近藤淳也
桑原佑輔
徳本順子
徳本順子
おにぎりどうですかとか、お菓子どうですかとかって、ちょっとずつもらいながら、なんか連れて行ってもらうっていう。
桑原佑輔
迎えてんだか連れて行ってもらってんだかどっちなんだっていう。今の話だけ聞くと迎えてもらってる側ですよね。ですよね。
徳本順子
いやもうすいません、ほんとに。いい、でも近藤さんのあの、今ダイモンズをいっぱい開拓されてるってことで、すごいマイナールートに連れて行ってもらって。
近藤淳也
はい、ルート自体どうでしたか。えー、でも全然わかんなくて、1人で行ったら迷子になるような感じが。ずっと喋ってたんでね。はい。
はい、なんかどこにいるかよくわかんないみたいな感じもあったかもしれないですけど、なんかいろんな方に会いましたね。すごかったですね。はい。
徳本順子
ちょっと紹介してもらっていいですか。まず、あの2回目のダイモンジアマ山頂で、ウルゾラランナーのみやこさんに。
桑原佑輔
おー、youtubeで有名な。はい。完全にたまたまですか。
近藤淳也
ぼったり。へー。なんか、今日なんかオリエンテイリングの大会もやってたみたいで、僕はそのセッターっていうか、の人がいたんで、そっちの地図を見せてもらってたんですよ、山頂で。はい。
徳本順子
そしたらなんか騒ぎ始めて。はい。騒ぎ始めたくもさんが、何してんのかなと思ったら、みやこさんがいて。おー。そうなんですよ。
近藤淳也
なんかあちこちでいろんなことが起きてても忙しかったですね。すごかったですね。はいはい。
徳本順子
でね、その後も。その後に、はい。ね、かずみんさんのバディのチャンプと。ニシンゴのチャンプと。へー。はい。
近藤淳也
あとドイツから来られてる、なんでしたっけ。えっと。シンゴさん。シンゴさん。はい。かずみんさんお友達。はい。ドイツから。ドイツから。
徳本順子
で、みやこさんも関東じゃないですか。なんかすごい。普段もそうですよね。京都外の人がいっぱい、なんか大文字。へー。みんないましたね。ね。
近藤淳也
なんか年末はなんなんですか。京都にみんな集まってくる。トモズピットの感じがね。そうそう。トモズピットさんもたぶん冷え座ぐらいを走ってるし。
京都の山になんか、あちこちから集結して。なんか年末の、なんすかこの、京都の山に集まろうかみたいな。なんだろう。
徳本順子
で、この後ね、京都グレートラウンドがスタートするんで。またね、いろんな人たちが。そこにもいっぱい集まってるし。なんか。なんですかね。大文字山大人気ですよ。激アツ。激アツ大文字山。激アツ。日本中から人が集まる大文字山。やたら早い人が集まる大文字山。
なんで、なんでこんなに大文字に人が集まってくるんだっていう。なんなんですかね。大の字がいいんかな。大文、大。こうなってるからね。なんか広げてますよみたいな感じですか。わかんないですけど。わかんないですけどね。はい。はい。楽しかったです。はい。こちらこそ楽しかったです。ちょっと予定を超えて長くいったんで。はい。ちょっとクタクタで。
近藤淳也
若干遅くしてすみませんでした。ちょっと疲れてる感じだったみたいな話もね、先ほど聞きましたけど。かずみんさんとちょっと近藤さん後半ことなんか口数が少なかったみたいな。違うんですよ。かずみんさんはこの後、僕は収録があるんでね。はい。かずみんさんはこの後帰られるんで。はい。きっといろいろ聞きたいこともあるだろうなってすごい楽しみしてたんですよ。あー。純子にさんと会うのが。うん。ね。はい。あの、東京グラン、え、東京グレート。グランドトイル。あ、グランドトイル。混じってきた。
徳本順子
京都グレートラウンドと東京グランドトイルの時もね、一緒に出て。はい。そうですよね。はい。だからまあ楽しみしてたんで、はい。ちょっと譲ってたっていう。じゃあそういうことにしておきましょうか。そうですね。はい。何てお呼びするのがいいですか。え。純子にさん、徳本さん、純子さん。どっち誰でも大丈夫です。
近藤淳也
どれがいいですか。
徳本順子
強いて選んでいただくなら。え。でもなんかいつも純子にさんってなんか言ってますよね。
まあそこははい。親しみを超えて。そうですね。じゃあ純子にさん。もう呼びやすいので。いいんですか。はい。
純子にさんって呼ばれること自体は別に嫌じゃないですか。あ、別に嫌じゃないです。はい。あ、そうですか。え、実際増えました?純子にさんって呼ばれる機会って。いえいえ、実際に呼ばれる人はそんなにいないです。ここだけですか。あ、そうなんですか。え。直接はそんなに言われてない。一般名称じゃないんですか。一般名称じゃないと思います。
近藤淳也
あれは東京グレ、え、グランドトレイルの時に。はい。今年名付けられた?あ、今年。なんか私がゴールする前に若さまかみなみさんがなんか言ったらしくて、帰ってきたらみんな純子にいって言われて。え、純子にいって何?みたいな。帰ってきたらそういきなり言われて。帰ってきたらなってた。何?って思った。思ってどう思ったんですか。
徳本順子
え、あ、コートニーかみたいな。いや、もうちょっと恐れ多いというかね。まあ、Mt.FUJIで男子顔負けの走りを見せたコートニーさんのようにTGTで男子顔負けだったからってこと?ですかね。ですか。
桑原佑輔
ですよね、確か。そんな感じで呼ばれてましたね。あ、そうか、それで言ってるのって僕らくらいなんですか。言い続けてるのもしかしたらIBUKIステーションだけかもしれないですよ。え、そうなんすか。あ、そうなんだ。なんか僕のタイムライン的には結構ウィンター言ってる気がするんだけど。あ、本当ですか。近い人が多いのかな。じゃないですかね。近藤さんが言ってるからみんなそれに合わせて言っている。
いや、裏でこっそり言ってるのかもしれない。直接は言われないけど。こうやって表で言ってるのが。そうなんだ。え、じゃあ周りの人あんまり言ってる人いないですか。そうですね、直接言われることはそんなにないかな。何て言われるのが多いんですか。まああの普通に下の名前でじゅんこちゃんとか。じゅんこちゃん。僕はじゅんやと言います。あ。え、急にその自己紹介みたいな何ですか。
近藤淳也
じゅんじゅんコンビで。じゅんじゅんコンビで。ちょっと勝手に親しみを覚えてます。私もすごい親しみを。何ですか。いや、楽しそうだなと思って。楽しみだったんですよ。ありがとうございます。前からちょっとファンを抗議してたでしょ。あの。推しですよね。あ、そうIBUKIステーション聞いてくれてるんですか。
徳本順子
あ、はい。あの、めちゃ結構聞いてます。ね。はい。それがすごい嬉しくて。結構ってどれぐらい。え、どれぐらいだろう。ほぼ全部、全然全部までは言ってないかもしれない。あ、でもそれはすごい。結構聞いてます。あの、車でどっか行くときに、もうずっとIBUKIステーション。え、本当ですか。嬉しい。え、大丈夫ですか。こんな感じで。え、あ、もうめちゃめちゃ楽しいです。あの、あの、生であの、桑原です、近藤です、IBUKIステーションですを見れてちょっと感動しました。
近藤淳也
嬉しないですか。いや嬉しいですね。はい、それでね、あの、お祭りっすんってあったでしょ、7月の。はい。あの、ポッドキャストのイベントに出て。はい、いろいろ、はい。推し、あの、トレイルランナーの推し勝ち事情みたいな。女子2人がなんかめっちゃ、あの、推しの話してた。はい。あの時、僕回ってこなかったっていうか、もう30分のわけだったんで。はい。回ってこなかったけど、僕の中で用意してたのはじゅんこにんさんでした。えー、嬉しい。回ってきたら言おうと思ってたのに、回ってこなかった。
徳本順子
回ってこなかった。時間がなかった。もう2人のね。なんか今ちょっとそれを本人に言いたかった。あー、ありがとうございます。はい。でも私も近藤さん激惜しいですよ。なんでなんでなんで。なぜか合わせてくれてるじゃないですか、なんでですか。いやいやいや、え、あの、なんか、もう、私IBUKIステーション2回、あの、KJRとKJTで、あの、お話しさせて、近藤さんとお話しさせてもらったんですけども、その時、近藤さんお話がすごく上手で、
桑原佑輔
でもなんかこういろいろ聞いてくださるんで、すごくこう話しやすい雰囲気というか、なんかついついこう話したくなっちゃう雰囲気というか、もうめちゃくちゃ楽しくて、ほんとにそう、収録2回が。えー。そう、だから私もまた近藤さんとお話しできるのを楽しみに。うわー、嬉しい。いや嬉しいな。すごいですね。なんか押し合っている2人みたいになってますね。
近藤淳也
お名前も近いですし。そうそう。じゅんじゅんで言ってます。じゅんじゅんで。はい、そんなじゅんこ兄さんですけど、まあ去年ね、あの京都グレートランドも、えっと200キロの部門が唯一の女子参加で唯一の間奏だったんですかね。はい。
その時に初めてお話を伺って、まああのカテゴリーでね、女子で帰ってくる人がいるんだっていう。ですよね。なんか僕はもうその衝撃がまず。本当ですか。どんな人なんだろう、誰っていうか、どんな人みたいな感じで帰ってきたら、なんかすごいニコニコなんか柔らかい感じの人で、もうそれで僕は結構なんかやられましたね。
すごい、本当に強い人だなって。笑ってる人ってやっぱ一番強いなと僕感じるんで。で、まあそのTGTの時もすごいね、その男性顔負けの本当に走りを見せられてて、本当になんかお強い方っていう印象で、まあ今年も是非出られるんだったらと思ってたんですけど、はい、まあこんなたっぷりお話聞ける機会を。
レース後とはまたちょっと違ってね、ゆっくりお話聞けたらと思ってたんで嬉しいです。ありがとうございます。はい。で、まあ今年の活躍ですけど、大活躍じゃないですか。ちょっと戦績をね、ご紹介しますと、まあまず冬場のNagano Grand Circleで女子1位、唯一女性でまた完走。こういうの多いですね。女性で唯一みたいな。
桑原佑輔
そうですね。なんかちょっときつめのやつにチャレンジするのが好きかもしれないです。きつめのやつ。まあ確かに今話出てるやつだけでもね、TGT、KGR、Nagano Grand Circle。
近藤淳也
去年のことですけど、その京都のやつも200キロがあるなら当然そっちでしょみたいな感じなんですか。そうですね、もう200キロっていうのを見た瞬間に、え、何それ面白そうみたいな。え、長ければ長いほどいいんですか。
徳本順子
まあちょっと自分がどれぐらいの長さのやつが得意なのか分かんないんで、ちょっとやってみたいなっていうのもあります。え、最長距離とかは。あ、そうですね、それあの今年のスイスですね。じゃあその京都グレートランドの時はその時が最長。最長、そうですね、あのオルケーノとかを抜いたら最長です。
あ、そうだったんですね。で、走ってみたら最後まで持つなみたいな感じですか。なんとか。え、全然こう距離伸びていっても体は。あ、なんか途中やっぱりすごい辛いところとかあるんですけど、やっぱ最後の方になってゴールが見えてくると、なんか不思議と、もうちょっとだって思ったら頑張れる。
何がその強さですか。え、何ですかね。追い込まない?あ、まあもちろん、あのその200キロとか40時間とか動けるぐらいのペースでもうゆっくりと走るんですけど、何ですかね、まあエイドとかではしっかりエネルギーを補給するようにしたりとか、そんなもんじゃないですかね。
近藤淳也
そんなもんなんですね。え、今日はダイモン氏ね、ちょっと一緒に走らせてもらったんですけど、あのペースっていうのは、なんかその例えば長い200キロのレースのペースとかと比べると何割ぐらいの感じ。え、むしろ一緒ぐらいじゃないですか。あれぐらいじゃないですか。あ、じゃあああいうこうおしゃべりできるぐらいの雰囲気で淡々と行くみたいな感じなんですね。はい。あ、じゃあああいう感じなんですか。はい。
あ、さすがもう今日一緒に走られてるから。じゃあ全然息とか上がらないぐらい。あ、もちろん最初の方はそんな。はい。追い込まず。ゆっくり。なんかその感じがちょっと感じた。へえ。すごい慣れてる感じと、まあ落ち着いてるというかなんていうんかな。全然なんか攻め込まないですね。
だから近藤さんになんかすごいゆっくりですみませんみたいな大丈夫ですかとかすごい聞かれたんですけど、私の中ではもうあれ以上もあれ以下のペースもないというか、なんか逆にあれより早くなるとすごい自分の中ではこうしんどさがすごい増しちゃうんですけど。あ、ギュイーンってやつですか。ギュイーンってなんですか。すみませんあのこれ、いはら用語です。あ、ともさん。ともさん用語で最近ちょっと流行ってるみたいで。え、なんですかギュイーンって。ギュイーンってなんかあの、その疲れが溜まるのが。
徳本順子
疲れが溜まるのって線形じゃなくて、あるところからいきなりぐっと疲れが溜まる具合が上がるんで、そっちのゾーンに入っちゃうと急に疲れるから、そのギュイーンゾーンの手前で止めるのが大事みたいな理論を最近ともさんが説いていて。へえって思いながら。そのFTRの時もその手前ぐらいでずっと維持できたのが良かったみたいなことをおっしゃってて。
近藤淳也
すんごい手前かもしれないですけどもしかしたらギュイーンのすごい手前かもしれないですよ直前じゃなくて。すごい手前かもしれないですよ。でもジェンコニーさんあれなんですよねそのフルマラソンがベストが2時間55分っておっしゃってました。はい。サブスリーで走られるんですよね。だから全然ギュイーンゾーンっていうかむちゃむちゃ早いペースで走り続けることができるんですよね本当は。実は。ですよね。
それは何なんですか?モードが変わるんですか?切り替わるんですか?
徳本順子
そうですね。1月から3月ぐらいだけフルマラソンを走るんで、その時は集中してフルマラソンの練習だけをしてるんでなんとか走れるんですけど、もう4月5月とかになってその練習をしなくなったらもう全然走れなくなります。
え?ちょっと待って。よくわからない。切り替えてるみたいな。切り替えなんですかね。
近藤淳也
その2時間55分ってことは3分外?
いえいえ。4分9秒ぐらいだったと思います。
でもそれで40キロ走れるわけじゃないですか。
徳本順子
たぶん今でもたぶん走れないです。
近藤淳也
そう言われてもあんまりなんか説得力がないんですけど。
徳本順子
あと1ヶ月でなんとかしようみたいな。
近藤淳也
今年も大阪国際に出られるんですよね。だから大阪国際出て2時間台で走ってるって全然知らなくて、さっき聞いてえーみたいな。
なんかすごいなんかねその山が得意っていうイメージで特に激しいコースが。
でもどっちかというとロングなんで、わりとそのあんまりペースを上げなくて淡々と行くのが好きっていうイメージだったんで。
実は走る方、いざ走るってなったらもうめちゃくちゃ速いってことですね。
その走り方も身体には一応染み付いてるわけじゃないですか。
3時間キル半。
徳本順子
それをレース中に出したり痛くなったりとかしないんですか。
近藤淳也
いやならないです。
徳本順子
なんで?
いやなんですかね。そんなにしんどいんでそんなに。
全く別競技って感じですか?マラソンとトレラ。
徳本順子
そうです。なんかマラソンはそれ専用の練習が、トレラもですけど、それぞれそれ専用の練習が必要だなって思ってます。
近藤淳也
じゃあもうやっぱ別種目でトレラはトレラの練習をしてっていう。
でそれはもうスイッチが切り替わるというか、季節によって変わるっていう感じなんですかね。
徳本順子
マラソンは年に1,2回は出ておくかみたいな。
ちゃんとそうしたら出るってなったらちゃんと練習するんで。
で年1,2回でチャレンジして、去年より早くなってるかなみたいな。
徳本順子
健康診断みたいな。
近藤淳也
ちょっと待って。激しいすぎます。激しい健康診断が。
徳本順子
身長伸びてるかなみたいな。
近藤淳也
別に陸上してたとかそういうわけでもないですよね。
徳本順子
陸上はやってなくて。
近藤淳也
なんでマラソンっていうか全然戦績の紹介から。
桑原佑輔
1つ目ですよまだ。
近藤淳也
どんどん話が逸れてますけど。
そもそもどういうふうにしてランニング始められたんでしたっけ。
徳本順子
そもそもは2016年ぐらいに職場の人たちとハーフマラソンに出ようってなって走ったのが初めて走った時で。
ちょっとそれまでも走ろうとしたけど、やっぱ三日坊主とかですぐ辞めちゃったりとかしてたんですけど。
継続的に走り出したのはそのぐらいからです。
近藤淳也
その学生時代のクラブとかは。
徳本順子
学生時代は全然違うことやってて。
小さい頃は競泳をやってて。
水泳ずっとやってて。
で高校で水球部で水球をやってました。
近藤淳也
水球部?
徳本順子
え、あの球投げるやつですか?
近藤淳也
え、すごい。
徳本順子
で大学の時はちょっと馬術部で馬に。
近藤淳也
そうなんですか。
徳本順子
だからむしろ逆になんか陸上でやるスポーツを一回もやったことがない。
近藤淳也
確かに水に浮いてるか馬に乗ってるか。
徳本順子
定の練習で走ったりとかしてましたけど。
一本足をつかないスポーツしかしてない。
近藤淳也
確かに。
本当だ。
でも馬乗れるんですね。
徳本順子
ちょっとだけです。
でも水泳とか水球やってたんでちょっと持久力とかはそれで結構ついてたかな。
長距離とかは得意。
ちょっと得意でした。
近藤淳也
結構活躍してたんですか?水球。
徳本順子
いえいえ、全国大会になんとか出れたぐらい。
近藤淳也
すごいですけどね、全国大会。
徳本順子
水球の競技自体がもうしんどすぎて、世の中にこんなきついスポーツがあるんだって顔を上げて泳がないといけないし、
泳ぐだけじゃダメでそこからボールを投げたりしないといけないじゃないですか。
大人プレーなんで相手選手とつかみ合ったりとかもあるんで、世の中にこんなしんどいスポーツがあるなんて。
近藤淳也
なんでまたそこに行ったんですか。
そうですよね。
女子ってある?そんな。
桑原佑輔
一応オリンピックレベルとかでは見かけたりはしますけど。
徳本順子
女子の水球って見たことない。
結構少なくて、大阪で2校しかなかったです、女子は。
京都は何校か多分ありますね。
近藤淳也
やっぱそんな多くないですよね。
あれって、すごい細かいんですけど、ずっと浮いてるんですか?
徳本順子
そう、足がつかないプールで。
常に試合中浮いていて。
近藤淳也
常に浮いてます。
顔を出しながら泳ぐ?
徳本順子
はい。
近藤淳也
何それ。
前向きクロールみたいなこと?
徳本順子
顔つけたらボール見えなくなっちゃうじゃないですか。
近藤淳也
まあそうですよね。
徳本順子
サッカーで目つぶって走ってるみたいになるじゃないですか。
近藤淳也
でも横向きなら分かるけど、前向きにクロール?
徳本順子
だからめっちゃ背筋とか使う。
近藤淳也
すごい興味ある。
徳本順子
それしんどいじゃないですか。
近藤淳也
まあしんどいですね。
それをずっと試合中やるのは持久力が要りそうですね。
徳本順子
体力的に一番鍛えられたのはその時かなと思います。
近藤淳也
なるほど。
一応そういうスポーツはやってて、
社会人になって、
社内でマラソンやろうよってなって走り出したんですか。
結構最近なんですね。
徳本順子
そうですね。
近藤淳也
8年前ぐらい?
徳本順子
そうですね。
それぐらい経ちますね。
近藤淳也
どうなったんですか?
徳本順子
それから一人でずっと走ってたんですけど、
2019年の1月ぐらいから、
その時当時札幌に住んでて、
そこでチバリORCっていうランニングチームがあって、
そこに参加するようになって、練習に参加するようになって、
それから結構本格的にロードの練習をするようになりました。
近藤淳也
じゃあどっちかというとマラソンから入って。
徳本順子
そうです、マラソンから入って、
ずっとマラソン走ってたんですけど、
ちょうど2020年のコロナの時ぐらいに、
冬に屋内の施設で練習ができなくなって、
どうしようってなった時に、
じゃあその時に札幌の近くのもいわ山っていう山があるんですけど、
そこをちょっと走りに行こうかなって思って、
それからちょっとずつトレランを始めました。
近藤淳也
トレランレースで始めたのが?
徳本順子
レースで初めて出たのが2020年の秋だったかな、
ぐらいに札幌であったテイネトレイルっていう30キロぐらいの大会が、
近藤淳也
それが初めてでした。
桑原佑輔
結構最近ですよね。
徳本順子
2020、2024?
4年前ぐらい。
近藤淳也
ですよね。
徳本順子
そこからこの今年の、また紹介しきれていない戦績のところまで。
近藤淳也
そうか、じゃあ登山とかもそんなにしてなかったですか?
徳本順子
そうですね、登山も全くしてなくて、
徳本順子
そんなドキドキしながらもいわ山に一人で、
500メートルぐらいの山にドキドキしながら一人で登ってて、
で、次の年にアドベンチャーレースとか始めたんですけど、
そのチームメイトの福島くんっていう市街地とかも完走していたんですけど、
に初めて大切な重曹に連れてってもらって、
登山っぽい登山はそのぐらいから始めました、2021年。
近藤淳也
なんか結構山の人のイメージ。
桑原佑輔
なんかもう昔から登山してましたみたいな。
近藤淳也
なんかそっちだと思う。
徳本順子
いやもう新山者です。
近藤淳也
だって傾斜きついやつ強くないですか?
じゅんこにんさん。
徳本順子
いや、しんどいですけどね。
すごいですね。
近藤淳也
結構山の人、山の人なのかなと思ってたら意外とマラソンからね。
徳本順子
でもその後に多分OMMとかに出るようになったのが結構大きいかもしれないですね。
それからずっとOMMも出てるんで、どっちかっていうとちょっと山寄りかなって思います。
近藤淳也
ちなみにラッセル隊には入らなかったんですか?
徳本順子
ラッセル隊にはちょっとそうですね、そんなすごいチームに志願できるほどの。
近藤淳也
札幌といえば。
札幌といえば。
なかなか強烈な印象を残して帰ってきましたけど。
徳本順子
ちなみにレイクビア優勝された谷口美香さんと旦那さんの尚人さんは北海道では変態夫婦って呼ばれてます。
近藤淳也
そうなんですか。
どういう?
徳本順子
いやもう2人ともちょっとすごい激しいみたいな。
強い。
近藤淳也
やっぱ名物夫婦って感じなんですか。
徳本順子
そうですそうです。
レイクビアのゴール後にちょっとお話聞いて、こういう方なんだっていうのはね、面白かったし。
近藤淳也
北海道ってだいぶ勢力を複大してるのかなと思ってた。
徳本順子
やっぱレイクビアの回でもおっしゃってましたけど、やっぱちょっと精鋭達もあれなんで、ラッセル隊は。
近藤淳也
確かにね、カラッセルできないと入れないみたいな。
もう全然マラソンとかとは違う世界ですよね。
なるほど。でも千葉梨央は沖縄弁じゃないんですか。
徳本順子
そうなんです。千葉梨央って沖縄の言葉で頑張れっていう意味なんですけど、北海道なんですけど千葉梨央っていうのは最初の代表の人が沖縄が好きだったらしくて。
近藤淳也
全然。
沖縄人とかじゃなくて。
そうです。
全然関係ない。
徳本順子
よく沖縄のチームなのとかって聞かれるんですけど、いや、北海道のチームですっていう。
桑原佑輔
あえて一番遠いところから。
近藤淳也
もうちょっと北海道っぽい名前をしたらよかった。
桑原佑輔
変わった名前というか、多いですから。
近藤淳也
それぐらいから始められて、3年4年であちこちで、なんでそんなことになったんですか。
徳本順子
なんででしょうね。
近藤淳也
長いのが本当に強かったんですかね。
徳本順子
2021年に初めてアドベンチャーレースに出たんですけど、そのレースが制限時間が24時間っていう、ちょうど一晩越すようなレースだったんですけど、
それまで全然夜通し走ったりとかしたことがなくて、え?ってなって、大丈夫かなと思って出たんですけど、出てみたらすごい楽しくて。
近藤淳也
なんかやっぱり違うな。
夜も平気だったってことですか。
徳本順子
なんかアドベンチャーレースって地図読みとかやるんで、チームメイトもいるんで、こうなんか話したりとか地図読み教えてもらったりとかしてると、もう全然眠くなる暇とかなくて。
もう頭フル回転で夜中まで。
それで意外と眠くなくて、でなんか全然24時間大丈夫だったと思って。
なんか意外と長いレースも楽しいかもしれない。
で、ちょうどその2021年の7月にアドベンチャーレースに出たんですけど、その後の10月に転勤で今住んでる埼玉に転勤したんですけど、それで本州に来たら結構長いレースがたくさんあるっていうのを知って、
じゃあちょっといろいろ出てみようと思って、レースで初めて100キロ以上のやつに出たのは京都グレートラウンドだったんですよ。
2021年の130キロ。
近藤淳也
あの頃130キロ。
徳本順子
まだ100マイルとかもなくて、本当に130キロしかやってなかった、第2回の時で。
その時にやっぱ京都グレートラウンドも走って楽しかったと思って。
近藤淳也
なんででもまた最初が京都グレートラウンド。
徳本順子
それは。
近藤淳也
関東にもいろいろありましたね。
徳本順子
それは、さっき山に連れてってくれた福島くんが教えてくれたんですよ、こういうレースあるよって。
徳本順子
107時間とかぐらいだったんで、4日半ぐらいだったと思います。
近藤淳也
4日半。
徳本順子
だから何曜日スタートだったか忘れましたけど、ずっと走りながら、今みんな仕事してるんだろうなって会社の人たちに言いました。
みんな仕事してるんだろうなって思いながら。
休みもらえてありがたいなと思いながら走ってました。
近藤淳也
結構会社の方とかはご理解は?
徳本順子
そうですね。もうこういう大会に出ますって言って。
近藤淳也
言ってるんですね。
徳本順子
トラッキングサイトも一応何人かにいますから、先輩とか見てくれてて。
いい会社ですね。そういう感じなんですね。
近藤淳也
じゃあちゃんと知ってて、こういうのに出ますって言って応援してくれる?
はい。
徳本順子
いい会社ですね。
近藤淳也
海外レースも初めてでした?
はい。初めてです。
で、いきなり360度。
すごいな。これはどうだったんですか?
徳本順子
そうですね。海外に行くのもほぼ初ぐらいだったんで、海外に行くっていうことの大変さと。
近藤淳也
ちょっと待ってください。海外に行くのもほぼ初?
徳本順子
ほぼ初。高校の修学旅行以来なんで。
何十年かぶりの。
近藤淳也
だいぶおかしくないですか。自分で海外行くのが初めてで、いきなり360キロのレース。
徳本順子
パスポート取らなきゃとか、海外の準備をするところと、
あとそのデポバッグ、ライフベースとかがあるようなレースは初めてだったんで、
ちょっとそのデポバッグにどういうものを入れるかとか、
そういう装備の面の準備とかで、ちょっとダブルで大変でした。
近藤淳也
ダブルで大変。そうですよね。それはね。
これはやっぱり長いの得意だなってなってきて、
っていう感じですか、海外、まず100マイルレースとかも海外いっぱいありますけど、
いきなり360っていうのは。
徳本順子
そうですね。なんか私今年年女なんですけど。
タツブシで年女なんですけど、
そしたら年女って12年に1回しか来ないじゃないですか。
そしたらなんかちょっと前の年女の時も次の時もちょっとチャレンジできないようなことに、
近藤淳也
なんかちょっとチャレンジしてみたいなと思って。
ちょっと待ってください。年女関係あるんですか。
桑原佑輔
めっちゃ思いました。
近藤淳也
別に来年も行っていいと思います。
徳本順子
24歳の時はできなかったけれども、48歳の時とかにもできないことちょっとせっかくだからちょっとやってみたいなみたいな。
近藤淳也
ちなみに去年準優勝してる新垣織さんは48ですよ。
徳本順子
今ですか。
近藤淳也
僕と同い年なんで今年49だと思います。
本当ですか。
だから次の人回りしても行けますよ。
っていうか行ってる人はいます。
徳本順子
そっか。
じゃあできるかもしれない。
桑原佑輔
それはそれでまたすごい話なんですよね。
近藤淳也
ちょっとね、香里さんもすごいなって話ですね。
徳本順子
ちょっと大きいチャレンジをしたいなって思って。
最初はやっぱ海外に行くのが不安だったんで、トルデジャンにエントリーしたんですよ。
トルデジャンだったら日本人いっぱいいってる人に知り合いもいっぱいいってるんで、
誰かにちょっとくっついて行かせてもらって、行けるかなみたいな。
トルデジャンエントリーしたんですけど外れちゃったんで、
そしたらちょっと今年の目標がなくなってしまうと思って。
で、そっからもういろいろ調べて。
で、スイスピークスっていうのもその新垣さんが出たのとかもあって、
名前を聞いたことがあってなんとなく知ってて。
それで調べて、ホームページの写真見たらすっごい綺麗な湖の写真があって、
この景色を見たいと思って出ようとして。
トルデジャンにやっぱ1回出ようと思ってたのに出れないってなっちゃって。
もうトルデジャンにエントリーするときはすごいドキドキしながらポチってしたんですけど、
1回出れないってなって。
で、またスイスを見つけて、行けるかもってなったら、
もうその時の決断力ってすごくて、すぐもうポチってエントリーして。
近藤淳也
へー。
なんか、はい、それでじゃあ行ってどうでした?
徳本順子
行って、そうですね、なんかすごい不健康だなって思いました。
なにそれ?どういうことですか?
いや、なんか1週間も歩き続けて、6人ご飯もね、栄養バランスの取れたものとか食べなくて、
なんか生活なんですけど、なんかもう超不健康だなって。
これちょっと1年に何回もはできないな。
近藤淳也
じゃあ、体のダメージが結構あるなっていう。
徳本順子
そうそうですね。
あとは意外と思ったのは、なんか300何十キロってなったら、
多分、皆さんどういうふうに想像されるのかわかんないですけど、
どんどんどんどんしんどくなって、もう後半めちゃめちゃしんどいみたいな風に思われると思うんですけど、
ライフベースが50キロごとぐらいにあるんで、
割とそこで寝てちょっとリセットされるんですか。
疲れて回復して、疲れて回復してみたいな。
近藤淳也
4泊5日みたいな感じですか?
徳本順子
あ、そうそうそうです。
ちょっとちゃいます?
1日弱ぐらいで、半日ちょっとぐらいでライフベースにつけるんで、
何回か紙に落とすんですけど、
なんかそれで、なんかだんだんリズムがつかめてくるというか、
疲れてちょっと回復して、疲れて回復してみたいな。
だからなんかステージレースって言ったらあれですけど、
なんか、ちょっとそういうイメージ。
近藤淳也
実際何時間ぐらい寝るんですか?何分なんか。
徳本順子
寝た時間ですか?
近藤淳也
1回あたりどれぐらい?
徳本順子
1回のライフベースでは、1時間から2時間ぐらい寝ました。
近藤淳也
全部?
徳本順子
はい。短いとこは1時間、長いとこは2時間。
近藤淳也
ちゃんとこうライフベースごとに寝る感じですね。
徳本順子
あ、私はもうライフベースごとに寝ました。
近藤淳也
すごいなんか優等生みたいな感じですね。
徳本順子
優等生。
近藤淳也
レースオーガナイザーの設計通りにこう、ちゃんと一個ずつ休んで。
徳本順子
昼だろうが夜だろうが関係なく、いろんな進み方があると思うんですけど、
眠気っていうのもあるんですけど、やっぱ1時間でも寝ると体の疲れがすごい取れるんで、
2時間とか寝るとすごい疲れが取れるんで、でまた元気に歩けるんで、
私は寝て、食べて寝て、でまた頑張って歩いて、でまた寝てっていうのを大事にしてました。
近藤淳也
まあでもね、寝れないっていう方も多いじゃないですか。
昼間では寝れないとか人がいるとね。
庭香里さんはね、もう人寝るとこで寝ます。
徳本順子
全然寝れないって言ってましたよね。
なんか3時間ぐらいしかレース中寝なかったって言ってましたよね。
いやもうちょっと信じられない。
近藤淳也
そういうのは平気ですか?人がいたりとか昼間でも。
徳本順子
もう全然平気です。
疲れてるっていうか。
近藤淳也
それ強いんじゃないですか。
寝れるっていう。
徳本順子
でもなんか結構まあいろいろそのライフベースのあるような大会が初めてだったんで、
それもなんか第1ライフベース、第2ライフベースってこうなんかいろいろ試行錯誤してるうちに、
こうなんかいろいろこうなんかこうするといいなみたいなのをどんどんこうなんか改良していくというか。
で、シャワーをすると結構体が温まってすぐ寝れるっていうのを途中で発見して、
で、まあサッとシャワーしてそれでお布団に入るともうポカポカですぐ寝れる。
近藤淳也
なんかお布団ってちょっと表現が。
桑原佑輔
レース中の感じが全く今しなかった。
近藤淳也
山小屋ぐらいの感じかな。
それは何その昼間でも布団かぶっちゃえばスーッと入眠できる。
徳本順子
寝れます。で、アイマスクと耳洗は絶対して。
近藤淳也
それはするんですね。
で、その後寝て1時間でピッて起きて。
徳本順子
で、スマホでアラームかけて。
近藤淳也
それが強いわ。
徳本順子
で、1時間とかでパッと起きて。
近藤淳也
それができるんだ。
なるほど、それ結構強さの源かもしれないですね。
桑原佑輔
心持ちとしてはレースじゃないですか。
で、他の選手とかもいて争いというか戦っているっていうのも一つあるじゃないですか。
そういう時の心持ちはどんな感じですか。
徳本順子
心持ちとしては、まずちょっと周りにいる選手が660っていう部門の人もいて。
まず360の人なのか660の人なのかがあんまりよくわからない。
ゼッケンとかちゃんと見ればわかるんですけど、パッと見て見えなかったりもするんで。
まず同じカテゴリーを走ってる人なのかわからないっていうのと。
あと女子の選手も序盤は結構前後にいたりとかしたんですけど、後半は全く姿を見ないんで。
だからあんまり競う気持ちとかはなかったです。
徳本順子
途中ぐらいはそんなに気にしてなかったです。てかもうよくわからないなみたいな。
近藤淳也
ちなみに食べ物とかはどうですか。
徳本順子
食べ物は。
近藤淳也
そういうのも全然トラブルなしでした。
徳本順子
はい。全体的にめちゃめちゃ美味しくて。
ライフベースではやっぱりしっかりした食べ物が出て。
トルベジアンとかだとなんかトマトソースパスタばっかりで飽きるってすごい聞いてたんですけど。
全然いろんな各ライフベースでいろんなものが出て。
パスタのところもあるし、なんかポレンタみたいなのが出たとこもあったし。
近藤淳也
ポレンタ。
徳本順子
はい。なんかお粥みたいな。
で、ラザニアとかが出たとこもあったんですけど。
でもラザニアはちょっとチーズがたっぷり乗ってて、ちょっと食べるの重くて。
食べるのがちょっとしんどかったんですけど。
なんかトマト、そのエイドにいるおばちゃんがこれうちで取れたトマトよとかって言ってたトマトをいっぱいもらって、それでちょっと休憩しながら食べきったみたいな。
近藤淳也
じゃあ全然自分のデポバックとかの食料じゃなくて、基本もうエイドのものをどんどん食べてる。
徳本順子
そうですね。デポバックにも一応食べれなかったらと思って、大西のご飯とかカレー飯とか入れてたんですけど、一個も食べずに全部持って帰りました。
近藤淳也
一個も?
徳本順子
一個も食べずに。
近藤淳也
すごい純能力ですね。
なんかほぼ初めての海外旅行でいきなりポンと寝るし、何が出てくるかもわからないところで出てきたものをパクパク食べて。
体調崩さずにどんどん進んでいくっていう、なんか純能力がすごいなっていう。
徳本順子
エイドでは結構温かいものとかもあったりとかしてよかったんですけど、ラクレットチーズって知ってます?
近藤淳也
分かりますよ、溶かすやつ。
徳本順子
ラクレットオーブンで溶かしてこうじゃがいもとかにかけたりするんですけど、あれもすごいたくさん出てて。
近藤淳也
何にかけるんですか?
徳本順子
お皿にチーズをボトッと落として、横にこうなんかちっちゃいじゃがいも、茹でたじゃがいもがポンって乗ってて、ピクルスが乗ってる。
なんかちっちゃいキュウリみたいなピクルスと、玉ねぎみたいなピクルスが乗ってるのが正式なあれらしい、あれっぽいラクレットみたいなんですけど、そんな感じで。
近藤淳也
ヨーロッパっぽい。
徳本順子
で、ちょっとラクレットもすごいおいしかったんですけど、ちょっと重いなって思いながら。
でもなんか近くにいたフランス人のお兄さんをおかわりしたりとかしてましたね。
おいしく、いろんなものをおいしくいただきました。
近藤淳也
女子でね、準優勝されてっていうのはすごい結果だと思いますけど、これは目標とかはあったんですか?
徳本順子
あんまり順位とかは気にしてなくて、まずは初めての距離なんで感想したいなっていうのと、
あと事前に計画を立てたときは、制限時間とかの0.7倍ぐらいでいけたらいいなと思って、120時間ぐらいで計算してたんですけど、
実際、何時間だったっけな。
106時間52分だったんで、それよりはだいぶ早く帰ってこれたんで、よかったなみたいな。
近藤淳也
13時間ぐらい縮めたってことですね。
そんなに縮まるんだ。
どうでした?実際その距離。全然いけるなって感じ。
徳本順子
なんか、序盤に結構もう大丈夫かなって結構心折れそうになったんですよ。
っていうのが、第二ライフベースの手前ぐらいかな。なんか100キロぐらいなんですけど、そこで。
結構、第一ライフベースでは寝なかったんですよ。
もうまだ元気だったんで、第二ぐらいまでもうほぼぶっ通しで走って90何キロとか100キロ近かったんですけど、
そしたらやっぱり結構足とかも疲れちゃって。
で、100キロ弱だったんで、残りまだ何ですか、280キロ。
これをあと、まだ4分の1かみたいな。
近藤淳也
残りの距離を考えたら確かに心折れそうやな。
徳本順子
これはあと3回かって思うと、結構もう絶望というか、まだまだ先長いなというか、気が遠くなりそうな感じがしたんですけど、
大丈夫かなって思ったんですけど、その時にみんなからすごいメッセージがいっぱい来てて、
まだスマホで全部開ききれないぐらいメッセージがたくさんいろんな人がくれてて、
ちょっとそれを思い出して、ちょっとみんなからこんなにメッセージもらってるしなっていうのと、
あとそこに来るまでにかけたお金、エントリー代いくら、飛行機代、フライトいくら、
あとその他諸々とかでお金を考えて、ちょっとこれは簡単にはやめられないなと思って、
ぜひレースでやめそうになったら思い出してください。
かけたお金のこと、応援してくれてる人たちのことと、お金払ってきたお金のこと、つぎ込んできたお金のこと、考えてみてください。
近藤淳也
でもコメントはやっぱ聞いたってことですね。
徳本順子
そうですね、もう途中で歩きながら全部見て、すごい元気出ました。
近藤淳也
いいですね。
徳本順子
ありがたいです、ほんと。
近藤淳也
それが大活躍で、秋が結構レースが多かったですよね。
ゴールデンラーチトレイル、これ北海道の大会で優勝、女子優勝。
徳本順子
50キロでしたね。
近藤淳也
そしてOMMのストリートリートでも女子優勝、完走されて。
で、FTR100マイルがまた女子優勝。
これが3週連続。
徳本順子
3週連続。
近藤淳也
そしてFTR100マイルは、そもそも完走した女子がお二人だけという、32時間の関門に間に合うかどうかっていう特別カテゴリーですもんね。
この秋の参戦はすごかったですね、また。
毎週でしょ、本で。
徳本順子
はい。
近藤淳也
どういう感じなんですか?
徳本順子
OMMはずっと出ていて、FTRは2年前は30キロに出て、去年は100キロに出て、今年は100マイルだったんですけど。
徳本順子
連戦だなと思いながら毎年出てたんですけど。
ゴールデンラッチトレイルも知り合いが主催している大会で、ぜひ出てみたいなっていうのがあったんで。
今年はちょっと頑張っていこうと思って行ってきて。
思っていた以上にきつかったです。
近藤淳也
連戦が?
はい。
やっぱそうですよね。さすがにそうですよね。
徳本順子
なんとかなるかなってちょっと思ったんですけど。
近藤淳也
なんとかなるかなって思ってた。
徳本順子
まずそのゴールデンラッチトレイルが景色が素晴らしいコースで、50キロで累積がそんなにないんですけど、
てことはほぼ走らないといけないコースっていうことなんで、もう50キロしっかり走り切ったんで、なかなかのダメージがきました。
次のOMMは地図読みもあるんで、荷物は重たいんですけど地図読みもあるんで、
巡航速度としてはトレランよりはゆっくりなんで、大丈夫かなってちょっと思ったんですけど、
OMMのコースが例年よりめちゃくちゃ厳しくて、距離も長いし、アップダウンもめちゃめちゃ大きくて、
で、もうめちゃくちゃ走ってなんとか1日目ギリギリ10何分前、制限時間の10何分前ぐらいにゴールするみたいな。
もう私たちだけじゃなくて、たぶん制限時間から15分以内、最後の15分でゴールしたチームがもう4チーム5チームぐらいいるぐらい、
もうめちゃめちゃ厳しめの設定で。
近藤淳也
なんか10組ぐらいしかゴールしなかったんですよね。
徳本順子
1日目が12組ぐらいかな。で、1チームちょっとリタイアしちゃったんで、
トータルの完走チームは11チームで、ずっと出てる人たちからしても今年は一番厳しかったっていうぐらいの厳しいコースだったんで、
で、もう2日目もめちゃめちゃ頑張ってなんとか完走したんですけど、やっぱりもうそこからダメージがすごくて。
そりゃそうでしょ。
桑原佑輔
ですよねって感じですよ。
徳本順子
でも本当に足がパンパンに張っちゃって、やばいと思って、でも月曜日OMM終わった次の日の月曜日にすぐ、
埼玉にヒジリ生体院さんっていう、いろんなトレラの大会にも出展されてる生体院があって、
ヒジリ生体院の予約をすぐ入れて、仕事終わってから行って、
北原先生っていう先生なんですけど、先生助けてくださいって言って、
今週末FTRなんですって。
それでほぐしてもらったおかげで、パンパンに張ってたのがすごいスッキリして、結構疲れが早く抜けて。
近藤淳也
そこから優勝されるわけですもんねFTR。
どうでしたFTRは。
徳本順子
FTRはやっぱちょっと疲れが残ってて、序盤も20キロぐらいから足が辛くて、大丈夫かなみたいな。
近藤淳也
なんかそもそも寝坊してませんでした?
徳本順子
あ、そうだそうだ。
なんかすごいドタバタってなんかレポパックが預けられなかったみたいな。
あれでしたっけ私、フェイスブックに書いて。
フェイスブックに書いてたんですね。
そうなんですよまず寝坊するっていう事件が発生して。
大事件じゃないですか。
起きて時計見たら4時15分か20分ぐらいだった。6時スタートなんですけど。
私家に全日受付して家に帰ったんですけど、私家から会場まで車で1時間15分ぐらいかかるんですよ。
4時20分。
あれみたいな。
近藤淳也
じゃあスタートの1時間40分前ぐらいに起きたんですね。
そうです。
徳本順子
自宅で。
やばいと思って5分ぐらいで準備して。
でも車でわーって行って。
で、なんとか5時40分ぐらいには予定通りの会場に向けて。
で、レポパックの預ける時間が5時半までだったんですよね。
でもなんかギリギリまだ5時40分にシャトルバスとかで来てる選手がいたんで。
ギリギリ預けようと思ったら預けられたと思うんですけど。
なんか私ちょっともう一つ不幸なことがあって。
前日受付にもらった袋にデポバッグの袋が何故か入ってなくて。
で、明日の朝行ったら預ける前にデポバッグの袋もらわないとダメだなって思ってたんですけど。
そんなことになってしまったんで。
そんなデポバッグの袋入ってなかったんでくださいとか言ってる時間がなくなっちゃったんで。
これはちょっと無理だなって思って。
そんなややこしいことをしてる時間はないなと思って。
大人しくデポバッグから後半のジェルをパッと取って自分のザクに置いていれて。
近藤淳也
じゃあもう100マイル分全部持ってスタート。
徳本順子
はい。初のデポなし100マイルでした。
深夜とかもねちゃんとありますし。
NGCぐらいか。デポバッグがないのは。
あれはコンビニで買い食いとかできるんで。
桑原佑輔
そんな不幸がもう一つ重なってたんですね。
近藤淳也
寝坊して。
荷物もねちょっと重いと思いますけど、それで疲れもあって。
徳本順子
2,30キロぐらいで足がだいぶ痛いと思って。
でも本当にスイカ持ってこればよかったなーとかって。
近藤淳也
それは?電車で帰るため?
徳本順子
電車で帰るため。
一応交通費用のお金も筆計品なんですけど、
使わないだろうと思って千冊ぐらいを入れてたんですけど。
お札しか持ってなかったらきっぷ買って帰らないといけないじゃないですか。
スイカ持ってきとけばよかったなーって思うぐらい。
本当にもうリタイヤするかもしれない。
これはって思ってたんですけど。
で、殴りか。40キロぐらいのエイドで殴りで。
それこそあやちさんとかもスタッフでいて。
いやもうしんどいんですみたいな話をしたら。
徳本順子
あと120キロだよ大丈夫?大丈夫?とかって励まされて。
近藤淳也
励まし方がおかしいけど。
徳本順子
で、長いなと思いながら走ってたら、
なんかその後の2回目のネノゴンゲンの手前ぐらいで、
なんかちょっと気持ちいいトレイルがあるんですけど。
なんかそこ走ってたらなんかちょっと足が軽くなった気がして。
60キロぐらいかな。
近藤淳也
おかしいなー。
徳本順子
50何キロぐらいで走ってたら。
近藤淳也
もうなんか潰えていく距離なんやけどな。
徳本順子
そうですよね。
近藤淳也
軽くなっていくんだ。
徳本順子
あれなんか走れるかもしれないってなって。
でもあのネノゴンゲンのエイドにいた知り合いにも、
なんか1回目はもうなんかしんどいとかってすごい泣き言言ってて。
で2回目行ったら、なんかちょっと走れるように見えました。
近藤淳也
ちなみにその時は何位ぐらいだったんですか?
徳本順子
その時は、キーさんが前にいたんで2位ぐらいだったと思います。
近藤淳也
でも2位だったんですね。
徳本順子
でも結構みんな近いところを走ってたんじゃないかなと思いますけど。
近藤淳也
でそこからは?
徳本順子
でそこからは、そこからネノゴンゲンから次の長年寺までは、
なんか去年すごいしんどかった記憶があって、
もうなんか急バッて登ってバッて下ってみたいなところが。
近藤淳也
なんかずっとそんな感じじゃないですか?
徳本順子
なんか下り基調だと思って行ったらすごい騙されるんですよ。
でも本当は実際バッて登ってバッて下るみたいなコースで、
なんか去年すごいしんどかったと思って構えて行ったんで、
そしたら意外と楽というか。
あれ?
いや去年やられたんできついと思って行ったら、
なんとかこれぐらいだったみたいな感じでなんとか。
でそこは思想もちょっとしてたんで、
1回走ってたっていうのも大きかったかもしれない。
近藤淳也
そうか埼玉にお住まいだと近い。
徳本順子
でもちょっと思想1回しかできなかったんで、
ちょっと一部しかできなかったんですけど。
でまぁそこはなんとか普通に乗り切って、
でその後は結構近くを走ってるランナーの人が、
結構いいペースの人が多かったんで、
なんか夜になってきたんで、
なんか一緒に走ったりとかしてたら結構楽しくて、
なんか喋ったりとかしてたら結構あっという間で。
近藤淳也
結構喋るんですか?レース中。
徳本順子
あんまり喋んないんですけど、
そのFTRの時だけはなんか結構、
同じぐらいのペースの人が結構いたんで、
なんか喋ってたらすごい楽しかったです。
近藤淳也
なんか、どんな話?ちなみに。
徳本順子
なんか東北から来られたランナーさんだったんで、
東北どんな大会に出てますかとか、
なんかそういう話とかをしてました。
近藤淳也
はいはい。自分から話しかけるんですか?
徳本順子
あ、でも向こうの方からもいろいろ話してくれたり。
近藤淳也
喋った間にどんどん済んで。
徳本順子
で、ちょっと途中で眠いなと思って先行ってもらって、
で、ちょっと道端で仮眠して、
で、それからまた走ってたらまた追いついて、
また一緒に走ったりとかして。
なんかそのFTRの時にすごいなって思ったことがあって、
やっぱ100マイルに出てる人ってそこそこ自信ある人というか、
力ある人しかエントリーしてなかったんですけど、
西野区に30時間切って走るぐらいの人とか、
各地のトレーラーレースでも入賞したりとかしてる人ばっかりだったんですけど、
そういう人たちって一回抜いてもまた追いついてくるんですよ。
普通の100マイルとかで私走ってると、
割と後半追いついていくタイプなんで、
どんどんどんどん抜いていったら、
もうその人に追いつかれるってことあんまないんですけど、
なんか今回走ってる人は、
なんか一緒に走っててちょっと調子悪いんで、
休んでいきますって言った人とかも後から追いついてきたりとか、
そう、なんか強い人がすごい多くてびっくりしました。
なるほど。
で、結構同じ似たようなメンバーでずっと前後しながら走ってたような気がします。
近藤淳也
私に抜かれてもう一回戻ってくるなんてみたいな。
まあ確かに普段のレース見てたら、
順子さんに抜かれた後に戻ってくる人はもういなさそうだもん。
ないイメージですね、確かに。
基本ね、あんま崩れない、後半怖がっていく感じですもんね。
徳本順子
だから今回その100マイルに出てる人は、
そういうなんかもう潰れない、
ちょっと調子悪くなってもうまたすぐ復活して走れるようになったりとか、
なんかそういう人がたくさん出ててすごいなって思いました。
まあそういうので余計話があったのかもしれないですね。
近藤淳也
そうですね。楽しかったですね。
徳本順子
で、なってしまったらこうちょっと復活できるようにまあいろいろこう自分でやるみたいな。
っていうのはいつも気をつけてます。
近藤淳也
なるほどね。
徳本順子
いやすごいな。
近藤淳也
あと今年は暴走半島のコースト2コーストも女子3位で走られて、これぐらいって感じですか?
徳本順子
そうですね。トレラーのレースはそんな感じです。
近藤淳也
他もなんかアドベンチャーレース出られたりとか、なんかいろいろやってません?
徳本順子
北アルプス登ったりとか。
アドベンチャーレース出てます。
近藤淳也
そっちは何なんですか?何なんですかっていうか、どういう組み方をしていってるんですか?年間で。
徳本順子
アドベンチャーレースはどういう?
アドベンチャーレースは7月にニセコのニセコエクスペディションっていう大会が結構一番大きい大会で、
日本のプロアドベンチャーレースチームの田中正人さんっていう方がコースを作っていて、36時間制限時間の2ナイト。
近藤淳也
なんかあの東亜湖の真ん中の島に登ったっていう。
徳本順子
そうなんですよ。
今年は毎年コースが違って、で今年は東亜湖、夜東亜湖の淵からパックラフトでスタートして、
超向かい風の風速5メーターとか、なんかすっごい向かい風の東亜湖を漕いで真ん中の島に上陸するっていう。
イベントが。
近藤淳也
イベント。それはなんですか、純子兄さんの中ではどういう位置づけなんですか?アドベンチャーレースっていうのは。
徳本順子
そのニセコがやっぱり一番大きい大会で、固定チームで毎年出る大会で、
その他はあんまり固定チームはなくて、いろんな人となんかいろんなワンデーのいろんな大会に出てるみたいなそんな感じです。
近藤淳也
それも結構順位を狙って活動してる?
徳本順子
なんか楽しめたらいいかなみたいな。
近藤淳也
固定チームって何なんですか?モモンガってやつですか?
徳本順子
そうです。
近藤淳也
あれは何なんですかね、モモンガ。
徳本順子
あれはエゾモモンガっていうチームなんですけど、福島君とあと北海道に住んでいる山本さんっていう人と木屋さんっていう人なんですけど、
3人は自転車のつながりで前から知り合いだったらしくて、それで3人で出ようとしてて、
女性メンバーがいないっていうので声をかけてもらって、私が参加するような形でできたチームなんですけど、
なんか結構面白いのが、私と福島君は同い年で、山本さんと木屋さんはもう62歳とかぐらい。
近藤淳也
そんなに離れてるんですか。
徳本順子
はい。もうお父さんぐらい。
ですよね。
だからちょっと親子チームみたいな。
近藤淳也
はいはいはい。
徳本順子
で、まあね、1回ちょっと遊ぶというか。
近藤淳也
なんか孫人コンニチさんの中ではトレランのレースとかと比べると、どっちが優先とかなんかあるんですか。
どっちが得意とか。
徳本順子
でも得意なのはトレランの方が得意かも。見えてるかなって自分の中では思ってます。
近藤淳也
なるほど。まあでもそれ仲間と一緒にやるイベントっていうか。
はい。
徳本順子
いろんな競技とかできるのも楽しいし、まあでもちょっとアドベンチャーレースをメインでやるとするとちょっと練習時間が結構必要になるんで、
ちょっと今ちょっと難しいとか大変だなっていう部分もあったりもしつつも、ちょっとずつやってるんですけど。
近藤淳也
なんかね、自転車乗ったりとか、かやくとかもあります?
はい。
なんかいろいろありますよね。
ありますあります。
徳本順子
でもまあいろいろできるのも楽しいです。やっぱ走ってばっかりだと体が疲れちゃったりとかもしますけど、
まあなんか自転車とかかやくとかいろいろやると、まあなんか走って疲れてる時だったらちょっとアクティブレストじゃないですけど、
まあなんかそういう感じにもなるし。だからいろんなスポーツをやることによって身についた力とかも役立ってくると思うので、
いろんなことをやるっていうのもいいかなって思ってます。
なるほどね。で、あと登山もね、行かれてたと思うんですけど。
近藤淳也
なんかアルプスとか。
徳本順子
はい。今年は5月に道の串尾風トレイルを1週間歩きに行ったのと、
お盆にTJRの逆走をしながら南アルプスを3泊4日で歩いてました。
近藤淳也
TJRと合わせて。
徳本順子
はい。
選手見ながら。
ちょうど高山浦避難小屋っていうところでトップ3人の選手と会えたり。
ちなみにTJRはご興味は。
まあちょっと、今はちょっとまあいいかなみたいな感じです。
なんすか今の感じは。
近藤淳也
いやいやいや、私よりもっとでかいっていう人がたぶんいっぱいいると思うんで。
徳本順子
そういう意味で。
そこまですごい情熱が出たいっていう情熱があるわけではないので。
その、例えば枠が無制限だったら興味ありますか。
近藤淳也
ちょっと他にもやりたいことがある。
そういう感じですか。
徳本順子
大北アルプスの方はどうですか。
大北アルプスもめっちゃ興味あります。
近藤淳也
今年はね、エマさんの公園で船窪とか行かれてましたけど。
そうなんですよ。
江戸市ぐらいから。
徳本順子
はい。
近藤淳也
あのあたりはどうでした。
徳本順子
夜中の0時半から七倉からのぼって。
近藤淳也
そんな時間からのぼって。
徳本順子
エマさんが毎日なんか10時11時から出発してましたよね。
近藤淳也
夜に出発してますからね。
徳本順子
で、なんかじゃあ私もちょっと0時半ぐらいに出発して、誰もいないだろうと思って。
七倉にどうやって行ったの。
車で。
あ、置いて。
近藤淳也
はい。
そっかそっか、ループで帰れるから。
徳本順子
そうです、はい。船窪からループで降りて帰ったんで。
0時半から誰もいないと思ったら1人いたんですけど。
で、登って。
近藤淳也
エマさんのファンとかじゃないですか。
徳本順子
違いました。
徳本順子
でもその人もなんか日帰りでちょっとうろうろして日帰りで帰るって言ってたんで、朝早く出発されて。
で、3時ぐらいかな、寮船に出て。
で、逆走してエマさんと合流して。
で、本当はもう1回ぼし小屋に戻ってきたら、そっから帰ってもいいかなってちょっと思ってたんですけど。
まだ、ぼし小屋に着いたら8時ぐらいで。
まだちょっと早いしと思って。
で、そしたらエマさんがこの先がやばいから、ぜひ来てほしいって言われて。
最初は行ってもいいかなと思って。
ここ行って帰るのもいいなと思ったけど、ちょっと長いなと思って。
でも時間早かったんで、じゃあいいです、行きますって言って。
でもそんなヤバいとこって知らなくて。
近藤淳也
エマさんがすごいヤバいヤバいって言うけど、そんなヤバいって言うけどそんなヤバいことないでしょと思ってたら、本当にヤバかったです。
徳本順子
え、近藤さん行ったことあります?
ないんですよ。
ちょっとダメですよ、それ絶対行ってください。
近藤淳也
いや、だからちょっとダメだなと思って、僕もなんで行きたいなと思ってるんですけど。
徳本順子
でもちょっと1人で行くとマジで怖いんで。
近藤淳也
なんか毎年崩壊している?骨が。
徳本順子
そうらしいです。
なんかもうザレザレ、ちょっと細かい砂みたいなザレザレで。
でも細いとこは本当30センチぐらいしかなくて。
でもその横がファーって落ちてて、これ落ちたらどこまで落ちれるんだろうみたいな。
近藤淳也
それが結構長いんですか?
徳本順子
それがずっとそれじゃなくて、何十メートルかそれがあって、でまた山入って、でまた何十メートルかそれがあって、みたいなのが。
何回もあるの?
5カ所ぐらいはあったかな。
近藤淳也
へー。
徳本順子
で、本当に片側にこうなってて、こっちの草とかは木を掴みながら。
へー。
山側の木とか掴んで、全然離しても歩けるんですけど、ザレザレなんでザってなったら怖いんで。
一応こうちょっと持って歩くようなとこが2カ所ぐらいあって。
で、本当に両側落ちてる。
うわー。
30センチか50センチぐらいの道で両側落ちてるところあって。
でもなんかすごい頼りないロープがプラーンって。
超たるんでるんですよ。ピンピンじゃなくて。
これ持っても絶対落ちたら無理でしょみたいなところがあって。
でもそこはまあ多分普通に歩いても歩けるんですけど、突風とか吹いたらほんと飛ばされても落ちてもおかしくないんで。
本当に四つん這いになってて地面にこうつきながらしゃがんで、しゃがんで地面にちょっと手つきながら歩いたりとかするようなところが3、4カ所ぐらい。
近藤淳也
今年はね、大学生の方がね。
徳本順子
そうですそうです。
近藤淳也
滑落実行で亡くなられてる不動だけのあたりとかで。
そのあたりがそういうことです。
徳本順子
そうですそうです。
近藤淳也
いやー昔からそうなんですかね。近面そのどんどん削れてるってことなんですかね。
徳本順子
そうかもしれないですね。
まあでもちょっと前ぐらいからやばいとはなってたんじゃないですかね。
私そのえっと初めて北アルプスに行くってなった時に、あのOMMのストレートAEと優勝してる大輝くんと八木下さんのと、私と3人で最初に北アルプス行こうってなった時に、あの辺の行こうって。
なんか最初福島くんがそのルートを作ってくれたんですけど、八木下さんがなんかその辺は危ないからやめようって言ってくれて行かなかったんですよ。
それがちょうど2、3年前ぐらいなんですけど、こういうことかと思って。
いやとりあえず今さんからね、やばいですって言って写真が送られてきましたからね。
ちょっとーみたいな。
近藤淳也
見に行かなきゃダメだな。
徳本順子
たぶんどんどん崩落は進んでると思うし、整備も追いつかないというか。
近藤淳也
なかなか確かに整備って言ってもね、どうしようもないですよね。
徳本順子
崩れちゃうのは、横に草むらがあるようなところは場所によってはその草の方に道ができてるところもありました。
そこだとまあ安全なんで。
ちょっと浮かい色になってるところもあったんですけど、その量が落ちてるところはもうどうしようもないんで。
近藤淳也
ですよねー。なんかすごい悔いみたいなのを深く打つとかなんかしないとなかなか確保ができないですよね。
桑原佑輔
そうですね。
近藤淳也
まあじゃあそれとにかく最強区間っていうか付き合って。
徳本順子
エマさんは船久防護屋で泊まって、で私はそっから下って。
すごいそこで下ったんですね。
コースタイムが4時間ぐらいかな。
近藤淳也
え、なんか1時間ぐらいで下ったとか言ってました?
徳本順子
いやいやいや、2時間ぐらい。1時間半?2時間ぐらい。
近藤淳也
なんかエマさんがどういうことかわからへんとか言ってたじゃないですか。
徳本順子
いやいやいや、2時間ぐらいですよ。0.5ぐらいです、コースタイムの。
近藤淳也
どうですか?全部行ってみたいなってなりません?なります?
徳本順子
そうですね。まだ北アルプスも私結構行ったところもありますけど、まだ1回も行ったことないところが結構たくさんあるんで。
近藤淳也
1回で一気に行けます。お得ですよ。大北アルプス。一度に。
桑原佑輔
そのお得感なんなん?
近藤淳也
一度にメジャーな山に。
徳本順子
ちょっと休みがそんなに取れるかな。
早く行けば。休みで収まる間に。
近藤淳也
4日ぐらいで行けるっていう。
無理です無理です。
応募されてる方もいらっしゃったんで。
福井さんとか田中さんの最初のプランが4日ぐらいだったんで。
コースタイムの半分ぐらいで進み続ければそれぐらい。
無理です無理です。
一応なるっていうね。理論上ですよ。全員失敗っていうか、うまくいかなかったんで。
もちろん予想外なことが起こりまくるんで。
徳本順子
そうですね。
近藤淳也
なかなか簡単じゃないんですけど。
計算上は一応そういう説もあります。
桑原佑輔
そして休みもそんなには使わずに行けるかも。
近藤淳也
だってスイスピークスの話聞いてたらね。
桑原佑輔
そうですね。
近藤淳也
天候が合えば。
徳本順子
そこもありますね。
近藤淳也
まあまあ。
徳本順子
確かに。
まあまあ。
近藤淳也
勧誘はそこそこにして。
じゃあまあそんな感じで。
本当にいろいろ。僕の印象はとにかく楽しそうだなっていう。
徳本順子
はい。
近藤淳也
なんですけど、なんかそのモットーとかあるんですか?
徳本順子
モットーかわかんないですけど、楽しいことしかしてないなーって自分では思ってます。
近藤淳也
とはいえ、楽しくてゆっくりはできると思うんですけど、楽しいのに強いっていうか勝ったりしてるじゃないですか。
なんかその両立っていうのは結構難しいと僕は思うんですよね。
なるほど。
それのなんかコツというか。
なんか割とこういつもニコニコされてて、なんかとにかく楽しそうに見える。
すごいやっぱりその余裕を感じるっていうか、なんか魅力的だなと思うんですけど、なんかそこの心持ちっていうかなんか意識してることとかあるんですか?
徳本順子
まあでも長いレースだと何ですかね、本当潰れないようにいくことしか考えてない。
で、ちょっとそれがやっぱり余裕はちょっとあるのかもしれない。追い込みきれてないかもしれないですね。
近藤淳也
いいんじゃないですかね。今僕はいいことしか言ってないけど。しかも別に結果も伴ってるからもういいと思うんですけど。
それはじゃあ体的には本当はもうちょっと追い込めるけど止めてる、意識的に止めてることもあるってことですか。
徳本順子
いやーそんな意識的にってことはないんですけど、なんか自分が一番走ってて楽だなみたいな感覚で走ってる感じ。
近藤淳也
楽だなっていう感覚で走ってるんですか。楽なんでもうちょっと追い込まなきゃみたいな気持ちにならん。
徳本順子
あんまりなってないです。追い込みが足りてないのかもしれない。
近藤淳也
それはもう元の性格みたいな話ですか、じゃあ。
徳本順子
なんだんでしょうね。でも最後の最後とかはちゃんと頑張りますよ。ゴールが見えたらそっから、ゴールが見えたらそっからちょっとだけ。
近藤淳也
ゴールが見えたらって最後100メートルとかの走りですか。
もうちょっとって感じ。10キロとか。
肉眼で見えるって言うんじゃないですか。
徳本順子
心の目で見えれば。最終エイド以降はとかね。ぐらいは、なんかもうその辺になったら早くゴールしてお風呂入ってびっくりしたいなみたいな。
近藤淳也
そうかじゃあまあやっぱ出し切らないみたいなのはあるんですね。
徳本順子
なんですかね。もっとなんだろう。
でもやっぱちょっとなんか序盤で滑れちゃったらなんか楽しくないじゃないですか。
近藤淳也
いややっぱり楽しいけど。
徳本順子
しんどいまま進み続けるのってめちゃめちゃ辛くないですか。
近藤淳也
いやレースはしんどいものっていう人も結構いると思いますよ。レースなのでしんどくて当たり前、追い込んでしんどいのがレースっていう感覚の人は結構いると思うんですけど。
徳本順子
そしたらなんかエイドのおいしいやつとかも食べれないじゃないですか。
しっかり食べてしっかり走るがもっと。
エイド制覇。
近藤淳也
これも性格なんかな。
桑原佑輔
そんな気もしますね。
近藤淳也
だって楽しくないじゃないですかですもんね。
そんなにやり込んだら楽しくなくなるじゃないですかっていうのがまずあるんですよね。ベースにね。
徳本順子
頑張ろうとは思ってますよ。もちろん。
近藤淳也
いや分かりますよ。
徳本順子
ゆっくりいけばいいじゃんっていうわけではないんですけど。
近藤淳也
いやいやあの成績見たら分かるんで。
別にそこに疑いは何も持ってないんですけど。
桑原佑輔
最初にそこが来てるっていうのが。
近藤淳也
そうですよね。
そこに強さが乗っかってきてる感じみたいな。
徳本順子
なるほどな。
自分が今持てる力を最大限発揮したいなとは思ってます。
どんなに頑張って走っても今持ってる力以上は出せないじゃないですか。
でもその自分の持ってる力を50%しか出せない。
ペース配分とかによっては50%しか出せないかもしれないし。
でももしかしたら100%もしかしたらもっと力を出せるかもしれないじゃないですか。
そのためにペース配分とか補給とかこうしたらいいかなみたいなのは考えながら走ってます。
近藤淳也
なるほどね。
なんかあれだ。
やりたいこととかあります?
徳本順子
今ですか。
レースは海外の長いレースとかちょっといろいろチャレンジしていきたいなと思ってます。
近藤淳也
目標にしてるレースとかもあるんですか?
徳本順子
UTMBのPTLっていう3人組で出るすごい長いやつがあるんですけど、それに出たいなって思ってます。
それはなんか結構トレランというよりは山岳要素が結構強くて、マーキングとかもなくて。
でチームで進む。チームで進むとなんかみんなでいろいろ共有できるじゃないですか。
助け合ったりとか後からいやあそこ辛かったよねとか。
ボルケーノとかもやっぱ2人組なんで終わってからなんかいやあそこ辛かったよねとか。
そういう仲間ができるのがすごいいいなと思ってて。
PTLに出たいなっていうのと、あとはトレデジャンとかもまた出てみたいなとか。
近藤淳也
3人は決まってるんですか?
徳本順子
3人まだ決まってないんです。
近藤淳也
その会う人見つけるのも結構大変そうですけど。
徳本順子
いやーちょっとあの綾瀬さんと今出たいって話してるんですけど、やっぱちょっとメンバーちょっと大変だねっていう話。
近藤淳也
あと一人は?
徳本順子
はい。
近藤淳也
それは女性じゃなくてダメなんですか?
徳本順子
いや違ってもいいんですけど、なんか女子チームで出たいなって言ってて。
でちょっと、でまあやっぱ体力的なものももちろんそうだし、できたら知ってる人とか、3人で1週間一緒にいるんで、
そういう気があったりとかそういう部分も大事だし、山の経験とかもそこそこ知ってる人がいいなとか。
であとはやっぱり長期休み取らないといけないとか、お金も結構かかるよとか、ちょっとそういう部分もあるんで、
なかなかそれが全部タイミングよく揃う人ってすっごい難しいなっていう。
近藤淳也
いるのかな?
桑原佑輔
お話聞いてて思いました。
近藤淳也
そもそもね、女子でそんな長い距離。
なるほどね、はい。
でも見つかるといいですね、見つかって出ると。
徳本順子
はい、ちょっとすぐにできなかったとしても、いつかは絶対やりたいなと思ってます。
でもいつかって言ってるとちょっと来ないんで。
近藤淳也
じゃあ結構その100マイルよりはもっと長い距離に割と目標を定めてる感じですかね。
そうですね。
徳本順子
でもまあ100マイルもちょっといろいろ出てみたいなみたいな。
何か予定してるレースはあるんですか?
来年はTGTくらい。
近藤淳也
そうなんですね。
はい。
徳本順子
じゃあまだこれから。
海外はそんなにですか、そこは。
近藤淳也
100マイルですか。
そんなにすごいこれが出たいとかっていうのがあんまりないんで、ちょっとおすすめがあったら教えてください。