エロ漫画とは何か
お疲れ様です。
薩摩訛りの耳毒ラジオ。
この配信は、人検索の時代、地方の名もなきイラストレーター、私、みやけんの人となりを知ってもらうべく、日々の気づきやマインドを発信している、雑談ポジショントークチャンネルです。
毎日がイラスト講座、ざんまいだったらいいのに。で、おなじみのイラスト講師、みやけんです。
キャッチフレーズは、うまくなりたきゃ絵を描くな、絵を作れ、です。よろしくお願いします。
耳毒ラジオ、本日も行くぜ!
ということで、手短にやってまいりますが、今日はですね、タイトルにもありますが、
〇〇漫画はすごいよ、という話します。
ここに入る〇〇は、エロです。
エロ漫画はすごい、という話ですね。
リブラ先生が色々アドバイスをくれまして、非常になるほどというものもある中で、
ちょっとそれは違うというか、
エロ漫画はすごく儲けそうだよね、という話をしていたので、
これはですね、イラスト業界とか漫画業界ではですね、非常に重要な部分なので、
その観点から、エロ漫画とは何か、どういうものか、すごいんだよ、ということを話してみようかなと思いました。
答えから言うと、エロ漫画を描ける人はすごいですね。
まずそもそも、漫画を描けるというのがすごいんですよね。前から言っておりますが、
漫画というのは総合芸術で、すべての総合点が高くないと、
まず漫画として手をなさないというところがありまして、
映画とかそういう映像作品とかなんかはいろんな人が携わって作りますよね。
監督とか、演技、もちろん演技をする俳優とかね、演技師とか、編集とか、音楽とか、
いろんな人が、スタッフが携わって演出とかね、いるんですけれども、
漫画はこれを一人で全部やるという感じです。
小説とかありますよね。小説というのは結構一人で書くのかな。
これはまあ、これこそ僕もわからないですけれども、イメージで言っちゃいますけど、
小説というのは一人でも書ける。一人でも書ける。一人で文章を書く。
文章を書くのも構成とか、あるいは登場人物のキャラクター作りとか、
いろいろあると思うんですけれども、これも一人で当然やりますよね。
出版社とか出版担当とかつくぐらいの作家だったら、
そういう人とも相談しながらやるんでしょうけど、この辺りは漫画も一緒ですけどね。
エロ漫画の描き方と難しさ
基本的にでもそういう域に達するまでは一人で作るんですけれども、
漫画の場合はまずお話づくり、そしてキャラクターづくり、そして絵づくり、
で、構成、そして構成というのは例えば小回りとかそういうのもあるし、
で、セリフ、セリフ回し、セリフとかね。で、全てのそういう配置とか。
あと絵だけで言っても構図とか、動きがちゃんとそれに見えるとかね。
画力とか。画力がいらない漫画もありますけれども、お話中心のね。
そういうのの総合力がないと基本的に漫画は描けないっていうね。
その漫画を描くというだけでもかなりのハードルがある中でですね、
さらにエロ漫画を描くっていうのはめちゃくちゃハードルが高い。
ところがですね、えっと、確かにですね、エロ漫画はですね、すごく儲けるんですよ。
だから、例えば漫画家になりたいって言って下積みで修行を、下積みというか、
作品を作る中で、でも仕事はしないと生活できないっていうんで、バイトとかいろいろあるんですけれども、
できればデザインに携わる方がいいっていうんでね。
で、漫画じゃなくてもいい、イラストでもいいんですけど、アーティストになろうと思ったら、
まず有名になって単価が上がるまでは絶対生活できる報酬は得られないので、
とりあえず生活のために、大体はデザイン会社とかデザインで、いわゆるデザインの仕事をして、
そこでそういうデザイン的な修行もしながらアートを活動していくっていうのが結構王道ですね。
もちろんデザイン会社に限らず、とにかく何かしら就職をして、自分の時間でアート活動をするっていうのが王道で、
その中でこれができたらすごく本当はいいよねっていうのがエロ漫画ですね。
エロ漫画はもし描けるんだったら、結構それで食っていけるぐらい安泰な収入が得られるんで、
しかもやってることも、漫画家になりたいんだったら本当そのままだので、
エロ漫画で、なんだろう、なんて言いましたっけ、いわゆる薄い本と言われるね、
同人誌か、同人誌みたいなのを書いて売って、その儲けで生活しながら本誌というか一般誌向けのストーリー漫画を作っていって投稿していくと。
それができるのは結構強いですね。生活の安定ができるし、修行もできるので。
でもね、これがやっぱりできない。なぜかというとエロ漫画難しいから。
何が難しいかというと、まず人物ですね。人物がしっかり描けるデッサン力が必要です。
じゃないと結局エロ漫画っていうのは要は読者を興奮させるとかね、そういうのが目的になるわけですから、
下手な絵なのかわいくない、あるいは体つきがおかしいデッサン的に人物を描いてもそういうことにはならないわけですよ。
なのでやっぱり女性だったらかわいい、男だったらかっこいいっていうのがまず描けないといけない。
しかもですね、どうしてもこのアクション描写、セリフで成り立つような漫画じゃないわけですよ。
例えばドラゴン桜とか、インベスターと作者一緒か、みたいな、おいしん坊とかね、
そういうセリフとかストーリーの設定とかそういうので成り立つ漫画じゃないわけですよ。
ビジュアル重視でかつアクション、あえてアクションという言葉を使わせてもらいますけど、アクションがしっかり描けないといけないわけですね。
だからまず人物のデッサンが描けて、アクションが描けて、しかもいわゆる特殊な方向のアクションですけど、
しかもですね、大体人物が二人必要なんですよね。一つの絵の中に二人人物を描かないといけない。
しかもその二人がですね、なかなかいろんな角度で重なり合って近い距離にいるというのがうまく描写できないといけないわけですよ。
しかも構図としても単純に引いた絵だけってわけじゃいけない。
時にはおおおにしてですね、キャラクターの目線からの絵というものを描かないといけないので、
上から下からありとあらゆる角度から人物が、しかも魅力的な状態で、もっと具体的にはエロい状態で描けないといけないというね。
めちゃくちゃ難しいんですよ、こんなの。
その上ですね、絵の漫画は大体ですね、一話完結する場合が多くてですね、
ということはですね、毎回毎回ですね、都合のいいストーリーというか、
まあ都合のいいストーリーはいいんですけど、ある意味作りやすいのかもしれないんですけど、
必ずそっち方向に持っていくというね。
ネタがなかなか大変ですよね、絞り出すのもね、たくさん描こうと思えば。
という感じですね、絵の漫画は非常に難しいです、漫画の中でもですね。
当然、だからこそそれ描ければそれなりの報酬になるっていうのは当然じゃ当然、そういう意味でも当然なんですよね。
そこで修行をしながら、一般史のものにインタビューしていくっていうのは結構ありますね。
なので、それができたら本当にいいよねっていう部類のバイトというか、
下積み時代の報酬の取り方の一つでございます。
報酬と社会的な側面
というものだよと。
そして何よりもですね、やっぱりエロ漫画を描く人は恥ずかしいですよね絶対。
その人の頭の中にあるものを出してるっていうことを一般に公表するわけですから。
これもなかなかですからね。
でもそれに見合うだけの報酬があるっていうのも事実と。
そんなような世界ですね。
ということで、短めに終わりますね。
今日はちょっとエロ漫画の凄さというか、
いや、エロ漫画は凄いんだよということを解説させていただきました。
今日も誰よってこいつる聞いてくれ。
せんまごであいがてこうこわした。
ほいならまたね。
宮剣でした。