1. ごりゅごcast
  2. 30分という時間は十分長いとい..
2019-11-08 28:41

30分という時間は十分長いということが重要なんです【佐々木正悟さんにインタビュー】

spotify apple_podcasts

50冊以上の本をちゃんと全部締め切り守って書いている作家佐々木正悟さんに「たすくま」という言葉を使わずに時間管理のコツを聞いてきました。

全3回予定

今回の話題についての詳しい内容や補足リンクはこちらから確認できます。

感想や質問、リクエストなどはTwitterのハッシュタグ #ごりゅごcast にお送りください。Anchorからのボイスメッセージも受け付けています。

収録機材や収録方法、各配信の概要などはScrapboxにて詳細を公開しています。

ごりゅごcast on Scrapbox

00:00
こんにちは、goryugo & haruna1221です。今日は、ビジネス書作家の佐々木昌吾さんをお招きして、50冊以上の本を全部締め切りを守ったということについての秘訣を聞いてみたいと思います。
佐々木さん、今までに何度か出ていただいているので、ご存知の方多いと思うのですが、簡単に自己紹介をお願いします。
佐々木昌吾です。今、紹介に預かったようにビジネス書作家でやっています。
全部締め切りに間に合ったかというと、後ろの方の本は締め切りをはっきり示されていなかった本もあるので、締め切りをはっきり示された限りは、締め切りに守って書いてきたと思っています。よろしくお願いします。
30冊ぐらいで、大体の編集の人が、佐々木さんに言っておけば、締め切りとか決めなくても、ちゃんと早く届くなって思ってもらえたからじゃないかと思うんですけど。
ただ、みんな同じ編集さんだったわけではないので、むしろ違う人に当たることの方が多いので、そこらへんはちょっと出してるからもう出せるんだろうなぐらいには思ってもらったんですかね。
いっぱい出してるから、数が信頼につながって、基本的に大丈夫だと思われている。
その時間に関してはね。だって原稿上がってこないんだったら、本出てないはずなので、そういう感じですと思いますね。
前から伺ってて思うんですけど、一般的に50冊以上の本を出して、100%ですよね、早く原稿を出せみたいな、締め切り過ぎているぞっていうのは一回も言われてないんですよね。
締め切りを過ぎているのに原稿が出せなかったみたいなことについて何か言われたことはないですね。
なんか違う言われ方をしたことは?
時期的なというか、時間的に遅れてるとかそういうことを言われたことはないと思う。
なんか言われたことって他に何かあったってこと?
内容的に差し戻すみたいな話は、差し戻すというか、こういうんじゃないのを書いてくれって言われることはありましたね、それは。
まあまあそれはある意味どっちの責任とかっていうものでもない、コミュニケーション不足とかそういうのとかいろいろあると思うので、そこは問題ないなって思うんです。
そもそもその50冊をちゃんとできる、いわゆる時間管理術、仕事術みたいな言い方をしていいと思うんですけど、
それってなんか一言で、これが一番大事だみたいなのってありますか?
一言だと、一番締め切りが遠いタイミング、つまりその仕事に手がけたのが最初だという時には、その仕事を仕事の中では一番最初にやるっていうのが一つのやり方、秘訣といえばそういうことになると思う。
一番古くから続いている仕事を一番最初に手を付ける?
03:03
いや、逆。一番新しいやつが一番最初に手を付ける。
例えば3冊の本を書いていて、1ヶ月おきに書き始めたと仮定します。その場合は一番最後に書き始めたやつを一番最初に書く?
そうです。はい、その通り。
それ、順番で言えば、それが終わったら2番目に始めたやつで、一番古くから続いているのは一番昔から続いているやつが一番最後?
まあ、原則をどこまで思えばそうだけど、とりあえず一番最後にもらった仕事を一番最初にやれば、あとはどうでもいいかなとは。
どうでもいいというのは簡単にこなせるからっていうようなニュアンスですか?
締め切りには間に合うであろうからっていうニュアンス。
一番新しいものは日常生活に組み込める場所が少ないから、最初にその場所を確保する?
いや、一番最初に一番最後にもらった仕事は、一番不安が大きい、不安要素が大きい気がする。
だから、間に合わないんじゃないかという気持ちがおそらく一番大きいので、まずそこから手がけ。
それはその、やっぱり今まで何冊か書いてきて、そういう結論に届いたみたいな?
まあ、そうですけど、というか、自分は仕事の優先順位っていうのはつけない。
優先順位はつけない?
つけない、つけないです。で、行動の優先順位も一切つけない。
ただ、だいたいにおいて行動ってのは、全部順番が決まってると思ってるんですよ。
言われた順とかやんなきゃいけないのが常にだいたい切迫しているので、切迫している順番にやっていくんです。
今日もここに来る時、どっかトイレに寄ったんだけど、どうしても我慢ができなくなりそうになったタイミングで行くじゃないですか。
トイレが大事とかじゃないんです。そのタイミングで行くしかないから、無理やりそこで行く。
この無理やりがなくなったら、一番締め切りに不安を覚える順番から手をつけるって感じ。
まずやるべきことは、安全に仕事ができる環境を整えるために、例えばトイレだったりなんだったりというものが済んでいる。
っていうか、まず絶対にやらなければいけないことが先にやってきてしまうので、それはもうやらなきゃならないから、そこからやっていく。
それが終わった時には、一番不安があるものを最初に手がけろっていう言い方でいいんですか?
どっちかというと、一番締め切りに間に合うという確信が得られないものから手がけます。
不安という曖昧な言い方ではなくて、もうちょっと一番間に合わないと思っているものを最初に手をつける。
そうですね。なお厳密に言うなら、間に合うか間に合わないかがよくわからないものからやっていく。
それはいわゆる用語としては、重要度という言い方でも含められそうな感じはするんですけど、ちょっと違うんですか?
06:06
それは重要度かな。僕は自分の主観的に締め切りに間に合うかどうかが曖昧な順なので、曖昧な順に重要なわけではなくて、
締め切りに間に合う確信が途中から強くなってきたら、そいつはもう少し後ろに回しますけれども、それはつまり重要か重要じゃないかって話ではないと。
僕の印象なんですけど、今の言い方だと重要度は常に変化するっていう前提なんですけど、一言で無理矢理言ってしまうなら一番重要。
重要の基準というのが締め切りに間に合いそうと思っているかどうか。
僕は仕事が重要かどうかは正直考えてないんですよ。僕が考えているのはあくまでも締め切りに間に合う確信が低いところから手がけて。
やっぱり重要という言い方とはちょっと違う。
重要では全く僕の中ではない。価値観の問題ではないですね。これはただ時間に間に合うか間に合わないかで、間に合うという確信が少ない方からやってるだけ。
じゃあ例えばなんですけど、3冊の本を同時に手がけたとして、1日3冊必ず手をつけるようにしていますか?
1日3冊必ず書底の文字数は書くようにしています。これは例外はないと思ってます。
単純に優先、早くやる順番が一番間に合わなさそうなものを先頭に持ってくるっていうのはあると思うんですけど、
順番にやっていくとして、1個目のやつを1000文字、2個目のやつを1000文字、3個目のやつを1000文字っていうのが例えば仮目標だとして、
もう前から順番に1000文字終わるまでひたすらやっていくみたいなイメージですか?
基本はそうです。
で、例えばその最初の1000文字を書くのに、いつもなら1時間ぐらいで終わる予定だったのに、2時間では終わらなかったみたいな場合っていうのはどういうふうにやってますか?
構わずに終わるまでやります。
1個目の本を仮に3時間かかったとしても3時間やる?
実際にはそういうことはなかったけれどもそうします。
2個目の本を1時間で終わった。3個目の本がまた2時間では終わらなかった。
そうすると今日の仕事は終わんねえんじゃないのかみたいなことにはなんないんですか?
実際にはそうはならないんだけれども、そうなっても構わないとは思ってます。
その場合は終わるまでやるが、佐々木さんの原則的な。
そう、所定の文字数というか自分としてはここまでは書きたいというところまでは書き切るまではやめます。
やめさせられるという何か外的なのが入ってきたときはやめますが、基本自分との中ではやめない。
それを踏まえた上でだいたい1日の仕事時間というのはそういう誤差があってもだいたい同じぐらいで収まっている感じですか?
09:08
そう、平均に修練していくのはまず。数を増やせば増やすほど平均値にだんだん近づいていく。それも確かに。
数を増やすというのは?
繰り返しの試行回数が多ければ多いほど、実際には平均の所要時間に近い。
なので、例えばさっき僕が言った3時間かかってしまうようなことというのは、
仮定の上ではあるかもしれないけど、現実的にはそんなことはまず起こっていない。
記憶している限りでは3時間というのは50冊本を書いた中でも1回もないと思う。
記憶の範囲でなんですけど最長ってどのぐらいでしたか?その1で何倍ぐらいかかったとかって感覚にありますか?
倍率は分からないけれども最長で50何分っていうのは何回かあります。
ワンセットがだいたい1時間を超えることは?
超えたことはないと思う。
そこはもう文字数の設定に限らず?
文字数は設定してあります。1700から2400というのが1回の目標で、
それは1時間を超えることは?
ない。
じゃあちょっと話が広がるかもしれないんですが、
佐々木さんに本の依頼がバンバン舞い込んできました。
今までは3冊だったんだけど、7冊か8冊ぐらい同時に書いてくれと言われました。
そういう場合っていうのはどうしますか?
どうするというのは?
受けますか?
受けます。
受ける基準、どこかでやめる。例えば200冊になったら絶対無理ですよね?
無理です。
100冊も無理ですよね?
無理です。
10冊ぐらいなら物理的には可能かもしれないですよね?
引き受けるというだけなら何冊でも引き受けます。
あとは締め切りをどうするか、いつまでに書けるかという言い方を変えるだけで?
そうですね。ただ3冊を超えたあたりから、いつになるかは分かりませんって言い方になると。
そこはキャッパーがやっぱ体感的に、やっぱり1日3冊というものが自分の中で、
上限という言い方はあれなんですけど、安定してできる数字だった。
実際には3冊は安定してはできない数字です。限界を超えている感じがあります。
2冊ならできる。
そこってなんかちょっと話がずれるかもしれないんですけど、
僕の場合2個がもう無理だと思って、1個のことをやろうとすると、
だいたい頭の中が常にそれのことを考えているというので満たされていて、
2個同時に上手く進めるみたいなことが全然できなくなる感覚があるんですけど、
そういうのってなんか切り替えるみたいな感覚はありますか?
切り替える感覚はないですけど、1個目が終わった後で、その日にそれについて考えることはもう全くない。
全くないというのは意識に上ってこない?
意識に上らせないようにします。
12:01
可能な限りそれを思い出さずに1個目が終わったら、もうそのことについては考えない?
考えないですね。
そこはなんかその、例えば1個目が終わったら時間を置くとか休憩を入れるみたいなコツっていうのは?
1個目が終わったらすぐ休みますね。20分から30分は休みです。何もしないかな。
何かするにしても休みです。
その仕事に分類されることは全然やっていない?
仕事に分類するようなことはしないです。
その休憩中というのもやっぱり思い出さないとか、これちょっとこうすればよかったとか、もうちょっとここを直したいみたいなのは?
ないです。全くないです。その時間にそれが上がってくることは絶対ないと思う。
それはあれなんですか?性格的なものだと思われますか?
性格的なものもあるし、そうしないようにも気をつけるっていうのもあります。
そうしないように気をつけるというのはやっぱり重要だったから?
そうするのが重要だから。
思い出すべきではないと自分の中で感じるかですかね?
っていうのはやっぱこう、よくある日本語でいうと切り替えた方が効率が良いというかうまくいくから。
いやもうそこで悩むぐらいなら書くときにもっと込めるべきだと思うから。
だからそのことを言ってしまえばそこを後から考えるのは時間の無駄だという。
時間というか。
エネルギーの無駄。
ちゃんともっとやるべきだと思うんですよね。もしそんな風にやるぐらいだ。
2000文字を例えば書き切ったというので終わりにするのではない?
終わりにきちっと書き切ったと感じるためにも後から思い出してああだこうだ思うというのは
なんかこう、ちゃんとやってないときに考えそうなことだから。そうはしないようにしたい。
じゃあ逆説的に初めて本を書いたばかりの頃はそういうことってそれなりにあったりしましたか?
いや初めて書いた時の方が一層なかった。初めて書いた時の方が真剣だった。
もうそこに全てを込めているから書いていない時間で後からなんか悩んだりみたいなことがなかった?
当時はそういう時には実際に原稿に向かってた気がします。
そう思ったらもう一度。
でもやっぱ例えば当時はそう思っていて向かっていたんですけど今はそう思わないようにしているっていうのもあるんですけどやっぱ向かわないようになったんですよね。
そうです。翌日やればいいだろう。
それはやっぱその日にやってしまうより翌日にやった方がいいと思えるようになったから。
そうですね。時間を置いた方がいいなと思うように。
時間を置いている間の時は考えてないんですよね?
考えてません。
意識に昇っていない?無意識で考えているという可能性はあるけど意識には昇っていない?
私は心理学でよく言うからあれなんですけど正直無意識で何かを考えているというのは当てにしてないつもりです。
15:07
なのでじゃあ本当に何も考えていなかった?
という気で言います。
翌日になって始めると始めた方が効率がいいっていう言い方でいいですかね?
その時に集中してやった方があらゆる意味でいいんじゃないかと思っています。
そういうふうに思うようになったのはやっぱ当時は思い直して向かったりしていたのが途中からそうしない方がいいと思うようになったっていうのは何かそのきっかけとか理由とかっていうのがあったんですか?
どちらかというと忙しくなってきたから次の仕事の時には次のことをやらなければならないし、
ずっと考えていることによって別に何かそれほどいいことが起こるわけじゃないなと。
なんかずっと考えるということができるかのように思うことで時間がたくさんあるように思っちゃうけど、
実際には書いてる時間っていうのは毎日僕の場合はだいたいせいぜい30分前後かけるせいぜい40日ってところなの。
それだったらこうなんか1日中さも考えてるように考えて時間が24時間使えるように思うのは詐欺臭いなと。
詐欺臭い?
自分に対して。
あ、そんなに時間なんて余ってないんだぞと。
そんなに使ってないんだぞと。
実際に本を書くことにもその使っている時間というものもそんなもんで済んでいる。
そんなもんでしかないのにそれ以上さも使っていることができるように思うのは嘘臭いなと。
それはだいぶなんか本質的でいいお話ですね。
そうですか。
やっぱ仕事が多くなってくれば来るほど全てのものにたっぷりの時間をかけて考えないといけないという意識では、
たくさんのことをこなせないっていう。
まあ当たり前っちゃ当たり前か。
えーとですね。
結構30分はたっぷりなんだよ。そこが大事だと思う。
あ、2時間3時間というものが一般的にたっぷりと言ったらやっぱ半日使える1日使えるがたっぷりだと思うんですけど、
それはたっぷりというかそんなに取れるわけがない。
ないですね。それは無理だと思う。
で30分取れるものがあったらたっぷり仕事ができる。
できると思う。できると思うし、それ以上かけてももうあんま変わらないんじゃないかな1日についてはっていう感じはある。
あ、その執筆時間仮に2倍にしたとしても2倍速で2倍の成果が出るとは思えない。
思えないですね。
感覚的にも記録に基づいてもやっぱそうですか。
そうですね。それはそうだと思います。
そうだと思う。
となると1日の中で佐々木さんの場合本を2冊書いているとして30分2セットが作家として一番大事な時間という言い方をしていいのかな。
18:00
コアになる時間。
そうではないです。あくまでもそれは最初に手がける時は多分1セット目は10時から10時半ぐらい。
2セット目は11時から11時半ぐらいにしますがそこがゴールデンタイムだとかコアタイムだというわけではなくてただそれは締め切りに間に合う確信が得られるまではとりあえずそこでつまりそこがそこでやれば
もしその時間にやり損ねたとしても後ろの時間で挽回が効くからであって別にそこが頭が働くからとかではないです。
体調みたいなものとか元気があるとかっていうのは信頼していない。
体調は悪くなる日もあるし元気がない日もあるけど書かない日はないのでそういう意味ではどんな日でも同じだと思うんですよね。
体調がいい日だけ書くわけじゃないからそういう意味では午後に書こうと夜に書こうとそれは全然構わないと思うんですが夜に書こうとして夜に何かが起こって書けなくなると面倒なほどになるので朝に書こうとして失敗したら昼に書く感じにスペアが効くタイミングっていうだけ。
予備の時間が余っている予備の時間を作っておくためには一番最初にやるのが一番いい。
一番最初の方が選択の余地が高い。
朝でも昼も後からやれる。
例えば実際に朝にやろうとして失敗して昼になったみたいなのは起こってますか。
起こりますねそれはやっぱり奥さんがどっか行こうって言ったらどっか行きますし奥さんが掃除してと言ったら掃除しますからそういう意味ではそういうことは起こります。
その場合はちなみにどのぐらいの頻度という感じですか体感で。
頻度としてはそういうことが起こるのは10日から14日に一度もうちょっとあるかな。
週に。
週に一回あるかないか。
もうちょっとある時はあります。だから季節にもよりますねそういうことね。
基本的にそういう時は午後に2回分になるんですかね。
例えば午前が潰れた場合は2冊だとすると。
そういう場合は午後に2セットになります。
というので午後に予備があればまあそれより午後すら失敗したということはない。
ないですねないと思うそういう。
ないというのはやっぱ書き始められるんですか。
書き始めるのは絶対できます自分がやることなんで。
自分がやることなんで。
自分がやることなんで。でここに例外を設けないっていうのがすごく大事。
熱が40度でも必ず書きますそんなことはなかったです。
もうその何が1日のうちにやろうと思った部分は必ずやる。
必ずやります。
それはやっぱ一般的にはすごい精神力という言い方がされそうなんですけどそう言われたりはしませんか。
あんまりにそういう言われ方は僕のなんか性格に合わないんじゃないですかね。
まあ合わないと僕も思います。
21:02
なんかそうだからすごく合わないニュアンスなんですけど
世の中の多くの人はそういうふうに思いそうだなすごく意思が強そうだ強い人なんだろうなみたいに思いそうだなと思って。
ここで意思の強さが出てくると他にやりたいことがあるっていうニュアンスがあります。
他にやりたいことがあるのに原稿を書くっていう意思じゃないです。
僕はなるべくそういう風になって現実に沿ってなってなくて
トイレに行きたくなった時に僕この例よく出すんですけど
みんなそうじゃないのかな。
トイレに行きたい時に違うことしたくならなくないですね。
つまりシチュエーションが何かを決めるんだと僕は信じて
自分の意思力とか関係ないと思うんですよ。
トイレに行くのは僕の意思力とかじゃないんです。
でも自然とそれしか選択の余地はない感じでするんです。
本を書くときもなるべくそういうふうに持っていくようにしてます。
そういうふうに持っていくようにしている。
そういうふうに持っていくようにしてます。
他にやりたいことがあるとかは
全く同じタイミングで全く同じことを並べてやりたいくなる。
例えば漫画が横にあって漫画を読んじゃうみたいな話なんだと思うんですけど
それはこう漫画と本の原稿が真横に並んでて
どっちでも選べるみたいな話に聞こえるんです。
実際はそうじゃないと思うんです。
実際はそうじゃないというのは選べない?
実際は並べてない。
どっちかを選んでる。
その漫画を読みたいと思ったから読んでいる。
そうです。そういうふうになっている。
そのことをよくよく考えると
同時に2つ並べてこっちに行ってしまうとかそういうのではなくて
例えば漫画を読んじゃう場合には
本の原稿を書こうとすると決まって漫画を読むみたいな
そういう流れを自分で作っちゃってるんだ。
多分その漫画は別に本の原稿なければ読みたくないんですよ。
わかります。その感覚はすごくわかる気がする。
だとすれば、まずそういうシチュエーションに持っていかないことだと思います。
そういうシチュエーション。漫画を読みたくならないようにすればいい。
漫画を読みたくなる流れにならない工夫をする。
工夫とかは絶対しないです。
じゃあその何をしたという感じなんですか?
何もしないんです。それが大事なんです。
なんかね、トイレに行くときに工夫とかしないですもん。
何もしないんですよ。
そのやろうとしていることをまっすぐやって
次にやりたいことがあるんだったらそれをただまっすぐやって
とにかくそのなるべく一直線にしていくような流れに常に持っていく。
何かと何かを比較するみたいな考え方は一切排除します。
今はこれをやりたいっていう風に思わないように。
今はこれをやりたいとしか思わない。
1個しかないようにする。
そう1個しかしないし、1個しかできないんだし結局。
24:03
だからもうそれを選んでしまったら
それ以外のことについて何か考えたり
そっちもできるのにと思ったりってことも自分は一切排除します。
だから意思の強さとかじゃないと思うんですけどね。
まあそうですね。
僕も意思の強さみたいな用語はあまり信用はしていないというか
いわゆるそういうことはできないタイプなのでそう思うんですが。
意思を使うのは何かをしないためなんだ。
だから考えないために意思力を。
そういう言い方をするならば。
さっきの原稿で言うこうすればよかったというのを考えないようにするのは意思力を使っている。
僕はそうしてるつもりですね。
だから何かやってるときになるべく
何々について考えないってことは意識的にやってます。
何々について考えないってめっちゃ項目多くて難しくないですか。
いやでも考えなければいいんです。
自分が今やってることについて以外のことを考えなければいい。
まあ確かに。
そうするとだいたいここでタスクシュートの話が出てくるんですけど
そう思えるようになったっていうのは
タスクシュートというものを長年実践していて編み出されたという言い方になるでしょうね。
やっぱりそこによってそう思うようになったんですかね。
そうですね。
結局あれをやってると現在何をやってるってことが明示されてしまうので
現在何をやってるということを明示されてるのに
わざわざそれを止めて違うことをやるには
もう1回何かをやり直すというセットをし直さなければ本当はいけないんですよ。
だいたいそこまではみんなしないと思うんです。
何でかっていうと今原稿書いてますと
そういうイメージにそういう表示になってる時に
漫画を読み直すんだったら
一旦原稿止めて漫画を読むに切り替えなければいい。
切り替えればいいんですよ。
別に何をしたって。
切り替えればいいっていうのは要するに
自分が漫画を読むっていうマインドセットになってれば
漫画を読んでたっていいんです。
人間さも同時にそれができるような感覚で
どっちかしかしないから
タスクシュートを裏切ることになるわけです。
それさえしなければ何したっていいんです。
じゃあやっぱりタスクシュートというものがあって
そういう今の1個のことしかやるな。
他のことは考えるなという言い方は言い過ぎですかね。
考えるなが一番
考えるなが一番あってますね。
現に僕は時間ってタスクシュートみたいに
あれはだから時間の間を空けないことが大事なんです。
何にもしてない時間ってない。
何にも本当に行為としてしてないときは
何かについて考えてることが多い。
今はあんましてないですけれど
タスクシュートに何々について考えているっていう表示をしてた時代があった。
その時に違うこと考えたらダメなんです。
そしたらまた表記し直さなきゃなんだ。
27:00
だから何かについて考えてるときは他のことについて考えてはいけない。
あれが多分僕の中では一番タスクシュートに
原理主義的に使うようになった。
考え事も何々について考えると思っているならば
そのことについてのみ考えろ。
そうですね。めんどくさすぎるからやらなくなっちゃいましたけど
タスクマーってiPhoneで使うタスクシュートアプリがあるんですけど
あれはですね
その時にその該当タスク中のメモを取れる。
だから本当のところ僕よく思ったのが
何々について考えてるから
この内容のメモを取るっていう風に考えた方が自然だと思ったんです。
散歩中に写真撮ると散歩中の風景の写真が残るように
考え事中のメモは考え事のスナップショットじゃないと本当じゃないなと思ったんで
だから考え事の時も本当は全部その内容に合わせた記録にしたいんだけど
無理だからそうはしてないけど
そういう風になるんじゃないかということで
タスクシュートという話が出てきて
佐々木さんに話を聞く流れが
本番になっていくという感じなんですかね
この辺の話を踏まえてから
タスクシュートは何なのか何が良かったのかっていう話をすると
聞いている方ももうちょっと理解しやすくなるのではないかと思います
続きは次回というやつなんですが
次回詳しくタスクシュートとはどういうものなのか
何が良かったのかどうしているのか
みたいなことを伺ってみたいと思います
佐々木さん今日はありがとうございました
ありがとうございました
28:41

コメント

スクロール