ニュースレター晴耕雨読から音声でお届けする声エッセイです。
http://kyoto.substack.com/
ニュースレターとしてお届けする本編エピソードと、1ヶ月で消えていく吟日記エピソード。
https://kyoto.substack.com?utm_medium=podcast">kyoto.substack.com
ニュースレター晴耕雨読の弟番組ポッドキャスト吟、LISTENからもお聞きいただけます
「晴耕雨読 - 吟 -」はSubstack ニュースレター「晴耕雨読」の兄弟ポッドキャスト。ニュースレターとしてメールでもお届けしている本編エピソードのアーカイブと、1ヶ月で消えていく吟日記を、LISTENからも聞いていただけるようにしました。感想は Substackから ニュースレターの購読もよろしくお願いします。🌾 晴耕雨読 - Tiny newsletters from Kyoto
すべての道はトーキョーに通ず🤔
10月末に行われる「燕三条工場の祭典2023」に行くために京都からの旅行の計画を立てているのですが、北陸新幹線を使っても特に便利にならないことがわかってがっかりしました。 このエピソードでは小中高を福井で過ごし京都の大学を経て東京に就職し、今は京都に住んでいるmorichinが、来春に金沢から敦賀に延伸される北陸新幹線について考えてみました。福井県への経済効果から見る経済合理性を考えた上で、更に計画されている敦賀から新大阪への延伸計画についてお話しています。(写真は延伸計画ルートでで有力な小浜市の朝市で6月に撮影しました) ざっくりいうと* 最近まで懐疑的だったが、東京から福井まで新幹線を通すことは数字を見ると経済効果と投資の合理性はありそう。やる意味があるということがわかりました。* でも、とにかく東京とつながって経済成長するんだ!という、東京優先・中心の考え方っていうのは嫌いです。* さらにこの先敦賀から大阪にまで北陸新幹線を通す計画は反対。昭和を引きずった感覚だと思うので目を覚まして止めてほしいものです。* 交通の便が悪い地域については、環境負荷が低いやり方でその土地にあった経済や文化を育てるやりかたに目を向けてほしいと思います。 リファレンス正式な開業日は?東京までの運賃いくら?…2024年福井県内開業の北陸新幹線、いろんな疑問を調べてみた | 社会 | 「ふく特」取材記事 | 福井新聞ONLINE 北陸新幹線敦賀開業による福井県内への経済波及効果 | 調査研究レポート | 日本政策投資銀行(DBJ) 福井県民経済計算 | 福井県ホームページ ご案内このSubstackニュースレターの兄弟にあたるポッドキャスト「吟」をLISTENというポッドキャストサービスで始めています。こちらは「声日記」というカテゴリで毎日とは行かないですけど頻度高くカジュアルな話題でお話しています。 いま、トラバを送ります - 吟日記 其の一 - LISTEN ポッドキャスターとiPhone15 Pro - 吟日記 其の二 - LISTEN カメラ沼は決断の連続 - 吟日記 其の三 - LISTEN このSubstackの購読者さん向けに配信することもできるのですが、お互い顔も知らないありがたい購読者の方のメールボックスにラフなエピソードを配信することをちょっと躊躇してプラットフォームを分けました。興味ある方はLISTENの方もフォローしたりたまに覗いていただければうれしいです。ちなみに「吟」の方では「弾いてみた」と称してイントロの曲は自分で弾いています🎸 (ギターとベース。ドラムはAIくんです) This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit kyoto.substack.com
#23-13 喉越しジェットコースター
こんにちは。夏休みを挟んで20日ぶりのニュースレターですね。今号はテキストとポッドキャスト、どちらでも楽しめるハイブリッド版でお届けしてみます。お好みの方法でどうぞ、最後までお付き合いください😌📌 今号のトピック* 今年のハイプサイクルはここ数年で最高の仕上がり?🎢* ワークスタイルの揺り戻しがやってきた!👔* 初めての三陸・陸前高田を訪れて 🏝️ 🎢 今年のハイプサイクルはここ数年で最高の仕上がり?2023年版のガートナーのハイプサイクルが発表されましたね。🔗 生成AIは「過度な期待のピーク」、Web3は幻滅期 23年版ハイプサイクル - Impress Watch Web3やNFTが幻滅期にあるというのはさもありなん、という感じです。対して生成AIは過度な期待のピークに置かれていて、これから幻滅期は来るの?という疑問もありますが、使っている人々が慣れて驚きが少なくなり、結局promptチューニングにも専門性がいるとか、根気強さがいるとかっていうことが広まるにつれて、期待とのギャップが弾けるときが来るのでしょうか。誤解してはいけないのは、ハイプサイクル上の幻滅期はどんなテクノロジーも社会実装されるまでに必ず通る道として描かれています。個々にプロットされた技術が失敗だったとか終わりだというわけではありません。 ちなみに、ガートナーのハイプサイクルには、USグローバル版と日本版という2つのエディションがあったのをご存知でしょうか?🔗 米ガートナー「先進テクノロジーのハイプサイクル2023年」を発表。GitOpsは黎明期、生成的AIとクラウドネイティブは過度な期待のピーク - Publickey US版のハイプサイクルでは「幻滅期」「啓発期」「生産性の安定期」に特定の技術名が記載されていません。これは、米ガートナーがピークを過ぎた技術には焦点を当てない方針であると考えられています。スタートアップカルチャーが強いアメリカらしい傾向ですよね。一方で、日本版のハイプ・サイクルは幻滅期の技術にも注目が集まるように作られており、これは日本らしいとも言えるでしょうか。 👔 ワークスタイルの揺り戻しがやってきた!働き方に関して、このようなタイトルの記事が各メディアから発信されています。🔗 ウェブ会議「Zoom」、従業員にオフィス勤務を指示 - BBCニュース 🔗 米国人の「出社嫌い」突出 在宅勤務が定着、経済を圧迫(時事通信) 🔗 完全リモートワーク、生産性でオフィス勤務に18%劣る-米大学の研究 - Bloomberg こうして眺めると、なんとなく世の中の論調をオフィスに戻す方向に肩入れする記事が多い印象。特に経営者層がこういう情報に触れることによって、もう会社に出社する働き方に戻してOKなんだ、という材料にされてしまいそうです。こういった空気の中で自分みたいな、いや自分以上にラディカルなリモートワーク推進派が声を上げています。中でも地方のスタートアップ企業は、都会のオフィスじゃなくても生産性とクリエイティビティを発揮した良い仕事ができるっていうこと、それ自体がアイデンティティだったりプライドだったりするので、再び出勤が当たり前になる社会に戻ることに反対し、例えそうなったとしても自分たちは生存戦略としてリモートワークはやめない、と言っています。個人的には、どちら側にしても、生産性だけを基準に従業員にどちらかの働き方だけを強制をすることには反対です。そこはイチ・ゼロではなくて、同じ会社の中にオフィスで働くのが好きな人もいれば、リモートが性に合っている人もいて、両方の働き方を尊重・理解しながら会社が回っていく方が長い目で見たら、従業員の心理的安全性や会社への帰属意識は高まり、その会社とカルチャーは健やかに維持・成長されていくのではないかと思います。僕ら会社員にとって会社の仕事とは人生の全部ではなく、あるときの一部でしかありません。会社員が決められた場所と時間に集まって働くことはつい最近、平成までは当たり前でしたが、その価値観はかわりました。合理的な必要な理由なしに、従業員の生活にあれこれ制限をつける会社は(長期にわたり帰属する勤務先としての)人気は下がっていくでしょう。 🏝️ 初めての三陸・陸前高田を訪れて先日陸前高田を旅してきまして、最初に行ったのが、東日本大震災津波伝承館と道の駅が一体化したすごく大きな建物と、高さ12メートル、全長2キロの防波堤がある高田松原津波復興祈念公園という場所でした。🔗 東日本大震災津波伝承館 🔗 道の駅高田松原広大なエリアに巨大な堤防があって、その先に海があるんだけど見えない。その被害の大きさを物語るかのようなすごく何もない、ほとんど芝生だけの場所に変わっていて、それがとにかく巨大で広大で静謐な雰囲気で、人間の存在が小さくちっぽけに感じ、インパクトを受けました。巨大な防波堤と過去の災禍を忘れじとさせる公園からは、そういったものを建立することで何とか人力で次の自然災害は人間が勝ってみせるんだ、打ち勝つんだ、日本人の英知を尽くして巨大な防波堤を建てて今度は防ぐんだ、みたいな意志の強さを感じました。そして一方でやっぱり人間っていうのは、太古の昔から大きなハコ物、建造物を作るっていうものに対して執着心がある生き物なんだなっていうことも。陸前高田市内にはいくつかの、著名な建築家が手掛けた復興のランドマークが点在していて、これら一連の建造物が計画通り完成したのが2021年、つい最近ということです。東日本大震災津波伝承館はとても良かったです。網羅的・時系列的に、三陸海岸沿岸地域のそれぞれの各地域ごとに違った被害と、その後の復興の違いを見ることができました。改めてこの東日本大震災がどういうものであったかというのと、そこから各地域がどうやって変わってきたか、変えようとしてきたかのコントラストその理解を短時間で深めることができました。また、被害があった時の様子をそのまま残された建造物、これらから往時の生活の営みに思いを馳せることもできました。🔗 碑の記憶 | 中心市街地襲った波 (陸前高田市高田町・米沢商会ビル) 復興のこれからについては、このような社説も見つかりました。🔗 震災10年:検証なきインフラ投資、人材不足招く 復興に重い課題 | ロイター 🔗 東日本大震災から12年 津波被害の陸前高田市 「復興ツーリズム」で伝えたい震災の記憶と町の魅力(Sデジオリジナル記事) | 山陰中央新報デジタル 津波被害があった東北の沿岸地も、他聞にもれず同時に少子化、高齢化という問題も抱えているわけで、大きな12メートルの防波堤を作りきった一方で、そういった社会問題も進んでいること、これからやるべきことがたくさんあることを指摘し、いま課題に取り組んでいる人たちを紹介している記事です。関係人口という言葉が出てきたのも震災以降。少子高齢化対策が移住促進一辺倒では、地域同士でパイを取り合うだけ。持続可能な街の開発っていうのはハードや住環境だけではなくて、産業を育てたり、教育・研究機関を誘致したり、スタートアップや国際プロジェクトと関わりを作ったりとか、そういうことに舵を切っていくんだ、というニュースを見て、長い復興の第二章がやっと始まるんだな、と感じました。この旅行では、陸前高田を中心に周って、あとは大船渡の復興建築をちょっと見たぐらいでなのですが、もっと三陸のいろんな地域の開発と今を見てみたいと思いました。 おまけこちらは、陸前高田市以外の地域はほとんど回れなかった中で、かろうじて楽しめた釜石ラーメンです。特徴である「極細の縮れ麺」は、古くからの鉄鋼と漁業の街でお客さんを待たせないための工夫から生まれたのだとか。細麺で喉越しも良いから油断して食べ始めたらなかなかの麺量でお腹いっぱいになりました。透き通ったあっさり優しい醤油ラーメンは今のラーメントレンドにもピッタリ。クラフトビールで二日酔いの胃にうれしい一杯でした。 This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit kyoto.substack.com
#23-12 🎧 ひと夏のアンバンドル
手塩をかけてお世話しているつもりの観葉植物の植木鉢にキノコが生えているのを発見して精神的にショックを受けたのですが、調べてみたらよくあることみたいでホッとしました。 📌 今号のトピック(1:08)小説「オーグメンテッド・スカイ 」を読みました 🌋🔗 オーグメンテッド・スカイ (文春e-book) 電子書籍: 藤井 太洋: Kindleストアhttps://www.amazon.co.jp/dp/B0C85MBX5D🔗 第二開国 (角川書店単行本) eBook : 藤井 太洋: Kindleストアhttps://www.amazon.co.jp/gp/product/B0BJCH7HLK/ (10:00)ラーメンのスープを全部飲まないのは環境に悪い問題 🐷🔗 博多一風堂・河原成美さんと考える 豚骨スープの廃棄問題 《其の十六》|Qualities https://qualities.jp/article/kawahara-souproject (20:53)経営者の「特性」を見事に言語化しててすごい🕴️🔗 経営者というモンスターのエクスペリエンスをハックする | knowledge / baigie https://baigie.me/officialblog/2023/08/02/we-are-dragon-rider/ 1年ぶりに訪れた京都の街中華の老舗、京都造形大前の駱駝で食べた「豚肉の薄切り山椒ソースがけ(左)」が感動的に美味しかったです。おすすめメニューのひとつなんだけど、今まではわかりやすく辛そうな麻婆豆腐や家では絶対作れなさそうな滋味深い中華おこげ(右)ばかり頼んで見落としていたことを軽く反省。甘痺れるソースとアブラとの相性が抜群。暫定「豚バラを世界一美味しく食べるレシピ」。単なる付け合せの枠を超えて心を鷲掴みにするキュウリも最高。 This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit kyoto.substack.com
#23-11 🎧 恋のソーシャルネットワーク(後編)
今回はテキストではなくポッドキャスト形式でお送りしているニュースレター。話すと長くなってしまったので前・中・後編の3つに分けました。この後編では、マスマーケティング崩壊のさらにその先、ソーシャルメディアマーケティングの終わった未来について思いを馳せてみました。関連リンク🔗 宣伝しない映画「君たちはどう生きるか」は、映画業界の常識を覆すことができるか🔗 君たちはどう生きるかで感じるオーナーシップマーケティング🔗 遅延・GPT・異質性──武邑光裕と考えるオルタナティブな技術の可能性:なめらかな社会へ向かう6つの対話 #2 | WIRED.jp This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit kyoto.substack.com
#23-11 🎧 恋のソーシャルネットワーク(中編)
今回はテキストではなくポッドキャスト形式でお送りしている第11号。話すと長くなってしまったので前・中・後編の3つに分けました。この中編では、珍しく目に止まったネットの話題について言いたいことを言っています。ポッドキャストはSubstackアプリで聞くと流れず空き時間に少しずつ聞けるので便利ですよ。iOS Android関連リンク🔗 つじ田🔗 東京のパン、レベル低すぎ問題。 🔗 東京のうどん屋だと五反田おにやんまがまぁまぁオススメだが、それでもま.. 🔗 【京都パン】早々に完売する超人気の絶品パン!住宅街の小さな店舗「アンドブレッド」 - Kyotopi [キョウトピ] 京都観光情報・旅行・グルメ 🔗 bread house Bamboo 🔗 たま木亭 | オフィシャルサイト 🔗 ROLLYのブチ切れ案件についてロックファンからの補助線 This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit kyoto.substack.com
#23-11 🎧 恋のソーシャルネットワーク(前編)
今回はテキストではなくポッドキャスト形式でお送りします。話すと長くなってしまったので前・中・後編の3つに分けました。この前編では、Threadsについて話しました。ポッドキャストはSubstackアプリを使うと流れずに空き時間に少しずつ聞けるので便利ですよ。iOS Android関連リンク🔗 スレッズが早くもユーザー離れに直面、DAUが数日で20%減少🔗 誰のためのThreads? This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit kyoto.substack.com
手触りのあるデジタルで足元の世界をにぎやかにする
6月29日に京都市内のクリエイティブラウンジ MTRL KYOTO で、表題のプレゼンテーションをさせていただきました。昨年から開発チームに加わっている Tales and Tokens の活動とその事例を通して、自分がなぜNFTの道具作りに熱中しているのかをお話しましたので、その音声をポッドキャストでお届けします。Fab Meetup Kyoto vol.58 | MTRL by FabCafe - Innovation platform for materials and creators.聴衆は30〜40人くらいいましたが、この中でNFTを一回でも扱ったことがある人は1名!。10000人を集めた IVS 2023 KYOTO / IVS CRYPTO の裏で、「ウォレット」「ガス代」「チェーン」「トランザクション」などの言葉すら使わない、NFTについてのプレゼンテーションをさせていただきました。 This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit kyoto.substack.com
こちらもおすすめ
投資を語らう
株式投資歴20年超の投資家 rennyが投資について語らうポッドキャストです。 2022年から”月次レポート研究所のポッドキャスト”としてエピソードをお届けしてきました。 しかし、投資信託の月次レポートのネタが切れてしまいました。 2024年、タイトルをリニューアル。「投資を語らう」としました。 月1回、投資家の吉田さんとお届けする”投資家の日常は、いとをかし”、 ゲストを招いたインタビュー”投資って何ですか、◯◯さん” ほかをお届けします。 ご意見、ご感想のおたよりは以下のリンクからお寄せください。 お待ちしています。 https://forms.gle/ErPymQh7zNiR75Jj7 https://listen.style/p/monthlyreport?hJVh7PzD
試合は今、80分を経過しました
イタリアセリエAのインテルのサポーター歴20年の僕が、インテルの試合を中心に80分頃から試合終了までお話します。
今日もぼちぼちHyggeなじかん
Hygge(ヒュッゲ)とは、デンマーク語で「居心地がいい空間」や「楽しい時間」のこと。 コーヒー片手に語り合ったり、太陽の光を浴びてゆったり過ごす時のように、まったりした気持ちで、ひよっしーの身の回りに起きる何気ない日常を声日記として配信します。 食べたり、走ったり、考えたり、話したり〜!
児童文学朗読する人
ブンゴウサーチ for Kids( https://bungo-search.com/juvenile )から、文学作品を朗読します。 【姉妹番組など】 https://lit.link/azekura 【LISTEN】https://listen.style/p/roudokusuruhito?jl9s8Nod
LISTEN_staff
テスト用アカウントです。 ポッドキャストの書き起こしサービス「LISTEN」はこちら https://listen.style/p/staff_test?uT1WThX6
randomize.fm
randomize.fm はおたよりと飛び入り参加によって回っています。 しょうもない内容のおたより、いつでも待ってます。 Discord サーバのボイスチャットから、収録への飛び入り参加も歓迎です。 各種リンクは https://randomize.fm をご覧ください。