことがあったんだっていうのがわからない。
ちゃんと様子を見るためには、近くのビジターセンターに行く必要がある。
そうですね。
ということで、どういう世界産かと言いますと、
なんと5000年以上も昔から、ネイティブアメリカンである先住民族、ブラックフッド族が、
バッファローの追い込み寮を行っていた崖として、世界産に登録されている場所です。
ブラックフッド族って、ネイティブアメリカンの一種っていうか、その中の一つの部族なんですけど、
みなさんね、たぶんね、イメージが聞きやすいのが、ピーターパンあるじゃないですか。
はい。
ピーターパンでネイティブアメリカンって出てくるじゃないですか。
ちょっとね、社会問題が出て、描写が差別的なんじゃないかっていうことで、
あんまりいい評判はないんですけど、
ピーターパンに出てくるネイティブアメリカンは、このブラックフッド族をモチーフにしていると言われています。
そうなの通り、崖の上の平原ですね。
平原にあるバッファローを崖に追い詰めて、崖から落とすと。
で、そのときにバッファローはジャンプするように崖から落ちていくんで、英語名で。
ジャンプするように落ちていくんだ。
そうなんですよ。
そうなんだ。
そういったことで、ネイティブアメリカンが寮を行っていると。
へー。
だから、英名でバッファロージャンプっていう、ついているそうですね。
で、この寮のポイントとされた崖はですね、約300メーター幅ね。
幅が300メーターほどで、高さが10から15メーターほどの崖でやっていたそうで。
すごいですよ。5000年以上前からやっているわけじゃないですか。
はい。
なんで、崖の下はね、多いところで10メーター以上のバッファローの骨が堆積されているそうです。
いやー、そうでしょうね。そうなんだ。
引きつってますね。
いろいろ想像しちゃって、なんか複雑。
まあ、狩りって、いろんな部族がいろんなやり方でやってますけど、
そうですね。
一種の代表的なブラックフッド族の狩猟の方法を表す場所っていうこと。
なんかね、バッファローって結構、狩りやすいって言ったらあれだけど、そんなに大暴れするような感じじゃないんですよね。
あー、はいはいはい。
その辺、気になりますか?
いや、気になるし、結構調べたことあります。
バッファローの性格じゃないけど。
へー。
やっぱ、すごい狩られてるじゃないですか、過去に。
それこそアメリカ圏とかでもね、そういう歴史があるんだってなって。
なるほど。
じゃあ、このバッファロー狩りとは何頭やっていうことをちょっと調べてきました。
はい。
猟が盛んな時期は、秋ごろと呼ばれています。
へー。
これはですね、春先になるとバッファローの群れって北にいるらしいんですよ、平原の。
はいはいはい。
で、そっからどんどん季節を追うごとに南下していくらしいんですよね。
はい。
で、それに合わせて追い込み猟をしていくというふうな長いらしいんですよね。
主な猟の方法として、バッファローの角、これ骨になった角だったね、ここに苔を詰めて燃やすんですよね。
へー。
で、それがのろしになるわけですよ。
はい。
で、のろしをあげることで、バッファローはこの煙を見ると、自然火災と勘違いするんですよ。
霊源が燃えてるっていうふうに。
はいはい。
で、どんどんどんどん移動していくわけですね。
へー。
で、移動して移動して、これすぐに追い詰めなくて、何日間も、下手したら何週間何ヶ月もかけて、崖の方向に誘導していくそうです。
へー、そうなんだ。
はい。
で、崖間近になると、明け方、明け方ってのは一番暗いって言いますよね。
はい。その時間帯に、崖の向こう側から、ちょうど朝日が昇るとこで、一気に崖の方向に追い詰めると。
へー。
で、バッファローは朝日の眩しさで目がくらんじゃうらしいんですよね。
そうなんだ。
で、崖の方向に向かって、小さい数メーターほどのと思い込んじゃってるので、ジャンプするらしいんですよ。
うーん。
10から15メーターあるんで、そのまんま全速力で突っ込んでしまって、ジャンプして急降下、絶命してしまうと。
へー。
で、崖の下が水場になってたらしくて、
はい。
で、ブラックフッドズがそこで、絶命したバッファローを捌くと。
へー。
ということが、このバッファロー狩りの流れだそうです。
あえて、狩り用にツルを使ってってことですか。
そうそう。
落ちないように。
自分こう突っ込んだら、一緒に来るから、誘導するみたいな。
もうチキンレースじゃないけど。
でも、それも怖いよね。
怖い。
10から15mをさ、ツルが滑ったらどうすんのっていう。
そうですよね。確かに。すごいな。
ということで、以上を含めて、このような独特なスタイルの狩り、狩りをする技術を表す、
ブラックフッド族の生活の歴史が、そのまんま残っていると。
かつ、他のポイントよりも大規模で、そして良好な形でその場が残っている。
今も、地中で調査をすると、バファローの骨が埋まってるんで、その歴史をたどることができるらしいんですよね。
で、昔はどれぐらいのバファローがいたのかっていうのも、知ることができる。
なるほど。
重要なポイントであるということで、世界遺産に登録されている。
これぐらいの量のものが、だいたい何年前だから、何年にはこれぐらいいたとかね。
そうそう。調査も未だにされているみたいですよ。
そうなんだ。
ということで、今回はカナダの世界遺産、バファロー狩りの段階でした。
ということでしたが、顔が渋いですね。
でもね、なんか複雑になっちゃいますよね。姿を考えると、バファローとかね。
なんかその、今のお話ししていただいた歴史との関連性は、ちょっと私わからないんですけど、
インディアン戦争とかってね、あったじゃないですか。
フレンチインディアン戦争とかありますよね。
そう、ヨーロッパの人たちが来て、移民の人たちと現地の人たちが争っているときに、
それこそ、もともといた人たちって、バファローを狩って暮らしてたけど、
食べ物そのものを全部なくして、インディアンの人たちやっつけちゃおうみたいな感じで、
バファローが絶滅されるまで、されるくらいまで狩られちゃったみたいな。
私、そのバファローの頭蓋骨なのかな。
すごい積み上がって山になってる写真を見たことあるんですけど、
それも衝撃で、
私のイメージでは、バファローとそんなに暴れたりしないのかなとか、
さっと狩れちゃうような、そういう性格の子たちなのかなとかって、いろいろ考えてたんですよね。
で、なんかね、改めて今日の世界遺産を見たときに、やっぱ、
生きるためには、もちろん動物を狩るっていうのも当然なことだけど、
なんか歴史にすごく関わっている生き物でもあるし、みたいな。
そうですね。ネイティブアメリカンのスピリットで、やっぱね、
必要最低限の動物を狩るっていう精神があるんですよ。
必要以上に狩ると、やっぱそれは、なんだろうな、その土地のバランスが崩れるし、
そうですよね。
自然への侮辱に当たるからっていうのがあって、
で、それがやっぱ移民してくる人たちによって崩れたわけで、
確かに。
で、ブラックフッド族もなんか抵抗したみたいなんですよね。
で、それがちょっといざこざに。
そうなんだ。
ちょっとしたぼやいになって、
で、そこから、他にも複合的ないざこざというか、ぶつかり合いがあったんですけども、
そこから、いわゆる、今ではあんまりよくない表現ですけど、
インディアン狩りっていうものが始まっていくっていうふうになっていると。
そんなにでも、別にヨーロッパの方々が悪いとかっていうわけじゃないけど、
移民の人たちが、バーファローを飼ってやろうって考えてるってことは、
現地の人たちにとっては、相当バーファローの存在が重要だったんですよね。
主だったんですね。食料の中の。
もちろん、なんか移民団にとっては、
彼らにとっても彼らで、やっぱ本国から、ヨーロッパ側から食料が送られてこない。
自分たちで栽培しないといけないけど、
それも、やっぱ開拓しないといけないから、育たなくて、
どうなったら狩りをしないといけない。
でも、そこにはそこにいる部族がいるとか、あったりもしたし、
最初はね、有効的だったみたいですよね。
最初はネイティブアメリカンたちも、移民団とすごい有効的だったけど、
追っていくごとに、窃盗とか、いろいろあって、
そこからも衝突につながっていくみたいな。
そうなんだ。
私、ディズニーのね、結構前のだけど、ポカホンタスっていう。
ありましたね。
あれ、どこが舞台なのか、ちょっとわかんないですけど、
あれも、移民じゃないけど、船に乗って海外から、ヨーロッパのほうの人なのかな。
肌が白いから、そういう人たちがやってきて、みたいな感じで進んでいくんですけど。
でも、インディアンなのかな?ポカホンタスは何人なのか知らないですけど、
やっぱり、自然と共生している主人公側と、外から来た人みたいなのが、結構対立しちゃうんですけど。
そうですね。
でもね、あれもね、映画が始まって冒頭、オープニングで、
現地のポカとホンタス側の人たちの歌で始まるんですけど、
その歌も、結構、自然の重みじゃないけど、そういうのを感じられる歌詞になってて、
結構ね、未だに見ても泣けるくらい、すごいいい歌詞なんですけど。
ホンタスはね、結構考えさせられますね。
いや、考えさせられるし、見たことある?
本当ですか?
映画行きましたよ。
本当ですか?
小学校2年ぐらい。
そんな、でも割と最近なんですね、あの映画って。
そうそう、小学校2年ぐらいかな。
で、マクドナルドの付録になってました、ポカの。
ハッピーセット頼むと。
めちゃめちゃ余談ですけど、みたいなね、そんな感じ。
ハッピーセットのね。
いや、あのオープニングの私、結構感動しちゃうんですよね。
いや、でも待って、今気づいたんですけど、
バファローゴローっているじゃないですか、おら芸人さんで。
バファローゴローの木村さんが、頭どつかえた時に、
オープカホンタスって言うんですけど、
繋がってるってことなんですね。
なんか勢いで言ってるって思うけど、
それバファローとポカホンタスを掛けてるってことなの?
あののかな、確かにね。
気づいちゃった。
インディアンなのかな?
バファロー出てきたっけな、分かんないけどね。
でも同じ系統として言ってるんでしょうね、オープカホンタス。
あの人めちゃめちゃ偉いんですね、じゃあ。
え、知らない。
勢いで言ってるだけじゃないんだ。
え、分かんない。
ほんと。調べてみてください。
オープカホンタスって言ってるんで。
言ってるんだ。
お土産にしろって頭と使えて、オープカホンタスって言ってる。
なんかちょっと。
みなさんもよかったら調べてみてください。
ポカホンタスは本当にいい物語とか、
こうやって自然大事にしてる人たちが素敵だなって思えるし、
これも見てほしいですね、みなさんに。
そうね。
ネイティブアメリカンって結構、アメリカだけじゃなくて、
カナダとか、北米全域にいた歴史と、
で、部族によって言葉とか言語が違うんですよ。
そうなんだ。
だから、一括例にネイティブアメリカンって言っても、
それぞれの部族によって、カルチャーが全然違うんで、
結構ね、調べてみると、面白いかもしれないですよね。