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皆さんこんにちは、ファイナンシャルプランナーの岡田康彦です。
皆さんこんにちは、マネーライターの真嗣です。
ファン先生、今回もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
今回もですね、コロナウイルスの影響で、リモートによる収録になっておりますので、
若干聞きづらい点もあるかと思いますが、その点はご了承いただければと思います。
今回なんですけども、ファン先生、実はですね、29歳の男性の方からですね、
ラジオリスナーの方なんですけども、ご質問いただきまして、
せっかくですので、それにお答えできればと思っているんですが、
わかりました。
簡単に言いますとですね、29歳の男性はですね、収入がいくらくらいあればいいのですかという、
ある意味、漠然としているんですけれども、それだけにちょっと不安もあるのかなというところで、
ちょっと取り上げたいと思うんですけれども。
はい。
今、リスナーからの質問を、清水さんに代弁してあげますけども、
収入、それは端的に言えば多い方がいいんでしょうね、きっとね。
そうですよね。
お金があって困るものではないですけども。
ただし、一つ考えなきゃいけないのは、収入の多さと、例えば幸福度って実は比例しないとも言われてるんですね。
はい。
一定額までは増えていけば幸福度も上がるだろうけども、それ以降はそんなに変わらないっていう考え方もあるんですよ。
うん。
だからそれを考えると、収入が高ければ高いほど必ずしもいいわけではないっていうことは、
ちょっと頭の中に入れておいてもらいたいですよね。
そうですね。
収入が高い人であっても、例えば仕事に追われていて休みが取れないとか、
家族の時間にたくことができないとかっていう感じであれば、何のために働いているかっていうのはあるじゃないですか。
ありますね。
そのあたりっていうのは収入の多い人にとっては悩みという形になるんですね。
そのような形であれば、収入に関して言えば、自分が考えている生活、それが望めれば十分と私はちょっと思ってるんですけどね。
なるほど。
特になんでそんなこと言うかっていうと、例えばご自身でね、ご商売はされている。
自営業者も含めてね。今の時代だとフリーランスも含めてですけども、収入コントロールできる人であれば、
頑張れば頑張っただけの見返りというか、収入で返ってくるけれども、
例えばお勤めの人の場合であれば、いくら会社で頑張ったとしても上限はだいたい決まっちゃってますよね。
ですよね。
だから自分で収入コントロールできないじゃないですか。
だから高収入を望んだとしても、今の会社で例えばそのね、賃金システムが決まっていれば、
それをあまり逸脱することはないわけですよ。
それこそ本当にね、ご質問くださったリスナーの方が、高収入を求めたいんだったら、
それこそ収入の高いのよりも、今の仕事で自分の希望の収入が得られるかってことですよね。
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それをまず考えなきゃダメだと思うんですよ。
そうですね。
例えば、ちょっと今はね、コロナ禍で厳しいのかもしれないけども、
転職をするでもいいし、起業をするでもいいし、収入を得る方法っていっぱいあるわけだから、
まずそれあたりっていうのをしっかり考えていただきたいなって私は思うんですよ。
騒々にながらですね、やっぱり隣の人、隣の芝生が青く見えたりね、
っていう人が多いだろうから、一応ですね、平均値的なもの、
それについても一応ちょっとお話して、これに関して言うと、
統計データは何を見るかによって全然違っちゃうんですよ。
ですね。
これも一つの例という形でお話しさせていただきますと、
しかもいくらという感じじゃなくて、例えば毎年ですね、
金融広報中央委員会が出してます、派系の金融行動に関する
世論調査って毎年これ出てるんですよ。
はい。
それによれば、リスナーの方はですね、
ちょっと読書のようですけども、結婚のような感じじゃないですか。
そうでしょうね。
要するに、奥さんの方が稼ぎが少ないとか言ってるっていうね。
そのぼやきも聞けるってことは、結婚っていうイメージをちょっと考えると、
29歳ですから30歳にちょっと切り上げてしまいますと、
例えば30歳代、30から39で言うと、
先ほど言った派系の金融行動に関する世論調査の2人以上世帯であれば、
実は最も収入が多い層っていうのは、
年収500万円以上、750万円未満なんですよ。
だから真ん中を取ればだいたい600万ぐらいっていうのが平均。
最も多い層って言ったら正しいのか。
2番目が300万円以上500万未満。
だから30代であればこの数字が入っていれば、
ある面ではですね、統計上は稼ぎが少ない方には入らないんじゃないかなと思いますね。
逆に750万円を超えていれば、
30代で高収入が入るし、
300万未満であればご質問のような稼ぎが少ないというぐらい入っちゃうのかなっていう気がしますよね。
ただ一方では収入とともに、
やっぱりもう一つは資産をどれだけ持ってるかって重要じゃないですか。
例えば若い人でも収入が低くても結構たくさんの資産を持っている人いるし、
逆に収入が多いけれども資産は少ないっていう人もいるじゃないですか。
それを考えるんだろう、これもちょっと悪魔の参考値という形で、
じゃあ平均の金融者の保有額。
これはちょっとですね、述べていきますと、
例えば先ほど言った年収で言うと、500から750万円未満。
この方は平均保有額が565万円。
中央値、100人の人がいたら50番目に並ぶ人が300万円。
これは最も多いと。
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これが平均値で。
年収300から500万円未満の場合は平均が385万円。
中央値が255万円。
これがデータから見る30代の収入と資産増っていうところ。
でもさっき言ったように、どのデータを取るか違ってきたので、
概ねこんなイメージと。
ただし一方で注意しなきゃいけないのは、
実は先ほど言った最も多い収入の500から750。
2番目の300から500でも金融資産を持っていない人がいるんですよ。
高収入でも先ほど人口が少ない人だったじゃないですか。
ちなみに年収500から750万円未満の人は約5.8%。
300から500万円になると13.9%ですよ。
金融資産ゼロという形ですから、
きちっと収入を得ながらきちっと金融資産を作っていくっていうのが
王道というか一般的ですよね。
そうですね。
分かりました。
いただいた方のご存知の内容を見ますと、
うちの旦那は稼げやすくないと話す主婦がですね、
周りにたくさんいることが心配を助長しているというか、
そういうことになっているようなんですけども、
深野先生のお話にも言いましたように、
まずその考え方ですよね。
それをご自身で整理されて、
人の意見に左右されないでですね、
ということがまず大事だと思いますし、
収入を目安に平均値お話いただきましたけれども、
収入が多くても貯蓄が全くないと、
それはそれで問題ですので、
その辺のバランス、収入が少なくても貯蓄ができれば、
立派なアピールポイントになると思いますので、
そういったバランスをよく考えたらいいと思いますね。
あとは稼いでは少ないって言われるかもしれないけども、
人間の欲って切りたいですからね。
欲望の塊ですよね。
そうそう、だから収入が増えればもっともっとってなるじゃないですか。
だからね、その稼いでは少ないっていうのは、
どのくらいの水準で言ってるのかっていうところも重要ですよね。
そうですね。
だからそれを考えると清水さんがおっしゃったように、
ある意味では人は人と思って、
自分自身が希望するような人生を過ごせれば、
いいんじゃないのかなって私は思いますけどね。
はい。
高額収入をいろいろピックアップされるような時代かもしれませんが、
しっかり自分を持ってですね、
それだけに左右されないような気持ちで働かれたらいいかと思います。
本当に清水さんがおっしゃったように、
収入とかお金に振り回されては欲しくないですよね。
そうですね。
福田先生、今回もありがとうございました。
どうもありがとうございました。