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こんにちは。goryugocast インタビューの時間です。 今日は、オートマジックというポッドキャスト配信をされている
長谷川康久さんにお話を伺いたいと思います。 康久さん、簡単に自己紹介をお願いします。
フリーランスでデザイナーをしている長谷川と申します。 デザインというと、いろんな分野があると思うんですけど、私の専門分野は
ウェブサイトを作ったりとか、あとはネイティブのアプリケーションですね。 モバイルのアプリケーションを作るとか、そちらのほうを主に専門としてしています。
とはいっても、制作というよりかは、今はデザインの、若干ディレクション寄りのようなことをしていたりとか、
デザインのプロセスに関わるアドバイスをしたりとか、そういったことを今は主な業務としてやっています。
私のこのインタビューなんですけど、趣旨としては、iPadの話をできる人に、iPadについていろいろ話をしたいっていうのが、
今ゴリゴキャストは夫婦で、ポッドキャストを収録しているんですけども、夫はもうiPadを使っていなくてですね、
パソコンで、主にメインで仕事をしていて、iPhoneとかApple Watchとか使ってるんですけど、iPad、自分のiPadというものを持っていない。
こういうアプリがあるよとか、こういうことができるよみたいな話ができる人が、家の中にいなくて、こうやってインタビューをさせてもらってるっていう感じなんです。
iPadといえば、過去数年間、どちらかというと、ビデオとか動画を見るお高いデバイスみたいな印象がすごい強かったと思うんですけど、
やはりApple Pencilが出てきたあたりから、ようやく仕事でも使えるようになってきたかなっていうふうな印象は私もありますね。
やすひささんは、今、フリーランスでデザインの仕事をされている中で、iPadを仕事にも結構使われている感じですか?
今は、打ち合わせはほぼ100%iPadになっていますね。
iPadだけですか?それともパソコンとiPadとiPadだけ?
もうiPadだけですね。僕の場合だと、そんな好きじゃないんですけど、iPadの純正のキーボードカバーとか使ってるので、文字を打つには全く苦労しないですし、
あとはマイクとか録音デバイスもあるので、メモしながら状況をメモっておく、録音しておくっていうのも当然できますし、
あとは音声認識もiOSデバイス全体によることですけど、非常によくできているので、全て一時的に書く必要性もなくなってきているので、iPadで困るということはあまりないですね。
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あとは即興でこんなんですかねっていうふうなのも、すぐにメモアプリとかお絵かきアプリとかを出してApple Pencilとかで書けば済むので、そういった意味ではiPadで困らないというのはあまりないですね。
私も全く同じで、もうここ最近は打ち合わせ等もすべてもうiPadとApple Pencilだけを持っていっている状態で、私の場合はキーボードを使わないので、
基本全部手書きか、もしくは手書きキーボードという手で書いた文字がそのままテキスト化されるキーボードアプリや、あとはそういうノートアプリを使ってテキストとして残したい情報の場合は、そうやって使っているという感じですね。
そういうのも全然十分にいけますよね。確かにその手書きの認識度もすごい上がってきて、そのアプリケーションにもよると思うんですけど、手書きをしたものを自動的にテキストに変換するみたいな機能があるアプリとかありますけど、例えばそのNevoっていうアプリですか、
Nevoっていうアプリがありますけど、これもすごくよくできていて、日本語の漢字とかってすごくグチャグチャっとしているというか細かいですけど、それもちゃんと認識してちゃんとテキストのデータ、コピペができるテキストとして自動的に変換してくれるみたいなこともやれるので、確かにおっしゃっている通りキーボードが必ずしも必要ではないっていうのもありますよね。
最近はもうApple Pencilを使って何かしていることの方が、家でも打ち合わせ時でも多いので、Apple Pencilを一旦手から離して机の上とかに置いて、キーボードを入力するっていう作業があんまり自分の中ではスマートじゃないなと思ってしまって、
それだったらもうApple Pencilを使ったまま、そのまま手書きで文字も全部書いちゃっての方が自然かなっていう。
それは確かにありますね。昨年から出たタイプのiPadだとApple Pencil 2になってデバイスに載せれるので、比較的シームレスにキーボードと鉛筆を使うというふうなやり取りがすごくしやすくなってきたものの、とは言ってもおっしゃっている通り
例えばですけど折り曲げなければいけないとか、いかちょっと倒して書きやすい体制にしなければいけないとかっていうふうなことをやるのは確かに非効率と思うんです。言っていることはすごいわかりますね。
普段キーボードを接続してiPadに接続して使われている時って、純正のスマートキーボードフォリオだと角度がついた状態になってしまいますよね。iPadの画面が。
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そうですね。その状態でApple Pencilで書き込んだりもするっていうことですか?
あんまりしないですけど、すぐに倒すことができるっていうのが純正の良いところかもしれませんね。これに関しては。すごく薄いので、この純正のフォリオ系のキーボードっていうのは。
なのですぐにちょっと倒したらすぐに書ける体制になるので、そういった意味では切り替えはちょっとマシかなっていうふうなイメージはありますけどね。
突き外しとかその接続とかも、やっぱり純正のものは2018年のiPad Pro用のやつだと背面に接続端子があるので、そこに磁石でぺたっとくっつくともうそれで接続されてすぐにキーボード入力ができるっていう状態。
それよりも前の、もう一段階前のiPad Proでも側面に端子があるので、そこに磁石でカチャッとくっつけてしまえばすぐキーボードが使える状態っていう、あれはやっぱりすごいですよね。
そうですね。もう本当にそれだけでAppleの純正を使っていると言っても過言ではないですね。
キーボードの質って言ってしまうと、ちょっとなんかペコペコしてて打ちにくいとかってあるので、正直長文の文章を書きたいとかっていうふうな人にはあまり向いてないかなとかと思うんですけど、利便性とか、あとはまあなんだかんで言ってこれが一番薄いみたいなところもあるので、そういった意味でちょっと選んでるっていうところがあるかもしれないですね。
私もあのキーボードが出て、買って持ってたりはするんですけど、そのファブリックの反動だけでキーを押してその返ってくる感触というか、あの独特の押した感じっていうのがすごい気持ちいいというか、なんか不思議だなって思いながらいつも押していて。
確かに。
ボタンじゃないんですよね。
そう、あれはすごい好みが分かれると思いますし、まあもしかするとこれ慣れの問題という可能性もあるとは思うんですけど、ただそのパソコンのすごくメカニックなキーボードって言っていいでしょうかね。こういったキーボードに慣れしかしんでいる人にとってはちょっと違和感を感じるんじゃないかなっていうふうな感じがしますね。
たぶんうちの夫が全くその機械的なものが好きで、キーボードとかもMac使ってるんですけど、リアルフォースとかボタンがね、あのちょっとなんかよくわかんない、私はよくわかってないんだけどすごいお高いキーボードをカタカタ言わしながらこう使ってたりとかするんですけど、
そういう人からすると、やっぱりあのApple純正のスマートキーボードっていうのはちょっとキーボードではないみたいな。
そうですね、なんかなんとなく頼りないみたいなのはありますね。
私はもう仕組み的にそのね、生地の反動だけでこう返ってくるみたいなその仕組みにすごく感動していて、ああこういうものも作れるんだっていうのは。
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そうですよね。だからそこの利面性とか作りが面白いかなっていうところも含めて使えてるっていうのはありますけど、やっぱりこう今日も最初の方に言ってましたけど、その鉛筆とキーボードの切り替えっていうのはちょっと難しいというかね、あまりスムーズじゃないシンブレスじゃないっていうのはまさに言ってる通りだと思うので、まあそこらへんのどう利害つけるかっていうのは本当に悩みますね、いつも。
じゃあ普段そのヤスヒサさんがよく使われているiPadのアプリとかって何かあったりしますか?
えっと今いくつかあってですね、例えばその仕事で使っているというふうな意味では、あの例えばそのアイディアをまとめたりとかそういったものはグッドノーツを使ってます今は。
他にも使われているアプリってあります?
他はですね、えっと例えばあのちょっとスケッチノートみたいなものとかワイヤーフレームを描くとかになってくると別のアプリを使っていって、それはLinearっていうアプリでこのLinearはあのお絵かきアプリと、お絵かきアプリはアクビリなんですけど、あのレイヤーが5レイヤーと制限されたりとか、あとペンの太さもそんなにバラエティが飛んでいなかったりもしてて、
あの制限がすごいあるんですけど、逆にその制限の中でやれることをやるっていうふうな作りになってるんですね。で、そこがちょっと個人的に気に入っていて使っているっていうのがありますね。
制限があるからいいっていうことですかね?
そうですね。例えばそのProcreate、もうお絵かきアプリとしては使っているんですけど、あれだともう無限にブラシもあるし、無限に太さも変えられたりとかして、で、しかもあのやれることがあまりにも多いので、なんか描くという、いいものを描くっていうところにすごく意識が行っちゃいやすいんですね、私のY。
なんかいろいろできるからちゃんといろいろ、ちゃんとやろうっていうふうなモードになっちゃって、あのスピード落としてしまうというか、そういった意味ではそのLinearはちょうどいいかなというのはありますね。
来ろうと思ったら来れるんだけど、Procreateみたいにやりきれないっていうところの、まあこの辺の本当に好みの問題なのかもしれませんけど、よくそのソーシャルメディアとかブログとかでも公開しているような絵は、比較的このLinearで描いているケースが多いですね。
普段、そのデザインのお仕事で、アイディア的なものはGoodNotes5に、で、そのイラストというか、まあお絵かき要素がちょっと強いようなアイディアスケッチとか、そのブログとかに使うようなイラストを描く場合はLinearを使っているっていう。
そうですね。で、もうちょっとその、なんだろう、お絵かきしたいなと思ったらProcreateとかにはいっちゃいますけど、まあ主にそのあたりですね。あとは文章を書くときはBearを使ってますね。
Bearもすごく人気のライターアプリって言うんですかね。シンプルでとても書いてて、きれいな見た目というか、すっきりしていて書きやすいアプリですよね。
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そうですね。あのマークダウンを使っている方にはすごくおすすめのアプリだと思ってて、よくマークダウンアプリっていうのは、あのなんて言うんですか、記号がいっぱいあるじゃないですか。
マークダウン記号と言われている。で、あれを、あれがそのまま出ちゃうんですよね。ほとんどのマークダウンエディターっていうのは。
そこが綺麗に成形されているというこの事実だけでもBearはすごく綺麗に作られているなと思いますし、あとはそのコピペ、URLをコピーしてBearにペーストすると、例えばですけども自動的にマークダウン方式でURLが測られてたりとか、
あとはそれをコピーしてHTMLにコピーとか、マークダウンでは改めてコピーとか、いろんなコピーの仕方も用意されているので、
デスクトップ、そしてiOS両方ともで使っている文章書きアプリと言ったらこれになりますね。
私もブログを書いたりするときにマークダウン記号で書くので、マークダウンが使えるアプリっていうのは一応たくさんいろいろ試してきて中で、現在はUlyssesっていうアプリになってしまって、
なぜかというと、ワードプレスのブログに直接投稿ができるからっていう理由なんですよ。
重要な理由ではありますけどね。そこでわざわざログインしていろいろやるの面倒だと思うんだよ。
求めているのが、iPadでもiPhoneでもMacでも編集加工がすべてできる。シームレスにできて、
ブログにアップロードまで直接できてしまうっていうのが求めている、私の求めているライターアプリで、それを満たしているのが今のところUlyssesだけかなっていう感じにはなっているんです。
確かに機能はかなり充実しているアプリとしてもすごく定評がありましてね、これに関しては。
ただね、私はこれを使っていない唯一の理由がありましてですね、すごく使いたいんですけど。で、その理由がアイコンが好きじゃないですよ。
わかります。それはすごくわかります。
めちゃくちゃどうでもいいと思うんですけど。
いや、その気持ちすっごくわかるんですよ。どんなにすごい良いアプリでも、アイコンとかのアプリのUIが気に食わないとどうしても使えないっていう気持ちはすごくわかります。
けど、それを超える利便性がこのアプリにあるっていうのをわかります。
じゃあ普段ブログとかはベアーで書かれて、それを一旦書き出しとかですか?ベアーから直接できました?
えっと今ベアーから直接はできるようになっていて、えっと確かMediumとWordpressかな?確か。
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まあとはいってもちょっとあのメタデータとかちょっと自分のブログ独自のメタデータとか入れてるので、結局は僕の場合はそのコピーペーストでやってますけど。
機能的にはできるっちゃできるみたいですね。
Wordpressなんかも投稿できるアプリ自体はたくさんあって、IAWriterとかも実際投稿はできるんですけど、
Wordpress.comにログインしてというかアカウントを入れて、そこから指定のブログに投稿なんで、カテゴリーとかリード文とかあの辺スラッグとかが自分で好きに決めれないんですけど、
Ulyssesはまあそれができる投稿画面みたいなのが最終出て、そこに入力すれば上がるっていうのがまあ今のところそれしかないなって思っている理由ですね、私の場合。
そうですね、そこまでの機能じゃないですね、ベアーのは。できたとしても。
ベアーのそのとっても綺麗な見た目というか、あれはすごく好きで、その先ほどおっしゃられてたマークダウンで書くとシャープシャープとかシャープシャープシャープとかっていっぱいこうついちゃうのが綺麗に見えるっていう。
UlyssesとかIAWriterもプレビューで見ればちゃんと出るんですけど、まあ書いてる画面上ではどうしてもあのカッコがついたりシャープがついたりしてしまうので。
ね、そこなんですよ。まあそれも本当にアイコンと同じくらいどうでもいいかもしれませんけど、まあよくはできてますね、あの軽量のアプリの割には。
普段そのお仕事でアイディアとかそういうラフスケッチみたいなのをiPadでされた後にそのフィニッシュというかお客さんに納品する、渡す形にするときはあれですか、iPad以外でっていうことですか?
これはケースバイケースで、お客さんとの仕事関係の距離管理と、その成果物を通して何をしたいかによって変わるっていうのはありますね。
iPadだけで完結してしまうものも中にはありますか?
その通りですね。はい、だからあの例えばですけど、グッドノースで書いたあの図をもうそのまま共有しておしまいっていう風なケースもありますし、
あとはそれを使ってもうちょっと上の人にちゃんとプレゼンテーションしなきゃいけないからちゃんと作ってっていう風なのもあるので、そういったものに関してはイラストレーターを使ったりもしてますね、場合によりますけど。
ちゃんと成書して作るっていう場合もあります。例えばイラストレーターでそのデータを作る場合とすれば、ベクター系のスケッチアプリなんかを使うと、そのままイラストレーターに送れたりするものとかもあるんですけど、そういったものは使われたりはあんまりしないですか?
例えばそのアドビの出しているドローとかはいい例ですよね。あのイラストレーターという意味では、あのベクターでちゃんと書いてもくれますし、いいと思うんですけど、そうすると書き心地を犠牲にしてしまったりもしますし、あとはその自分が求めているパスになっていないっていうケースもあったりもして、結局加工しなきゃいけないんですよね。
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イラストレーターに書き出した後でも、その時に求めている形でベクターのパスが作られていないっていうだけで、そこを調整するっていうところの作業が発生しちゃうので、まずそのiPadでスピードっていうところを自分の中では重視しているからこそ、おそらくあまりそのベクターの方にあまり寄らずに手書きで書きやすいものがどれかっていうところで優先しているというのはあるかもしれないですね。
確かにアドビドローって、アドビが公式で出している、一番今のところイラストレーターに近い、親和性の高いアプリかなっていう感じなんですけど、あのアプリはパスの編集というか、イラストレーター、デスクトップ版のイラストレーターに送った後はパスの編集もちろんできるんですけど、iPad上ではあくまでお絵かきというか塗り絵をしているような状態で、
パスの編集みたいなのは全然できないんですよね。
うん、まあ本当にこれは好みの問題かもしれませんけど、ちょっとね、僕の場合そのイラストっていうよりかは図を描くっていうケースのが多いので、そういう時にはどうしてもその、例えば線の太さは後で変えたいとかも当然あると思いますし、
大きさを変えて、それを別のシェイプと繋げたりとかっていうところもできた方がいいと思うので、ただまあそういったことあんまり、なんだろうな、アイデアを練っている時にそこまで考えないので、できればそういったところを考えないでもいろいろアイデアを書き出したりとかまとめたりできるアプリの方がいいなっていうのはありますね。
ヤスヒさんが求めているものっていうのは、そのスピーディーに人にも見せれる程度のものが作れればオッケーみたいな、そういう感じですか?
そうですね、だからここで何か完璧な成果物を作ろうとか、あとは視覚的にこう美しいものを作ろうというツールとしてはまだ使ってないかもしれないですね。
自分のお絵かきのツールとしては、そういったところのクオリティみたいなところは多少は大切にするものの、今求められているところがそこを高めることでお金をいただいているっていうふうなわけでもなかったりもするので、そこで優先順位がちょっと変わっているっていうのもあるかもしれないですね。
私の場合は、今年2019年iPadだけを持って旅行に行っても仕事ができる状態に持っていきたいっていう目標があってですね、時間がかかってもいいからiPadでできるとこまでやってみようというチャレンジというか、結構無謀な挑戦を今やってまして、
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家の中でパソコン目の前にしても、キーボードとトラックパッドを避けて、iPadを置いて、iPadで制作物、デザイン系の仕事もやってるっていうのが現状なんです。
それって、例えばそのiPadで映し出されている画面を大きめなスクリーンに映して、それで作業とかっていうことはされるんですか?
できるんですけど、あえてそれはしていなくて、私が持っている2018年版のiPad Pro 11インチのモニター上でだけ、ディスプレイ上でだけ作業をしています。
いやーすごい。けど僕も似たようなことはちょっと今回、今年はしたいなと思っています。まず一つの理由としては、iPad OSが出ると。
しかもそこで歌っている機能とか使い心地っていうのはすごく期待値が持てる。特にそのファイルシステムがあると、これ時点で仕事の仕方は随分変わると思うので、
そういった意味では僕も似たように、もしかするとそのフルiPadで仕事をするっていうのをちょっと挑戦するかもしれないですね。
秋に出るやっぱりiPad OSによって、結構こうiPadの使い方がまたもう一段階変わってくるんじゃないかなっていうのは感じていて、
そのためにも半年ぐらいかけて練習しておこうかなっていう気持ちもありますね。
先起こされますね、確実。まあけど本当にいけるような気がするんですよね。ちょっとそのiPad用のデザインツールとしてはどうかという風な見方もあるんですけど、
とはいってもそのアフィニティデザイナーみたいなかなり高機能なデザインツールもiPad上で使えるという風なところもすごくいいと思いますし、
あとはそのドロップボックスだろうがGoogleドライブだろうが、もしくはそのiPadのハードディスクに入っているものだろうが、そこのファイルにアクセスしてそれを保存するなり共有するなりということができるようになってきて、
随分そのファイルの使い勝手がMacと全然変わらなくなってくるはずなので、そういった意味ではそのデザインファイルを共有したりとかデザインファイルで作業するというのがすごくしやすくはなるんじゃないかなという期待はありますね。
見た目が今のMacのファインダーと同じようになるっていうのもやっぱり一番楽しみなところで、
今、例えばPSDのファイルとかイラストレーターのAIファイルとかをiPadで開けるアフィニティフォトやアフィニティデザイナーを使えば普通に開けるので、
ファイル、アップル標準のファイルズのアプリの中から選んだりするんですけど、拡張紙が見えないので、どれがPSDファイルなのかとか、どれがAIファイルでどれがそのPNGで書き出したやつなのかっていう区別が今つかない状態でファイル名にわざとこれは何のファイルとかってつけたりとかしてたんですけど、
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そういうものもiPadOSがくればファインダーの見え方と同じでファイルの詳細みたいなのもちゃんと出るはずなので、そのあたりはすごく今から楽しみにしてるところです。
他にもSDカードとか外部ディスクをつなげて、そこのデータをアクセスするとか、もともとできてくれよとかって思うんですけど、とはいってもそういったものも次からできるようになるので、本当に仕事の仕方はずいぶんMacを使ってるのとあんまり変わらなくなってくるんじゃないかなっていうのはありますね。
2018年モデルのiPad Proなら端子もUSB-Cに変わったので、すごくアダプターというかアクセサリー類も普通に売ってるもので使える。
以前までのモデルだとライトニング端子だったので、Appleが基本売ってるのぐらいしかなくて、あとは中国とかで作った、大丈夫かなこれはぐらいのアクセサリー類しかなかったんですけど、今はもうUSB-Cが使えるのでだいぶさせるもの、種類とかも増えましたね。
だからそこでずいぶんやれることも変わってくると思うし、もしかすると近々出るiPhoneももしかするとUSB-Cになるかもしれないみたいな噂もあったりもするので、そうなってくるとiPhoneの中にあるデータにアクセスしやすくなるっていうふうな、そんな夢ももしかするとあるかもしれないので、今後の展開はすごい楽しみですね。
私もiPadがますます使いやすく、今まだ人にiPadを勧めても、できないんでしょうとかってよく言われることがあって、確かに一つのアプリケーションだけではできないことでも、
2つ以上のアプリケーションを組み合わせて使えば解決できるよみたいなのを日々実験しながらやってるっていう感じですね。
それはあるかもしれないですね。例えばですけど、私のおすすめアプリって言いたいんでしょうかね。これいつも使ってるっていうよりか、ユーティリティなのでちょっとさっき言わなかったやつなんですけど、
オープナーっていうアプリがあるんですね。これはどのアプリで開くのかっていうのを指定できるアプリケーションなんですよ。
例えばそのChromeで本当は開きたいんだけど、リンクが全部Safariで開いちゃって困るんだよねみたいなところってあると思うんですね。で、そういったのを選べるようになるというふうな、まあ本当にユーティリティのアプリなんだけど、
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さっきおっしゃったみたいに、iPadってその連携で物を言うところがあって、その組み合わせがうまくつなげるにはこうしたオープナーみたいなアプリがあると非常にやりやすくなるっていうのはありますね。
オープナーだとその共有メニューから呼び出して、さらにどれで開くかアプリケーションを選択するっていう感じですか?
そうです。まさにそういう感じです。
この共有メニューからいろんなアプリケーションが呼び出せるっていうのも、あるiOSぐらいから追加された機能ですけど、あれによってかなりその連携っていうのがしやすくなったなとはすごく感じていて、
例えばそのgoodnotes5で書いたデータっていうのもいろんなところに持って行ったり、逆にいろんなところからgoodnotesに持っていくっていう作業がすごくやりやすくなったなっていうのは感じていて、
今最大の課題はですね、私の場合、いろんなところ、Appleの標準メモアプリとgoodnotes5と、あとnotabilityっていうノートアプリと、お絵かき系に近いコンセプトっていうアプリを主によく使って、そのアイディアだったりメモだったり、ラフステッチみたいなものを作ってたりするんですけど、
どこに何を置いているかっていうのが、たまにわからなくなっちゃう時があって、それをどうやって集約というか、一箇所にまとめるのもちょっと難しいかなっていう、そのアプリごとに特徴があるので、それによって使い分けてる感じで、そういうものって安井さんあんま感じられたことってないです?
そこはすごく私も感じている部分ではありますね。ノートアプリもなかなか乗り換えられないのもそこが理由ですし、あとお絵かきアプリもProcreate、Linear、あとはPaperと、少なくとも3つはなんとなくごちゃごちゃに使っているっていう風な感じなので、本当にどこに何があるのかわからなくなるっていうところはちょっとあるんですよね。
で、例えばそのiOSとかに入っているそのスポットライトの検索、まあちょっと名前はわかんないですけど、検索機能とか使うと、例えばそのベアーでこういうキーワードがあったよとか、ドラフトでこういう風なキーワードがあったよっていう風にアプリケーションごとにキーワード検索結果を出してくれるので、まあこれはちょっと一つ解決の糸口になるんじゃないかなと思うんですけど、まあとはいっても絵はどうしようもないので、ちょっと難しい問題ですね、ここに関しては。ちょっといい答えはないです。
グッドノートなんかも、このノートの中にあるみたいなことであれば、ノート内の手書き文字検索とかで検索して、あ、こことこことここにこれ書いてあるっていうのは見つけられるんですけど、もともとそのアプリ自体違うところで書いている。
例えば、アップル標準のメモで書いてたのか、それともグッドノート5で書いてたのか、それともノートアビリティで書いていたのかっていうのがわかんなくなっちゃったときに、そうやってスポットライトとかで検索できたらいいのになーっていうのはすごく思ってますね。
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ね。まあちょっとテキストに関してはちょっとできてるので、もうちょっと精度上がってきてほしいなーっていうのはありますけど。
手書きの文字とか、よく言えばAMを検索してもらいたいかなーって。
まったくそうですよ。いい方向性には向かっているなーっていうのはありますね。いろんな意味で。
ということで、だいたい30分ぐらいお話をさせていただいたので、このあたりでまとめに入ろうかなっていう感じです。
はい。
iPadOSっていうのがこの秋に登場するっていうので、iOS13っていうのが秋に登場する。
で、今までiPhoneとiPadっていうのは同じOSで動いていたものが完全に独立して、iPhoneはiPhone、iPadはiPadって分けられたことによって、
今まで制約がかかっていたものが多少外れて、いろんなことができそうなのかなーっていう感じはすごくしていて。
春のWWDCで一番エキサイティングだったのはまさにもうそこだけでしたね。私からすれば。他にもいっぱいいろんな発表があったと思うんですけど、もう記憶に残ってて一番エキサイティングしてるのはもう本当にこのiPadOSが出ると。
ここだけですね。すごく期待はしてます。
私も全く同じで、一応普段WWDCとかは一通り見たりとか、次の日にまとめてあるやつとかをチェックしたりとかするんですけど、ここ最近あんまり自分的にパッとしなくて、ああふーんぐらいだったんですけど、iPadOSが出るっていうところに関しては私もすごく一人で盛り上がって見てましたね。
アップルペンシルの登場によってようやく仕事に使えるなっていう風なイメージが出てきて、例えばアーリアダプターと言ったらいいのかわかんないですけど、我々みたいなままいろいろ模索をし始めてきてるっていう感じがするんですけど、iPadOSが出ることによっていよいよかなという風な期待は本当にあります。
こういう職業的にものを作ってるような人、クリエイターさんとかには特におすすめだし、そうじゃない人にも非常にマルチに使えるデバイスとして、やっぱりアップルペンシルがあり、スマートキーボード、キーボードが接続できて、
この大きめのディスプレイというか、人に見せることもギリギリできるぐらいのちょうどいい大きさ感みたいな、そういったものでもトータルで見てもすごくiPadっていうのはおすすめできるデバイスかなっていうのは感じてます。
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あと数年ぐらいすれば、多分Mac買おうかな、iPad買おうかな、みたいなところで迷うタイミングには来ると思うので、そういった意味ではタッチデバイスとかそのペンシルとかを使ったワークフローとか、あとはiOS、iPadOSと言った方がいいんでしょうけど、そこでどういう風に仕事ができるのかっていうところを模索しておくのは損はないんじゃないかなっていう風な気がしてます。
そういったお話を今後もいろいろと聞かせていただければ嬉しいかなっていう感じです。
そうですね。今後の情報発信とかも私も期待してますので。
ということで、本日のゲストは長谷川康久さんでした。ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。