忘却のメカニズム
おはようございます、ハチコです。
この番組では、仕事でもプライベートでも気ままにAIを楽しんでいる私、ハチコが、
AIでできたこと、おすすめのAI活用法、昨日の自分をちょっと超えるヒントなどをゆるーく語っています。
私のちょっとした発見や気づきが、ほんの少しでも皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
さてさて、今日は、人間は忘れながら生きているという話をしたいと思います。
最近、職場の同僚と話をしていて、ちょっとびっくりしたエピソードがあったんですよね。
それはですね、彼女が、私、そう遠くないうちに結構田舎の方に引っ越すと思います。
って言ったんですよ。
えー、急に?って思ったんですけど、仲のいいお友達が田舎の方に住んでいて、
その方といつか一緒に住もうねって言ってたらしいんですよね、もともと。
そのお友達はご夫婦で住んでいるから、私が一緒に住むって言っても旦那様もいるしって思ってたらしいんですけど、
ちょくちょく遊びに行っているうちに、お二人とも仲良くなって、
もう本当に住みなよ、ここに、みたいな感じになったそうなんですよ。
でも、遊びに行ってそういう話になって、盛り上がって、あ、いいな、こういうところに住みたいなって思うんだけど、
こっちに帰ってくると、なかなかお友達と会う機会がなくて、そのうちにそのことも忘れていて、
日常が過ぎていって、また遊びに行くってなって、あ、そうだ、こういう暮らししたかった、みたいなのを繰り返していたそうなんですよね。
でも最近になって、そのお友達と夜にチャットを繋いで一緒にストレッチをするようになったらしいんですよ。
そうなると、毎日彼女の顔を見ると。
そうしたら、田舎に住みたかったんだなっていう気持ちとか、一緒に住もうねって話したな、みたいなことを日々思うようになって、
近いうちにそちらに引っ越すことを決めたそうなんですよ。
この話を聞いて、本当にすごい心から、あ、いいなって思って、そうしたいなっていう夢があっても、
人間は忘れるんですよね。私もそうです。
知ったともに認める三日坊主ですから、忘れちゃうんですよね。
皆さんは、エビングハウスの忘却曲線ってご存知ですか?
夢を思い出す仕組み
私、この曲線を見たときに、すごい衝撃的だったんですよね。
これはですね、19世紀末にヘルマン・エビングハウスっていう方が発見した理論なんですけども、
簡単に言うと、人間は学習した内容を時間の経過とともに忘れていくんですけども、
その忘れ方には一定のパターンがあるという理論でして、
具体的には、新しい情報を学んでから、20分後には何パーセント忘れていると思いますか?
これはね、数字で聞くと、そんなに?って思うんですけど、確かに忘れているかもっていう感じです。
正解は、20分後に42パーセントですよ。
42パーセントってすごいですよね。
そして1時間後には56パーセント、半分以上。
1日後には74パーセント。
1週間後には77パーセント。
1ヶ月後には79パーセントを忘れてしまうらしいです。
つまり、私たちは学んだことの大部分をたった1日で忘れてしまうってことなんですよね。
これは多分、瞬間的にいいなとか、こうしたいなと思った目標とか夢にも当てはまるんじゃないかなと思います。
どんな大切な目標や夢でも、日々の生活は忙しいですから、皆さん。
そういう時間に追われているうちに、バンバン忘れていくと。
で、はっときっかけになる場面に出くわした時に、
あ、そうだ私そういうのやりたかったとか、あ、そうだこういうの憧れてたみたいなことがありますよね。
やっぱり忘れていたら目標も夢も目指せないので、
私たちがやるべきことは、そういった夢とか目標を忘れない仕組みを作ることだと思います。
私の同僚のケースだと、約束した時間にお友達と会うことで夢を思い出すっていう仕組みができてたんですよね。
この忘れない仕組みって、いろんな研究もされてますし、いろんな方法があると思うんですけども、
やっぱり目に入るのはすごくインパクトも大きいですし、すぐ取り入れられるのかなって思います。
なので、皆さんもし、あ、これいいなとか、自分はこれを目指そうっていうものがあったら、
紙に書いて、紙に貼ったりとか、スマホの開いたところにパッと文字が出るようにするとか、
憧れの人がいるのであれば憧れの人の写真を壁紙にするとか、
そのパッと必ず目に入るところに夢やその夢を演奏するようなものを置いておいて、
ちょくちょく目に入れて、思い出さざるを得ない状況を作ってみてはいかがでしょうか。
そして1週間後、1ヶ月後、どんな変化があったか振り返ってみると、さらにいいかなと思います。
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皆さんの忘れないための工夫や目標や夢を意識し続けることで起きた変化などがあったら、ぜひ教えてくださいね。
今日もここまで聞いてくださってありがとうございます。
一緒に毎日ちょこっと進化していきましょう。
次回の配信でまたお会いできたら嬉しいです。
それでは、またね。
