1. はみだし系ライフの歩きかた
  2. Ep. 194 日本文化の正しいリプ..
2022-02-07 19:12

Ep. 194 日本文化の正しいリプリゼンテーション、どう思う?

今週は、ゆかりがNetflixの「コブラ会」を観てモヤったこと、リプリゼンテーションやステレオタイプについて再び。あなたはどう思いますか?

CBCの記者さんがBCで撮影された番組で日本人としてモヤった番組があれば教えて欲しいとのこと、またこのことについて取材に応じてくれる方を探しています。当てはまる方はぜひご連絡ください。

ゆかりのツイート

お話会、クラハ、Spaceで話したいトピックがあればぜひ送って下さい。メールはこちらから

カナダ在住日本人女性ネットワーク

ブレネー・ブラウン ブッククラブ 2022年1月開始 Dare to Lead  詳細はこちら

「ブレネー・ブラウンって誰?」

ゆかりのニュースレターに登録する

☆ゆかりの Instagram Twitter

☆はみライ Instagram Twitter

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

いつも聴いて頂いてありがとうございます!

今週もみなさんからのコメント、ご質問を募集しています。また、このポッドキャストをより多くの方に聴いて頂くために、ぜひシェアして下さい。

Facebook 非公開グループ「はみライコミュニティ」年齢性別関係なくご参加下さい♪

週1ペースで無料コーチングセッションを提供しています。スケジュールはこちらから。

はみライ公式SHOPもオープンしました!

海外在住者向けはみライ公式SHOP on Etsyはこちら

Patreonでの毎月サポートも募集中です!

不定期でのサポート用に、ペイパルアカウントも作成しました。お好きな金額でサポートできます。こちらからどうぞ

Apple Podcastにて☆とレビューをつけて下さった方にははみライステッカーをお送りします☆住所をお知らせ下さい。

はみライのスポンサーに関するお問合せ、感想メールなどはこちらから

00:12
周りが決めた道からはみ出して、自分だけの生き方をする人を応援するポッドキャスト、はみだし系ライフの歩きかた、ウォルカムトゥエピソードワンハンジョレンドゥナインティフォー、こんにちは、ピアレスゆかりです。
2月に入りましたね。皆さんはエホオマキ食べましたか?実は私はエホオマキというものを食べたことが一度もないんですよね。
この特定の方角を向いてエホオマキを食べるっていうのは、私が日本にいた頃やってた記憶がなくて、カナダに来てから広まったと思うんですよね。
なので、今までやる機会がなくて、今年は自分で作ってみようかなと思ってたんですけれども、バタバタしていたらあっという間に節分も終わってしまいました。
さて今週は私のツイッターでちょっとバズった話をしようと思います。
我が家では次男が1週間おきにお父さんの家と私の家を行き来するんですが、息子が来ている時は夜みんなでテレビを見るのが習慣になっていて、今週はネットフリックスでやっているコブラ会というドラマを見ていました。
私は正直全く興味ないドラマなんですけれども、これは1984年にヒットした映画の空手キット、これ知らなかったんですけども、放題はベストキットなんですね。
の34年後を書くスピンオフドラマなんですね。
ベストキットの映画はアメリカでは本当大ヒットして、ミスター・ミヤギっていう日系人の空手マスター、これはパット・モリタさんという俳優さんがやっているんですけれども、私は映画の方は全部見た記憶がないですけれども、空手の練習するのにワックスオン、ワックスオフって言って、車のワックス掛けをするとか、流行っただけあって、そういうところくらいは私も知っています。
そしてこのネットフリックスでのドラマコブラ会では、映画版に出ていた主人公のラルフ・マッチオ、本人が大人になってお父さん役で出ています。
彼の子供たちが空手をやっているっていう設定みたいですね。
ドラマの方もちょっとほとんど私も見ていないんですけれども、うちの夫と息子が見ているので、その日は付き合って一緒に見てたんですね。
そしたら、日本庭園みたいなところを歩いているシーンが出てきて、庭園の中にある石碑に何か日本語で書かれているんですけど、それが子供が書いたような字で、
ネタミは岩のない庭を見せるって書かれてるんですね。
まずこの文章の意味からして、意味不明だし、普通こういう石碑って毛筆っぽい字で書かれてるじゃないですか。だからね、すっごい不自然なんですね。
03:08
あと同じエピソードで、後の方で、これちょっと主人公の子なのかな、ちょっとわかんないですけど、巻物になっている書物を見つけるシーンがあるんですけれども、その巻物に書かれている日本語も本当に子供が書いたような字で、写ったのは一瞬だけだったんですけれども、
選ばれたものはシーサーのホエルを使って竜の心を止めます。しかし注意してください。使用者は死に直面するかもしれません。って書いてあって、もうなんか意味不明だし、注意してくださいってなんかこう丁寧語になってるし、もうツッコミどころばっかりだったんですよね。
ちょっとあまりにもやもやしたんで、TikTokにビデオを投稿したんですね。日本人に対する差別的なステレオタイプっていうのは、蝶々夫人とか、あとは有名どころでは1961年の映画ティファニーで朝食をに出てくるユニオシさんっていう日本人男性の話が有名なんですけれども、昔の映画は仕方ないっていうか、時代が違ったんですよね。
でも今2022年ですよ。2022年の今、日本語が読める人が、このネットフリックスの小ぶらかいを見ていないと思っているのか、このいい加減な日本語表記っていうのがすごく失礼な気がしたんですね。
このドラマはアメリカで撮影されてますけど、今時その撮影のクルーの中に日本人の知り合いが一人もいないってありえないと思うんですね。海外に住んでる日本人、アメリカとか特に多いし。
しかも例えば、ちょこっとだけ出てくる日本のシーンとかなら、まだまだ100歩譲ってわかりますけど、小ぶらかいっていうのはこの空手がテーマだし、ミスター宮城は日系人の人だし、日本文化っていうのがすごくその中心になっているドラマなんですよね。だから、文化コンサルタントがいないってどういうことってすごくびっくりしました。
このビデオ見てない方はこのエピソードの詳細欄にリンクを貼っておきますので、もしよかったら見てみてください。これをツイッターに投稿したら本当にたくさんの方からコメントをいただきました。
CBC、カナダのニュース局ですけれども、の方からちょっと記事も書きたいということで、今連絡をいただいているんですけれども、皆さんに他にこういう番組、映画どういうのがありますかって聞いてみたら、一番多かったのがディズニー映画でしたね。
シングという映画に出てくるレッサーパンダのグループが日本人アイドルグループを模倣している感じで、片言の日本語も意味がよくわからなくて、すごく侮辱的に感じたというコメントがいくつかありました。
06:07
あとは、これもディズニーですけれども、カーズとか看板の日本語が変っていうのも私もよく見ますね。他にもたくさんコメントいただいているんですけれども、文化の投与、cultural appropriationって言いますけれども、今回私が挙げているのは文化の投与ではないですよね。
数年前にキム・カーダシアンが自分の補正下着のブランドに着物という名前をつけようとして、すごく非難されたということがありましたけれども、あれはまさに文化の投与、自分の文化でないものを盗んできて、自分の都合のいいように利用することですよね。
こういう話をすると、例えば外国の人が着物を着るのはダメなの?って聞かれるんですけれども、そうではないと思います。cultural appropriationっていうのがcultural appropriationの逆で、その文化をしっかり理解して評価、鑑賞することを言います。
けれども、最近は外国の方でも着物をきちんと着こなしたり、面白いアレンジなどされている方も見かけますし、私はああいうのは全然文化の投与とは思えません。着物が好きできちんと着てくれる方っていうのは本当日本人としても嬉しいですよね。
今回私が問題にしているのは、文化の投与の話ではなくて、日本文化の正しいrepresentationについてです。
representationっていうのは表現とか描写という意味ですけれども、日本をテレビとか映画作品に登場させる際、ステレオタイプを使って記号的に表現するのか、それともそれぞれの番組や作品のストーリーのコンテクスト、文脈を理解した上で登場させるのか、そのあたりがすごく大事になってくると思います。
私は翻訳したり通訳したり、留学生のお世話したりとかいろんな仕事をしてるんですけれども、文化コンサルタントっていうのも私の仕事の一つです。
数年前にミカドというオペレッタの文化コンサルをやりました。このオペレッタは20世紀の初めにイギリスで起きた、空前の日本ブームの際に描かれたもので、日本風のキャラクターが出てくるんですけれども、遠い国のなんかおかしな人たちみたいな描かれ方をしていて、
本当に蝶々婦人同様、今なら絶対許されない表現の作品で、最初に上映された頃は白人が日本人風のメイク、目をつり目にしてたりとか、本当にひどかったんですけれども、音楽はすごく美しいし、今でも時々上映されることはあります。
この作品をビクトリアで上演することになった時に監督さんが連絡してくれて、日本を差別的に描く演出はもうしないと。衣装も着物じゃなくて西洋風の衣装にする。
09:08
ただ、ところどころ小道具で日本的なものを使うので、そういった小道具が中国風じゃなくてちゃんと日本風のものなのかとか、日本だったら失礼になる動作とか言葉が演出に入ってないかをチェックしてほしいというお仕事でした。
こういうふうにね、ちゃんとやると全然問題ないと思うんですよね。このコブラ界の問題で私が一番もやったのは、ネットフリックスで配信するくらいの有名な番組なのに文化コンサルがいないっぽいということです。
石碑とか書物の日本語とか、ちゃんと日本語を書ける人が一人いれば問題なく終わってたことだと思うんですよね。その辺がほんとすごく残念です。
でもツイッターでいろんな方の意見を聞いて、みんなの意見にもグラデーションがあるっていうのはほんと興味深いなと思いました。
例えば、アメリカで撮影されているドラマや映画に日本人のキャラクターが出てくる時に、日本人じゃなくて日系人とか、時には日系人でもない中国人とか韓国人とかベツナム人の俳優さんを使っているのが嫌という意見もありました。
リプレゼンテーションの観点から見ると、これはもうほんと数年前からハリウッドとかエンタメ業界で言われてますけど、例えばゲイの男性の役はゲイの俳優さんが演じるべき、日本人の役は日本人が演じるべきという意見が増えてきています。
10年以上前ですと、例えば日本人の役に日本人の俳優を探したけどいなかったとか、トランスジェンダーの俳優がいなかったとか、そういう言い訳は昔はできたと思うんですけれども、今はもうそういう言い訳は通用しないと思います。
ただ、日本人の役を必ず日本人が演じないといけないのかと言われると、それも少し違うと私は思うんですよね。もちろん日本人の役を日本人が演じられるなら、それに越したことはないと思いますけれども、それが不可能な場合、予算だとか、いろんな理由があると思うんですけど、できないときは雰囲気が似ている別の国籍の人でも、国籍じゃないですけどね、雰囲気が似ている日本人じゃない方。
でも別に私はいいと思います。ただここで大事なのは、その日本語のセリフを話させるなら、きちんと文化コンサル、英語ですとDialect Coachって言いますけども、セリフのアクセントとか、外国語であればその自然な発音を教えてくれるコーチっていうのをつけるべきです。
あとね、日本語のセリフ自体が自然な日本語じゃないっていうこともすごく多いですよね。こんな言い方誰もしないよみたいな。そういうのも台本を文化コンサルなり、スクリプトなんとかっていう人がチェックすればいいんですけど、やっぱりそれがなされてないっていうのが問題だと思います。
12:13
あと日本人のステレオタイプに関して、コメディとして取り上げられているものに起こる人とそうでない人がいるっていうのもちょっと興味深かったです。
ある方が教えてくださったんですけれども、アメリカのシティコムのサインファウドで、おうちのドレッサー、日本で言うタンスですね。日本人のビジネスマンを止めて、それでお金を稼いでいるっていうシーンがあったんですけれども、これは日本のカプセルホテルをネタにしたジョークですよね。
私はまあ面白いと思いましたけど、やっぱり今だったらやっぱりちょっとカチンとくるかな。で、これやっぱり起こる人もいるだろうなと思いました。
あとクエンティン・タランティーノのキルビル、私あの映画大好きでDVDも持ってるんですけれども、ルーシー・リューがオーレン・イシーという日系人の役で出ていますけど、彼女の日本語もひどいです。
でも私が見た時はね、あれは本当の日本じゃないと作り物のお話と思ってたから、そんなにね頭に来なかったんですよね。なんかこうあれはクエンティン・タランティーノだし、あれはああいうものっていうかね。
で、ユマ・サーマンがこう日本刀持って飛行機乗ってたりとかするし、なんかこうリアルじゃないとわかってるからですね。
でもまああれも2003年の映画ですから、今だったら絶対アウトだと思います。
この件に関して、ハリウッドで20年日本人俳優として活躍されている松崎優希さんがツイートしてくださったんですけれども、ちょっと彼のツイートを読みますね。
ハリウッドに20年いた経験から、ハリウッドはこのような日本文化のいい加減な描写っていうのを指摘されない限り絶対に学習しないと思います。
本当にそうですよね。この話、前にもこのポッドキャストで言った気がするんですけれども、英語の言葉座にスクイーキーウィーオー・ゲッツ・ダ・グリースと、キシム・シャリーズ、スクイーキーウィーオー・ゲッツ・ダ・グリースと、
これね、本当にそうだと思うんですよね。ツイッターでいただいたコメントでは、日本が変な取り上げられ方をされていることの方がもう当たり前になっていて、日本の文化のいい加減な描写について、ハリウッドの文化のいい加減な描写について、
これもステレオタイプだと思いますけど、日本人ってあんまりクレームをつけないのかなっていう気もしました。だから、ハリウッドとかエンタメ業界もこんなもんでしょって。
15:07
適当にやる。だって、彼らにとってはどうでもいいし、めんどくさいですよね。文化コンサルを雇って、いちいちチェックしてもらうっていうのは。でも、本当に何度もこのポッドキャストで言ってますけど、正しいことはめんどくさいので、これからも気になることには本当に声を上げていきたいなと思います。
さて、皆さんどうでしょうか。人によってね、ここまでは笑えるけど、これ以上は許さんっていうのがいろいろあると思うんですけれども、ぜひ皆さんの感想を教えてくださいね。さて、それでは、クラハ情報です。
さて、それでは、今週のポジティブです。今週のポジティブは、今更なんですけれども、貸し付きをゲットして、部屋がうるおったってそれだけです。今まで乾燥した部屋で寝てたのが、もう一度です。
それだけです。でもね、今まで乾燥した部屋で寝ていて、朝起きると喉がカラカラになっているってことが結構多かったんですけど、これでね、部屋が潤うので嬉しいです。
こういうのってね、なんでもっと早く買わなかったんだろうなと思いますよね。
もうまだまだおうち時間が長くなると思いますので、こういった投資はね、もっと積極的にやるべきだなと思いました。
それでは今週もお聞きいただきありがとうございました。
はみ出し系ライフの歩き方は、プロデューサー・ホストのピアレスゆかりが、
未成都のコーストセーリッシュ領域であるカナダ・ブリティッシュコロンビア州ビクトリアで制作しています。
はみだし系ライフへの感想、ゆかりへの質問、ご相談、今週のポジティブ、今週のブレイブなどは、ぜひインスタのアカウントまでお寄せください。
リンクはエピソードの詳細欄にあります。
番組へのメールははみだし系Gmail.comでお待ちしています。
番組へのサポートはPayPal、もしくは月ごとのサポートはPatreonで可能です。
いつもサポートをしてくださっているパトロンの皆さんありがとうございます。
番組のスポンサーは随時受け付けておりますので、ぜひお問い合わせください。
はみだいショップのURLはsuzuri.jp//はみだし系です。
またニュースレターも毎週サブスタックにて配信していますので、ぜひ詳細欄からご登録ください。
はみだいを気に入ってくださった方は、ぜひお聞きのポッドキャストアプリにて、はみだいのレビューを書いていただけると嬉しいです。
レビューを書いていただいた方には、はみだいステッカーをお送りしますので、住所を教えてください。
さてここまで聞いてくださった方に、今週の内緒話をお話します。
18:01
今週の内緒話はちょっとSNSにも載せましたけれども、うちの次男が学校の授業で行っていた公園でですね、
スネを打って怪我して7針縫いました。
幸い骨が折れたりとかはしてなくて、本人も傷が痛い以外は平気だったんですけれども、やっぱりちょっとびっくりしますよね。
でも本人はね、縫った傷口の写真を友達に送ったりとかしてて、結構ドヤ顔だったんですけれども、
うちの長男も同じ年ぐらいに縫う怪我をしているので、この年頃の子供、あるあるなのかもしれません。
というわけで今週も黙らない女、黙らない人でいてくださいね。
ご視聴ありがとうございました。
19:12

コメント

スクロール