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2024-05-26 05:37

教養:「感情表現」は目と口と手で

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こんにちは。3人の子育てをしながら会社経営をしているワーパパCTO🦥といいます。よろしくお願いします。
本日は感情表現についてお話しします。
自分は怒っている、喜んでいる、緊張している、安心しているといった感情を、言葉だけではなく体で表現しますよね。
以前、「何を言うか?」よりも、「どう言うか?」の方が大事というお話をしました。
音声メディアを使っている方は、この辺りにも敏感だと思うのですが、
声であれば、声色、声の強さ、高さ、低さ、間の取り方など、すべて相手に何かを伝える手段となっています。
もちろん、声以外にもこの表現方法はあり、分かりやすいのは目と口ですよね。
例えば、「目を見開く。」とか、「目を細める。」、「じっと見つめる。」、「冷ややかな目で見る。」、「目を反らす。」など、このような目を使った表現はたくさんあります。
また、口であれば、「口をすぼめる。」、「口をきかない。」、「開いた口がふさがらない。」、「口をすっぱくする。」といった感情表現もあります。
この感情表現には、目と口の重要性、日本と欧米とでは違いがあるようでして、日本では特に目が重要視されています。
一方、欧米では口を重要視しています。
この違いは文化の違いで、欧米では特に言葉で直接的に感情を伝えていますが、日本では空気を読む、のような間接的な感情の伝え方をすることが多いです。
この違いから先ほどの違いが来ていると言われています。
日本人はマスクをしていることに違和感を覚えないですが、欧米人はあまりマスクをしないというのもこの辺りから来ているようです。
日本人はマスクをしていても目で感情表現をするので、あまりマスクに抵抗感がないと言われています。
欧米人の場合は口元が見えないことで表情が読めなくなってしまうので、マスクに対してかなりストレスを感じるそうです。
逆に日本人は目元が見えなくなるサングラスに対してかなり違和感を覚える人が多いようです。
サングラスをかけている人を怖く感じるのは表情が読めないからですね。
欧米人はサングラスをしても口元で表情を読むので、特にストレスを感じないようです。
この目での感情表現は漫画にも現れています。
日本の漫画はかなり目を大きく描く傾向があるのですが、日本人の漫画作家がこの目での感情表現を重要視しているからでしょう。
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アメコミの画像を見ていただくとわかるのですが、日本の漫画との目の大きさの違いがかなり違います。
アメコミだと目が完全に隠れているキャラも結構多いです。
目や口以外にも感情表現で重要視されるのが手です。
ハンドジェスチャーですね。
手を振るとか親指を立てるとかパッと手を離すとか、こういった表現がされています。
そもそもなんでこの感情表現の話をしようかと思ったかと言いますと、
この手を使った感情表現が非常にうまい漫画作品を紹介したかったからでして、
ジャンププラスで連載されているクソ女に幸あれという漫画があるのですが、これが非常に面白いんですよね。
恋愛コメディ漫画で元彼・元カノの男女の体と心が一日おきに入れ替わるというお話です。
この漫画の面白さは設定やストーリーなどいくつかあるのですが、キャラクターの感情表現も面白さの一つで、
この感情表現に手や指がかなり使われています。
手や指は描くのが難しいもので、イラストレーターの間でも、手をうまく描けてようやく一人前と言われているそうです。
今回ご紹介したこのクソ女に幸あれという漫画では、かなり指や手が動いています。
これはもう見ていただくしかないのですが、キャラクターがリラックスしているとか緊張しているかとか、こういった表現に手や指がかなり使われています。
この手の感情表現によってキャラクターの感情表現が豊かになっています。
恋愛漫画なので感情表現が非常に重要なわけですが、この手を使った感情表現によって漫画の面白さがかなり強まっているなというふうに思っております。
ぜひご興味があれば一読していただきたいなと思っています。
ということで本日のお話は以上です。ありがとうございました。
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