ニュースレターの晴耕雨読
読者のみなさん、こんにちは。
いつもニュースレターを 読んでいただいてありがとうございます。
実は、ここのサブスタックでですね、 この晴耕雨読というニュースレターを始めてから、
間もなく、なんと丸3年が経とうとしています。
2020年の7月30日から始めてるんですね。
サブスタックって、今もまだ、 なんだかよくわからない新しいプラットフォームというか、
パブリッシングメディアで掴みどころがないって、 今も言われてるじゃないですか。
でも、もう僕のような目ざとい日本人が見つけて、 使い始めてからもう3年も経ってるのに、
まだよくわかんないメディアって言われてるのが、 なんかすごい面白いなって思いますよね。
3年間、ちゃんと真面目に更新してたかというと、 全然そんなことなくてですね、
最初使ってみようかって使って、 最初ちょっと面白があって、
2020年は9本書いているんですけど、 その次の2021年は4本。
去年に至ってはもう2本しか書いていなくて、 なんか回転休業というか、
使ってみました、その跡地みたいな感じになってたんですけど、
ありがたいことにですね、2020年、3年からはですね、 友人のやっているサブスタックとかに影響されて、
もっと気軽に気になったニュースについて コメントというスタイルでちょっとやってみよう、
ちゃんと頻度上げてやっていこうって 思い立ってやった結果ですね、
この5ヶ月で10本、第10号まで出すことができて、 やってよかったなって思ってるんですけど、
テキストで書いて、もともとブログ書いてたので ブログの延長でやってたんですけど、
もう第6号とか7号とか、その辺りから書くのが だんだん時間取るし大変になってきていて、
これもう喋った方が早いよな、 みんなポトキャストでやってるしなって思い立っていて、
もうポトキャストというか音声で話す形式で やりたくて仕方なかったんですけど、
まずは10本ぐらいはちゃんとやりきろうと 最初に目標立てたんで、第10号までやったので、
ということでそれがですね、 今日音声で突然やっている理由です。
ということで内容というかやり方的な いつもと同じように、
最近の期間で気になったニュースとか話題を 5本ぐらい取り上げてコメントしていこうかなと思います。
Threadsのサービスについて
一つ目の話題はThreads、 メタが出したサービスThreadsの話です。
なんか珍しくですね、ネットの話題ど真ん中をですね、 このポンチの片隅からお送りしたいと思うんですけど、
ThreadsIT系のメディアとかでは すごい今情報量が多いというか、
話題になってますよねネットメディアで。
最初そのThreadsがすごい短い期間で 1億人ユーザーを超えましたって言って、
今まで最近ちょっとおとなしかった ザッカーバーグさんがどうやってるみたいな話とか、
逆に今ツイッターを改革というか壊しているというか、
している諸法人のイーロン・マックスさんが 強がっているみたいな話とか。
もう早々と1億ユーザーを超え、 1億ダウンロードか正確には超えちゃったので、
それがもうツイッターの代わりになるんだとか、 いやそうじゃないみたいな話題が流れていて、
みんなとにかく何かいろいろ言ってますと。
で、いいじゃないかThreadsっていう話題が 流れてきたと思ったら、
ここ2,3日最近でいくと、
デイリーアクティブユーザー数が わずか数日で20%も減少していて、
これはやばいんじゃないか、 大丈夫なのかとか、
あとアプリの利用時間、 これ1日あたり1回あたりかな。
最初20分くらい1人あたり使っていたのが、 今10分くらいになって一気に減っているし、
もうアクティブユーザーも減っているし、 これはもうダメなんじゃないか。
やっぱりThreads盛り上がったけど、 もうオワコンないんじゃないのか。
オワコンっていうの好きですよね、 ウェブサービスに対してみんなね。
あれ結構やってる人はへこむんですけどね。 まあいいやそれは。
ああそうでオワコンなんじゃないか、 クラブハウスの教訓はどうなったのかみたいな、
あれと一緒なんじゃないのか みたいなことを言われていて、
とにかくみんな話したいんですよ、 新しいサービス。
特にポストツイッターみたいなものについては、 もうみんなツイッター大好きなんで、
そのポストツイッターが何かっていうのは すごい関心ごとなんでしょうね。
もうちょっとしたことでもすごい、 もう何か言いたくて仕方ない。
しかもこういうSNSとか、 あえてSNSって言いますけど、
だいたい無料で使えるので、 もうとりあえず使うことができるから、
もう何か話したい人、とこと言いたい人、 一丁噛みたい人、記事を作りたい人、
なんかそういうこたつメディアとか、 もうそんなどんどんどんどんネットの情報がですね、
かさ増しされていてですね、 何が言ってるかっていうと、
僕は結構それは壁液としているという感じです。
で、またその内容が面白いとか、 視差に富んでいたりしたらいいんですけど、
もう何かディテールの比較ばっかりで、 画像がやはりスレッドは画像確保ができないからどうとか、
文字数がツイッターと違ってどうかとか、 見え方改良がどうだとか、
新しいとか新しくないとか、 使いやすいとか使いやすくないとか、
だから流行るとか流行らないとか、 イケてるとかイケてないとか、
もう何かここから イノベーションっていうのは出ないだろうし、
出ないというか、 イノベーションなんか出ようがないぐらい、
もう出がらしみたいな話をしているアプリというか、 ジャンルだなって思っているわけです。
もう1個つまらないなと思っているのが、
このスレッドがローンチされて、 みんながわーって使い出して、
もうその日か次の日ぐらいからは、 これをマーケティングツールとして使うためにはとか、
フォロワーをたくさん獲得するためには、 みたいなことをリサーチして調べて、
それをスレッドの中とかツイッターとか、 ノートみたいなところとかでまとめてやっている、
真面目な人たちがたくさんいて、 マーケティングとして使うためには、
みたいなものがソーシャルネットワークが ローンチされた次の日からいろいろ語られていて、
何だったらその情報量の方が先にもっと普通に 使っているのに目立っちゃうみたいな感じですね。
もうこれもつまらないなって思いました。
何かとにかくせっかちですよね、みんなね。
多分そうですね、これ作っている人よりも、 開発している人たちよりもせっかちかもしれないですね。
ソーシャルネットワークの将来性
ここからは持論なんですけど、 ソーシャルネットワーク、あえてSNSとは言わない方ですね。
ソーシャルネットワークみたいなサービスって、 まずはちゃんと使う人が一定数いて支持されて、
その理由が分かって、 なんで支持されているというのが分かって、
その状態でUIとか使い心地みたいなのが ある程度改善されて、
その後にどうやってプラットフォーム側が マネタイズするかとか、
マーケティング利用するビジネスで使いたい人が、 元々個人で使っている人たちと、
ハレーションを起こさないように同じプラットフォームの中で 共存することができるかみたいなものは、
結構後から考えることだなって僕の中では、 僕はそう理解しているんですね。
だから最初の初期の成功したソーシャルネットワークって、 もちろんFacebookだと思うんですけど、
Facebookはそこに数年かかっていて、 最初は大学生のコミュニケーションツールみたいなところから始まって、
最終的にはFacebook Adsっていうのが入って、 広告が入って、それがすごい影響力を及ぼして、
社会的に悪いものだっていうことになってしまって、 今はそうなんですけど、
そういうマネタイズとかマーケティング利用の みたいなものが入ってくるまで、
やっぱり数年以上はかかっていたし、 覚えています?
ソーシャルネットワークっていう映画が2010年にあったんですね。
マーク・ザ・カーバーグを主人公とした。
あの映画の中でのマーク・ザ・カーバーグは、
Facebookに広告的なものを入れようとしている 投資家とか悪い大人たちに対して、
それはクールじゃないってずっと抗って怒っていたんですよ。
そういうFacebookだった時代もあったんですよね。
ちょっといろんなこと言いましたけど、
ソーシャルネットワークなので、
人と人のつながり、ソーシャルグラフが 原動力というかになっているようなサービスなので、
まずは人と人との関係を見るために、
友達のアップデートとか知人のアップデートとか コミュニケーションとかするために見ている人と、
そこをビジネスとして、 マーケティングツールとして使いたい人と、
あともちろん運営ですね。
運営ももちろん事前事業じゃなくて、 ビジネスでやっているので、
三方四肢のバランスのさじ加減をどう取っていくかというのが、
ソーシャルネットワーク、プラットフォーム、 サービスだと僕は思っているんですけど、
ローンチした翌日からも、
マーケティングツールとして使いこなすのか、 みたいなものが流れてきていて、
またタッチが悪いのが、
それっつってフォロワーだけのタイムラインを 出さないという、
これはコンセプトなので別に、
作り側がやっているんだったらいいんですけど、
普通にそういったマーケティング利用する コツみたいな情報とかも、
目にしてしまうというか、
これはなかなか、
きょうざめだし、
ここから夢のある、
夢のあるソーシャルネットワークサービスになる イメージが一切しないという感じですね。
なので、そんなこんなで、
そのThreadsに対していろいろ論じている、 書いている記事っていろいろ流れてきて、
Threadsの狙いとインスタグラムとの違い
そんなに積極的には読んでないけど、 流れてきちゃうから見るんですけど、
別にそんな面白いものって、
もうほぼほとんどないんですけど、
唯一というか、
一つこれは面白い考察だなというのが、
サブスタックの僕が公読している ニュースレターにありまして、
頼りない話というニュースレターを 書いている方の中の、
「誰のためのThreads?」
? 疑問形ですね。
という記事があってですね、
これは結構メタ的にソーシャルネットワーク、
このThreadsがどういう狙いで作られているのか というのを考察していて、
これは面白いなってすごい思いました。
少しだけ引用します。
Threadsはツイッターのコピーではなく、
インスタグラムのリニューアルなのだ。
つまり、インスタグラムは オンのインフルエンサーを見るアプリ、
対してThreadsはオフのインフルエンサーを 見るアプリというわけである。
そうすると、Threadsの目指す公共の場とは 一体何なのだということになるのだが、
要するに政治とかニュースとかやっても金にならんし、
みんな喧嘩するだけだし手間もかかるし、
もっと金になる明るいコミュニティに 注力したいよと、
Threadsの中の人はニュース業界の人間に 言ってるのである。
ぶっちゃけ過ぎである。
Threadsはもっと意図的に明るいコミュニティ になっていくのかもしれない。
というようなことがですね、
この誰のためのThreadsという記事の中の、
今いくつか僕が面白いなと思ったところを 引用したんですけど、
そもそもインスタグラムのフォロワー ソーシャルグラフをそのまま引き連れて
使える、使うサービスなのでThreadsは。
だから新しいソーシャルネットワークの コアはソーシャルグラフだと僕は思っているので、
それをそのまま転用というか、
同じものを使えるという時点で、
これはインスタグラムの別バージョン。
リニューアルなのだってこの方は言ってるんですけど、
確かにそうだよなっていうのと。
ソーシャルネットワークの進化と新しいサービスの可能性
じゃあその違いは、
インスタグラムとの違いは何かというと、
インスタグラムはオンなので、
自分を着飾ったりとか、
よく見せたりとか、
かわいくかっこよく見せたりとか、
そんなのを見せる、見るアプリで、
Threadsはそれに対するオフ、
テキストが主体なので、
本音で語っていたりとか、
ちょっとこぼれ話をしたりとか、
あれですよね、
ツイッターの初期のような、
お腹空いたみたいな、腹減ったみたいな、
そんな投稿でも許されるような世界観を見るアプリで、
2面性を、
同じソーシャルグラフを使って、
2面性を持たせるようにしているんじゃないか、
みたいな考察なんですね。
それは、なるほどって思ったんですけど、
もう1つ見逃せないのが、
インスタグラムはオンのインフルエンサーを見るアプリ、
対してThreadsはオフのインフルエンサーを見るアプリ。
インフルエンサーを見るアプリって、
インスタグラムもそう定義してるし、
Threadsもインフルエンサーを見るアプリって言ってるんですね。
これってよく思って、
あ、そうなんだ。
フェンサーを見るアプリだったんだ全然そんな風に思ってないし そんな期待をせずに使い始めていて勝手にあの僕は失望していてそもそも
間違ってたごめんそうだったらごめんなさいって思うんですね インフルエンサー3見たくないのでインフルエンサー見たくない人が使っちゃっ使ったら
それはこれはつまらないって思うなっていうことに気づいたんですね 昼帰って言うと今ソーシャルネットワーク違うな sns アプリとかっていうのはみんな
インフルエンサーを見るアプリだと思って人の方が多いんだということにそういうこと かっていうのが気づいたというのが面白かったですね
まあそのインフルエンサーを見るアプリでまぁどっちかというと何かもうテレビ番組 に近いのかななんか
8テレビ番組しか娯楽がなくてまぁちょっと言い過ぎですけどまぁインターネットが 出てきて対応になって自分で見るコンテンツを選んで自分が好きなもの
ニッチなものでも見れるしそこに深めたりコミュニティ作ったり友達作ったりとか できるようになってっていうのがインターネットだと思ってたんですけど
今主流はインフルエンサーを見るアプリだったんだっていう もちろんね全員が同じものを見るんじゃなくてそこはあの高度なアルゴリズムでこのインフルエンサー
が好きなんだろう面白いんだろうというものをまあ見させられるんですけど なんかロケットのが失敗する動画とか
なんか巨大な魚が出てくる動画とかまあ人によってね見せられるものがいろいろある って聞いてるんですけどそれじゃあそれは僕の
考えていたソーシャルネットワークではもうなくなっているんだって思いました とはいえあのそのソーシャルグラフを持っていて友達をフォローすることもできるし家族とか友達
フォローして近況を8そこで発表したり交換したり 意見こう今コミュニケーション会話したりすることもまあできちゃうというかできるじゃないですか
だから そういう意味ではもうその使い方はできるけどニッチな使い方になっちゃったんだったら
このThreadsっていうのはですねそのこの2010年ぐらいまあミクシーが考えたらもう ちょっと前から始まった
ソーシャルネットはインターネットの歴史の中のソーシャルネットワークの時代の終了終焉を告げる 松くびきをする
あの アクターだなとThreadsがと思ったっていう次第でございます
なのでだからポストツイッターと言われているこのThreadsとかこれから出てくる sns サービスはですね
僕の考えていたもともとの競技のソーシャルネットワークサービスの代替というか 新しい期待の星にはならないなれないということがわかりました
じゃあどんなサービスがそのいわゆる友達とか知人とかそういうインフルエンサーではない 人と人と人とのつながりとかコミュニケーションを豊かにする
サービスアプリになるのかというとまぁ今あるもので想像できるんでいくとあのライン のグループとかあとテレグラムとかなんかそういう
あの閉じたものですよね 閉じてるか閉じてないかはソーシャルネットワークの定義とは別だと思うのでまぁ閉じたものの中に
回帰する回帰というかまぁそこに押し込められるというかまぁ するのかもうフルオープンなソーシャルネットワークというのはもう幻想なのか
なんかこのあたりが僕の今関心どころなんだなということが改めてわかりましたし そういうところにあのこれからいろんなサービスまあそんなメタみたいメタとかグググみたいな
オートじゃなくて スタートアップもいろいろ作ったりするしあとウェブスリーもあると思うんですけどまぁなんかそういうところに
注目して面白がりたいし あと自分も単に見て論じてるだけじゃなくて自分は自分のできる範囲での実験とかチャレンジ
とか その小さなコミュニティでもですねデザインしていきたいなって思いました
そんなこんなで1本目の話題だけでもう15分ぐらいしゃべり倒してしまったので 一旦記事としてはですねニュースデータの記事としては切りたいと思います
次の中編ではですね今日は今回音声だけということでいつもテキスト形式の時はなかなか 取り上げづらいようなネットの話題
バズとか炎上とかの話題を3本ぐらいですねちょっと立て続けに話していきたいとおもいます 次もよろしくお願いします