2024-04-28 09:32

第22回 名選手が名指導者になれない理由

今回は指導者にとって大切なスキルとは何か、というお話をしました♪

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こんにちは、はじめ先生です。
このチャンネルでは、思考を変えることによって、英語力と人生を劇的に好転させる方法をお伝えしております。
今日のテーマは、「名選手が名指導者になれない理由」というお話をします。
この言葉って多分ね、スポーツなんかでよく聞くんじゃないかなというふうに思うんですよね。
有名なところだと、永島茂雄さんですね。
今ではもうだいぶお年寄りになってますけど、本当に有名なスター選手だったわけですけれども、
あの方のバッティングのアドバイスが非常にわかりにくいということで、よくお笑いのネタに使われますよね。
ホームランってどうやって打つんですか?みたいに聞いたら、え、それはね、グーッとやってバーンと打つんだよみたいな、
そんな感じのアドバイスがあって、全然伝わんねえみたいな感じでね、よくネタにされたりしたんですけど、
少なからずですね、名選手っていうのは結構ね、自分でやってることが無意識にやってるので、
それを言語化できないっていうのがね、めちゃめちゃあるんですよね。
膨大な量の練習によって、体に刻み込むようにつけられたスキルって、
それをどうやって獲得したかって、本人はね、忘れてしまっていたりするし、
それを言葉にして考えながらやってるっていうよりは、ただ単にね、本当に試行錯誤をしながらやって身につけてきたものなんで、
中にはそれをちゃんと言語化できる人もいるんだろうけども、
あんまり試行錯誤をしなくて自然にできちゃう人なんかは、何でやってるかわからないと思うんですよね。
僕は英会話教室を経営していて、外国人の講師がたくさんいるんですけど、
その外国人の講師に日本語を教えてくださいってたまに言われることあるんですけど、
え、日本語ってどうやって教えたらいいんだろうとかね、やっぱ思いますからね。
日本語って教えたことがないし、普通に無意識でやってることなので、
どうやって教えていいかね、全然開目、見当もつかないって感じなんですよ。
だから日本語を教えようと思ったら、それこそ長島茂雄さんみたいにグーってやってバーンってやれみたいな言い方になりかねないなと思って、
やっぱそうなるとね、教え方っていうのを習わないとできないんじゃないかなと思ったりするんです。
僕は習い事として剣道を結構長いことやってたんですけど、
その時に教わったことを考えると、やらなきゃいけないことをうまく先生方が言語化してくれていたなっていうふうに思うんですよね。
例えば、竹刀を握る時にギュッと握っちゃダメだよっていうことを言うのにですね、
卵をそっと握るようにみたいなね、そんな言い方をしたり、
手の内って言ったら握る時の手の形が傘を握るようにみたいなね、
だから横からギュッと握るんじゃなくて、
わかりますかね?
言語化しにくいから傘を握るようにの方がわかりやすいわけじゃないですか。
やっぱそういう伝えにくいことをうまく言語化して伝えるっていうのがこの指導者にとってとても重要なスキルなんだと思うんですよね。
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なんだけどこれ無意識でやってるとギュッてやってバーンってやるみたいになりがちなので、
そう考えると指導者にとっての大切な資質っていうのは、
誰にとってもわかりやすく再現性があるように言語化できるっていうところがね、
とても重要なんじゃないかなというふうに思います。
英会話教室のお客さんでよく来られるのが、
ネイティブの先生と練習をしてたんだけど全然上手にならないっていうね、
言われて来られる方もいらっしゃいます。
特に初心者がネイティブとの練習ってやっぱりハードル高いですよね。
そもそも英語ができない段階でネイティブと会話しようとしてもそれはなかなか大変だろうと思うわけです。
すごい年齢が低くて、日本語の能力もまだおぼつかないような段階であれば、
いわゆる直接教授法っていって、そのまま日本語を覚えてきた時のプロセスのように、
英語のシャワーを浴びることによって、だんだん暗黙地として英語を獲得していくってことはできなくはないんですけど、
それってね、圧倒的に浴びる量が少ないので、そう簡単ではないわけですよね。
そうなってくるとある程度言語能力が育ってきたところで、
知的にわかるように説明してもらった方が理解は早かったりするわけです。
ネイティブの先生とのレッスンというのはもちろん利点というのがあるわけですよ。
我々非ネイティブからすると、その言い方ってちょっと言わないよねっていう、
膨大な英語の仕様を通じて身につけた感覚みたいなものを伝えるってことはいいと思うんですけど、
じゃあなんでそれが自然なんだとか、なんでこういう言い方しないのかっていう風になった時には、
ちょっと多分説明はできないんじゃないかなと思うんですよね。
それを実はこういう理由があってこういう風なことがしないんだよみたいなことがわかればね、
なるほどって多分もっともっと早く習得ができると思うんですけど、
全てにおいてそれができるかどうかというのはわかんないんですが、
やはり指導者にとって大切なスキルというのは、
スキルを獲得していくプロセスをいかにわかりやすく言語化して伝えるかということだと思うんですよね。
いろんな指導者がいますけど、やっぱりこの人教えるのうまいなっていう風に思う方って、
やっぱりその自分がその学習のプロセスで苦労してきた方の方が多いような気がします。
いろんな試行錯誤をしながらああでもない、こうでもない、
ああしたらどうだろう、こうしたらどうだろうって思っていく中で、
自分の気づきとかですね、そういったものを自分の中にちゃんとデータベースとして持っていて、
それを教える時にアウトプットして言語化して教えることができるという。
だから多分天才的な名選手がほぼほぼセンスで一発で身につけてしまうということが可能になってしまうと、
教える時にやっぱり何でわかんないんだろうっていうね、
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その学習者あるいは練習をする人の苦労がいまいち理解できないというところがあると思うんです。
だけどやっぱりその何かのスキルの獲得に苦労した人っていうのは、
その学習者とか練習する人の苦労や痛みみたいなものが理解できるから、
そこを階段を作ってあげてわかりやすくステップバイステップで教えるということができるということだと思うんですよね。
だから名選手にとっては当たり前だと思っていることを、
言うまでもないと思っていることを学習者の悩みとして捉えて、
ちんと言語化してあげるということは指導者にとってとても大事なスキルになるんじゃないかなというふうに思います。
ただ一方でですね、必ずそれでなくてはいけないというものでもないという部分もあると思うんです。
特に日本の芸語とかというのは、
わりかし論理的に分解して説明するというよりは、
体得させるみたいなやり方が伝統的だと思うんですよ。
それの意味がわかんないけど、とにかくやり続ける、やらせ続けることによって、
あ、そういうことだったんだねって気がつかせるという教え方だと思います。
例えば寿司職人になるのに10年かかるという話をよく聞きましたけど、
それだってもうちょっと効率よく教えたらどうにかなるんじゃないのというふうに思うかもしれないんですけど、
実際の現場って研修の時間があるわけではなくて、
たぶんOJTみたいな、オン・ダ・ジョブ・トレーニングみたいな感じで、
言わず師匠の背中を見て覚えろみたいなね、そんなのも伝統的にはあるわけで、
それは方法論としてはあるけれども、
じゃあどっちが効率がいいのかなというふうに思うと、
やはりきちんと言語化して説明してあげるということも大事なんじゃないかと思うんです。
ただやっぱり、それができる人とできない人というのはいるよねというところなんですよね。
じゃあ良い指導者の条件って何なのかというと、有名な言葉がありますよね。
知って見せて、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ。
これももうおじさん五六って言われるかもしれないんですけど、
第二次世界大戦中の名称、山本勲六さんの言葉ですよね。
自分がまずモデルとして見せる。
この見せ続けるだけなのが背中を見て覚えるのパターンですが、
それを言って聞かせて、させてみる。
言って聞かせるが言語化してちゃんと教えてあげる。
そしてさせてみる。
やらせてみたときにその後でちゃんと褒めてあげないと人って動かないし覚えないよということなんですよね。
意外と古い言葉ですけど、指導者にとって学ぶことが多いんじゃないかなというふうに思いました。
今日も聞いていただいてありがとうございました。
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このチャンネルでは英語学習の悩み、人生の悩みについて質問を受け付けておりますので、
何かこんなテーマで話してもらいたい、こんなお悩みがあるんですけどという方は、
ぜひレターでメッセージを送っていただければと思います。
では今日も聞いていただいてありがとうございました。
Thank you for listening and have a great day.
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