2021-07-02 35:00

⦅特別編05》のび太の日本誕生/新・のび太の日本誕生 -2/2(テーマリクエスト回⑤)

むかしむかし、日本をつくったのは 勇気と友情でした。

リクエストを受けての大長編『のび太の日本誕生』回、後編です!前編がまだの方は先にそちらをお聴きくださいね。

後半からは”あの”大人気キャラ、ドラゾンビさまが降臨!みんなのトラウマ・ツチダマとのバトルや幻獣たちとの絆…『日本誕生』は本当に見どころに溢れた作品ですね。

皆さまからの感想、この作品を観た時の思い出なんかも、お聞かせ下さいね!


※映画紹介の性質上、物語のネタバレを含みます。


☆番組ではお聞き頂いた皆様からの感想をお待ちしています

同じ藤子・F・不二雄先生のファンの方々、より詳しい方々など一緒に番組を盛り上げて下さる皆様からの補足情報、ご指摘、アドバイスも有難く頂戴します!

こんなテーマで話してほしい!等のテーマリクエストも頂ければ、とても嬉しいです

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00:02
はい、で、こっからですよ。
まあ、落ち着きなさいと、ククルー。
ちょっと、これを頭につけてごらんって言って、
手渡されるのが、タケコプターなんですよね。
はい。
で、これをつけて、ボタンを押してごらんって言って、押した瞬間に、うわーって、もうククルーが空に投げ出されて、
で、ギュンギュンギュンギュンも、カーブして、ザーンして、ひっくり返って、
のち、ドサッと落ちてくると、
うわ、僕、空を飛んだんだって、なるわけですよ。
はい。
でも、ドラえもんがね、ちょっとまあ、ふざけてというか、驚いたって、僕が、風の精霊に目じて、君を飛ばしたんだよ、とか、言うわけですよ。
うーん。
で、また、悪ノリで、スネ夫がね、そうそう、この子、偉いマジナイシーのドラゾンビって言うんだよ、みたいなことを言いながら、
はい。
火のせいも、水のせいも、ドラゾンビの言いなりなんだよ、みたいなことを言って、まあ、安心させると。
決してね、いたずら心でやってるわけじゃなくて、やっぱり、このククルーの気持ちに、まあ、寄り添うというか、
はい。
まあ、納得してもらうために、まあ、秘密道具の力を使うわけですよね。
うん。
まあ、でも、その後はの、ペガとか、ドラコとかと一緒に、
はい。
現状に乗って、空を飛びながら、中国を目指していくんで、あの、マジナイシーもあったもんじゃないんやけど、
うん。
まあ、のび太が作ったね、ペットの3体に、まあ、また上がりながら、あの、一路、中国を目指すと。
はい。
だから、中国の、その、方針っていうところまで、まあ、直線距離で2000キロもあると。
うん。
だから、まあ、タケコプターでは、ちょっとバッテリー切れの心配があるから、
うん。
今回は、まあ、空の旅を、このペットたちとやるわけですよね。
はい。
この辺をね、やっぱり、あの、はじめも言ったんですけど、
はい。
原始社会を象徴するような、ああいう、石ありとか、まあ、布の服みたいなのを着てる子らが、こういう、あの、幻の獣たちにまたがって、空を飛んでるっていうね。
うーん。
このビジュアルですよね、日本誕生といえば。
うん。
いやー、すごい、なんかもう、よくこれを思いつくなっていう。
うーん。
で、さらにさらにね、もし、ペガたちが途中で疲れちゃったらどうしようと。
うん。
ね、日本と中国の間には広い海があるから、落っこちたらどうするっていう話をした時にも、ドラえもんがね、衛星写真を出してくれて、これを見てごらん。
7万年前の地図では、日本と中国は地続きになってるんですよ。
はいはいはいはい。
今が氷河期だからだよって。寒いと、氷が増えて、まあ、水が減ると。
なんか、そんな部分に陸地が増えて、この時代の中国と日本はつながってたんだよっていうことも教えてくれますと。
うん。
03:00
で、そこでね、スネ夫が言うわけですよ。そうだ、わかったぞって。
日本人の先祖って、氷河期に、ここを通って中国から来たんじゃないかって。
うん。
うん。
で、そこでドラえもんが、そうなんだよって。それは本当なんだよって。
他にも、朝鮮とかシビリアとか、いろんなところから移住してきたらしい。
何万年もかかって、それで日本人っていうのが、今ここに住んでるんだよっていうことを、また教えてくれるわけですね。
はい。
で、その大きな時間の流れを感じた子供たちはですよ。
うん。
遠い先祖をたどれば、世界中の人が親戚なんだね、みたいなことも言うと。
うん。
いいじゃないですか。こういうところね。
うん。
で、まあ、旅を続けたドラえもん一行とククルとペットたちなんですけども。
はい。
ククルたち、ヒカリ族なんですけどね。ヒカリ族の村に到着するわけですが、
そこはね、生産な光景というか、焼き払われた跡形も残ってない、かつてのね、我が家ではなかったわけですよね。
うん。
ククルもまあ、ひとしきりちょっと悲しみに打ちひしがれて、気を取り直して、ここからじゃあ、そう遠くないはずだと、仲間たち、家族たちを助けるために追いかけていくぞっていうことで、
もう一度、ここから旅が始まるんですね。
はい。
ただ、ここでね、ちょっと一旦、悲しいお別れというか。
うん。
さすがに、ペガサスが、リュウが、グリフィンが空を飛んでると目立ちすぎるということで、
はい。
ペットたちは、ちょっとここでね、待っときなさいっていうことで、置いていかざるを得なくなるわけですよ。
うん。
でも、のび太のことは、パパやと思ってるから、離れたくないよ、みたいな顔をするんやけど、
すぐ帰るからね、おとなしくしてるんだよっていうことで、置いていくわけですよね。
うん。
で、途中で、そのキャンプの跡を見つけたりとか、
通った道をね、ここに間違いないとか言いながら、ようやく、ククルたちの家族が、暗闇族にね、引かれながら、この渓谷を歩いてるところに追いつくわけですよね。
はいはいはい。
さあ、ここから殴り込みですよ、暗闇族に。
うん。
われこそは、精霊大王ドラゾンビである、って言ってね。
はい。
ただちに捕らえた人を離せ、さもないと、雷の精霊を消しかけてバーベキューにするぞよ、って言いながら、
バーベキューってなんやねん。
ドラえもんが。
なんかそれっぽいね、格好しながらね、雷の雲に乗って現れると。
うんうんうん。
でまあ、雷の精霊と言いながら、なんらかこれ秘密道具ですよね、秘密道具で周りを焼き払いながら、暗闇族を追い払ってくれると。
はい。
ドラえもん、ノリノリじゃないか、みたいなね、影で隠れてる子供たちも、ちょっとひやかしたりとかするんですけど。
06:01
はい。
ただここでね、中ボス的なやつが現れるわけですよ。
うん。
ね、こいつですよ、ドグの姿をしてるんですけどね。
そうですね。
こいつもね、怖かった、子供の時は。
あー。
なんかね、ちょっと怖いじゃないですか、そのドグの見た目って。
うんうんうん、そうですね。
不気味というか。
うん。
で、そいつが衝撃をはとばしてきたりとかするんですけど、なかなか勝てないと。
で、ヒラリマントを使って、相手の攻撃をね、はね返して、勝つことはできるんですけども、
これさっき言っちゃいますけども、壊れても壊れても復活するんですよね、実は。
この時点でドラえもんたちは気づかないけど。
はい。
それが怖くてね、なんか、逃げても逃げても追いかけてくるみたいな、それ系のね、ちょっと不気味さがあってさ。
うーん。
さっき言ったみたいな、この時の映像表現とかも、まあまあ、ちょっと気持ち悪い動きとかもするわけですよ。
うーん。
ドラえもんの伸びた日本誕生に、トラウマとか怖いとかっていう感想がついてもある原因の一つではありますよね、この土玉っていうやつは。
はーい。
まあ、とりあえず倒しましたと。
うん。
ここはまあ、ドラゾンビの活躍で倒すことができたわけですが。
うん。
で、いったんまた、ククルの仲間とか家族たちを光族の村に戻して。
うん。
で、そこでね、ドラとかグリコとかペガとかを探すんですけども、合流できなくなっちゃったわけですよね、ここで。
うん。
うん。あれーって、どこに行っちゃったのかなーって。
でも、光族のみんなを安全なところに連れていかないといけないからっていうことで、まあ、なくなく伸びたはペットたちを置いて、日本に戻ってしまうわけですよね。
うん。
その時に、これククルがね、言ってくれるんですよ。
昔、自分は子供の狼を飼ってたんだよって。
うん。
で、ある時、獣をね、食料を取るために崖の先に追い詰めて、谷底に落として、やっつけるみたいな作戦を取った時に、振り返ると、その狼の子供もいなくなってたんですよ、一緒に。
うん。
もしかしたら、一緒に落ちてしまったのかもしれないし、途中ではぐれたのかもしれないと。
でも、狼の子供がいないっていうことだけで、部族全体を歩みを止めることはできない。
わがままは言えないよっていうことで、置いてきてしまった。
うん。
だけど、1ヶ月もたってから、突然、その狼の子供が戻ってきてくれたんだよって。
うん。
動物には、家を探す力もあるし、きっと飼い主のもとに戻ってきてくれる。
だから、「君のペットたちも大丈夫だよ。」って励ましてくれるんですよ、ククルが。
はい。
これ、異心ですよね。
うん。
で、日本に戻ってきた光族のみんなは、「ドラゾンビさま、ドラゾンビさま。」って言って、宴が始まって。
09:01
はい。
ここすごくおもしろい。なんか、ドラゾンビさまに導かれみたいな、ドラゾンビソングとかもね、出てきたりとかしながら。
なんかね、花火を出して、「これ、おまじないの力だ。」とか言いながらね、ちやほやされると。
はい。
ここでもね、印象的な話出てくるんですよ。
はい。
子供たちは、昼間から働いてるんですよ。
うんうんうんうん。
家を作らないといけないとか、食べ物を取ってこなくちゃいけないとか、暮らしのため、生きていくために、子供たちもせっせっせっせと働いてると。
うん。
ジャイアンたちは、「遊びに行こうぜ。」とかね、「川に泳ぎに行こうぜ。くくる。クロールを教えてやるよ。」みたいなことを言うんだけど、働いてると、子供たちも。
うんうん。
で、ドラえもんに言うわけですが、「便利な道具があるだろう。」と。
うん。
楽々道具を出してあげてよ、とかって言うんだけど、ドラえもんは、それはダメだと。
うん。
石器時代の人が、鉄器を使ったら、歴史がめちゃくちゃになっちゃう。時代によって、それなりにやり方が工夫されていくんだよって、それが文明の発展っていうものなんだと。
うん。
この頃には、この頃なりの知恵とか、技術とか、そういうものを使いながら、人間は工夫して、便利な道具を発明したりとか、そういうことを繰り返してきたんだよっていうふうな、そういうことも教えてくれる。それが日本誕生ですね。
はい。
だから、日本誕生っていうタイトルの回収は言ったら、ここでもうできてるわけですよね。
うんうんうん。
中国から来た人たちが、後に日本になるところに定住してと、村を作ってと、そういうところにドラえもんたちが、知らずのうちにタッチしてたみたいな、ドラゾンビ様に導かれてきたんですよ、日本人は。
はい。
ドラえもんたちも、さすがにくたびれてたと。
長距離移動したし、みんなを連れて帰ったし、なんかこう、化け物みたいなやつも戦ったしと。
まあ、めでたしめえたしじゃないかということで、いったんもうここで終わろうとするんですよね、この生活を。
うん。
家でもおしまいっていうことで、現代に戻っていって。
伸びたたちも、わーとかあくびしながらね、静香ちゃんに7万年分の時差ぼけね、とか言われながら、それぞれの学校の生活に戻っていくんですが、ドラえもんがね、ちょっと難しい顔してるわけですよ、家帰ったら。
うーん、おかしいと。
話を聞くと、さっきの土玉ですね、土偶の形した化け物のかけらを持って帰ってきてたんですね。
かけらを持って帰って、変な術を使うからっていうことで、ずっと調べてたんですが、いくら壊してもいくら壊しても元に戻る。さっき言ってたやつ。
これは、ただの土偶じゃないぞと。
未来のテクノロジーかもしれないって気づいたときに、光族のみんなが危ないって、で駆けつけるわけですね。
12:03
はい。
みんながまた7万年前に駆けつけるわけですけども、一歩遅かったんですね、これが。
日本に移住してきたみんなは、いなくなってて、また光族の村と同じように、やけの原になってると。
遅かったかと。そこに現れたのがですよ、精霊王のギガゾンビ。
こいつもまた不気味なんですわ、とにかく。
そうですね。
仮面のデザインというか、遺体の知れないなんていうか、正体も全然不明やからこの段階では。
で、光族のみんなをどこにやったと。もちろんその中にはククルも含まれてるわけで、どこにやったんだっていう話を問い詰めると、
助けたかったら、常闇の宮へ来いと宣戦報告されるわけですね。
ジャイアンがこいつって言って、ギガゾンビに向かって攻撃しようとするんやけど、
ホログラムというか立体映像というか実体はないと、石やリモを通過してカランカランって落っこちちゃうわけですわ。
一体何者なんだギガゾンビと。そういう展開になっちゃうわけですよね。
相手の力が全然測れないんですよ、ギガゾンビを前にして。
一向はまた中国を目指して、旅を続けていくわけですよね。
こっからはもう、ほら、ペットたちもいないしさ、地道に竹小豚で飛んで、4時間ずつ休憩してみたいなことをやっていくと。
で、ちょっと地理的なこととか都市的なことって、僕うといんでよくわかんないんですけども、
氷河期、氷季って言ってたし、中国に向かって行ってるわけですから、寒いんでしょうね。氷高が高いんでしょうね。
途中で、雪山にぶち当たっちゃうんですよね、たしか。
で、エアコンスーツを着てても、ちょっとましのげないぐらい寒くなってきたと、マイナス50度とか言いながら。
でも、竹小豚のバッテリーももうないし、寒いところにずっといたら凍えちゃうからっていうことで、
何かいっぺんに移動できる、何か移動具がないのって聞かれて、ないこともないけどっていうことで出してくれたのが、
リニアモーターカーごっこっていう、見た目、どう見ても電車ごっこなんですけどね。
未来の子供は電車じゃ満足できないんでしょうね。新幹線を越えてリニアモーターカーだと。
でも、のび太たちも、この歳で電車ごっこなんて言いながら恥ずかしがってるんやけど、もういいから行くのって、ドラえもんももうやけくそになってて。
リニアモーターカーって空中に浮くんでしょ?浮いて、磁力の力でビヨーンって行くから、ドラえもんたちもふわって浮いて、
もう目にも止まらないスピードで山や谷や、すごい勢いで駆け抜けていくわけですよね。
15:04
わー言いながら、チェットコースターより早いみたいな。
でも、なんとか避難できそうなホラーのあのところにたどり着くことができたわけですけども、いないんですよ、のび太が。
はい。
おいおいと、いくらドジでもね、この雪青の中ではぐれるかと。
で、あんのじょうね、のび太だけ、もうドラえもんとか言いながら、雪の中に埋もれてしまってるわけですよね。
ここすごいよ、だってあのドラえもんがさ、なんとかしてくれると思うじゃない?こういう展開やったら。
なんかのび太の匂いのついてるもの何かない?って言って、0点の答案出して、
それの匂いを覚えさせて、レスキューボトルっていうさ、遭難者を見つけて、自動的にそいつのところに行って、
そのボトルの中の薬品というか、ビオドリンク的なやつを飲んだら、回復できるよっていう。
あ、やった、ドラえもんこれ出してくれた、これでのび太大丈夫やと思うんやけど、速攻で土玉に破壊されるんですよね、それが。
で、のび太は一人で雪山から生還できる術なんて持ってるわけないから、
雪の中で気絶して、みたいなシーンがいきなり出てくるとね。
これね、漫画やとね、ちょっと眠くなってきたみたいな描写だけなんですけど、僕映画で見たでしょ?
映画で見たときに、演出が強化されてるというか、こんなとこ強化せんくって欲しかったんやけど、
家族の幻とかを見るんですよ、ここで。
そう、ママがね、ラーメンのおつゆを捨てててさ、
ラーメンのおつゆだけでもお手柄、いつも捨てるでしょ?みたいな。
とか、パパがあったかいぞとか言いながら、ストーブに当たってるところに一緒に寄せてもらったりとか。
家出してきてる流れがあるから、余計にこの描写きついなってすごい思って。
はい。
これ相まとうじゃないかと思うんやけど、
しかも、新しい方の映画、久しぶりに見ようと思って見れなかったんで、どんな感じになったか忘れたんですけど、
この89年版の日本誕生のアニメ映画版のやつ、その先にマダシーンがあってね、
なんか、のび太が裁判にかけられる幻とか見てるんですよ。
のび太はいつも、なんか寝てばっかりで、みたいなね。
だから、有罪の刑に処す、みたいなことを裁判にかけられてる幻見たりとかね。
おー。
何この映像って思うんやけど、裁判官とか、検事とか、弁護士とかが全員ドラえもんやからシュールなんですけど、
なんかこの、気を失うまでの幻覚っていうところのシーンが、変にパワーアップしてて、
それはそれでちょっと不気味やったなっていうふうに、記憶があります、ここは。
18:02
で、ドラえもんからの救援物資もむなしくね、破壊されちゃったし、
合流できないまま、のび太は雪の中で、ま、気絶してしまうというね。
はい。
うん。なんか、闘傷とかの表現がリアルやった記憶もありますわ。
うん。
絶対絶命だと。
うん。
ちなみにさんぱさん、ここのシーンで、のび太助かるんですけどね。
はい。
どんな助かり方したかって覚えてます?
えー、なんか、もう倒れそうぐらいの時に、なんか影が見えるんですよね。
そうそうそう。
ペガの影が。
そうそうそうそうそう。
ペガとグリとドラコがね、はぐれてしまってたあの3体が助けてくれるっていうね、ピンチの脱出の仕方をするんですけど、
これ実は、
はい。
原作と変えてあるんですよ。
え?そうなんですか?
そう、あの原作の方はですね、原作とその昔のアニメ版の方は、マンモスが現れて、言葉をしゃべるんですよ。
え?
私たちが見つけられなかったものを、君は知ってるみたいな、突然そんな話が始まって、
うん?はい。
で、なんか樽みたいなものを鼻のとこに下げてるから、これを飲みなさいって言ったら飲ましてくれるわけですよね。
はい。
で、もうこれで君は大丈夫だみたいなことを言いながら消えていくっていうね。
はい。
のび太が助かる流れが実はリメイク版とオリジナルではちょっと違っててですね。
へー。
で、マンモスがその時に、この小箱を預けるって言いながら、意識の薄れてるのび太のところに、ちっちゃな小箱を握らしてくれて、あれは何だったんだろうみたいなことになるわけですね。
ほう。
これ何だったかっていうのはちょっと後でまた出てくるんですけども、
でも、場面変わってドラえもんたちは、自分たちの避難してたホラー穴の奥こそがギカゾンビの基地、とこやみのメアだったことに気がついて、
中に入っていって、そこで働かされてる光族のみんなとかを助けなきゃっていう、そういう展開になるわけですが、
はいはいはいはい。
そこにはククルもね、奴隷をさせられてる。
うん。
で、ドラえもんたちは時間をね、タイムウォッチで止めて、みんなに気づかれないようにしながら、ギカゾンビのいる王宮の底を目指していくわけですね。
はい。
で、そこでさっきまで言ってた原始時代の面影が全くないみたいな近未来的な空間に突然出てしまって、
うんうんうんうん。
一体ここは何だったんだってなるわけですよ。さっきまでだってそんな光族や暗闇族や言ってた世界観がいきなり変わっちゃったから。
はい。
で、その奥からコツンコツンと足音を立てて、ギカゾンビが現れて、
うんうんうん。
おかしい。時間を止めてるはずなのに、どうしたお前動けるんだと。
うん。
そこでギカゾンビの正体が、未来人であることがわかりますと。
21:02
うん。
未来からタイムマシンを使って、この何もね、文明が発展してない世界に潜り込んで、世界を支配しようとしていた時空犯罪者だったわけですよ。
うんうんうんうん。
そんなことはさせないぞと。
うん。
ということで、ドラえもんは自分の秘密道具があるわけやから、電気ビリビリのついた石ありを使って戦うわけですけども、
はい。
全然勝てないんですよね、ここで。
うんうんうんうん。
ドラえもんの道具が役に立たないと。
うん。
で、もうパワー全開だとか言いながら、
うん。
もうフルパワーでも勝っていくけども、勝てない。そんなバカな。
うん。
これ22世紀の石ありだぞって言うんやけどさ、
うん。
ギガゾンビが、あ、これ23世紀のですって言うね。
うん。
残念でしたと、1世紀負けてましたと。
うん。
というわけで、ドラえもんのテクノロジーを駆使しても、ギガゾンビには勝てないと。
うん。
というわけで、もうドラえもんはここで負けてしまうわけですよ。
はい。
もう絶対絶命ですわ。
うん。
映画の終盤によくある、吊るされて、生贄にされる的なシーンが出てくるとね、みんながね。
うんうんうん。
でも絶対絶命勝てねーってなったときに、ようやくね、外で気がついたのび太たちが助けに入ってきてくれて、穴を抜かれると。
うんうんうんうん。
そっからはもう、形勢逆転ですわね。
はい。
形勢逆転して、ドラえもんの道具、それから幻獣たちの圧倒的な力と。
うん。
で、解放されて、士気を高めた光族が暗闇族と対決して、ということで、ギガゾンビ群を圧倒することができて。
はい。
物語のクライマックスに向かっていって、勝利することができるっていうね、そういう話になっていくと。
うん。
さっき、のび太の助かり方が違うって話したじゃないですか。
はい。
喋るマンモスが出てきてっていう、え?え?っていう展開だったんですけど、これね、タイムパトロールなんです、実は。
はぁ。
マンモスの姿に化けながら、この時代を調査してるタイムパトロール隊だったんですね、小隊が。
そういうこと?
うん。ギガゾンビがこの世界に来てるっていうことらへんまでは掴んでたっぽくて、どうやら。
はいはいはいはい。
ただ、基地の場所を見つけられなくて、困ってたっていうところに、のび太が現れたので、のび太にその基地への潜入を託したと、そういうことだったんですよ。
うーん。
なんで、のび太がドラえもんたちを助けるために、ギガゾンビの基地に潜入して、
あの子はこう、何だったんだろうって言いながら思い出して、それを呼ぶことによって、タイムパトロール隊が突撃してきてね。
はい。
最終的には、みんなのことを助けてくれるっていう、そういう解決の仕方をするわけですね。
うーん。
これが原作の流れなんですけども、僕やっぱりリメイクで、ペガとかグリとかドラコのおかげで助かったっていう中で、インスタントがすごくよかったなというふうに思います、個人的には。
24:03
うーん。
やっぱり途中でね、はぐれてしまって、もう会えなくなるんじゃないかなっていう、別れ方をしたのが、ここでのび太のことを助けてくれるっていうのは、すごくいい流れだと思うし、
漫画として、F先生が書いた物語っていうのは、子供たちが自分でできること以上の活躍をさせないっていうルールがあるわけですね、F先生の中には。
うーん。
なので、手に負えないっていうぐらい敵が強くなったときには、こうやって大人が介入してくれて、解決するっていう流れを作ってるので、コミックとしては僕すごく好きなんですけども、
映画にしたときに若干ちょっと盛り上がりに欠けるなって思ってたところがあったんで。
あー、はいはいはいはい。
それならね、オリジナル展開ではあるけども、のび太たちとペガたちの絆っていうふうに描くのがすごくいいんじゃないかなと思ってて、
僕このリメイク版の展開っていうのはすごく好きなんですよ。
本当にペガたちも出てくる、日本人はどこから来たのかみたいな話も出てくる、未来人が出てきて、タイムパトロールが出てきてって、すごく盛りだくさんな映画なぶん、
ここでペットたちの活躍とのび太の絆っていうのをクローズアップしたっていうのはすごくいいなっていうふうに思いますね。
で、ギガゾンビはタイムパトロールに逮捕されて、暗闇族も元々のスミカのほうに戻っていってと。
光族は日本にね、その後日本になるところに新しい街を作って、それから日本誕生のタイトルの通り、今の我々につながってるのかもしれないねっていう、そういう話になっていくわけですね。
でもね、このペガたちですよ。一緒に20世紀に帰ろうって言うんですけどね、のび太は。それはできないと。
のび太が作った、存在しない生き物なわけですよ、彼らは、実際には。
20世紀には連れて帰ることできないし、かといって、じゃあこの7万年前に置いていくこともできない。
つまり、のび太はここでこの3匹と別れないといけないわけですよね。
タイムパトロールの隊員の人も、のび太の気持ちをすごくわかってくれて、大丈夫だよ、のび太君って。
彼らは未来の空想サファリパークっていうところで、大切にね、暮らしていくんだよっていう時にさ、これもリメイク版で足された演出なんですよ。
泣きながらね、のび太が言うんです、そのタイムパトロールのお姉さんに。
ドラコは食いしん坊だから、食べ過ぎに注意してください。
クリはね、木の枝を取ってくるのが好きなんです。
それから、ペガは毎晩ブラシをかけてあげてくださいって、泣きながらお願いするわけですよね。
27:09
それを見て、ドラえもんたちも大泣きしてしまって。
それ聞いたタイムパトロールのお姉さんはね、しゃがみ込んでのび太の視線にしっかり見合わせて、
わかったわ、しっかり伝えておきますって言って、頭を撫でてくれると。
そういう、ちょっとね、漫画ならではの、すぐ終わっちゃったシーンみたいなところを、しっかり膨らます形でリメイクがされたので、
僕、ドラえもんの映画、昔のやつをリメイクしてまたやりますっていうやつ、結構賛否両論あったりするんですけどもね。
変なオリジナルキャラクター足されちゃって、なんか声優の、タレント声優の仕事が増えたりとか、いろいろね、大人の事情が垣間見えるようなものもあったりするんですけども、
僕、この新日本誕生に関しては、リメイク版の方が好きだったりするんですよ。
なので、ちょっと新しい本の日本誕生見たことないなっていう方も、もしいらっしゃったら、ぜひ見てほしいなというふうに思うんですね。
ちょっとね、これは自分が思っただけなんで、正しいかわかんないんですけど、
89年当時って、映画、割とね、同時上映みたいなのが多かったんですよ。子供向けのやつって。
はいはいはい。
なんか、ドラえもん終わったらドラえもんちゃん始まるとか、なんか短い映画が一緒にセットで上映されるみたいなことがあったので、
よくよく見るとね、のび太の日本誕生も結構短いんです、映画自体の尺が。
へー。
でも、今回っていうか、新しくなった方のリメイク版って、もうこの時代になってきたら同時上映とかないじゃないですか。
一本丸々ね、2時間くらい尺取って、実行で描けるっていう、そこら辺の作成事情、制作事情とかも、もしかしたら影響してるのかもわかんないですよね。
ギガゾンビとの決着についても、原作の漫画とあと89年の映画の方では、タイムバトロールが駆けつけておしまいなんですよね。
のび太たちは、言ったら、追い込まれて、何も意思を報えることはないんです。
へー。
なんですけども、リメイク版ではきっちり最終決戦が描かれてるっていうのも違うしね。
うんうんうんうん。
原作にないシーンをプラスするっていうのは、下手すると打足になってしまって、いやもう、なかったほうが良かったわみたいになりがちなんですが、
今回のね、あの決着のつけ方、すごく印象的だったんで、ここも紹介したいんですが、
1回負けたドラえもんの言ったらリベンジになるわけですよ、ここは。
で、さっき言ってたみたいにさ、ギガゾンビは23世紀の出身で、ドラえもんは22世紀の出身やから、
30:03
秘密道具では絶対に勝てないわけですよ、テクノロジーが負けてるから。
自分もさ、それでは勝てないっていうのが分かってるわけやから、この対決どうやって決着するんやろうって思いながらリメイク版を見てたんですが、
ドラえもんの投げた石やりが、ギガゾンビのほうに飛んでいくじゃないですか。
で、そんなことをしても無駄だって言いながら、ギガゾンビの持ってるほうの石やりで対抗してくるんやけど、なんとそのギガゾンビの石やりが効かないんですよね。
で、ドラえもんの投げた石やりは、まっすぐギガゾンビをめがけて飛んでいって、ヒットすると。
バカな。どんな機械も分解するはずのこの装置がって言うんですが、ドラえもんはね、言うんですね。
それは機械なんかじゃないと。ククルが使ってた本物の石やりなんだって。
偽の歴史が本物の歴史に勝てるわけないだろうって言ってね。
ギガゾンビは未来から来てさ、何もなかったこの時代をテクノロジーで支配しようとしたわけですよね。
マジな石とか言いながら。
偽物の歴史を使って本物の歴史を塗り替えようとしてたギガゾンビに対する、これが答えなわけですね。
機械で彩られた武器じゃなくて、彼らが生活の中で苦労しながら、工夫しながら発展させていたこの道具こそが、
このギガゾンビを打ち破ったっていう、そういう決着のつけ方をしてるところがすごく、すごく好きで、
ただの意思がテクノロジーに勝つっていうね。
ちょっとね、前後したところもあるんですけども、クライマックスの結構ガラッと変わってる感っていうのはあるにしろ、
やっぱりね、丁寧に作ってると思います。この新日本誕生っていうお話は。
とは言いつつ、やっぱり86年のやつも藤子原作を忠実にね、映画化したものであるし、個人的な思い出も強かったりするので、
僕は日本誕生ってお話は、旧版も新版もどっちも好きやなって思いますね。
さっぱさんの好きなキャラクターはドラコですか?
はい。
ね、かわいいよね。
かわいいです。
なかなかその動きの可愛さとかをこのトークでお届けできないのか残念なんですけども、なんか好きなシーンとかあったりします?
えー、なんか水遊びするじゃないですか。結構最初の方で。
あー、あるね、あるね。
あのでかい体で?みたいな感じですけど、めちゃくちゃ楽しそうで、なんか伸びたのこと、本当になんか親として見てる感がもうそこからあったんで、
すごいなんか、絆が深まっていくのを感じながら見るのが楽しかったですね。
そうですね。
そこを丁寧に描いてるからね、一回別れないといけないっていう時のちょっと寂しい感じもだし、最終的に伸びたを救ってくれたのが彼らっていうところもグッとくるし、
33:08
でも一緒には、これ以上一緒にはいられないっていう、運命的な別れみたいなところもグッとくると。
はい、そうですね。
本当にね、日本誕生はね、要素が多い。
子供たちの家出からこんな大きな話につながるっていうスケル感もそうですし、
そのペガとフリとドラコの絆の話もそうだし、ゲストキャラクターのククルの話もそうだし、
贅沢なぐらいね、いろんな見どころがあるので、何回でも楽しめる作品やなって僕は思いますね。
はい。
タイムパトロールが駆けつけて解決っていうのも、実は10年ぶりの伸びたの恐竜オマージュだったりするんかなってね。
あー、なるほどね。
10作目なのでね、これが。
はいはいはい。
久しぶりに日本誕生の話をちょっと語れて、僕も楽しくなりました。
はい。
また大腸編の話ね、またまた取り上げてない作品も多いので、
リクエストがあったときはしたいと思ってるし、何かのきっかけでね、久しぶりにやりましょうって言って語り出すことがあるかもしれないので、
そのときはネタバレたっぷりありで、見た人とあった懐かしいっていう思いをね、共有できたらいいかなっていうふうに思っています。
はい。
というわけで終わっていきましょうか。
はい。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございました。
35:00

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